JP2003223772A - メディアカートリッジ - Google Patents

メディアカートリッジ

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JP2003223772A
JP2003223772A JP2002017906A JP2002017906A JP2003223772A JP 2003223772 A JP2003223772 A JP 2003223772A JP 2002017906 A JP2002017906 A JP 2002017906A JP 2002017906 A JP2002017906 A JP 2002017906A JP 2003223772 A JP2003223772 A JP 2003223772A
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JP
Japan
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shutter member
cartridge
shutter
opening
elastic member
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JP2002017906A
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Fumito Imai
文人 今井
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャッター部材を備えたメディアカートリッ
ジにおいて、シャッター部材を閉位置に保持するための
弾性部材の組立効率を向上させる。 【解決手段】 弾性部材7の形状を、シャッター部材6
の係合部6aと係合してシャッター部材6を係止する係
合部7aを有し、シャッター部材6が閉位置にある際に
シャッター部材6に対してバネ付勢しない略M字形状と
する。この弾性部材7を、上下シェルハーフ2および3
の間の、リブ3aと位置決めピン3bおよびリブ3cと
の間に配置してMDカートリッジ1を組み立てる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、円盤状メディアを
内蔵したメディアカートリッジに関し、特に、記録再生
用ヘッドがアクセスするための開口部を開閉するシャッ
ター部材を、開口部を閉塞する位置に係止するための弾
性部材の構成に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より、磁気ディスクや光磁気ディス
クを扁平ケース内に収容したメディアカートリッジ(以
下、「カートリッジ」と略称する)が提供され、その取
扱いの容易性、低コストといった利点から、主としてコ
ンピュータやオーディオ等用の記録媒体として広く用い
られている。 【0003】上記カートリッジには、一般に記録再生の
ためのヘッドがカートリッジの両面に外部から接触もし
くは近接するため出し入れされるヘッド挿入用開口部
(ヘッドウインドウ)が設けられ、さらにこの開口部に
は不使用時における塵埃等の侵入を防止するための開閉
式シャッター部材が設けられる。 【0004】このシャッター部材は、カートリッジの上
面に沿って設けられてヘッド挿入用開口部の上方を覆う
上面板部と、カートリッジの下面に沿って設けられて磁
気ヘッド挿入用開口部の下方を覆う下面板部と、上面板
部と下面板部を連結してカートリッジ縁に沿う連結板部
とにより断面コ字状に形成されている。そして、シャッ
ター部材の下面板部には、この下面板部から切り起こさ
れて形成されたガイド爪が設けられており、このガイド
爪が、ケースの下面にシャッター部材の開閉方向に沿っ
て刻設された溝に係入して、シャッター部材の開閉動作
を案内し、かつシャッター部材がカートリッジより脱落
することを防ぐように構成されている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
カートリッジにおいてシャッター部材は、通常上記開口
部を閉塞する位置に保持され、記録再生装置に挿入時の
み上記開口部を開放する位置に移動せしめられる。 【0006】このような機構とするために、例えばFD
等では、シャッター部材は、弾性部材(ばね部材)によ
って上記開口部を閉塞する位置に向かってばね付勢され
た状態で該位置に保持される。また、MD等では、シャ
ッター部材が閉位置にある際に、このシャッター部材が
備えるツメに係止し、シャッター部材を閉位置に保持す
るための弾性部材(ばね部材)を備えている。 【0007】しかしながら、カートリッジに上記のよう
なシャッター部材を付勢する弾性部材を用いた場合、カ
ートリッジの組立時に弾性部材を変形させて組み立てる
必要性が生じる場合があり、カートリッジの組立効率が
良好ではない。 【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、シャッター部材を備えたメディアカートリッジに
おいて、シャッター部材を閉位置に保持するための弾性
部材の組立効率を向上させたメディアカートリッジを提
供することを目的とするものである。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明によるメディアカ
ートリッジは、センターコアに固着保持された回転可能
な円盤状メディアを内蔵し、記録再生装置が備える記録
再生用ヘッドがアクセスするための開口部と、開口部を
開閉するように移動可能なシャッター部材と、シャッタ
ー部材を開口部が閉塞される位置に係止するための弾性
部材とを備え、記録再生装置への挿入に伴ってシャッタ
ー部材が、記録再生装置が備えているシャッター開閉部
材によって開口部を開放する位置に移動せしめられるメ
ディアカートリッジにおいて、弾性部材が、凹部を備
え、シャッター部材が開口部を閉塞する位置にある際に
凹部内にシャッター部材を係止し、かつシャッター部材
に対してバネ付勢しないものであることを特徴とするも
のである。 【0010】 【発明の効果】本発明のメディアカートリッジよれば、
センターコアに固着保持された回転可能な円盤状メディ
アを内蔵し、記録再生装置が備える記録再生用ヘッドが
アクセスするための開口部と、開口部を開閉するように
移動可能なシャッター部材と、シャッター部材を開口部
が閉塞される位置に係止するための弾性部材とを備えた
メディアカートリッジにおいて、弾性部材を、シャッタ
ー部材が開口部を閉塞する位置にある際にシャッター部
材に対してバネ付勢しないようにしたので、カートリッ
ジの組立時に弾性部材を変形させて組み立てる必要がな
く、カートリッジの組立効率を向上させることができ
る。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明のメデ
ィアカートリッジの一実施の形態であるMDカートリッ
ジのシャッター閉位置時の上面図(A)、MDカートリ
ッジのシャッター開位置時の上面図(B)、および上面
図(A)中のP矢指部側からの側面図(C)である。 【0012】図1において、MDカートリッジ1は、薄
い平板状のケースを有し、このケース内に、センターコ
アに固着保持された回転可能な円盤状光磁気ディスク4
が内蔵されている。 【0013】上記ケースは、互いに固着された上下のシ
ェルハーフ2および3によって構成され、光磁気ディス
ク4にアクセスする記録再生用ヘッドが挿入される開口
部5が上下のシェルハーフ2および3の対応する位置に
形成され、これら開口部5を開閉するシャッター部材6
が図1の上下方向に摺動自在に設けられている。 【0014】シャッター部材6は、ケースの上下面にそ
れぞれ沿う上下一対の面板部と、これら一対の面板部を
連結してケースの横縁に沿う連結板部とによって断面コ
字状に形成されている。また、シャッター部材6には連
結板部から折り曲げられた係合部6aが形成されてお
り、この係合部6aは後述する弾性部材7とともに上下
のシェルハーフ2および3の間に配されている。 【0015】図2にMDカートリッジ1の上シェルハー
フ2の一部を不表示した部分断面図を示す。上下のシェ
ルハーフ2および3の間には、シャッター部材6が閉位
置にある際に、シャッター部材6を係止する弾性部材7
が設けられている。図3にこの弾性部材7の拡大図を示
す。 【0016】弾性部材7は、略M字形状をしており、略
中央にシャッター部材6の係合部6と係合してシャッタ
ー部材6を係止するための係合部7aが形成されてい
る。また、弾性部材7の両端7dは、リブ3cの壁面上
を円滑に摺動させるために、略U字状に曲げられてい
る。 【0017】上記係合部7aは、2つの凸部7bおよび
7dと、これらの間に形成された凹部7cとからなる。
なお、凹部7cを中心にシャッター部材6の移動方向と
反対側に形成される凸部7bは、シャッター部材6の移
動方向側に形成される凸部7dと比べて高くなってい
る。これにより、シャッター部材6を開位置から閉位置
に移動させた際等に、シャッター部材6が凹部7cを超
えて、凹部7cを中心にシャッター部材6の移動方向と
反対側に行かないようにすることができる。 【0018】この弾性部材7は、下シェルハーフ3に形
成されたリブ3aと位置決めピン3bおよびリブ3cと
の間に配置される。なお、位置決めピン3bは上シェル
ハーフ2に形成してもよい。また、凸部7bとリブ3a
との間隔よりも、位置決めピン3bとリブ3cとの間隔
を広くすることにより、弾性部材7が所定位置以外の場
所に移動することを防ぐことができる。 【0019】なお、弾性部材7は、シャッター部材6が
閉位置にある際に、シャッター部材6に対してバネ付勢
しない形状としている。これにより、MDカートリッジ
1の組立の際に、弾性部材7を変形させずにそのままの
形状で上シェルハーフ2と下シェルハーフ3との間の所
定位置に置くだけでよくなるため、カートリッジの組立
効率を向上させることができる。また、軸穴にピンを嵌
合させる態様と比較して高い組立精度を必要としないこ
とによっても組立効率が向上する。 【0020】このように構成されたMDカートリッジ1
において、シャッター部材6を閉位置から開位置に移動
させる場合は、弾性部材7の凸部7b(図2(B)中の
Q矢指部)を押圧することにより、両端7dが左右に広
がるとともに係合部7a全体が下方に移動し、凸部7d
の高さが係合部6a先端と略同じとなった時点で、シャ
ッター部材6が開位置に向けて移動可能となる。 【0021】なお、通常シャッター部材6の開閉は、M
Dカートリッジ1を記録再生装置に挿抜する際に、記録
再生装置が備えているシャッター開閉部材により自動的
に行われる。 【0022】次に、図4および図5を参照して本発明の
第2の実施の形態について説明する。 【0023】図4はMDカートリッジ11の上シェルハ
ーフ12の一部を不表示した部分断面図であり、図5は
図4中に表示された弾性部材17の拡大図である。な
お、本実施の形態において、MDカートリッジ11の上
面図は第1の実施の形態と同じ(図1)であるため省略
する。また、図4および図5において、図1中の要素と
同等の要素については10を加算した番号を付与し、こ
れらの説明は特に必要の無い限り省略する。 【0024】本実施の形態のMDカートリッジ11は、
第1の実施の形態のMDカートリッジ1から、弾性部材
7の形状を変更したものである。 【0025】本実施の形態の弾性部材17は、略コ字形
状をしており、上辺にシャッター部材16の係合部16
と係合してシャッター部材16を係止するための係合部
17aが形成されている。また、弾性部材17の両端1
7dは、他の部材に対して引っかからないように折り曲
げたものとすることが望ましい。 【0026】上記係合部17aは、2つの凸部17bお
よび17dと、これらの間に形成された凹部17cとか
らなる。なお、凹部17cを中心にシャッター部材16
の移動方向と反対側に形成される凸部17bは、シャッ
ター部材16の移動方向側に形成される凸部17dと比
べて高くなっている。これにより、シャッター部材16
を開位置から閉位置に移動させた際等に、シャッター部
材16が凹部17cを超えて、凹部17cを中心にシャ
ッター部材16の移動方向と反対側に行かないようにす
ることができる。 【0027】この弾性部材17は、下シェルハーフ13
に形成されたリブ13aおよびピン13bと弾性部材1
7の下辺の長さと略等しい幅の凹部が形成されたリブ1
3cとの間に配置される。なお、ピン13bは上シェル
ハーフ12に形成してもよい。このピン13bは、係合
部17aがシャッター部材16aの移動方向と反対側に
所定距離以上動かないようにするために設けられるもの
である。 【0028】なお、弾性部材17は、シャッター部材1
6が閉位置にある際に、シャッター部材16に対してバ
ネ付勢しない形状としている。これにより、MDカート
リッジ11の組立の際に、弾性部材17を変形させずに
そのままの形状で上シェルハーフ12と下シェルハーフ
13との間の所定位置に置くだけでよくなるため、カー
トリッジの組立効率を向上させることができる。また、
軸穴にピンを嵌合させる態様と比較して高い組立精度を
必要としないことによっても組立効率が向上する。 【0029】また、弾性部材17をリブ13cに形成さ
れた凹部内に配置するようにしたので、第1の実施の形
態の弾性部材7と比較して位置決め精度を高くすること
ができる。 【0030】このように構成されたMDカートリッジ1
1において、シャッター部材16を閉位置から開位置に
移動させる場合は、弾性部材17の凸部17b(図4
(B)中のR矢指部)を押圧することにより、角17e
を支点として係合部17a全体が下方に傾き、凸部17
dの高さが係合部16a先端と略同じとなった時点で、
シャッター部材16が開位置に向けて移動可能となる。 【0031】なお、図1に示すように、メディアカート
リッジにおいて目立つ部品であるシャッター部材6に、
メディアカートリッジを記録再生装置に挿入する際の挿
入方向を示す矢印等の図形8を表示することにより、ユ
ーザが容易に挿入方向を識別することが可能となるた
め、より商品性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】第1の実施の形態のMDカートリッジの上面図
および側面図 【図2】第1の実施の形態のMDカートリッジの部分断
面図 【図3】第1の実施の形態の弾性部材の構成図 【図4】第2の実施の形態のMDカートリッジの部分断
面図 【図5】第2の実施の形態の弾性部材の構成図 【符号の説明】 1、11 MDカートリッジ 2、12 上シェル 3、13 下シェル 4、14 光磁気ディスク 5、15 開口部 6、16 シャッター部材 7、17 弾性部材 8 挿入方向表示

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 センターコアに固着保持された回転可能
    な円盤状メディアを内蔵し、記録再生装置が備える記録
    再生用ヘッドがアクセスするための開口部と、該開口部
    を開閉するように移動可能なシャッター部材と、該シャ
    ッター部材を前記開口部が閉塞される位置に係止するた
    めの弾性部材とを備え、前記記録再生装置への挿入に伴
    って前記シャッター部材が、前記記録再生装置が備えて
    いるシャッター開閉部材によって前記開口部を開放する
    位置に移動せしめられるメディアカートリッジにおい
    て、 前記弾性部材が、凹部を備え、前記シャッター部材が前
    記開口部を閉塞する位置にある際に前記凹部内に前記シ
    ャッター部材を係止し、かつ前記シャッター部材に対し
    てバネ付勢しないものであることを特徴とするメディア
    カートリッジ。
JP2002017906A 2002-01-28 2002-01-28 メディアカートリッジ Withdrawn JP2003223772A (ja)

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