JP2003222950A - 雲台及びそれを備えた光学装置 - Google Patents

雲台及びそれを備えた光学装置

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JP2003222950A
JP2003222950A JP2002024135A JP2002024135A JP2003222950A JP 2003222950 A JP2003222950 A JP 2003222950A JP 2002024135 A JP2002024135 A JP 2002024135A JP 2002024135 A JP2002024135 A JP 2002024135A JP 2003222950 A JP2003222950 A JP 2003222950A
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movable
guide groove
yoke
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Toru Sawada
融 澤田
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、動作が速く、位置調節が正確にで
きるボイスコイルモータを利用して光学機器を瞬時に素
早く目的の方向に向けることができる光学装置の提供を
目的の1つとする。 【解決手段】 本発明は、回動自在に設けられたテーブ
ル30と、該テーブル上にスライド移動自在に設けられ
たホルダ部材50と、前記テーブル上に前記テーブルと
異なる方向に回動自在に軸支されて光学機器5が搭載さ
れる可動台70と、前記テーブルをその周回りに回動さ
せる第1の駆動部2と、前記ホルダ部材をスライド移動
させる第2の駆動部3と、前記ホルダ部材のスライド移
動を前記可動台の回動運動に変換する回動変換手段とが
具備されてなり、前記可動台の回動軸が前記第2の駆動
部の外部に設けられてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ、ライト等
の光学機器を上下左右に方向移動させて可動台のの向き
を調整するための雲台またはそれを備えた光学機器に関
する。
【0002】
【従来の技術】監視カメラ等のカメラを水平軸まわりあ
るいは垂直軸まわりに回転駆動する回転台装置として、
従来、図25と図26に示す装置が知られている。これ
らの図に示す装置は、カメラケース100に収納された
カメラ本体101を上下左右方向に駆動するもので、カ
メラケース100の底部中央に逆U字型のブラケット1
02が固定され、このブラケット102に上下回転軸部
103が軸支され、ブラケット102の下方にカメラ回
転台105と水平回転台106が設けられて構成されて
いる。
【0003】前記カメラ回転台106の内部構造は図2
3に示すように、水平回転台106の内部にブラケット
107、107が起立形成され、これらブラケット10
7、107により回転軸108が水平に軸支され、この
回転軸108がギア109とウオームギア110とを介
して上下回動モータ111の回転軸112に接続されて
いる。また、先の回転軸108にブラケット102側の
上下回転軸部103が接続されていて、上下回動モータ
111の回転駆動力により回転軸108が回転されてブ
ラケット102が上下回動されるように構成されてい
る。また、前記水平回転台106はその下方に設けられ
た基板113に水平回転軸部120を介して接続され、
水平回転台106上に設けられた水平回転モータ121
に図示略のギアを介して接続されることにより水平回転
台106が水平面内で回転自在に構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図25と図26に示す
構成の回転台装置は、モータ111、121の回転力を
ギアを介して回転軸108、120に伝達することでカ
メラケース100を上下左右に回転駆動できるように構
成されている。しかしながら、回転軸を有するモータと
ギアによりカメラケース100を上下左右に回転駆動す
る機構では、例えばカメラケース100に風や人力によ
りモータの回転方向と逆方向に負荷が作用した場合にモ
ータの回転軸あるいはギアの部分に負荷がかかり易く、
負荷のかかり方によってはモータの回転軸やギアを損傷
させてしまうおそれがあった。また、モータやギアを用
いた駆動力を基本とする機構では、カメラ本体100を
目的の角度や方向に瞬時に移動させることは不可能であ
り、カメラ本体100の動作速度を向上させることには
限界があり、また、ギアのクリアランスやがた等により
カメラ本体100を正確な方向に素早く移動させて正確
に位置決めすることが難しい問題があった。更に、ギア
を用いた駆動機構ではギアの回転音や噛み合わせの際の
音が発生するので、静音設計することが難しい問題があ
る。
【0005】本発明の目的は、従来の回転駆動モータや
ギアを用いた駆動機構ではなく、瞬時に移動が可能で角
度調節が正確にできるボイスコイルモータを利用して構
成された雲台と、その雲台を備えてカメラやライト等の
光学機器を瞬時に素早く目的の方向に向けることができ
る光学装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の雲台は前記課題
を解決するために、回動自在に設けられたテーブルと、
該テーブル上にスライド移動自在に設けられたホルダ部
材と、前記テーブル上に前記テーブルと異なる方向に回
動自在に軸支された可動台と、前記テーブルをその周回
りに回動させる第1の駆動部と、前記ホルダ部材をスラ
イド移動させる第2の駆動部と、前記ホルダ部材のスラ
イド移動を前記可動台の回動運動に変換する回動変換手
段とが具備されてなり、前記可動台の回動軸が前記第2
の駆動部の外部に設けられてなることを特徴とする。テ
ーブルが回動することで可動台をテーブルの回動する方
向に向けることができ、テーブルの回動方向とは異なる
方向に可動台が回動することで先と異なる方向に可動台
回動させて向けることができ、可動台を目的の方向に向
けることができる。また、可動台の回動軸が第2の駆動
部の外部に設けられていると、可動台に近い部分に可動
台の回動中心を配置することが可能となり、可動台に装
着される機器に近い部分を回転中心とすることが可能と
なり、可動台に装着される機器の回動半径を小さくでき
るので、小型化できる特徴を有する。
【0007】本発明の雲台は前記課題を解決するため
に、前記第1の駆動部と第2の駆動部のうち少なくとも
一方をボイスコイルモータとしたことを特徴とする。テ
ーブルを回動させる機構としてボイスコイルモータを用
いると、テーブルを回動させる場合に素早い動作が可能
であり、光学機器を目的の方向に向けることが素早くで
きるとともに、静かな動作音で回動させることができ
る。また、可動台を回動させる機構としてボイスコイル
モータを用いると、可動台を回動させる場合に素早い動
作が可能であり、光学機器を目的の方向に向けることが
素早くできるとともに、静かな動作音で回動させること
ができる。
【0008】本発明の雲台は前記課題を解決するため
に、前記第1の駆動部を、前記テーブルを回動自在に支
持する支持軸の周囲に設けられた略円環状の複数のヨー
クと、磁石部材と、前記ヨークの1つに沿ってその周方
向に移動自在に支持され前記テーブルに接続されたコイ
ル部材とを具備してなる回動用のボイスコイルモータか
ら構成したことを特徴とする。テーブルを回動させる機
構としてコイル部材を備えたボイスコイルモータを用い
ると、コイル部材につれてテーブルを回動させる場合に
素早い動作が可能であり、光学機器を目的の方向に向け
ることが素早くできるとともに、静かな動作音で回動さ
せることができる。
【0009】本発明の雲台は前記課題を解決するため
に、前記支持軸の周囲に略円環状の内ヨークと中ヨーク
と外ヨークと複数の磁石部材とを同心円状に配置してな
るヨーク部を設け、前記中ヨークに中ヨークの一部を囲
むように配置されて中ヨークに沿ってその周方向に移動
自在にコイル部材を設けて回動用のボイスコイルモータ
を構成してなる。中ヨークに沿ってその周方向に移動す
るコイル部材がテーブルを回動させるので、ボイスコイ
ルモータを回動用として作動させることができ、移動の
素早い、位置決め精度の高い、ギア音等の騒音のない、
静かな駆動形態を得ることができる。また、コイル部材
は中ヨークに沿って移動自在とされているので、テーブ
ルに人力等により不用意に回転付加が作用してもテーブ
ルは空回りするのみであって、機械的な負荷はかからな
いので、テーブルの回動機構に対する負荷が作用し難
く、故障を生じ難い機構とされている。
【0010】本発明の雲台は前記課題を解決するため
に、前記第2の駆動部を、前記テーブル上に設けられた
平板型の複数のヨークと、磁石部材と、前記ヨークの1
つに沿ってその長さ方向に往復移動自在にされたコイル
部材とを具備してなる直線駆動用のボイスコイルモータ
とすることができる。
【0011】本発明の雲台は前記課題を解決するため
に、前記回動変換手段として、前記テーブル上に立設さ
れ弧状のガイド溝と直線状の案内溝が形成されたガイド
盤と、前記ガイド盤の直線状の案内溝に沿って前記テー
ブル上をスライド移動自在に設けられたホルダ部材と、
前記ホルダ部材に押圧されて前記ガイド盤の弧状のガイ
ド溝に沿ってスライド移動自在に設けられた可動台とか
ら構成したものである。ガイド盤の弧状のガイド溝に沿
って可動台が弧状の軌跡で回動するので、可動台に近い
部分に可動台の回動中心を配置することができ、可動台
に装着される機器に近い部分を回転中心とすることが可
能となり、可動台に装着される機器の回動半径を小さく
できるので、小型化できる特徴を有する。また、可動台
の摺動負荷が連続的に変化するので可動台の動作がスム
ーズな作用を奏する。
【0012】本発明の雲台は前記課題を解決するため
に、前記テーブル上に前記ガイド盤が対向状態で一対立
設され、前記各ガイド盤の対向面の下部側に前記テーブ
ルと平行に直線状の案内溝が形成され、前記各ガイド盤
の対向面に前記案内溝の上方に位置する弧状のガイド溝
がその凸側を前記案内溝側に向けて形成され、前記可動
台の両側に突出形成された支持ピンを前記ガイド溝に挿
入して前記可動台が両ガイド盤により吊り持ち支持され
るとともに、前記案内溝に前記可動台を押圧して可動台
を移動させるホルダ部材が装着されてなることを特徴と
する。一対のガイド盤に挟まれた状態で可動台を配置
し、可動台両側に設けた支持ピンを各ガイド盤のガイド
溝に挿入することで可動台を一対のガイド盤で吊り持ち
することができ、この可動台をボイスコイルモータで移
動させることで、ガイド溝に沿う可動台の移動を確保で
きる。
【0013】本発明の雲台は前記課題を解決するため
に、前記軸受部が前記ホルダ部材の上部中央に形成され
たスリット部の底部に形成され、該スリット部がその長
さ方向を前記案内溝の長さ方向と直交する方向に向けて
該直交方向への前記案内ピンの移動を許容した状態にさ
れてなることを特徴とする。ガイド盤のガイド溝に沿っ
て支持ピンが移動して可動台が移動する場合、ガイド溝
には案内されていない案内ピンも可動台の移動軌跡に沿
って移動するが、スリット部の長さ方向への案内ピンの
移動はスリット部が許容する。従って、直線駆動用ボイ
スコイルモータのコイル部材の直線移動はホルダ部材を
介して可動台に伝わり、可動台は弧状のガイド溝に沿っ
て弧状の軌跡を描いて移動することができる。これによ
り可動台に備えられる光学機器を弧状の軌跡に沿って確
実に傾斜移動させることができる。
【0014】本発明の光学装置は、先に説明したいずれ
かの構成の雲台の可動台に光学機器を備えたので、光学
機器を目的の方向に向けることができる。また、その場
合の光学機器の回動の体積をできる限り小さくして装置
の小型化に寄与する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明を更に詳細に説明す
る。図1〜図7は本発明に係る雲台を備えた光学装置の
第1の実施の形態を示すもので、本形態の光学装置A
は、正方形状の板状のベース盤1と、このベース盤1の
上部に設けられた外形円筒状の水平回動用の第1の駆動
部2と、この駆動部2の上に設けられた上下首振り回動
用の第2の駆動部3と、第2の駆動部3により駆動され
る回動変換手段とを具備してなる雲台Uと、先の上下首
振り回動用の駆動部3に着脱自在に装着されたカメラ本
体(光学機器)5を具備して構成されている。
【0016】前記ベース盤1は偏平のボックス型のベー
ス盤本体6と、このベース盤本体6の上面中央部に立設
された筒形の収納部7とを主体として構成され、前記収
納部7の内部には支持軸8が、その下端部8aを支持部
材(Eリング)9によりベース盤本体6の中央部に抜け
止め支持させ、その上端部8bを支持部材(スラストプ
レート)9Aにより収納部7の上端部に抜け止め支持さ
せた状態において前記収納部7の底部側と上部側に収納
された軸受け部材10、11を介して軸回りに回転自在
に設けられている。また、前記支持軸8の底部側には水
平回動方向の角度検出のためのロータリーエンコーダ等
の回転検出器12が、前記ベース盤本体6の内部に収納
される形で設けられ、前記回転検出器12の下方側には
前記ベース盤本体6に収納される形で回動制御用の電気
回路を搭載した基盤13が設けられている。
【0017】前記の構成においては、前記支持軸8の回
動角を計測するロータリーエンコーダ等の回転検出器
(角度センサ)12からの回転角度検出結果が、制御回
路を搭載した基盤13の制御回路へのフィードバック情
報として入力され、この情報に基づいて電子制御により
支持軸8の回動角度検出と制御ができるようになってい
る。
【0018】前記ベース盤本体6の上方であって前記収
納部7の周囲側には、各々鋼板等の強磁性体からなる平
面視略円環状の外ヨーク15と中ヨーク16と内ヨーク
17が略同心円状に配置されている。より詳細には、各
ヨーク15、16、17は360度全円周を占める完全
な円環状ではなく、円周角300度程度とされた略円環
状(平面視C字状)とされている(図3、図7、図10
〜図12参照)。そして、ヨーク15、17の周方向一
端部側には折曲部15a、17aが形成されていて、外
ヨーク15の折曲部15aと内ヨーク17の折曲部17
aをそれらの間に位置するヨーク16の端部16aに重
ねてこれらを貫通する連結ボルト(連結部材)20(図
7参照)により外ヨーク15の折曲部15aと中ヨーク
16の端部16aと内ヨーク17の折曲部17aが連結
一体化されている。前記ヨーク15、16、17の周方
向他端部側には、角筒形のスペーサ21がヨーク15、
16の端部15b、16b間に介挿される(図7参照)
とともに、角筒形のスペーサ22がヨーク16、17の
端部16b、17b間に介挿され、外ヨーク15の端部
15bと、スペーサ21と、中ヨーク16の端部16b
と、スペーサ22と、ヨーク17の端部17bとを重ね
た状態でこれらを貫通する連結ボルト(連結部材)23
(図7参照)によりこれらが一体化され、以上の構成に
よりヨーク15、16、17が略同心円状に一体化され
ている。
【0019】次に、前記外ヨーク15の内側面側には外
ヨーク15の内側面に当接する略円環状(腕輪状)の外
部側磁石部材24が中ヨーク16との間に間隙をあけて
設置され、前記内ヨーク17の外側面側には内ヨーク1
7の外側面に当接する略円環状(腕輪状)の内部側磁石
部材25が中ヨーク16との間に間隙をあけて設置され
ている。図10と図11に内ヨーク17の外形を示し、
図12に中ヨーク16の外形を示すが、内ヨーク17の
周方向各端部側の上下部分側には先の連結ボルト20、
23を螺合するためのネジ付きの孔部17a、17bが
形成され、中ヨーク16の周方向端部上下部分側には先
の連結ボルト20、23を挿通するための穴部16a、
16bが形成されている。
【0020】そして、外部側磁石部材24の一部と内部
側磁石部材25の一部との間の間隙に位置するように縦
長のコイル部材26(図3〜図7参照)が設けられてい
る。このコイル部材26は図7に示す偏平縦長型のボビ
ン27に巻線を施して構成されたコイル28を2つ並列
接続して構成されたもので、並列された個々のコイル2
8に形成されている偏平型の空間部28aに前記中ヨー
ク16を挿通し、中ヨーク16の一部分を部分的にコイ
ル28,28で取り囲むようにした状態で中ヨーク16
に沿ってその周方向に移動自在に中ヨーク16に装着さ
れている。即ち、対になっているコイル28,28は中
ヨーク16に沿ってその周方向に一体化された状態で移
動自在とされている。また、これらのコイル部材26は
外部側磁石部材24及び外ヨーク15と内部側磁石部材
25及び内ヨーク17との間に位置されているので、こ
れらのコイル28、28に電流を流して磁界を発生させ
ることによりコイル部材26自身が中ヨーク16に沿っ
てその周方向に移動する形式の水平回動用のボイスコイ
ルモータVCM29が構成されている。
【0021】前記支持軸8はその上端部を先の外ヨーク
15の上端よりも若干上方に突出させて回転自在に支持
されており、該上端部には円盤状のテーブル30が取り
付けられ、このテーブル30は支持軸8の軸回りに回転
自在に支持されている。このテーブル30の外形を図1
3〜図15に示すが、テーブル30の外周部には110
゜間隔で凹部31、31が形成され、これら凹部31、
31間に位置する部分の裏面側に先のコイル28、28
の端部の幅と奥行きに相当する凹溝32が形成されてい
て、この凹溝32の部分に先のコイル28、28の上端
部が挿入されて接着等の固定手段により固定され、該テ
ーブル30は先のコイル28、28とともに中ヨーク1
6の周方向に回動自在、即ち、テーブル30の周方向に
回動自在とされている。
【0022】なお、先に説明した如く中ヨーク16の周
方向両端部に連結ボルト20、23が挿通され、内ヨー
ク17と外ヨーク15の各端部が重ねられているので、
コイル部材26の回動可能な角度は360゜よりも小さ
い角度とされる。より具体的には、コイル部材26は外
ヨーク15の端部15a側においては外ヨーク15の端
部15aの折曲部分に当接するまで中ヨーク16に沿っ
て回動自在とされており、外ヨーク15の端部15b側
においてはスペーサ21に当接するまで中ヨーク16に
沿って回動自在とされている。従ってコイル部材26と
ともに回動されるテーブル30はその周回りに約190
°程度往復回動自在とされている。
【0023】前記テーブル30の上面には起立された状
態のガイド盤35、35が平行に対向された状態で複数
のボルト36により固定されている。図16〜図18に
ガイド盤35の外形を示すが、これらのガイド盤35は
テーブル30の上面に当接される平面視円弧状の底板3
7と、この底板37に対して直角に延設された支持板3
8とからなり、先の底板37の中央部を貫通してテーブ
ル30のネジ孔30aに螺入されたボルト36によりガ
イド盤35がテーブル30上に起立状態で固定されてい
る。前記支持板38、38の各上端部には円弧状の凹曲
面40が形成されているとともに、支持板38、38の
凹曲面40よりも若干下側には円弧状のガイド溝41が
凹曲面40に平行に形成され、更に支持板38の互いに
対向する側の面の下部側にはテーブル上面と平行な直線
状の案内溝42が形成されている。先に説明したように
ガイド盤35、35がテーブル30の上面に固定されて
支持板38、38が平行に対向された状態において前記
ガイド溝41、41は互いに同じ高さで平行に対向さ
れ、前記案内溝42、42も互いに同じ高さで平行に対
向されている。また、先の一方のガイド盤35の外側面
には、軸受部45を中央上部に有する長方形状のリニア
ポテンショメータ(位置センサ)46がその軸受部45
を先の凹曲面40の中央底部側の外部近傍に位置させて
取り付けられている。
【0024】次に、各ガイド盤35の内側面側には、図
19〜図21に示すホルダ部材(移動コイルホルダ)5
0が装着されている。このホルダ部材50は図19と図
21に示すように板状の底部51とその上部に延設され
た側面視略台形板状の支持部52とからなり、底部51
の一面側にはその両端部に位置する2本の案内突起53
が突出形成され、反対側には支持凹部55が形成されて
いる。また、前記支持部52の上部中央には支持部52
の2/3程度を占める深さのスリット部54が形成さ
れ、スリット部54の底部が丸穴型の軸受部56にされ
ているとともに、前記支持部52の上部側にはスリット
部54を挟むように傾斜面(案内部)52a、52aが
形成されて支持部52の上部側が先窄まり状の先端部5
2Aとされている。これらの各移動コイルホルダ50は
各案内突起53を先に説明したガイド盤35の下部側の
直線状の案内溝42に挿入し、各支持凹部55をテーブ
ル30の中央部側に向けてガイド盤35に添わせられて
いる。そして、左右のガイド盤35、35の内側にそれ
ぞれ位置するホルダ部材50、50の間に、以下に説明
する上部ヨーク60と中央部ヨーク61と下部ヨーク6
2とコイル部材63とを具備してなる直線(往復)移動
用のボイスコイルモータ(VCM)65が設けられてい
る。
【0025】前記上部ヨーク60は先のホルダ部材5
0、50間の間隙よりも若干幅狭の長方形状の鋼板等の
強磁性体からなり、中央部ヨーク61は上部ヨーク60
と同幅の長方形状の鋼板等の強磁性体からなり、下部ヨ
ーク62も同様に上部ヨーク60と同幅の長方形状の鋼
板等の強磁性体からなり、上部ヨーク60と下部ヨーク
62の各の長さ方向両端部側に形成された折曲部60
a、62aを互いに対向させてそれらの間に中央部ヨー
ク61の端部を挟み付け、これらの折曲部60a、62
aとそれらに挟まれた中央部ヨーク61の端部を貫通し
た連結ボルト(連結具)66により一体化され、更に下
部ヨーク62がテーブル30の中央部にボルト止めされ
てテーブル30上に固定されている。また、上部ヨーク
60の下面側には板状の上部側磁石部材58が当接固定
され、下部ヨーク62の上面側には板状の下部側磁石部
材59が当接固定されている。そして、先の中央部ヨー
ク61には中央部ヨーク61の幅方向に位置して中央部
ヨーク61の一部分を取り囲む形状の偏平型のコイル部
材63が挿通され、このコイル部材63が上部側磁石部
材58と下部側磁石部材59との間に位置して中央部ヨ
ーク61の長さ方向に往復移動自在に設けられている。
このコイル部材63は偏平型の中空ボビンに巻線を施し
て構成された中空のものである。
【0026】更に前記コイル部材63は中央部ヨーク6
1の幅方向に沿うように配置され、コイル部材63の長
さ方向両端部は中央部ヨーク61の幅方向両端部外側に
若干突出されており、その突出された両側を先に説明し
たホルダ部材50、50の支持凹部55により挟まれて
支持されていて、コイル部材63が中央部ヨーク61の
長さ方向に移動した場合に先のホルダ部材50、50も
コイル部材63とともに移動されるようになっている。
なおここで、ホルダ部材50、50はそれらに形成され
た案内突起53、53をガイド盤35、35の直線状の
案内溝42に挿入した状態で案内溝42に沿って円滑に
移動できるように構成されている。
【0027】次に、先のホルダ部材50、50の上部側
の間には、図22〜図24に外形を示す可動台70が介
挿されている。この可動台70は、長方形状の板材をそ
の幅方向中央側を起点として幅方向両側部分どうしが互
いに接近するように湾曲させた形状の湾曲板状の基部プ
レート71と、この基部プレート71の上面幅方向中央
側に垂直に立設された支持プレート72とからなる側面
略逆T字型に形成されている。
【0028】前記基部プレート71の幅方向一側の両端
部には、基部プレート71の長さ方向に沿うように支持
ピン73、73が突出形成され、可動台70の幅方向他
側の両端部にも基部プレート71の長さ方向に沿うよう
に支持ピン74、74が突出形成されている。即ち、基
部プレート71の4隅部分に個々に支持ピン73あるい
は支持ピン74が合計4本突出形成されている。更に、
基部プレート71の幅方向中央部側の両端部側には、支
持プレート72の両端側にそれぞれ突出するように案内
ピン75、75が形成されている。これらの案内ピン7
5、75は先の支持ピン74、74よりも若干短く形成
されている。更に、支持プレート72の上部側の一側に
は先の支持ピン73、74と平行に支持ピン76が突出
され、この支持ピン76は先の支持ピン73、74より
も長く形成されている。従って図24に示すように基部
プレート71の一側から可動台70を見た場合、可動台
70の底部側において左側から順に支持ピン74、案内
ピン75、支持ピン73の順で各ピンが配置され、中央
の案内ピン75の上方側に支持ピン76が配置されてい
る。
【0029】以上の如く構成された可動台70は、可動
台70に形成されている最も長い支持ピン76を先に説
明した一方のガイド盤35の外側面に配置されたリニア
ポテンショメータ46の軸受部45に軸支させ、可動台
70の一側の支持ピン73、74の間に先に説明した一
方のホルダ部材50の先端部52Aを挿入し、基部プレ
ート71の他側の支持ピン73、74の間に先に説明し
た他方のホルダ部材50の先端部52Aを挿入し、先の
支持ピン73、74を先に説明した一側のガイド盤35
の円弧状のガイド溝41に挿入し、他側の支持ピン7
3、74を先に説明した他側のガイド盤35の円弧状の
ガイド溝41に挿入し、可動台70の一側の案内ピン7
5を先の一側のホルダ部材50のスリット部54に挿入
し、他側の案内ピン75を先の他側のホルダ部材50の
スリット部54に挿入した状態でガイド盤35、35の
間に吊り持ち支持されている。なお、前記案内ピン75
をホルダ部材50の軸受部56に挿入させて支持ピン7
3、74の間にホルダ部材50の先端部52A、52A
を挿入した状態においてホルダ部材50の傾斜面52
a、52aはそれぞれ支持ピン73、74と若干の間隙
をあけて配置されている。(図4あるいは図5参照)
【0030】以上の構成により、先に説明したホルダ部
材50が直線状の案内溝42に沿って往復移動すると、
ホルダ部材50のスリット部54の内壁が案内ピン75
を押圧して連動させるので、可動台70は支持ピン7
3、73、74、74を円弧状のガイド溝41に添わせ
た状態で弧状の軌跡を描いて揺動することができるよう
に構成され、ガイド盤35、35とホルダ部材50、5
0と可動台70により回動変換手段が構成される。即
ち、案内ピン75をホルダ部材50が連動させて移動さ
せるように構成されている。即ち、先の上部ヨーク60
と中央部ヨーク61と下部ヨーク62と上部側磁石部材
58と下部側磁石部材59とコイル部材63とにより直
線駆動用のボイスコイルモータ65が構成され、このボ
イスコイルモータ65により可動台70の上下首振り回
動ができるように構成されている。
【0031】また、前記リニアポテンショメータ(位置
センサ)46は先のボイスコイルモータ65のコイル部
材63の位置を検出し、可動台70の回動角度を判別す
るために設けられている。前記の構成において、直線駆
動用のボイスコイルモータ65のコイル63の位置を検
出するリニアポテンショメータ46は、このリニアポテ
ンショメータ46による位置検出結果が制御回路を搭載
した先の基盤13の制御回路へのフィードバック情報と
して入力され、このフィードバック情報に基づいて電子
制御により可動台70の上下首振り回動角度の検出と制
御ができるようにされている。
【0032】前記可動台70の支持プレート72には取
付プレート80が前記支持プレート72と取付プレート
80を貫通したボルトにより着脱自在に固定されてお
り、この取付プレート80に小型CCDカメラ等のカメ
ラ本体(光学機器)5が固定されている。このカメラ本
体5は箱型の本体部5Aの中央部に胴鏡筒部5Bを備え
てなり、胴鏡筒部5Bの内部側にレンズ部5Cを備えた
ものである。
【0033】また、先に説明したベース盤1に収納され
ている制御回路を搭載した基盤13の制御回路が図示略
の可撓性配線を介して第1の駆動部2のボイスコイルモ
ータ29のコイル28に接続され、基盤13の制御回路
からコイル28に必要な電流を流すことでコイル28を
中ヨーク16に沿って目的の位置まで回動させることが
できるとともに、制御回路を搭載した基盤13の制御回
路が図示略の可撓性配線を介して第2の駆動部3のボイ
スコイルモータ65のコイル部材63に接続され、基盤
13の制御回路からコイル部材63のコイルに所望の電
流を流すことでコイル部材63を中央部ヨーク61に沿
って目的の位置まで直線往復移動させることができるよ
うに構成されている。
【0034】次に以上の如く構成された光学装置Aの動
作について説明する。光学装置Aに備えられたカメラ本
体5を用いて撮影する場合、カメラ本体5の向きを上下
左右に変更することができる。まず、水平に設置した光
学装置Aにおいてカメラ本体5の向きを左右水平方向に
回動させるには、基盤13から水平回動用のボイスコイ
ルモータ29のコイル28、28に所定の電流を流す。
ボイスコイルモータ29ではコイル28、28への電流
の印加状態に応じてコイル28、28が高速応答して中
ヨーク16に沿ってその周方向に移動し、コイル28、
28の移動とともにテーブル30が必要角度回動するの
で、カメラ本体5を水平方向の所望の向きに素早く水平
回動させることができる。即ち、ボイスコイルモータ2
9では、コイル28、28を流れる電流の方向及び電流
量に対応して磁石24、25とコイル28、28との相
対的な回動方向及び回動量を変化させることができる。
【0035】また、先のボイスコイルモータ29のコイ
ル部材26は中ヨーク16に沿って自由に移動できる状
態とされているので、仮に使用者がテーブル30に手動
により回転力を加えてテーブル30を回転させようとし
ても、テーブル30はコイル部材26が回動できる範囲
内では自由に動くことができる。従って使用者がテーブ
ル30に不意に力を負荷しても、ボイスコイルモータ2
9の機構部分には一切負荷が作用しない。よってテーブ
ル30を手動で回動させてもボイスコイルモータ29に
負荷や損傷を与えることが無い。これに対して従来の如
くギアやモータを用いた回転駆動機構を備えた装置では
使用者が回転駆動機構部分に不意に負荷を作用させると
ギアやモータを損傷させるおそれがあったが、この形態
の構造においては回動部分を損傷させるおそれを有しな
い。
【0036】次に、カメラ本体5の向きを上下方向に首
振り回動させるには、基盤13から上下首振り用の第2
の駆動部3のボイスコイルモータ65のコイル63に電
流を流す。するとコイル63は中央部ヨーク61に沿っ
てその長手方向に移動するので、ホルダ部材50、50
が案内溝42、42に沿って水平移動し、ホルダ部材5
0、50のスリット部54の内壁で可動台70の案内ピ
ン75、75を押して可動台70を円弧状のガイド溝4
1に添わせて移動させ、上下方向に可動台70を首振り
傾斜させることができるので、カメラ本体5を上下方向
に首振り回動させることができる。
【0037】このカメラ本体5の上下回動時にカメラ本
体5を支持している可動台70は弧状のガイド溝41に
沿って弧状の軌跡で移動するので、回動中心を第2の駆
動部の外側、例えば、光学機器5のレンズ部5cから近
い距離に位置する(具体的に図4では弧状のガイド溝4
1の仮想中心位置はカメラ本体5の本体部5Aの中心部
の取付プレート80側の位置Qとなる)ので、カメラ本
体5を図4において上下回動させる場合、このQ点を中
心にカメラ本体5が上下することとなる結果、カメラ本
体5が回動時に占める空間は小さくなる。即ち、例えば
カメラ本体5が単なる1本の回転軸により支持されてい
る場合は、その軸を中心に回動されることとなるが、そ
の場合はその軸が取付プレート80の底部側となるの
で、取付プレート80の底部側を中心に回動することと
なり、回動時に占有する空間は先の場合よりも大きくな
る。従って弧状のガイド溝41に沿って移動する可動台
70を設けた構成の方がカメラ本体5の回動占有空間が
小さくなり、最小の容積で光学機器5の回動が可能とな
り、結果的には雲台の小型化に寄与する。
【0038】また、先のボイスコイルモータ65のコイ
ル63は中央部ヨーク61に沿って自由に移動できる状
態とされているので、使用者がカメラ本体5に上下方向
に不意に負荷をかけた場合でも可動台70とホルダ部材
50、50とコイル部材63が自由に移動できるので、
ボイスコイルモータ65の機構部分には一切負荷が作用
しない。よってカメラ本体5を手動で回動させてもボイ
スコイルモータ65の機構部分に負荷や損傷を与えるこ
とが無い。これに対して従来の如くギアやモータを用い
た回転駆動機構を備えた構成では使用者が回転駆動機構
部分に力を作用させるとギアやモータを損傷させるおそ
れがあったが、前述の構造においては機構部分に負荷を
かけることも損傷させるおそれも有しない。
【0039】次に、カメラ本体5を左右回動及び上下首
振り回動させる駆動部分がいずれもボイスコイルモータ
29、65であることから、ボイスコイルモータ29、
65が本来有する作動音が小さいという特徴を有し、動
作も機敏で早く、位置決め精度も高いという特徴を有す
る。更に本実施形態の光学装置Aには、前記テーブル3
0の回動角を計測するロータリーエンコーダ等の回転検
出器(角度センサ)12が設けられているので、回転検
出器12からの回転角度検出結果を基盤13の制御回路
へのフィードバック情報として入力することができ、こ
の情報に基づいて電子制御によりテーブル30の回動角
度制御ができる。また、直線駆動用ボイスコイルモータ
65のコイル63の位置検出を行って検出結果を基盤1
3の制御回路へのフィードバック情報として入力するこ
とができ、この情報に基づいて電子制御により可動台7
0の回動角度制御、換言すると光学機器5の上下首振り
回動角度調節ができる。
【0040】なお、本実施の形態では光学機器5として
CCDカメラなどのカメラ本体5を装着したが、他の光
学機器を用いても同様の水平回動と首振り効果が得られ
ることはいうまでもない。例えば光学機器5として、レ
ーザ発光機器を装着すれば、小型でかつ高速スキャニン
グが可能なレーザ投射機が得られる。更には、照明機
器、光ファイバ、鏡、ハーフミラー等を光学機器5とし
て備えても良いのは勿論である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、第1の駆
動部によりテーブルを回動させることで光学機器をテー
ブルの回動する方向に向けることができ、第2の駆動部
により可動台を回動させることで光学機器を先と異なる
方向に回動させることができ、光学機器を目的の方向に
向けることができる。更に、回動用のボイスコイルモー
タを備えるならば、テーブルを回動させる場合に素早い
動作が可能であり、光学機器を目的の方向に向けること
が素早くできるとともに、静かな動作音で光学機器を回
動させることができる。また、光学機器を具備させる可
動台を上下回動させる機構として直線駆動用のボイスコ
イルモータを用いると、可動台を移動させる場合に素早
い動作が可能であり、静かな動作音で素早く正確な位置
決め精度で光学機器を移動し得る効果を得ることができ
る。また、弧状のガイド溝に沿って可動台が移動する場
合、可動台に備えた光学機器はガイド溝に沿って円弧状
の軌跡を移動することができるので、回動中心を外側に
設定することができるので、最小の占有容積でもって光
学機器の回動が可能となる。
【0042】本発明は、中ヨークに沿ってその周方向に
移動するコイル部材がテーブルを回動させるので、ボイ
スコイルモータを回動用として作動させることができ、
移動の素早い、位置決め精度の高い、ギア音等の騒音の
ない、静かな駆動形態を得ることができる。また、コイ
ル部材は中ヨークに沿って移動自在とされているので、
テーブルに人力等により不用意に回転負荷が作用しても
テーブルは空回りするのみであって、機械的な負荷がか
からないので、テーブルの回動機構に対する負荷が作用
し難く、故障が生じ難い。
【0043】本発明は、一対のガイド盤に挟まれた状態
で可動台を配置し、可動台両側に設けた支持ピンを両ガ
イド盤のガイド溝に挿入することで可動台を一対のガイ
ド盤で吊り持ちすることができ、この可動台をボイスコ
イルモータで移動させることで、ガイド溝に沿う可動台
の移動ができる。更に、ガイド盤の直線状の案内溝に沿
って移動されるホルダ部材により可動台を押圧移動させ
るならば、両ガイド盤に吊り持ちされた状態の可動台を
ホルダ部材により確実に押圧して移動させることがで
き、これに伴って可動台をガイド盤の弧状のガイド溝に
沿って確実に移動させることができ、光学機器を任意の
角度に正確に速く傾斜させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明に係る光学装置の第1の実施の
形態を示す斜視図である。
【図2】 図2は第1の実施の形態の光学装置の部分透
視図である。
【図3】 図3は第1の実施の形態の光学装置の一部を
断面とし、一部を透視状態とした正面図である。
【図4】 図4は第1の実施の形態の光学装置の一部を
断面とし、一部を透視した右側面図である。
【図5】 図5は第1の実施の形態の光学装置の一部を
断面とし、一部を透視した左側面図である。
【図6】 図6は第1の実施の形態の光学装置の一部を
断面とし、一部を透視した背面図である。
【図7】 図7は第1の実施の形態の光学装置の一部を
透視した平面図である。
【図8】 図8は同光学装置のベース盤を示す平面図で
ある。
【図9】 図9は同光学装置のベース盤を示す側面図で
ある。
【図10】 図10は同光学装置の内ヨークの側面図で
ある。
【図11】 図11は同光学装置の内ヨークの平面図で
ある。
【図12】 図12は同光学装置の中ヨークの側面図で
ある。
【図13】 図13は同光学装置のテーブルを示す平面
図である。
【図14】 図14は同光学装置のテーブルを示す正面
図である。
【図15】 図15は同光学装置のテーブルを示す断面
図である。
【図16】 図16は同光学装置のガイド盤を示す右側
面図である。
【図17】 図17は同光学装置のガイド盤を示す左側
面図である。
【図18】 図18は同光学装置のガイド盤を示す平面
図である。
【図19】 図19は同光学装置のホルダ部材を示す側
面図である。
【図20】 図20は同光学装置のホルダ部材を示す平
面図である。
【図21】 図21は同光学装置のホルダ部材を示す正
面図である。
【図22】 図22は同光学装置の可動台を示す平面図
である。
【図23】 図23は同光学装置の可動台を示す正面図
である。
【図24】 図24は同光学装置の可動台を示す側面図
である。
【図25】 図25は従来のカメラ台の一例を示す斜視
図である。
【図26】 図26は従来のカメラ台の一例を示す分解
斜視図である。
【符号の説明】
1…ベース盤、2…第1の駆動部、3…第2の駆動部、
8…支持軸、5…カメラ本体(光学機器)、15…外ヨ
ーク、16…中ヨーク、17…内ヨーク、24…外部側
磁石部材、25…内部側磁石部材、26…コイル部材、
29…回動用のボイスコイルモータ、30…テーブル、
35…ガイド盤、41…ガイド溝、42…案内溝、50
…ホルダ部材、52A…先端部、53…突起部、54…
スリット部、55…保持凹部、56…軸受部、58…上
部磁石部材、59…下部磁石部材、60…上部ヨーク、
61…中央部ヨーク、62…下部ヨーク、63…コイル
部材、65…直線駆動用のボイスコイルモータ、70…
可動台、73、74…支持ピン、75…案内ピン。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動自在に設けられたテーブルと、該テ
    ーブル上にスライド移動自在に設けられたホルダ部材
    と、前記テーブル上に前記テーブルと異なる方向に回動
    自在に軸支された可動台と、前記テーブルをその周回り
    に回動させる第1の駆動部と、前記ホルダ部材をスライ
    ド移動させる第2の駆動部と、前記ホルダ部材のスライ
    ド移動を前記可動台の回動運動に変換する回動変換手段
    とが具備されてなり、前記可動台の回動軸が前記第2の
    駆動部の外部に設けられてなることを特徴とする雲台。
  2. 【請求項2】 前記第1の駆動部と第2の駆動部のう
    ち、少なくとも一方がボイスコイルモータからなること
    を特徴とする請求項1に記載の雲台。
  3. 【請求項3】 前記第1の駆動部が、前記テーブルを回
    動自在に支持する支持軸の周囲に設けられた略円環状の
    複数のヨークと、磁石部材と、前記ヨークの1つに沿っ
    てその周方向に移動自在に支持され前記テーブルに接続
    されたコイル部材とを具備してなる回動用のボイスコイ
    ルモータからなることを特徴とする請求項1に記載の雲
    台。
  4. 【請求項4】 前記支持軸の周囲に略円環状の内ヨーク
    と中ヨークと外ヨークと複数の磁石部材とを同心円状に
    配置してなるヨーク部が設けられ、前記中ヨークに中ヨ
    ークの一部を囲むように配置されて中ヨークに沿ってそ
    の周方向に移動自在にコイル部材が設けられて回動用の
    ボイスコイルモータが構成されてなることを特徴とする
    請求項3に記載の雲台。
  5. 【請求項5】 前記第2の駆動部が、前記テーブル上に
    設けられた平板型の複数のヨークと、磁石部材と、前記
    ヨークの1つに沿ってその長さ方向に往復移動自在にさ
    れたコイル部材とを具備してなる直線駆動用のボイスコ
    イルモータからなることを特徴とする請求項1、3また
    は4のいずれかに記載の雲台。
  6. 【請求項6】 前記回動変換手段が、前記テーブル上に
    立設され弧状のガイド溝と直線状の案内溝が形成された
    ガイド盤と、前記ガイド盤の直線状の案内溝に沿って前
    記テーブル上をスライド移動自在に設けられたホルダ部
    材と、前記ホルダ部材に押圧されて前記ガイド盤の弧状
    のガイド溝に沿ってスライド移動自在に設けられた可動
    台とを具備して構成されたことを特徴とする請求項1、
    3、4または5のいずれかに記載の雲台。
  7. 【請求項7】 前記テーブル上に前記ガイド盤が対向状
    態で一対立設され、前記各ガイド盤の対向面の下部側に
    前記テーブルと平行に直線状の案内溝が形成され、前記
    各ガイド盤の対向面に前記案内溝の上方に位置する弧状
    のガイド溝がその凸側を前記案内溝側に向けて形成さ
    れ、前記可動台の両側に突出形成された支持ピンを前記
    ガイド溝に挿入して前記可動台が両ガイド盤により吊り
    持ち支持されるとともに、前記案内溝に前記可動台を押
    圧して可動台を移動させるホルダ部材が装着されてなる
    ことを特徴とする請求項6に記載の雲台。
  8. 【請求項8】 前記可動台の両側に該可動台の両側に位
    置するガイド盤の各ガイド溝に挿入されて案内される2
    本の支持ピンが各々形成され、これら2本の支持ピンの
    間に前記支持ピンよりも短く前記ガイド溝に案内されな
    い案内ピンが設けられ、前記ホルダ部材に前記案内ピン
    を受けてホルダ部材に対して可動台を連動させるための
    軸受部が形成されてなることを特徴とする請求項7に記
    載の雲台。
  9. 【請求項9】 前記軸受部が前記ホルダ部材の上部中央
    に形成されたスリット部の底部に形成され、該スリット
    部がその長さ方向を前記案内溝の長さ方向と直交する方
    向に向けて該直交方向への前記案内ピンの移動を許容し
    た状態にされてなることを特徴とする請求項8に記載の
    雲台。
  10. 【請求項10】 前記第1の駆動部と前記第2の駆動部
    の少なくとも一方に前記可動台の位置を検出する手段が
    付設されてなることを特徴とする請求項1〜9のいずれ
    かに記載の雲台。
  11. 【請求項11】 前記第1の駆動部と前記第2の駆動部
    を電気的に駆動する回路が設けられてなることを特徴と
    する請求項1〜10のいずれか1項に記載の雲台。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれかに記載の雲
    台を備え、該雲台の可動台に光学機器が装着されてなる
    ことを特徴とする光学装置。
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