JP2003220472A - ガスシールドアーク溶接用トーチのノズル - Google Patents

ガスシールドアーク溶接用トーチのノズル

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JP2003220472A
JP2003220472A JP2002017167A JP2002017167A JP2003220472A JP 2003220472 A JP2003220472 A JP 2003220472A JP 2002017167 A JP2002017167 A JP 2002017167A JP 2002017167 A JP2002017167 A JP 2002017167A JP 2003220472 A JP2003220472 A JP 2003220472A
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nozzle
torch
arc welding
gas
coating film
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JP2002017167A
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English (en)
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Sotoji Saeki
外司 佐伯
Koji Fujita
浩司 藤田
Hiromi Sasaki
弘美 佐々木
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Kojima Industries Corp
Original Assignee
Kojima Press Industry Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/32Accessories
    • B23K9/328Cleaning of weld torches, i.e. removing weld-spatter; Preventing weld-spatter, e.g. applying anti-adhesives

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arc Welding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ガスシールドアーク溶接用トーチ
のノズルに関し、ブローホール及び融け落ちの発生を減
少可能としたガスシールドアーク溶接用トーチのノズル
を実現することを目的とする。 【解決手段】 電極チップ20と、該電極チップ20を
取り巻き該電極チップ20の回りにシールドガスを誘導
するノズル21を具備したガスシールドアーク溶接用ト
ーチにおいて、前記ノズル21の全表面に耐熱性を有す
る塗膜30を形成して成るように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガスシールドアーク
溶接用トーチのノズルに関する。詳しくは、ガスシール
ドアーク溶接で使用されている溶接用トーチにおいて、
電極を取り巻き該電極の回りにシールドガスを誘導する
ノズルに対しスパッタが付着しないようにしたガスシー
ルドアーク溶接用トーチのノズルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より金属の接合に用いられている方
法の1つとして炭酸ガス(CO)又はアルゴン(A
r)等のシールドガスを用いたアーク溶接法がある。こ
のガスシールド溶接法はコイル状に巻かれた消耗電極
(ワイヤ)が送給モータにより溶接トーチに自動的に送
給されこのワイヤには溶接電源から電極チップを通して
通電することによってワイヤの先端と被溶接部材との間
にアークを発生させ、被溶接部材とワイヤ自身を溶融し
て接合を行う方法である。この際、溶融金属を大気から
遮蔽するために、ノズルからCOガス又はArガス等
のシールドガスを流す。その原理図を図3に示す。
【0003】図3において、符号1は溶接用トーチであ
り、該トーチは電極チップ2、ノズル3、及び電極支持
部材4を具備している。そして電極チップ2には溶接ワ
イヤ5を挿通する孔が穿設され、電極支持部材4には溶
接ワイヤ5及びシールドガスを通す孔4aと、シールド
ガス吐出口4bとが穿設されている。なお、符号6は溶
接ワイヤ5を送給する送給ローラであり、7は電源と電
極チップ2間を接続したケーブルである。
【0004】このように構成されたトーチ1は、電極チ
ップ2を介して溶接ワイヤ5に電圧を印加し、溶接ワイ
ヤ5の先端と溶融金属8との間にアーク9を形成しなが
ら溶接を行うのである。この際ノズル3からは溶接ワイ
ヤ5の周囲にシールドガスを流し溶接ワイヤ5を大気か
ら遮蔽している。なお、符号10は被溶接部材、11は
溶接金属である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなガスシー
ルドアーク溶接用の溶接トーチにおいては、図4に示す
ようにノズル3の外周面には銀メッキが施され、内周面
には銀メッキは施こされていないが、何れの面にも使用
中にスパッタ12が付着し易い。このスパッタ12が付
着すると、ガスの流れが乱され溶接部にブローホールが
発生し、また、スパッタ12が溶着部に落下すると融け
落ちが生ずる等の問題があった。
【0006】本発明は上記従来の問題点に鑑み、ブロー
ホール及び融け落ちの発生を減少可能としたガスシール
ドアーク溶接用トーチのノズルを実現することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1のガスシールドアーク溶接用トー
チのノズルは、電極チップ20と、該電極チップ20を
取り巻き該電極チップ20の回りにシールドガスを誘導
するノズル21を具備したガスシールドアーク溶接用ト
ーチにおいて、前記ノズル21の全表面に耐熱性を有す
る塗膜30を形成して成ることを特徴とする。また、請
求項2は、前記塗膜30には、主成分が耐熱性を有する
エポキシ系樹脂を用いたことを特徴とする。また、請求
項3は、前記塗膜30は、電着塗装により形成されたも
のであることを特徴とする。また、請求項4は、前記塗
膜30は、吹付け塗装により形成されたものであること
を特徴とする。また、請求項5は、前記塗膜30は、塗
装後、焼付け処理されることを特徴とする。
【0008】この構成を採ることにより、耐熱性を有す
る塗膜がスパッタをはじき、その付着を防止するため、
ブローホール及び融け落ちの発生を減少可能としたガス
シールドアーク溶接用トーチのノズルを実現することが
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態を示す
断面図である。同図において符号20は電極チップ、2
1はノズル、22は電極チップ20を支持する電極支持
部材である。該電極支持部材22は大径部に接続して小
径部が形成され、その大小径部の中心にはガス通路23
が穿設され、そのガス通路23から複数のガス放出口2
4が放射状に穿設されている。また、該電極支持部材2
2の小径部には先端に電極チップ21を支持するための
雌ねじ部25が形成され大径部にはノズル21を支持す
るための雄ねじ部26が形成されている。
【0010】また、電極チップ20には中心に溶接ワイ
ヤを挿通する孔27が貫通して形成され、また該コンタ
クトチップ20の一端には雄ねじ28が形成されて前記
電極支持部材22の雌ねじ部25に螺合して支持されて
いる。また、ノズル21は円筒状をなし、その一方の端
部内周に雌ねじ29が形成されて前記電極支持部材22
の雄ねじ部26に螺合して支持されている。また該ノズ
ル21は、その全表面に耐熱性を有する樹脂で塗装され
て塗膜30が形成されている。
【0011】なお、前記ノズル21に施す塗装は、耐熱
性を有する樹脂を電着塗装方法または吹付け塗装方法に
より塗装され、200℃以上で焼き付け処理される。ま
た樹脂塗料としては主成分がエポキシ樹脂よりなるもの
が好ましい。
【0012】このように構成された本実施の形態は図2
の如くにして用いられる。即ち、電極支持部材22に設
けられた孔23より溶接ワイヤ31が挿入され、さらに
該溶接ワイヤ31は電極チップ20の孔27を挿通して
先端を外部に突出されている。この状態で、電極支持部
材22の孔23よりシールドガスを送入しながら、電極
支持部材22と被溶接部材32との間に所定の電圧を印
加する。
【0013】これにより溶接ワイヤ31の先端と被溶接
部材32との間にアークが発生し、その熱により溶接ワ
イヤ31及び被溶接部材32が溶融されて溶接が行われ
る。その際スパッタが発生するが、本実施の形態のノズ
ル21は全表面を耐熱性の塗膜30で覆われているため
スパッタの付着はない。これは、スパッタが金属との親
和力より塗膜との親和力の方が小さいためと思われる。
【0014】
【発明の効果】本発明のガスシールドアーク溶接用トー
チのノズルに依れば、該ノズルの全表面を耐熱性を有す
る塗膜で覆った構成によりスパッタが付着しにくくな
り、ノズルの寿命が延びると共に不良低減に寄与する。
また、塗膜によりノズルのねじの緩みがなくなり、また
塗装が剥げても繰返し塗装することができる等の効果も
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガスシールドアーク溶接用トーチのノ
ズルの実施の形態を示す断面図である。
【図2】本発明のガスシールドアーク溶接用トーチのノ
ズルの実施の形態の使用状態を示す断面図である。
【図3】従来のガスシールドアーク溶接の原理説明図で
ある。
【図4】発明が解決しようとする課題を説明するための
図である。
【符号の説明】
20…電極チップ 21…ノズル 22…電極支持部材 23…ガス通路 24…ガス放出口 25…雌ねじ部 26…雄ねじ部 27…孔 28…雄ねじ 29…雌ねじ 30…塗膜 31…溶接ワイヤ 32…被溶接部材
フロントページの続き (72)発明者 佐々木 弘美 愛知県豊田市下市場町3丁目30番地 小島 プレス工業株式会社内 Fターム(参考) 4E001 LA01 LA02 LE10 LH06 MB02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極チップ(20)と、該電極チップ
    (20)を取り巻き該電極チップ(20)の回りにシー
    ルドガスを誘導するノズル(21)を具備したガスシー
    ルドアーク溶接用トーチにおいて、 前記ノズル(21)の全表面に耐熱性を有する塗膜(3
    0)を形成して成ることを特徴とするガスシールドアー
    ク溶接用トーチのノズル。
  2. 【請求項2】 前記塗膜(30)には、主成分が耐熱性
    を有するエポキシ系樹脂を用いたことを特徴とする請求
    項1に記載したガスシールドアーク溶接用トーチのノズ
    ル。
  3. 【請求項3】 前記塗膜(30)は、電着塗装により形
    成されたものであることを特徴とする請求項1に記載し
    たガスシールドアーク溶接用トーチのノズル。
  4. 【請求項4】 前記塗膜(30)は、吹付け塗装により
    形成されたものであることを特徴とする請求項1に記載
    したガスシールドアーク溶接用トーチのノズル。
  5. 【請求項5】 前記塗膜(30)は、塗装後、焼付け処
    理されることを特徴とする請求項3又は4に記載したガ
    スシールドアーク溶接用トーチのノズル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102013406A (zh) * 2009-09-03 2011-04-13 日月光半导体制造股份有限公司 打线机台及适用于打线机台的遮蔽气体供应装置
CN106552988A (zh) * 2015-09-24 2017-04-05 魏杰 一种焊接喷嘴
KR101804723B1 (ko) * 2017-02-14 2017-12-05 김상천 이산화탄소 용접 토치용 세라믹 노즐 및 이의 제조방법

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