JP2003220271A - 遊技機の管理システム及び遊技機 - Google Patents

遊技機の管理システム及び遊技機

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JP2003220271A
JP2003220271A JP2002022072A JP2002022072A JP2003220271A JP 2003220271 A JP2003220271 A JP 2003220271A JP 2002022072 A JP2002022072 A JP 2002022072A JP 2002022072 A JP2002022072 A JP 2002022072A JP 2003220271 A JP2003220271 A JP 2003220271A
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Masahiro Takagi
正宏 高木
Hiroaki Niwa
浩晃 丹羽
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Maruhon Industry Co Ltd
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Maruhon Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定条件の成立した遊技機の機種を遊技ホー
ル内に知らしめることができる遊技機の管理システムを
提供する。 【解決手段】 ホストコンピュータ300は、台番号0
30のパチンコ機10Aから大当たり信号が出力された
際には、「ゼロサンゼロ番台大当たり」と音声出力する
と共に、音ROM312Aから効果音データを読み出
し、パチンコ機10Aにて出力される効果音と同じ効果
音を同時に出力する。これにより、大当たりが発生した
台の番号のみでなく、大当たりが発生した機種がパチン
コ機(海へ行こう)10Aであることをホール内に知ら
しめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、大当たり等の所
定条件の成立によりそれぞれの効果音を音声出力する複
数種類の遊技機をコンピュータで管理し、所定条件の成
立した遊技機から所定条件の成立を知らせる信号がコン
ピュータ側へ出力された際に、当該遊技機の番号をコン
ピュータ側から音声出力する遊技機の管理システム、及
び遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機、スロットル等の遊技機を設
けた遊技場では、遊技機で大当たりが発生すると、当該
遊技機から大当たり信号をホストコンピュータ(ホール
コンピュータ)へ出力し、ホストコンピュータで、大当
たりの発生した遊技機の番号を合成音声で出力(店内放
送)することで、遊技場全体の興趣を高めることが行わ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、大当た
りの発生した遊技機の番号のみの放送しても、店内の遊
技者はどの機種の遊技機で大当たりが発生したか分から
ず、機種を選択する上での有効な情報になっていなかっ
た。
【0004】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、所定条
件の成立した遊技機の機種を遊技ホール内に知らしめる
ことができる遊技機の管理システム及び遊技球を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上述した
課題を解決するため本発明は、所定条件の成立によりそ
れぞれの効果音を音声出力する複数種類の遊技機をコン
ピュータで管理し、前記所定条件の成立した遊技機から
所定条件の成立を知らせる信号が前記コンピュータ側へ
出力された際に、当該遊技機の番号を前記コンピュータ
側から音声出力する遊技機の管理システムであって、
前記コンピュータ側に、前記複数種類の遊技機の各効果
音を再生するためのデータを保持し、前記所定条件の成
立した遊技機から所定条件の成立を知らせる信号が出力
された際に、前記コンピュータが当該遊技機の番号を音
声出力すると共に、当該種類の遊技機での効果音を音声
出力することを技術的特徴とする。
【0006】請求項1の遊技機の管理システムは、コン
ピュータ側に、複数種類の遊技機の各効果音を再生する
ためのデータを保持し、所定条件の成立した遊技機から
所定条件の成立を知らせる信号がコンピュータ側へ出力
された際に、当該遊技機の番号を音声出力すると共に、
当該種類の遊技機での効果音を音声出力する。このた
め、所定条件の成立(例えば、大当たりの発生)した遊
技機の番号のみでなく、遊技機特有の効果音を再生する
ことで、所定条件の成立した遊技機の機種を遊技ホール
内に知らしめることができる。また、コンピュータ側
に、複数種類の遊技機の各効果音を再生するためのデー
タを保持させるため、所定条件の成立を知らせる信号の
みを出力する既存の遊技機を使って、コンピュータ側で
の効果音の再生が可能である。
【0007】請求項2の発明は、所定条件の成立により
それぞれの効果音を音声出力する複数種類の遊技機をコ
ンピュータで管理し、前記所定条件の成立した遊技機か
ら所定条件の成立を知らせる信号が前記コンピュータ側
へ出力された際に、当該遊技機の番号を前記コンピュー
タ側から音声出力する遊技機の管理システムであって、
前記所定条件の成立した遊技機から所定条件の成立を知
らせる信号と共に効果音再生用データが出力された際
に、前記コンピュータが当該遊技機の番号を音声出力す
ると共に、当該効果音再生用データに基づき効果音を音
声出力することを技術的特徴とする。
【0008】請求項2の遊技機の管理システムは、所定
条件の成立した遊技機から所定条件の成立を知らせる信
号と共に効果音再生用データが出力された際に、コンピ
ュータが当該遊技機の番号を音声出力すると共に、当該
効果音再生用データに基づき効果音を音声出力する。こ
のため、所定条件の成立(例えば、大当たりの発生)し
た遊技機の番号のみでなく、遊技機特有の効果音を再生
することで、所定条件の成立した遊技機の機種を遊技ホ
ール内に知らしめることができる。遊技機側からコンピ
ュータへ効果音再生用データを出力するため、コンピュ
ータ側での設定を変えること無しに、遊技機の入れ替え
に対応することが可能である。
【0009】請求項3の発明は、所定条件の成立により
効果音を音声出力する遊技機であって、前記所定条件成
立の際に、管理用のコンピュータに対して所定条件の成
立を知らせる信号を出力する遊技機において、前記所定
条件成立の際に、前記所定条件の成立を知らせる信号と
共に、効果音再生用データを前記管理用のコンピュータ
へ出力することを技術的特徴とする。
【0010】請求項3の遊技機は、所定条件成立の際
に、所定条件の成立を知らせる信号と共に、効果音再生
用データを管理用のコンピュータへ出力する。このた
め、コンピュータが、所定条件の成立(例えば、大当た
りの発生)した遊技機の番号のみでなく、遊技機特有の
効果音を再生することができ、これにより、所定条件の
成立した遊技機の機種を遊技ホール内に知らしめること
が可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の遊技機の管理シス
テムの実施形態について図を参照して説明する。 [第1実施形態]図1は、本発明の第1実施形態に係る管
理システムの概要を示す説明図である。ホールに設けら
れたホストコンピュータ300は、3種類のパチンコ機
10A、10B、10Cを管理するようになっている。
パチンコ機10Aは、機種名「海へ行こう」で、ホール
内に30台設けられ、001〜030の台番号が付けら
れている。パチンコ機10Bは、機種名「山へ行こう」
で、20台設けられ、031〜050の台番号が付けら
れている。パチンコ機10Cは、機種名「街へ行こう」
で、41台設けられ、051〜091の台番号が付けら
れている。ここで、「海へ行こう」のパチンコ機10A
で大当たりが発生した際には、海にちなんだテーマ音楽
が効果音として当該パチンコ機から音声出力され、「山
へ行こう」のパチンコ機10Bで大当たりが発生した際
には、山にちなんだテーマ音楽が効果音として出力さ
れ、「街へ行こう」のパチンコ機10Cで大当たりが発
生した際には、街にちなんだテーマ音楽が効果音として
出力される。即ち、大当たりが発生した際には、各パチ
ンコ機にて、機種に応じた効果音が出力されるようにそ
れぞれ構成されている。各パチンコ機は、大当たりが発
生した際に、大当たり信号をホストコンピュータ300
側へ出力するように構成されている。
【0012】30台のパチンコ機10A、20台のパチ
ンコ機10B、41台のパチンコ機10Cを集中管理す
るホストコンピュータ300は、パチンコ機からの大当
たり信号等を入力するための入力端子302と、スピー
カ314へ音声信号を出力するための出力端子304
と、CPU306と、RAM308と、ROM310
と、パチンコ機10Aの上記効果音のデータを保持する
音ROM312Aと、パチンコ機10Bの上記効果音の
データを保持する音ROM312Bと、パチンコ機10
Cの上記効果音のデータを保持する音ROM312Cと
を備えている。
【0013】ホストコンピュータ300は、例えば、台
番号030のパチンコ機10Aで大当たりが発生し、大
当たり信号が出力された際には、台番号030を合成
音、例えば、「ゼロサンゼロ番台大当たり」と音声出力
すると共に、音ROM312Aから効果音データを読み
出し、パチンコ機10Aにて出力される効果音と同じ効
果音(海にちなんだ効果音)を、上述した「ゼロサンゼ
ロ番台大当たり」の音声出力のバックミュージックとし
て同時に出力する。これにより、大当たりが発生した台
の番号のみでなく、大当たりが発生した機種がパチンコ
機(海へ行こう)10Aであることをホール内に知らし
める。
【0014】引き続き、上記管理システムにより管理さ
れるパチンコ機10Aの主要構成について、本実施形態
のパチンコ機を正面から見た説明図である図2を参照し
て説明する。
【0015】パチンコ機10Aには、内枠11が開閉可
能に備えられており、その内枠11には、金枠12が開
閉可能に取付けられており、さらに金枠12には、ガラ
ス枠26が開閉可能に取付けられている。ガラス枠26
の裏面側には、遊技盤13が配置されている。内枠11
の右側には、ガラス枠26開閉用の鍵を差し込む鍵穴1
5を備えた鍵穴飾り16が設けられている。
【0016】ガラス枠26の下には、前面板18が設け
られており、この前面板18の左側上部には、賞球及び
貸球が導出される上皿賞球排出口19が形成されてお
り、この上皿賞球排出口19の排出側には、その上皿賞
球排出口19から排出された遊技球を溜めておくための
上皿20が取り付けられている。上皿20の前面には、
遊技球を貸し出すための貸球ボタン92と、プリペイド
カードを返却するための返却ボタン94とが設けられて
いる。上皿20の下方には、その上皿20で収容しきれ
なくなった賞球を排出するための下皿賞球排出口21が
形成されており、この下皿賞球排出口21の排出側に
は、その下皿賞球排出口21から排出された賞球を溜め
ておくための下皿22が設けられている。
【0017】下皿22の右方には、上皿20から供給さ
れた遊技球を遊技盤13へ発射する発射モータ(図示せ
ず)を操作するための発射ハンドル23が、回転可能に
取付けられており、その発射ハンドル23には、発射途
中で発射を停止するための発射停止ボタン24が設けら
れている。また、上皿20の右方には、上皿20に溜め
られた賞球を下皿22へ抜くための上皿球抜きレバー2
5がスライド可能に取付けられている。
【0018】さらに、パチンコ機の左側には、プリペイ
ドカードユニット(球貸出機:CRサンド)27が設け
られている。プリペイドカードユニット27の上部に
は、球貸出個数設定表示装置28が設けられている。貸
球ボタン92が押されると、球貸出個数設定表示装置2
8に設定された金額に相当する個数の遊技球が、パチン
コ機内部から上皿20へ貸し出される。プリペイドカー
ドユニット27の下部にはプリペイドカードを挿入する
スリット27aが設けられている。
【0019】次に、遊技盤13の構成について図3を参
照して説明する。遊技盤13の略中央にはセンターケー
ス30が配置されている。センターケース30には、天
入賞口31と、液晶表示で特別図柄を表示する特別図柄
表示器34と、この特別図柄表示器34の始動される回
数を表示する4個のLEDからなる特別図柄記憶LED
35とが備えられている。
【0020】センターケース30の下方には、特別図柄
表示器34を作動させるための第1種始動口41が設け
られており、この第1種始動口41の下部には普通電動
役物42が設けられている。開放された普通電動役物4
2は、第1種始動口41と同様に、特別図柄表示器34
を作動開始させる機能を備えている。
【0021】第1種始動口41の下方には、当たりの発
生時に開放される扉形式の大入賞口51が開閉可能に取
り付けられており、この大入賞口51の両側には、普通
入賞口52,52がそれぞれ設けられている。また、大
入賞口51の内部には、特定領域(図示せず)が形成さ
れている。左側の普通入賞口52の左側(外側)には、
3個のLEDからなる普通図柄表示装置32が、右側の
普通入賞口52の右側(外側)には、普通図柄表示装置
32の始動される回数を表示する4個のLEDからなる
普通図柄記憶LED33が配置されている。
【0022】センターケース30の左右には、普通図柄
表示装置32を作動させるための普通図柄作動ゲート4
0,40が設けられている。普通電動役物42は、普通
図柄表示装置32の停止図柄が所定の当たり図柄となっ
た場合に開放されるよう構成されている。遊技盤13の
下方には、入賞しなかった遊技球をアウト球として回収
するアウト口65とが設けられている。
【0023】また、普通図柄表示装置32、または、普
通電動役物42の作動中に遊技球が普通図柄作動ゲート
40を通過した場合は、最初の4個までが始動記憶とな
り、普通図柄記憶LED33の点灯数でもって記憶数が
表示され、普通図柄が変動可能となると、その始動記憶
に基づいて変動が開始される。
【0024】液晶表示装置(LCD)からなる特別図柄
表示器34は、遊技球が第1種始動口41または開放し
た普通電動役物42に入賞した際に、0〜9の10種類
の図柄を左表示領域34a、中表示領域34b、右表示
領域34cの3箇所の図柄表示領域に変動表示する。
【0025】そして、変動開始後、所定の変動固定時間
が経過すると、左表示領域34a、右表示領域34c、
中表示領域34bの順に変動を停止し、図柄が一致、例
えば、図中に示すように1,1,1で揃うことにより大
当たりとなって大入賞口51が開放される。
【0026】特別図柄表示器34が作動中、または、大
当たり状態の時に、遊技球が第1種始動口41または開
放した普通電動役物42に入賞した場合は、最初の4個
までが始動記憶となり、特別図柄記憶LED35によっ
て記憶数が表示される。そして、特別図柄が変動可能な
状態になると、その始動記憶に基づいて変動が開始され
るとともに、特別図柄記憶LED35が1つ消灯され
る。
【0027】次に、パチンコ機10Aの電気的構成につ
いてそれをブロック図で示す図4を参照して説明する。
パチンコ機10Aには、遊技全般を制御する主基板10
0が設けられており、この主基板100には、特別図柄
表示器34を制御する特別図柄制御装置120,パチン
コ機に配設された各LEDランプを制御するランプ制御
装置140、音声出力を制御する音声制御装置170、
賞球及び貸球の払い出しを制御する払出制御基板190
が接続されている。
【0028】主基板100には、特別図柄制御装置12
0などの制御を行うCPU102と、このCPU102
が実行する制御プログラムが記憶されたROM104
と、CPU102が制御プログラムを実行する際にRO
M104から読出された制御プログラムを一時的に記憶
するRAM106とが搭載されている。
【0029】同様に、効果音等の音声出力を制御する音
声制御装置170にも、制御を行うCPU172と、こ
のCPU172が実行する制御プログラムが記憶された
ROM174と、CPU172が制御プログラムを実行
する際にROM174から読出された制御プログラムを
一時的に記憶するRAM176と、効果音等の音声デー
タを保持する音ROM178とが搭載されている。
【0030】主基板100には、更に、盤面中継基板2
10が接続されている。該盤面中継基板210には、普
通電動役物42を開放する普通電動役物用ソレノイド2
12と、普通図柄表示装置32を制御する普通図柄表示
基板214と、普通図柄作動用のゲートスイッチ216
と、入賞検出スイッチ220,222,224と、大入
賞口中継基板230とが接続されている。当該大入賞口
中継基板230には、特定領域ソレノイド232と、大
入賞口51を開放する大入賞口用ソレノイド234と、
特定領域の通過を検出する特定領域スイッチ236と、
大入賞口への入賞数を計数するカウントスイッチ238
とが接続されている。
【0031】主基板100には、また、遊技枠中継基板
240が接続されている。該遊技枠中継基板240に
は、センサ中継基板246が接続されている。
【0032】また、主基板100には、第1種始動口を
通過した遊技球を検出する第1種始動口スイッチ20
2、及び、入賞、エラー発生等に関する情報をパチンコ
ホールの管理室などに設けられたホストコンピュータ
(ホールコンピュータ)300(図1参照)へ送信する
ための遊技盤情報端子基板280が接続されている。
【0033】上述した払出制御基板190には、図2を
参照して上述した遊技球を貸し出すための貸球ボタン9
2と、プリペイドカードを返却するための返却ボタン9
4とが接続されている。更に払出制御基板190には、
発射ハンドル23に内蔵された発射スイッチ252から
出力される信号に従って発射モータ254を制御する発
射モータ駆動基板250と、CR接続基板260と、払
出中継基板270とが接続されている。CR接続基板2
60には、カードを処理するための遊技機外装置部分2
62が接続されている。一方、払出中継基板270に
は、球切れを検出する貸球切れスイッチ242、賞球ユ
ニット272及び貸球ユニット274が接続されると共
に、センサ中継基板246を介して遊技枠中継基板24
0が接続されている。賞球ユニット272には、賞球払
出を検出する賞球払出センサ(図示せず)、賞球を払い
出すための賞球払出モータ276が収容されている。
【0034】主基板100、特別図柄制御装置120、
ランプ制御装置140,音声制御装置170、払出制御
基板190には、主電源292の電力が、電源基板29
0から電力線Pを介して供給されるようになっている。
【0035】次に、図3及び図4を参照し第1実施態様
のパチンコ機による遊技のあらまし及びパチンコ機での
処理について説明する。
【0036】〔普通図柄表示装置による遊技〕ここで
は、まず、普通図柄作動ゲート40、40への遊技球の
通過に伴うについて説明する。遊技球が普通図柄作動ゲ
ート40、40を通過すると、普通図柄表示装置32の
左上ダイオード、中央ダイオード、右下ダイオードが順
次点灯(変動表示)する。
【0037】ここで、普通図柄表示装置32の変動表示
中、又は、普通電動役物42の開放中に、更に、遊技球
が普通図柄作動ゲート40、40を通過すると、普通図
柄記憶LED33のLEDが順次点灯し、普通図柄表示
装置32の変動が開始になる都度消されることにより記
憶個数が表示される。なお、上述した遊技球が普通図柄
作動ゲート40、40を通過してもそれが記憶されるの
は最初の4個までで、それ以上の値は保持されない。こ
の入賞が記憶されている状態においては、普通図柄表示
装置32での変動停止後、再び変動が開始される。
【0038】普通図柄表示装置32の変動開始後、変動
固定時間である28秒変動させた後、表示図柄が後述す
る乱数によって選択された停止図柄と一致したときに変
動を停止させる。ここで、左上ダイオード、又は、右下
ダイオードのいずれか1個でも点灯した状態であれば、
当たりとなり、普通電動役物42が0.5秒間開放され
る。
【0039】〔特別図柄表示器による遊技〕引き続き、
特別図柄表示器34による遊技について説明する。遊技
球が第1種始動口41又は普通電動役物42へ入賞する
と、特別図柄表示器34は、各表示領域34a、34
b、34cにて0〜9の図柄の変動をそれぞれ開始す
る。そして、予め設定された時間が経過すると、左表示
領域34aの図柄を停止、次に、右表示領域34cの図
柄を停止し、最後に、中表示領域34bの図柄を停止す
る。ここで、左表示領域34a、中表示領域34b、右
表示領域34cの図柄が異なる場合には、ハズレとな
る。他方、図3中に示すように図柄が同一のときには、
大当たりとなる。
【0040】大当たりが発生すると、遊技盤情報端子基
板280(図4参照)を介して大当たり信号がホストコ
ンピュータへ出力される。同時に、音声制御装置170
が、音ROM178に保持されている音声データに基づ
き、当該パチンコ機10A(機種:海へ行こう)の海に
ちなんだ効果音を再生する。そして、大入賞口51を約
29.5秒開放して、遊技球の非常に入賞し易い状態を
提供する。そして、該29.5秒の経過又は開放時間内
であっても遊技球が9個入賞することにより大入賞口5
1が閉じられる。この大入賞口51の開放中に、入賞球
が特定領域(図示せず)を通過することにより大入賞口
51は再び開放される。なお、この大入賞口51の開放
回数は最高16回までである。
【0041】そして、大入賞口51の開放中に遊技機が
特定領域を通過しなかった場合、もしくは前記最高の1
6回の開放を繰り返した際には、大入賞口の開放を終了
する。本実施形態では、大入賞口51に数個の入賞があ
れば、入賞した遊技球の内のいずれかが特定領域を通過
するように設定されており、大入賞口の開放中に遊技球
の発射が途絶えない限り、ほぼ確実に上限の16回まで
大入賞口の開放が繰り返されるように設定されている。
【0042】ここで、特別図柄表示器34にて0〜9の
図柄の変動表示を行っている最中に、更に、第1種始動
口41又は普通電動役物42へ遊技球が入賞すると、こ
の入賞個数が記憶され、特別図柄記憶LED35にて順
次表示される。なお、上述した遊技球が第1種始動口4
1に入賞してもそれが記憶されるのは最初の4個まで
で、それ以上の値は保持されない。この入賞が記憶され
ている状態においては、特別図柄表示器34での変動停
止後、再び変動が開始される。
【0043】ここで、パチンコ機10Aで大当たりが発
生して、大当たり信号が出力された際のホストコンピュ
ータ300側での処理について、図1の説明図、及び、
図5のフローチャートを参照して説明する。ホストコン
ピュータ300は、大当たり信号を受信すると(S1
2:Yes)、先ず、大当たり信号を送信した台番号
を、大当たり信号に含まれるパチンコ機台毎のIDに基
づき検出する(S14)。ここでは、図1中に示すパチ
ンコ機10Aの台番号として030が検出されたものと
する。そして、上述したパチンコ機台毎のIDに基づい
て機種を特定する(S16)。ここでは、パチンコ機1
0Aの機種として「海へ行こう」が特定されたものとす
る。
【0044】その後、ホストコンピュータ300は、
「海へ行こう」の効果音データが保持されている音RO
M312Aから当該効果音データを読み出し(S1
8)、上述した台番号030の「ゼロサンゼロ台大当た
り」との音声を、上記「海へ行こう」の効果音と共に音
声合成し(S20)、店内放送用のスピーカ314から
音声出力する(S22)。そして、音声出力の完了によ
り(S24:Yes)、処理を終了する。なお、図1中
に示すパチンコ機10B(山へ行こう)にて大当たりが
発生した際には、「山へ行こう」の効果音が保持された
音ROM312Bの音声データから効果音が合成され、
パチンコ機10C(街へ行こう)にて大当たりが発生し
た際には、「街へ行こう」の効果音が保持された音RO
M312Cの音声データから効果音が合成されることに
なる。
【0045】第1実施形態では、ホストコンピュータ3
00は、上述したように台番号030のパチンコ機10
Aで大当たりが発生した際には、「ゼロサンゼロ番台大
当たり」と音声出力すると共に、音ROM312Aから
効果音データを読み出し、パチンコ機10Aにて出力さ
れる効果音と同じ効果音(海にちなんだ効果音)を、上
述した「ゼロサンゼロ番台大当たり」の音声出力のバッ
クミュージックとして同時に音声出力する。これによ
り、大当たりが発生した台の番号のみでなく、大当たり
が発生した機種がパチンコ機(海へ行こう)10Aであ
ることをホール内に知らしめることができる。また、第
1実施形態では、ホストコンピュータ300側に、複数
種類の遊技機の各効果音を再生するためのデータを保持
させる音ROM312A、312B、312Cを備える
ため、大当たり信号のみを出力する既存の遊技機を使っ
て、ホストコンピュータ300側での効果音の再生が可
能である。
【0046】[第2実施形態]引き続き、本発明の第2実
施形態に係る遊技機の管理システムについて説明する。
上述した第1実施形態では、ホストコンピュータ300
側に効果音のデータを保持させた。これに対して、第2
実施形態では、パチンコ機側から音声データをホストコ
ンピュータ300へ送信するように構成されている。
【0047】図6は、第2実施形態の遊技機の管理シス
テムの構成を示している。ここで、第2実施形態では、
ホストコンピュータ300側に音ROMが設けられてい
ない。図7は、第2実施形態のパチンコ機10Aの電気
的構成を示すブロック図である。第2実施形態のパチン
コ機は、図4を参照して上述した第1実施形態と同様で
ある。しかし、第2実施形態では、音声制御装置170
の音ROM178に保持された音声データが、主基板1
00からの指令により遊技盤情報端子基板280を介し
てホストコンピュータ300へ送信されるように構成さ
れている。
【0048】図8は大当たりが発生した際のパチンコ機
10Aの主基板100によるホストコンピュータ300
への大当たり信号送信処理を示している。主基板100
は、大当たりが発生すると(S52:Yes)、遊技盤
情報端子基板280を介してホストコンピュータ300
へ大当たり信号を送出する(S54)。そして、音声制
御装置170に制御指令を送り、音ROM178に保持
された音声データを遊技盤情報端子基板280を介して
ホストコンピュータ300へ送信させる(S56)。
【0049】パチンコ機10Aで大当たりが発生し大当
たり信号が出力された際のホストコンピュータ300側
での処理について、図6の説明図、及び、図9のフロー
チャートを参照して説明する。ホストコンピュータ30
0は、大当たり信号を受信すると(S12:Yes)、
先ず、大当たり信号を送信した台番号を、大当たり信号
に含まれるパチンコ機台毎のIDに基づき検出する(S
14)。ここでは、図6中に示すパチンコ機10Aの台
番号として030が検出されたものとする。そして、上
述したパチンコ機台毎のIDに基づいて機種を特定する
(S16)。ここでは、パチンコ機10Aの機種として
「海へ行こう」が特定されたものとする。
【0050】その後、遊技盤情報端子基板280を介し
て音声制御装置170から音ROM178に保持された
音声データが送られると(S17:Yes)、上述した
台番号030の「ゼロサンゼロ台大当たり」との音声
を、上記「海へ行こう」の効果音と共に音声合成し(S
20)、店内放送用のスピーカ314から音声出力する
(S22)。そして、音声出力の完了により(S24:
Yes)、処理を終了する。なお、図6中に示すパチン
コ機10B(山へ行こう)にて大当たりが発生した際に
は、該パチンコ機10Bから送られた「山へ行こう」の
音声データから効果音が合成され、パチンコ機10C
(街へ行こう)にて大当たりが発生した際には、該パチ
ンコ機10Cから送られた「街へ行こう」の音声データ
から効果音が合成されることになる。
【0051】第2実施形態では、ホストコンピュータ3
00は、上述したように台番号030のパチンコ機10
Aで大当たりが発生した際には、「ゼロサンゼロ番台大
当たり」と音声出力すると共に、音ROM312Aから
効果音データを読み出し、パチンコ機10Aにて出力さ
れる効果音と同じ効果音(海にちなんだ効果音)を、上
述した「ゼロサンゼロ番台大当たり」の音声出力のバッ
クミュージックとして同時に出力する。これにより、大
当たりが発生した台の番号のみでなく、大当たりが発生
した機種がパチンコ機(海へ行こう)10Aであること
をホール内に知らしめることができる。また、第2実施
形態では、遊技機側からコンピュータへ効果音再生用デ
ータを出力するため、コンピュータ側で音ROMを取り
替えること無しに、遊技機の入れ替えに対応することが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る遊技機の管理シス
テムの説明図である。
【図2】本発明の実施形態に係るパチンコ機の正面図で
ある。
【図3】図2に示すパチンコ機の遊技領域の正面図であ
る。
【図4】図2に示すパチンコ機の制御装置のブロック図
である。
【図5】ホストコンピュータ側での音声処理を示すフロ
ーチャートである。
【図6】本発明の第1実施形態に係る遊技機の管理シス
テムの説明図である。
【図7】第2実施形態のパチンコ機の制御装置のブロッ
ク図である。
【図8】第2実施形態のパチンコ機での処理を示すフロ
ーチャートである。
【図9】第2実施形態に係るホストコンピュータ側での
音声処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10A、10B、10C パチンコ機 13 遊技盤 30 センターケース 31 天入賞口 34 特別図柄表示器 41 第1種始動口 42 普通電動役物 51 大入賞口 65 アウト口 170 音声制御装置 172 CPU 174 ROM 176 RAM 178 音ROM 300 ホストコンピュータ 312A、312B、312C 音ROM

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定条件の成立によりそれぞれの効果音
    を音声出力する複数種類の遊技機をコンピュータで管理
    し、前記所定条件の成立した遊技機から所定条件の成立
    を知らせる信号が前記コンピュータ側へ出力された際
    に、当該遊技機の番号を前記コンピュータ側から音声出
    力する遊技機の管理システムであって、 前記コンピュータ側に、前記複数種類の遊技機の各効果
    音を再生するためのデータを保持し、 前記所定条件の成立した遊技機から所定条件の成立を知
    らせる信号が出力された際に、前記コンピュータが当該
    遊技機の番号を音声出力すると共に、当該種類の遊技機
    での効果音を音声出力することを特徴とする遊技機の管
    理システム。
  2. 【請求項2】 所定条件の成立によりそれぞれの効果音
    を音声出力する複数種類の遊技機をコンピュータで管理
    し、前記所定条件の成立した遊技機から所定条件の成立
    を知らせる信号が前記コンピュータ側へ出力された際
    に、当該遊技機の番号を前記コンピュータ側から音声出
    力する遊技機の管理システムであって、 前記所定条件の成立した遊技機から所定条件の成立を知
    らせる信号と共に効果音再生用データが出力された際
    に、前記コンピュータが当該遊技機の番号を音声出力す
    ると共に、当該効果音再生用データに基づき効果音を音
    声出力することを特徴とする遊技機の管理システム。
  3. 【請求項3】 所定条件の成立により効果音を音声出力
    する遊技機であって、前記所定条件成立の際に、管理用
    のコンピュータに対して所定条件の成立を知らせる信号
    を出力する遊技機において、 前記所定条件成立の際に、前記所定条件の成立を知らせ
    る信号と共に、効果音再生用データを前記管理用のコン
    ピュータへ出力することを特徴とする遊技機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7867085B2 (en) 2003-01-16 2011-01-11 Wms Gaming Inc. Gaming machine environment having controlled audio and visual media presentation
US9005023B2 (en) 2003-01-16 2015-04-14 Wms Gaming Inc. Gaming machine with surround sound features
US9495828B2 (en) 2003-01-16 2016-11-15 Bally Gaming, Inc. Gaming machine environment having controlled audio media presentation

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