JP2003219981A - 微生物分解処理装置付き移動式トイレ - Google Patents

微生物分解処理装置付き移動式トイレ

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JP2003219981A
JP2003219981A JP2002022197A JP2002022197A JP2003219981A JP 2003219981 A JP2003219981 A JP 2003219981A JP 2002022197 A JP2002022197 A JP 2002022197A JP 2002022197 A JP2002022197 A JP 2002022197A JP 2003219981 A JP2003219981 A JP 2003219981A
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mobile toilet
toilet
heater
upper half
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Toshihiro Kitsui
敏弘 橘井
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SEIWA DENKO KK
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  • Non-Flushing Toilets (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運搬性に優れ、特にトラックの荷
台に積まれた状態のまま、高さ制限の低いトンネルを通
過することができる微生物分解処理装置付き移動式トイ
レを提供する。 【解決手段】 人が入出される筐体10内
に、微生物によって屎尿を分解処理する分解処理装置2
0と、該分解処理装置20内へ連通した便器とを備える
移動式卜イレにおいて、前記筐体10は、その下半部1
1に上半部12を上下スライド可能に設けることで、全
高寸法を可変可能にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排泄された屎尿を
微生物分解する微生物分解処理装置を具備し、必要とさ
れる揚所へ運搬移動可能な微生物分解処理装置付き移動
式トイレに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の移動式トイレには、人が
出入可能かつ移動可能な筐体内の底部に微生物分解処理
装置を備え、便器から該装置内へ排泄投入された屎尿
を、徴生物によって分解するようにしたものがある(特
許第3160859号公報第1図参照)。この微生物分
解処理装置付移動式トイレは、元来の水洗トイレと異な
り水を使う必要がないこと、屎尿やトイレットペーパー
等の有機廃棄物を堆肥化して有効利用できること、タン
ク溜込み式トイレと異なり臭気をほとんど発生しないこ
と等、様々な利点を有しており、水の使えない山岳地域
や、屋外イベント会場、工事現場等に、近年急速に普及
しつつある。
【0003】しかしながら、上記従来の微生物分解処理
装置付き移動式トイレでは、上記筐体内の底部に微生物
分解処理装置を備えているため、全高寸法が比較的高
く、トラックによって運搬される際、トラックの荷台の
面積を有効に利用するように荷台上に縦置きにされる
と、筐体の上端側が上方へ高く突出して、そのトラック
が高さ制限の低いトンネルを通過不可能になることが懸
念された。特に、山岳地等の荒地を走行可能なトラック
は、通常のトラックと比較して車体(符台)位置が高い
ため、微生物分解処理装置付き移動式トイレを縦置きに
して運搬しようとした場合、トンネルを通過できないと
いう上記問題が顕著であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来事情
に鑑みてなされたものであり、その目的とする処は、運
搬性に優れ、特にトラックの荷台に積まれた状態のま
ま、高さ制限の低いトンネルを通過することができる微
生物分解処理装置付き移動式トイレを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の技術的手段は、第一の発明によれば、人が入
出される筐体内に、微生物によって屎尿を分解処理する
分解処理装置と、該分解処理装置内へ連通した便器とを
備える移動式卜イレにおいて、前記筐体は、その全高寸
法を可変可能にしていることを特徴とする。尚、前記筐
体の全高寸法を可変可能にするとは、例えば、筐体の下
半部に上半部を上下スライド可能に設ければ、簡素な構
造によって筐体の全高寸法を可変できる。
【0006】また、第二の発明によれば、上記筐体は、
その下半部に上半部を上下スライド可能に設けることで
構成され、該筐体内には、上記分解処理装置内の廃ガス
を筐体上半部から筐体外へ排出する排気管が設けられ、
該排気管が着脱可能又は/及び伸縮可能に構成されてい
ることを特徴とする。
【0007】また、第三の発明によれば、上記筐体の外
側面には、筐体内外へ出入りするための階段部が設けら
れ、該階段部は、筐体に対して着脱可能で、かつ分解組
立て可能に構成されていることを特徴とする。
【0008】また、第四の発明によれば、上記分解処理
装置を使用する毎にONにされる接点手段と、上記分解
処理装置に設けられたヒーターへの通電を設定された時
間内継続するタイマー手段とが備えられ、該タイマー手
段は、前記接点手段がONにされる毎に設定時間のカウ
ントを開始するとともにそのカウント中にヒーターへの
通電を継続し、その設定時間内に前記接点手段がONに
されない場合に、その設定時間経過後にヒーターへの通
電を遮断することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。この移動式卜イレAは、人が入出
される筐体10内に、微生物によって屎尿を分解処理す
る分解処理装置20と、分解処理装置20内の廃ガスを
筐体10上半部から筐体外へ排出する排気管30とを備
え、前記筐体の全高寸法を可変可能にしている。
【0010】筐体10は、箱状の下半部11に、下方を
開ロした箱状の上半部12を、該上半部12が外側とな
るように内外に重ね合せることで、上半部12が下半部
11に対して上下にスライドするように構成されてい
る。
【0011】前記下半部11は、その上端開口部を、着
座面11a1と床面11a2とからなる段状の仕切り板
11aにより閉鎖しており、着座面11a1の下方側底
面に分解処理装置20を設置するとともに、同着座面1
1a1の上面には、分解処理装置20内へ連通する弁座
41及び開閉可能な点検口42を配設している。また、
この下半部11の正面側(図1における右側)の外側面
には、筐体10内外へ出入りするための階段部50が着
脱可能に取付けられている。更に、同下半部11の下端
外周には、当該下半部11の補強のために、断面コの字
状のチャンネル部材11bが枠状に溶接されている。
【0012】前記階段部50は、左石の側板51,51
と、これら両側板51,51間に、嵌脱可能に嵌め込ま
れた階段状の踏板部52とからなり、該踏板部52の前
端部が下半部11の正面側の外側面にボルト等の周知の
着脱手段により着脱可能に取り付けられており、踏板部
52を下半部11から外し左右の側板51,51を外す
ことで分解可能に構成されている。
【0013】前記上半部12は、その下端開口部12d
の縁を下方から受けるようにして、断面コの字状のチャ
ンネル部材12cが矩形枠状に溶接され、また、正面側
(図1における右側)壁面の開ロ部12aには、開閉可
能にドア12bを配設している。そして、前記チャンネ
ル部材12cには、筐体10が最大全高寸法h1になっ
た際、または筐体10が収縮寸法h2(図3参照)にな
った際に、上半部12を下半部11に固定する軸状部材
12c1が、下半部11を貫通するように複数挿通され
る。この軸状部材12c1は、脱落することがないよう
に、好ましくは図2に示すように前記チャンネル部材1
2cに螺合するボルトが用いられる。
【0014】排気管30は、分解処理装置20の上面に
設けられた排気口21aと、上記筐体10の上半部12
における側壁上側に配設された貫通孔12dとの間に、
連通状に配設され、処理槽21内の臭気や蒸気を筐体1
0外へ排出する。
【0015】すなわち、筐体10内における空気の流れ
は、図示しない吸気口から取り入れられた空気が、弁座
41の開口部から分解処理装置20の処理槽21内に入
り、該処理槽21内及び排気管30内を通過して、筐体
10外へ排出されることになる。よって、筐体10内の
使用者は、排泄直後であってもほとんど臭気を感じるこ
とがない。
【0016】そして、前記排気管30は、分解処理装置
20の排気口21aに周知の接続管等からなる接続部3
4を介して着脱可能に嵌め込まれた垂直状のストレート
管31と、該ストレート管31の上端に着脱可能に嵌合
され伸縮自在な蛇腹管32と、該蛇腹管32の上端と上
半部12の貫通孔12dとの間に嵌合されたエルボ管3
3とからなり、前記ストレート管31の下端と前記接続
部34との間が、ストレート管31が筐体10正面側に
横倒可能なように、蝶番35を介して接続されている。
【0017】尚、上記した排気管30は、特に好ましい
態様を例示したものだが、他の態様としては、上記蝶番
35を省いて、上記ストレート管31が蛇腹管32と接
続部34との間から完全に着脱されるように構成しても
よい。この揚合のストレート管は、上記蛇腹管32を収
縮させることで、その下端側を接続部34から外すとと
もに上端を蛇腹管32から外すことで、取り外しできる
ように構成すればよい。また、上記蛇腹管32から上記
ストレート管31までの範囲を、全て蛇腹管によって構
成することで、筐体10の収縮に伴なって排気管30が
収縮するようにしてもよい。
【0018】次に、上記筐体10の下半部11内に設置
される分解処理装置20について詳細に説明する。この
分解処理装置20は、処理槽21内に投入される有機廃
棄物を同処理槽21内に備蓄されたおが屑と攪拌混合し
て微生物分解を行う有機廃棄物の分解処理装置であっ
て、前記処理槽21内に水平状に軸支された攪拌部60
を備える。
【0019】処理槽21は、上方開口箱状の筐体21c
内に、ステンレス等の耐腐食性金属板からなる底面曲面
状の底板21bを溶着し、筐体21cの上方開口部を上
板21dによって閉鎖し、その上板21dに、弁座4
1、及び点検口42、排気管30のそれぞれに連通する
開口部を形成している。
【0020】また、この処理槽21の底板21bの外面
には、微生物分解が効率的に促進されるように該処理槽
21内の温度を適温に維持するヒーター21eが設けら
れている(図1参照)。このヒーター21eは、処理槽
21における底板21bの下面に単数もしくは複数固定
され、処理槽21内に有機廃棄物の水分が多い際には、
その水分を蒸発させるために、通電電圧が高くされ、ま
た、前記水分が蒸発により少なくなってきた際には、処
理槽21内を、微生物分解に好適な温度、すなわち60
〜80度の範囲内にすべく通電電圧が下げられるように
電圧制御されている。
【0021】攪拌部60は、図4に示すように、処理槽
21内の前後側面間に水平状に架設された回転軸61
に、排泄物等の有機廃棄物をおが屑ともども回転軸線方
向へ搬送しながら攪拌する外側搬送ブレード62と、該
外側搬送ブレード62の内側に配置され該外側搬送ブレ
ード62による搬送方向と逆方向へ有機廃棄物及びおが
屑を搬送しながら攪拌する内側搬送ブレード63と、前
記外側搬送ブレード62の端部と処理槽21の内側面と
の間に配置され有機廃棄物及びおが屑を周方向へ攪拌す
る周方向攪拌部64とを支持してなる。
【0022】外側搬送ブレード62は、回転軸61周り
に螺旋状に旋回する螺旋帯体62aを、隙間sを介して
長さ方向に複数に分割し、かつ回転軸61に貫通固定さ
れた複数の支持棒65の各先端に溶着しており(図4参
照)、回転軸61の軸方向の略中央部を境にしてその両
側に各々配置(図1参照)されるとともに、その両側で
前記螺旋帯体62aの螺旋方向が逆向きになるように構
成されている。
【0023】前記隙間sの寸法は、外側搬送ブレード6
2が有機廃棄物及びおが屑を搬送攪拌する際に生ずる応
力を逃がすように、外側搬送ブレード62の材質や寸法
等に応じて適宜に設定され、好ましくは、外側搬送ブレ
ード62の螺旋帯体62aの幅寸法と略同程度に設定さ
れる。すなわち、この隙間sが大きすぎる場合、外側搬
送ブレード62が有機廃棄物及びおが屑を軸方向へ搬送
攪拌する能力を低下させてしまい、同隙間sが小さすぎ
る場合には、外側搬送ブレード62に生じる応力を逃せ
なくなってしまう。
【0024】内側搬送ブレード63は、前記外側搬送ブ
レード62の搬送方向と逆方向に有機廃棄物及びおが屑
を搬送するように、外側搬送ブレード62を支持する各
支持棒65の回転軸61側に、矩形状の板部材を傾斜さ
せて溶着したものである。
【0025】周方向攪拌部64は、回転軸61と略直交
する主攪拌棒部64aに、処理槽21の内側面方向へ突
出する複数の掻落し片64bを具備してなり、上記外側
搬送ブレード62及び内側搬送ブレード63によって処
理槽21の前後(図1における左右)内側面側に寄せら
れる有機廃棄物及びおが屑を周方向へ拡散する。
【0026】また、筐体10の上半部12の内側面に
は、上記分解処理装置20を使用する毎に押される使用
ボタン86(接点手段)が設けられるとともに、図示し
ない制御盤内にタイマー手段が具備されている。
【0027】前記タイマー手段は、リレー回路やシーケ
ンサー等によって構成された制御回路であり、前記使用
ボタン86がONにされる毎に設定時間のカウントを開
始するとともに、そのカウント中、分解処理装置20の
ヒーター21eへの通電を継続し、その設定時間内に使
用ボタン86がONにされない場合には、その設定時間
経過後にヒーター21eへの通電を遮断する。
【0028】具体的には、使用ボタン86がONにされ
ると、駆動モーター66への通電により攪拌部60が所
定時間回転し、同時に前記タイマー手段のカウント及び
ヒーター21eへの通電が開始される。そのカウント中
に、再度使用ボタン86がONにされた場合には、前記
タイマー手段のカウントが再度ゼロ秒から開始されると
ともに、ヒーター21eへの通電も継続される。また、
そのカウント中に、一度も使用ボタン86がONにされ
ない場合には、設定された時間が経過した後に、ヒータ
ー21eへの通電が遮断される。
【0029】すなわち、当該移動式卜イレAは、上記タ
イマー手段による制御によって、ある程度継続的に使用
されている場合にはヒーター21eへの通電を継続し、
設定された時間内使用されなかった場合にはヒーター2
1eへの通電を自動的に遮断することで、長期間使用さ
れない場合における処理槽21内の乾燥を防止するとと
もに、処理槽21内の乾燥に起因する火災の発生を防止
している。
【0030】尚、上記使用ボタン86は、他の接点手
段、例えば、弁座41の蓋やドア12bの開閉動作に連
動させたリミットスイッチであってもよい。
【0031】また、上記移動式卜イレAは、分解処理装
置20の処理槽21内へ連通する便器として、洋式の弁
座41を備えた一例を示しているが、上記弁座41を男
子小便用の便器に置換して構成してもよいし、上記弁座
41に加えて男子小便用の便器を備えた構成としても構
わない。また、上記弁座41を和式の便器に置換しても
構わないのは勿論である。
【0032】而して、上記構成の移動式卜イレAは、ト
ラックの荷台に縦置きに積まれる際、図2に示すよう
に、軸状部材12c1が外されて、筐体10の上半部1
2がチャンネル部材12cの内面を上半部12の外側面
に沿わせて下方へスライドする。そして、この移動式卜
イレAは、上半部12の下端のチャンネル部材12cを
下半部11の下端のチャンネル部材11bに当接させ
て、筐体10の全高を収縮寸法h2(図3参照)にす
る。
【0033】そして、前記軸状部材12c1が、下半部
11のチャンネル部材11bに螺合され下半部11に貫
通されることで、上半部12と下半部11とが前記収縮
寸法h2の状態で固定される。
【0034】この移動式卜イレAが現場に設置され、筐
体10が最大全高寸法h1にされる際には、軸状部材1
2c1が外され、上半部12が持ち上げられて上方へス
ライドし、その上半部12のチャンネル部材12cと下
半部11側面の上端側との双方に軸状部材12c1が挿
通されることで、筐体10の最大全高寸法h1が維持さ
れた状態で、下半部11と上半部12とが固定される。
【0035】尚、筐体10内の排気管30は、上記のよ
うに筐体10を伸縮させる作業の際、ストレート管31
の上端と蛇腹管32との接続が外され、ストレート管3
1が蝶番35を支点にしてドア12b側へ横倒されるた
め、筐体10の伸縮が妨げられるようなことはない。
【0036】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。第
一の発明によれば、筐体の全高寸法が可変可能であるた
め、その全高を低くして、トラックの荷台に積まれた状
態のまま、高さ制限の低いトンネルを通過することがで
きる。しかも、第二の発明によれば、分解処理装置内の
臭気が排気管により効率よく排気されるため、筐体内の
空気が、便器、分解処理装置内、排気管内を経て筐体外
へ排出されることになる。したがって、筐体内での使用
時に臭気も感じるようなことがない。しかも、排気管
は、着脱可能又は/及び伸縮可能に構成されているた
め、筐体の全高寸法を低くする際に邪魔になるようなこ
とがない。その上、第三の発明によれば、階段部が着脱
可能かつ分解組立て可能に構成されているため、階段部
を筐体から外し分解することで、トラックの荷台面積を
有効に利用して搬送することができる。更に、第四の発
明によれば、分解処理装置が一定時間使用されなかった
場合には、自動的にヒーターが非通電となるため、処理
槽内の乾燥による微生物分解処理効率の低下を防止でき
る上、火災防止にもなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる微生物分解処理装置付き移動
式トイレの一例を示す断面図。
【図2】 同微生物分解処理装置付き移動式トイレにお
ける筐体の上半部が下半部に対して上下にスライドする
構造を示す断面図。
【図3】 同微生物分解処理装置付き移動式トイレを鉛
直方向へ収縮させた状態を示し、(a)は正面図であ
り、(b)は側面図である。
【図4】 攪拌部の一例を示す斜視図。
【符号の説明】
10:筐体 11:下半部 12:上半部 20:分解処理装置 30:排気管 50:階段部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人が入出される筐体内に、微生物によっ
    て屎尿を分解処理する分解処理装置と、該分解処理装置
    内へ連通した便器とを備える移動式卜イレにおいて、前
    記筐体は、その全高寸法を可変可能にしていることを特
    徴とする微生物分解処理装置付き移動式トイレ。
  2. 【請求項2】 上記筐体は、その下半部に上半部を上下
    スライド可能に設けることで構成され、該筐体内には、
    上記分解処理装置内の廃ガスを筐体上半部から筐体外へ
    排出する排気管が設けられ、該排気管が着脱可能又は/
    及び伸縮可能に構成されていることを特徴とする請求項
    1記載の微生物分解処理装置付き移動式トイレ。
  3. 【請求項3】 上記筐体の外側面には、筐体内外へ出入
    りするための階段部が設けられ、該階段部は、筐体に対
    して着脱可能で、かつ分解組立て可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の微生物分解処理
    装置付き移動式トイレ。
  4. 【請求項4】 上記分解処理装置を使用する毎にO
    Nにされる接点手段と、上記分解処理装置に設けられた
    ヒーターへの通電を設定された時間内継続するタイマー
    手段とが備えられ、 該タイマー手段は、前記接点手段がONにされる毎に設
    定時間のカウントを開始するとともにそのカウント中に
    ヒーターへの通電を継続し、その設定時間内に前記接点
    手段がONにされない場合に、その設定時間経過後にヒ
    ーターへの通電を遮断することを特徴とする請求項1乃
    至3何れか1項記載の微生物分解処理装置付き移動式ト
    イレ。
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