JP2003219743A5 -

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今までの牛舎・畜舎の構造における概既成概念にとらわれず、コンクリートを床に利用しない土間であり、牛の繁養も往復できるように（かなり運動が出来る）直径５〜１０ｃｍの太さ５ｍｍ位の環にロープを通し、約５ｍ位の幅の柱の間にロープを張り、牛が互いに交差しないように、その環に牛を繋ぐ。牛の方のロープにはより戻しを付ける。
牛床は土間であるので、トラクター又は耕運機のロータリーにて１日１回又は数日間隔で耕す。砕土・バッ気・攪拌をすることにより、家畜の排泄物と混合され、常在菌による自然な醗酵が行われる。よって、購入菌の使用はない。屋根の材料は透光性の良い、例えばポリカのような透明のものを使用し、温室効果を与えて、醗酵を促進する。そのことにより排泄物は分解され（Ｈ_２Ｏ・ＣＯ_２）、脱臭効果もあり、又、排泄物を移動することがない。初めの床の作り方も簡単で有機質を入れて醗酵する状態になっていれば良い。