JP2003219595A - ファンモータの取付構造 - Google Patents

ファンモータの取付構造

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JP2003219595A
JP2003219595A JP2002011396A JP2002011396A JP2003219595A JP 2003219595 A JP2003219595 A JP 2003219595A JP 2002011396 A JP2002011396 A JP 2002011396A JP 2002011396 A JP2002011396 A JP 2002011396A JP 2003219595 A JP2003219595 A JP 2003219595A
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fan motor
motor housing
fixed frame
mounting hole
screw
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JP2002011396A
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Toru Tamagawa
徹 玉川
Takayuki Kishi
高行 岸
Hirotsugu Yokoya
裕嗣 横谷
Hirosuke Yoshida
裕亮 吉田
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Nidec Corp
Original Assignee
Nidec Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】騒音や空気の乱流を防止でき、簡単かつ確実に
ファンモータを取り付け可能な取付構造を提供する。 【解決手段】機器側の固定フレーム7に円形の取付孔9
が形成されると共に、モータハウジング1の嵌挿部であ
る下半部外周に、固定手段であるねじ部として雄ねじ1
1が形成され、この雄ねじ11が取付孔9に螺着され、
モータハウジング1の下半部が取付孔11に嵌め込んだ
状態でファンモータ5が固定フレーム7に固定される。
モータハウジング1の雄ねじ11を固定フレーム7の取
付孔9にねじ込んでいくことにより、モータハウジング
1と固定フレーム7との間には隙間が生じることはな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体素子等の
電子部品の冷却用に使用されるファンモータを機器に取
り付けるファンモータの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータでは、CPU(Centr
al Processing Unit/中央演算装置)やMPU(Micro Pr
ocessing Unit )の発熱に伴う温度上昇による誤動作や
性能低下等を防止するために、冷却手段によってCPU
やMPUを強制的に冷却することが行われている。この
種の冷却手段として、回転軸の軸方向に冷却風を発生す
る軸流ファンと称されるファンモータが使用され、この
ファンモータの回転により発生される冷却風が、CPU
やMPUに熱伝導的に固着されたヒートシンクに向かっ
て送風され、ヒートシンクの熱を奪いつつ発散してい
く。
【0003】ところで、従来のこの種ファンモータは、
例えば図14及び図15に示すように、モータハウジン
グ100に回転自在にシャフトが支持され、このシャフ
トにカップ状のロータ本体110が固着され、モータハ
ウジング100にステータ(図示せず)が固定され、ロ
ータ本体110の内周に円筒状のロータマグネット(図
示せず)が固定されてステータに対向して配置され、ロ
ータ110の外周面にインペラ120が設けられてい
る。
【0004】このモータハウジング100は矩形の外観
を有し、例えば合成樹脂の射出成型により形成され、矩
形の枠状体102のほぼ中央部に、複数個(ここでは、
3個)のアーム104によって支持される円筒状の支持
部が一体成型され、この支持部の内側に一対の軸受を介
してシャフトが回転自在に支持され、支持部の外側にス
テータが外嵌固定されるている。
【0005】そして、このようなファンモータが、ねじ
により機器に取り付けられるようになっている。つま
り、モータハウジング100の枠状体102の四隅に挿
通孔106が透設され、機器側の固定フレーム130の
ファン取付部に相当する箇所に円形の透孔132が形成
されると共に、透孔132周縁の固定フレーム130で
あって、モータハウジング100側の各挿通孔106に
対応する位置に挿通孔134が形成され、モータハウジ
ング100側の各挿通孔106それぞれと、固定フレー
ム130側の各透孔134それぞれとの位置合わせが成
された後、各挿通孔106及び各挿通孔134にボルト
がそれぞれ挿通され、各挿通孔134の内周に雌ねじが
形成されている場合にはその雌ねじにボルトが螺合さ
れ、各挿通孔134の内周に雌ねじが形成されていない
場合には、固定フレーム130の裏面側でボルトがナッ
トに螺合され、モータハウジング100の枠状体102
の裏面を透孔132周縁の固定フレーム130に当接し
た状態で、ファンモータが固定フレーム130に取り付
けられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のファン
モータの取付構造では、上記したように、モータハウジ
ング100の枠状体102の裏面を、透孔132の周縁
の固定フレーム130に当接した状態で、ファンモータ
が固定フレーム130に取り付けられるが、寸法誤差や
取付精度の低下等の影響で、枠状体102の裏面と固定
フレーム130との間に隙間が生じ易く、ファンモータ
の回転時にこの隙間に空気が流れ込み、その際に音を発
生して異常な風切り音となり、騒音や空気の乱流の原因
になり易いという問題点があった。
【0007】また、このような隙間を塞ぐために、従来
パッキンを準備し、筒状体102の裏面と固定フレーム
130との間にこのパッキンを介挿することが行われて
いるが、この場合には別途パッキンが必要になり、部品
点数及び組立工数の増大を招くという不都合が生じる。
【0008】更に、従来の構造では、モータハウジング
100と固定フレーム130の双方に、ボルト挿通用の
各挿通孔106,134を位置ずれなく形成しなければ
ならず、しかも少なくとも4本のボルトの締結作業が必
要になり、ファンモータの固定フレーム130への取付
作業が非常に煩雑であるという問題点もあった。
【0009】そこで、本発明は、騒音や空気の乱流を防
止でき、簡単かつ確実にファンモータを取り付け可能な
取付構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1に記載の発明は、前記固定フレームに
形成された取付孔と、前記モータハウジングに形成され
前記取付孔に嵌め込まれる嵌挿部と、前記嵌挿部を前記
取付孔に螺着した状態で前記ファンモータを前記固定フ
レームに固定する固定手段とを備えていることを特徴と
している。
【0011】このような構成によれば、固定手段によ
り、モータハウジングの嵌挿部が固定フレームの取付孔
に螺着した状態で、ファンモータが固定フレームに固定
される。
【0012】このように、モータハウジングを固定フレ
ームに螺着して固定する構造であるため、モータハウジ
ングと固定フレームとの間に隙間が生じることを防止で
き、従来のような隙間への空気の流れ込みによる騒音や
乱流の発生を防止することができ、静音型で安定した送
風性能を有するファンモータを得ることができる。
【0013】更に、従来のようにモータハウジング及び
固定フレームにボルト挿通用の複数の挿通孔を形成する
必要がなく、挿通孔の形成作業やボルトの締結作業が不
要になり、ファンモータの固定フレームへの取付作業を
非常に簡単に行うことができる。
【0014】このとき、固定フレームは、ファンモータ
を搭載する機器側のフレームであり、材質は樹脂、金属
などいずれでも構わない。更に、モータフレームの材質
も問わないが、加工性を考慮して、樹脂であることが望
ましい。
【0015】また、請求項2に記載の発明は、前記ねじ
部が、前記嵌挿部に形成された雄ねじから成ることを特
徴としている。このような構成によれば、モータハウジ
ングの嵌挿部の雄ねじを固定フレームの取付孔にねじ込
んでいくことにより、嵌挿部を取付孔に螺着することが
できる。このとき、雄ねじを取付孔へのねじ込みを容易
にするには、モータハウジングの材質として固定フレー
ムよりも硬いものを使用するのが好ましく、少なくとも
取付孔周縁の固定フレームを樹脂等の軟質材により形成
するのがよい。
【0016】また、請求項3に記載の発明は、前記ねじ
部が、前記嵌挿部の外周に形成された雄ねじと、前記取
付孔の内周に形成され前記雄ねじに螺合する雌ねじとか
ら成ることを特徴としている。このような構成によれ
ば、ねじ部を雄ねじと雌ねじにより構成するため、嵌挿
部を取付孔に容易かつ強固に螺着することができ、モー
タハウジングと固定フレームとの間に隙間が生じること
なくファンモータを固定することができる。
【0017】また、請求項4に記載の発明は、前記嵌挿
部及び前記取付孔がテーパ状に形成されていることを特
徴としている。このような構成によれば、嵌挿部及び取
付孔がテーパ状であるため、嵌挿部を取付孔に螺着する
際に、嵌挿部を取付孔に密着させることができ、モータ
ハウジングと固定フレームとの間に隙間が生じることを
確実に防止することができる。
【0018】また、請求項5に記載の発明は、前記固定
フレームに形成された取付孔と、前記モータハウジング
に形成され前記取付孔に嵌め込まれる嵌挿部とを備え、
前記モータハウジングの外周が軟質材により形成されて
いることを特徴としている。
【0019】このような構成によれば、モータハウジン
グの外周部分を軟質材により形成することにより、嵌挿
部の外径より小さい径の取付孔に嵌挿部を嵌め込む際
に、軟質材から成る嵌挿部が変形して嵌挿部が取付孔に
嵌め込まれる。
【0020】そのため、固定手段を別途設けることな
く、嵌挿部を取付孔に密着した状態でモータハウジング
を固定フレームに取り付けることができ、モータハウジ
ングと固定フレームとの間に隙間が生じることを防止で
き、従来のような隙間への空気の流れ込みによる騒音や
乱流の発生を防止することができ、静音型で安定した送
風性能のファンモータを得ることができる。このとき、
取付孔の径をモータハウジングの外径よりも小さく設定
しておくのが好ましい。
【0021】更に、従来のようにモータハウジング及び
固定フレームにボルト挿通用の複数の挿通孔を形成する
必要がなく、挿通孔の形成作業やボルトの締結作業が不
要になり、ファンモータの固定フレームへの取付作業を
非常に簡単に行うことができる。
【0022】また、請求項6に記載の発明は、前記モー
タハウジングに形成された補助固定部を備え、この補助
固定部は、前記嵌挿部が前記取付孔に嵌り込んだ状態の
前記モータハウジングを前記固定フレームに固定するも
のであることを特徴としている。
【0023】このような構成によれば、補助固定部によ
り、嵌挿部を取付孔に密着した状態で固定フレームに取
り付けたモータハウジングを、いっそう強固に固定する
ことができる。
【0024】このとき、ファンモータを固定フレームに
対して着脱自在にする必要がある場合には、ねじ等の着
脱可能な締結具によって補助固定部を固定するようにす
ればよく、ファンモータを固定フレームに対して着脱自
在にする必要がない場合には、接着剤等により補助固定
部を固着しても構わない。
【0025】また、請求項7に記載の発明は、前記固定
フレームに形成された取付孔と、前記モータハウジング
と前記取付孔との間に介在して前記ファンモータを前記
固定フレームに固定するアダプタ部材とを備え、前記ア
ダプタ部材に対して前記モータハウジングが嵌挿され、
前記固定フレームに対して前記アダプタ部材が嵌挿され
ることを特徴としている。
【0026】このような構成によれば、嵌挿部と取付孔
のサイズが違う場合であっても、アダプタ部材を用いる
ことによって、モータハウジングと固定フレームとの間
に隙間が生じることなく、モータハウジングを固定フレ
ームに取り付けることができる。
【0027】また、請求項8に記載の発明は、前記アダ
プタ部材がほぼ円筒状を有し、前記嵌挿部を前記アダプ
タ部材の内側に螺着する第1の補助ねじ部を備えると共
に、前記アダプタ部材を前記取付孔に螺着する第2の補
助ねじ部を備え、前記アダプタ部材を介して前記嵌挿部
が前記取付孔に嵌め込まれることを特徴としている。
【0028】このような構成によれば、第1の補助ねじ
部により、嵌挿部をアダプタ部材に隙間なく螺着するこ
とができ、第2の補助ねじ部により、アダプタ部材を取
付孔に隙間なく螺着することができ、その結果、嵌挿部
をこれと異なるサイズの取付孔に対して隙間なく取り付
けることができ、モータハウジングを固定フレームに強
固に固定することができる。
【0029】また、請求項9に記載の発明は、前記アダ
プタ部材が円筒状を有し、前記第1の補助ねじ部が、前
記嵌挿部に形成された雄ねじまたは雌ねじの一方と、前
記アダプタ部材の一端部に形成された雄ねじまたは雌ね
じの他方とから成り、前記第2の補助ねじ部が、前記ア
ダプタ部材の他端部外周に形成された雄ねじと、前記取
付孔の内周に形成された雌ねじとから成ることを特徴と
している。
【0030】このような構成によれば、嵌挿部を異なる
サイズの取付孔に対して隙間なく取り付けることがで
き、モータハウジングを固定フレームに容易かつ強固に
固定することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)この発明の第1
実施形態について図1を参照して説明する。但し、図1
は分解状態の斜視図である。尚、本実施形態におけるフ
ァンモータは、モータハウジングの外観形状が、図14
及び図15のような矩形ではなく円形としている点が相
違し、それ以外の基本的な構成は、図14及び図15に
示す構成とほぼ同じである。
【0032】本実施形態におけるファンモータは、図1
に示すように構成されている。即ち、円形の外観を有す
るモータハウジング1に回転自在にシャフトが支持さ
れ、このシャフトにカップ状のロータ本体が固着され、
モータハウジング1にステータ(図示せず)が固定さ
れ、ロータ本体の内周に円筒状のロータマグネット(図
示せず)が固定されてステータに対向して配置され、ロ
ータの外周面にインペラ3が設けられてファンモータ5
が構成されている。
【0033】このモータハウジング1は、例えばFRP
(Fiber-Reinforced Plastics )の射出成型により形成さ
れ、円筒状体の内側ほぼ中央部に、複数のアームによっ
て支持される円筒状支持部が一体成型され、この支持部
の内側に一対の軸受を介してシャフトが回転自在に支持
され、支持部の外側にステータが外嵌固定されるように
なっている。
【0034】そして、機器側の固定フレーム7に円形の
取付孔9が形成されると共に、モータハウジング1の嵌
挿部である下半部外周に、ねじ部として雄ねじ11が形
成され、この雄ねじ11が取付孔9に螺着され、モータ
ハウジング1の下半部が取付孔9に嵌め込んだ状態でフ
ァンモータ5が固定フレーム7に固定される。
【0035】このとき、取付孔9はテーパ状に形成さ
れ、雄ねじ11を取付孔9に木ねじのように螺着する際
に、より強固に螺着できるようになっている。また、雄
ねじ11の取付孔9への螺着を容易に行えるようにする
ため、固定フレーム7は、少なくともモータハウジング
1よりも軟質の材料により形成するのが好ましい。具体
的には、加熱すると軟化して別の形に変形しうる金属や
ガラス、ポリ塩化ビニル、ABS樹脂、メタクリル樹
脂、ポリカーボネード、ポリアミド、ポリエチレンとい
った熱可塑性樹脂等を用いるとよい。
【0036】こうすると、モータハウジング1の雄ねじ
11を固定フレーム7の取付孔9にねじ込んでいくこと
により、モータハウジング1が固定フレーム7に固定さ
れるため、モータハウジング1と固定フレーム7との間
には隙間が生じることがなく、従来のようなモータハウ
ジング1と固定フレーム7との間に生じる隙間への空気
の流れ込みが防止される。
【0037】従って、第1実施形態によれば、モータハ
ウジング1と固定フレーム7との間の隙間をなくして、
隙間への空気の流れ込みによる騒音の発生を防止するこ
とができ、静音型で安定した送風性能を有するファンモ
ータ5を得ることができる。
【0038】更に、従来のようにモータハウジング1及
び固定フレーム7にボルト挿通用の複数の挿通孔を形成
する必要がなく、挿通孔の形成作業やボルトの締結作業
が不要になり、ファンモータ5の固定フレーム7への取
付作業を非常に簡単に行うことができる。
【0039】なお、第1実施形態の変形例として、図2
に示すように、モータハウジング1の嵌挿部である下半
部もテーパ状に形成し、かかるテーパ状の下半部外周に
ねじ部としての雄ねじ11を形成してもよい。このと
き、モータハウジング1側のテーパと、取付孔9側のテ
ーパの角度は同じであっても、或いは異なっていても良
いが、少なくとも取付孔9の最小径は、モータハウジン
グ1の最小径よりも小さくしておくのが望ましい。
【0040】更に、他の変形例として、図3に示すよう
に、モータハウジング1の雄ねじ11を形成した下半部
に、補助固定部として固定用ねじ13を螺合する雌ねじ
を形成しておき、雄ねじ11を固定フレーム7の取付孔
9にねじ込んでモータハウジング1を固定フレーム7に
固定した後、裏面側において固定用ねじ13をモータハ
ウジング1に形成した雌ねじに螺合し、ファンモータ5
の固定フレーム7への固定を補助的に強固にするように
してもよい。
【0041】また、異なる変形例として、図4に示すよ
うに、モータハウジング1を図1の場合よりも短い円筒
状とし、モータハウジング1の外周全体を嵌挿部とし
て、固定手段である雄ねじ11を形成してもよい。
【0042】更に、異なる他の変形例として、図5に示
すように、モータハウジング1のほぼ中央部を嵌挿部と
し、このモータハウジング1中央部の外周に、固定手段
である雄ねじ11を形成しても構わない。
【0043】(第2実施形態)この発明の第2実施形態
について図6を参照して説明する。但し、図6は分解状
態の斜視図である。尚、本実施形態におけるファンモー
タの基本的な構成は、上記した第1実施形態で説明した
ものと同じであり、以下の説明では、主として第1実施
形態と相違する点について説明する。
【0044】本実施形態では、図6に示すように、固定
フレーム7の取付孔9の内周にも固定手段であるねじ部
として、雌ねじ15を形成している。
【0045】このように、第2実施形態によれば、第1
実施形態と比較して、雄ねじ11と雌ねじ15により、
モータハウジング1をよりいっそう強固に取付孔9に螺
着することができる。
【0046】なお、この場合には、モータハウジング1
側を雌ねじとし、取付孔9側を雄ねじとしても、同じ効
果を得ることができる。
【0047】また、モータハウジング1の嵌挿部である
下半部内周に雌ねじを形成する一方、固定フレーム7の
取付孔9部部には円筒ボスを一体形成し、このボスの外
周にモータハウジング1の雌ねじと螺合する雄ねじを形
成しても構わない。
【0048】(第3実施形態)この発明の第3実施形態
について図7を参照して説明する。但し、図7は分解状
態の斜視図である。尚、本実施形態におけるファンモー
タの基本的な構成は、上記した第1実施形態で説明した
ものと同じであり、以下の説明では、主として第1実施
形態と相違する点について説明する。
【0049】本実施形態では、図7に示すように、モー
タハウジング1のほぼ中央部外周にストッパとして機能
する鍔部17を一体的に形成している。
【0050】このように鍔部17を形成すると、モータ
ハウジング1の雄ねじ11を固定フレーム7の取付孔9
にねじ込む際、鍔部17が固定フレームに当接するまで
ねじ込めばよく、最適なねじ込み量を容易に確保するの
に好都合である。
【0051】従って、第3実施形態によれば、第1実施
形態と同等の効果を得ることができるのは勿論のこと、
鍔部17によりモータハウジング1を固定フレーム7に
対して最適量だけ嵌め込むことができ、インペラ3と固
定フレーム7側の回路部品等との間の距離を精度よく確
保することができ、回路部品の冷却等において常に安定
した冷却効果を得ることが可能になる。
【0052】なお、第3実施形態の変形例として、図8
及び図9に示すように、鍔部17を外観矩形とし、その
四隅に挿通孔19を形成すると共に、固定フレーム7側
の各挿通孔19に対応する位置にも挿通孔を形成してお
き、モータハウジング1の雄ねじ11を固定フレーム7
の取付孔9にねじ込んだのち、これらモータハウジング
1側の挿通孔19、及び、固定フレーム7側の各挿通孔
それぞれに、ボルトを挿通してナットを螺着し、ファン
モータ5の固定フレーム7への固定をより強固にするよ
うにしてもよく、この場合、鍔部17及び各挿通孔19
が補助固定部として機能する。
【0053】また、取付孔9の内周にも、上記した第2
実施形態と同様に、固定手段であるねじ部として雌ねじ
15を形成してもよい。このとき、モータハウジング1
側が雌ねじ、取付孔9側が雄ねじであってもよい。
【0054】(第4実施形態)この発明の第4実施形態
について図10を参照して説明する。但し、図10は分
解状態の斜視図である。尚、本実施形態におけるファン
モータの基本的な構成は、上記した第2実施形態で説明
したものと同じであり、以下の説明では、主として第2
実施形態と相違する点について説明する。
【0055】本実施形態は、ファンモータ5のモータハ
ウジング1の外径に比べて、固定フレーム7の取付孔9
の内形が大きい場合の例であり、かかる径の違いを許容
するために、図10に示すように、ほぼ円筒状のアダプ
タ部材21を設けている。
【0056】このアダプタ部材21は、図10に示すよ
うに、その上半部の内周に第1の補助ねじ部として、モ
ータハウジング1の雄ねじ11が螺着する雌ねじ23が
形成され、その下半部外周に第2の補助ねじ部として、
取付孔9の雌ねじ15が螺着する雄ねじ25が形成され
ている。
【0057】こうすると、第1の補助ねじ部である雌ね
じ23により、モータハウジング1の雄ねじ11がアダ
プタ部材21に隙間なく着脱自在に螺着されると共に、
第2の補助ねじ部である雄ねじ25により、アダプタ部
材21が取付孔9の雌ねじ15に隙間なく着脱自在に螺
着される。
【0058】従って、第4実施形態によれば、モータハ
ウジング1を径の大きな取付孔9に対して隙間なく取り
付けることができ、ファンモータ5を固定フレーム7に
強固に固定することができ、径の大きな取付孔9に対し
ファンモータ5を隙間なく取り付けて静音型で安定した
送風性能のファンモータ5を得ることができる。
【0059】なお、第4実施形態の変形例として、第1
の補助ねじ部をモータハウジング1の雄ねじ11とし、
アダプタ部材21の上半部の内周には雌ねじを形成せ
ず、モータハウジング1の雄ねじ11を木ねじのように
アダプタ部材21の上部内側にねじ込むことにより、モ
ータハウジング1を径の大きな取付孔9に対して隙間な
く取り付けるようにしても構わない。
【0060】また、他の変形例として、上記した第1実
施形態と同様、取付孔9には雌ねじを形成せずに、第2
の補助ねじ部であるアダプタ部材21の雄ねじ25を木
ねじのように取付孔9にねじ込むことにより、アダプタ
部材21を取付孔9に隙間なく取り付けるようにしても
よい。
【0061】(第5実施形態)この発明の第5実施形態
について図11ないし図13を参照して説明する。但
し、図13は一部の斜視図、図12は分解状態の斜視
図、図13は組立状態の正面図である。尚、本実施形態
におけるファンモータの基本的な構成は、上記した第1
実施形態で説明したものと同じであり、以下の説明で
は、主として第1実施形態と相違する点について説明す
る。
【0062】本実施形態では、図11ないし図13に示
すように、円筒状のモータハウジング1の少なくとも外
周部分を軟質材により形成し、その外周には雄ねじなど
を形成せず、取付孔9の径をモータハウジング1の外径
より若干小さく設定している。そして、モータハウジン
グ1が取付孔9に圧入され、モータハウジング1が、嵌
挿部に相当するほぼ中央部まで取付孔9にはめ込まれて
ファンモータ5が固定フレーム7に固定される。
【0063】このとき、使用する軟質材として、熱可塑
性を有する金属やガラス、ポリ塩化ビニル、ABS樹
脂、メタクリル樹脂、ポリカーボネード、ポリアミド、
ポリエチレンといった熱可塑性樹脂が好ましい。一方、
固定フレーム7には、モータハウジング1よりも硬い材
質を使用するとよい。
【0064】従って、第5実施形態によれば、第1実施
形態のように固定手段である雄ねじ11を形成する必要
がなく、モータハウジング1を取付孔9に密着した状態
でモータハウジング1を固定フレーム7に取り付けるこ
とができ、モータハウジング1と固定フレーム7との間
に隙間が生じることを防止できる。
【0065】なお、第5実施形態の変形例として、モー
タハウジング1の外周部分を軟質材により形成するのに
代え、取付孔9に嵌着されるモータハウジング1の嵌挿
部に相当する中央部の外周のみを軟質材により形成して
も構わない。
【0066】また、本発明は上記した各実施形態に限定
されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおい
て上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であ
る。
【0067】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、モータハウジングを固定フレームに螺着して固
定する構造であるため、モータハウジングと固定フレー
ムとの間に隙間が生じることを防止でき、従来のような
隙間への空気の流れ込みによる騒音や乱流の発生を防止
することができ、静音型で安定した送風性能を有するフ
ァンモータを得ることが可能になる。
【0068】更に、従来のようにモータハウジング及び
固定フレームにボルト挿通用の複数の挿通孔を形成する
必要がなく、挿通孔の形成作業やボルトの締結作業が不
要になり、ファンモータの固定フレームへの取付作業を
非常に簡単に行うことが可能になり、簡単かつ確実にフ
ァンモータを取り付け可能なファンモータの取付構造を
提供することができる。
【0069】また、請求項2に記載の発明によれば、モ
ータハウジングの嵌挿部の雄ねじを固定フレームの取付
孔にねじ込んでいくことにより、嵌挿部を取付孔に螺着
することが可能になる。
【0070】また、請求項3に記載の発明によれば、ね
じ部を雄ねじと雌ねじにより構成するため、嵌挿部を取
付孔に容易かつ強固に螺着することができ、モータハウ
ジングと固定フレームとの間に隙間が生じることなくフ
ァンモータを固定することが可能になる。
【0071】また、請求項4に記載の発明によれば、嵌
挿部及び取付孔がテーパ状であるため、嵌挿部を取付孔
に螺着する際に、嵌挿部を取付孔に密着させることがで
き、モータハウジングと固定フレームとの間に隙間が生
じることを確実に防止することが可能になる。
【0072】また、請求項5に記載の発明によれば、モ
ータハウジングの外周部分を軟質材により形成すること
により、嵌挿部の外径より小さい径の取付孔に嵌挿部を
嵌め込む際に、軟質材から成る嵌挿部が変形して嵌挿部
が取付孔に嵌め込まれるため、固定手段を別途設けるこ
となく、嵌挿部を取付孔に密着した状態でモータハウジ
ングを固定フレームに取り付けることができ、モータハ
ウジングと固定フレームとの間に隙間が生じることを防
止でき、従来のような隙間への空気の流れ込みによる騒
音や乱流の発生を防止することができ、静音型で安定し
た送風性能のファンモータを得ることが可能になる。
【0073】更に、従来のようにモータハウジング及び
固定フレームにボルト挿通用の複数の挿通孔を形成する
必要がなく、挿通孔の形成作業やボルトの締結作業が不
要になり、ファンモータの固定フレームへの取付作業を
非常に簡単に行うことが可能になる。
【0074】また、請求項6に記載の発明によれば、補
助固定部により、嵌挿部を取付孔に密着した状態で固定
フレームに取り付けたモータハウジングを、いっそう強
固に固定することが可能になる。
【0075】また、請求項7に記載の発明によれば、嵌
挿部と取付孔のサイズが違う場合であっても、アダプタ
部材を用いることによって、モータハウジングと固定フ
レームとの間に隙間が生じることなく、モータハウジン
グを固定フレームに取り付けることが可能になる。
【0076】また、請求項8に記載の発明によれば、第
1の補助ねじ部により、嵌挿部をアダプタ部材に隙間な
く螺着することができ、第2の補助ねじ部により、アダ
プタ部材を取付孔に隙間なく螺着することができ、その
結果、嵌挿部をこれと異なるサイズの取付孔に対して隙
間なく取り付けることができ、モータハウジングを固定
フレームに強固に固定することが可能になる。
【0077】また、請求項9に記載の発明によれば、嵌
挿部を異なるサイズの取付孔に対して隙間なく取り付け
ることができ、モータハウジングを固定フレームに容易
かつ強固に固定することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態の分解状態における斜
視図である。
【図2】この発明の第1実施形態の変形例の斜視図であ
る。
【図3】この発明の第1実施形態の他の変形例の斜視図
である。
【図4】この発明の第1実施形態の更に他の変形例の斜
視図である。
【図5】この発明の第1実施形態の異なる変形例の斜視
図である。
【図6】この発明の第2実施形態の分解状態における斜
視図である。
【図7】この発明の第3実施形態の斜視図である。
【図8】この発明の第3実施形態の変形例の斜視図であ
る。
【図9】この発明の第3実施形態の変形例の正面図であ
る。
【図10】この発明の第4実施形態の分解状態における
斜視図である。
【図11】この発明の第5実施形態の一部の斜視図であ
る。
【図12】この発明の第5実施形態の組立状態における
斜視図である。
【図13】この発明の第5実施形態の組立状態における
正面図である。
【図14】従来例の分解状態における斜視図である。
【図15】従来例の一部の平面図である。
【符号の説明】
1 モータハウジング 3 インペラ 5 ファンモータ 7 固定フレーム 9 取付孔 11 雄ねじ(固定手段、ねじ部) 15 雌ねじ(固定手段、ねじ部) 17 鍔部(補助固定部) 19 挿通孔(補助固定部) 21 アダプタ部材 23 雌ねじ(第1の補助ねじ部) 25 雄ねじ(第2の補助ねじ部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16B 9/02 F16B 9/02 J H02K 5/08 H02K 5/08 A (72)発明者 岸 高行 鳥取県日野郡溝口町荘字清水田55番地 日 本電産エレクトロニクス株式会社鳥取技術 開発センター内 (72)発明者 横谷 裕嗣 鳥取県日野郡溝口町荘字清水田55番地 日 本電産エレクトロニクス株式会社鳥取技術 開発センター内 (72)発明者 吉田 裕亮 鳥取県日野郡溝口町荘字清水田55番地 日 本電産エレクトロニクス株式会社鳥取技術 開発センター内 Fターム(参考) 3H034 AA02 BB02 BB08 BB20 CC03 DD01 EE05 3J023 AA01 BA02 BB01 CA09 FA02 GA03 5H605 AA05 AA08 BB05 CC01 CC03 CC09 CC10 EA02 EA07 EA18 FF06 GG06 GG18

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータハウジングに、回転自在に支持さ
    れたロータの外周面にインペラが設けられて成るファン
    モータを、固定フレームに固定して取り付けるファンモ
    ータの取付構造において、 前記固定フレームに形成された取付孔と、 前記モータハウジングに形成され前記取付孔に嵌め込ま
    れる嵌挿部と、 前記嵌挿部を前記取付孔に螺着した状態で前記ファンモ
    ータを前記固定フレームに固定するねじ部とを備えてい
    ることを特徴とするファンモータの取付構造。
  2. 【請求項2】 前記ねじ部が、前記嵌挿部に形成された
    雄ねじから成ることを特徴とする請求項1に記載のファ
    ンモータの取付構造。
  3. 【請求項3】 前記ねじ部が、前記嵌挿部の外周に形成
    された雄ねじと、前記取付孔の内周に形成され前記雄ね
    じに螺合する雌ねじとから成ることを特徴とする請求項
    1に記載のファンモータの取付構造。
  4. 【請求項4】 前記嵌挿部及び前記取付孔がテーパ状に
    形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のい
    ずれかに記載のファンモータの取付構造。
  5. 【請求項5】 モータハウジングに、回転自在に支持さ
    れたロータの外周面にインペラが設けられて成るファン
    モータを、固定フレームに固定して取り付けるファンモ
    ータの取付構造において、 前記固定フレームに形成された取付孔と、前記モータハ
    ウジングに形成され前記取付孔に嵌め込まれる嵌挿部と
    を備え、 前記モータハウジングの外周が軟質材により形成されて
    いることを特徴とするファンモータの取付構造。
  6. 【請求項6】 前記モータハウジングに形成された補助
    固定部を備え、この補助固定部は、前記嵌挿部が前記取
    付孔に嵌り込んだ状態の前記モータハウジングを前記固
    定フレームに固定するものであることを特徴とする請求
    項1ないし5のいずれかに記載のファンモータの取付構
    造。
  7. 【請求項7】 モータハウジングに、回転自在に支持さ
    れたロータの外周面にインペラが設けられて成るファン
    モータを、固定フレームに固定して取り付けるファンモ
    ータの取付構造において、 前記固定フレームに形成された取付孔と、 前記モータハウジングと前記取付孔との間に介在して前
    記ファンモータを前記固定フレームに固定するアダプタ
    部材とを備え、 前記アダプタ部材に対して前記モータハウジングが嵌挿
    され、前記固定フレームに対して前記アダプタ部材が嵌
    挿されることを特徴とするファンモータの取付構造。
  8. 【請求項8】 前記嵌挿部を前記アダプタ部材の内側に
    螺着する第1の補助ねじ部と、前記アダプタ部材を前記
    取付孔に螺着する第2の補助ねじ部とを備えていること
    を特徴とする請求項7に記載のファンモータの取付構
    造。
  9. 【請求項9】 前記アダプタ部材が円筒状を有し、 前記第1の補助ねじ部が、前記嵌挿部に形成された雄ね
    じまたは雌ねじの一方と、前記アダプタ部材の一端部に
    形成された雄ねじまたは雌ねじの他方とから成り、 前記第2の補助ねじ部が、前記アダプタ部材の他端部外
    周に形成された雄ねじと、前記取付孔の内周に形成され
    た雌ねじとから成ることを特徴とする請求項8に記載の
    ファンモータの取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106130229A (zh) * 2016-06-29 2016-11-16 珠海格力电器股份有限公司 电机安装结构和全热交换器
JP2016201913A (ja) * 2015-04-10 2016-12-01 株式会社デンソー 駆動装置及び電動パワーステアリング装置

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CN106130229A (zh) * 2016-06-29 2016-11-16 珠海格力电器股份有限公司 电机安装结构和全热交换器
CN106130229B (zh) * 2016-06-29 2019-01-18 珠海格力电器股份有限公司 电机安装结构和全热交换器

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