JP2003219046A - コミュニケーションシステム及び方法 - Google Patents

コミュニケーションシステム及び方法

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JP2003219046A
JP2003219046A JP2002013093A JP2002013093A JP2003219046A JP 2003219046 A JP2003219046 A JP 2003219046A JP 2002013093 A JP2002013093 A JP 2002013093A JP 2002013093 A JP2002013093 A JP 2002013093A JP 2003219046 A JP2003219046 A JP 2003219046A
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JP
Japan
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address
call
telephone
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user
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JP2002013093A
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Yoshikazu Kobayashi
佳和 小林
Koshin Oki
康臣 大木
Mikiko Hisada
三樹子 久田
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NEC Platforms Ltd
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NEC Infrontia Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コミュニケーションツールの切替時間、入力
の手間を省き、業務を効率化する。 【解決手段】 電話番号、eメールアドレス、URL、
IPアドレス、カメラ番号等全てのアドレスデータが格
納されたアドレス帳74と、アドレス帳74から各ツー
ルが使用するアドレスを検索する部分アドレス検索処理
部75と、検索されたアドレスを渡してツールを起動す
る部分からなるダイヤラープログラム73により、アプ
リケーションの切替の際に、データベースより適切なア
ドレスを取り出し、適切なアプリケーションを自動的に
起動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コミュニケーショ
ンシステム及び方法に関し、例えば、電話番号宛てに発
信した場合に相手方と接続できなければ、その相手に対
してメールなどを発信するコミュニケーションシステム
及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ユーザーは、eメール、電話など
によって選択的に相手と連絡をとるようにしていた。す
なわち、ユーザーがeメールを送信したいときにはメー
ラーを起動し、メールアドレスを入力して文章を入力
し、相手方に送信していた。
【0003】また、ユーザーが電話をかけたいときに
は、ダイヤラーソフトウェア(以下、「ソフト」と称す
る。)やIP電話ソフトを起動し電話番号を入力するこ
とによって相手側に電話していた。
【0004】さらには、ウェブ上でのチャットや掲示板
記入にはブラウザを起動し、URL(Uniform Resource
Locator)などのように、インターネット上に分散して
いるファイルなどの情報資源の格納場所を一意に指定す
る符号を入力することによってアクセスしていた。
【0005】また、カメラで映像を撮像して相手方にそ
の映像を送信しながら会話を行う場合には、カメラ映像
表示ソフトを起動していた。
【0006】このように、パーソナルコンピュータ(以
下、「PC」と称する。)などを使ったコミュニケーシ
ョンシステムにおいて、効率よく相手方と通信等を行え
るようにする技術が特開2001−211438等に記
載されている。
【0007】すなわち、上記公報に記載されているシス
テムは、ネットワークで接続されたコンピュータ上で動
作するユーザーインターフェース制御プログラムと複数
のコミュニケーションメディア制御プログラムとが標準
的なアプリケーションプログラミングインタフェースに
よって接続される。共通のアドレス情報を参照し、コミ
ュニケーションメディア間での連携機能を提供する。
【0008】そのため、統一された簡単な操作で複数の
メディアを呼び出すことができ、メディアによって異な
るアドレス形式を意識する必要はなく、余分な操作なし
でメディア間の連携機能を利用できる。さらに、環境に
合わせて適切なメディア制御プログラムを選択できるも
のである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術
は、例えば相手に電話をしたところ、相手が電話中で通
話ができない場合に、代わりにeメールを発信しようと
する場合には、ユーザーが手動でeメールを発信するた
めにメールソフトを起動し、相手のeメールアドレスを
入力することが必要であり面倒であった。
【0010】そこで、本発明は、アプリケーションの使
い勝手を向上するために、ユーザーが新たに面倒な作業
をすることなく、他の通信ツールで相手側に発信できる
ようにすることを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のコミュニケーションシステムは、電話番号
とアドレスと情報資源の格納場所を一意に指定する符号
との少なくとも二つを一組で登録しておくメモリと、前
記メモリに登録してある電話番号とアドレスと符号との
いずれか宛てに発信する発信手段と、前記発信手段によ
る発信時に接続が確立できなければ前記電話番号と前記
アドレスと前記符号とのうち発信していないツールによ
って当該相手側に発信するためのソフトを起動する起動
手段とを備える。
【0012】また、本発明のコミュニケーション方法
は、電話番号とアドレスと情報資源の格納場所を一意に
指定する符号とを含む宛先のうち少なくとも二つを一組
でメモリに登録しておき、前記メモリに登録してある宛
先のいずれかで相手に発信し、前記発信時に相手と接続
が確立できない場合に前記宛先のうち発信していない宛
先に発信するためのソフトウェアを起動する。
【0013】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0014】(実施形態1)図1は、本発明の実施形態
1のコミュニケーションシステムを構成するPCにイン
ストールされているオペレーションシステムの模式的な
構成を示すブロック図である。
【0015】図1には、オペレーティングシステム(以
下、「OS」と称する。)上で動作する複数プログラム
や入出力装置の動作を制御する入出力装置ドライバ1
と、モデムや外部電話機の動作を制御するモデム・外部
電話機ドライバ2と、WEB上のファイルを扱うための
ブラウザ3と、eメールの送受信を行うメーラー4と、
インターネットプロトコル(以下、「IP」と称す
る。)による音声通話を実現するIP電話ソフト5と、
相手側に設置しているカメラを起動するカメラ映像表示
ソフト6と、ダイヤラー7とを示している。
【0016】ダイヤラー7は、以下説明するユーザーイ
ンターフェース(ユーザーI/F)71と、電話発着信
処理部72と、外部ソフト起動処理部73と、アドレス
帳74と、アドレス検索処理部75とを備えている。
【0017】ユーザーI/F71は、ユーザーの入力動
作を解析し、各処理部へ入力情報を渡すとともに、各処
理部の処理結果を入出力装置ドライバ1へと渡すもので
ある。
【0018】電話発着信処理部72は電話発信、着信処
理を行うとともに、発信履歴・着信履歴テーブルを備
え、また、相手先不応答検出手段を備える。
【0019】外部ソフト起動処理部73は、ユーザーI
/F71、電話発着信処理部72、アドレス検索処理部
からの外部ソフト起動命令を受けて、外部ソフトを起動
するものである。
【0020】アドレス帳74は使用する外部ツール情
報、eメールアドレス、URL、IPアドレス、カメラ
番号等の個人アドレス情報、外部ツールの優先情報を登
録できる記憶部である。
【0021】アドレス検索処理75は、ユーザーI/F
71から与えられた文字列をキーとしてアドレス帳74
に記憶されたアドレスを探索し、関連付けられたデータ
より、使用可能な外部ツールを検索し、ユーザーI/F
71、電話発着信処理部72、又は外部ソフト起動処理
部73に渡すものである。
【0022】図2,図3は、図1に示すPCの動作を示
すフローチャートである。
【0023】まず、電話の発信の際、入出力装置ドライ
バ1が相手先番号を検出して、電話発着信処理部72へ
渡す(ステップA1)。
【0024】つぎに、電話発着信処理部72は、入出力
装置ドライバ1からの相手先番号宛てに対して、電話の
発信処理を行う(ステップA2)。
【0025】そして、電話発着信処理部72は、予め設
定した時間内に相手先が応答するかどうか判別する(ス
テップA3)。
【0026】判別の結果、予め設定した時間内に相手先
が応答しなかった場合に、相手先不応答として、相手先
電話番号情報をアドレス検索処理部75に渡す。アドレ
ス検索処理部75は、電話発着信処理部72から受け取
った電話番号が、アドレス帳74内のテーブルにあるか
どうかを検索する(ステップA4)。
【0027】一方、判別の結果、予め設定した時間内に
相手先が応答しなかった場合に、相手先が応答した場合
は、図2に示す処理を終了して、通常の通話処理を行
う。
【0028】アドレス帳74内のテーブルに電話番号が
存在した場合には、その電話番号に対応づけられている
優先順位に従って指定されたアドレスデータを図5に示
すようなユーザーごとアドレステーブルから読み込み、
またそのアドレスと関連付けられた外部ツールの起動処
理に必要な情報を図6に示すような外部ツール登録テー
ブルから読み込む(ステップA6)。
【0029】なお、図6には、「ダイヤラー」に対応し
て「電話発着信処理部」、「メーラー」に対応して「メ
ーラー実行ファイル」、「ブラウザー」に対応して「ブ
ラウザー実行ファイル」、「IP電話」に対応して「I
P電話実行ファイル」、「カメラ表示」に対応して「カ
メラ映像表示ソフト実行ファイル」をそれぞれ読み込む
場合を例示している。
【0030】一方、アドレス帳74内のテーブルに電話
番号が存在しない場合には、図2に示す処理を終了す
る。
【0031】なお、図5には、Aさんについて「TEL
1」、「××@」、「http//〜」を含む宛先が登録され
ており、Bさんについて「××@」、「http//〜」「T
EL2」を含む宛先が登録されており、Cさんについて
「03−○○○○−××××」、「090−○○○○−
××××」、「http//xxx.yyy.com」、「C@xxx.yyy.co
m」を含む宛先が登録されている場合を例に示してい
る。
【0032】ちなみに、例えば、一人のユーザーについ
て、オフィスの電話番号と携帯電話番号を登録しておく
場合など、同じ種類のアドレスを複数登録することも可
能である。
【0033】アドレス検索処理部75は、読み込んだ情
報を外部ソフト起動処理部73へと渡す。外部ソフト起
動処理部73は、アドレス検索処理部75から与えられ
た情報を元に、外部ソフトを起動し、適切な宛先情報を
与えて発信処理を行わせる(ステップA7)。
【0034】アドレス帳74内のユーザーごとアドレス
テーブルは、ユーザーが予めユーザーI/F71を介し
て登録する必要がある。また、各種アドレスと使用する
外部ソフトの関連付けもユーザーが予めユーザーI/F
71を介して登録する。ただし、電話発信にはダイヤラ
ー7自身で処理するため、電話による発信を行う場合は
電話発着信処理部72へ適切なデータを送るよう登録す
る。
【0035】つぎに、図3を用いて図1の動作の説明を
する。
【0036】電話を着信した際には、電話発着信処理部
72において発信元の情報が検出される(ステップB
1)。
【0037】電話発着信処理部72は、着信した呼の発
信元情報を着信履歴として保存する図4に示すような着
信履歴記憶部を備えており、ユーザーがこの記憶部を参
照してリダイヤル操作を行うとき(ステップB3)、電
話発着信処理部72は着信履歴として記憶している情報
のうち、発信元情報(電話番号)をアドレス検索処理部
75に送る。
【0038】なお、図4には、着信日時と、発信元情報
と名前とを一組で登録できるようにした例を示してい
る。
【0039】アドレス検索処理部75は、電話発着信処
理部72から与えられた電話番号と対応付けられている
同一ユーザーの他のアドレスを検索すると、それぞれの
アドレスを使用するアプリケーションの起動処理に必要
な情報を検索し(ステップB4〜B6)、データが存在
していれば全ての情報をユーザーI/F71に渡す。
【0040】ユーザーI/F71は、アドレス検索処理
部75からの情報を入出力デバイスドライバ1を用いて
出力装置へ出力を行う(ステップB7)。
【0041】ユーザーは、出力された情報からコミュニ
ケーション手段(eメール、Web、等)を選択し、そ
の結果を再びユーザーI/F71が受信する(ステップ
B8)。
【0042】ユーザーI/F71は、ユーザーによって
選択された情報を外部ソフト起動処理部73へと渡す。
外部ソフト起動処理部73は、与えられた情報に基づい
て外部ソフトを起動し、外部ツールへ適切な宛先情報を
提供する(ステップB9)。
【0043】つぎに、図7を用いて具体的に本実施形態
の動作を説明する。なお、図7において、図2に示した
部分と同様の処理を行う部分には同一符号を付してい
る。
【0044】例えば、電話発着信処理部72において、
電話番号03−○○○○−××××による電話の発信処
理を行う(ステップA2)。
【0045】相手先が応答しなかったとすると、電話発
着信処理部72は不応答として先の相手先電話番号をア
ドレス検索処理部75に送る(ステップA3)。
【0046】アドレス検索処理部75は、受け取った電
話番号をキーとしてアドレス帳74内のユーザーごとア
ドレステーブルを検索し(ステップA4)、キーの電話
番号を持つユーザーのアドレスデータを見つけると、優
先順位がその電話番号の次になっているアドレスデー
タ、AAA@xxx.comを取り出す。
【0047】そしてそのアドレス(eメールアドレス)
を使用する登録外部ソフトを起動するための情報、メー
ラー実行ファイルを図6のような外部ソフト登録テーブ
ルから読み込む(ステップA6)。
【0048】得られた情報を外部ソフト起動処理部73
に与え、外部ソフト起動処理部73は、ここではメーラ
ー実行ファイルを実行し、AAA@xxx.comをメ
ーラー4に渡す(ステップA7)。
【0049】ステップA6で得られた情報がURL: ht
tp://xxx.yyy.com、ブラウザ実行ファイルであった場合
は、外部ソフト起動処理部は、ブラウザ実行ファイルを
実行し、ブラウザを起動し、http://xxx.yyy.comをブラ
ウザに渡す。
【0050】ステップA6で得られた情報がIP電話ア
ドレスとIP電話実行ファイルとであった場合は、外部
ソフト起動処理部73は、IP電話実行ファイルを実行
してIP電話ソフトを起動し、発信先のIP電話用アド
レスを与える。
【0051】ステップA6で得られた情報がカメラ番号
とカメラ映像表示ソフト実行ファイルとであった場合
は、外部ソフト起動処理部73は、カメラ映像表示ソフ
ト実行ファイルを実行してカメラ映像表示ソフトを起動
し、表示したいカメラ番号を与える。
【0052】また、電話発着信処理部において、電話番
号03−○○○○−××××による電話の発信処理を行
った場合において、前述の例のように相手先不応答の場
合で、アドレス帳内を検索した結果得られたアドレスが
別の電話番号090−○○○○−××××だとする。こ
の場合、電話番号を使用するソフトはダイヤラー7自身
であり、外部ソフト登録テーブルにおいては、電話発着
信処理部72と関連付けられている。
【0053】したがって、検索の結果得られた電話番号
090−○○○○−××××はアドレス検索処理部75
から電話発着信処理部72へと送る。電話番号を受け取
った電話発着信処理部72は渡された電話番号への発信
を自動的に行う。
【0054】さらに、電話発着信処理部72は、200
1年12月21日に、Cさんの電話番号03−xxxx
−yyyyからの着信があったとすると、電話発着信処
理部の着信履歴記憶部に図4に示されるような情報を記
憶する。
【0055】ここで、ユーザーがこの情報をユーザーI
/F71を介して呼び出すと、電話発着信処理部72
は、ユーザーI/F71に履歴情報を渡す前に、アドレ
ス検索処理部75へ電話番号03−xxxx−yyyy
を送り、その電話番号をキーに、アドレス検索処理部7
5はアドレス帳74内の図5に示すようなユーザーごと
アドレステーブルにその電話番号があるかどうかを探索
する。
【0056】図5では、03−xxxx−yyyyがテ
ーブル内に存在しているため、その電話番号を持つユー
ザーのアドレスデータ全て、090−xxxx-yyy
y、http://xxx.yyy.com、c@xxx.yyy.com等及び、各ア
ドレスデータを使用する外部アプリケーションの起動に
必要なデータ、電話発着信処理、ブラウザ実行ファイ
ル、メーラー実行ファイルを読み込み、これらのうちど
れを使用するかをユーザーに選択させることができるよ
う、ユーザーI/F71を介して出力させる。
【0057】このときの出力の例を図8に示す。ここで
は、このときの出力はアドレス帳74に登録されている
優先順位に従って表示されるようにしている。ユーザー
がeメールを選択すると、ユーザーI/F71はユーザ
ーの動作を解析し、eメールが選択されたことを認識す
る。そしてユーザーI/F71はeメールアドレスであ
るc@xxx.yyy.comとメーラー実行ファイルの情報を外部
ソフト起動処理部73へ渡す。
【0058】情報を受け取った外部ソフト起動処理部で
は、メーラーを起動させ、c@xxx.yyy.comの宛先情報を
与える。eメール以外を選択した場合も同様、適切なア
プリケーションを起動し、選択されたアドレス情報を与
える。
【0059】(実施形態2)実施形態1では、電話機能
を備えるダイヤラーに本発明を適用した場合を例に説明
したが、実施形態2では、eメールの送受信機能を備え
るメーラーに本発明を適用し、外部通信ソフトを起動す
る例について説明する。
【0060】図9は、本発明の実施形態2のOSの模式
的な構成を示すブロック図である。本実施形態は、メー
ラー4が図1に示された実施形態1におけるダイヤラー
7に代わってアドレス検索処理部45、外部ソフト起動
処理部43などを有する点で異なる。なお、図9におい
て、図1と同様の部分には同意符号を付している。
【0061】メール発着信処理部42は図10に示すよ
うな着信履歴テーブルと、メールが未到達メッセージか
どうかを判別する手段を備えている。
【0062】なお、図10には、2001年12月21
日に、CさんのC@xxx.yyy.comからの着信があったとき
に、着信履歴記憶部に情報を記憶した場合の例を示して
いる。
【0063】メーラー4で、着信したメールに対して返
信操作を行った場合の流れ図が図12である。
【0064】まず、メールのヘッダを解析し(ステップ
C2)、そのメールが正常に届いたものか、それとも自
分が送信したメールで、宛先に到達できなかったメール
が戻ってきたものであるかを判断する(ステップC
3)。
【0065】メールを未到達メールであると判断した場
合は、ヘッダに含まれる、本来の宛先メールアドレスを
抽出し(ステップC4)、このメールアドレスをキーと
してアドレス帳の検索を行う(ステップC5,C6)。
【0066】正常に届いたものであると判断されると、
発信元メールアドレスをキーとして同一ユーザーのアド
レスを検索する(ステップC6,C7)。
【0067】検索の結果を表示し、メールアドレスが選
択された場合にはメール発着信処理部42で処理し、電
話番号が選択された場合には外部ソフトであるダイヤラ
ー7を起動し、電話番号を渡す。その他の処理は、実施
形態1で説明した電話の着信履歴に対する返信の処理と
同様である。
【0068】(実施形態3)実施形態1,2では、ダイ
ヤラー、メーラーに本発明を適用し、外部ソフトの起動
を行う例であったが、実施形態3では、IPによる通話
機能を備えるIP電話ソフトに本発明を適用して、外部
通信ソフトを起動する例を示している。
【0069】図11は、本発明の実施形態3のOSの模
式的な構成を示すブロック図である。本発明の実施形態
3は、IP電話ソフト5が図1に示された実施形態1に
おけるダイヤラー7に代わってアドレス検索処理部5
5、外部ソフト起動処理部53などを有する点で異な
る。
【0070】IP電話発着信処理部52は図12に示す
ような着信履歴テーブルを備えている。なお、図12に
は、2001年12月21日に、CさんからIP電話を
受けた場合の登録例を示している。
【0071】IP電話で着信した呼に対する返信の動作
はIP電話用アドレスをキーとして同一ユーザーの他の
アドレスを検索するという点、IP電話用アドレスが選
択された場合には自身のIP電話発着信処理部52で処
理し、電話番号が選択された場合には外部ソフトである
ダイヤラーを起動し、電話番号を渡すという点以外は、
実施形態1で述べた電話の着信履歴に対する返信の動作
と同様である。
【0072】IP電話の場合には相手が応答しない場合
があるため、実施形態1における相手先不応答を検出す
る手段と同様の手段をIP電話発着信処理部52が有す
る。相手先不応答時の処理に関しては、IP電話用アド
レスをキーとしてアドレス検索を行い、IP電話用アド
レスが結果として出てきた場合には、自身の持つIP電
話発信処理部にて処理を行い、電話番号が結果として出
てきた場合には、外部ソフトであるダイヤラーに電話番
号を渡して起動するというという点以外は、実施形態1
で述べた処理と同様である。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
アプリケーションの使い勝手を向上するために、ユーザ
ーが新たに面倒な作業をすることなく、他の通信ツール
で相手側に発信できるようにすることができる。
【0074】具体的には、氏名や電話番号から外部ツー
ルが使用するアドレスを自動検索し、外部ツールに渡し
て起動することで、ダイヤラーソフトから他のツールの
切替時間と切替先で使用するアドレスを入力する手間を
省くことができ、業務の効率化ができることにある。
【0075】また、各種通信機器の操作方法を覚えるこ
となく、例えばダイヤラーの操作を覚えれば、他の通信
機器の操作を覚えることなく使用することが可能である
ため、統合ソフトの導入に伴って必要になる時間を削減
できる。
【0076】さらに、新規にダイヤラーを購入すれば、
その他の通信ツールは既に所有している物を使うことが
でき、また、新たに通信ツールを導入する際は、ダイヤ
ラーがあれば、容易に必要なものだけ付け足すことがで
きるため、導入コストの削減ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】実施形態1の動作を示す流れ図である。
【図3】実施形態1の動作を示す流れ図である。
【図4】実施形態1における着信履歴テーブルの例を示
す図である。
【図5】ユーザーごとアドレステーブルの例1を示す図
である。
【図6】外部ソフト登録テーブルの例1を示す図であ
る。
【図7】本発明の実施形態1の動作の具体例を示す流れ
図である。
【図8】アプリケーション選択要求画面の例を示す図で
ある。
【図9】本発明の実施形態2の構成図である。
【図10】本発明の実施形態2における着信履歴テーブ
ルの例を示す図である。
【図11】本発明の実施形態3の構成図である。
【図12】本発明の実施形態3における着信履歴テーブ
ルの例を示す図である。
【図13】本発明の実施形態2における、メール返信処
理の流れ図である。
【符号の説明】
1…入出力装置ドライバ 2…モデム・外部電話機ドライバ 3…ブラウザ 4…メーラー 5…IP電話ソフト 6…カメラ映像表示ソフト 7…ダイヤラープログラム 71…ユーザーI/F 72…電話発着信処理部 73…外部ソフト起動処理部 74…アドレス帳 75…アドレス検索処理部
フロントページの続き (72)発明者 大木 康臣 神奈川県川崎市高津区北見方2丁目6番1 号 エヌイーシーインフロンティア株式会 社内 (72)発明者 久田 三樹子 神奈川県川崎市高津区北見方2丁目6番1 号 エヌイーシーインフロンティア株式会 社内 Fターム(参考) 5K101 KK02 LL01 NN02 NN14 NN21 QQ01 QQ07 RR27 SS07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話番号とアドレスと情報資源の格納場
    所を一意に指定する符号とを含む宛先のうち少なくとも
    二つを一組で登録しておくメモリと、 前記メモリに登録してある宛先のいずれかで相手に発信
    する発信手段と、 前記発信手段による発信時に相手と接続が確立できない
    場合に前記宛先のうち発信していない宛先に発信するた
    めのソフトウェアを起動する起動手段とを備えることを
    特徴とするコミュニケーションシステム。
  2. 【請求項2】 前記アドレスはメールアドレス又はイン
    ターネット電話用アドレスであることを特徴とする請求
    項1記載のコミュニケーションシステム。
  3. 【請求項3】 さらに相手方のコンピュータ付近にカメ
    ラを設置しておき、前記カメラに割り当てられているカ
    メラを起動する起動命令カメラ映像表示ソフトウェアを
    登録しておくことを特徴とする請求項1又は2記載のコ
    ミュニケーションシステム。
  4. 【請求項4】 前記メモリには2回目に発信する宛先の
    優先度を設定できることを特徴とする請求項1から3の
    いずれか1項記載のコミュニケーションシステム。
  5. 【請求項5】 前記起動手段は、メール用ソフトウェ
    ア、ブラウザ、カメラ映像表示ソフトウェア、インター
    ネット電話ソフトウェアのいずれかを起動することを特
    徴とする請求項4記載のコミュニケーションシステム。
  6. 【請求項6】 電話番号とアドレスと情報資源の格納場
    所を一意に指定する符号とを含む宛先のうち少なくとも
    二つを一組でメモリに登録しておき、 前記メモリに登録してある宛先のいずれかで相手に発信
    し、 前記発信時に相手と接続が確立できない場合に前記宛先
    のうち発信していない宛先に発信するためのソフトウェ
    アを起動することを特徴とするコミュニケーション方
    法。
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Cited By (3)

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