JP2003217884A - 無電極放電灯点灯装置 - Google Patents

無電極放電灯点灯装置

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JP2003217884A
JP2003217884A JP2002019239A JP2002019239A JP2003217884A JP 2003217884 A JP2003217884 A JP 2003217884A JP 2002019239 A JP2002019239 A JP 2002019239A JP 2002019239 A JP2002019239 A JP 2002019239A JP 2003217884 A JP2003217884 A JP 2003217884A
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potential line
discharge lamp
power supply
electrodeless discharge
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JP2002019239A
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Akira Nakashiro
明 中城
Hiroshi Kido
大志 城戸
Shinji Makimura
紳司 牧村
Shingo Masumoto
進吾 増本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】交流電源のラインと筐体との間にサージ電圧が
印加されても回路素子が破壊されることのない無電極放
電灯点灯装置を提供する。 【解決手段】交流電源Eにより電力が供給され直流電圧
を出力する電源回路8と、電源回路8により電力が供給
され無電極放電灯1に高周波電力を供給する高周波電源
3とが設けられる。電源回路8は交流電源Eの両端と筐
体との間に挿入したサージ吸収回路10を備える。電源
回路8の出力端と無電極放電灯1との間の低電位ライン
Kbと筐体との間にはバイパス用のコンデンサCebが
挿入される。電源回路8は低電位ラインKb上にインダ
クタL11b,L12b,L13bを備える。低電位ラ
インKbにおいて電源回路8とコンデンサCebとの間
とグランドとの間にサージ吸収素子SAbが挿入され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バルブ内に電極を
持たずバルブの外部からバルブの内部に高周波電磁界を
作用させることによって放電発光する無電極放電灯を点
灯させる無電極放電灯点灯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図6に示すように、ガラスの
ような透光性材料のバルブ内に放電ガスを封入した無電
極放電灯1が提供されており、無電極放電灯1に近接し
て誘導コイル2を配置し、誘導コイル2に対して高周波
電源3から高周波電力を供給することによって、誘導コ
イル2の周囲に生じる高周波電磁界を作用させ、放電ガ
スを励起ないし電離による高周波プラズマを発生させて
発光させる無電極放電灯点灯装置が提案されている。バ
ルブには各種形状のものがあり、たとえば球形のものが
知られている。無電極放電灯1のバルブが球形である場
合には、バルブの外周を周回する形の誘導コイル2が広
く用いられている。放電ガスには不活性ガスや金属蒸気
が用いられ、たとえば金属蒸気としての水銀蒸気と不活
性ガスである希ガスとを混合した放電ガスが用いられて
いる。この種の放電ガスを励起させると主として紫外線
を発生するから、バルブの内周面には紫外線を可視光に
変換する蛍光体が塗布される。ただし、無電極放電灯1
において蛍光体は必須というわけではなく、たとえば、
同じ組成の放電ガスを用いる場合であって紫外線を取り
出す場合には蛍光体は不要であり、組成の異なる放電ガ
スを用いることによって蛍光体を用いずに可視光を取り
出すことも可能である。
【0003】高周波電源3は数百kHz〜数百MHzの
高周波を出力し、高周波電源3から誘導コイル2に供給
する高周波電力の反射を抑制して高周波電力を誘導コイ
ル2に効率よく供給するために、高周波電源3と誘導コ
イル2との間にマッチング回路4が挿入される。つま
り、無電極放電灯1と誘導コイル2とマッチング回路4
とからなる負荷回路が高周波電源3に接続されているこ
とになる。
【0004】ところで、高周波電源3は、水晶振動子X
を用いた発振回路5と、発振回路5の出力をC級増幅す
るプリアンプ6と、プリアンプ6の出力をD級増幅する
メインアンプ7とを備えるとともに、高周波電源3を駆
動するための電源として商用電源のような交流電源Eを
直流電圧に変換する電源回路8を備える。
【0005】プリアンプ6は、トランジスタQ3を用い
て構成され、トランジスタQ3のコレクタに接続された
インダクタL3を備える。さらに、トランジスタQ3の
コレクタ−エミッタにはコンデンサCpが並列接続さ
れ、コンデンサCpの両端間には2個のコンデンサC
s,Vcの直列回路が接続される。コンデンサVcは可
変コンデンサであって、コンデンサVc(以下では、
「バリコン」と呼ぶ)には、プリアンプ6とメインアン
プ7との間に挿入された駆動トランスTの1次巻線n1
が並列接続される。すなわち、発振回路5とプリアンプ
6とにより、メインアンプ7を駆動するドライブ回路9
が構成されていることになる。
【0006】メインアンプ7は、電界効果トランジスタ
からなる直列接続された2個のスイッチング素子Q1,
Q2を備える。各スイッチング素子Q1,Q2のゲート
−ソースは駆動トランスTに設けた2個の2次巻線n2
1,n22の両端間にそれぞれ接続され、プリアンプ6
の出力によって各スイッチング素子Q1,Q2が交互に
オンオフされる。両スイッチング素子Q1,Q2の接続
点にはインダクタL2とコンデンサC2との直列回路が
接続され、コンデンサC2の一端とスイッチング素子Q
2のソースとがメインアンプ7の出力端になる。つま
り、コンデンサC2の一端とスイッチング素子Q2のソ
ースとの間にマッチング回路4を介して誘導コイル2が
接続される。
【0007】上述の構成では、バリコンVcを調節する
とメインアンプ7を構成するスイッチング素子Q1,Q
2のゲート−ソースに印加される電圧Vgsを調節する
ことができ、結果的に高周波電源3の出力が制御され
る。たとえば、スイッチング素子Q1,Q2としてIR
社製のIRF710を用いるとすると、スイッチング素
子Q1,Q2のゲート−ソースに印加される電圧(以下
では、「制御電圧」と呼ぶ)Vgsはピーク値が10〜
15Vに設定された正弦波状の電圧波形になる。
【0008】ところで、無電極放電灯点灯装置は高周波
回路を含むからコモンモードノイズを低減させるため
に、高周波電源3とマッチング回路4との近傍に高周波
ノイズをバイパスするコンデンサCeh,Cebをイン
ピーダンス素子として接続してフレームグランドをとっ
ている(つまり、無電極放電灯点灯装置を収納する金属
製の筐体をグランドとしてコンデンサCeh,Cebの
一端を接続している)。図示例ではバイパス用として2
個のコンデンサCeh,Cebを設けており、コンデン
サCehは低電位ラインKbを筐体に接地し、コンデン
サCebは高電位ラインKhを筐体に接地している。
【0009】電源回路8は、交流電源Eにサージ吸収回
路10およびローパスフィルタであるフィルタ回路11
を介して接続されたダイオードブリッジからなる整流器
22を備える。さらに、整流器22の出力は、降圧チョ
ッパ回路である降圧回路21に供給されるとともに昇降
圧チョッパ回路である主電源回路20に供給される。主
電源回路20は昇圧チョッパ回路と降圧チョッパ回路と
の2段構成でインダクタを共用した形の2石式のチョッ
パ回路であって、前段において昇圧動作を行い、後段に
おいて降圧動作を行うように構成されている。降圧回路
21の出力はローパスフィルタであるフィルタ回路13
を介してドライブ回路9に供給され、主電源回路20の
出力はローパスフィルタであるフィルタ回路12を介し
てメインアンプ7に供給される。フィルタ回路11〜1
3はいずれもインダクタとコンデンサとを組み合わせて
構成されたLCフィルタであって、それぞれインダクタ
L11h,L11b,L12h,L12b,L13h,
L13bが両ラインに挿入された形になっている。
【0010】サージ吸収回路10は、交流電源Eにコモ
ンモードのサージ電圧が侵入したときにサージ電圧を吸
収するために設けられているものであって、3個のサー
ジ吸収素子SA1〜SA3からなり、交流電源Eの両端
間に2個のサージ吸収素子SA1,SA2の直列回路を
接続するとともに、両サージ吸収素子SA1,SA2の
接続点と筐体との間に残りのサージ吸収素子SA3を接
続する形でフレームグランドをとっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した無電極放電灯
点灯装置において、交流電源Eのいずれか一方のライン
と筐体との間に雷サージのような外来のサージ電圧が印
加された場合について考察する。このとき、サージ電圧
が印加された極性に応じて、コンデンサCeh,Ceb
のいずれかを通る経路で、高電位ラインKhまたは低電
位ラインKbにサージ電流が流れる。すなわち、高電位
ラインKhを通る経路は、サージ吸収回路10−フィル
タ回路11(インダクタL11hまたはインダクタL1
1b)−整流器22−主電源回路20の高電位ラインK
h−フィルタ回路12(インダクタL12h)−高周波
電源3の高電位ラインKh−コンデンサCeh−筐体の
ループ回路になる。また、低電位ラインKbを通る経路
は、サージ吸収回路10−フィルタ回路11(インダク
タL11hまたはインダクタL11b)−整流器22−
降圧回路21の低電位ラインKb−フィルタ回路13
(インダクタL13b)−高周波電源3の低電位ライン
Kb−コンデンサCeb−筐体のループ回路になる。
【0012】サージ電流が上述の経路を通ることによっ
て、回路内に侵入したサージ電圧はサージ吸収回路10
では抑制されるものの、フィルタ回路11〜13や主電
源回路20あるいは降圧回路21に含まれるインダクタ
L20,L21にもサージ電流が流れることによって、
電圧が大きく跳ね上がることになる。その結果、コンデ
ンサCeh,Cebの両端には過電圧が印加されること
になる。たとえば、電源回路8の入力側にコモンモード
の6kVのサージ電圧が印加されたとすると、サージ吸
収回路10に近い部位ではサージ電圧が2kV程度に抑
えられるにもかかわらず、コンデンサCeh,Cebの
両端には約7kVの電圧が印加されることが確認されて
いる。
【0013】上述のように、コンデンサCeh,Ceb
に高電圧が印加されると、高電位ラインKhまたは低電
位ラインKbと筐体との間で放電が生じて短絡電流が流
れ、結果的に回路素子が破壊されることがある。この種
の回路素子には、図示しているもののほか、低電位ライ
ンKbに挿入される電流検出用の抵抗なども含まれる。
このような回路素子の破壊を防止するには、高耐圧の部
品が必要になってコスト高をまねいたり、回路基板の配
線パターンと筐体との間の絶縁距離を確保するために筐
体が大型化したりするという問題が生じる。
【0014】また、特開2001−68284において
従来例として示されているように、直流電源の一端を第
1のインピーダンス素子(たとえば、コンデンサ)で接
地し、直流電源の上記一端とは異なる電位側において誘
導コイル2への出力を第2のインピーダンス素子で接地
した構成を採用すると、コモンモードのサージ電圧に対
する対策としてある程度の効果は得られる。しかしなが
ら、ノイズを抑制するために低電位ラインあるいは高電
位ラインにインダクタ素子を含むフィルタ回路を追加し
た場合には、上述した問題と同様の問題が生じる。
【0015】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、インダクタを備えた電源回路および
高周波ノイズをバイパスするインピーダンス素子を含む
回路構成を採用しながらも、交流電源のラインと筐体と
の間にサージ電圧が印加されたときに回路素子が破壊さ
れることのない無電極放電灯点灯装置を提供することに
ある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、交流
電源により電力が供給され直流電圧を出力するとともに
直流電圧の高電位ラインと低電位ラインとの少なくとも
一方にインダクタが挿入された電源回路と、前記電源回
路により電力が供給され少なくとも無電極放電灯を含む
負荷回路に高周波電力を出力する高周波電源と、前記交
流電源の少なくとも一端とグランドとの間に接続された
第1のサージ吸収素子と、前記電源回路の出力端と前記
無電極放電灯との間の前記高電位ラインと前記低電位ラ
インとのうち前記インダクタが接続されている側のライ
ン上の適宜箇所と前記グランドとの間に挿入され高周波
ノイズをバイパスするインピーダンス素子と、前記高電
位ラインと前記低電位ラインとのうち前記インピーダン
ス素子が接続されている側のライン上であって前記電源
回路と前記インピーダンス素子との間の適宜箇所とグラ
ンドとの間に挿入された第2のサージ吸収素子とを備え
ることを特徴とする。
【0017】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記第2のサージ吸収素子が前記インピーダンス素
子の近傍に接続されていることを特徴とする。
【0018】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2の発明において、前記インピーダンス素子が、コンデ
ンサに抵抗を直列接続した直列回路とコンデンサとから
選択されることを特徴とする。
【0019】請求項4の発明は、交流電源により電力が
供給され直流電圧を出力するとともに直流電圧の高電位
ラインと低電位ラインとの少なくとも一方にインダクタ
が挿入された電源回路と、前記電源回路により電力が供
給され少なくとも無電極放電灯を含む負荷回路に高周波
電力を出力する高周波電源と、前記交流電源の少なくと
も一端とグランドとの間に接続された第1のサージ吸収
素子と、前記電源回路の出力端と前記無電極放電灯との
間の前記高電位ラインと前記低電位ラインとのうち前記
インダクタが接続されている側のライン上の適宜箇所と
前記グランドとの間に挿入され高周波ノイズをバイパス
する寄生容量を有した第2のサージ吸収素子とを備える
ことを特徴とする。
【0020】請求項5の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、前記高周波電源と前記負荷回路との
間に前記グランドにシールドを接続した同軸ケーブルが
介挿され、前記高電位ラインと前記低電位ラインとのう
ち前記インダクタが接続されている側のライン上である
前記同軸ケーブルの一端近傍に前記第2のサージ吸収素
子の一端が接続されることを特徴とする。
【0021】請求項6の発明は、請求項1ないし請求項
5の発明において、前記電源回路がノイズを除去するフ
ィルタ回路を備え、前記インダクタがフィルタ回路の構
成要素であることを特徴とする。
【0022】請求項7の発明は、請求項1ないし請求項
5の発明において、前記電源回路がチョッパ回路を含
み、前記インダクタがチョッパ回路の構成要素であるこ
とを特徴とする。
【0023】請求項8の発明は、請求項1ないし請求項
7の発明において、前記第1のサージ吸収素子および前
記第2のサージ吸収素子がバリスタであることを特徴と
する。
【0024】請求項9の発明は、交流電源により電力が
供給され直流電圧を出力するとともに直流電圧の高電位
ラインと低電位ラインとの少なくとも一方にインダクタ
が挿入された電源回路と、前記電源回路により電力が供
給され少なくとも無電極放電灯を含む負荷回路に高周波
電力を出力する高周波電源と、前記交流電源の少なくと
も一端とグランドとの間に接続された第1のサージ吸収
素子と、前記電源回路の出力端と前記無電極放電灯との
間の前記高電位ラインと前記低電位ラインとのうち前記
インダクタが接続されている側のライン上の適宜箇所と
前記グランドとの間に挿入され高周波ノイズをバイパス
する寄生容量を有した第2のサージ吸収素子と、前記電
源回路の出力端と前記無電極放電灯との間の前記高電位
ラインと前記低電位ラインとのうち前記インダクタが接
続されている側のライン上の適宜箇所と前記グランドと
の間に挿入され高周波ノイズをバイパスするインピーダ
ンス素子と、前記高電位ラインと前記低電位ラインとの
うち前記インピーダンス素子が接続されている側のライ
ン上であって前記電源回路と前記インピーダンス素子と
の間の適宜箇所とグランドとの間に挿入された第2のサ
ージ吸収素子とを備え、前記インピーダンス素子が、コ
ンデンサに抵抗を直列接続した直列回路とコンデンサと
から選択され、前記第1のサージ吸収素子および前記第
2のサージ吸収素子がバリスタであることを特徴とす
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に説明する各実施形態の基本
的な構成は図6に示した従来構成と同様であるから、同
機能の構成については同符号を付して説明を省略し、以
下では主に従来構成との相違点について説明する。
【0026】(第1の実施の形態)本実施形態は、図1
に示すように、降圧回路21とドライブ回路9との間に
挿入したフィルタ回路13における低電位側のインダク
タL13bと、低電位ラインLbと筐体との間に接続し
たバイパス用のコンデンサCebとの間で、低電位ライ
ンLbと筐体との間にサージ吸収素子SAbを接続した
点が従来構成と相違する。サージ吸収素子SAbとして
は、ZnO、SiC、Seなどを素子材料とするバリス
タを用いており、サージ吸収素子SAbとしてバリスタ
を用いることによってサージ電圧を効果的に吸収するこ
とができる。なお、以下に説明する実施形態におけるサ
ージ吸収素子にも同様のバリスタを用いることができ
る。
【0027】いま、交流電源Eのラインと筐体との間に
サージ電圧が印加され、サージ電流が低電位ラインKb
を経由するループに流れ、インダクタL11h(または
インダクタL11b),L12b,L13bによりコンデ
ンサCebの両端電圧が急に上昇したとすると、サージ
吸収素子SAbによってサージ電圧が吸収されるから回
路素子の破壊を防止することができる。他の構成および
動作は従来構成と同様である。
【0028】(第2の実施の形態)本実施形態は、図2
に示すように、図6に示した従来構成に対して、降圧回
路21をフライバック方式とすることによりフィルタ回
路13を省略し、低電位ラインKbと筐体との間のコン
デンサCebも省略してある。さらに、主電源回路20
を昇圧チョッパ回路のみで構成して降圧チョッパ回路は
省略してある。加えて、フィルタ回路12のインダクタ
L12hとコンデンサCehとの間の高電位ラインKh
と筐体との間にサージ吸収素子SAhを挿入してある。
【0029】本実施形態では、交流電圧Eのラインと筐
体との間にサージ電圧が印加され、サージ電流が高電位
ラインKhを経由するループに流れ、インダクタL11
h(またはインダクタL11b),L12b,L13b
によりコンデンサCehの両端電圧が急に上昇したとす
ると、サージ吸収素子SAhによってサージ電圧が吸収
されるから回路素子の破壊を防止することができる。他
の構成および動作は従来構成と同様である。
【0030】(第3の実施の形態)本実施形態は、図3
に示すように、図6に示した従来構成に対して、主電源
回路20の出力側に設けたフィルタ回路12を省略する
とともに高電位ラインKhと筐体との間に設けたコンデ
ンサCehを省略し、低電位ラインKbと筐体との間に
サージ吸収素子SAbを並列接続したものである。ただ
し、サージ吸収素子SAbと低電位ラインKbとの接続
点はコンデンサCebと低電位ラインKbとの接続点に
一致させ、サージ吸収素子SAbと筐体との接続点はコ
ンデンサCebと筐体との接続点に一致させてある。
【0031】本実施形態では、交流電圧Eのラインと筐
体との間にサージ電圧が印加され、サージ電流が低電位
ラインKbを経由するループに流れ、インダクタL11
h(またはインダクタL11b),L13bによりコン
デンサCebの両端電圧が急に上昇したとすると、サー
ジ吸収素子SAbによってサージ電圧が吸収されるから
回路素子の破壊を防止することができる。しかも、コン
デンサCebとサージ吸収素子SAbの両端を低電位ラ
インKbおよび筐体にそれぞれ一点で接続しているか
ら、ノイズの伝播するループが複数形成されることがな
く、ノイズの増加を抑制することができる。
【0032】なお、主電源回路20は図1に示した構成
例のような2石式の昇降圧チョッパ回路と、図2に示し
た構成例のような1石式の昇圧チョッパ回路とのいずれ
を採用してもよく、降圧回路21は図1に示した構成例
のような降圧チョッパ回路と、図2に示した構成例のよ
うなフライバック方式とのいずれを採用してもよい。他
の構成および動作は従来構成と同様である。
【0033】(第4の実施の形態)本実施形態は、図4
に示すように、図6に示した従来構成に対して、マッチ
ング回路4を省略し、高電位ラインKhおよび低電位ラ
インKbと筐体との間に、コンデンサCeh,Cebに
代えてサージ吸収素子SAh,SAbを挿入したもので
ある。サージ吸収素子SAhにおける高電位ラインKh
への接続点はフィルタ回路12のインダクタL12hと
無電極放電灯1との間であればよく、サージ吸収素子S
Abにおける低電位ラインKbへの接続点はフィルタ回
路12のインダクタL12bと無電極放電灯1との間で
あればよい。サージ吸収素子SAh,SAbとしてバリ
スタを用いることによって、1〜50nFの寄生容量C
p1,Cp2が含まれることになり、コンデンサCe
h,Cebを省略しても寄生容量Cp1,Cp2が同様
に機能する。
【0034】本実施形態では、交流電圧Eのラインと筐
体との間にサージ電圧が印加され、サージ電流が低電位
ラインKbを経由するループに流れ、インダクタL11
h(またはインダクタL11b),L12b,L13b
によりサージ吸収素子SAbの両端電圧が急に上昇した
とすると、サージ吸収素子SAbによってサージ電圧が
吸収されるから回路素子の破壊を防止することができ
る。同様に、サージ電流が高電位ラインKhを経由する
ループに流れ、インダクタL11h(またはインダクタ
L11b),L12h,L13hによりサージ吸収素子
SAhの両端電圧が急に上昇したとすると、サージ吸収
素子SAhによってサージ電圧が吸収されるから回路素
子の破壊を防止することができる。しかも、サージ吸収
素子SAh、SAbの寄生容量Cp1,Cp2がコンデ
ンサCeh,Cebとして機能するから、ノイズを増加
させることなくコンデンサCeh,Cebを省略するこ
とができコストを低減することができる。
【0035】なお、主電源回路20は図1に示した構成
例のような2石式の昇降圧チョッパ回路と、図2に示し
た構成例のような1石式の昇圧チョッパ回路とのいずれ
を採用してもよく、降圧回路21は図1に示した構成例
のような降圧チョッパ回路と、図2に示した構成例のよ
うなフライバック方式とのいずれを採用してもよい。他
の構成および動作は従来構成と同様である。
【0036】(第5の実施の形態)本実施形態は、図5
に示すように、図6に示した従来構成に対して、交流電
源Eと整流器22との間のフィルタ回路11を省略し、
高周波電源3とマッチング回路4との間を同軸ケーブル
Cxを介して接続したものである。さらに、サージ吸収
素子SAbを同軸ケーブルCxとマッチング回路4との
間(同軸ケーブル30における誘導コイル2側の端部付
近)で低電位ラインKbと筐体との間に接続してある。
【0037】本実施形態では、交流電圧Eのラインと筐
体との間にサージ電圧が印加され、サージ電流が低電位
ラインKbを経由するループに流れ、インダクタL12
b,L13bにより、同軸ケーブルCxにおいて筐体と
同電位に接続したシールドと同軸ケーブルCxの低電位
ラインKbとの間の電圧が急に上昇したとすると、同軸
ケーブルCxの一端付近に設けたサージ吸収素子SAb
によって同軸ケーブルCxの一端部での放電を防止する
ことができ、結果的に回路素子の破壊を防止することが
できる。なお、サージ吸収素子SAbを設けないとすれ
ば、同軸ケーブルCxの両端や内部で放電を生じること
があり、回路破壊につながることもあるが、本実施形態
の構成によってこのような問題を回避することができ
る。
【0038】なお、本実施形態では同軸ケーブルCxに
おけるマッチング回路4側の一端にサージ吸収素子SA
bの一端を接続しているが、同軸ケーブルCxにおいて
高周波電源3側の一端にサージ吸収素子SAbの一端を
接続してもよい。また、主電源回路20は図1に示した
構成例のような2石式の昇降圧チョッパ回路と、図2に
示した構成例のような1石式の昇圧チョッパ回路とのい
ずれを採用してもよく、降圧回路21は図1に示した構
成例のような降圧チョッパ回路と、図2に示した構成例
のようなフライバック方式とのいずれを採用してもよ
い。他の構成および動作は従来構成と同様である。
【0039】なお、上述した各実施形態においてコンデ
ンサCeh,Cebまたは寄生容Cp1,Cp2を高周
波ノイズであるコモンモードノイズをバイパスするイン
ピーダンス素子として用いているが、インピーダンス素
子としてはコンデンサに抵抗を直列接続した直列回路を
用いることも可能である。
【0040】
【発明の効果】請求項1の発明は、交流電源により電力
が供給され直流電圧を出力するとともに直流電圧の高電
位ラインと低電位ラインとの少なくとも一方にインダク
タが挿入された電源回路と、前記電源回路により電力が
供給され少なくとも無電極放電灯を含む負荷回路に高周
波電力を出力する高周波電源と、前記交流電源の少なく
とも一端とグランドとの間に接続された第1のサージ吸
収素子と、前記電源回路の出力端と前記無電極放電灯と
の間の前記高電位ラインと前記低電位ラインとのうち前
記インダクタが接続されている側のライン上の適宜箇所
と前記グランドとの間に挿入され高周波ノイズをバイパ
スするインピーダンス素子と、前記高電位ラインと前記
低電位ラインとのうち前記インピーダンス素子が接続さ
れている側のライン上であって前記電源回路と前記イン
ピーダンス素子との間の適宜箇所とグランドとの間に挿
入された第2のサージ吸収素子とを備えるものであり、
コモンモードのサージ電流が高周波ノイズをバイパスす
るインピーダンス素子を含むループを通って流れ電源回
路に含まれるインダクタの作用で跳ね上がったとして
も、インダクタとインピーダンス素子との間のライン上
の適宜箇所において、サージ吸収素子がインピーダンス
素子と並列に接続されていることによって、インピーダ
ンス素子の両端電圧の上昇を抑制することができ、結果
的に回路素子の破壊を防止することができる。
【0041】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記第2のサージ吸収素子が前記インピーダンス素
子の近傍に接続されているので、第2のサージ吸収素子
とインピーダンス素子との間でノイズが伝播する経路が
複雑化するのを防止することができ、ノイズを抑制しや
すくなる。
【0042】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2の発明において、前記インピーダンス素子が、コンデ
ンサに抵抗を直列接続した直列回路とコンデンサとから
選択されるので、ノイズの程度に応じた適正なインピー
ダンスを選択することができる。
【0043】請求項4の発明は、交流電源により電力が
供給され直流電圧を出力するとともに直流電圧の高電位
ラインと低電位ラインとの少なくとも一方にインダクタ
が挿入された電源回路と、前記電源回路により電力が供
給され少なくとも無電極放電灯を含む負荷回路に高周波
電力を出力する高周波電源と、前記交流電源の少なくと
も一端とグランドとの間に接続された第1のサージ吸収
素子と、前記電源回路の出力端と前記無電極放電灯との
間の前記高電位ラインと前記低電位ラインとのうち前記
インダクタが接続されている側のライン上の適宜箇所と
前記グランドとの間に挿入され高周波ノイズをバイパス
する寄生容量を有した第2のサージ吸収素子とを備える
ものであり、コモンモードのサージ電流が高周波ノイズ
をバイパスする経路である第2のサージ吸収素子の寄生
容量を含むループを通って流れ電源回路に含まれるイン
ダクタの作用で跳ね上がったとしても、第2のサージ吸
収素子によって第2のサージ吸収素子の両端電圧の上昇
を抑制することができ、結果的に回路素子の破壊を防止
することができる。
【0044】請求項5の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、前記高周波電源と前記負荷回路との
間に前記グランドにシールドを接続した同軸ケーブルが
介挿され、前記高電位ラインと前記低電位ラインとのう
ち前記インダクタが接続されている側のライン上である
前記同軸ケーブルの一端近傍に前記第2のサージ吸収素
子の一端が接続されるものであり、同軸ケーブルの内部
ないし両端部付近での放電を防止することができ、結果
的にサージ電流による回路素子の破壊を防止することが
できる。
【0045】請求項9の発明は、交流電源により電力が
供給され直流電圧を出力するとともに直流電圧の高電位
ラインと低電位ラインとの少なくとも一方にインダクタ
が挿入された電源回路と、前記電源回路により電力が供
給され少なくとも無電極放電灯を含む負荷回路に高周波
電力を出力する高周波電源と、前記交流電源の少なくと
も一端とグランドとの間に接続された第1のサージ吸収
素子と、前記電源回路の出力端と前記無電極放電灯との
間の前記高電位ラインと前記低電位ラインとのうち前記
インダクタが接続されている側のライン上の適宜箇所と
前記グランドとの間に挿入され高周波ノイズをバイパス
する寄生容量を有した第2のサージ吸収素子と、前記電
源回路の出力端と前記無電極放電灯との間の前記高電位
ラインと前記低電位ラインとのうち前記インダクタが接
続されている側のライン上の適宜箇所と前記グランドと
の間に挿入され高周波ノイズをバイパスするインピーダ
ンス素子と、前記高電位ラインと前記低電位ラインとの
うち前記インピーダンス素子が接続されている側のライ
ン上であって前記電源回路と前記インピーダンス素子と
の間の適宜箇所とグランドとの間に挿入された第2のサ
ージ吸収素子とを備え、前記インピーダンス素子が、コ
ンデンサに抵抗を直列接続した直列回路とコンデンサと
から選択され、前記第1のサージ吸収素子および前記第
2のサージ吸収素子がバリスタであることを特徴とする
ものであり、コモンモードのサージ電流が高周波ノイズ
をバイパスするインピーダンス素子を含むループを通っ
て流れ電源回路に含まれるインダクタの作用で跳ね上が
ったとしても、インダクタとインピーダンス素子との間
のライン上の適宜箇所において、サージ吸収素子がイン
ピーダンス素子と並列に接続されていることによって、
インピーダンス素子の両端電圧の上昇を抑制することが
でき、結果的に回路素子の破壊を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図3】本発明の第3の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図4】本発明の第4の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図5】本発明の第5の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図6】従来例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 無電極放電灯 2 誘導コイル 3 高周波電源 4 マッチング回路 8 電源回路 10 サージ吸収回路 11〜13 フィルタ回路 20 主電源回路 21 降圧回路 30 シールド Ceb,Ceh コンデンサ(インピーダンス素子) Cp1,Cp2 寄生容量(インピーダンス素子) Cx 同軸ケーブル E 交流電源 Kh 高電位ライン Kb 低電位ライン L11b,L11h インダクタ L12b,L12h インダクタ L13b,L13h インダクタ L20 インダクタ L21 インダクタ SA1〜SA3 (第1の)サージ吸収素子 SAb,SAh (第2の)サージ吸収素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧村 紳司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 増本 進吾 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3K072 AA16 AC02 AC11 BA05 BB01 BB10 BC01 CA12 DD04 EA04 FA05 FA09 GA02 GB03 GB12 GC04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源により電力が供給され直流電圧
    を出力するとともに直流電圧の高電位ラインと低電位ラ
    インとの少なくとも一方にインダクタが挿入された電源
    回路と、前記電源回路により電力が供給され少なくとも
    無電極放電灯を含む負荷回路に高周波電力を出力する高
    周波電源と、前記交流電源の少なくとも一端とグランド
    との間に接続された第1のサージ吸収素子と、前記電源
    回路の出力端と前記無電極放電灯との間の前記高電位ラ
    インと前記低電位ラインとのうち前記インダクタが接続
    されている側のライン上の適宜箇所と前記グランドとの
    間に挿入され高周波ノイズをバイパスするインピーダン
    ス素子と、前記高電位ラインと前記低電位ラインとのう
    ち前記インピーダンス素子が接続されている側のライン
    上であって前記電源回路と前記インピーダンス素子との
    間の適宜箇所とグランドとの間に挿入された第2のサー
    ジ吸収素子とを備えることを特徴とする無電極放電灯点
    灯装置。
  2. 【請求項2】 前記第2のサージ吸収素子が前記インピ
    ーダンス素子の近傍に接続されていることを特徴とする
    請求項1記載の無電極放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】 前記インピーダンス素子が、コンデンサ
    に抵抗を直列接続した直列回路とコンデンサとから選択
    されることを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    無電極放電灯点灯装置。
  4. 【請求項4】 交流電源により電力が供給され直流電圧
    を出力するとともに直流電圧の高電位ラインと低電位ラ
    インとの少なくとも一方にインダクタが挿入された電源
    回路と、前記電源回路により電力が供給され少なくとも
    無電極放電灯を含む負荷回路に高周波電力を出力する高
    周波電源と、前記交流電源の少なくとも一端とグランド
    との間に接続された第1のサージ吸収素子と、前記電源
    回路の出力端と前記無電極放電灯との間の前記高電位ラ
    インと前記低電位ラインとのうち前記インダクタが接続
    されている側のライン上の適宜箇所と前記グランドとの
    間に挿入され高周波ノイズをバイパスする寄生容量を有
    した第2のサージ吸収素子とを備えることを特徴とする
    無電極放電灯点灯装置。
  5. 【請求項5】 前記高周波電源と前記負荷回路との間に
    前記グランドにシールドを接続した同軸ケーブルが介挿
    され、前記高電位ラインと前記低電位ラインとのうち前
    記インダクタが接続されている側のライン上である前記
    同軸ケーブルの一端近傍に前記第2のサージ吸収素子の
    一端が接続されることを特徴とする請求項1ないし請求
    項4のいずれか1項に記載の無電極放電灯点灯装置。
  6. 【請求項6】 前記電源回路がノイズを除去するフィル
    タ回路を備え、前記インダクタがフィルタ回路の構成要
    素であることを特徴とする請求項1ないし請求項5のい
    ずれか1項に記載の無電極放電灯点灯装置。
  7. 【請求項7】 前記電源回路がチョッパ回路を含み、前
    記インダクタがチョッパ回路の構成要素であることを特
    徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載
    の無電極放電灯点灯装置。
  8. 【請求項8】 前記第1のサージ吸収素子および前記第
    2のサージ吸収素子がバリスタであることを特徴とする
    請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の無電極
    放電灯点灯装置。
  9. 【請求項9】 交流電源により電力が供給され直流電圧
    を出力するとともに直流電圧の高電位ラインと低電位ラ
    インとの少なくとも一方にインダクタが挿入された電源
    回路と、前記電源回路により電力が供給され少なくとも
    無電極放電灯を含む負荷回路に高周波電力を出力する高
    周波電源と、前記交流電源の少なくとも一端とグランド
    との間に接続された第1のサージ吸収素子と、前記電源
    回路の出力端と前記無電極放電灯との間の前記高電位ラ
    インと前記低電位ラインとのうち前記インダクタが接続
    されている側のライン上の適宜箇所と前記グランドとの
    間に挿入され高周波ノイズをバイパスする寄生容量を有
    した第2のサージ吸収素子と、前記電源回路の出力端と
    前記無電極放電灯との間の前記高電位ラインと前記低電
    位ラインとのうち前記インダクタが接続されている側の
    ライン上の適宜箇所と前記グランドとの間に挿入され高
    周波ノイズをバイパスするインピーダンス素子と、前記
    高電位ラインと前記低電位ラインとのうち前記インピー
    ダンス素子が接続されている側のライン上であって前記
    電源回路と前記インピーダンス素子との間の適宜箇所と
    グランドとの間に挿入された第2のサージ吸収素子とを
    備え、前記インピーダンス素子が、コンデンサに抵抗を
    直列接続した直列回路とコンデンサとから選択され、前
    記第1のサージ吸収素子および前記第2のサージ吸収素
    子がバリスタであることを特徴とする無電極放電灯点灯
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1323419C (zh) * 2003-08-14 2007-06-27 Lg电子株式会社 使用微波的无电极发光装置以及控制其电源的方法
JP2007287573A (ja) * 2006-04-19 2007-11-01 Matsushita Electric Works Ltd 無電極放電灯点灯装置及び照明器具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN1323419C (zh) * 2003-08-14 2007-06-27 Lg电子株式会社 使用微波的无电极发光装置以及控制其电源的方法
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