JP2003216294A - ユーザインタフェース装置 - Google Patents
ユーザインタフェース装置Info
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- JP2003216294A JP2003216294A JP2002017031A JP2002017031A JP2003216294A JP 2003216294 A JP2003216294 A JP 2003216294A JP 2002017031 A JP2002017031 A JP 2002017031A JP 2002017031 A JP2002017031 A JP 2002017031A JP 2003216294 A JP2003216294 A JP 2003216294A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ユーザの状態に応じた応答行うことができる
ユーザインタフェース装置を提供すること。 【解決手段】 ユーザにより入力操作される入力操作情
報と、ユーザの生理的情報のいずれか一方、若しくは両
方を抽出する情報抽出手段と、情報抽出手段により抽出
されたユーザの入力操作情報とユーザの生理的情報のい
ずれか一方、若しくは両方に基づいてユーザの内的状態
を判定する判定手段と、ユーザの内的状態に基づいて当
該ユーザに対する応答情報を生成する応答生成手段と、
応答生成手段により生成された応答情報をユーザに対し
て出力する応答出力手段とを備えることによる。
ユーザインタフェース装置を提供すること。 【解決手段】 ユーザにより入力操作される入力操作情
報と、ユーザの生理的情報のいずれか一方、若しくは両
方を抽出する情報抽出手段と、情報抽出手段により抽出
されたユーザの入力操作情報とユーザの生理的情報のい
ずれか一方、若しくは両方に基づいてユーザの内的状態
を判定する判定手段と、ユーザの内的状態に基づいて当
該ユーザに対する応答情報を生成する応答生成手段と、
応答生成手段により生成された応答情報をユーザに対し
て出力する応答出力手段とを備えることによる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば筆記具型の
入力装置等に適用して好適なユーザインタフェース装置
に関し、筆記動作時等におけるユーザの状態に応じた応
答情報を生成する技術に係わる。
入力装置等に適用して好適なユーザインタフェース装置
に関し、筆記動作時等におけるユーザの状態に応じた応
答情報を生成する技術に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来、PDA(Personal Data Assistan
t)等の携帯型の情報処理装置においては、装置の大きさ
や携帯性を考慮して、ペン型の入力装置(以下「ペン入
力装置」と略記する)を用いて装置内にデータを入力す
ることが一般的となっている。このような背景から、最
近では、ペン入力装置1つで様々な処理を行うことがで
きるように、例えばタップ動作による選択入力機能や手
書文字認識技術の併用による手書文字入力機能等、ペン
入力装置に様々な機能が搭載されるにようになってい
る。
t)等の携帯型の情報処理装置においては、装置の大きさ
や携帯性を考慮して、ペン型の入力装置(以下「ペン入
力装置」と略記する)を用いて装置内にデータを入力す
ることが一般的となっている。このような背景から、最
近では、ペン入力装置1つで様々な処理を行うことがで
きるように、例えばタップ動作による選択入力機能や手
書文字認識技術の併用による手書文字入力機能等、ペン
入力装置に様々な機能が搭載されるにようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来ま
でのペン入力装置では、選択入力や文章入力されたデー
タが処理対象となっているために、ユーザがペン入力装
置を握持している状態から得られる情報をユーザの状態
を示すデータとして処理し、ユーザの状態に応じた応答
を行うといったことができなかった。
でのペン入力装置では、選択入力や文章入力されたデー
タが処理対象となっているために、ユーザがペン入力装
置を握持している状態から得られる情報をユーザの状態
を示すデータとして処理し、ユーザの状態に応じた応答
を行うといったことができなかった。
【0004】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、ユーザが入力装置を握持してい
る状態から得られる情報をユーザの状態を示すデータと
して処理し、ユーザの状態に応じた応答行うことができ
るユーザインタフェース装置を提供することを目的とす
る。
になされたものであり、ユーザが入力装置を握持してい
る状態から得られる情報をユーザの状態を示すデータと
して処理し、ユーザの状態に応じた応答行うことができ
るユーザインタフェース装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の一実施形態に係
るユーザインタフェース装置は、ユーザにより入力操作
される入力操作情報(8,9,10)と、ユーザの生理的情報
(11,12,13,14)のいずれか一方、若しくは両方を抽出
する情報抽出手段(17,18,19)と、前記情報抽出手段
(17,18,19)により抽出されたユーザの入力操作情報
(8,9,10)とユーザの生理的情報(11,12,13,14)のい
ずれか一方、若しくは両方に基づいてユーザの内的状態
を判定する判定手段(23)と、前記ユーザの内的状態に
基づいて当該ユーザに対する応答情報を生成する応答生
成手段(24)と、前記応答生成手段(24)により生成さ
れた前記応答情報をユーザに対して出力する応答出力手
段(20,3,4)とを備えることを特徴とする。
るユーザインタフェース装置は、ユーザにより入力操作
される入力操作情報(8,9,10)と、ユーザの生理的情報
(11,12,13,14)のいずれか一方、若しくは両方を抽出
する情報抽出手段(17,18,19)と、前記情報抽出手段
(17,18,19)により抽出されたユーザの入力操作情報
(8,9,10)とユーザの生理的情報(11,12,13,14)のい
ずれか一方、若しくは両方に基づいてユーザの内的状態
を判定する判定手段(23)と、前記ユーザの内的状態に
基づいて当該ユーザに対する応答情報を生成する応答生
成手段(24)と、前記応答生成手段(24)により生成さ
れた前記応答情報をユーザに対して出力する応答出力手
段(20,3,4)とを備えることを特徴とする。
【0006】さらに、好ましくは、前記ユーザ毎の個人
情報(27)とユーザを識別するための個人識別情報(2
5)とを格納する情報格納手段(6)を有し、前記情報抽
出手段(16,17,18)は、ユーザの識別情報(7)を抽出
し、前記判定手段(23)は、前記入力操作情報(8,9,1
0)、前記生理的情報(11,12,13,14)、前記識別情報
(7)及び前記個人情報(27)に基づいてユーザの内的
状態をユーザ毎に判定することを特徴とする。
情報(27)とユーザを識別するための個人識別情報(2
5)とを格納する情報格納手段(6)を有し、前記情報抽
出手段(16,17,18)は、ユーザの識別情報(7)を抽出
し、前記判定手段(23)は、前記入力操作情報(8,9,1
0)、前記生理的情報(11,12,13,14)、前記識別情報
(7)及び前記個人情報(27)に基づいてユーザの内的
状態をユーザ毎に判定することを特徴とする。
【0007】ここで、「ユーザの入力操作情報」として
は、入力文字列情報、筆跡、筆記速度、筆圧のうち少な
くとも1つを含む。
は、入力文字列情報、筆跡、筆記速度、筆圧のうち少な
くとも1つを含む。
【0008】また、「ユーザの生理的情報」としては、
脈拍、体温、振動、皮膚電気抵抗、血圧、握力、臭い等
からなる情報のうち少なくとも1つを含む。
脈拍、体温、振動、皮膚電気抵抗、血圧、握力、臭い等
からなる情報のうち少なくとも1つを含む。
【0009】また、「ユーザの内的状態」としては、ユ
ーザの性格、心理状態、体質、体調等からなる情報のう
ち少なくとも1つを含む。
ーザの性格、心理状態、体質、体調等からなる情報のう
ち少なくとも1つを含む。
【0010】また、「ユーザの環境情報」としては、気
温、水温、湿度、悪臭、科学物質濃度、画像、音声、気
圧、高度、位置等からなる情報のうち少なくとも1つを
含み、「ユーザの環境状態」としては、季節、天候、気
象、大気状態、騒音状態、場所、地形等からなる情報の
うち少なくとも1つを含む。
温、水温、湿度、悪臭、科学物質濃度、画像、音声、気
圧、高度、位置等からなる情報のうち少なくとも1つを
含み、「ユーザの環境状態」としては、季節、天候、気
象、大気状態、騒音状態、場所、地形等からなる情報の
うち少なくとも1つを含む。
【0011】また、「ユーザに対する応答情報」として
は、視覚情報、聴覚情報、触覚情報、嗅覚情報等からな
る情報のうち少なくとも1つを含み、「視覚情報」とし
ては、色、図柄、文字メッセージ等からなる情報のうち
少なくとも1つを含み、「聴覚情報」としては、環境
音、楽曲演奏、音声メッセージ等からなる情報のうち少
なくとも1つを含み、「触覚情報」としては、形状、温
度、圧力又は振動等からなる情報のうち少なくとも1つ
を含み、「嗅覚情報」としては、香り成分、脱臭作用等
からなる情報のうち少なくとも1つを含む。
は、視覚情報、聴覚情報、触覚情報、嗅覚情報等からな
る情報のうち少なくとも1つを含み、「視覚情報」とし
ては、色、図柄、文字メッセージ等からなる情報のうち
少なくとも1つを含み、「聴覚情報」としては、環境
音、楽曲演奏、音声メッセージ等からなる情報のうち少
なくとも1つを含み、「触覚情報」としては、形状、温
度、圧力又は振動等からなる情報のうち少なくとも1つ
を含み、「嗅覚情報」としては、香り成分、脱臭作用等
からなる情報のうち少なくとも1つを含む。
【0012】また、「ユーザの識別情報」としては、指
紋情報、掌紋情報、声紋情報、網膜血管パターン等から
なる情報のうち少なくとも1つを含む。
紋情報、掌紋情報、声紋情報、網膜血管パターン等から
なる情報のうち少なくとも1つを含む。
【0013】このような構成によれば、ユーザの内的状
態に合わせてユーザの内的状態を改善する適切な応答を
行うことができるので、筆記動作を伴うユーザの作業等
の能率向上を可能にする。
態に合わせてユーザの内的状態を改善する適切な応答を
行うことができるので、筆記動作を伴うユーザの作業等
の能率向上を可能にする。
【0014】
【発明の実施の形態】[第1の実施形態]本発明に係る
ユーザインタフェース装置は、例えば図1に示すような
学習システムに適用することができる。
ユーザインタフェース装置は、例えば図1に示すような
学習システムに適用することができる。
【0015】〔学習システムの構成〕図1に示す学習シ
ステムは、手書入力ペン1、端末装置2、手書入力対応
モニタ3、スピーカ4、サーバ装置5、及び磁気記憶装
置6を備え、手書入力ペン1、端末装置2、手書入力対
応モニタ3、及びスピーカ4は、ユーザ毎に1台ずつ用
意される。また、サーバ装置5と磁気記憶装置6は、例
えば学習施設等の所定の場所に1台設置され、有線又は
無線の通信手段(図示せず)を介してユーザが操作する
端末装置2と接続される。
ステムは、手書入力ペン1、端末装置2、手書入力対応
モニタ3、スピーカ4、サーバ装置5、及び磁気記憶装
置6を備え、手書入力ペン1、端末装置2、手書入力対
応モニタ3、及びスピーカ4は、ユーザ毎に1台ずつ用
意される。また、サーバ装置5と磁気記憶装置6は、例
えば学習施設等の所定の場所に1台設置され、有線又は
無線の通信手段(図示せず)を介してユーザが操作する
端末装置2と接続される。
【0016】上記手書入力ペン1は、指紋を感知してユ
ーザを識別する指紋センサ7と、ユーザが手書入力ペン
1を操作して入力した手書文字の筆圧、座標、及び筆記
速度に関する情報(以下「筆記情報」と表記する)を検
出する筆圧センサ8、座標センサ9、及び速度センサ1
0と、ユーザの体温、脈拍、握力及び皮膚電気抵抗を検
出する温度センサ11、脈拍センサ12、圧力センサ1
3、及び皮膚電気抵抗センサ14とを備える。この手書
入力ペン1は、このように構成されることにより、ユー
ザの指紋情報、筆記情報、体温、脈拍、握力及び皮膚電
気抵抗に関する情報を端末装置2に出力する。
ーザを識別する指紋センサ7と、ユーザが手書入力ペン
1を操作して入力した手書文字の筆圧、座標、及び筆記
速度に関する情報(以下「筆記情報」と表記する)を検
出する筆圧センサ8、座標センサ9、及び速度センサ1
0と、ユーザの体温、脈拍、握力及び皮膚電気抵抗を検
出する温度センサ11、脈拍センサ12、圧力センサ1
3、及び皮膚電気抵抗センサ14とを備える。この手書
入力ペン1は、このように構成されることにより、ユー
ザの指紋情報、筆記情報、体温、脈拍、握力及び皮膚電
気抵抗に関する情報を端末装置2に出力する。
【0017】上記端末装置2は、有線又は無線の通信手
段を介して手書入力ペン1、手書入力対応モニタ3、及
びスピーカ4と接続し、ローカルキャッシュ15、ユー
ザ識別部16、文字認識部17、筆記情報抽出部18、
生理的情報抽出部19、及び応答出力制御部20を備え
る。この端末装置2は、このように構成されることによ
り、上記手書入力ペン1から出力された情報をサーバ装
置5に転送し、サーバ装置5の指示に従って手書入力対
応モニタ3とスピーカ4に応答情報を出力する。
段を介して手書入力ペン1、手書入力対応モニタ3、及
びスピーカ4と接続し、ローカルキャッシュ15、ユー
ザ識別部16、文字認識部17、筆記情報抽出部18、
生理的情報抽出部19、及び応答出力制御部20を備え
る。この端末装置2は、このように構成されることによ
り、上記手書入力ペン1から出力された情報をサーバ装
置5に転送し、サーバ装置5の指示に従って手書入力対
応モニタ3とスピーカ4に応答情報を出力する。
【0018】上記手書入力対応モニタ3及びスピーカ4
は、端末装置2から出力されるユーザに対する応答情報
をそれぞれ画像及び音声にして出力する。手書入力対応
モニタ3は、ユーザが手書入力ペン1を操作して、画面
から手書文字を入力することが可能なように構成されて
いる。
は、端末装置2から出力されるユーザに対する応答情報
をそれぞれ画像及び音声にして出力する。手書入力対応
モニタ3は、ユーザが手書入力ペン1を操作して、画面
から手書文字を入力することが可能なように構成されて
いる。
【0019】上記サーバ装置5は、個人識別情報管理部
21、ユーザ入力処理部22、内的状態判定部23、応
答生成部24を備え、後述するように、ユーザの筆記情
報及び生理的情報に基づいて、ユーザの心理状態に応じ
た応答を生成する。
21、ユーザ入力処理部22、内的状態判定部23、応
答生成部24を備え、後述するように、ユーザの筆記情
報及び生理的情報に基づいて、ユーザの心理状態に応じ
た応答を生成する。
【0020】磁気記憶装置6は、サーバ装置5と電気的
に接続され、固有のユーザIDが割り付けられたユーザ
の指紋情報を格納する個人識別情報ファイル25、ユー
ザの内的状態及び学習状況に関する情報をユーザ毎に格
納する個人情報ファイル27、及び学習プログラム26
を記憶する。
に接続され、固有のユーザIDが割り付けられたユーザ
の指紋情報を格納する個人識別情報ファイル25、ユー
ザの内的状態及び学習状況に関する情報をユーザ毎に格
納する個人情報ファイル27、及び学習プログラム26
を記憶する。
【0021】このような構成を有する学習システムは、
図2に示すフローチャートに従った処理動作を実行する
ことによって、ユーザの心理状態に合わせてユーザの状
態を改善する適切な応答を行い、筆記動作を伴うユーザ
の作業の能率向上を図ることができる。
図2に示すフローチャートに従った処理動作を実行する
ことによって、ユーザの心理状態に合わせてユーザの状
態を改善する適切な応答を行い、筆記動作を伴うユーザ
の作業の能率向上を図ることができる。
【0022】なお、上記手書入力ペン1に、ユーザの環
境情報として、気温、水温、湿度、悪臭、科学物質濃
度、画像、音声、気圧、高度、位置等からなる情報を測
定するセンサ装置等を設け、状態判定部23にて、季
節、天候、気象、大気状態、騒音状態、場所、地形等の
ユーザの環境状態を判定し、応答生成部24にて、ユー
ザの環境状態に基づいてユーザに対する応答情報を生成
するように構成することもできる。
境情報として、気温、水温、湿度、悪臭、科学物質濃
度、画像、音声、気圧、高度、位置等からなる情報を測
定するセンサ装置等を設け、状態判定部23にて、季
節、天候、気象、大気状態、騒音状態、場所、地形等の
ユーザの環境状態を判定し、応答生成部24にて、ユー
ザの環境状態に基づいてユーザに対する応答情報を生成
するように構成することもできる。
【0023】また、ユーザを識別する情報としては、指
紋情報以外にも、掌紋情報、声紋情報、網膜血管パター
ン等を用いても良い。
紋情報以外にも、掌紋情報、声紋情報、網膜血管パター
ン等を用いても良い。
【0024】〔学習システムの動作〕図2に示すフロー
チャートは、ユーザが手書入力ペン1を握持することで
開始となり、この処理動作はステップS1の処理に進
む。
チャートは、ユーザが手書入力ペン1を握持することで
開始となり、この処理動作はステップS1の処理に進
む。
【0025】ステップS1の処理では、手書入力ペン1
の指紋センサ7、温度センサ11、脈拍センサ12、圧
力センサ13、及び皮膚電気抵抗センサ14が、ユーザ
の指紋情報、体温、脈拍、握力、及び皮膚電気抵抗のデ
ータを検出し、端末装置2にデータを送信する。
の指紋センサ7、温度センサ11、脈拍センサ12、圧
力センサ13、及び皮膚電気抵抗センサ14が、ユーザ
の指紋情報、体温、脈拍、握力、及び皮膚電気抵抗のデ
ータを検出し、端末装置2にデータを送信する。
【0026】なお、この時、ユーザが手書入力ペン1を
操作して筆記動作を行えば、手書入力ペン1の筆圧セン
サ8、座標センサ9、及び速度センサ10は、ユーザの
筆記情報を検出し、ユーザの指紋情報、体温、脈拍、握
力、及び皮膚電気抵抗に関する情報と併せて端末装置2
に送信する。
操作して筆記動作を行えば、手書入力ペン1の筆圧セン
サ8、座標センサ9、及び速度センサ10は、ユーザの
筆記情報を検出し、ユーザの指紋情報、体温、脈拍、握
力、及び皮膚電気抵抗に関する情報と併せて端末装置2
に送信する。
【0027】これにより、このステップS1の処理は完
了し、この処理動作はステップS1の処理からステップ
S2の処理に進む。
了し、この処理動作はステップS1の処理からステップ
S2の処理に進む。
【0028】ステップS2の処理では、端末装置2のユ
ーザ識別部16が、ローカルキャッシュ15内に個人識
別情報の1つとして記憶されている指紋情報を参照し、
検出した指紋情報と記憶されている指紋情報とが一致す
るか否かを判別する。
ーザ識別部16が、ローカルキャッシュ15内に個人識
別情報の1つとして記憶されている指紋情報を参照し、
検出した指紋情報と記憶されている指紋情報とが一致す
るか否かを判別する。
【0029】そして、判別の結果、一致する場合には、
ステップS3の処理としてローカルキャッシュ15内か
ら指紋情報に対応するユーザIDを読み出した後、この
処理動作はステップS7の処理に進む。一方、一致しな
い場合には、この処理動作は次のステップS4の処理に
進む。
ステップS3の処理としてローカルキャッシュ15内か
ら指紋情報に対応するユーザIDを読み出した後、この
処理動作はステップS7の処理に進む。一方、一致しな
い場合には、この処理動作は次のステップS4の処理に
進む。
【0030】ステップS4の処理では、サーバ装置5の
個人識別情報管理部21が、磁気記憶装置6に格納され
ている個人識別情報ファイル25内の指紋情報を参照し
て、検出した指紋情報と格納されている指紋情報とが一
致するか否かを判別する。
個人識別情報管理部21が、磁気記憶装置6に格納され
ている個人識別情報ファイル25内の指紋情報を参照し
て、検出した指紋情報と格納されている指紋情報とが一
致するか否かを判別する。
【0031】そして、判別の結果、一致する場合には、
個人識別情報管理部21はステップS5の処理として個
人識別情報ファイル25内から指紋情報に対応するユー
ザIDを抽出し、その後、この処理動作はステップS7
の処理に進む。一方、判別の結果、一致しない場合に
は、ユーザ識別部16は、ステップS6の処理として、
ユーザに対して新規ユーザ登録処理を促し、ユーザが入
力した指紋情報に固有のユーザIDを割り当てて個人識
別情報ファイル25とローカルキャッシュ15に記憶す
る。その後、この処理動作はステップS7の処理に進
む。
個人識別情報管理部21はステップS5の処理として個
人識別情報ファイル25内から指紋情報に対応するユー
ザIDを抽出し、その後、この処理動作はステップS7
の処理に進む。一方、判別の結果、一致しない場合に
は、ユーザ識別部16は、ステップS6の処理として、
ユーザに対して新規ユーザ登録処理を促し、ユーザが入
力した指紋情報に固有のユーザIDを割り当てて個人識
別情報ファイル25とローカルキャッシュ15に記憶す
る。その後、この処理動作はステップS7の処理に進
む。
【0032】ステップS7の処理では、文字認識部17
が、ユーザによる手書入力があるか否かを判別し、判別
の結果、手書入力がない場合にはこの処理動作はステッ
プS10の処理へと移行する。一方、判別の結果、手書
入力がある場合には、この処理動作はステップS8の処
理に進む。
が、ユーザによる手書入力があるか否かを判別し、判別
の結果、手書入力がない場合にはこの処理動作はステッ
プS10の処理へと移行する。一方、判別の結果、手書
入力がある場合には、この処理動作はステップS8の処
理に進む。
【0033】ステップS8の処理では、文字認識部17
が、筆記情報に基づいて、ユーザの手書文字の軌跡を求
め、文字認識処理により手書文字列を抽出する。また、
この時、筆記情報抽出部18は、手書文字列の筆跡、筆
圧、筆記速度の特徴を抽出する。これにより、このステ
ップS8の処理は完了し、この処理動作はステップS8
の処理からステップS9の処理に進む。
が、筆記情報に基づいて、ユーザの手書文字の軌跡を求
め、文字認識処理により手書文字列を抽出する。また、
この時、筆記情報抽出部18は、手書文字列の筆跡、筆
圧、筆記速度の特徴を抽出する。これにより、このステ
ップS8の処理は完了し、この処理動作はステップS8
の処理からステップS9の処理に進む。
【0034】ステップS9の処理では、ユーザ入力処理
部22が、手書文字列を入力として、磁気記憶装置6内
に記憶された学習プログラム26に基づいた処理を実行
する。
部22が、手書文字列を入力として、磁気記憶装置6内
に記憶された学習プログラム26に基づいた処理を実行
する。
【0035】具体的には、学習プログラム26が学習内
容のテストを行うプログラムであれば、ユーザ入力処理
部22は、出題した問題に対するユーザの解答を評価す
る。また、学習プログラム26が質疑応答のプログラム
であれば、ユーザ入力処理部22は、ユーザの入力した
質問を解析し、解答を用意する。そして、ユーザ入力処
理部22は、ユーザの学習状況を逐次読み出したユーザ
IDに対応する個人情報ファイル27に格納していく。
容のテストを行うプログラムであれば、ユーザ入力処理
部22は、出題した問題に対するユーザの解答を評価す
る。また、学習プログラム26が質疑応答のプログラム
であれば、ユーザ入力処理部22は、ユーザの入力した
質問を解析し、解答を用意する。そして、ユーザ入力処
理部22は、ユーザの学習状況を逐次読み出したユーザ
IDに対応する個人情報ファイル27に格納していく。
【0036】これにより、このステップS9の処理は完
了し、この処理動作はステップS9の処理からステップ
S10の処理に進む。
了し、この処理動作はステップS9の処理からステップ
S10の処理に進む。
【0037】ステップS10の処理では、生理的情報抽
出部19が、ユーザの体温、脈拍、握力、皮膚電気抵抗
のデータからユーザの体温、脈拍、握力、及び発汗の状
態に関する情報(以下「生理的情報」と表記する)を抽
出する。これにより、このステップS10の処理は完了
し、この処理動作はステップS10の処理からステップ
S11の処理に進む。
出部19が、ユーザの体温、脈拍、握力、皮膚電気抵抗
のデータからユーザの体温、脈拍、握力、及び発汗の状
態に関する情報(以下「生理的情報」と表記する)を抽
出する。これにより、このステップS10の処理は完了
し、この処理動作はステップS10の処理からステップ
S11の処理に進む。
【0038】ステップS11の処理では、内的状態判定
部23が、ユーザの筆記情報と生理的情報に基づいてユ
ーザの内的状態を判定し、判定した内的状態に関する情
報を読み出したユーザIDに対応する個人情報ファイル
27内に格納する。
部23が、ユーザの筆記情報と生理的情報に基づいてユ
ーザの内的状態を判定し、判定した内的状態に関する情
報を読み出したユーザIDに対応する個人情報ファイル
27内に格納する。
【0039】ここで、心理状態や体調はユーザの短期的
な内的状態であるのに対して、性格や体質は長期的に蓄
積されたユーザ毎の内的状態の傾向である。従って、ユ
ーザの性格や体質に関する内的状態が読み出したユーザ
IDに対応する個人情報ファイル27に蓄積されている
場合には、内的状態判定部23は、蓄積されている情報
を基準にしてユーザの心理状態や体調を判定する。一
方、蓄積されていない場合には、内的状態判定部23
は、平均的な筆記情報や生理的情報と内的状態との関係
を基準にして、ユーザの心理状態や体調を判定する。
な内的状態であるのに対して、性格や体質は長期的に蓄
積されたユーザ毎の内的状態の傾向である。従って、ユ
ーザの性格や体質に関する内的状態が読み出したユーザ
IDに対応する個人情報ファイル27に蓄積されている
場合には、内的状態判定部23は、蓄積されている情報
を基準にしてユーザの心理状態や体調を判定する。一
方、蓄積されていない場合には、内的状態判定部23
は、平均的な筆記情報や生理的情報と内的状態との関係
を基準にして、ユーザの心理状態や体調を判定する。
【0040】なお、上記判定処理は、単純な基準値で分
岐させて決定するのではなく、例えばファジィ制御やニ
ューラルネットワーク等を利用して、人間の感覚に合っ
た自然な判定処理により決定するようにしても良い。
岐させて決定するのではなく、例えばファジィ制御やニ
ューラルネットワーク等を利用して、人間の感覚に合っ
た自然な判定処理により決定するようにしても良い。
【0041】また、例えばユーザが始めてこの学習シス
テムを使う時等、ユーザに関する情報が少ない段階でユ
ーザの内的状態の判定精度を高めることは難しい。この
ため、例えば、ユーザに対して判定結果を確認するメッ
セージを出力し、ユーザから判定のための追加情報を得
る等して、内的状態の判定精度を高めるようにしても良
い。具体的には、例えばユーザの体温が37℃である場
合、内的状態判定部23は、「少し熱があるようです
ね。風邪ですか?」等のメッセージを出力し、ユーザの
「そうです」や「平熱です」といった答えからユーザの
内的状態に関する情報を蓄積し、以後の内的状態の判定
精度を高める。
テムを使う時等、ユーザに関する情報が少ない段階でユ
ーザの内的状態の判定精度を高めることは難しい。この
ため、例えば、ユーザに対して判定結果を確認するメッ
セージを出力し、ユーザから判定のための追加情報を得
る等して、内的状態の判定精度を高めるようにしても良
い。具体的には、例えばユーザの体温が37℃である場
合、内的状態判定部23は、「少し熱があるようです
ね。風邪ですか?」等のメッセージを出力し、ユーザの
「そうです」や「平熱です」といった答えからユーザの
内的状態に関する情報を蓄積し、以後の内的状態の判定
精度を高める。
【0042】さらに、内的状態判定部23は、例えばユ
ーザが直ちに病院に行った方が良い程の高熱を有する
等、ユーザの内的状態が通常の範囲を超える場合には、
応答生成部24及び応答出力制御部20を制御して、手
書入力対応モニタ3を点滅表示させる等のアラーム情報
を出力することが望ましい。
ーザが直ちに病院に行った方が良い程の高熱を有する
等、ユーザの内的状態が通常の範囲を超える場合には、
応答生成部24及び応答出力制御部20を制御して、手
書入力対応モニタ3を点滅表示させる等のアラーム情報
を出力することが望ましい。
【0043】これにより、このステップS11の処理は
完了し、この処理動作はステップS11の処理からステ
ップS12の処理に進む。
完了し、この処理動作はステップS11の処理からステ
ップS12の処理に進む。
【0044】ステップS12の処理では、応答生成部2
4が、ユーザ入力処理部22の処理結果及び内的状態判
定部23が判定したユーザの内的状態に基づいて、応答
情報を生成する。
4が、ユーザ入力処理部22の処理結果及び内的状態判
定部23が判定したユーザの内的状態に基づいて、応答
情報を生成する。
【0045】ここで、応答情報とは、応答メッセージの
文面に加えて、応答パラメータとしてBGM音声、画面
のデザイン等を付加したももである。具体的には、ユー
ザの脈拍が速く、指先の体温が低いという生理的情報が
得られ、内的状態が緊張状態と判定された場合には、応
答生成部24は、緊張を和らげる効果があるBGMを選
択し、画面はリラックス効果のある緑色系のデザインを
設定する。一方、筆記速度が遅く、筆圧が弱いという筆
記情報やペンを握持する握力が弱いという生理的情報が
得られ、且つ、内的状態が落ち込み状態と判定された場
合には、応答生成部24は、元気が出る効果があるBG
Mを選択し、画面は暖かみのある橙色系のデザインを設
定する。
文面に加えて、応答パラメータとしてBGM音声、画面
のデザイン等を付加したももである。具体的には、ユー
ザの脈拍が速く、指先の体温が低いという生理的情報が
得られ、内的状態が緊張状態と判定された場合には、応
答生成部24は、緊張を和らげる効果があるBGMを選
択し、画面はリラックス効果のある緑色系のデザインを
設定する。一方、筆記速度が遅く、筆圧が弱いという筆
記情報やペンを握持する握力が弱いという生理的情報が
得られ、且つ、内的状態が落ち込み状態と判定された場
合には、応答生成部24は、元気が出る効果があるBG
Mを選択し、画面は暖かみのある橙色系のデザインを設
定する。
【0046】これにより、このステップS12の処理は
完了し、この処理動作はステップS12の処理からステ
ップS13の処理へと移行する。
完了し、この処理動作はステップS12の処理からステ
ップS13の処理へと移行する。
【0047】ステップS13の処理では、応答出力制御
部20が、応答生成部24が生成した応答情報に基づい
て、手書入力対応モニタ3及びスピーカ4への応答出力
を制御する。そして、応答出力制御部20から応答情報
が出力されると、手書入力対応モニタ3及びスピーカ4
は、応答情報を画面情報及び音声情報としてそれぞれ出
力する。これにより、このステップS13の処理は完了
し、この処理動作はステップS13の処理からステップ
S14の処理に進む。
部20が、応答生成部24が生成した応答情報に基づい
て、手書入力対応モニタ3及びスピーカ4への応答出力
を制御する。そして、応答出力制御部20から応答情報
が出力されると、手書入力対応モニタ3及びスピーカ4
は、応答情報を画面情報及び音声情報としてそれぞれ出
力する。これにより、このステップS13の処理は完了
し、この処理動作はステップS13の処理からステップ
S14の処理に進む。
【0048】ステップS14の処理では、筆記情報抽出
部18と生理的情報抽出部19がユーザの筆記情報と生
理的情報のいずれかに変化がないかを監視し、変化が現
れた場合にはこの処理動作は再びステップS7処理に戻
る。そして、筆記情報抽出部18と生理的情報抽出部1
9は、ユーザがシステムを利用している間はこの監視処
理を繰り返し実行し、ステップS15の処理においてユ
ーザがシステムを利用していないことが判別されると、
一連の処理動作は終了する。
部18と生理的情報抽出部19がユーザの筆記情報と生
理的情報のいずれかに変化がないかを監視し、変化が現
れた場合にはこの処理動作は再びステップS7処理に戻
る。そして、筆記情報抽出部18と生理的情報抽出部1
9は、ユーザがシステムを利用している間はこの監視処
理を繰り返し実行し、ステップS15の処理においてユ
ーザがシステムを利用していないことが判別されると、
一連の処理動作は終了する。
【0049】[第2の実施形態]本発明に係るユーザイ
ンタフェース装置は、例えば図3に示すようなペン型筆
記装置に適用することができる。
ンタフェース装置は、例えば図3に示すようなペン型筆
記装置に適用することができる。
【0050】本実施形態に係るユーザインタフェース装
置は、ユーザにより入力操作される入力手段と、入力手
段を介して、ユーザの環境情報を抽出する情報抽出手段
と、情報抽出手段により抽出されたユーザの環境情報に
基づいてユーザの環境状態を判定する判定手段と、ユー
ザの環境状態に基づいて当該ユーザに対する応答情報を
生成する応答生成手段と、応答生成手段により生成され
た前記応答情報をユーザに対して出力する応答出力手段
とを備える。
置は、ユーザにより入力操作される入力手段と、入力手
段を介して、ユーザの環境情報を抽出する情報抽出手段
と、情報抽出手段により抽出されたユーザの環境情報に
基づいてユーザの環境状態を判定する判定手段と、ユー
ザの環境状態に基づいて当該ユーザに対する応答情報を
生成する応答生成手段と、応答生成手段により生成され
た前記応答情報をユーザに対して出力する応答出力手段
とを備える。
【0051】〔ペン型筆記装置の構成〕図3に示すペン
型筆記装置30は、筆記用途に用いられるインクカート
リッジ31、インク導管32、及びペン先33に加え
て、臭いセンサ34、脈拍センサ35、血圧センサ3
6、温度センサ37、生理的情報抽出部38、内的状態
判定部39、表示色選択部40、精油選択部41、精油
カートリッジ42、カラーディスプレイ43、及び加温
蒸散部44を備え、生理的情報抽出部38は、ユーザの
臭い、脈拍、血圧、体温に関する情報に基づいて、ユー
ザの生理的情報を判定する。
型筆記装置30は、筆記用途に用いられるインクカート
リッジ31、インク導管32、及びペン先33に加え
て、臭いセンサ34、脈拍センサ35、血圧センサ3
6、温度センサ37、生理的情報抽出部38、内的状態
判定部39、表示色選択部40、精油選択部41、精油
カートリッジ42、カラーディスプレイ43、及び加温
蒸散部44を備え、生理的情報抽出部38は、ユーザの
臭い、脈拍、血圧、体温に関する情報に基づいて、ユー
ザの生理的情報を判定する。
【0052】このような構成を有する学習システムは、
図4に示すフローチャートに従った処理動作を実行する
ことによって、ユーザの生理的情報に応じてユーザの状
態を改善する適切な応答を行い、筆記動作を伴うユーザ
の作業の能率を向上させる。
図4に示すフローチャートに従った処理動作を実行する
ことによって、ユーザの生理的情報に応じてユーザの状
態を改善する適切な応答を行い、筆記動作を伴うユーザ
の作業の能率を向上させる。
【0053】〔ペン型筆記装置の処理動作〕図4に示す
フローチャートは、ユーザがペン型筆記装置30を握持
し、インクカートリッジ31、インク導管32、及びペ
ン先33を操作して筆記動作を行うことで開始となり、
この処理動作はステップS21の処理に進む。
フローチャートは、ユーザがペン型筆記装置30を握持
し、インクカートリッジ31、インク導管32、及びペ
ン先33を操作して筆記動作を行うことで開始となり、
この処理動作はステップS21の処理に進む。
【0054】ステップS21の処理では、生理的情報抽
出部38が、臭いセンサ34、脈拍センサ35、血圧セ
ンサ36、及び温度センサ37を制御して、ユーザがペ
ン型筆記装置30を握持した状態にあるユーザの手や指
から、ユーザの臭い、脈拍、血圧、体温に関する情報
(以下「生理的情報」と表記する)を抽出する。これに
より、このステップS21の処理は完了し、この処理動
作はステップS21の処理からステップS22の処理に
進む。
出部38が、臭いセンサ34、脈拍センサ35、血圧セ
ンサ36、及び温度センサ37を制御して、ユーザがペ
ン型筆記装置30を握持した状態にあるユーザの手や指
から、ユーザの臭い、脈拍、血圧、体温に関する情報
(以下「生理的情報」と表記する)を抽出する。これに
より、このステップS21の処理は完了し、この処理動
作はステップS21の処理からステップS22の処理に
進む。
【0055】ステップS22の処理では、内的状態判定
部39が、ユーザの生理的情報に基づいてユーザの内的
状態を判定し、判定した内的状態に関する情報を表示色
選択部40に出力する。これにより、このステップS2
2の処理は完了し、この処理動作はステップS22の処
理からステップS23の処理に進む。
部39が、ユーザの生理的情報に基づいてユーザの内的
状態を判定し、判定した内的状態に関する情報を表示色
選択部40に出力する。これにより、このステップS2
2の処理は完了し、この処理動作はステップS22の処
理からステップS23の処理に進む。
【0056】なお、内的状態判定部39は、例えば鑑賞
者が直ちに病院に行った方が良い程の高熱を有する等、
鑑賞者の内的状態が通常の範囲を超える場合には、表示
色選択部40を制御して、カラーディスプレイ43を点
滅表示させる等のアラーム情報を出力することが望まし
い。
者が直ちに病院に行った方が良い程の高熱を有する等、
鑑賞者の内的状態が通常の範囲を超える場合には、表示
色選択部40を制御して、カラーディスプレイ43を点
滅表示させる等のアラーム情報を出力することが望まし
い。
【0057】ステップS23の処理では、表示色選択部
40が、ユーザの内的状態に基づいて、ユーザの状態改
善に効果的な表示色を選択し、カラーディスプレイ43
に選択した表示色を出力する。これにより、このステッ
プS23の処理は完了し、この処理動作はステップS2
3の処理からステップS24の処理に進む。
40が、ユーザの内的状態に基づいて、ユーザの状態改
善に効果的な表示色を選択し、カラーディスプレイ43
に選択した表示色を出力する。これにより、このステッ
プS23の処理は完了し、この処理動作はステップS2
3の処理からステップS24の処理に進む。
【0058】ステップS24の処理では、精油選択部4
1が、ユーザの内的状態に基づいて、ユーザの状態改善
に効果的な精油成分が入った精油カートリッジ42を選
択する。これにより、このステップS24の処理は完了
し、この処理動作はステップS24の処理からステップ
S25の処理に進む。
1が、ユーザの内的状態に基づいて、ユーザの状態改善
に効果的な精油成分が入った精油カートリッジ42を選
択する。これにより、このステップS24の処理は完了
し、この処理動作はステップS24の処理からステップ
S25の処理に進む。
【0059】なお、上記ステップS22やステップS2
4の判定及び選択処理は、単純な基準値で分岐させて行
うのではなく、例えばファジィ制御やニューラルネット
ワーク等を利用して、人間の感覚に合った自然な判定処
理により決定するようにしても良い。
4の判定及び選択処理は、単純な基準値で分岐させて行
うのではなく、例えばファジィ制御やニューラルネット
ワーク等を利用して、人間の感覚に合った自然な判定処
理により決定するようにしても良い。
【0060】ステップS25の処理では、加温蒸散部4
4が、精油選択部41が選択した精油カートリッジ42
を加温蒸散する。これにより、このステップS25の処
理は完了し、この処理動作はステップS25の処理から
ステップS26の処理に進む。
4が、精油選択部41が選択した精油カートリッジ42
を加温蒸散する。これにより、このステップS25の処
理は完了し、この処理動作はステップS25の処理から
ステップS26の処理に進む。
【0061】ステップS26の処理では、生理的情報抽
出部38が、ユーザの生理的情報に変化がないかを監視
し、変化が現れた場合にはこの処理動作は再びステップ
S22の処理に戻る。そして、生理的情報抽出部38
は、ユーザがこのペン型筆記装置を握持している間はこ
の監視処理を繰り返し実行し、ステップS27の処理に
おいてユーザがペン型筆記装置を握持していないことが
判別されると、一連の処理動作は終了する。
出部38が、ユーザの生理的情報に変化がないかを監視
し、変化が現れた場合にはこの処理動作は再びステップ
S22の処理に戻る。そして、生理的情報抽出部38
は、ユーザがこのペン型筆記装置を握持している間はこ
の監視処理を繰り返し実行し、ステップS27の処理に
おいてユーザがペン型筆記装置を握持していないことが
判別されると、一連の処理動作は終了する。
【0062】一般に、植物より抽出される精油は、成分
によって血圧低下、消臭・抗菌、集中力増加等の効果が
ある。従って、このようなペン型筆記装置30の処理動
作によれば、例えば血圧が高く脈拍の高い興奮状態の時
は鎮静作用があるラベンダー、また、煙草の臭いが気に
なるときには消臭効果があるレモングラスといったよう
に、ユーザの内的状態に応じて精油成分を自動的に選択
し、加温蒸散させることにより、ユーザの内的状態を改
善し、作業や学習の効率を高めることが可能となる。
によって血圧低下、消臭・抗菌、集中力増加等の効果が
ある。従って、このようなペン型筆記装置30の処理動
作によれば、例えば血圧が高く脈拍の高い興奮状態の時
は鎮静作用があるラベンダー、また、煙草の臭いが気に
なるときには消臭効果があるレモングラスといったよう
に、ユーザの内的状態に応じて精油成分を自動的に選択
し、加温蒸散させることにより、ユーザの内的状態を改
善し、作業や学習の効率を高めることが可能となる。
【0063】カラーディスプレイ43に表示する色は、
心理的効果を持ち、ユーザが緊張状態にある時にはリラ
ックス効果のある緑色、落ち込み状態にある時には暖か
みのある橙色を設定表示し、ユーザの心理状態を改善す
る。本実施形態では、ペン型筆記装置にカラーディスプ
レイ43を備えた例を示したが、装置全体を透明材質で
構成して、複数色の発光素子を内蔵し選択的に発光させ
ることにより色を変えても良い。
心理的効果を持ち、ユーザが緊張状態にある時にはリラ
ックス効果のある緑色、落ち込み状態にある時には暖か
みのある橙色を設定表示し、ユーザの心理状態を改善す
る。本実施形態では、ペン型筆記装置にカラーディスプ
レイ43を備えた例を示したが、装置全体を透明材質で
構成して、複数色の発光素子を内蔵し選択的に発光させ
ることにより色を変えても良い。
【0064】[実施形態における効果]以上の説明から
明らかなように、第1〜第2の実施形態におけるユーザ
インタフェース装置は、ユーザの筆記情報や生理的情報
に基づいてユーザの内的状態を判定し、この内的状態に
対応する応答を生成する。
明らかなように、第1〜第2の実施形態におけるユーザ
インタフェース装置は、ユーザの筆記情報や生理的情報
に基づいてユーザの内的状態を判定し、この内的状態に
対応する応答を生成する。
【0065】具体的には、第1〜第2の実施形態におけ
るユーザインタフェース装置は、手書入力や筆記時の入
力文字列情報、筆跡、筆記速度、筆圧、ペンを握持した
状態でのユーザの脈拍、体温、脈拍、皮膚抵抗、血圧、
握力、臭い等の情報に基づいて、性格、心理状態、体
質、体調等のユーザの状態を判定し、判定したユーザの
状態に合わせて、出力するメッセージ、色、図柄、音楽
演奏、音声メッセージ、温熱効果、振動マッサージ、ア
ロマテラピー等の応答の内容を決定する。
るユーザインタフェース装置は、手書入力や筆記時の入
力文字列情報、筆跡、筆記速度、筆圧、ペンを握持した
状態でのユーザの脈拍、体温、脈拍、皮膚抵抗、血圧、
握力、臭い等の情報に基づいて、性格、心理状態、体
質、体調等のユーザの状態を判定し、判定したユーザの
状態に合わせて、出力するメッセージ、色、図柄、音楽
演奏、音声メッセージ、温熱効果、振動マッサージ、ア
ロマテラピー等の応答の内容を決定する。
【0066】このような構成によれば、ペン本来の手書
入力機能又は筆記機能に加えて、ユーザの状態を改善す
る適切な応答を生成することが可能となり、筆記動作を
伴うユーザの作業の能率を向上させることができる。
入力機能又は筆記機能に加えて、ユーザの状態を改善す
る適切な応答を生成することが可能となり、筆記動作を
伴うユーザの作業の能率を向上させることができる。
【0067】以上、本発明の実施形態について詳細に説
明したが、本発明は、その精神または主要な特徴から逸
脱することなく、他の色々な形で実施することができ
る。そのため、前述の実施例はあらゆる点で単なる例示
に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲
は、特許請求の範囲によって示すものであって、明細書
本文には何ら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の
均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内の
ものである。
明したが、本発明は、その精神または主要な特徴から逸
脱することなく、他の色々な形で実施することができ
る。そのため、前述の実施例はあらゆる点で単なる例示
に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲
は、特許請求の範囲によって示すものであって、明細書
本文には何ら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の
均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内の
ものである。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、ペン本来の手書入力機
能又は筆記機能に加えて、ユーザの状態を改善する適切
な応答を生成することが可能となり、ユーザのストレス
を解消し、筆記動作を伴うユーザの作業の能率を向上さ
せることができる。
能又は筆記機能に加えて、ユーザの状態を改善する適切
な応答を生成することが可能となり、ユーザのストレス
を解消し、筆記動作を伴うユーザの作業の能率を向上さ
せることができる。
【図1】第1の実施形態におけるユーザインタフェース
装置が適用される学習システムの構成例を示すブロック
図である。
装置が適用される学習システムの構成例を示すブロック
図である。
【図2】図1に示す学習システムの処理動作例を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図3】第2の実施形態におけるユーザインタフェース
装置が適用されるペン型筆記装置の構成例を示すブロッ
ク図である。
装置が適用されるペン型筆記装置の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図4】図3に示すペン型筆記装置の処理動作例を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
1....手書入力ペン
2....端末装置
3....上記手書入力対応モニタ
3....手書入力対応モニタ
4....スピーカ
5....サーバ装置
6....磁気記憶装置
7....指紋センサ
8....筆圧センサ
9....座標センサ
10....速度センサ
11....温度センサ
12....脈拍センサ
13....圧力センサ
14....皮膚電気抵抗センサ
15....ローカルキャッシュ
16....ユーザ識別部
17....文字認識部
18....筆記情報抽出部
19....生理的情報抽出部
20....応答出力制御部
21....個人識別情報管理部
22....ユーザ入力処理部
23....内的状態判定部
23....状態判定部
24....応答生成部
25....個人識別情報ファイル
26....学習プログラム
27....個人情報ファイル
30....ペン型筆記装置
31....インクカートリッジ
32....インク導管
33....ペン先
34....センサ
35....脈拍センサ
36....血圧センサ
37....温度センサ
38....生理的情報抽出部
39....内的状態判定部
40....表示色選択部
41....精油選択部
42....精油カートリッジ
43....カラーディスプレイ
44....加温蒸散部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 5B068 AA05 AA22 BD02 BE03 BE08
CC06
5E501 AA02 AC42 BA13 BA14 CA03
CB07 CB20 DA17 EA02 EA31
FA13 FA14
Claims (2)
- 【請求項1】 ユーザにより入力操作される入力操作情
報と、ユーザの生理的情報のいずれか一方、若しくは両
方を抽出する情報抽出手段と、 前記情報抽出手段により抽出されたユーザの入力操作情
報とユーザの生理的情報のいずれか一方、若しくは両方
に基づいてユーザの内的状態を判定する判定手段と、 前記ユーザの内的状態に基づいて当該ユーザに対する応
答情報を生成する応答生成手段と、 前記応答生成手段により生成された前記応答情報をユー
ザに対して出力する応答出力手段とを備えることを特徴
とするユーザインタフェース装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のユーザインタフェース
装置であって、 前記ユーザ毎の個人情報とユーザを識別するための個人
識別情報とを格納する情報格納手段を有し、 前記情報抽出手段は、ユーザの識別情報を抽出し、 前記判定手段は、前記入力操作情報、前記生理的情報、
前記識別情報及び前記個人情報に基づいてユーザの内的
状態をユーザ毎に判定することを特徴とするユーザイン
タフェース装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002017031A JP2003216294A (ja) | 2002-01-25 | 2002-01-25 | ユーザインタフェース装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002017031A JP2003216294A (ja) | 2002-01-25 | 2002-01-25 | ユーザインタフェース装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003216294A true JP2003216294A (ja) | 2003-07-31 |
Family
ID=27652869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002017031A Pending JP2003216294A (ja) | 2002-01-25 | 2002-01-25 | ユーザインタフェース装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003216294A (ja) |
Cited By (8)
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---|---|---|---|---|
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-
2002
- 2002-01-25 JP JP2002017031A patent/JP2003216294A/ja active Pending
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