JP2003215890A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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Abstract
温度に応じて帯電装置に印加するAC電流を可変するこ
とで、重複部の画像欠陥と感光体寿命との両立を図るこ
とが可能な画像形成装置を提供する。 【解決手段】 帯電装置2の近傍にサーミスタ等の温度
検出器9を設置し、これにより帯電装置2の周囲の温度
を検出する。そして、帯電装置2の周囲の温度が14℃
以下の場合、AC印加電流を3.2mAとすることで、
画質欠陥を発生させることなく良質な画像を得て、ま
た、帯電装置2の周囲の温度が14℃以上の場合、AC
印加電流を2.75mAとすることで、感光体寿命の低
下を抑えて良質な画像を得る。
Description
像形成装置に関し、特に、感光体に対して一部重ねて配
列した複数の接触式の帯電装置を配設し、該複数の接触
式の帯電装置に交流成分と直流成分とからなるバイアス
を印加する画像形成装置に関する。
おいては、コロトロン帯電器と呼ばれる放電ワイヤーで
の帯電方式が用いられいる。しかし、コロトロン帯電器
で帯電を行う際の問題点としてオゾン等の発生が有り、
環境や人体への影響上好ましくなかった。
るために、接触式の帯電方式も多く実用化され、具体的
にはロール形状のものやブラシ形状のものが既に市場で
使用されている。
置において、長尺な感光体が使用されるために、帯電装
置もほぼ感光体と同じ長さが必要なため、接触式の帯電
方式では、その接触式の帯電装置を作製する際のたわみ
等の影響で均一な帯電を行うことが難しく、また、その
ような長尺な帯電装置を作製するとコスト的にも適して
いなかった。そのため、現在に至るまで長尺な接触帯電
装置は実用化されてこなかった。
05128号において、複数個の接触式の帯電装置を使
用することが提案されている。
05128号の技術では、均一な帯電性を得るために、
それぞれの帯電装置は少なからず重複する様に使用され
るのであるが、そのような画像形成装置を長時間使用し
ていくと、その重複する部分で以下に示す課題が存在す
る。
は、各々の帯電装置の両端部で、感光体の帯電不均一に
よる画像欠陥が発生し、この部分が画像形成領域になる
と、画像欠陥として検出されてしまう。
値以上/一定値以下)に保つことが必要であり、特に、
低温度環境では帯電装置の電気抵抗が高く、均一な感光
体の帯電が難しいために、より高い値のAC電流を感光
体に印加する必要がある。
層が活性化されて、クリーニングブレード等の感光体周
囲に接触配置される部品との摩擦によって、感光層の摩
擦が加速されてしまい、感光体寿命が低下してしまう。
電流印加が2回繰り返されるため、それ以外の箇所より
更に摩擦が加速され、このため、複数の帯電装置を重複
して用いる場合は、重複部の画像欠陥と感光体寿命との
両立を図ることが困難であった。
度を検出し、画像欠陥が発生しやすい低温度の場合は帯
電装置に印加するAC電流を高く設定し、それ以外の場
合は感光体の摩擦に有利なより低いAC電流を帯電装置
に印加することで、重複部の画像欠陥と感光体寿命との
両立を図ることが可能な画像形成装置を提供することを
目的とする。
に、請求項1の発明は、感光体に対して一部重ねて配列
した複数の接触式の帯電装置を配設し、該複数の接触式
の帯電装置に交流成分と直流成分とからなるバイアスを
印加する画像形成装置において、前記画像形成装置の周
囲の温度を検出する温度検出手段と、前記温度検出手段
で検出した温度に基づいて前記複数の帯電装置に印加す
る交流成分の電流値を切り替える切替手段とを具備する
ことを特徴とする。
において、前記切替手段は、前記温度検出手段で検出し
た温度が予め設定した温度より低い場合には前記複数の
帯電装置に印加する交流成分の電流値を第1の値に切り
替え、前記温度検出手段で検出した温度が予め設定した
温度より高い場合には前記複数の帯電装置に印加する交
流成分の電流値を前記第1の値よりも小さい第2の値に
切り替えることを特徴とする。
置の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明
する。
略構成を示す図である。
成装置は、感光体1、感光体1の表面を一様に帯電させ
る接触式の帯電装置2、感光体1の表面に静電潜像を書
き込むLEDの露光装置3、感光体1の表面の静電潜像
をトナーにより現像する現像装置4、トナーで現像され
たイメージを感光体1から転写材5に転写する転写ロー
ラー6、感光体1から転写材5を剥離させる剥離電極
7、転写後に感光体1の表面に残留したトナーを除去す
るブレードクリーニング装置8、帯電装置2の周囲の温
度を検出する温度検出器9を備えて構成されている。
2に示した3個の帯電装置2の設置を示す概略図ととも
に説明する。
は、感光体1に一定荷重で押し当てられて感光体1と従
動するローラーから構成される。そして、この実施の形
態の帯電装置2は、約600mm幅の感光体1の帯電領
域を3個の帯電装置2で帯電し、各帯電装置2は約30
mm幅の重なりを有して配置されている。
向に対して、1〜50mm程度重なるように設置するこ
とが望ましく、この重なりの長さが1mmより短い場
合、帯電装置2の端部における帯電の安定性が得られ
ず、帯電装置2の端部における帯電電位が所望の帯電電
位にならないことがある。
い場合、帯電の安定性は十分に得られるが、帯電装置2
が必要以上に長くなるために、帯電装置2の材料等の無
駄が発生してしまう。
電源の設定は、周波数400〜2000Hz、電流0.
5〜3.0mA付近で用いられ、周波数がこの範囲より
低い場合には感光体の帯電が不均一となり画像がかぶる
弊害があり、周波数がこの範囲より高い場合には周波数
による振動音が発生して機械騒音の弊害が発生する。
周波数の場合と同様に画像がかぶる弊害があり、電流が
この範囲より大きい場合は、感光体への電流リークが発
生する上に、感光体の寿命を短くしてしまう。なお、周
波数および電流の設定は機械の仕様、特に感光体の回転
周速により適性値が異なる。また、帯電装置におけるA
C印加電流には直流成分が加えられており、この直流成
分の大小により感光体1の初期帯電電位を所望値に設定
することができる。
いては、画像形成装置の周囲の温度をサーミスタ等の温
度検出器9で検出し、この温度検出器9で検出した温度
に基づいて複数の帯電装置2に印加する交流成分の電流
値を切り替える。
電源10とAC電源(11、12)との印加回路の概略
図である。
列に接続され、DC電源10から出力されるDC印可電
流と第1のAC電源11若しくは第2のAC電源12か
ら出力されるAC印可電流とが合成器13で合成され、
3個の帯電装置2に印加される。
る温度検出器9によって、第1のAC電源11を使用す
るのか、第2のAC電源12を使用するのかを決定し
て、切替器14において使用するAC電源のラインに切
り換える。
2.75mAであり、3個の帯電装置2には並列に電流
が印加されている。3個の帯電装置2を並列に接続する
ことで、電源から3個の帯電装置2に同一電圧を印加
し、各帯電装置2に3分の1づつの電流を印加してい
る。
以上の場合には主に帯電不良による画質欠陥は発生しに
くいが、画像形成装置周囲の温度が14℃以下の場合に
は画質欠陥が発生しやすくなる。
おいては、帯電装置2の近傍に配設された温度検出器9
で検出した帯電装置2の周囲の温度が14℃以下の場
合、スイッチ14により第1のAC電源を選択すること
によりAC印加電流を3.2mAに切り換え、これによ
り画質欠陥を発生させることなく良質な画像を取得し、
また、帯電装置2の周囲の温度が14℃以上の場合、ス
イッチ14により第2のAC電源を選択することにより
AC印加電流を2.75mAに切り換えることで、感光
体寿命の低下を抑えて良質な画像を取得するように構成
される。
加するAC印加電流を可変する処理手順について図4に
示すフローチャートを参照して説明する。
て、図3に示す第1のAC電源11が2.75mAのA
C印加電流を出力し、第2のAC電源12が3.2mA
のAC印加電流を出力する構成を一例にして説明する。
テップS401)、帯電装置2の周囲の温度が14℃以
上の場合、第1のAC電源11から2.75mAのAC
印加電流が出力され(ステップS402)、温度検出器
9が帯電装置2の周囲の温度が14℃以下になるのを検
出した場合(ステップS403でYES)、第1のAC
電源11の使用を停止して第2のAC電源12の使用に
切り替える(ステップS404)。
以上の場合(ステップS403でNO)、第1のAC電
源11の使用を続行する(ステップS402に戻る)。
合、第2のAC電源12から3.2mAのAC印加電流
が出力され(ステップS405)、温度検出器9が帯電
装置2の周囲の温度が14℃以上になるのを検出した場
合(ステップS406でYES)、第2のAC電源12
の使用を停止して第1のAC電源11の使用に切り替え
(ステップS407)、第1のAC電源11から2.7
5mAのAC印加電流が出力される(ステップS402
に戻る)。ただし、帯電装置2の周囲の温度が14℃以
下の場合(ステップS406でNO)、第2のAC電源
12の使用を続行する(ステップS405に戻る)。
て、温度検出器9を帯電装置2の近傍に設置する構成を
実施例として説明してきたが、帯電装置2の近傍以外の
場所に温度検出器9を設置する構成でも良い。
て、高温時にAC印加電流を出力するAC電源と低温時
にAC印加電流を出力するAC電源とを使い分ける構成
を実施例として説明してきたが、1個のAC電源の周波
数を切り替えて、帯電装置2に印加するAC印加電流を
可変する構成でも良い。
面等を複写する画像形成装置において、画像形成装置周
囲の温度に応じて複数の接触式の帯電装置に印加するA
C印加電流を可変することで、画質欠陥や感光体寿命低
下をなくすことができ、良質な画像を得ることができる
という効果を奏する。
図である。
C電源(11、12)との印加回路の概略図である。
印加電流を可変する処理手順を示すフローチャートであ
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 感光体に対して一部重ねて配列した複数
の接触式の帯電装置を配設し、該複数の接触式の帯電装
置に交流成分と直流成分とからなるバイアスを印加する
画像形成装置において、 前記画像形成装置の周囲の温度を検出する温度検出手段
と、 前記温度検出手段で検出した温度に基づいて前記複数の
帯電装置に印加する交流成分の電流値を切り替える切替
手段とを具備することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記切替手段は、 前記温度検出手段で検出した温度が予め設定した温度よ
り低い場合には前記複数の帯電装置に印加する交流成分
の電流値を第1の値に切り替え、 前記温度検出手段で検出した温度が予め設定した温度よ
り高い場合には前記複数の帯電装置に印加する交流成分
の電流値を前記第1の値よりも小さい第2の値に切り替
えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002014575A JP2003215890A (ja) | 2002-01-23 | 2002-01-23 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002014575A JP2003215890A (ja) | 2002-01-23 | 2002-01-23 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003215890A true JP2003215890A (ja) | 2003-07-30 |
Family
ID=27651212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002014575A Pending JP2003215890A (ja) | 2002-01-23 | 2002-01-23 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003215890A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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-
2002
- 2002-01-23 JP JP2002014575A patent/JP2003215890A/ja active Pending
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