JP2003211550A - 強化プラスチック管及びその製造方法 - Google Patents

強化プラスチック管及びその製造方法

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JP2003211550A
JP2003211550A JP2002016265A JP2002016265A JP2003211550A JP 2003211550 A JP2003211550 A JP 2003211550A JP 2002016265 A JP2002016265 A JP 2002016265A JP 2002016265 A JP2002016265 A JP 2002016265A JP 2003211550 A JP2003211550 A JP 2003211550A
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layer
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Yuji Nishikawa
裕司 西川
Yasuhiro Iguchi
泰宏 井口
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強化プラスチック管に、管径方向の圧縮力に
対する剛性を、低コストで、容易かつ確実に付与する。 【解決手段】 強化プラスチック内層3と強化プラスチ
ック外層4とを有し、強化プラスチック内層3の外周と
強化プラスチック外層4の内周との間に突起状の型材8
が配置されることで、型材8に対応した強化プラスチッ
ク外層4の部分が径方向外向きに隆起されているもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は強化プラスチック管
及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、強化プラスチック管は、プラス
チック系材料としての優れた耐食性を有しており、ま
た、金属製の管に比べて軽量である分、施工性に優れて
いるので、近年ではさまざまな用途に幅広く用いられて
いる。
【0003】しかし、このような強化プラスチック管
は、金属製の管に比べて、管径方向の圧縮力に対する剛
性(以下、外圧剛性と記す)が劣るので、水圧や土圧の
大きい場所に強化プラスチック管を布設するには問題が
あった。
【0004】このような問題を解決するために従来で
は、強化プラスチック管に外圧剛性を付加する手段とし
て、強化プラスチック管の管厚を厚くしたりしていた。
また、JISA5350の強化プラスチック複合管で
は、図6に示すように、強化プラスチック管1の管壁2
を、強化プラスチック内層3と強化プラスチック外層4
との間に樹脂モルタル層5を設けた三層構造とし、強化
プラスチック管1の外圧剛性の向上を図っていた。
【0005】さらに、図7に示すように、熱可塑性樹脂
を用いた強化プラスチック管1の場合では、強化プラス
チック管1の外周に環状のリブ6を貼り付けて外圧剛性
の向上を図っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の技術において、単に強化プラスチック管の管厚を
厚くして強化プラスチック管に外圧剛性を付加する方法
では、強化プラスチック管を形成する材料が多量に必要
となるので、コストダウンの支障となっていた。
【0007】また、図6に示すように、強化プラスチッ
ク管1の管壁2を、強化プラスチック内層3と強化プラ
スチック外層4との間に樹脂モルタル層5を設けた三層
構造とする場合には、強化プラスチック管1の重量が必
要以上に大きくなってしまうという問題があった。
【0008】さらに、図7に示すように、強化プラスチ
ック管1が熱可塑性樹脂を用いたものである場合には、
その外周に環状のリブ6を一体に形成して外圧剛性の向
上を図ることもできるが、強化プラスチック管1が熱硬
化性樹脂により形成されている場合には、リブ6を強化
プラスチック管1の外周に一体的に形成することが困難
であった。また、強化プラスチック管1の外周に、貼り
付けなどの後加工によりリブ6を取り付けた場合には、
強化プラスチック管1に変形が生じると、リブ6が強化
プラスチック管1の外周から剥離してしまう等の問題が
あった。
【0009】そこで本発明はこのような問題を解決し
て、強化プラスチック管に、管径方向の圧縮力に対する
剛性を、低コストで、容易かつ確実に付与することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1記載の発明は、強化プラスチック内層と強化
プラスチック外層とを有し、前記強化プラスチック内層
の外周と前記強化プラスチック外層の内周との間に突起
状の型材が配置されることで、前記型材に対応した前記
強化プラスチック外層の部分が径方向外向きに隆起され
ているものである。
【0011】このような構成によれば、強化プラスチッ
ク内層の外周と強化プラスチック外層の内周との間に突
起状の型材が配置されることで、型材に対応した強化プ
ラスチック外層の部分が径方向外向きに隆起されること
になり、管の肉厚の増大を伴わずに、管における管径方
向の圧縮力に対する剛性を、低コストで、容易かつ確実
に向上させることができる。
【0012】請求項2記載の発明は、熱硬化性樹脂によ
って形成され、管軸方向に沿って部分的に肉厚が増大さ
れた隆起部が、管周方向に沿って一体に形成されている
ものである。
【0013】このような構成によれば、熱硬化性樹脂に
よって形成される強化プラスチック管において、管軸方
向に沿って部分的に肉厚が増大された隆起部が、管周方
向に沿って一体に形成されていることにより、この熱硬
化性樹脂によって形成される強化プラスチック管におけ
る管径方向の圧縮力に対する剛性を容易かつ確実に向上
させることができる。
【0014】請求項3記載の発明は、管軸方向に沿った
適当位置に、一様な厚さの管壁が管径方向の外向きに隆
起した隆起部を有するものである。このような構成によ
れば、管軸方向に沿った適当位置に、管壁が管径方向の
外向きに隆起した隆起部を有することにより、管の肉厚
の増大を伴わずに、管における管径方向の圧縮力に対す
る剛性を、低コストで、容易かつ確実に向上させること
ができる。
【0015】請求項4記載の発明は、円筒状の強化プラ
スチック内層を形成し、前記強化プラスチック内層の外
周に突起状の型材を配置し、前記強化プラスチック内層
及び前記型材の外周に強化プラスチック外層を形成する
ものである。
【0016】このような構成によれば、円筒状の強化プ
ラスチック内層を形成し、前記強化プラスチック内層の
外周に突起状の型材を配置し、前記強化プラスチック内
層及び前記型材の外周に強化プラスチック外層を形成す
ることにより、型材に対応した強化プラスチック外層の
部分を径方向外向きに隆起させて形成することができ
る。これにより、管の肉厚の増大を伴わずに、管におけ
る管径方向の圧縮力に対する剛性を、低コストで、容易
かつ確実に向上させることができる。
【0017】請求項5記載の発明は、周方向に分割可能
な構造で、内周に凹部が形成されている主型を用いて、
遠心成形法により管体を成形するものである。このよう
な構成によれば、周方向に分割可能な構造で、内周に凹
部が形成されている主型を用いて、遠心成形法により管
体を成形することにより、成形する管体の外周を、主型
の内周に形成されている凹部の形状に合わせて隆起させ
ながら成形することができる。したがって、管における
管径方向の圧縮力に対する剛性を容易かつ確実に向上さ
せることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1(a)〜図
3(b)を用いて本発明の強化プラスチック管の実施の
形態1について説明する。
【0019】図1(a)に示すように、強化プラスチッ
ク管7は、強化プラスチック内層3と、強化プラスチッ
ク外層4と、強化プラスチック内層3と強化プラスチッ
ク外層4との間に配置されている突起状の型材8とから
なる。この型材8が管軸方向に一定の間隔で配置されて
いることにより、図1(b)に示すように、型材に対応
した強化プラスチック外層4の部分が径方向外向きに隆
起され、隆起部10が形成されている。なお、型材8
は、横断面の形状が、例えば台形状に形成されており、
図3(a)に示すように、もともと帯状のものを管体に
巻き付けることにより環状とされている。型材8を構成
する部材としては、例えば、ゴム製のもの、発泡ポリエ
チレン製のもの、段ボール製のものなどを用いることが
できる。
【0020】本発明の強化プラスチック管7を製造する
ためには、強化プラスチック管7の内面を形成するため
の型である芯金に、樹脂含浸繊維を巻回して複数層に積
層し、図2(a)に示すように、円筒状の強化プラスチ
ック内層3を形成する。この強化プラスチック内層3の
外周における、例えば、管軸方向に一定の距離をおいた
位置ごとに、帯状の型材8を環状に巻きつける。
【0021】型材8として段ボール製のものを使用する
場合には、図3(b)に示すように、管軸方向長さの異
なる片面ダンボール9、すなわちボール紙の片面に波形
の紙を貼り付けたものを、管軸方向に長いものから順
に、強化プラスチック内層3に対して下から積み重ね、
一点鎖線に示すように、各片面ダンボール9の両端側を
潰し、型材8としての横断面を台形状に形成して使用す
るのが好ましい。なお、図3(b)は、各片面ダンボー
ル9の両端側を潰している様子を示しており、9aは、
既に潰し終わった部分を示している。また、型材8を構
成する部材が帯状でないブロック状のものである場合に
は、その部材を強化プラスチック内層3の外周に沿って
連続して配置していき、全体として環状にすると良い。
【0022】次に、図2(b)に示すように、形成され
た未硬化状態の強化プラスチック内層3及び型材8の外
周に、樹脂含浸繊維を巻回して複数層に積層し、強化プ
ラスチック外層4を形成する。
【0023】このとき、強化プラスチック内層3の外周
に型材8を配置したうえで、強化プラスチック内層3と
型材8との外周に強化プラスチック外層4を形成するこ
とにより、強化プラスチック外層4に型材8の外周の形
状に応じた隆起部10を一体的に形成することができ
る。
【0024】したがって、図7に示した場合では、強化
プラスチック管1に管径方向の圧縮力が作用したとき
に、後加工によって貼り付けたリブ6が強化プラスチッ
ク管1の外周から剥離するという問題が生じていたが、
本発明の実施の形態1によれば、強化プラスチック外層
4自体によって隆起部10が一体に形成されているの
で、このような問題は生じ得ない。これにより、強化プ
ラスチック管7のにおける管径方向の圧縮力に対する剛
性を容易かつ確実に向上させることができる。
【0025】また、強化プラスチック外層4に型材8の
外周の形状に応じた隆起部10を一体的に形成し、かつ
強化プラスチック内層3と強化プラスチック外層4との
間に配置されている型材8に樹脂含浸繊維よりも安価な
ものを使用することにより、管を余計に厚肉に形成する
こと無く、かつ樹脂含浸繊維の使用を必要最小限に抑え
ることができ、低コストで強化プラスチック管に管径方
向の圧縮力に対する剛性を容易かつ確実に付与すること
ができる。
【0026】その後、未硬化状態の強化プラスチック管
7が加熱炉等に通され、強化プラスチック内層3と強化
プラスチック外層4とが硬化させられることにより、強
化プラスチック管7が製造される。
【0027】なお、樹脂に含浸させる繊維として通常一
般のガラス繊維の他、耐薬品性を持たせるために、例え
ば耐アルカリガラス製のガラス繊維等を使用してもよ
い。また、実施の形態1において、型材8が強化プラス
チック内層3の外周に環状に巻き付けられている場合を
示したが、型材8が強化プラスチック内層3の外周に沿
って連続して巻き付けられるのであれば、螺旋状であっ
てもかまわない。 (実施の形態2)本発明の実施の形態2として、図4及
び図5を用いて強化プラスチック管を遠心成形により形
成する方法を説明する。
【0028】図4(a)及び図4(b)に示すように、
遠心成形用の主型すなわち成形型11は、周方向二つ割
の形状をしており、成形型11は、その分割部11aに
おいて適宜の方法によって開閉自在に構成されている。
成形型11の内周には、横断面台形状の凹部12が、周
方向にわたって形成されている。
【0029】成形型11における分割部11aを閉じた
うえで、成形型11を軸心回りに回転させ、その内部
に、図5(a)に示すように、適宜の方法で樹脂含浸繊
維を供給し、遠心成形法により強化プラスチック外層4
を形成する。このとき、図示のように強化プラスチック
外層4の肉厚が均一になるように樹脂含浸繊維を供給
し、強化プラスチック外層4の内面に、成形型11の内
周に形成されている凹部12の形状に合わせて凹部4a
が現れるように形成する。また、これにより強化プラス
チック外層4の外周に隆起部10を成形することができ
る。
【0030】このようにして形成された強化プラスチッ
ク外層4の内周における凹部4aに、図5(b)に示す
ように、突起状の型材8を配置する。次に、図5(c)
に示すように、図5(b)に示す状態の強化プラスチッ
ク外層4の内周に樹脂含浸繊維を供給し、強化プラスチ
ック内層3を遠心成形する。次に、加熱炉等に通すなど
して管体を硬化させ、強化プラスチック管7を成形す
る。その後、成形型11における分割部11aを開いて
成形型11を周方向に分割し、その内部から強化プラス
チック管7を取り出す。
【0031】以上のようにして強化プラスチック管7を
形成することで、強化プラスチック管7の外周、すなわ
ち強化プラスチック外層4に、成形型11の内周に形成
されている凹部12の形状に合わせて隆起部10を一体
に形成することができる。したがって、強化プラスチッ
ク管7における管径方向の圧縮力に対する剛性を容易か
つ確実に向上させることができる。
【0032】また、強化プラスチック外層4に型材8の
外周の形状に応じた隆起部10を一体的に形成し、かつ
強化プラスチック内層3と強化プラスチック外層4との
間に配置されている型材8に樹脂含浸繊維よりも安価な
ものを使用することにより、管を余計に厚肉に形成する
こと無く、かつ樹脂含浸繊維の使用を必要最小限に抑え
ることができ、低コストで強化プラスチック管に管径方
向の圧縮力に対する剛性を容易かつ確実に付与すること
ができる。
【0033】なお、本発明の強化プラスチック管を、図
1における強化プラスチック管7において型材8及び強
化プラスチック内層3を省略したもの、すなわち、図5
(a)に示すような、強化プラスチック外層4の内周に
型材8をはめ合わせる前の段階の、一様な厚さの管壁が
管径方向の外側に隆起した隆起部10を有するものと
し、型材8の使用を省略することもできる。また、図5
(a)の仮想線に示すような、強化プラスチック外層4
の成形時に、強化プラスチック外層4の内周の凹部4a
にも樹脂含浸繊維を供給し、強化プラスチック外層4の
内周面を管軸方向に沿って平滑に形成したもの、すなわ
ち、強化プラスチック外層4において管軸方向に沿って
部分的に肉厚が増大された隆起部10を有するものを強
化プラスチック管とし、型材8の使用を省略することも
できる。例えばこの場合に、熱硬化性樹脂、例えばエポ
キシ樹脂や熱硬化性のポリエステル樹脂を使用すること
で、熱硬化性樹脂によって形成される強化プラスチック
管に、管軸方向に沿って部分的に肉厚が増大された隆起
部10を管周方向に沿って一体に形成することができ、
管径方向の圧縮力に対する剛性を容易かつ確実に向上さ
せることができる。ただし、これらの場合は、所要の管
強度を得るために、その管壁を単なる強化プラスチック
外層4よりも厚めに形成することが必要となる。
【0034】本発明の実施例として、図1に示すような
型材8の横断面形状である台形における各寸法を、上底
を30mm、下底を190mm、高さを16mmとし、
型材どうしの管軸方向間隔(ピッチ)を400mmと
し、強化プラスチック管の内径を1000mm、強化プ
ラスチック内層及び強化プラスチック外層の肉厚をそれ
ぞれ3mmとした強化プラスチック管を製造した。そし
てこの管に管径方向の圧縮力を加え、管径が5%縮んだ
ときの圧縮力の大きさを測定した。
【0035】その結果、内径を1000mm、管厚を6
mmとした通常の直管の強化プラスチック管では圧縮力
が410N/m2であったの対して、本発明における強
化プラスチック管では2530N/m2であり、外圧剛
性を従来の強化プラスチック管に比べて約6倍程度に向
上させることができた。なお、圧縮力の単位におけるm
2とは、管の投影面積を示している。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によると、強化プラ
スチック内層の外周と強化プラスチック外層の内周との
間に突起状の型材が配置されることで、型材に対応した
強化プラスチック外層の部分が径方向外向きに隆起され
ることになり、管の肉厚の増大を伴わずに、管における
管径方向の圧縮力に対する剛性を、低コストで、容易か
つ確実に向上させることができる。
【0037】また、熱硬化性樹脂によって形成される強
化プラスチック管において、管軸方向に沿って部分的に
肉厚が増大された隆起部が、管周方向に沿って一体に形
成されていることにより、この熱硬化性樹脂によって形
成される強化プラスチック管における管径方向の圧縮力
に対する剛性を容易かつ確実に向上させることができ
る。
【0038】また、管軸方向に沿った適当位置に、管壁
が管径方向の外向きに隆起した隆起部を有することによ
り、管の肉厚の増大を伴わずに、管における管径方向の
圧縮力に対する剛性を、低コストで、容易かつ確実に向
上させることができる。
【0039】また、円筒状の強化プラスチック内層を形
成し、前記強化プラスチック内層の外周に突起状の型材
を配置し、前記強化プラスチック内層及び前記型材の外
周に強化プラスチック外層を形成することにより、型材
に対応した強化プラスチック外層の部分を径方向外向き
に隆起させて形成することができる。これにより、管の
肉厚の増大を伴わずに、管における管径方向の圧縮力に
対する剛性を、低コストで、容易かつ確実に向上させる
ことができる。
【0040】さらに、周方向に分割可能な構造で、内周
に凹部が形成されている主型を用いて、遠心成形法によ
り管体を成形することにより、成形する管体の外周を、
主型の内周に形成されている凹部の形状に合わせて隆起
させながら成形することができる。したがって、管にお
ける管径方向の圧縮力に対する剛性を容易かつ確実に向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の強化プラスチック管の積層
構造を示す断面図であり、(b)は、本発明の強化プラ
スチック管の側面図である。
【図2】(a)は、強化プラスチック内層の外周に型材
が配置されている様子を示す断面図であり、(b)は、
強化プラスチック内層及び型材の外周に強化プラスチッ
ク外層が形成されている様子を示す断面図である。
【図3】(a)は、突起状の型材の展開斜視図であり、
(b)は、型材として用いられる片面ダンボールの展開
斜視図である。
【図4】(a)は、本発明の強化プラスチック管の遠心
成形用の成形型の縦断面図であり、(b)は、図4
(a)におけるA−A断面図である。
【図5】(a)は、図4の成形型の内部で強化プラスチ
ック外層が形成されている様子を示す要部の断面図、
(b)は、(a)の強化プラスチック外層の内周に型材
が配置されている様子を示す要部の断面図、(c)は、
(b)に示したものの内周に強化プラスチック内層が形
成されている様子を示す要部の断面図である。
【図6】従来の技術における強化プラスチック管の三層
構造を示す断面図である。
【図7】従来の技術における強化プラスチック管の外周
にリブを形成している様子を示す断面図である。
【符号の説明】
3 強化プラスチック内層 4 強化プラスチック外層 7 強化プラスチック管 8 型材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H111 AA01 BA12 BA13 BA15 BA25 CA43 CA52 CA53 CB03 CB04 CB14 CB23 CC06 CC18 CC19 DA07 DB02 DB17 EA07 4F205 AG03 AG09 HA02 HA06 HA22 HB29 HK23 HK32 HL16 HL26 HT02 HT22

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】強化プラスチック内層と強化プラスチック
    外層とを有し、前記強化プラスチック内層の外周と前記
    強化プラスチック外層の内周との間に突起状の型材が配
    置されることで、前記型材に対応した前記強化プラスチ
    ック外層の部分が径方向外向きに隆起されていることを
    特徴とする強化プラスチック管。
  2. 【請求項2】熱硬化性樹脂によって形成され、管軸方向
    に沿って部分的に肉厚が増大された隆起部が、管周方向
    に沿って一体に形成されていることを特徴とする強化プ
    ラスチック管。
  3. 【請求項3】管軸方向に沿った適当位置に、一様な厚さ
    の管壁が管径方向の外向きに隆起した隆起部を有するこ
    とを特徴とする強化プラスチック管。
  4. 【請求項4】円筒状の強化プラスチック内層を形成し、
    前記強化プラスチック内層の外周に突起状の型材を配置
    し、前記強化プラスチック内層及び前記型材の外周に強
    化プラスチック外層を形成することを特徴とする強化プ
    ラスチック管の製造方法。
  5. 【請求項5】周方向に分割可能な構造で、内周に凹部が
    形成されている主型を用いて、遠心成形法により管体を
    成形することを特徴とする強化プラスチック管の製造方
    法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013015171A (ja) * 2011-07-01 2013-01-24 Aron Kasei Co Ltd リング装着軟質樹脂パイプ及びその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013015171A (ja) * 2011-07-01 2013-01-24 Aron Kasei Co Ltd リング装着軟質樹脂パイプ及びその製造方法

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