JP2003211100A - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

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JP2003211100A
JP2003211100A JP2002015442A JP2002015442A JP2003211100A JP 2003211100 A JP2003211100 A JP 2003211100A JP 2002015442 A JP2002015442 A JP 2002015442A JP 2002015442 A JP2002015442 A JP 2002015442A JP 2003211100 A JP2003211100 A JP 2003211100A
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JP
Japan
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cleaning
nozzle
discharge
gun
washing
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JP2002015442A
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English (en)
Inventor
Hiroyasu Takasu
弘安 高須
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Kyowa Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Seisakusho Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来と同等の洗浄能力を維持したまま、洗浄
状態の目視確認が容易で洗浄効率に優れた洗浄装置を提
供する。 【解決手段】 洗浄液の加圧供給源2に洗浄ガン4を高
圧ホース3を介在して接続し、該洗浄ガン4のノズル5
から洗浄液を噴出する洗浄装置1において、該ノズル5
は洗浄液を互に平行に直進して噴出する複数の吐出口5
bを有すると共に、該複数の吐出口5bの合計の断面積
が所定口径の吐出口を1個のみ有する単孔ノズルの該吐
出口の断面積に略等しく形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品関連やホテル
などの設備、厨房、床面などや、空調機器などの複雑な
形状の機器の洗浄清掃に適した洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、洗浄液の加圧供給源である高圧
ポンプの性能、即ち吐出圧及び吐出量に見合って選定さ
れる所定口径の吐出口が1個の単孔ノズルから高圧の洗
浄液の全量が吐出され、その大きな衝撃力で被洗浄物を
洗浄清掃していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の単孔ノズル
によれば、吐出口が1個であるので、高圧の大量の洗浄
液が被洗浄物の一ヶ所に集中的に吐出されて激しい衝撃
力を与え、かくて跳ね返りによるエネルギーのロスや飛
沫で被洗浄物の詳細確認が妨げられたり、或いは被洗浄
物が変形するなどの問題点があった。
【0004】本発明はこれらの問題点を解消し、所定口
径の単孔ノズルの洗浄能力、即ち洗浄液の吐出圧及び吐
出量を維持したまま、洗浄状態の確認が容易で洗浄効率
に優れた洗浄装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成すべく洗浄液の加圧供給源に洗浄ガンをホースを介し
て接続し、該洗浄ガンのノズルから洗浄液を噴出する洗
浄装置において、該ノズルは洗浄液を互に平行に直進し
て噴出する複数の吐出口を有することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
乃至図3により説明する。
【0007】1は本発明の第1の実施の形態の洗浄装置
を示し該洗浄装置1は洗浄液源に連なる洗浄液の加圧供
給源2と、該加圧供給源2の吐出口に接続されている高
圧ホース3と、該高圧ホース3の先端に接続されている
洗浄ガン4と、該洗浄ガン4の吐出管4aの先端部に接
続可能なノズル5とからなる。
【0008】該ノズル5は、短い有蓋筒体でその蓋部5
aにおいて図1の如くその面の所定円周上に等間隔に複
数個例えば5個の吐出口5bが形成されている。
【0009】そして前記ノズル5はその筒部5cの内周
の雌ねじにおいて接続管6の先端側管部6aに螺合する
と共に、該接続管6はその根部側管部6bにおいて接続
ナット7により前記洗浄ガン4の吐出管4aに接続され
ている。
【0010】ここで、前記ノズル5、即ち多孔ノズル5
の複数の吐出口5bの断面積の合計Sと、従来の所定
口径の単孔ノズルの1個の吐出口の断面積Sとを等し
くした。
【0011】即ち、前記複数個nの吐出口5bの各吐出
口の直径をdとすると
【0012】又、単孔ノズルの1個の吐出口の所定口径
である直径をDとすると であり、しかも であるから の関係となる。
【0013】そこで、前記ノズル5、即ち、複数の吐出
口5bを有する多孔ノズル(B)と所定口径Dの吐出口
を1個有する単孔ノズル(A)とをそれぞれ前記洗浄ガ
ン4の吐出管4aに交互に接続して洗浄液を噴出し、両
者の吐出圧及び吐出量を測定した。
【0014】単孔ノズル(A)には吐出圧60kg/c
m、吐出量6L/minに見合う所定口径Dを1.2mmと
し、多孔ノズル(B)の吐出口5bの数を5個とし、こ
れら単孔ノズル(A)と多孔ノズル(B)との各吐出口
の断面積を等しくすると(4)式により該多孔ノズル
(B)の吐出口5bの直径はd=0.53mmとなり、両
者ノズルの吐出圧及び吐出量の実測値は、単孔ノズル
(A)で58kg/cm及び6.2L/minであり、多孔
ノズル(B)では59kg/cm及び6.0L/minであ
って略等しかった。尚、数値上の差異は多孔ノズル
(B)の加工精度による。
【0015】そして、多孔ノズル(B)の個数を変更し
ても、又吐出圧を所定の例えば50〜80kg/cmの範
囲内で変更しても両ノズルの吐出量は略等しかった。従
って従来の1個のみ吐出口を有する単孔ノズルと同等の
洗浄能力を維持して後述する種々の洗浄効果を有する。
【0016】次に本発明の第1の実施の形態の使用方法
を説明する。
【0017】多孔ノズル5を洗浄ガン4の吐出管4aに
接続管6及び接続ナット7を介して接続し、加圧供給源
2のポンプを作動して温水等の洗浄液を洗浄ガン4へ加
圧供給し、該洗浄ガンの操作レバーを作動して付属のバ
ルブを開くと、多孔ノズル5の各吐出口5bから互に平
行に直進噴出する。
【0018】例えば食品加工工場のベルトや床面などの
ような平面状の場合には、各吐出口5bからの洗浄液が
衝突後跳ね返ることなくその平面に沿って周辺に拡散し
て広い面積を効率的に洗浄することができる。
【0019】又、複雑な形状の空調機器などの場合、特
に熱交換器のフィンなどの場合には、複数の細く吐出す
る洗浄液が熱交換器のフィンの奥まで平行に深く直進進
入するので洗浄効果が高くなり、この洗浄時に細く吐出
する洗浄液は衝撃力が集中せずに分散するのでフィンを
変形させることはなく、更に洗浄液の跳ね返りによる飛
沫がないので洗浄個所や汚れの落ち具合などの洗浄状態
を容易に目視確認することができる。
【0020】次に本発明の第2の実施の形態を図4によ
り説明する。
【0021】本第2の実施の形態のノズル15は、円周
上でなく、一直線状の等間隔に複数の細い吐出口15b
が配置されていることが特徴である。
【0022】該ノズル15は、長い有蓋筒体で、その長
手方向の周側面15aにおいて図4の如く一直線状に等
間隔に複数個例えば5個の前記吐出口15bが配設され
ている。
【0023】又、前記ノズル15は根部の筒ねじ部15
cにおいて前記第1の実施の形態と同様に前記接続管6
の先端側管部6aに螺合すると共にその根部側管部6b
において接続ナット7により前記洗浄ガン4の吐出管4
aに接続されている。
【0024】そして、前記周側面15aに配設されてい
る複数の吐出口15bの合計の断面積を前記第1の実施
の形態と同様に従来の単孔ノズルの1個の所定口径の吐
出口の断面積と略等しくして、吐出圧と吐出量を略等し
くし洗浄能力を維持した。
【0025】次に本発明の第2の実施の形態の使用方法
を説明する。
【0026】本ノズル15を前記洗浄ガン4に接続し
て、該洗浄ガン4の操作レバーを引くと、一直線多孔形
ノズルである該ノズル15の各吐出口15bから洗浄液
が互に平行に直進噴出する。
【0027】該ノズル15は一直線状の等間隔に複数の
吐出口15bが配置されていることから細長い個所の洗
浄作業に適しており、例えば、電車の屋根に設けられて
いる空調機器などでは、細長く開口している熱交換器の
フィンの奥深く迄洗浄液が平行に直進し、細長い個所を
跳ね返るロスがなく効率的に洗浄を行うことができる。
又、分散して細く吐出する洗浄液によりフィンを衝撃で
変形させることがなく、飛沫がないので洗浄状態を目視
で確認しながら洗浄することができる。
【0028】更に、本発明の第3の実施の形態を図5に
より説明する。
【0029】本第3の実施の形態の洗浄装置21は、前
記第2の実施の形態のノズル15と前記洗浄ガン4の吐
出管4aとの間を、前記ノズル15を同図に示す如くい
わゆるX軸方向及びY軸方向を中心に各々360°回動
可能にする逆L字形の接続管26を介在して接続したこ
とをが特徴である。
【0030】該接続管26は、逆L字形に形成され、前
記吐出管4aに接続ナット26aを介して回転可能に接
続して縦管部26bと、該縦管部26bに接続した直角
のエルボ管部26cと、該エルボ管部26cに接続した
横管部26dと、該エルボ管部26cに前記ノズル15
を回転可能に接続する接続ナット26eとからなり、こ
れら縦管部26bと横管部26dとは直角のエルボ管部
26cとにより逆L字形に連結されており、該縦管部2
6bは用適により長さを変更する。
【0031】尚、該エルボ管部26cを使用せずに縦管
部26bと横管部26dとを1本の逆L字形のパイプで
形成してもよい。
【0032】次に本第3の実施の形態の洗浄装置21の
使用方法を説明する。
【0033】先ず、逆L字形の接続管26の接続ナット
26eに前記ノズル15を接続すると共に接続ナット2
6aに前記洗浄ガン4の吐出管4aを接続して該接続ガ
ン4の操作レバーを引くと、一直線多孔形のノズル15
の各吐出口15bから洗浄液が互に平行に直進噴出す
る。
【0034】この洗浄装置21は長い縦管部26bによ
り比較的高い位置にある被洗浄物例えば、前述の電車の
屋根の空調機器や天井などに設けられている空調機器な
どに適しており、該空調機器の傾斜した方向のフィンや
4方向に開口すると共に下向きの流風口などに対して、
その角度に適した洗浄液の吐出角と方向にノズル15を
手早く回動させることができて効率的な洗浄作業を行う
ことができる。
【0035】
【発明の効果】このように本発明によると、洗浄液の加
圧供給源に高圧ホースを介して接続した洗浄ガンのノズ
ルに洗浄液を平行に直進して噴出する複数の吐出口を設
けたので、互に平行な複数の洗浄液の噴出流により洗浄
個所の汚れの具合などの洗浄状態を目視確認しながら効
率的に洗浄を行えたり、又被洗浄物を変形させたりしな
い効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の斜視図である。
【図2】その要部のノズルの断面図である。
【図3】接続管の正面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の正面図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態の説明図である。
【符号の説明】
1 洗浄装置 2 加圧供給源 3 高圧ホース 4 洗浄ガン 4a 吐出管 5 ノズル 5b 吐出口 6 接続管 7 接続ナット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄液の加圧供給源に洗浄ガンをホース
    を介して接続し、該洗浄ガンのノズルから洗浄液を噴出
    する洗浄装置において、該ノズルは洗浄液を互に平行に
    直進して噴出する複数の吐出口を有することを特徴とす
    る洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の吐出口の断面積の合計が所定
    口径の吐出口を1個のみ有する単孔ノズルの該吐出口の
    断面積に略等しい請求項1に記載の洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記ノズルは、前記洗浄ガンの吐出管に
    接続可能な短い有蓋筒体からなり、該有蓋筒体の蓋部の
    面に前記複数の吐出口を間隔を有して配設したことを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載の洗浄装置。
  4. 【請求項4】 前記ノズルは、前記洗浄ガンの吐出管に
    接続可能な長い有蓋筒体からなり、該有蓋筒体の周側面
    に前記複数の吐出口を間隔を有して配設したことを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載の洗浄装置。
  5. 【請求項5】 前記ノズルと前記洗浄ガンの吐出管との
    間に、該吐出管に回転可能に接続の縦管部と該縦管部に
    接続のエルボ管部と該エルボ管部に接続し前記ノズルを
    回転可能に接続する横管部とからなる接続管を介在して
    接続したことを特徴とする請求項4に記載の洗浄装置。
JP2002015442A 2002-01-24 2002-01-24 洗浄装置 Pending JP2003211100A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011518667A (ja) * 2008-04-29 2011-06-30 セーフティ・クリーン・システムズ・インコーポレイテッド 多目的水系部品洗浄装置
WO2016023250A1 (zh) * 2014-08-09 2016-02-18 郑俊明 便携式可视清洗装置

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