JP2003210863A - 折り紙飛行機 - Google Patents

折り紙飛行機

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JP2003210863A
JP2003210863A JP2002009123A JP2002009123A JP2003210863A JP 2003210863 A JP2003210863 A JP 2003210863A JP 2002009123 A JP2002009123 A JP 2002009123A JP 2002009123 A JP2002009123 A JP 2002009123A JP 2003210863 A JP2003210863 A JP 2003210863A
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line
fold
fold line
center
folding
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JP2002009123A
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Yoshinobu Ito
藤 嘉 信 伊
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 折り紙の一部を切り取ることで、軽量化を達
成し、更には、その切り取り部分を利用して、機体を飾
る架台を構成することができるようにした折り紙飛行機
の構造を提供する。 【解決手段】 長方形の折り紙を二分する中央の折り線
を介して胴部を形成し、その左右において、左右翼部を
形成し、中央の折り線を基準として、三角折り線によっ
て、左右翼部の前縁を形成し、ほぼ胴部の前後中央に、
重心を集中する重ね折り部分を構成する折り紙飛行機で
あって、三角折り線に沿って中央側に折り込まれる三角
折り部分では、重ね折り部分の近傍で終るような切取線
で、左右一対の切断片を分離して、胴部下側を挟持する
溝を持った機体保持用の飾り台を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長方形の折り紙か
ら、所要の折り込みにより、提供される、飛行可能な折
り紙飛行機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の折り紙飛行機は、長方形の折り紙
を、その中央を二分する中央の折り線を介して、また、
その左右において、折り線を介して、それぞれ、胴部と
左右翼部とを形成すると共に、前記中央の折り線を基準
として、三角折りによって、前方に前記胴部先端を形成
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
折り方は、前記中央の折り線が、谷折りとなり、胴部が
左右翼部の下側となり、方向舵の機能を持つ尾翼が形成
されていない上、前後の重量バランスが十分にとられて
いないなどの、飛行体としての十分な設計条件が満たさ
れていない。このため、気流の条件が満たされる場合を
除き、殆どが、満足するような飛翔距離、滞空時間が得
られない。そこで、本発明者は、先に、折り紙に対する
折り方を特定することで、飛行体としての十分な設計条
件を満たし、満足するような飛翔距離、滞空時間が得ら
れる折り紙飛行機の構造を提唱した。本発明は、これを
更に改善したもので、その目的とするところは、折り紙
の一部を切り取ることで、軽量化を達成し、更には、そ
の切り取り部分を利用して、機体を飾る架台を構成する
ことができるようにした折り紙飛行機の構造を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明では、長方形の折り紙を二分する中央の折
り線を介して胴部を形成し、また、その左右において、
折り線を介して、それぞれ、左右翼部を形成すると共
に、前記中央の折り線を基準として、三角折り線によっ
て、前記左右翼部の前縁を形成している折り紙飛行機に
おいて、前記中央の折り線と直行する二本の横折り線
は、ほぼ胴部の前後中央に、重心を集中する重ね折り部
分を構成しており、前記三角折り線は、先端側の横折り
線から後方に向けて前記三角折り線に沿った切取線を有
し、前記三角折り線に沿って中央側に折り込まれる三角
折り部分では、前記重ね折り部分の近傍で終るような切
取線を有し、前記中央の折り線は、山折りによって前記
胴部の上側、および、後方に向けて放射状に形成した切
取線によって分離して形成する尾翼部を構成し、また、
左右の折り線は、それぞれ、谷折りの第1の折り線及び
山折りの第2の折り線からなり、第1の折り線と第2の
折り線との間を糊代として、接着すると共に、第1の折
り線相互間を結合して、前記胴部の下側を構成してお
り、前記左右翼部の左右端および後端には、側翼および
フラップを形成していることを特徴とする。これによ
り、飛行体としての十分な設計条件を満たし、満足する
ような飛翔距離、滞空時間が得られるだけでなく、機体
全体の軽量化が達成され、前後のバランスも取り易くな
る。
【0005】この発明の実施の形態として、前記胴部に
は、その先端左右に、第1の折り線から前方に向けて、
三角折りの部分に切取線を有しており、該切取線の後端
間を山折りして、胴部先端を形成すると共に、前記中央
の折り線と第1あるいは第2の折り線との間で、左右に
膨出した筒状部を形成している。これにより、外観上
も、本物の飛行機の形態に近く、しかも、空気抵抗の低
減や構造の剛性確保の上で有利である。
【0006】また、この発明の実施の形態として、前記
翼部の前縁で、前記三角折り線と後側の横折り線との交
点から後方に延びる折り線を形成し、その折り返しによ
り、前記翼部を、更に左右に広がった形状にしている。
これにより、前記翼部の前縁形状が、より、現実の飛行
機の形状に近似し、外観上、優美な形態にできる上、翼
部先端に向けての強度を確保する上で有利である。
【0007】更に、この発明の実施の形態として、前記
三角折り部分での切取線で分離された左右一対の切断片
は、胴部下側を挟持する溝を持った機体保持用の飾り台
を構成する。従って、その切り取り部分を利用して、機
体を飾る架台とすることができるというメリットが得ら
れる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、実施の形
態を図面により、折り紙手順(折り方)を示しながら詳
細に説明する。この実施の形態では、通常通り、長方形
の折り紙Sを、その中央を二分する折り線1を介して、
また、その左右において、折り線3b、3bを介して、
それぞれ、胴部3と左右翼部4、4とを形成すると共
に、中央の折り線1を基準として、三角折り線5、5に
沿って、前方に胴部3の先端を形成しているが、その特
徴的な構造は、以下に示す点にある。
【0009】即ち、本発明に係る折り紙飛行機は、図1
に示すように、中央の折り線1と直行する二本の横折り
線(谷折り)6、(山折り)7で、ほぼ胴部3の前後中
央に、重心を集中する重ね折り部分8を構成しており、
三角折り線5は、先端側の横折り線6から後方に向けた
切取線2bを有し、三角折り線5に沿って中央側に折り
込まれる三角折り部分では、重ね折り部分8の近傍(こ
の実施の形態では、横折り線6より若干後ろ側)で終る
ような切取線2a、2aで仕切られている。中央の折り
線1は、山折りによって胴部3の上側、および、後方に
向けて放射状に形成した切取線11aによって分離して
形成する尾翼部11を構成している。胴部3の後方上部
は、後方に向けて放射状に形成した折り線(山折り)1
1bに沿って背面に折り返されて補強され、尾翼部11
(図4参照)はこの折り返されて補強された部分に挟持
された状態で接着して形成する。また、左右の折り線
は、それぞれ、谷折りの第1の折り線3aおよび山折り
の第2の折り線3bからなり、第1の折り線3aと第2
の折り線3bとの間を糊代として接着することで、側部
が補強された胴部3とする。更に、左右翼部4、4の左
右端および後端には、折り線(山折り)12aで側翼1
2、および、切取線13aでフラップ13を形成する。
【0010】図2は、折り紙手順の第1段階を示したも
のであり、二本の横折り線6、7が折り込まれ、切取線
2a、2bで切断片2を分離し、更に、尾翼11を分離
した状態である。この状態から、第1の折り線3aと第
2の折り線3bとの間の部分(図中Jで示す)を糊代と
して、胴部3の側部(図中Kで示す)部分に接着する。
また、第1の折り線3a、3a相互間を結合して、胴部
3の下側20(図4参照)を形成する。
【0011】図3は、図2の背面を示したものである。
翼部4の前縁で、三角折り線5と後側の横折り線7との
交点から後方に延びる折り線4aを形成し、その折り返
し部分(図中Nで示す)を接着し、翼部4を更に左右に
広がった形状にしている。また、三角折り線5に沿って
中央側に折り込まれた部分Mも接着するが、胴部3の前
方を補強する為に、その部分を両面テープLで接着して
も良い。
【0012】図4は、胴部3の先端を筒状に形成したこ
とを示すものである。図1に示すように、折り紙Sに
は、胴部3の先端左右に、第1の折り線3aから前方に
向けて、三角折りの部分に切取線5aを有しており、切
取線5a、5aの後端間を折り線(山折り)5bとして
いる。また、重ね折り部分8から、前方に放射状に折り
線(山折り)3d、3eを形成し、胴部3の先端を形成
する際に、若干左右に折り曲げて膨出させ、中央の折り
線1と第1あるいは第2の折り線(3a、3b)との間
で筒状部21を形成する。このように、胴部3の先端左
右に、第1の折り線3aから前方に向けた切取線5aを
設けて折り曲げ、胴部3の先端を筒状に形成することに
より、外観上も、本物の飛行機の形態に近く、しかも、
空気抵抗の低減や構造の剛性確保が可能である。なお、
例えば、床面に絨毯を敷き込む際の、両面接着テープ
を、胴部3の筒状部内側に貼り込んで、先端部の剛性を
増すと共に、機体の前後のバランスを調整することも可
能である。
【0013】このような構成で作られた折り紙飛行機
(図4参照)は、飛行体としての前後の重量バランス
が、折り重ね部分8で確保され、切取線2a、2bによ
って切り取られた部分で全体の軽量化を達成でき、ま
た、前後バランスにも寄与する。更には、左右翼部4、
4に側翼12、12を、また、尾翼部11を持つこと
で、飛行方向に対する安定性を確保できる。また、フラ
ップ13の起立の具合により、飛行中の機体の揚力を調
整できる。そして、全体として、実飛行機の形態に近い
構造、形態を実現できることで、飛翔距離、滞空時間
を、従来の折り紙飛行機に比較して、大幅に改善でき
る。
【0014】図5は、三角折り部分で分離された切断片
2を示したものである。この実施の形態では、切取線2
a側から放射状に折り線(山折り)2d、2e、2fお
よび2gを形成し、切取線2bと折り線(山折り)2g
との間を糊代として、切取線2aと折り線(山折り)2
dとで区画された面を部分的に貼り合わせて四角錘型に
構成し、図6に示すように、一対を接着部Rで貼り付
け、胴部下側を挟持する溝を持った機体保持用の飾り台
22(図7参照)とする。
【0015】なお、本発明の他の実施形態として、好ま
しくは、初心者の為に、印刷などの手段で、折り紙に、
例えば、前記実施の形態に示すように、山折りの折り線
に一点鎖線を使用し、谷折りの折り線に点線を使用し、
切取線を太い実線で示す他、その折り線に折り順序を規
定する手段(番号を付する)を工夫するのがよい。ま
た、折り紙手順書を図解付きで別に添付して、提供する
こともできる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したように、実飛行
機の形態に近い構造、形態を実現でき、また、切取線に
より一部を分離することで、飛翔距離、滞空時間を、従
来の折り紙飛行機に比較して、大幅に改善でき、軽量化
も達成できる。更に要すれば、切取線で分離した部分
で、飾り台も構成できるメリットが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、折り紙に刻まれた、山折り線、谷折り
線および切り取り線である。
【図2】折り方を示した折り紙の表面である。
【図3】折り方を示した折り紙の背面である。
【図4】折り紙手順を示した折り紙飛行機の斜視図であ
る。
【図5】切断片の詳細図である。
【図6】飾り台を示した斜視図である。
【図7】飾り台に載置された折り紙飛行機の斜視図であ
る。
【符号の説明】 1 中央の折り線 2 切断片 2a、2b、 切取線 2d、2e、2f、2g 折り線(山折り) 3 胴部 3a 第1の折り線 3b 第2の折り線 3d、3e 折り線(山折り) 4 翼部 4a 折り線(山折り) 5 三角折り線 5a 切取線 5b 折り線(山折り) 6、7 横折り線 8 重ね折り部分 11 尾翼 11a 切取線 11b 折り線(山折り) 12 側翼 12a 折り線(山折り) 13 フラップ 13a 切取線 20 胴部の下側 21 筒状部 22 飾り台 23 溝 S 折り紙 K、J、M、N、T 糊代 L 両面テープ R 接着部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長方形の折り紙を二分する中央の折り線
    を介して胴部を形成し、また、その左右において、折り
    線を介して、それぞれ、左右翼部を形成すると共に、前
    記中央の折り線を基準として、三角折り線によって、前
    記左右翼部の前縁を形成している折り紙飛行機におい
    て、 前記中央の折り線と直行する二本の横折り線は、ほぼ胴
    部の前後中央に、重心を集中する重ね折り部分を構成し
    ており、 前記三角折り線は、先端側の横折り線から後方に向けて
    前記三角折り線に沿った切取線を有し、 前記三角折り線に沿って中央側に折り込まれる三角折り
    部分で、前記重ね折り部分の近傍で終るような切取線を
    有し、 前記中央の折り線は、山折りによって前記胴部の上側、
    および、後方に向けて放射状に形成した切取線によって
    分離して形成する尾翼部を構成し、 また、左右の折り線は、それぞれ、谷折りの第1の折り
    線及び山折りの第2の折り線からなり、第1の折り線と
    第2の折り線との間を糊代として、接着すると共に、第
    1の折り線相互間を結合して、前記胴部の下側を構成し
    ており、 前記左右翼部の左右端および後端には、側翼およびフラ
    ップを形成していることを特徴とする折り紙飛行機。
  2. 【請求項2】 前記胴部には、その先端左右に、第1の
    折り線から前方に向けて、三角折りの部分に切取線を有
    しており、該切取線の後端間を山折りして、胴部先端を
    形成すると共に、前記中央の折り線と第1あるいは第2
    の折り線との間で、左右に膨出した筒状部を形成してい
    ることを特徴とする請求項1に記載の折り紙飛行機。
  3. 【請求項3】 前記翼部の前縁で、前記三角折り線と後
    側の横折り線との交点から後方に延びる折り線を形成
    し、その折り返しにより、前記翼部を、更に左右に広が
    った形状にしていることを特徴とする請求項1あるいは
    2に記載の折り紙飛行機。
  4. 【請求項4】 前記三角折り部分での切取線で分離され
    た左右一対の切断片は、胴部下側を挟持する溝を持った
    機体保持用の飾り台を構成することを特徴とする請求項
    1ないし3の何れか1項に記載の折り紙飛行機。
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