JP3213696U - 飛行体形成用のシート、及び飛行体 - Google Patents
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Abstract
【課題】意匠性と飛行性とを両立可能なシートを折りこんで作成される飛行体を形成するための飛行体形成用のシートを提供する。【解決手段】所定の切り取り線10、山折り線20及び谷折り線30が設けられ、切り取り線に沿って飛行体前駆体を切り取り、山折り線及び谷折り線に沿って折りこむことで所定形状の飛行体となり、飛行体前駆体は、長形の主翼部110と、主翼部の中央部において、主翼部に対して垂直方向且つ前後方向に向けてそれぞれ延設された、前方主軸部120及び後方主軸部130と、後方主軸部の先端に設けられた水平安定部140とを有すると共に、尾翼としての垂直安定部は設けられておらず、前方主軸部における主翼部側の基端に設けられた山折り線及び/又は谷折り線にそって折りこむことで前方主軸部が主翼部に対して所定角度をもって傾斜するようになされている。【選択図】図1
Description
本発明は、いわゆる紙飛行機シートを折りこんで作成する飛行体、及びこの飛行体を作成するための飛行体形成用のシートに関するものである。
紙飛行機は、飛ばすことが目的のため、意匠性よりも飛行に重点を置いた開発がなされている。
例えば、特許文献1には、シート材を切り抜いた部品を接着糊で結合して容易に製作できる紙飛行機であっても、高い揚力を有する立体的な翼を形成すると同時に、同時に上反角も形成することができ、かつ翼の強度を高めるために、四角形状のシート材から、紙飛行機の主翼の形状になるように切り取り、この主翼2の2枚重なった上側の後端縁を、主翼折り線側へずらして接着剤で貼り付け、主翼に中空部分を形成し、主翼の中央折り線F部分と中央折り線側に折り曲げた両シート材の一部を共に、胴体の下面に接着剤で貼り付け、主翼の両翼端が持ち上がる「上反角」が形成されるように製作してなる飛行体が提案されている。
例えば、特許文献1には、シート材を切り抜いた部品を接着糊で結合して容易に製作できる紙飛行機であっても、高い揚力を有する立体的な翼を形成すると同時に、同時に上反角も形成することができ、かつ翼の強度を高めるために、四角形状のシート材から、紙飛行機の主翼の形状になるように切り取り、この主翼2の2枚重なった上側の後端縁を、主翼折り線側へずらして接着剤で貼り付け、主翼に中空部分を形成し、主翼の中央折り線F部分と中央折り線側に折り曲げた両シート材の一部を共に、胴体の下面に接着剤で貼り付け、主翼の両翼端が持ち上がる「上反角」が形成されるように製作してなる飛行体が提案されている。
しかしながら、従来提案されている上記の飛行体では、意匠性に乏しく、意匠性と飛行性とを両立させた飛行体は未だ提案されていないのが現状である。
したがって、本考案の目的は、意匠性と飛行性とを両立可能なシートを折りこんで作成される飛行体及び当該飛行体を形成するための飛行体形成用のシートを提供することにある。
したがって、本考案の目的は、意匠性と飛行性とを両立可能なシートを折りこんで作成される飛行体及び当該飛行体を形成するための飛行体形成用のシートを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本考案者らは鋭意検討を行った結果、1枚のシートで、垂直尾翼を設けずに飛行体を形成できるようにすることで、意匠性の高い飛行体を形成し得ることを知見し、本考案を完成するに至った。
すなわち、本考案は以下の各考案を提供するものである。
1.所定の切り取り線、山折り線及び谷折り線が設けられており、該切り取り線に沿って飛行体前駆体を切り取り、該山折り線及び該谷折り線に沿って該飛行体前駆体を折りこむことで所定形状の飛行体となる飛行体形成用のシートであって、
上記飛行体前駆体は、長形の主翼部と、該主翼部の中央部において、該主翼部に対して垂直方向に向けて且つ前後方向に向けてそれぞれ延設された、前方主軸部及び後方主軸部と、該後方主軸部の先端に設けられた水平安定部とを有すると共に、尾翼としての垂直安定部は設けられておらず、
上記前方主軸部における上記主翼部側の基端には上記山折り線及び/又は上記谷折り線が設けられており、該山折り線及び該谷折り線にそって折りこむことで該前方主軸部が上記主翼部に対して所定角度をもって傾斜するようになされている
飛行体形成用のシート。
2.該前方主軸部の基端側に飛行安定用の重りを設置する重り設置部が形成されるように山折り線及び谷折り線が設けられている、1記載のシート。
3.上記飛行体が鳥又は昆虫の形態を模した形態である、1又は2記載のシート。
4.長形の主翼部と、
該主翼部の中央部において、該主翼部に対して垂直方向に向けて且つ前後方向に向けてそれぞれ延設された、前方主軸部及び後方主軸部と、
該後方主軸部の先端に設けられた水平安定部とを有し、
尾翼としての垂直安定部は設けられておらず、
上記前方主軸部は、その基端側において、上記主翼部に対して所定角度をもって傾斜するように設けられており、且つ重りが設置された安定部が形成されている飛行体。
すなわち、本考案は以下の各考案を提供するものである。
1.所定の切り取り線、山折り線及び谷折り線が設けられており、該切り取り線に沿って飛行体前駆体を切り取り、該山折り線及び該谷折り線に沿って該飛行体前駆体を折りこむことで所定形状の飛行体となる飛行体形成用のシートであって、
上記飛行体前駆体は、長形の主翼部と、該主翼部の中央部において、該主翼部に対して垂直方向に向けて且つ前後方向に向けてそれぞれ延設された、前方主軸部及び後方主軸部と、該後方主軸部の先端に設けられた水平安定部とを有すると共に、尾翼としての垂直安定部は設けられておらず、
上記前方主軸部における上記主翼部側の基端には上記山折り線及び/又は上記谷折り線が設けられており、該山折り線及び該谷折り線にそって折りこむことで該前方主軸部が上記主翼部に対して所定角度をもって傾斜するようになされている
飛行体形成用のシート。
2.該前方主軸部の基端側に飛行安定用の重りを設置する重り設置部が形成されるように山折り線及び谷折り線が設けられている、1記載のシート。
3.上記飛行体が鳥又は昆虫の形態を模した形態である、1又は2記載のシート。
4.長形の主翼部と、
該主翼部の中央部において、該主翼部に対して垂直方向に向けて且つ前後方向に向けてそれぞれ延設された、前方主軸部及び後方主軸部と、
該後方主軸部の先端に設けられた水平安定部とを有し、
尾翼としての垂直安定部は設けられておらず、
上記前方主軸部は、その基端側において、上記主翼部に対して所定角度をもって傾斜するように設けられており、且つ重りが設置された安定部が形成されている飛行体。
本考案の飛行体形成用のシートは、意匠性と飛行性とを両立可能であり、シートを折りこんで、手軽に作成して、飾る又は飛ばして遊ぶことが可能な飛行体を手軽に製作できるものである。
また本考案の飛行体は、意匠性と飛行性とを両立可能であり、シートを折りこんで、手軽に作成して、飾る又は飛ばして遊ぶことが可能なものである。
また本考案の飛行体は、意匠性と飛行性とを両立可能であり、シートを折りこんで、手軽に作成して、飾る又は飛ばして遊ぶことが可能なものである。
以下、本考案をさらに詳細に説明する。
<飛行体形成用のシート>
本考案の飛行体形成用のシート1は、図1に示すように、所定の切り取り線10(図中の太い実線)、山折り線20(図中の1点鎖線)及び谷折り線30(図中の太い破線)が設けられており、切り取り線10に沿って飛行体前駆体100を切り取り、山折り線20及び谷折り線30に沿って飛行体前駆体100を折りこむことで所定形状の飛行体(図2参照、鳥の形態を模した形態の飛行体)となる飛行体形成用のシートである。
以下詳述する。
飛行体前駆体100は、長形の主翼部110と、主翼部110の中央部111において、主翼部110に対して垂直方向に向けて且つ前後方向に向けてそれぞれ延設された、前方主軸部120及び後方主軸部130と、後方主軸部130の先端に設けられた水平安定部140とを有すると共に、尾翼としての垂直安定部は設けられていない。
<飛行体形成用のシート>
本考案の飛行体形成用のシート1は、図1に示すように、所定の切り取り線10(図中の太い実線)、山折り線20(図中の1点鎖線)及び谷折り線30(図中の太い破線)が設けられており、切り取り線10に沿って飛行体前駆体100を切り取り、山折り線20及び谷折り線30に沿って飛行体前駆体100を折りこむことで所定形状の飛行体(図2参照、鳥の形態を模した形態の飛行体)となる飛行体形成用のシートである。
以下詳述する。
飛行体前駆体100は、長形の主翼部110と、主翼部110の中央部111において、主翼部110に対して垂直方向に向けて且つ前後方向に向けてそれぞれ延設された、前方主軸部120及び後方主軸部130と、後方主軸部130の先端に設けられた水平安定部140とを有すると共に、尾翼としての垂直安定部は設けられていない。
<主翼部>
主翼部110は、長形であり、全体で鳥の羽のように見えるように少し前方に向けて偏奇した形態となっている。具体的には、両端の前方部112側が前方に向けて突出した構成となっていると共に、中央部111側の前方に凸部114が形成されている。また両側縁部分には複数の切り込み線116が設けられており、羽の先端部分に似せた形態とできるように構成されている。
<前方主軸部>
前方主軸部120は、主翼部110の中央部111において前方に延出されて設けられた本体122を主構成部分といており、その先端124側はテーパー状となされて、鳥のくちばし状となるようになされている。本実施形態においては、本体112の基端部121側に、山折り線20及び谷折り線30が複数設けられており、山折り線20及び谷折り線30にそって折りこむことで前方主軸部120が主翼部110に対して所定角度をもって傾斜するようになされている。このように傾斜させるに際して本体122を補強するように、本体122の基端部121側に三角形状の凸部126が本体の左右両側縁から凸設されている。また、凸部126と本体122との重なる部分により、前方主軸部120の基端121側に飛行安定用の重りを設置する安定部128(図2参照、後述)が形成されるようになされている。
また、本体122の基端121には、封数の山折り線20が設けられており、この山折り線20に沿って折りこむことで鳥の胸に似せた胸部40(図2参照)と脚部60とを形成する胸脚形成部150が設けられている。
<後方主軸部>
後方主軸部130は、前方主軸部120よりも太く且つ短く形成されており、その先端132を扇状に広げた形状として水平安定部140を形成している。そして、その先端に複数の切り込み線134が設けられており、この切り込み線134に沿って切込みを入れることで鳥の尾に似た形態となるようになされている。
主翼部110は、長形であり、全体で鳥の羽のように見えるように少し前方に向けて偏奇した形態となっている。具体的には、両端の前方部112側が前方に向けて突出した構成となっていると共に、中央部111側の前方に凸部114が形成されている。また両側縁部分には複数の切り込み線116が設けられており、羽の先端部分に似せた形態とできるように構成されている。
<前方主軸部>
前方主軸部120は、主翼部110の中央部111において前方に延出されて設けられた本体122を主構成部分といており、その先端124側はテーパー状となされて、鳥のくちばし状となるようになされている。本実施形態においては、本体112の基端部121側に、山折り線20及び谷折り線30が複数設けられており、山折り線20及び谷折り線30にそって折りこむことで前方主軸部120が主翼部110に対して所定角度をもって傾斜するようになされている。このように傾斜させるに際して本体122を補強するように、本体122の基端部121側に三角形状の凸部126が本体の左右両側縁から凸設されている。また、凸部126と本体122との重なる部分により、前方主軸部120の基端121側に飛行安定用の重りを設置する安定部128(図2参照、後述)が形成されるようになされている。
また、本体122の基端121には、封数の山折り線20が設けられており、この山折り線20に沿って折りこむことで鳥の胸に似せた胸部40(図2参照)と脚部60とを形成する胸脚形成部150が設けられている。
<後方主軸部>
後方主軸部130は、前方主軸部120よりも太く且つ短く形成されており、その先端132を扇状に広げた形状として水平安定部140を形成している。そして、その先端に複数の切り込み線134が設けられており、この切り込み線134に沿って切込みを入れることで鳥の尾に似た形態となるようになされている。
<飛行体>
まず、上述の飛行体形成用のシート1から飛行体1a(図2参照)を形成する飛行体の製造方法について説明する。
まず、切り取り線10に沿って飛行体形成用のシート1を切り、飛行体前駆体100を切り出す。この切り取り作業においては左右対称であるので、横方向中央の山折り線に沿って折りこんだ上で切り取り線に沿って切り取って飛行体前駆体を取り出してもよい。
次に、前方主軸部120の基端121側の山折り線20で山折りすると共に、谷折り線30で谷折りして前方主軸部120を主翼部110に対して傾斜させ、更に先端124側の山折り部20で折りこむことで更に先端124を逆方向に傾斜させる。これにより図2に示すように、主翼部から前方主軸部の先端にかけて、鳥の胴体から顔にかけての形態に似せたZ字状の傾斜を構成することができる。ここで本体122と凸部126とが重なる部分は適宜糊付けなどして接着するのが好ましい。
ついで、胸脚形成部150を基端121側から山折り線に沿って折りこみ、折りこまれて形成された部分を主翼部110の中央部に接着材等を用いて接着すると共に脚部60を下方に向けた状態とする。
そして、前方主軸部120における本体122と凸部126とが接着された部位に重り(図2参照)を敷設することで、本考案の飛行体を形成することができる。
すなわち、本考案の飛行体1aは、図2に示すように、長形の主翼部110と、主翼部110の中央部111において、主翼部110に対して垂直方向に向けて且つ前後方向に向けてそれぞれ延設された、前方主軸部120及び後方主軸部130と、後方主軸部130の先端に設けられた水平安定部140とを有し、尾翼としての垂直安定部は設けられておらず、前方主軸部110は、その基端121側において、主翼部110に対して所定角度をもって傾斜するように設けられている。また、重り129が設置された安定部128が形成されている。重りは、特に図示しないが、市販のクリップ(たとえば日本クリノス社製、ゼムクリップ29mm等)を用いることができる。
このように構成されていることで、鳥の胸部分を一枚の紙から製作して、ふくらみを持たせることができている。また、脚部も胸の下側から設けられている。なお、本実施形態の飛行体は丹頂鶴をモデルにして構成されている。
まず、上述の飛行体形成用のシート1から飛行体1a(図2参照)を形成する飛行体の製造方法について説明する。
まず、切り取り線10に沿って飛行体形成用のシート1を切り、飛行体前駆体100を切り出す。この切り取り作業においては左右対称であるので、横方向中央の山折り線に沿って折りこんだ上で切り取り線に沿って切り取って飛行体前駆体を取り出してもよい。
次に、前方主軸部120の基端121側の山折り線20で山折りすると共に、谷折り線30で谷折りして前方主軸部120を主翼部110に対して傾斜させ、更に先端124側の山折り部20で折りこむことで更に先端124を逆方向に傾斜させる。これにより図2に示すように、主翼部から前方主軸部の先端にかけて、鳥の胴体から顔にかけての形態に似せたZ字状の傾斜を構成することができる。ここで本体122と凸部126とが重なる部分は適宜糊付けなどして接着するのが好ましい。
ついで、胸脚形成部150を基端121側から山折り線に沿って折りこみ、折りこまれて形成された部分を主翼部110の中央部に接着材等を用いて接着すると共に脚部60を下方に向けた状態とする。
そして、前方主軸部120における本体122と凸部126とが接着された部位に重り(図2参照)を敷設することで、本考案の飛行体を形成することができる。
すなわち、本考案の飛行体1aは、図2に示すように、長形の主翼部110と、主翼部110の中央部111において、主翼部110に対して垂直方向に向けて且つ前後方向に向けてそれぞれ延設された、前方主軸部120及び後方主軸部130と、後方主軸部130の先端に設けられた水平安定部140とを有し、尾翼としての垂直安定部は設けられておらず、前方主軸部110は、その基端121側において、主翼部110に対して所定角度をもって傾斜するように設けられている。また、重り129が設置された安定部128が形成されている。重りは、特に図示しないが、市販のクリップ(たとえば日本クリノス社製、ゼムクリップ29mm等)を用いることができる。
このように構成されていることで、鳥の胸部分を一枚の紙から製作して、ふくらみを持たせることができている。また、脚部も胸の下側から設けられている。なお、本実施形態の飛行体は丹頂鶴をモデルにして構成されている。
<使用・効果>
本実施形態の飛行体形成用のシートは、はさみと接着剤(のり)又はテープ(重りとしてクリップを使用することも可)で製作できる鳥形の紙細工製品である。作成した飛行体は、滑空する鳥として楽しむことができる。また、翼のカール量と尾翼の角度を変化させることにより、宙返り等種々の飛行形態をもって遊技に供することができる。また、教育に用いることで、どのように主翼や尾翼を変形させると飛び方がどう変化するかを学ばせて、飛行機などの原理を理解させることができる。また、当然ながら重りをつけてもつけなくても、卓上で、つまようじなどの先端に飾ることで、置物又は宙につるして飾りとして使用することもでき、風に揺られる様を鑑賞することで癒されるという効果も発揮し得る。
本実施形態の飛行体形成用のシートは、はさみと接着剤(のり)又はテープ(重りとしてクリップを使用することも可)で製作できる鳥形の紙細工製品である。作成した飛行体は、滑空する鳥として楽しむことができる。また、翼のカール量と尾翼の角度を変化させることにより、宙返り等種々の飛行形態をもって遊技に供することができる。また、教育に用いることで、どのように主翼や尾翼を変形させると飛び方がどう変化するかを学ばせて、飛行機などの原理を理解させることができる。また、当然ながら重りをつけてもつけなくても、卓上で、つまようじなどの先端に飾ることで、置物又は宙につるして飾りとして使用することもでき、風に揺られる様を鑑賞することで癒されるという効果も発揮し得る。
<他の実施形態>
本考案の飛行体形成用のシートの他の実施形態について図3及び4を参照して説明する。なお、以下の説明においては、上述の実施形態と異なる点を主に説明する。特に説明しない点については上述の実施形態と同様である。
図3に示す実施形態のシート201は、小鳥をイメージした飛行体を形成するためのものであり、前方主軸部220が短く、幅方向中央部222を谷折りに、基端224を山折りにすることで、前方主軸部220を主翼部210に対して所定角度をもって傾斜させるように形成されている。また、主翼部210は左右両方ともに前方に向けて偏傾されている。また、後方主軸部230が前方主軸部220よりも長く形成されている。なお、胸脚形成部は設けられていない。
図4に示す実施形態のシート301は、昆虫をイメージした飛行体を形成するためのものであり、前方主軸部320が短く、幅方向中央部322を谷折りに、基端324を山折りにすることで、前方主軸部320を主翼部310に対して所定角度をもって傾斜させるように形成されている。また、前方主軸部320の先端には触覚に似せた突出部350が左右両側に設けられている。主翼部310は大小2つ(図中の311,312)設けられており、これら両方且つ左右両方ともに前方に向けて偏傾されている。また、後方主軸部330が前方主軸部320よりも長く形成されている。なお、胸脚形成部は設けられていない。
本考案の飛行体形成用のシートの他の実施形態について図3及び4を参照して説明する。なお、以下の説明においては、上述の実施形態と異なる点を主に説明する。特に説明しない点については上述の実施形態と同様である。
図3に示す実施形態のシート201は、小鳥をイメージした飛行体を形成するためのものであり、前方主軸部220が短く、幅方向中央部222を谷折りに、基端224を山折りにすることで、前方主軸部220を主翼部210に対して所定角度をもって傾斜させるように形成されている。また、主翼部210は左右両方ともに前方に向けて偏傾されている。また、後方主軸部230が前方主軸部220よりも長く形成されている。なお、胸脚形成部は設けられていない。
図4に示す実施形態のシート301は、昆虫をイメージした飛行体を形成するためのものであり、前方主軸部320が短く、幅方向中央部322を谷折りに、基端324を山折りにすることで、前方主軸部320を主翼部310に対して所定角度をもって傾斜させるように形成されている。また、前方主軸部320の先端には触覚に似せた突出部350が左右両側に設けられている。主翼部310は大小2つ(図中の311,312)設けられており、これら両方且つ左右両方ともに前方に向けて偏傾されている。また、後方主軸部330が前方主軸部320よりも長く形成されている。なお、胸脚形成部は設けられていない。
なお、本考案は上述の各実施形態に何ら制限されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
Claims (4)
- 所定の切り取り線、山折り線及び谷折り線が設けられており、該切り取り線に沿って飛行体前駆体を切り取り、該山折り線及び該谷折り線に沿って該飛行体前駆体を折りこむことで所定形状の飛行体となる飛行体形成用のシートであって、
上記飛行体前駆体は、長形の主翼部と、該主翼部の中央部において、該主翼部に対して垂直方向に向けて且つ前後方向に向けてそれぞれ延設された、前方主軸部及び後方主軸部と、該後方主軸部の先端に設けられた水平安定部とを有すると共に、尾翼としての垂直安定部は設けられておらず、
上記前方主軸部における上記主翼部側の基端には上記山折り線及び/又は上記谷折り線が設けられており、該山折り線及び該谷折り線にそって折りこむことで該前方主軸部が上記主翼部に対して所定角度をもって傾斜するようになされている
飛行体形成用のシート。
- 該前方主軸部の基端側に飛行安定用の重りを設置する重り設置部が形成されるように山折り線及び谷折り線が設けられている、請求項1記載のシート。
- 上記飛行体が鳥又は昆虫の形態を模した形態である、請求項1又は2記載のシート。
- 長形の主翼部と、
該主翼部の中央部において、該主翼部に対して垂直方向に向けて且つ前後方向に向けてそれぞれ延設された、前方主軸部及び後方主軸部と、
該後方主軸部の先端に設けられた水平安定部とを有し、
尾翼としての垂直安定部は設けられておらず、
上記前方主軸部は、その基端側において、上記主翼部に対して所定角度をもって傾斜するように設けられており、且つ重りが設置された安定部が形成されている飛行体。
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