JP2003210775A - 遊技機 - Google Patents
遊技機Info
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- JP2003210775A JP2003210775A JP2002018145A JP2002018145A JP2003210775A JP 2003210775 A JP2003210775 A JP 2003210775A JP 2002018145 A JP2002018145 A JP 2002018145A JP 2002018145 A JP2002018145 A JP 2002018145A JP 2003210775 A JP2003210775 A JP 2003210775A
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- game
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- ball
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 遊技のバリエーションが富み、遊技の興趣性
を向上させた遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技球が流下可能な遊技領域に、遊技球
が入球可能な始動口装置8、9と、始動口装置8、9に
遊技球が入球したことを契機として開放する複数の可変
入賞装置10、11とを設ける。
を向上させた遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技球が流下可能な遊技領域に、遊技球
が入球可能な始動口装置8、9と、始動口装置8、9に
遊技球が入球したことを契機として開放する複数の可変
入賞装置10、11とを設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、パチンコ機等の
遊技機に関する。
遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、パチンコ機のような遊技機にお
いて、遊技盤の中央部に配置された複数列(例えば3列)
の図柄から構成される識別情報を変動表示可能な表示装
置を備えているものがある。そして所定の確率に基づい
て、表示装置に表示された各識別情報が、特賞図柄とし
て、予め定められた表示態様(例えば「1、1、1」)が
成立した場合に、大入賞口を所定時間開放することによ
り、遊技者に所定の遊技価値を付与するようにしてい
る。
いて、遊技盤の中央部に配置された複数列(例えば3列)
の図柄から構成される識別情報を変動表示可能な表示装
置を備えているものがある。そして所定の確率に基づい
て、表示装置に表示された各識別情報が、特賞図柄とし
て、予め定められた表示態様(例えば「1、1、1」)が
成立した場合に、大入賞口を所定時間開放することによ
り、遊技者に所定の遊技価値を付与するようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術によれば、遊技仕様が単純であり、早期に飽き
られてしまう傾向が否めず、遊技店や遊技者の双方にと
って満足のいくものではなかった。
従来技術によれば、遊技仕様が単純であり、早期に飽き
られてしまう傾向が否めず、遊技店や遊技者の双方にと
って満足のいくものではなかった。
【0004】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、その目的とするところは、遊
技のバリエーションが富み、遊技の興趣性を向上させた
遊技機を提供することにある。
るためになされたもので、その目的とするところは、遊
技のバリエーションが富み、遊技の興趣性を向上させた
遊技機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1)遊技球が流下可能な遊技領域に、遊技球が入球可
能な始動口装置と、該始動口装置に遊技球が入球したこ
とを契機として開放する複数の可変入賞装置とを設け
る。
題は、次のようにして解決される。 (1)遊技球が流下可能な遊技領域に、遊技球が入球可
能な始動口装置と、該始動口装置に遊技球が入球したこ
とを契機として開放する複数の可変入賞装置とを設け
る。
【0006】(2)上記(1)項において、始動口装置
は、遊技球を受け入れる開口部と、該開口部と連通する
複数の入球口と、前記開口部から受け入れた遊技球を前
記複数の入球口のうちいずれかに遊技球を誘導可能な誘
導部材と、該誘導部材を駆動する電気的駆動源とを有す
る。
は、遊技球を受け入れる開口部と、該開口部と連通する
複数の入球口と、前記開口部から受け入れた遊技球を前
記複数の入球口のうちいずれかに遊技球を誘導可能な誘
導部材と、該誘導部材を駆動する電気的駆動源とを有す
る。
【0007】(3)上記(1)または(2)項において、遊
技領域に、識別情報を変動表示可能な表示装置と、該表
示装置に確定表示される表示結果が予め定められた特定
表示結果になった場合に開放する電動役物と、該電動役
物に入賞した遊技球が通過可能な特定領域とをさらに設
け、前記特定領域を遊技球が通過したことを条件に、始
動口装置に遊技球が入球したことを契機として複数の可
変入賞装置のうち少なくとも1つの可変入賞装置を開放
するようにする。
技領域に、識別情報を変動表示可能な表示装置と、該表
示装置に確定表示される表示結果が予め定められた特定
表示結果になった場合に開放する電動役物と、該電動役
物に入賞した遊技球が通過可能な特定領域とをさらに設
け、前記特定領域を遊技球が通過したことを条件に、始
動口装置に遊技球が入球したことを契機として複数の可
変入賞装置のうち少なくとも1つの可変入賞装置を開放
するようにする。
【0008】(4)上記(3)項において、表示装置に確
定表示される表示結果が予め定められた特定表示結果の
種別により、誘導部材の誘導態様を切換えるように電気
的駆動源を制御する制御手段を備える。
定表示される表示結果が予め定められた特定表示結果の
種別により、誘導部材の誘導態様を切換えるように電気
的駆動源を制御する制御手段を備える。
【0009】(5)上記(3)項において、可変入賞装置
の開放終了後に、誘導部材の誘導態様を切換えるように
電気的駆動源を制御する制御手段を備える。
の開放終了後に、誘導部材の誘導態様を切換えるように
電気的駆動源を制御する制御手段を備える。
【0010】(6)上記(4)または(5)項において、誘
導部材の誘導態様に応じて、遊技球が複数の入球口のう
ちのいずれか1つの入球口に誘導されることにより、複
数の可変入賞装置のうち前記1つの入球口に対応する1
つの可変入賞装置を開放するようにする。
導部材の誘導態様に応じて、遊技球が複数の入球口のう
ちのいずれか1つの入球口に誘導されることにより、複
数の可変入賞装置のうち前記1つの入球口に対応する1
つの可変入賞装置を開放するようにする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図
面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に
おける遊技機の一部分を構成する遊技盤(1)の正面を模
式的に示す図である。
面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に
おける遊技機の一部分を構成する遊技盤(1)の正面を模
式的に示す図である。
【0012】遊技盤(1)は、図示しないガイドレールに
よって包囲された円形状の遊技領域(2)を備え、遊技者
の操作により、図外の発射装置から発射された遊技球
が、遊技領域(2)を流下することにより、遊技が行われ
る。
よって包囲された円形状の遊技領域(2)を備え、遊技者
の操作により、図外の発射装置から発射された遊技球
が、遊技領域(2)を流下することにより、遊技が行われ
る。
【0013】なお、遊技領域(2)には、遊技釘が多数配
置され、遊技球は、遊技釘に当接することにより、転動
することになるが、遊技釘は、図面簡素化のため省略し
てある。
置され、遊技球は、遊技釘に当接することにより、転動
することになるが、遊技釘は、図面簡素化のため省略し
てある。
【0014】遊技領域(2)の中央上部には、図柄表示部
(3)が配置されている。図柄表示部(3)は、「0」〜
「9」の数字で構成される10種類の左、中、右3列の
図柄(識別情報)等を表示可能に構成される。
(3)が配置されている。図柄表示部(3)は、「0」〜
「9」の数字で構成される10種類の左、中、右3列の
図柄(識別情報)等を表示可能に構成される。
【0015】図柄表示部(3)の下方には、遊技球が通過
可能な図柄作動口(4)が配置され、また図柄作動口(4)
の左方には、電動役物(5)が配置されている。
可能な図柄作動口(4)が配置され、また図柄作動口(4)
の左方には、電動役物(5)が配置されている。
【0016】電動役物(5)は、上面に左右の可動片(5a)
(5b)を備え、可動片(5a)(5b)が所定時間開放することに
より、遊技球が電動役物(5)に入賞可能となる。図1で
は、可動片(5a)(5b)が閉鎖した状態を示している。
(5b)を備え、可動片(5a)(5b)が所定時間開放することに
より、遊技球が電動役物(5)に入賞可能となる。図1で
は、可動片(5a)(5b)が閉鎖した状態を示している。
【0017】さらに、電動役物(5)は、内部に遊技球誘
導体(6)を備えている。遊技球誘導体(6)は、図示しな
いモータによって常時回転しており、その外周面には、
遊技球が入球可能な3個の切欠部(6a)(6b)(6c)が穿設さ
れ、遊技球を誘導しうるようになっている。切欠部(6a)
(6b)に入球した遊技球は、図示しない普通領域に誘導さ
れ、切欠部(6c)に入球した遊技球は、図示しない特定領
域に誘導される。
導体(6)を備えている。遊技球誘導体(6)は、図示しな
いモータによって常時回転しており、その外周面には、
遊技球が入球可能な3個の切欠部(6a)(6b)(6c)が穿設さ
れ、遊技球を誘導しうるようになっている。切欠部(6a)
(6b)に入球した遊技球は、図示しない普通領域に誘導さ
れ、切欠部(6c)に入球した遊技球は、図示しない特定領
域に誘導される。
【0018】遊技領域(2)の右上部には、誘導部材とし
ての保留装置(7)が配置されている。保留装置(7)は、
図示しないモータによって常時左右いずれかに回転して
おり、その外周面には、遊技球が入球可能な切欠部(7a)
が穿設され、遊技球を、保留装置(7)の裏面に設けた入
球口としての第1始動口(8)または第2始動口(9)のい
ずれかに誘導可能に構成されている。
ての保留装置(7)が配置されている。保留装置(7)は、
図示しないモータによって常時左右いずれかに回転して
おり、その外周面には、遊技球が入球可能な切欠部(7a)
が穿設され、遊技球を、保留装置(7)の裏面に設けた入
球口としての第1始動口(8)または第2始動口(9)のい
ずれかに誘導可能に構成されている。
【0019】遊技領域(2)を流下する遊技球は、保留装
置(7)の直上の開口部(7b)に受け入れられた後、上記切
欠部(7a)に入球する。切欠部(7a)に入球した遊技球は、
保留装置(7)の誘導態様に応じて、第1始動口(8)また
は第2指始動口(9)に誘導される。すなわち、遊技球
は、保留装置(7)が左回転しているときには、第1始動
口(8)に誘導され、保留装置(7)が右回転しているとき
には、第2始動口(9)に誘導される。
置(7)の直上の開口部(7b)に受け入れられた後、上記切
欠部(7a)に入球する。切欠部(7a)に入球した遊技球は、
保留装置(7)の誘導態様に応じて、第1始動口(8)また
は第2指始動口(9)に誘導される。すなわち、遊技球
は、保留装置(7)が左回転しているときには、第1始動
口(8)に誘導され、保留装置(7)が右回転しているとき
には、第2始動口(9)に誘導される。
【0020】ここで、切欠部(7a)及び開口部(7b)が設け
られた保留装置(7)、第1始動口(8)、及び第2始動口
(9)を含めて始動口装置と定義するが、広義には、第1
始動口(8)または第2始動口(9)のいずれかをもって、
始動口装置と定義してもよい。
られた保留装置(7)、第1始動口(8)、及び第2始動口
(9)を含めて始動口装置と定義するが、広義には、第1
始動口(8)または第2始動口(9)のいずれかをもって、
始動口装置と定義してもよい。
【0021】図柄作動口(4)の下方には、可変入賞装置
としての第1大入賞口(10)が配置されている。第1大入
賞口(10)は、上側に左右の可動片(10a)(10b)を備え、可
動片(10a)(10b)が所定時間開放することにより、遊技球
が第1大入賞口(10)に入賞可能となる。図1では、可動
片(10a)(10b)が閉鎖した状態を示してある。
としての第1大入賞口(10)が配置されている。第1大入
賞口(10)は、上側に左右の可動片(10a)(10b)を備え、可
動片(10a)(10b)が所定時間開放することにより、遊技球
が第1大入賞口(10)に入賞可能となる。図1では、可動
片(10a)(10b)が閉鎖した状態を示してある。
【0022】保留装置(7)の下方には、可変入賞装置と
しての第2大入賞口(11)が配置されている。第2大入賞
口(11)は、左右の可動片(11a)(11b)を備え、可動片(11
a)(11b)は所定時間開放することにより、遊技球が第2
大入賞口(11)に入賞可能となる。図1では、可動片(11
a)(11b)が閉鎖した状態を示してある。その他、遊技領
域(2)には、遊技球を遊技盤(1)の裏面に送るアウト口
(12)等が配置されている。
しての第2大入賞口(11)が配置されている。第2大入賞
口(11)は、左右の可動片(11a)(11b)を備え、可動片(11
a)(11b)は所定時間開放することにより、遊技球が第2
大入賞口(11)に入賞可能となる。図1では、可動片(11
a)(11b)が閉鎖した状態を示してある。その他、遊技領
域(2)には、遊技球を遊技盤(1)の裏面に送るアウト口
(12)等が配置されている。
【0023】以上、遊技盤(10)に配置された各装置につ
いて説明したが、これら各装置のうち主要なものは、マ
イクロコンピュータによって制御されており、これにつ
いて、制御ブロック図を参照しつつ説明する。
いて説明したが、これら各装置のうち主要なものは、マ
イクロコンピュータによって制御されており、これにつ
いて、制御ブロック図を参照しつつ説明する。
【0024】図2は、遊技盤(1)に配置された各装置等
に係わる制御ブロック図である。なお、図外の遊技機本
体、例えば、効果音発生装置や発射装置を制御する制御
系統や電源回路等は、ここでは省略する。
に係わる制御ブロック図である。なお、図外の遊技機本
体、例えば、効果音発生装置や発射装置を制御する制御
系統や電源回路等は、ここでは省略する。
【0025】主制御部(20)は、制御プログラムおよびデ
ータを記憶したROM(21)と、CPUのワークエリアと
して機能するRAM(22)とともに一体型のワンチップC
PUとして構成され、ROM(21)に記憶された制御プロ
グラムにより、一連の制御処理を実行する制御手段が構
成されている。
ータを記憶したROM(21)と、CPUのワークエリアと
して機能するRAM(22)とともに一体型のワンチップC
PUとして構成され、ROM(21)に記憶された制御プロ
グラムにより、一連の制御処理を実行する制御手段が構
成されている。
【0026】また、主制御部(20)には、図示しない入力
ポートを介して、図柄作動口(4)の内部に配置され、遊
技球の通過を検出する図柄作動スイッチ(23)、第1始動
口(8)の内部に配置され、遊技球の通過を検出する第1
始動口スイッチ(24)、第2始動口(9)の内部に配置さ
れ、遊技球の通過を検出する第2始動口スイッチ(25)、
第1大入賞口(10)の内部に配置され、遊技球の通過を検
出する第1大入賞口スイッチ(26)、第2大入賞口(11)の
内部に配置され、遊技球の通過を検出する第2大入賞口
スイッチ(27)、電動役物(5)の内部に配置され、遊技球
の通過を検出する電動役物スイッチ(28)、同じく電動役
物(5)の内部に配置され、特定領域を通過した遊技球の
みを検出する特定領域スイッチ(29)が接続され、各検出
信号を入力可能となっている。
ポートを介して、図柄作動口(4)の内部に配置され、遊
技球の通過を検出する図柄作動スイッチ(23)、第1始動
口(8)の内部に配置され、遊技球の通過を検出する第1
始動口スイッチ(24)、第2始動口(9)の内部に配置さ
れ、遊技球の通過を検出する第2始動口スイッチ(25)、
第1大入賞口(10)の内部に配置され、遊技球の通過を検
出する第1大入賞口スイッチ(26)、第2大入賞口(11)の
内部に配置され、遊技球の通過を検出する第2大入賞口
スイッチ(27)、電動役物(5)の内部に配置され、遊技球
の通過を検出する電動役物スイッチ(28)、同じく電動役
物(5)の内部に配置され、特定領域を通過した遊技球の
みを検出する特定領域スイッチ(29)が接続され、各検出
信号を入力可能となっている。
【0027】さらに、主制御部(20)には、図示しない出
力ポートを介して、図柄表示部(3)を制御する図柄表示
装置(30)、電動役物(5)の内部に備える遊技球誘導体
(6)を回転させるための電動役物誘導モータ(31)、保留
装置(7)を回転させるための始動口誘導モータを駆動制
御する始動口誘導モータ制御装置(32)、遊技者に付与さ
れる遊技価値としての賞球を払い出すための賞球払出装
置(33)、電動役物(5)の可動片(5a)(5b)を開閉するため
の電動役物開放ソレノイド(34)、第1大入賞口(10)の可
動片(10a)(10b)を開閉するための第1大入賞口開放ソレ
ノイド(35)、第2大入賞口(11)の可動片(11a)(11b)を開
閉するための第2大入賞口開放ソレノイド(36)が接続さ
れ、各制御信号を出力可能となっている。
力ポートを介して、図柄表示部(3)を制御する図柄表示
装置(30)、電動役物(5)の内部に備える遊技球誘導体
(6)を回転させるための電動役物誘導モータ(31)、保留
装置(7)を回転させるための始動口誘導モータを駆動制
御する始動口誘導モータ制御装置(32)、遊技者に付与さ
れる遊技価値としての賞球を払い出すための賞球払出装
置(33)、電動役物(5)の可動片(5a)(5b)を開閉するため
の電動役物開放ソレノイド(34)、第1大入賞口(10)の可
動片(10a)(10b)を開閉するための第1大入賞口開放ソレ
ノイド(35)、第2大入賞口(11)の可動片(11a)(11b)を開
閉するための第2大入賞口開放ソレノイド(36)が接続さ
れ、各制御信号を出力可能となっている。
【0028】次に、遊技動作について説明する。図3
は、主制御部(20)が実行する処理のうちの本実施形態に
係わる遊技制御処理の主要部を説明するフローチャート
である。なお、保留装置(7)は、電源投入時には正面視
から見て左回転するように、始動口誘導モータ制御装置
(32)により設定される。
は、主制御部(20)が実行する処理のうちの本実施形態に
係わる遊技制御処理の主要部を説明するフローチャート
である。なお、保留装置(7)は、電源投入時には正面視
から見て左回転するように、始動口誘導モータ制御装置
(32)により設定される。
【0029】まず、ステップS30において、主制御部
(20)は、図柄作動スイッチ(23)からの信号が入力された
か否かを判定する信号入力チェック処理を実行する。図
柄作動スイッチ(23)からの信号が入力されたと判定する
(YES)と、ステップS31へ移行する。一方、図柄作動
スイッチ(23)からの信号が入力されないと判定する(NO)
と、ここでの処理を終了する。
(20)は、図柄作動スイッチ(23)からの信号が入力された
か否かを判定する信号入力チェック処理を実行する。図
柄作動スイッチ(23)からの信号が入力されたと判定する
(YES)と、ステップS31へ移行する。一方、図柄作動
スイッチ(23)からの信号が入力されないと判定する(NO)
と、ここでの処理を終了する。
【0030】ステップS31において、主制御部(20)
は、所定の確率に基づいて、電動役物(5)の可動片(5a)
(5b)を開放するか否かの抽選処理を実行する。この抽選
処理によって、開放することが決定した場合には、RA
M(22)の所定エリアに開放フラグを格納する。
は、所定の確率に基づいて、電動役物(5)の可動片(5a)
(5b)を開放するか否かの抽選処理を実行する。この抽選
処理によって、開放することが決定した場合には、RA
M(22)の所定エリアに開放フラグを格納する。
【0031】ステップS32において、主制御部(20)
は、ステップS31で抽選した結果を報知するための図
柄変動指令信号を図柄表示装置(3)へ送信する。これに
より、図柄表示装置(3)は、受信した指令信号に基づい
て図柄変動制御を実行し、遊技者に抽選結果、すなわち
電動役物(5)の可動片(5a)(5b)を開放するか否かの報知
が可能となる。
は、ステップS31で抽選した結果を報知するための図
柄変動指令信号を図柄表示装置(3)へ送信する。これに
より、図柄表示装置(3)は、受信した指令信号に基づい
て図柄変動制御を実行し、遊技者に抽選結果、すなわち
電動役物(5)の可動片(5a)(5b)を開放するか否かの報知
が可能となる。
【0032】ステップS33において、主制御部(20)
は、ステップS31で開放フラグを格納したか否かを判
定するフラグチェック処理を実行する。ここで、開放フ
ラグを格納したと判定する(YES)と、ステップS34に
移行し、開放フラグを格納していないと判定する(NO)
と、ここでの処理を終了する。
は、ステップS31で開放フラグを格納したか否かを判
定するフラグチェック処理を実行する。ここで、開放フ
ラグを格納したと判定する(YES)と、ステップS34に
移行し、開放フラグを格納していないと判定する(NO)
と、ここでの処理を終了する。
【0033】ステップS34において、主制御部(20)
は、電動役物(5)の可動片(5a)(5b)を所定時間開放する
ために、電動役物開放ソレノイド(34)を駆動制御する電
動役物開放処理を実行する。
は、電動役物(5)の可動片(5a)(5b)を所定時間開放する
ために、電動役物開放ソレノイド(34)を駆動制御する電
動役物開放処理を実行する。
【0034】ステップS35において、主制御部(20)
は、電動役物(5)の開放から所定時間以内に、特定領域
スイッチ(29)からの信号が入力されたか否かを判定する
信号入力チェック処理を実行する。特定領域スイッチ(2
9)からの信号が入力されたと判定する(YES)と、ステッ
プS36へ移行する。一方、特定領域スイッチ(29)から
の信号が入力されないと判定する(NO)と、ここでの処理
を終了する。
は、電動役物(5)の開放から所定時間以内に、特定領域
スイッチ(29)からの信号が入力されたか否かを判定する
信号入力チェック処理を実行する。特定領域スイッチ(2
9)からの信号が入力されたと判定する(YES)と、ステッ
プS36へ移行する。一方、特定領域スイッチ(29)から
の信号が入力されないと判定する(NO)と、ここでの処理
を終了する。
【0035】ステップS36において、主制御部(20)
は、ステップS35において特定領域スイッチ(29)から
の信号が入力されたことを条件に、左回転してい保留装
置(7)により、遊技球が第1始動口(8)に誘導されて、
第1始動口スイッチ(24)からの信号が入力されたか否か
を判定する信号入力チェック処理を実行する。第1始動
口スイッチ(24)からの信号が入力されたと判定する(YE
S)と、ステップS37へ移行する。一方、第1始動口ス
イッチ(24)からの信号が入力されないと判定する(NO)
と、ステップS39へ移行する。
は、ステップS35において特定領域スイッチ(29)から
の信号が入力されたことを条件に、左回転してい保留装
置(7)により、遊技球が第1始動口(8)に誘導されて、
第1始動口スイッチ(24)からの信号が入力されたか否か
を判定する信号入力チェック処理を実行する。第1始動
口スイッチ(24)からの信号が入力されたと判定する(YE
S)と、ステップS37へ移行する。一方、第1始動口ス
イッチ(24)からの信号が入力されないと判定する(NO)
と、ステップS39へ移行する。
【0036】ステップS37において、第1始動口(8)
に対応する第1大入賞口(10)を開放する。すなわち、主
制御部(20)は、第1大入賞口(10)の可動片(10a)(10b)を
開放するために、第1大入賞口開放ソレノイド(35)を駆
動制御する第1大入賞口開放処理を実行する。このとき
主制御部(20)は、第1大入賞口スイッチ(26)からの信号
が10回入力されるか、または第1大入賞口(10)が開放
してから10秒が経過すると、第1大入賞口(10)を閉鎖
する駆動制御を実行する。
に対応する第1大入賞口(10)を開放する。すなわち、主
制御部(20)は、第1大入賞口(10)の可動片(10a)(10b)を
開放するために、第1大入賞口開放ソレノイド(35)を駆
動制御する第1大入賞口開放処理を実行する。このとき
主制御部(20)は、第1大入賞口スイッチ(26)からの信号
が10回入力されるか、または第1大入賞口(10)が開放
してから10秒が経過すると、第1大入賞口(10)を閉鎖
する駆動制御を実行する。
【0037】ステップS38において、主制御部(20)
は、ステップS37において、第1大入賞口(10)が開放
する回数が上限値として16回繰返されたか否かを判定
する処理を実行する。上限値であると判定する(YES)
と、ここでの処理を終了し、ステップS42へ移行す
る。一方、上限値ではないと判定する(NO)と、ステップ
S36へ移行する。
は、ステップS37において、第1大入賞口(10)が開放
する回数が上限値として16回繰返されたか否かを判定
する処理を実行する。上限値であると判定する(YES)
と、ここでの処理を終了し、ステップS42へ移行す
る。一方、上限値ではないと判定する(NO)と、ステップ
S36へ移行する。
【0038】一方、ステップS39において、主制御部
(20)は、ステップS35において特定領域スイッチ(29)
からの信号が入力されたことを条件に、保留装置(7)が
右回転しており、この保留装置(7)により遊技球が第2
始動口(9)に誘導されて第2始動口スイッチ(25)からの
信号が入力されたか否かを判定する信号入力チェック処
理を実行する。
(20)は、ステップS35において特定領域スイッチ(29)
からの信号が入力されたことを条件に、保留装置(7)が
右回転しており、この保留装置(7)により遊技球が第2
始動口(9)に誘導されて第2始動口スイッチ(25)からの
信号が入力されたか否かを判定する信号入力チェック処
理を実行する。
【0039】第2始動口スイッチ(25)からの信号が入力
されたと判定する(YES)と、ステップS40へ移行す
る。一方、第2始動口スイッチ(25)からの信号が入力さ
れないと判定する(NO)と、所定時間経過後に、ここでの
処理を終了するか、またはステップS36へ移行し、遊
技球が第1始動口(8)または第2始動口(9)に誘導され
るまで、ステップS36とS39の処理を繰り返す。
されたと判定する(YES)と、ステップS40へ移行す
る。一方、第2始動口スイッチ(25)からの信号が入力さ
れないと判定する(NO)と、所定時間経過後に、ここでの
処理を終了するか、またはステップS36へ移行し、遊
技球が第1始動口(8)または第2始動口(9)に誘導され
るまで、ステップS36とS39の処理を繰り返す。
【0040】ステップS40において、第2始動口(9)
に対応する第2大入賞口(11)を開放する。すなわち、主
制御部(20)は、第2大入賞口(11)の可動片(11a)(11b)を
開放するために、第2大入賞口開放ソレノイド(36)を駆
動制御する第2大入賞口開放処理を実行する。このとき
主制御部(20)は、第2大入賞口スイッチ(27)からの信号
が10回入力されるか、または第2大入賞口(11)が開放
してから10秒が経過すると、第2大入賞口(11)を閉鎖
する駆動制御を実行する。
に対応する第2大入賞口(11)を開放する。すなわち、主
制御部(20)は、第2大入賞口(11)の可動片(11a)(11b)を
開放するために、第2大入賞口開放ソレノイド(36)を駆
動制御する第2大入賞口開放処理を実行する。このとき
主制御部(20)は、第2大入賞口スイッチ(27)からの信号
が10回入力されるか、または第2大入賞口(11)が開放
してから10秒が経過すると、第2大入賞口(11)を閉鎖
する駆動制御を実行する。
【0041】ステップS41において、主制御部(20)
は、ステップS40において、第2大入賞口(11)が開放
する回数が上限値として16回繰返されたか否かを判定
する処理を実行する。上限値であると判定する(YES)
と、ここでの処理を終了し、ステップS42へ移行す
る。一方、上限値ではないと判定する(NO)と、ステップ
S39へ移行する。
は、ステップS40において、第2大入賞口(11)が開放
する回数が上限値として16回繰返されたか否かを判定
する処理を実行する。上限値であると判定する(YES)
と、ここでの処理を終了し、ステップS42へ移行す
る。一方、上限値ではないと判定する(NO)と、ステップ
S39へ移行する。
【0042】最後に、ステップS42において、主制御
部(20)は、始動口誘導モータの回転方向を切換えるため
に、始動口誘導モータ制御装置(32)に作動切換指令信号
を送信する処理を実行する。これにより、第1大入賞口
(10)または第2大入賞口(11)のいずれかが開放を終了し
た後には、保留装置(7)が左回転していたならば右回転
へ切換わり、また同じく右回転していたならば左回転へ
切換わることにより、遊技球が誘導される始動口も、第
1始動口(8)から第2始動口(9)へ、またその逆へ切換
わることになる。これにより、開放することになる大入
賞口も、第1大入賞口(10)から第2大入賞口(11)へ、ま
たはその逆へ切換わる。
部(20)は、始動口誘導モータの回転方向を切換えるため
に、始動口誘導モータ制御装置(32)に作動切換指令信号
を送信する処理を実行する。これにより、第1大入賞口
(10)または第2大入賞口(11)のいずれかが開放を終了し
た後には、保留装置(7)が左回転していたならば右回転
へ切換わり、また同じく右回転していたならば左回転へ
切換わることにより、遊技球が誘導される始動口も、第
1始動口(8)から第2始動口(9)へ、またその逆へ切換
わることになる。これにより、開放することになる大入
賞口も、第1大入賞口(10)から第2大入賞口(11)へ、ま
たはその逆へ切換わる。
【0043】これとは別に、ステップS31の抽選結果
に基づいて、図柄表示装置(3)に表示された確定図柄が
予め定められた特定結果の種別によって、始動口誘導モ
ータ制御装置(32)に作動切換指令信号を送信するような
構成としてもよい。
に基づいて、図柄表示装置(3)に表示された確定図柄が
予め定められた特定結果の種別によって、始動口誘導モ
ータ制御装置(32)に作動切換指令信号を送信するような
構成としてもよい。
【0044】具体的には、図柄表示装置(3)に表示され
た確定図柄が、「7、7、7」のように奇数で表示され
た場合には、保留装置(7)の回転方向が右方向へ切換わ
る。これにより、確定表示された図柄の種別によって、
誘導部材である保留装置(7)の誘導態様が切換わり、遊
技者は、表示装置による識別情報が変動することを、期
待感を持って見ることが可能となる。
た確定図柄が、「7、7、7」のように奇数で表示され
た場合には、保留装置(7)の回転方向が右方向へ切換わ
る。これにより、確定表示された図柄の種別によって、
誘導部材である保留装置(7)の誘導態様が切換わり、遊
技者は、表示装置による識別情報が変動することを、期
待感を持って見ることが可能となる。
【0045】次に、保留装置(7)の動作について説明す
る。図4は、始動口誘導モータ制御装置(32)が実行する
処理のうちの本実施形態に係わる誘導切換処理の主要部
を説明するフローチャートである。始動口誘導モータ制
御装置(32)は、図示しないがCPU、ROM、RAMを
備えて構成されているが、これに限定されない。
る。図4は、始動口誘導モータ制御装置(32)が実行する
処理のうちの本実施形態に係わる誘導切換処理の主要部
を説明するフローチャートである。始動口誘導モータ制
御装置(32)は、図示しないがCPU、ROM、RAMを
備えて構成されているが、これに限定されない。
【0046】まず、ステップS50において、始動口誘
導モータ制御装置(32)は、遊技機が電源投入時であるか
否かを判定する処理を実行する。電源投入時であると判
定する(YES)と、ステップS51へ移行する。一方、電
源投入時ではないと判定する(NO)とステップS52へ移
行する。
導モータ制御装置(32)は、遊技機が電源投入時であるか
否かを判定する処理を実行する。電源投入時であると判
定する(YES)と、ステップS51へ移行する。一方、電
源投入時ではないと判定する(NO)とステップS52へ移
行する。
【0047】ステップS51において、始動口誘導モー
タ制御装置(32)は、保留装置(7)を、正面視から見て左
回転するように始動口誘導モータを駆動制御する。
タ制御装置(32)は、保留装置(7)を、正面視から見て左
回転するように始動口誘導モータを駆動制御する。
【0048】一方、ステップS52において、始動口誘
導モータ制御装置(32)は、主制御部(20)から作動切換指
令信号が入力されたか否かを判定する信号入力チェック
処理を実行する。作動切換指令信号が入力されたと判定
する(YES)と、ステップS53へ移行する。一方、作動
切換指令信号が入力されないと判定する(NO)と、ステッ
プS51へ移行する。
導モータ制御装置(32)は、主制御部(20)から作動切換指
令信号が入力されたか否かを判定する信号入力チェック
処理を実行する。作動切換指令信号が入力されたと判定
する(YES)と、ステップS53へ移行する。一方、作動
切換指令信号が入力されないと判定する(NO)と、ステッ
プS51へ移行する。
【0049】ステップS53において、始動口誘導モー
タ制御装置(32)は、保留装置(7)を正面視から見て右回
転するように始動口誘導モータを駆動制御する。
タ制御装置(32)は、保留装置(7)を正面視から見て右回
転するように始動口誘導モータを駆動制御する。
【0050】ステップS54において、始動口誘導モー
タ制御装置(32)は、所定条件が成立したか否かを判定す
る処理を実行する。所定条件が成立したと判定する(YE
S)と、ステップS51へ移行する。一方、所定条件が成
立しないと判定する(NO)と、ステップS53へ移行す
る。
タ制御装置(32)は、所定条件が成立したか否かを判定す
る処理を実行する。所定条件が成立したと判定する(YE
S)と、ステップS51へ移行する。一方、所定条件が成
立しないと判定する(NO)と、ステップS53へ移行す
る。
【0051】上記所定条件が成立したとは、保留装置
(7)が右回転してから所定時間を経過したこと、図柄表
示部(3)に表示された図柄変動回数が所定数に達したこ
と等が挙げられる。故に、これらの所定条件が成立する
と、右回転していた保留装置(7)は、左回転することに
なる。
(7)が右回転してから所定時間を経過したこと、図柄表
示部(3)に表示された図柄変動回数が所定数に達したこ
と等が挙げられる。故に、これらの所定条件が成立する
と、右回転していた保留装置(7)は、左回転することに
なる。
【0052】以上の実施形態において、複数の可変入賞
装置が設けられているため、遊技者はどの可変入賞装置
が開放するかを楽しみながら遊技をすることができ、遊
技のバリエーションが富む。
装置が設けられているため、遊技者はどの可変入賞装置
が開放するかを楽しみながら遊技をすることができ、遊
技のバリエーションが富む。
【0053】また、第1始動口(8)と第2始動口(9)の
複数の入球口を備えていても、遊技者は単一の始動口装
置の開口部(7b)を狙って遊技球を発射すれば事足りるの
で、発射位置を調節するような煩わしさがなく、初心者
でも簡単に遊技を楽しむことができる。
複数の入球口を備えていても、遊技者は単一の始動口装
置の開口部(7b)を狙って遊技球を発射すれば事足りるの
で、発射位置を調節するような煩わしさがなく、初心者
でも簡単に遊技を楽しむことができる。
【0054】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、上記実施形
態に種々の変形や変更を施すことが可能である。
たが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、上記実施形
態に種々の変形や変更を施すことが可能である。
【0055】例えば、主制御部(20)が始動口誘導モータ
を直接制御すること、誘導部材(7)を他の形状に変更す
ること、誘導部材(7)を駆動する電気的駆動源としてソ
レノイドを使用すること、始動口装置に第1始動口(8)
または第2始動口(9)のいずれか一方を設けること、第
1大入賞口(10)や第2大入賞口(11)以外にも大入賞口を
設けること等が挙げられる。もちろん、本実施形態に示
された各種数値を適宜変更してもよいことはいうまでも
ない。
を直接制御すること、誘導部材(7)を他の形状に変更す
ること、誘導部材(7)を駆動する電気的駆動源としてソ
レノイドを使用すること、始動口装置に第1始動口(8)
または第2始動口(9)のいずれか一方を設けること、第
1大入賞口(10)や第2大入賞口(11)以外にも大入賞口を
設けること等が挙げられる。もちろん、本実施形態に示
された各種数値を適宜変更してもよいことはいうまでも
ない。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
ることができる。 (a) 請求項1記載の発明によると、可変入賞装置を開
放させる契機となる始動口装置に対して、複数の可変入
賞装置が設けられているため、遊技者はどの可変入賞装
置が開放するかを楽しみながら遊技をすることができ、
遊技のバリエーションが富み、興趣性を向上させること
ができる。
ることができる。 (a) 請求項1記載の発明によると、可変入賞装置を開
放させる契機となる始動口装置に対して、複数の可変入
賞装置が設けられているため、遊技者はどの可変入賞装
置が開放するかを楽しみながら遊技をすることができ、
遊技のバリエーションが富み、興趣性を向上させること
ができる。
【0057】(b) 請求項2記載の発明によると、請求
項1の効果に加えて、複数の入球口を備えていても、遊
技者は始動口装置の開口部を狙って遊技球を発射すれば
事足りるので、発射位置を調節するような煩わしさがな
く、初心者でも簡単に遊技を楽しむことが可能となる。
項1の効果に加えて、複数の入球口を備えていても、遊
技者は始動口装置の開口部を狙って遊技球を発射すれば
事足りるので、発射位置を調節するような煩わしさがな
く、初心者でも簡単に遊技を楽しむことが可能となる。
【0058】(c) 請求項3記載の発明によると、請求
項1または2の効果に加えて、表示装置による識別情報
が変動する興趣感と電動役物内での遊技球の誘導態様に
よる興趣感が相俟って遊技性が向上する。
項1または2の効果に加えて、表示装置による識別情報
が変動する興趣感と電動役物内での遊技球の誘導態様に
よる興趣感が相俟って遊技性が向上する。
【0059】(d) 請求項4記載の発明によると、請求
項3の効果に加えて、確定表示された識別情報の種別に
よって、誘導部材の誘導態様が切換わることにより、遊
技球が誘導される入球口、さらには開放する可変入賞装
置も切換わるため、遊技者は、表示装置による識別情報
が変動することを期待感を持って見ることが可能とな
る。
項3の効果に加えて、確定表示された識別情報の種別に
よって、誘導部材の誘導態様が切換わることにより、遊
技球が誘導される入球口、さらには開放する可変入賞装
置も切換わるため、遊技者は、表示装置による識別情報
が変動することを期待感を持って見ることが可能とな
る。
【0060】(e) 請求項5記載の発明によると、請求
項3の効果に加えて、可変入賞装置の開放終了後に、誘
導部材の誘導態様が切換わることにより、遊技球が誘導
される入球口、さらには開放する可変入賞装置も切換わ
るため、遊技者は、可変入賞装置の開放終了後も期待感
を持って遊技を行うことが可能となる。
項3の効果に加えて、可変入賞装置の開放終了後に、誘
導部材の誘導態様が切換わることにより、遊技球が誘導
される入球口、さらには開放する可変入賞装置も切換わ
るため、遊技者は、可変入賞装置の開放終了後も期待感
を持って遊技を行うことが可能となる。
【0061】(f) 請求項6記載の発明によると、請求
項4または5の効果に加えて、各入球口に対応する可変
入賞装置が開放するので、遊技のバリエーションが富
み、興趣性をより向上させることができる。
項4または5の効果に加えて、各入球口に対応する可変
入賞装置が開放するので、遊技のバリエーションが富
み、興趣性をより向上させることができる。
【図1】本発明に係わる遊技機における遊技盤の正面を
模式的に示した図である。
模式的に示した図である。
【図2】遊技機に係わる制御ブロック図である。
【図3】主制御部が実行する主要な処理を説明するフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図4】始動口誘導モータ制御装置が実行する主要な処
理を説明するフローチャートである。
理を説明するフローチャートである。
(1)遊技盤
(2)遊技領域
(3)図柄表示部
(4)図柄作動口
(5)電動役物
(5a)(5b)可動片
(6)遊技球誘導体
(6a)(6b)(6c)切欠部
(7)保留装置(誘導部材)
(7a)切欠部
(7b)開口部
(8)第1始動口(始動口装置、入球口)
(9)第2始動口(始動口装置、入球口)
(10)第1大入賞口(可変入賞装置)
(10a)(10b)可動片
(11)第2大入賞口(可変入賞装置)
(11a)(11b)可動片
(12)アウト口
(20)主制御部(制御手段)
(21)ROM
(22)RAM
(23)図柄作動スイッチ
(24)第1始動口スイッチ
(25)第2始動口スイッチ
(26)第1大入賞口スイッチ
(27)第2大入賞口スイッチ
(28)電動役物スイッチ
(29)特定領域スイッチ
(30)図柄表示装置(表示装置)
(31)電動役物誘導モータ
(32)始動口誘導モータ制御装置(制御手段)
(33)賞球払出装置
(34)電動役物開放ソレノイド
(35)第1大入賞口開放ソレノイド
(36)第2大入賞口開放ソレノイド
Claims (6)
- 【請求項1】 遊技球が流下可能な遊技領域に、遊技球
が入球可能な始動口装置と、該始動口装置に遊技球が入
球したことを契機として開放する複数の可変入賞装置と
を設けたことを特徴とする遊技機。 - 【請求項2】 始動口装置は、遊技球を受け入れる開口
部と、該開口部と連通する複数の入球口と、前記開口部
から受け入れた遊技球を前記複数の入球口のうちいずれ
かに遊技球を誘導可能な誘導部材と、該誘導部材を駆動
する電気的駆動源とを有することを特徴とする請求項1
記載の遊技機。 - 【請求項3】 遊技領域に、識別情報を変動表示可能な
表示装置と、該表示装置に確定表示される表示結果が予
め定められた特定表示結果になった場合に開放する電動
役物と、該電動役物に入賞した遊技球が通過可能な特定
領域とをさらに設け、 前記特定領域を遊技球が通過したことを条件に、始動口
装置に遊技球が入球したことを契機として複数の可変入
賞装置のうち少なくとも1つの可変入賞装置を開放する
ようにしたことを特徴とする請求項1または2記載の遊
技機。 - 【請求項4】 表示装置に確定表示される表示結果が予
め定められた特定表示結果の種別により、誘導部材の誘
導態様を切換えるように電気的駆動源を制御する制御手
段を備えることを特徴とする請求項3記載の遊技機。 - 【請求項5】 可変入賞装置の開放終了後に、誘導部材
の誘導態様を切換えるように電気的駆動源を制御する制
御手段を備えることを特徴とする請求項3記載の遊技
機。 - 【請求項6】 誘導部材の誘導態様に応じて、遊技球が
複数の入球口のうちのいずれか1つの入球口に誘導され
ることにより、複数の可変入賞装置のうち前記1つの入
球口に対応する1つの可変入賞装置を開放するようにし
たことを特徴とする請求項4または5記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002018145A JP2003210775A (ja) | 2002-01-28 | 2002-01-28 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002018145A JP2003210775A (ja) | 2002-01-28 | 2002-01-28 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003210775A true JP2003210775A (ja) | 2003-07-29 |
Family
ID=27653602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002018145A Pending JP2003210775A (ja) | 2002-01-28 | 2002-01-28 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003210775A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006025834A (ja) * | 2004-07-12 | 2006-02-02 | Takeya Co Ltd | 遊技機 |
-
2002
- 2002-01-28 JP JP2002018145A patent/JP2003210775A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006025834A (ja) * | 2004-07-12 | 2006-02-02 | Takeya Co Ltd | 遊技機 |
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