JP2003209867A - 移動体通信装置のデータ送信方法、移動体通信装置のデータ受信方法、移動体通信装置及び音声ポータルシステム - Google Patents

移動体通信装置のデータ送信方法、移動体通信装置のデータ受信方法、移動体通信装置及び音声ポータルシステム

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JP2003209867A
JP2003209867A JP2001401257A JP2001401257A JP2003209867A JP 2003209867 A JP2003209867 A JP 2003209867A JP 2001401257 A JP2001401257 A JP 2001401257A JP 2001401257 A JP2001401257 A JP 2001401257A JP 2003209867 A JP2003209867 A JP 2003209867A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通話料の低減できるとともに短時間で目的の情
報を取得でき、しかも、負荷を軽減することができる音
声ポータルシステムを提供する。 【解決手段】車載機11は携帯電話を介して音声ポータ
ルセンタ12に接続され、対話形式にて音声ポータルセ
ンタが提供する情報を取得する。車載機11は、ユーザ
が発声した音声を音声認識しその認識した音声データを
テキスト化し音声テキストデータにする。車載機11
は、その音声テキストデータを、携帯電話網を介して音
声ポータルセンタ12に送信するためのパケットデータ
を生成する。音声ポータルセンタ12は、車載機11か
ら送信されたパケットデータを受信しそのパケットデー
タから音声テキストデータを抽出し、その音声テキスト
データに基づいて意味解析する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動体通信装置のデ
ータ送信方法、移動体通信装置のデータ受信方法、移動
体通信装置及び音声ポータルシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機を使ってインターネッ
トを介してさまざまな情報を対話形式で取得できる音声
ポータルシステムが提案されている。音声ポータルシス
テムでは、ユーザの声によって必要な情報が取得できる
とともに、得られる情報も音声等で取得でき、パソコン
がなくても携帯電話機や固定電話機からインターネット
上の各種の情報が取得できる点で注目されている。
【0003】図11は、その音声ポータルシステム構成
を示す。図11において、ユーザが携帯電話機51と音
声ポータルセンタ52は携帯電話網53を介して接続さ
れている。又、音声ポータルセンタ52とアプリケーシ
ョンサービスプロバイダ(ASP)54はインターネッ
ト55を介して接続されている。
【0004】ユーザは、携帯電話機51をボタン操作し
携帯電話網53を介して音声ポータルセンタ52にアク
セスする。そして、ユーザは、携帯電話機51を使って
ポータルセンタ52との間で対話形式で、すなわち、セ
ンタ52からの音声ガイダンスに従って音声で情報取得
のための指示を行う。
【0005】音声ポータルセンタ52は、ユーザの音声
を受信すると、同センタ12に備えた音声認識装置を使
ってユーザの音声を音声認識しテキスト化し、そのテキ
スト化した音声データについて意味解析する。そして、
音声ポータルセンタ52は、ユーザが取得したい情報を
認識し、インターネット55を介してASP15から希
望する情報を取得する。尚、音声ポータルセンタ52に
おいて、ユーザが発声した言葉から、キーワードを認識
し該当する情報を検索し案内する音声対話処理手順は、
一般にVoice XML(Voice eXtensible Markup Languag
e;以下、ボイスXML)言語が使用される。
【0006】ASP54は、事前に登録されているボイ
スXMLアプリケーションを参照し、希望する情報をイ
ンターネット55を介して音声ポータルセンタ52に送
信する。音声ポータルセンタ52は、ASP54から取
得した情報をユーザに音声で回答するためにまず内容を
テキスト化しそのテキストデータを音声合成し音声信号
に変換する。ポータルセンタ52は、変換した音声信号
をパケット信号にして電話回線網53を介してユーザの
携帯電話機51に送信する。そして、ユーザは携帯電話
機51にて希望する情報を音声で聞くことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の音
声ポータルシステムにおいては、ポータルセンタ52に
て携帯電話機51から送信されたパケット化された音声
信号に基づいて音声認識を行っている。従って、通信障
害等で音声信号が劣化した場合、ユーザが発した音声を
音声認識装置で認識できない場合が生ずる。ユーザが発
した音声を音声認識できない場合には、再度音声で、音
声ポータルセンタ52から聞き直すためのメッセージが
携帯電話機51に送信される。そして、ユーザはメッセ
ージに従ってリクエストを発声して音声ポータルセンタ
52に送信する。
【0008】このように、音声認識できない場合には何
度も通信を重ねなければならず、その間の通話料(パケ
ット量)はユーザが負担することから、通信料が嵩みユ
ーザに大きな負担をかけていた。さらに、目的の情報を
取得するのに時間を要するという問題があった。
【0009】又、各ユーザの携帯電話機51からの音声
を音声ポータルセンタ52において音声認識を行うこと
から、音声ポータルセンタ52に備えたサーバの負荷は
大きい。従って、ユーザの増大に従って音声ポータルセ
ンタ52の処理コンピュータの処理能力を上げなければ
ならず設備投資の増大につながる問題があった。
【0010】本発明は、上記問題点を解消するためにな
されたものであって、その目的は通話料の低減できると
ともに短時間で目的の情報を取得でき、しかも、音声ポ
ータルセンタの負荷を軽減することができる移動体通信
装置のデータ送信方法、移動体通信装置のデータ受信方
法、移動体通信装置及び音声ポータルシステムを提供す
るにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、移動体通信装置が無線通信網を介して音声ポータル
センタに接続され、前記移動体通信装置が対話形式にて
前記音声ポータルセンタにアクセスしその音声ポータル
センタが提供する情報を取得するようにした移動体通信
装置のデータ送信方法において、ユーザが発声した音声
を音声認識して文章化した文章データを、移動体通信装
置から音声ポータルセンタに送信するようにしたことを
その要旨とする。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の移動体通信装置のデータ送信方法において、前記音声
ポータルセンタに送信する文章データは、パケットデー
タ化されて送信されるようにしたことをその要旨とす
る。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の移動体通信装置のデータ送信方法において、前記文章
データを音声ポータルセンタに送信する際、前記音声認
識して文章化した文章中の所定の単語を特定しその特定
した単語に対する属性情報を設定し、その属性情報を前
記文書データとともにパケットデータにして送信するよ
うにしたことをその要旨とする。
【0014】請求項4に記載の発明は、移動体通信装置
が無線通信網を介して音声ポータルセンタに接続され、
前記移動体通信装置が対話形式にて前記音声ポータルセ
ンタにアクセスしその音声ポータルセンタが提供する情
報を取得するようにした移動体通信装置のデータ受信方
法において、ユーザに対して音声で案内するメッセージ
を文章化した文章データを受信するようにしたことをそ
の要旨とする。
【0015】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の移動体通信装置のデータ受信方法において、受信する
前記文章データは、パケットデータ化されていることを
その要旨とする。
【0016】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の移動体通信装置のデータ受信方法において、前記文章
データ中の所定の単語に対して設定された属性情報が、
前記文書データとともにパケットデータ化されているこ
とをその要旨とする。
【0017】請求項7に記載の発明は、無線通信網を介
して音声ポータルセンタと接続され、対話形式にて前記
音声ポータルセンタにアクセスしその音声ポータルセン
タが提供する情報を取得するようにした移動体通信装置
において、ユーザが発声した音声を音声認識する音声認
識手段と、前記音声認識手段が認識した音声データを文
章化し文章データにする文章化手段と、前記文章化手段
が生成した文章データをパケットデータ化するパケット
データ生成手段と、前記パケット生成手段が生成したパ
ケットデータを前記無線通信網を介して前記音声ポータ
ルセンタに送信するための送信手段とを備えたことをそ
の要旨とする。
【0018】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の移動体通信装置において、予め用意された予約語とそ
の予約語に対する属性情報を記憶した予約語記憶手段
と、前記文章データ中の各単語について、前記予約語記
憶手段に一致する予約語があるかどうか検索する検索手
段と、前記単語と一致する予約語がある時、その単語を
文章データ中の他の単語と識別する識別子を前記パケッ
トデータに付加すると共に、その単語と一致する予約語
に対する前記属性情報を読出し、その属性情報を、その
予約語と一致した単語の属性情報として前記パケットデ
ータに付加する付加手段とを備えたことをその要旨とす
る。
【0019】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の移動体通信装置において、前記予約語は位置が特定で
きる場所であり、属性情報は前記場所の位置情報である
ことをその要旨とする。
【0020】請求項10に記載の発明は、請求項9に記
載の移動体通信装置において、前記移動体通信装置は、
GPSナビゲーション装置を備え、前記予約語記憶手段
は、前記予約語に対する属性情報の代わりに前記GPS
ナビゲーション装置が設定している位置情報を指定する
指定データを記憶していることをその要旨とする。
【0021】請求項11に記載の発明は、請求項7〜1
0のいずれか1に記載の移動体通信装置において、前記
音声ポータルセンタからのパケットデータが音声出力の
ための文章データを含む時、その文章データを抽出し、
その抽出した文章データから音声出力のための制御信号
を生成する音声信号生成手段と、前記文章データ中に予
約語としての単語が含まれる時、その単語に対する属性
情報を抽出する属性情報抽出手段とを備えたことをその
要旨とする。
【0022】請求項12に記載の発明は、請求項11に
記載の移動体通信装置において、前記音声ポータルセン
タから移動体通信装置に送信されるパケットデータにし
た文書データは、その音声ポータルセンタとインターネ
ットを介して接続されたアプリケーションサービスプロ
バイダが生成したものであることをその要旨とする。
【0023】請求項13に記載の発明は、請求項11又
は12に記載の移動体通信装置において、前記予約語は
位置が特定できる場所であり、属性情報は前記場所の位
置情報であることをその要旨とする。
【0024】請求項14に記載の発明は、請求項13に
記載の移動体通信装置において、前記移動体通信装置
は、GPSナビゲーション装置を備え、前記GPSナビ
ゲーション装置にて、前記属性情報抽出手段が抽出した
前記文章データの予約語としての単語に対する位置情報
に基づいて、表示部にその位置情報で特定できる前記場
所を指標することをその要旨とする。
【0025】請求項15に記載の発明は、移動体通信装
置が無線通信網を介して音声ポータルセンタに接続さ
れ、前記移動体通信装置が対話形式にて前記音声ポータ
ルセンタにアクセスしその音声ポータルセンタが提供す
る情報を取得するようにした音声ポータルシステムにお
いて、前記移動体通信装置は、ユーザが発声した音声を
音声認識する音声認識手段と、前記音声認識手段が認識
した音声データを文章化し文章データにする文章化手段
と、前記文章化データを、無線通信網を介して音声ポー
タルセンタに送信するためのパケットデータを生成する
パケットデータ生成手段とを備え、前記音声ポータルセ
ンタは、前記移動体通信装置から送信されたパケットデ
ータを受信しそのパケットデータから文章データを抽出
し、その文章データに基づいてユーザの音声を意味解析
する解析手段とを備えたことをその要旨とする。
【0026】請求項16に記載の発明は、請求項15に
記載の音声ポータルシステムにおいて、前記音声ポータ
ルセンタは、音声出力のための文章データを作成し、そ
の文章化データを、電話網を介して前記移動体通信装置
に送信するためのパケットデータに生成するパケットデ
ータ生成手段を備えたことをその要旨とする。
【0027】請求項17に記載の発明は、請求項15又
は16に記載の音声ポータルシステムにおいて、前記音
声ポータルセンタとインターネットを介して接続された
アプリケーションサービスプロバイダを備え、前記アプ
リケーションサービスプロバイダは、前記移動体通信装
置が音声ポータルセンタに送信したパケットデータにし
た前記文章化データを受信するようにしたことをその要
旨とする。
【0028】請求項18に記載の発明は、請求項17に
記載の音声ポータルシステムにおいて、前記移動体通信
装置は、予め用意された予約語とその予約語に対する属
性情報を記憶した予約語記憶手段と、前記文章データ中
の各単語について、前記予約語記憶手段に一致する予約
語があるかどうか検索する検索手段と、前記単語と一致
する予約語がある時、その単語を文章データ中の他の単
語と識別する識別子を前記パケットデータに付加すると
共に、その単語と一致する予約語に対する前記属性情報
を読出し、その属性情報を、その予約語と一致した単語
の属性情報として前記パケットデータに付加する付加手
段とを備え、前記アプリケーションサービスプロバイダ
は、その予約語に対する属性情報に基づいてパケットデ
ータ中の文書データの意味解析してユーザの希望する情
報を検索することをその要旨とする。
【0029】請求項19に記載の発明は、請求項18に
記載の音声ポータルシステムにおいて、前記アプリケー
ションサービスプロバイダは、ユーザの希望する情報を
検索結果に基づいて音声で知らせるための応答文を生成
し、その文書データを、前記音声ポータルセンタを介し
て前記移動体通信装置に送信するためのパケットデータ
に生成するパケットデータ生成手段を備えたことをその
要旨とする。
【0030】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
移動体通信装置でユーザが発声した音声を音声認識さ
れ、文章化される。そして、移動体通信装置は、文章化
して得た文章データを無線通信網を介して音声ポータル
センタに送信される。
【0031】従って、移動体通信装置から音声ポータル
センタに送信される信号は文書データが送信されること
から、音声ポータルセンタ側で音声認識する必要がな
く、通信障害等で音声認識できなることがない。しか
も、音声ポータルセンタ側で音声認識処理をしないこと
から、音声ポータルセンタの負荷は軽減される。
【0032】請求項2項に記載の発明によれば、文書デ
ータはパケットデータ化される。その結果、例えば携帯
電話網を介して音声ポータルセンタに文書データは送信
される。
【0033】請求項3に記載の発明によれば、文書デー
タに併せて、文書データ中の単語のうち特定した単語に
ついての属性情報を送信することができる。請求項4に
記載の発明によれば、音声ポータルセンタから移動体通
信装置に送信される信号は文書データが送信されること
から、移動体通信装置はその文書データから直ちにユー
ザに音声でメッセージを出力する。
【0034】請求項5に記載の発明によれば、文書デー
タはパケットデータ化されることから、例えば携帯電話
網を介して文書データを受信する。請求項6に記載の発
明によれば、文書データとともに、文書データ中の単語
のうち特定した単語についての属性情報を受信すること
ができる。
【0035】請求項7に記載の発明によれば、音声認識
手段にてユーザが発声した音声が音声認識され、文章化
手段にて文章化される。そして、パケットデータ生成手
段にて文章データをパケットデータに生成し、そのパケ
ットデータを送信手段が送信する。
【0036】従って、移動体通信装置から音声ポータル
センタに送信される信号は文書データが送信されること
から、音声ポータルセンタ側で音声認識する必要がな
く、通信障害等で音声認識できなくなることがない。し
かも、音声ポータルセンタ側で音声認識処理をしないこ
とから、音声ポータルセンタの負荷は軽減される。
【0037】請求項8に記載の発明によれば、検索手段
が文章データ中の各単語について、予約語記憶手段に一
致する予約語があるかどうか検索する。そして、付加手
段は、単語と一致する予約語がある時、その単語を文章
データ中の他の単語と識別する識別子を前記パケットデ
ータに付加すると共に、その単語と一致する予約語に対
する前記属性情報を読出し、その属性情報を、その予約
語と一致した単語の属性情報としてパケットデータに付
加する。
【0038】従って、文書データとともに、文書データ
中の単語のうち特定した単語についての属性情報を送信
することができる。請求項9に記載の発明によれば、文
書データに併せて、文書データ中の単語のうち特定した
場所の単語についての位置情報を送信することができ
る。
【0039】請求項10に記載の発明によれば、位置情
報をGPSナビゲーション装置から取得できる。請求項
11に記載の発明によれば、音声信号生成手段は、文章
データを抽出し、その抽出した文章データから音声出力
のための制御信号を生成する。属性情報抽出手段は、文
章データ中に予約語としての単語が含まれる時、その単
語に対する属性情報を抽出する。
【0040】従って、移動体通信装置は文書データから
直ちにユーザに音声でメッセージを出力する。又、移動
体通信装置は文書データに併せて、文書データ中の単語
のうち特定した単語についての属性情報を受信すること
ができる。
【0041】請求項12に記載の発明によれば、音声ポ
ータルセンタを介してアプリケーションサービスプロバ
イダから文書データを得ることができる。請求項13に
記載の発明によれば、文書データとともに、文書データ
で特定した場所の位置情報を得ることができる。
【0042】請求項14に記載の発明によれば、位置情
報に基づいて表示部にその位置情報で特定できる前記場
所を指標することができる。請求項15に記載の発明に
よれば、移動体通信装置は、音声認識手段にてユーザが
発声した音声が音声認識され、文章化手段にて文章化さ
れる。そして、パケットデータ生成手段にて文章データ
をパケットデータに生成する。音声ポータルセンタは、
解析手段にて移動体通信装置から送信されたパケットデ
ータを受信しそのパケットデータから文章データを抽出
し、その文章データに基づいてユーザの音声を解読す
る。
【0043】従って、移動体通信装置から音声ポータル
センタに送信される信号は文書データが送信されること
から、音声ポータルセンタ側で音声認識する必要がな
く、通信障害等で音声認識できなることがない。しか
も、音声ポータルセンタ側で音声認識処理をしないこと
から、音声ポータルセンタの負荷は軽減される。
【0044】請求項16に記載の発明によれば、音声ポ
ータルセンタから移動体通信装置に送信される信号は音
声出力のための文章データが送信されることから、移動
体通信装置は文書データから直ちにユーザに音声でメッ
セージを出力する。
【0045】請求項17に記載の発明の発明によれば、
音声ポータルセンタ介してアプリケーションサービスプ
ロバイダから音声出力のための文書データを得ることが
できる。
【0046】請求項18に記載の発明によれば、移動体
通信装置は、検索手段が文章データ中の各単語につい
て、予約語記憶手段に一致する予約語があるかどうか検
索する。そして、付加手段は、単語と一致する予約語が
ある時、その単語を文章データ中の他の単語と識別する
識別子を前記パケットデータに付加すると共に、その単
語と一致する予約語に対する前記属性情報を読出し、そ
の属性情報を、その予約語と一致した単語の属性情報と
してパケットデータに付加する。
【0047】従って、文書データとともに、文書データ
中の単語のうち特定した単語についての属性情報を送信
することができる。一方、アプリケーションサービスプ
ロバイダは、その予約語に対する属性情報に基づいてパ
ケットデータ中の文書データの意味解析してユーザの希
望する情報を検索することができる。
【0048】請求項19に記載の発明によれば、アプリ
ケーションサービスプロバイダは、パケットデータ生成
手段において音声で知らせるための応答文を生成し、そ
の文書データをパケットデータ化し、音声ポータルセン
タを介して移動体通信装置に送信する。
【0049】従って、アプリケーションサービスプロバ
イダが検索して得た情報を音声でユーザに案内すること
ができる。
【0050】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図9に従って説明する。図1は自動車に搭
載した移動体通信装置による音声ポータルシステムのシ
ステム構成図を示す。図1において、ユーザの自動車1
0に搭載した移動体通信装置(以下、車載機という)1
1は、音声ポータルセンタ12との間で、各種情報の授
受を行う。車載機11からの情報は無線通信網としての
携帯電話網13を介して音声ポータルセンタ12に送信
される。反対に、音声ポータルセンタ12からの情報は
携帯電話網13を介して車載機11に送信される。つま
り、車載機11は、音声ポータルセンタ12と無線イン
ターネットで接続されている。又、音声ポータルセンタ
12は、インターネット14を介して各種のコンテンツ
を提供するアプリケーションサービスプロバイダ(AS
P)15のコンテンツサーバ15aと接続されるように
なっている。
【0051】ユーザは事前に音声ポータルセンタ12に
登録することによって車載機11を使って音声ポータル
センタ12が保有する情報を享受することができるよう
になっている。本実施形態では、ユーザは、車載機11
を使って音声ポータルセンタ12との間で対話形式で各
種の情報を取得するための指示を行い同ポータルセンタ
12から各種の情報を取得する。
【0052】[車載機11]次に、車載機11の詳細につ
いて説明する。図2は、車載機11の電気的構成を示す
ブロック回路を示す。車載機11は、操作部20、表示
部21、GPSナビゲーション装置(以下、ナビ装置と
いう)22、スピーカ23、マイク24、音声再生回路
部25、音声合成回路部26、文書化手段、音声認識手
段としての音声認識回路部27を備えている。又、車載
機11は、パケットデータ生成手段、音声信号生成手
段、属性情報抽出手段、検索手段、付加手段としてのパ
ケット信号処理回路部28、予約語記憶手段としての予
約辞書記憶回路部29を備えている。さらに、車載機1
1は、インターフェイス回路部30、送信手段としての
携帯電話機31を備えている。
【0053】操作部20は、各種機能ボタンから構成さ
れていて、携帯電話網13を介して音声ポータルセンタ
12と接続し、各種サービスを享受する際に操作され
る。又、操作部20は、ナビ装置22を使用して表示部
21に経路案内のための表示をさせる際に操作される。
【0054】表示部21は、液晶表示装置からなり、パ
ケット信号処理回路部28からの表示制御信号に基づい
てその画面上にテキスト、ホームページ等各種情報を表
示する。表示部21は、ナビ装置22からの経路案内の
ための表示制御信号に基づいてその画面上に道路地図、
現在位置等各種情報を表示する。
【0055】ナビ装置22は、GPS受信装置を備え、
衛星航法システム(GPS;GlobalPositioning Syste
m)を利用して自動車の現在位置、車両方位、車両速度
を検出する。又、ナビ装置22は、絶対方位を検出する
絶対方位センサ、相対方位を検出する相対方位センサ及
び走行距離を検出する距離センサを備えている。そし
て、ナビ装置22は、現在位置から目的地までの経路
を、地図データ、道路情報等、各種データに基づいて経
路探索を行い、目的地までの経路案内表示を表示部21
に表示させる。
【0056】又、ナビ装置22は、VICS(道路交通
情報通信システム;Vehicle Information Service)受
信装置を備え、その道路上に設置された送信機から送信
される光ビーコン、電波ビーコン、多重FMによる道路
情報を取得する。
【0057】スピーカ23は音声再生回路部25及び音
声合成回路部26に接続されている。音声再生回路部2
5は、経路案内以外で録音されたデータもある為予め録
音された音声データを音声信号にして再生し、スピーカ
23に出力させるようになっている。一方、音声合成回
路部26はパケット信号処理回路部28が生成した音声
合成のための制御信号を音声合成信号にしてスピーカ2
3に出力する。又、音声合成回路部26は前記ナビ装置
22が経路案内のために生成した音声合成のための制御
信号を音声合成信号にしてスピーカ23に出力する。
【0058】マイク24は音声認識回路部27に接続さ
れ、ユーザが発した音声を集音し音声信号にして音声認
識回路部27に出力する。音声認識回路部27は、ユー
ザが発した音声、即ち、言葉を音声認識し文章化する。
音声認識回路部27が音声を音声認識して文書化した文
章データとしての音声テキストデータは、パケット信号
処理回路部28に出力される。
【0059】パケット信号処理回路部(以下、信号処理
回路部という)28は、CPU、ROM、EPROM、
フラッシュメモリ等の不揮発性記憶装置及びHDD等の
外部記憶装置、RAM等を備えている。ROMには、各
種制御プログラムが記憶されている。又、EPROM、
フラッシュメモリ等の不揮発性記憶装置及びHDD等の
外部記憶装置には、外部装置からダウンロードした各種
アプリケーションプログラムが格納されている。そし
て、CPUがROM及びEPROM、フラッシュメモリ
等の不揮発性記憶装置及びHDD等の外部記憶装置に記
憶されたプログラムを実行することによって、信号処理
回路部28は各種の信号処理を実行する。
【0060】信号処理回路部28は、前記音声テキスト
データを入力すると、その音声テキストデータをもとに
形態素解析する。例えば、「この辺のレストランを教え
て。」の音声テキストデータを形態素解析すると、「こ
の辺」、「の」、「レストラン」、「を」、「教えて」
からなる単語に細分化される。続いて、信号処理回路部
28は、解析して得られた各単語(この場合、「この
辺」、「の」、「レストラン」、「を」、「教えて」)
が予約辞書記憶回路部29に予約語として登録されてい
るかどうか検索する。
【0061】ところで、予約辞書記憶回路部29には、
図3に示すように、予約語33が予め登録されている。
予約語33は、地名、施設名(○×郵便局、×○警察、
○○病院、××ホテル、△□市役所、○○公園、○×ス
ポーツ施設等の名称)、名所・旧跡名、駅名である。こ
の各予約語33には、その所在地の緯度・経度のデータ
(位置情報34)が属性情報としてリンクされている。
従って、信号処理回路部28が、例えば、駅名の「東京
駅」を予約辞書記憶回路部29から検索すると、同信号
処理回路部28はその「東京駅」に対する位置情報34
を読み出すようになっている。
【0062】又、予約辞書記憶回路部29には、「現在
地」、「現在位置」、「スタート地点」、「ここ」、
「この辺」等の現在地を意味する単語が予約語33とし
て予約辞書記憶回路部29に登録されている。これら現
在位置を意味する語には、前記ナビ装置22が検出して
いる現在位置の緯度・経度のデータ(位置情報34)を
読み出す旨の指示データ35が位置情報34に代わって
属性情報として記憶されている。従って、信号処理回路
部28が、例えば、「この辺」なる単語を予約辞書記憶
回路部29から検索すると、同信号処理回路部28はそ
の「この辺」の属性情報(指示データ35)に基づいて
ナビ装置22から現在地の緯度・経度のデータ(位置情
報34)を読み出すようになっている。このとき、信号
処理回路部28は前記位置情報34とともにナビ装置2
2から現在地での自動車の向き(進行方向)のデータ
(ベクトル情報36)も読み出すようになっている。
【0063】さらに、予約辞書記憶回路部29には、
「目的地」、「目的位置」、「到着点」、「ゴール地
点」等の目的位置を意味する単語が予約語33として予
約辞書記憶回路部29に登録されている。これら目的地
を意味する語には、ユーザが事前にナビ装置22に設定
している目的地の緯度・経度のデータ(位置情報34)
を読み出す旨の指示データ35が属性情報として記憶さ
れている。従って、信号処理回路部28が、例えば、
「目的地」なる単語を予約辞書記憶回路部29から検索
すると、同信号処理回路部28はその「目的地」の属性
情報(指示データ35)に基づいてナビ装置22から目
的地の緯度・経度のデータ(位置情報34)を読み出す
ようになっている。
【0064】因みに、前記「この辺」、「の」、「レス
トラン」、「を」、及び、「教えて」については、「こ
の辺」だけが現在地を意味する単語として予約辞書記憶
回路部29に予約語33として登録されている。従っ
て、信号処理回路部28は、予約語33の「この辺」
と、その予約語33に対する指示データ35に基づいて
緯度・経度のデータ(位置情報34)を前記ナビ装置2
2から読み出すことになる。
【0065】信号処理回路部28は、予約辞書記憶部2
9を使って予約語33の検索処理が終了すると、その音
声テキストデータを携帯電話機31を介して音声ポータ
ルセンタ12に送信するためにパケット化する。音声テ
キストデータをパケット化する際、前記EPROM、フ
ラッシュメモリ等の不揮発性記憶装置及びHDD等の外
部記憶装置に格納したVoice XML(Voice eXtensible Ma
rkup Language;以下、ボイスXML)アプリケーショ
ンプログラムが本実施形態では使用される。
【0066】図4は、「この辺のレストランを教え
て。」の音声テキストデータ42をパケットデータ39
にした場合の模式図である。図4において、信号処理回
路部28は、まず、ヘッダ40を設定するとともにその
ヘッダ40の後に、音声テキストデータ42であること
を示す「<?D>」で示すタグ41aを設定する。信号
処理回路部28は、タグ41aの後に、「この辺のレス
トランを教えて」のテキストデータ42を設定する。こ
のとき、信号処理回路部28は、「この辺のレストラン
を教えて」中に前記検索した予約語33があるかどうか
チェックする。ある場合には、予約語33であることを
指示するための「<L1>」と「</L1>」で示す識
別子としてのマーカ41bでその予約語33を囲む。こ
の場合、「この辺」という単語だけが「<L1>」と
「</L1>」で示すマーカ41bで囲まれることにな
る。
【0067】信号処理回路部28は、「この辺のレスト
ランを教えて」からなるテキストデータ42の後に「<
?L1>」で示すタグ41cを設定し、前記マーカ41
bで囲んだ予約語33に対する前記属性情報(位置情報
34)を付加する。続いて、信号処理回路部28は、前
記マーカ41bで囲んだ予約語33に対して他の属性情
報(ベクトル情報36)がある場合に、属性情報(位置
情報34)の後に付加する。つまり、信号処理回路部2
8は、位置情報34の後に「<?V1>」で示すタグ4
1dを設定し、前記マーカ41bで囲んだ予約語33に
対する前記属性情報(ベクトル情報36)を付加する。
【0068】信号処理回路部28は、予約語33に対す
る全ての属性情報34,36を付加した後、最後にCR
C(Cyclic Redundancy Check)データ43を設定して
パケットデータ39の生成を終了する。そして、信号処
理回路部28は、生成したパケットデータ39をパケッ
ト信号にしてインターフェイス回路部30、携帯電話機
31を介して音声ポータルセンタ12に送信する。
【0069】また、信号処理回路部28は、音声ポータ
ルセンタ12にパケット信号にして送信した音声テキス
トデータ42の内容に対する応答文が同音声ポータルセ
ンタ12から携帯電話機31、インターフェイス回路部
30を介して入力される。詳述すると、信号処理回路部
28が、前記した「この辺のレストランを教えて。」の
内容を音声ポータルセンタ12に送信したとする。この
時、音声ポータルセンタ12から、その内容に対して例
えば「イタリア料理の○×があります。」の内容が信号
処理回路部28に送信される。
【0070】信号処理回路部28は、音声ポータルセン
タ12からパケット信号が音声テキストデータ42であ
る場合、ボイスXMLアプリケーションプログラムを起
動してそのパケット信号(パケットデータ39)から音
声テキストデータ42を抽出する。つまり、後記するよ
うに、音声ポータルセンタ12においても、信号処理回
路部28が生成したと同様に、ボイスXMLアプリケー
ションプログラムを使用してテキストデータを音声テキ
ストデータ42としてパケットデータ39を生成する。
【0071】そして、信号処理回路部28は、音声ポー
タルセンタ12からのパケットデータが音声テキストデ
ータであることを示す「<?D>」で示すタグ41aの
存在によって、該パケットデータが音声テキストデータ
42であると判断して信号処理する。信号処理回路部2
8は、タグ41a中の音声テキストデータ42を抽出し
て、単語ごとに音声合成のための制御信号を生成する。
【0072】例えば、音声テキストデータ42が、「こ
の辺のレストランを教えて」に対する応答文であって
「イタリア料理の○×△があります。」とすると、信号
処理回路部28は、「イタリア」「料理」「の」「○×
△」「が」「あります」の各単語に細分化する。そし
て、信号処理回路部28は、細分化した各単語について
の音声合成のための制御信号を生成し、音声合成回路部
26に出力するようになっている。音声合成回路部26
は、この制御信号に基づいて音声合成処理して、前記ス
ピーカ23から「イタリア料理の○×△があります。」
の内容をアナウンスさせる。
【0073】一方、信号処理回路部28は、音声テキス
トデータ42中にマーカ41bで囲まれた予約語33が
ある場合、その予約語33に対する属性情報34を抽出
する。例えば、音声テキストデータ42が、「イタリア
料理の○×△があります。」の中で「○×△」が予約語
33としてマーカ41bで囲まれている場合、「○×
△」の予約語33に対する位置情報34を抽出する。抽
出は、「○×△」の予約語33に対するタグ41cを認
識して抽出する。
【0074】信号処理回路部28は「○×△」の位置情
報34を抽出すると、この位置情報(緯度・経度)34
を前記ナビ装置22に出力する。ナビ装置22は、位置
情報(緯度・経度)34に基づいて表示部21の画面上
にその位置、即ち、イタリア料理のレストランである
「○×△」の所在地を例えばマークによって指標する。
【0075】従って、ユーザは、音声ポータルセンタ1
2からの応答文を、スピーカ23で聞くことができると
ともに、その目的の所在地を表示部21の画面上で認識
することができる。
【0076】[音声ポータルセンタ12]次に、音声ポー
タルセンタ12の詳細について説明する。前記音声ポー
タルセンタ12は、図5に示すように、管理サーバ12
a、音声認識サーバ12b、解析手段及びパケットデー
タ生成手段としてのパケット信号処理サーバ12cを備
えている。
【0077】管理サーバ12aは、音声認識サーバ12
b、パケット信号処理サーバ12cを統括する。管理サ
ーバ12aは、認証プログラムを備え、車載機11から
送信されたパケット信号を受信し認証プログラムに基づ
いて予め管理サーバ12aに登録したユーザかどうかを
識別し認証する。
【0078】管理サーバ12aは、登録したユーザのパ
ケット信号である時、そのパケット信号をパケット信号
処理サーバ12cに出力する。又、管理サーバ12a
は、パケット信号処理サーバ12cが前記パケットデー
タ39中に前記音声テキストデータ42を解析しその解
析結果に基づいて作成したデータをインターネット14
を介して前記アプリケーションサービスプロバイダ(A
SP)15に出力するさらに、管理サーバ12aは、イ
ンターネット14を介してASP15から送信されたデ
ータをパケット信号処理サーバ12cに出力する。さら
に又、管理サーバ12aは、前記パケット信号処理サー
バ12cで生成した音声テキストデータ42を含むパケ
ット信号(パケットデータ39)を車載機11に送信す
る。
【0079】パケット信号処理サーバ12cは、そのパ
ケット信号中に前記音声テキストデータ42が含まれて
いるかどうか前記タグ41aの有無に基づいて判断す
る。パケット信号処理サーバ12cは、タグ41aがな
い時、車載機11から送信されたパケット信号はテキス
ト化されていない音声データであるとして、音声認識サ
ーバ12bにそのパケット信号を出力する。
【0080】一方、パケット信号処理サーバ12cは、
タグ41aがある時、ボイスXMLアプリケーションプ
ログラムを起動させて、車載機11から送信されたパケ
ット信号(パケットデータ39)中の音声テキストデー
タ42を抽出し、意味解析を行う。パケット信号処理サ
ーバ12cは、抽出した音声テキストデータ42中に予
約語33に相当する単語があるか否かを前記マーカ41
bで判別する。パケット信号処理サーバ12cは、マー
カ41bで囲まれた予約語33がある場合にはその予約
語33に対する前記タグ41cで設定した位置情報34
と前記タグ41dを設定したベクトル情報36を抽出す
る。
【0081】今、例えば、音声テキストデータ42が、
前記した「この辺のレストランを教えて。」とする。こ
のとき、パケット信号処理サーバ12cは、位置情報3
4とベクトル情報36に基づいて、「緯度・経度が例え
ば(xx、yy)の辺で、その辺を(zz)の方向から
向かう場合の、その辺のレストランを教えてほしい」
と、意味解析する。そして、パケット信号処理サーバ1
2cは、レストランを探していると判断して、その受信
したパケットデータ39を、インターネット14を介し
てレストラン情報を提供するASP15に送信するよう
になっている。
【0082】つまり、音声ポータルセンタ12は、ユー
ザが求めている情報をASP15によって検索してもら
うようになっている。そして、本実施形態では、音声ポ
ータルセンタ12は、ASP15からその検索結果を応
答文でもらうようになっている。
【0083】又、パケット信号処理サーバ12cは、先
にASP15に送信したデータに対する応答データ(応
答文)がインターネット14を介してASP15から送
信されてきた時、その応答データ(応答文)を車載機11
に送信するようになっている。
【0084】[ASP15]次に、ASP15について説
明する。ASP15は、音声ポータルセンタ12からの
パケットデータ39を入力すると、パケット信号処理サ
ーバ12cと同様に、コンテンツサーバ15aにおいて
パケットデータ39中の音声テキストデータ42を抽出
し、意味解析を行う。つまり、コンテンツサーバ15a
は、ボイスXMLアプリケーションプログラムを起動さ
せて、タグ41aに基づいてパケットデータ39中の音
声テキストデータ42を抽出して意味解析を行う。
【0085】又、コンテンツサーバ15aは、マーカ4
1bによってその音声テキストデータ42中に予約語3
3を特定し、その予約語33に対するタグ41cで設定
した位置情報34とタグ41dを設定したベクトル情報
36を抽出する。つまり、コンテンツサーバ15aは、
位置情報34とベクトル情報36に基づいて、「緯度・
経度が例えば(xx、yy)の辺で、その辺を(zz)
の方向から向かう場合の、その辺のレストランを教えて
ほしい」と、意味解析する。
【0086】続いて、コンテンツサーバ15aは、予め
用意されている図示しないデータベースから、緯度・経
度(xx、yy)付近のレストランを複数検索する。
尚、データベースには、レストラン、駐車場、娯楽施
設、デパート、ホテル等の各種業種毎に予め店名等の名
称とその位置情報(緯度・経度)34等が登録されてい
る。つまり、各事業主がAPS15に対して事前に契約
等によって、店名等の名称と位置情報(緯度・経度)3
4等がこのデータベースに登録されている。
【0087】そして、コンテンツサーバ15aは、レス
トランの業種を検索し、候補として抽出された1つ又は
複数のレストランについて、レストラン名とその所在地
の位置情報をデータベースから抽出する。複数のレスト
ランが検索されると、コンテンツサーバ15aは、それ
らレストラン中から、ベクトル情報36、即ち(zz)
の方向から進行していく場合に支障がないレストランを
選択する。
【0088】そして、コンテンツサーバ15aは、(z
z)の方向から進行していく場合に支障がないレストラ
ンを抽出すると、その抽出したレストランについてその
レストラン名及び位置情報に基づいて、応答文を作成す
る。例えは、「○×レストラン」と「△○レストラン」
の2つのレストランが抽出された場合、「この辺に○×
レストランと△○レストランがあります。」というユー
ザに対する応答文を作成する。
【0089】コンテンツサーバ15aは、この応答文か
らなるテキストデータを音声テキストデータとして音声
ポータルセンタ12にインターネット14を介して送信
するためにパケット化にする。サーバ15aは、ボイス
XMLアプリケーションプログラムを起動して音声テキ
ストデータをパケット化にする。
【0090】図6は、「この辺に○×レストランと△○
レストランがあります。」の音声テキストデータ42を
パケットデータ39にした場合の模式図である。図6に
おいて、コンテンツサーバ15aは、まず、ヘッダ40
を設定するとともにそのヘッダ40の後に、音声テキス
トデータ42であることを示す「<?D>」で示すタグ
41aを設定する。コンテンツサーバ15aは、タグ4
1aの後に、「この辺に○×レストランと△○レストラ
ンがあります」のテキストデータ42を設定する。
【0091】このとき、コンテンツサーバ15aは、テ
キストデータ42中に位置情報34を属性情報として付
加した単語があるかどうかチェックする。この場合、
「○×レストラン」と「△○レストラン」が位置情報3
4を持っていることから、「○×レストラン」を予約語
33aとして「<L1>」と「</L1>」で示すマー
カ41bで囲む。又、「△○レストラン」を予約語33
aとして「<L2>」と「</L2>」で示すマーカ4
1bで囲む。
【0092】次に、サーバ15aは、前記と同様に、
「<?L1>」で示すタグ41cを設定し、「○×レス
トラン」に対する前記属性情報(位置情報34)を付加
する。さらにその後に、サーバ15aは、「<?L2
>」で示すタグ41cを設定し、「△○レストラン」に
対する前記属性情報(位置情報34)を付加する。サー
バ15aは、最後にCRC(Cyclic Redundancy Chec
k)データ43を設定してパケットデータ39を完成さ
せる。そして、コンテンツサーバ15aは、生成したパ
ケットデータ39をインターネット14を介して音声ポ
ータルセンタ12に送信する。
【0093】つまり、ASP15は、ユーザが取得した
い情報に対する応答文を作成し、音声ポータルセンタ1
2に送信する。そして、音声ポータルセンタ12は、こ
の応答文のパケット信号を携帯電話網13を介して車載
機11に送信する。従って、車載機11は、前記したよ
うに、信号処理回路部28において、ボイスXMLアプ
リケーションプログラムを使用してそのパケット信号か
ら音声テキストデータ42を抽出して、単語ごとに音声
合成のための制御信号を生成する。又、車載機11は、
信号処理回路部28において、予約語33に対する位置
情報34を抽出し、位置情報(緯度・経度)34に基づ
いて表示部21の画面上にその位置、即ち、取得した情
報の所在地を例えばマークによって指標する。
【0094】次に、音声ポータルシステムの作用につい
て図7及び図8に示す動作シーケンスに従って説明す
る。尚、説明の便宜上、ユーザが、自動車10に搭載し
たナビ装置22において、目的地を設定した状態で、音
声ポータルセンタ12に対してその目的地周辺の駐車場
を予約する場合について説明する。
【0095】今、ユーザが、車載機11のマイク24に
向かって音声で音声ポータルセンタ12にアクセスした
い旨の言葉(例えば、「ボイスポータルリクエスト」)
を発する(ステップS1)。車載機11は、音声認識回
路部27でユーザが音声ポータルセンタ12にアクセス
したい旨を判断する(ステップS2)。車載機11は、
信号処理回路部28にて、希望のサービスが何であるか
をユーザに問う、例えば、「ご希望のサービスをお知ら
せ下さい。」という応答文を作成する(ステップS
3)。信号処理回路部28は、この応答文を音声合成の
ための制御信号を生成し音声合成回路部26を介してス
ピーカ23から「ご希望のサービスをお知らせ下さ
い。」のメッセージに出力する(ステップS4)。
【0096】ユーザは、これに答えて、例えば「駐車場
予約」とマイク24に向かって発声する(ステップS
5)。車載機11は、音声認識回路部27でユーザが駐
車場を探していると判断する(ステップS6)。
【0097】車載機11は、ユーザが希望する駐車場が
見つかるかどうか、音声ポータルセンタ12に問い合わ
せを行う。詳述すると、信号処理回路部28は、音声認
識回路部27にて音声テキストデータ42にされた「駐
車場予約」を、ボイスXMLアプリケーションを起動さ
せてパケットデータ39にする。この場合、「駐車予
約」という音声テキストデータ42は、予約語33が含
まれていないので、位置情報34等の属性情報が付加さ
れていないパケットデータ39が生成される(ステップ
S7)。そして、車載機11は、信号処理回路部28で
生成したパケットデータ39のパケット信号を、携帯電
話機31を介して音声ポータルセンタ12に送信する
(ステップS8)。
【0098】音声ポータルセンタ12は、車載機11か
らのパケットデータ39を受信する(ステップS9)。
音声ポータルセンタ12のパケット信号処理サーバ12
cは、車載機11から送信されたパケットデータ39中
の音声テキストデータ42を抽出し意味解析を行う(ス
テップS10)。パケット信号処理サーバ12cは、ボ
イスXMLアプリケーションを起動させて抽出した音声
テキストデータ42中に予約語33に相当する単語があ
るか否かを前記マーカ41bで判別する。このとき、予
約語33が含まれていないことから、パケット信号処理
サーバ12cは、「どこの駐車場を予約しますか?」と
いう応答文(音声テキストデータ)を作成する(ステッ
プS11)。
【0099】続いて、パケット信号処理サーバ12cに
おいて、ボイスXMLアプリケーションを起動させて応
答文(音声テキストデータ)をパケットデータ39にす
る(ステップS12)。そして、音声ポータルセンタ1
2は、その生成したパケットデータ39のパケット信号
を、携帯電話網13を介して車載機11に送信する(ス
テップS13)。
【0100】車載機11は、この音声ポータルセンタ1
2からのパケットデータ39を受信する(ステップS1
4)。信号処理回路部28において、ボイスXMLアプ
リケーションを起動させて音声テキストデータ42を抽
出する(ステップS15)。そして、単語ごとに音声合
成のための制御信号を生成し音声合成回路部26を介し
てスピーカ23からメッセージに出力する(ステップS
16)。即ち、スピーカ23から「どこの駐車場を予約
しますか?」のメッセージをユーザに出力する。
【0101】ユーザは、これに答えて、例えば「目的地
周辺」とマイク24に向かって発声する(ステップS1
7)。車載機11は、音声認識回路部27でユーザが目
的地に近い所にある駐車場を探していると判断する(ス
テップS18)。
【0102】車載機11は、音声認識回路部27でユー
ザが発した「目的地周辺」の音声テキストデータを信号
処理回路部28においてボイスXMLアプリケーション
を起動させてパケットデータ39にする(ステップS1
9)。
【0103】つまり、信号処理回路部28は、音声テキ
ストデータ42をもとに形態素解析して得られた各単語
が予約辞書記憶回路部29に予約語33として登録され
ているかどうか検索する。そして、信号処理回路部28
は、各単語中の「目的地」が予約辞書記憶回路部29に
予約語33として登録されていると判断する。又、信号
処理回路部28は、「目的地」という予約語33に対す
る属性情報を読み出す。このとき、信号処理回路部28
は、この属性情報が指示データ35であることから、ナ
ビ装置22に設定している目的地の緯度・経度のデータ
(位置情報34)を読み出す。
【0104】そして、信号処理回路部28は、その音声
テキストデータ42をパケット化にする。このとき、音
声テキストデータ42の単語中に予約語33が含まれて
いることから、その予約語33をマーカ41bで囲んで
指定するとともに、予約語33に対する属性情報(位置
情報34)をタグ41cで指定する。さらに、予約語3
3に対する属性情報(ベクトル情報36)をタグ41d
で指定する。そして、信号処理回路部28は、生成した
パケットデータ39をパケット信号にしてインターフェ
イス回路部30、携帯電話機31を介して音声ポータル
センタ12に送信する(ステップS20)。
【0105】音声ポータルセンタ12は、受信したパケ
ット信号をパケット信号処理サーバ12cに出力し、パ
ケット信号処理サーバ12cにおいて、パケットデータ
39中に前記音声テキストデータ42を解析する(ステ
ップS21)。そして、パケット信号処理サーバ12c
は、前記ASP15に対するユーザの回答文と判断し受
信したパケットデータ39をASP15にインターネッ
ト14を介して送信する(ステップS22)。
【0106】ASP15は、コンテンツサーバ15aに
おいてボイスXMLアプリケーションを起動させて、受
信したパケットデータ39中の音声テキストデータ42
を抽出して意味解析を行う(ステップS23)。つま
り、コンテンツサーバ15aは、マーカ41bから音声
テキストデータ42中に予約語33を特定するととも
に、タグ41c,41dからその予約語33に対する位
置情報34及びベクトル情報36を抽出する。そして、
コンテンツサーバ15aは、「位置情報34(緯度・経
度)の目的地であって、ベクトル情報36の方向からそ
の目的地に向かう場合の、その目的地周辺の予約できる
駐車場を探して欲しい」と、意味解析する。
【0107】続いて、コンテンツサーバ15aは、予め
用意されている図示しないデータベースから、目的地周
辺の予約できる駐車場を検索する(ステップS24)。
コンテンツサーバ15aは、データベースに登録されて
いる駐車場の位置情報(緯度・経度)34及びベクトル
情報36から、目的地に近くて(例えば、目的地を中心
に半径200メートルの範囲)、進行方向を変えないで
入庫できる駐車場を検索する。
【0108】そして、コンテンツサーバ15aは、目的
地周辺の駐車場が1つ又は複数検索されると、各駐車場
が管理所有するコンピュータ(図示しない)に対してイ
ンターネット13を介してアクセスする(ステップS2
5)。そして、コンテンツサーバ15aは、各駐車場の
コンピュータの各駐車場の満空情報を取得し、満車状態
ではない駐車場を選択する(ステップS26)。コンテ
ンツサーバ15aは、満車状態ではない駐車場を抽出す
ると、その抽出した駐車場についてその駐車場名及び位
置情報に基づいて、応答文を作成する(ステップS2
7)。例えば、「□□駐車場」と「△△駐車場」の2つ
の駐車場が抽出された場合、「目的地周辺の□□駐車場
と△△駐車場が予約できます。」というユーザに対する
応答文を作成する。
【0109】コンテンツサーバ15aは、ボイスXML
アプリケーションプログラムを起動させて、この応答文
からなる音声テキストデータ42パケット化にする(ス
テップS28)。
【0110】図9は、「目的地周辺の□□駐車場と△△
駐車場が予約できます。」の音声テキストデータ42を
パケットデータ39にした場合の模式図である。図9に
おいて、コンテンツサーバ15aは、まず、ヘッダ40
を設定し、「<?D>」で定義したタグ41aにてこの
パケットデータ39が音声テキストデータ42であるこ
とを指定する。タグ41aにて音声テキストデータ42
を指定するとともに、マーカ41bにて音声テキストデ
ータ42中の予約語33を指定する。さらに、それぞれ
タグ41cにて、「□□駐車場」と「△△駐車場」に対
する属性情報(位置情報34)を付加した後、CRCデ
ータ43を設定してパケットデータ39を完成させる。
そして、コンテンツサーバ15aは、生成したパケット
データ39をインターネット14を介して音声ポータル
センタ12に送信する(ステップS29)。
【0111】音声ポータルセンタ12は、受信したこの
応答文のパケット信号を携帯電話網13を介して車載機
11に送信する(ステップS30)。車載機11は、そ
のパケット信号を受信し(ステップS31)、信号処理
回路部28において、ボイスXMLアプリケーションプ
ログラムを起動してそのパケット信号から音声テキスト
データ42を抽出する(ステップS32)。そして、信
号処理回路部28は単語ごとに音声合成のための制御信
号を生成し音声合成回路部26を介してスピーカ23か
ら「目的地周辺の□□駐車場と△△駐車場が予約できま
す。」のメッセージに出力する(ステップS33)。
又、車載機11は、信号処理回路部28において、予約
語(□□駐車場と△△駐車場)33に対する位置情報3
4を抽出し、ナビ装置22にその位置情報34を出力す
る。ナビ装置22は、その位置情報(緯度・経度)34
に基づいて表示部21の画面上に□□駐車場と△△駐車
場の所在地を例えばマークによって指標する(ステップ
S34)。
【0112】従って、ユーザは、スピーカ23からのメ
ッセージと、表示部21の画面上に表示されたマークに
よって予約できる駐車場を確認することができる。上記
したように、本実施形態によれば、以下の効果を有す
る。
【0113】(1)本実施形態では、ユーザが車載機1
1を介して音声で音声ポータル12と対話形式で、サー
ビスを取得する際、車載機11は、ユーザが発した音声
を、音声認識しその音声をテキスト化(音声テキストデ
ータ42)した。又、音声ポータルセンタ12は、ユー
ザへの音声メッセージをテキスト化(音声テキストデー
タ42)した。そして、これら音声テキストデータ42
をパケット化(パケット信号)し、携帯電話網13を介
して車載機11と音声ポータルセンタ12との間でその
パケット信号の送受信を行うようにした。
【0114】従って、音声ポータルセンタ12に送信さ
れるパケット信号は、テキストデータであって、音声ポ
ータルセンタ12で、パケット信号を音声信号に復調し
て音声認識を行うことなく音声テキストデータを使って
直ちに意味解析することができる。その結果、音声ポー
タルセンタ12は、音声認識を行う必要がないので、音
声ポータルセンタ12の負荷は軽減される。
【0115】しかも、パケット信号は、音声テキストデ
ータ42であるため、従来のように、通信障害等で音声
信号が劣化した場合、ユーザが発した音声を音声認識装
置で認識できなくなるといったことがない。従って、従
来のように、ユーザが発した音声を音声認識できなく
て、何度の車載機11と音声ポータルセンタ12との間
で通信を重ねるといったことはなくなる。その結果、通
信料の負担が軽減されるとともに、目的のサービスを取
得するのに要する時間を短縮することができる。
【0116】(2)本実施形態では、音声テキストデー
タ42をパケットデータ39にする際、音声テキストデ
ータ42中の単語について、予約語33を特定し、その
予約語33に対して属性情報(位置情報34等)を付加
してパケットデータ39を生成した。従って、受信する
側は、予約語33に対する属性情報を利用して種々の予
約語33に対する付加情報を取得することができる。
【0117】そして、本実施形態の場合、予約語33に
対する属性情報を予約語33の位置を示す位置情報34
にした。そして、ユーザが地名、目的地等の場所名を言
うだけで、その場所を予約語33として特定し、その予
約語33に対する位置情報34が属性情報として付加さ
れるようにした。つまり、ユーザは、その場所だけを音
声で発声するだけで、その場所における緯度・経度等の
位置情報34が付加されるため、ユーザは簡単な言葉を
発声するだけでその場所における種々のサービスを取得
できる。しかも、音声テキストデータ42もその分だ
け、短くなるため、意味解析の精度を上げることができ
るとともに、データ量の低減を図ることができる。
【0118】さらに、ASP15は、検索した駐車場や
レストランを予約語33とし、その予約語33に対する
位置情報34を属性情報として付加するようにした。そ
して、車載機11は、この位置情報34に基づいてナビ
装置22を使って駐車場やレストランの場所を表示部2
1に表示するようにした。従って、ユーザは駐車場やレ
ストランを音声で知ることができる他に、現在位置から
駐車場やレストランまでの経路を表示部21か確認する
ことができる。
【0119】(3)本実施形態では、予約語33に対し
て自動車10の進行方向を示すベクトル情報36を属性
情報として付加した。そして、ベクトル情報36に基づ
いて、自動車10の進行方向を変えないで入庫できる駐
車場を検索するようにした。従って、自動車10で駐車
場を取得する際に、ユーザは車線変更や、ユーターンと
いった途中の運転走行に余分な気を使わずに駐車場まで
走行することができる。
【0120】(4)本実施形態では、コンテンツサーバ
15aは、目的地周辺の駐車場が1つ又は複数検索され
ると、各駐車場のコンピュータに対してインテーネット
13を介してアクセスする。そして、コンテンツサーバ
15aは、各駐車場の満空情報を取得し、満車状態では
ない駐車場をユーザに提供するようにした。従って、ユ
ーザは、満車状態ではない駐車場を選択でき、駐車場に
ついても駐車できないといった問題はない。
【0121】尚、本発明の実施形態は、以下のように変
更してもよい。 ○上記実施形態では、ユーザが駐車場、レストラン、そ
の他の場所の情報を取得するサービスを提供する音声ポ
ータルシステムであった。これを、例えば交通渋滞情報
のサービスを提供する交通管理センタにおける音声ポー
タルシステムに応用してもよい。交通渋滞情報のサービ
スの場合、例えば「目的地付近の渋滞情報が知りた
い。」と発したとき、目的地が予約語33となり、その
予約語33に位置情報34が付加される。そして、交通
情報を提供するアプリケーションサービスプロバイダ
が、目的地付近の渋滞情報を取得し、その渋滞情報を音
声テキストデータ42にしてユーザに知らせるようにす
る。
【0122】さらに、上記実施形態において、ナビ装置
22に備えたVICS(道路交通情報通信システム;Ve
hicle Information Service)受信装置を使って、各交
差点上に音声ポータルセンタとしての交通情報センタが
設置した送信機から送信される光ビーコンを受信して交
通情報を取得する場合に応用してもよい。つまり、この
システムにおいては、自動車が交差点にさしかかると、
自動車に対して左車線後方から該交差点に向かって例え
ばバイクが来るとする。送信機は、バイクが近づいて来
ることを自動車に知らせるようになっている。このと
き、送信機は、自動車に予め録音された音声データを利
用して、例えば「左折注意。バイクが来ます。」という
パケットデータを生成する。尚、車載機11は、事前に
ユーザに運転上の各種の音声案内を録音した音声データ
を記憶する音声データ記憶回路部が備えられている。そ
して、信号処理回路部28は、音声データ記憶回路部か
ら所定の案内(例えば、「左折注意、バイクが来ま
す」)が録音された音声データを読み出し前記音声再生
回路部25に出力する。音声再生回路部25は、音声デ
ータを再生してスピーカ23から音声案内を出力する。
【0123】図10は、バイクが左車線後方からくる場
合であって、「左折注意、バイクが来ます」をユーザに
アナウンスする際のパケットデータ39の模式図であ
る。図10において、送信機は、まず、ヘッダ40を設
定するとともにそのヘッダ40の後に、音声データがあ
ることを示す「<?D>」で示すタグ41aを設定す
る。送信機は、タグ41aの後に、録音された音声デー
タが「バイクが来ます」の音声テキストデータ42を設
定する。このとき、送信機は、音声テキストデータ42
について録音された音声データがあることを指示するた
めの「<A1/>」で定義された識別子としてのマーカ
41bを先頭に付加している。
【0124】送信機は、テキストデータ42の後に「<
?A1>」で示すタグ41cを設定し、前記録音された
音声データに対する属性情報34を付加する。この属性
情報は、マーカ41bで特定された音声データが前記車
載機11の音声データ記憶回路のどこに記憶されている
のかを示す先頭アドレスを最終アドレス及びWAV等の
データ形式の情報で構成されている。
【0125】そして、送信機は、属性情報34を付加し
た後、最後にCRC(Cyclic Redundancy Check)デー
タ43を設定してパケットデータ39の生成を終了す
る。そして、送信機は、生成したパケットデータ39を
パケット信号にしてナビ装置22に備えたVICS受信
装置に送信する。
【0126】VICS受信装置は、パケット信号を受信
すると、パケット信号を信号処理回路部28に出力す
る。信号処理回路部28は、属性情報34から該録音さ
れた音声データを音声データ記憶回路部から読み出し、
その音声データを音声再生回路部25にて再生してスピ
ーカ23から音声案内を出力する。即ち、「左折注意、
バイクが来ます」という音声がスピーカ23から出力さ
れる。
【0127】従って、この場合にも、車載機11は、
「バイクが来ます」の音声テキストデータ42とその属
性情報34がパケット化され、そのパケット信号を入力
することから、通信障害等に強く、常にクリアな音声案
内をユーザに提供することができる。
【0128】又、天気情報のサービスを提供する音声ポ
ータルシステムに応用してもよい。天気情報のサービス
の場合、例えば「目的地の天気情報が知りたい。」と発
したとき、目的地が予約語33となり、その予約語33
に位置情報34が付加される。そして、天気情報を提供
するアプリケーションサービスプロバイダが、目的地の
天気情報を取得し、その天気情報を音声テキストデータ
42にしてユーザに知らせるようにする。
【0129】○上記実施形態では、予約辞書記憶回路部
29を設け、その予約辞書記憶回路部29に予約語33
を登録した。これを、前記ナビ装置22にデータベース
として備えられた各種の場所データを予約辞書記憶回路
部29として利用してもよい。この場合、専用の予約辞
書記憶回路部29が省略できる分だけコスト低減を図る
ことができる。
【0130】○上記実施形態では、ASP15が、駐車
場を検索したが、音声ポータルセンタ12で各種情報を
検索するようにしてもよい。この場合、音声ポータルセ
ンタ12において、応答文を生成し、その音声テキスト
データ42をパケットデータ39にすることになる。
【0131】○上記実施形態では、移動体通信装置とし
ての自動車10に搭載したナビ装置22を備えた移動体
通信装置(車載機)11に具体化した。これを、移動体
通信装置としてのPDA、携帯電話機、PHS電話機に
応用して実施してもよい。そして、上記実施形態と同様
に使用する場合には、PDA、携帯電話機、及び、PH
S電話機には、それぞれ前記したGPSナビゲーション
装置22が備えられている必要がある。
【0132】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
通話料の低減できるとともに短時間で目的の情報を取得
でき、しかも、音声ポータルセンタの負荷を軽減するこ
とができる効果を有する
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態の音声ポータルシステムを説明す
るためのシステム構成図である。
【図2】 車載機の電気的構成を示すブロック回路図で
ある。
【図3】 予約辞書記憶回路部の記憶内容を説明するた
めの説明図である。
【図4】 車載機において、音声テキストデータのパケ
ットデータ化を説明するための説明図である。
【図5】 音声ポータルセンタを説明するためのシステ
ム構成図である。
【図6】 ASPにおいて、音声テキストデータのパケ
ットデータを説明するための説明図である。
【図7】 音声ポータルシステムの作用を説明するため
の動作シーケンス図である。
【図8】 同じく音声ポータルシステムの作用を説明す
るための動作シーケンス図である。
【図9】 ASPにおいて、音声テキストデータのパケ
ットデータを説明するための説明図である。
【図10】 その他の音声ポータルシステムにおけるパ
ケットデータを説明するための説明図である。
【図11】 従来の音声ポータルシステムを説明するた
めのシステム構成図である。図である。
【符号の説明】
10…自動車 11…移動体通信装置(車載機) 12…音声ポータルセンタ 12a…管理サーバ 12b…音声認識サーバ 12c…パケット信号処理サーバ 13…携帯電話網 14…インターネット 15…アプリケーションサービスプロバイダ(ASP) 15a…コンテンツサーバ 21…表示部 22…GPSナビゲーション装置(ナビ装置) 23…スピーカ 24…マイク 25…音声再生回路部 26…音声合成回路部 27…音声認識回路部 28…パケット信号処理回路部 29…予約辞書記憶回路部 31…携帯電話機 33…予約語 34…位置情報(属性情報) 39…パケットデータ 41a…マーカ 42…音声テキストデータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 15/22 H04B 7/26 Q 5K067 H04B 7/26 M 5K101 H04M 1/00 106A 11/08 G10L 3/00 551A H04Q 7/34 551J 571T R E Fターム(参考) 2F029 AA02 AB01 AB07 AC02 AC14 AC18 5D015 KK02 5D045 AB17 AB26 5H180 AA01 BB05 FF05 FF12 FF13 FF22 FF25 FF27 FF33 5K027 AA11 BB03 CC08 FF28 HH26 5K067 AA21 BB03 BB04 BB21 DD11 DD51 DD53 DD54 DD55 EE02 EE10 EE16 FF02 FF23 FF25 FF26 FF31 HH11 HH22 5K101 KK16 LL12 NN08 NN13 SS08

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体通信装置が無線通信網を介して音
    声ポータルセンタに接続され、前記移動体通信装置が対
    話形式にて前記音声ポータルセンタにアクセスしその音
    声ポータルセンタが提供する情報を取得するようにした
    移動体通信装置のデータ送信方法において、 ユーザが発声した音声を音声認識して文章化した文章デ
    ータを、移動体通信装置から音声ポータルセンタに送信
    するようにしたことを特徴とする移動体通信装置のデー
    タ送信方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の移動体通信装置のデー
    タ送信方法において、 前記音声ポータルセンタに送信する文章データは、パケ
    ットデータ化されて送信されるようにしたことを特徴と
    する移動体通信装置のデータ送信方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の移動体通信装置のデー
    タ送信方法において、 前記文章データを音声ポータルセンタに送信する際、前
    記音声認識して文章化した文章中の所定の単語を特定し
    その特定した単語に対する属性情報を設定し、その属性
    情報を前記文書データとともにパケットデータにして送
    信するようにしたことを特徴とする移動体通信装置のデ
    ータ送信方法。
  4. 【請求項4】 移動体通信装置が無線通信網を介して音
    声ポータルセンタに接続され、前記移動体通信装置が対
    話形式にて前記音声ポータルセンタにアクセスしその音
    声ポータルセンタが提供する情報を取得するようにした
    移動体通信装置のデータ受信方法において、 ユーザに対して音声で案内するメッセージを文章化した
    文章データを受信するようにしたことを特徴とする移動
    体通信装置のデータ受信方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の移動体通信装置のデー
    タ受信方法において、 受信する前記文章データは、パケットデータ化されてい
    ることを特徴とする移動体通信装置のデータ受信方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の移動体通信装置のデー
    タ受信方法において、 前記文章データ中の所定の単語に対して設定された属性
    情報が、前記文書データとともにパケットデータ化され
    ていることを特徴とする移動体通信装置のデータ受信方
    法。
  7. 【請求項7】 無線通信網を介して音声ポータルセンタ
    と接続され、対話形式にて前記音声ポータルセンタにア
    クセスしその音声ポータルセンタが提供する情報を取得
    するようにした移動体通信装置において、 ユーザが発声した音声を音声認識する音声認識手段と、 前記音声認識手段が認識した音声データを文章化し文章
    データにする文章化手段と、 前記文章化手段が生成した文章データをパケットデータ
    化するパケットデータ生成手段と、 前記パケットデータ生成手段が生成したパケットデータ
    を前記無線通信網を介して前記音声ポータルセンタに送
    信するための送信手段とを備えたことを特徴とする移動
    体通信装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の移動体通信装置におい
    て、 予め用意された予約語とその予約語に対する属性情報を
    記憶した予約語記憶手段と、 前記文章データ中の各単語について、前記予約語記憶手
    段に一致する予約語があるかどうか検索する検索手段
    と、 前記単語と一致する予約語がある時、その単語を文章デ
    ータ中の他の単語と識別する識別子を前記パケットデー
    タに付加すると共に、その単語と一致する予約語に対す
    る前記属性情報を読出し、その属性情報を、その予約語
    と一致した単語の属性情報として前記パケットデータに
    付加する付加手段と、を備えたことを特徴とする移動体
    通信装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の移動体通信装置におい
    て、 前記予約語は位置が特定できる場所であり、属性情報は
    前記場所に対する位置情報であることを特徴とする移動
    体通信装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の移動体通信装置にお
    いて、 前記移動体通信装置は、GPSナビゲーション装置を備
    え、 前記予約語記憶手段は、前記予約語に対する属性情報の
    代わりに前記GPSナビゲーション装置が設定している
    位置情報を指定する指定データを記憶していることを特
    徴とする移動体通信装置。
  11. 【請求項11】 請求項7〜10のいずれか1に記載の
    移動体通信装置において、 前記音声ポータルセンタからのパケットデータが音声出
    力のための文章データを含む時、その文章データを抽出
    し、その抽出した文章データから音声出力のための制御
    信号を生成する音声信号生成手段と、 前記文章データ中に予約語としての単語が含まれる時、
    その単語に対する属性情報を抽出する属性情報抽出手段
    とを備えたことを特徴とする移動体通信装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の移動体通信装置に
    おいて、 前記音声ポータルセンタから移動体通信装置に送信され
    るパケットデータにした文書データは、その音声ポータ
    ルセンタとインターネットを介して接続されたアプリケ
    ーションサービスプロバイダが生成したものであること
    を特徴とする移動体通信装置。
  13. 【請求項13】 請求項11又は12に記載の移動体通
    信装置において、 前記予約語は位置が特定できる場所であり、属性情報は
    前記場所の位置情報であることを特徴とする移動体通信
    装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の移動体通信装置に
    おいて、 前記移動体通信装置は、GPSナビゲーション装置を備
    え、 前記GPSナビゲーション装置にて、前記属性情報抽出
    手段が抽出した前記文章データの予約語としての単語に
    対する位置情報に基づいて、表示部にその位置情報で特
    定できる前記場所を指標することを特徴とする移動体通
    信装置。
  15. 【請求項15】 移動体通信装置が無線通信網を介して
    音声ポータルセンタに接続され、前記移動体通信装置が
    対話形式にて前記音声ポータルセンタにアクセスしその
    音声ポータルセンタが提供する情報を取得するようにし
    た音声ポータルシステムにおいて、 前記移動体通信装置は、 ユーザが発声した音声を音声認識する音声認識手段と、 前記音声認識手段が認識した音声データを文章化し文章
    データにする文章化手段と、 前記文章データを、無線通信網を介して音声ポータルセ
    ンタに送信するためのパケットデータを生成するパケッ
    トデータ生成手段とを備え、 前記音声ポータルセンタは、 前記移動体通信装置から送信されたパケットデータを受
    信しそのパケットデータから文章データを抽出し、その
    文章データに基づいてユーザの音声を意味解析する解析
    手段とを備えたことを特徴とする音声ポータルシステ
    ム。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の音声ポータルシス
    テムにおいて、 前記音声ポータルセンタは、 音声出力のための文章データを作成し、その文章化デー
    タを、無線通信網を介して前記移動体通信装置に送信す
    るためのパケットデータに生成するパケットデータ生成
    手段をを備えたことを特徴とする音声ポータルシステ
    ム。
  17. 【請求項17】 請求項15又は16に記載の音声ポー
    タルシステムにおいて、 前記音声ポータルセンタとインターネットを介して接続
    されたアプリケーションサービスプロバイダを備え、 前記アプリケーションサービスプロバイダは、前記移動
    体通信装置が音声ポータルセンタに送信したパケットデ
    ータにした前記文章化データを受信するようにしたこと
    を特徴とする音声ポータルシステム。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の音声ポータルシス
    テムにおいて、 前記移動体通信装置は、 予め用意された予約語とその予約語に対する属性情報を
    記憶した予約語記憶手段と、 前記文章データ中の各単語について、前記予約語記憶手
    段に一致する予約語があるかどうか検索する検索手段
    と、 前記単語と一致する予約語がある時、その単語を文章デ
    ータ中の他の単語と識別する識別子を前記パケットデー
    タに付加すると共に、その単語と一致する前記予約語に
    対する属性情報を読出し、その属性情報を、その予約語
    と一致した単語の属性情報として前記パケットデータに
    付加する付加手段と、を備え、 前記アプリケーションサービスプロバイダは、その予約
    語に対する属性情報に基づいてパケットデータ中の文書
    データの意味解析してユーザの希望する情報を検索する
    ことを特徴とする音声ポータルシステム。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の音声ポータルシス
    テムにおいて、 前記アプリケーションサービスプロバイダは、 ユーザの希望する情報を検索結果に基づいて音声で知ら
    せるための応答文を生成し、その文書データを、前記音
    声ポータルセンタを介して前記移動体通信装置に送信す
    るためのパケットデータに生成するパケットデータ生成
    手段を備えたことを特徴とする音声ポータルシステム。
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