JP2003209811A - 映像信号処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

映像信号処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

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JP2003209811A
JP2003209811A JP2002007340A JP2002007340A JP2003209811A JP 2003209811 A JP2003209811 A JP 2003209811A JP 2002007340 A JP2002007340 A JP 2002007340A JP 2002007340 A JP2002007340 A JP 2002007340A JP 2003209811 A JP2003209811 A JP 2003209811A
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Masami Tomita
真巳 冨田
Hiroshi Kobayashi
博 小林
Kyoko Fukuda
京子 福田
Masanari Miyata
勝成 宮田
Masashi Ota
正志 太田
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動き補償を施したブロックの境界付近に発生
した画素の不連続を補正する。 【解決手段】 境界補正部6は、横方向に連続して配置
された画素Pb乃至pgを、画素Pb’乃至Pg’に変
換する。具体的には、境界補正の評価値として、ブロッ
クの境界を挟んでいる画素Pdと画素Peの差分Δを算
出し、境界補正の評価値(差分Δ)が所定の閾値以上で
ある場合、境界からの距離に応じて小さくなる所定の係
数を差分Δに乗算した値を、画素Pb乃至pgに対して
減算または加算して、画素Pb’乃至Pg’に変換す
る。例えば、 画素Pb’=Pc−Δ・(1/2)・(2/3)・(2
/3)・(2/3) 画素Pc’=Pc−Δ・(1/2)・(2/3)・(2
/3) 画素Pd’=Pd−Δ・(1/2)・(2/3)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像信号処理装置
および方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、例え
ば、映像信号を構成する画像に対して、ブロック単位で
動き補償処理を施す場合に用いて好適な映像信号処理装
置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、フィールド画像から構成される
インタレース映像信号をフレーム画像から構成されるプ
ログレッシブ画像信号に変換する処理や、MPEG(Moving
Picture Experts Group)方式を用いて映像信号を圧縮符
号化する処理においては、画像に対して動き補償処理が
施される(施されない場合もある)。
【0003】従来の動き補償処理は、画像を所定の領域
(ブロック)に分割する処理、各ブロックの動きベクト
ルを検出する処理、および検出した動きベクトルを用い
て各ブロックの動き補償を行う処理から成る。
【0004】従来の動き補償処理について、図1に示す
インタレース映像信号を構成する連続した2枚のフィー
ルド画像を参照して説明する。なお、図1Aに示すフィ
ールド画像Ft-1は、図1Bに示すフィールド画像Ft
対して1フィールド前のものであり、画像内で物体O
が、背景が異なる左上から右下の方向に移動していると
する。また、画像内の波線は分割されたブロックの境界
を示している。
【0005】動きベクトルを検出する処理は、フィール
ド画像Ftの各ブロックに対し、例えばブロックマッチ
ング法を適用して、フィールド画像Ft-1内の対応する
領域を探索し、対応するブロック対の相対的な位置の差
を各ブロックの動きベクトルを検出する。
【0006】図1の場合、フィールド画像Ftにおける
物体Oを含むブロックbに対しては、フィールド画像F
t-1内のブロックb’が対応するブロックとして検索さ
れ、ブロックbとブロックb’の相対的な位置の差が動
きベクトルとして検出される。
【0007】フィールド画像Ft-1に対する動き補処理
では、図1Cに示すように、物体Oを含むブロックb’
が検出した動きベクトルに従って移動される。なお、物
体Oを含まないブロックに対しては、検出される動きベ
クトルが0であるので動き補償は施されない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図1Cから明らかなよ
うに、物体Oだけが実際に移動しているにも拘わらず、
動き補償はブロック単位で施されるので、物体Oの周囲
の画素も移動されてしまう。これにより、動き補償を施
した画像のブロックの境界付近の画素に信号の不連続が
発生してしまう課題があった。
【0009】また、ブロック単位で動きベクトルを検出
しているので、ブロック内に異なる動きを示す複数の物
体が含まれていた場合にも当該ブロックに対する動きベ
クトルは1つだけ検出(算出)されることになるので、
動き量と異なる補償が施されてしまう課題があった。
【0010】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、動き補償を施したブロックの境界付近に発
生した画素の不連続を補正できるようにすることを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の映像信号処理装
置は、画像を所定のブロックに分割し、各ブロックに対
する動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段と、
動きベクトル検出手段によって検出された動きベクトル
に基づき、画像に対してブロック単位で動き補償を施す
動き補償手段と、動き補償手段によってブロック単位で
動き補償が施された画像のブロックの境界に発生した画
素の不連続を検出する検出手段と、検出手段によって検
出された画素の不連続を補正する補正手段とを含むこと
を特徴とする。
【0012】前記動き補償手段は、動きベクトル検出手
段によって検出された動きベクトルに対応する評価値に
基づき、画像に対してブロック単位で動き補償を施すか
否かを決定するようにすることができる。
【0013】前記検出手段は、動き補償手段の補償結果
に基づき、ブロックの境界に発生した画素の不連続を検
出するようにすることができる。
【0014】前記検出手段は、動き補償手段の補償結果
と、動き補償を施さない場合の結果との比較結果に基づ
き、ブロックの境界に発生した画素の不連続を検出する
ようにすることができる。
【0015】前記検出手段は、ブロックの境界を挟んで
隣接するブロック対に同一の動きベクトルを用いて動き
補償を施した結果に基づき、ブロックの境界に発生した
画素の不連続を検出するようにすることができる。
【0016】本発明の映像信号処理方法は、画像を所定
のブロックに分割し、各ブロックに対する動きベクトル
を検出する動きベクトル検出ステップと、動きベクトル
検出ステップの処理で検出された動きベクトルに基づ
き、画像に対してブロック単位で動き補償を施す動き補
償ステップと、動き補償ステップの処理でブロック単位
で動き補償が施された画像のブロックの境界に発生した
画素の不連続を検出する検出ステップと、検出ステップ
の処理で検出された画素の不連続を補正する補正ステッ
プとを含むことを特徴とする。
【0017】本発明の記録媒体のプログラムは、画像を
所定のブロックに分割し、各ブロックに対する動きベク
トルを検出する動きベクトル検出ステップと、動きベク
トル検出ステップの処理で検出された動きベクトルに基
づき、画像に対してブロック単位で動き補償を施す動き
補償ステップと、動き補償ステップの処理でブロック単
位で動き補償が施された画像のブロックの境界に発生し
た画素の不連続を検出する検出ステップと、検出ステッ
プの処理で検出された画素の不連続を補正する補正ステ
ップとを含むことを特徴とする。
【0018】本発明のプログラムは、画像を所定のブロ
ックに分割し、各ブロックに対する動きベクトルを検出
する動きベクトル検出ステップと、動きベクトル検出ス
テップの処理で検出された動きベクトルに基づき、画像
に対してブロック単位で動き補償を施す動き補償ステッ
プと、動き補償ステップの処理でブロック単位で動き補
償が施された画像のブロックの境界に発生した画素の不
連続を検出する検出ステップと、検出ステップの処理で
検出された画素の不連続を補正する補正ステップとをコ
ンピュータに実行させることを特徴とする。
【0019】本発明の映像信号処理装置および方法、並
びにプログラムにおいては、検出された動きベクトルに
基づき、画像に対してブロック単位で動き補償が施さ
れ、ブロック単位で動き補償が施された画像のブロック
の境界に発生した画素の不連続が検出され、検出された
画素の不連続が補正される。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明を適用した映像信号処理装
置の構成例について、図2を参照して説明する。この映
像信号処理装置1は、入力されるフィールド画像を1フ
ィールド周期だけ遅延するフィールドメモリ2、入力さ
れるフィールド画像Ft-1,Ftにブロックマッチング法
を適用して各ブロックの動きベクトルを検出し、検出し
た各ブロックに対する動きベクトルと、動きベクトルを
検出したときの評価値(フィールド画像Ft-1のブロッ
クと、フィールド画像Ftのブロックとの対応する画素
対の差分値の総和)を動き補償判定部4に出力する動き
ベクトル検出部3、動きベクトル検出部3から入力され
る各ブロックに対応する動きベクトルの評価値に基づい
て、各ブロックに対する動き補償を行うか否かを判定す
る動き補償判定部4、動き補償判定部4の判定結果に対
応して、入力されたフィールド画像Ft-1にブロック単
位の動き補償を施す動き補償部5、動き補償が施された
フィールド画像Ft-1の実際に動き補償が施されたブロ
ックの境界付近に発生する画素の不連続を補正する境界
補正部6、および記録媒体7のプログラムに基づき各部
を制御する制御部8から構成される。
【0021】映像信号処理装置1の動作について説明す
る。映像信号処理装置1においては、インタレース映像
信号を構成するフィールド画像がフィールドメモリ2、
動きベクトル検出部3、動き補償部5に順次入力され
る。フィールドメモリ2では、入力されたフィールド画
像が1フィールド周期だけ遅延されて、動きベクトル検
出部3、および動き補償部5に供給される。
【0022】したがって、映像信号処理装置1に入力さ
れるフィールド画像をFtとすれば、動きベクトル検出
部3および動き補償部5には、連続するフィールド画像
t- 1,Ftが同時に入力されることになる。
【0023】動きベクトル検出部3では、入力されたフ
ィールド画像Ft-1,Ftにブロックマッチング法が適用
されて各ブロックの動きベクトルが検出され、検出され
た各ブロックに対する動きベクトルと、動きベクトルを
検出したときの評価値が動き補償判定部4に出力され
る。
【0024】動き補償判定部4では、動きベクトル検出
部3から入力された各ブロックの動きベクトルの評価値
に基づき、各ブロックに対して動き補償を行うか否かを
判定し、判定結果を動きベクトルとともに動き補償部5
に出力する。具体的には、評価値が所定の評価値以上で
ある場合、動き補償を行うと判定し、反対に、評価値が
所定の評価値未満である場合、動き補償を行わないと判
定する。
【0025】動き補償部5では、動き補償判定部4の判
定結果に対応して、例えば図1Cに示したように、入力
されたフィールド画像Ft-1にブロック単位の動き補償
が施されて境界補正部6に出力される。境界補正部6
は、動き補償が施されたフィールド画像Ft-1のうちの
実際に動き補償が施されたブロックの境界付近に画素信
号の不連続が発生している場合、それを補正する。
【0026】境界補正部6の動作について、図3乃至図
5を参照して説明する。図3は、図1Cに示した動き補
償が施されたフィールド画像Ft-1のうち、実際に動き
補償が施された物体Oを含むブロック付近の拡大図であ
る。図4は、図3に波線で示す領域21内に横方向に配
置された画素Pa乃至phの信号値(輝度、色差信号
等)を示している。画素Pdと画素Peの間にブロック
の境界があり、ここに信号の不連続が存在する。
【0027】境界補正部6は、横方向に連続して配置さ
れた画素Pb乃至pgを、画素Pb’乃至Pg’に変換
する。具体的には、境界補正の評価値として、ブロック
の境界を挟んでいる画素Pdと画素Peの差分Δを算出
し、境界補正の評価値(差分Δ)が所定の閾値以上であ
る場合、次式のように、境界からの距離に応じて小さく
なる所定の係数を差分Δに乗算した値を、画素Pb乃至
pgに対して減算または加算して、画素Pb’乃至P
g’に変換する。 画素Pb’=Pc−Δ・(1/2)・(2/3)・(2/3)・(2/3) 画素Pc’=Pc−Δ・(1/2)・(2/3)・(2/3) 画素Pd’=Pd−Δ・(1/2)・(2/3) 画素Pe’=Pe+Δ・(1/2)・(2/3) 画素Pf’=Pf+Δ・(1/2)・(2/3)・(2/3) 画素Pg’=Pg+Δ・(1/2)・(2/3)・(2/3)・(2/3)
【0028】なお、上式における所定の係数は一例であ
り、他の値を用いるようにしてもよい。また、上述した
ように、ブロックの境界を挟む3画素ずつを補正するこ
とは、補正の一例であって、例えばブロックの境界を挟
む2画素ずつ、あるいは4画素ずつを補正するようにし
てもよい。
【0029】図5は、境界補正部6の処理を説明するフ
ローチャートである。この処理は、図1Cに示したよう
な動き補償が施されたフィールド画像Ft-1の各画素を
順次処理対象として実行される。
【0030】ステップS1において、境界補正部6は、
処理対象である画素がブロックの境界付近の画素(例え
ば、図4に示す画素Pb乃至Pgにように、境界までの
間に存在する画素の数が2以下である画素)であるか否
かを判定する。境界付近の画素であると判定された場
合、処理はステップS2に進む。
【0031】ステップS2において、境界補正部6は、
処理対象である画素の付近に存在する境界が、動き補償
されたブロックの境界であるか否かを判定する。動き補
償されたブロックの境界であると判定された場合、処理
はステップS3に進む。ステップS3において、境界補
正部6は、処理対象である画素の付近に存在する、動き
補正されたブロックの境界で隣接するブロックが、当該
動き補償されたブロックと同一の動きベクトルに基づい
て動き補償されているか否かを判定する。隣接するブロ
ックが、同一の動きベクトルに基づいて動き補償されて
いないと判定された場合、処理はステップS4に進む。
【0032】ステップS4において、境界補正部6は、
処理対象としている画素の付近に存在する境界に対する
境界補正の評価値(境界を挟む画素対の差分Δ)を算出
する。なお、境界補正に対する評価値は、必ずしもステ
ップS4に毎に算出する必要はなく、既に算出されてい
る場合、それを流用すればよい。
【0033】ステップS5において、境界補正部6は、
ステップS4で算出した境界補正の評価値が所定の閾値
以上であるか否かを判定し、境界補正の評価値が所定の
閾値以上であると判定した場合、ステップS6に進む。
ステップS6において、境界補正部6は、図4を参照し
て上述したように、処理対象である画素の信号を変換す
る。
【0034】なお、ステップS1において、境界付近の
画素ではないと判定された場合、ステップS2におい
て、処理対象である画素の付近に存在する境界が、動き
補償されたブロックの境界ではないと判定された場合、
ステップS3において、隣接するブロックが、同一の動
きベクトルに基づいて動き補償されていると判定された
場合、あるいは、ステップS5において、境界補正の評
価値が所定の閾値以上ではないと判定された場合、以降
の処理は実行されずに終了し、この後、次の画素が処理
対象とされて、ステップS1以降の処理が開始されるこ
とになる。以上、境界補正部6による処理の説明を終了
する。
【0035】ところで、境界付近の画素を補正するか否
かの判定に、補償を行わなかった場合の差分や、隣接す
る領域にも同じベクトルで補償を施した場合に補償され
た画素(例えば図4の画素Pw乃至Pz)を利用するこ
ともできる。
【0036】これは画素Pa乃至Pdが動き補償を施さ
ないブロックに属し、画素Pe乃至Phが動き補償を施
したブロックに属する場合、この画素Pe乃至Phの動
き補償を行わなかった場合に、このブロックに属する画
素Pw乃至Pzと比較し、動き補償を施したことによっ
てブロックの境界に不連続が発生したか否かを判定する
ことで、動き補償を施さなかった場合でも不連続がある
場合に補正を行わないようにすることができる。
【0037】また、画素Pa乃至Pdが属するブロック
と、画素Pe乃至Phが属するブロックがそれぞれ異な
る動きベクトルを用いて動き補償された場合、画素Pe
乃至Phが属するブロックの動き補償を、画素Pa乃至
Pdが属するブロックの動き補償に用いた動きベクトル
を用いて補償した場合の画素Pw乃至Pzを用いて同様
の判定を行うようにしてもよい。
【0038】ところで、上述した一連の処理は、ハード
ウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェア
により実行させることもできる。一連の処理をソフトウ
ェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構
成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれ
ているコンピュータ、または、各種のプログラムをイン
ストールすることで、各種の機能を実行することが可能
な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、図2
の記録媒体7などからインストールされる。
【0039】この記録媒体は、コンピュータとは別に、
ユーザにプログラムを提供するために配布される、プロ
グラムが記録されている磁気ディスク(フロッピディス
クを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read O
nly Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、
光磁気ディスク(MD(Mini Disc)を含む)、もしくは
半導体メモリなどよりなるパッケージメディアにより構
成されるだけでなく、コンピュータに予め組み込まれた
状態でユーザに提供される、プログラムが記録されてい
るROMやハードディスクなどで構成される。
【0040】なお、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明の映像信号処理装
置および方法、並びにプログラムによれば、動き補償を
施したブロックの境界付近に発生した画素の不連続を補
正することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の動き補償処理を説明するための図であ
る。
【図2】本発明を適用した映像信号処理装置1の構成例
を示すブロック図である。
【図3】動き補償されたブロックを示す図である。
【図4】境界補正部6の処理を説明するための図であ
る。
【図5】境界補正部6の処理を説明するフローチャート
である。
【符号の説明】
1 映像信号処理装置, 2 フィールドメモリ, 3
動きベクトル検出部, 4 動き補償判定部, 5
動き補償部, 6 境界補正部, 7 制御部, 8
記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福田 京子 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 宮田 勝成 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 太田 正志 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5C059 MA00 NN01 NN28 PP04 PP16 PP25 PP26 TA61 TB08 TC12 TC33 TC42 TD05 TD12 UA02 5C063 AA07 BA04 BA12 CA11 5J064 AA01 BA13 BB04 BC01 BC14 BC29 BC30 BD03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号を構成する画像に対し、ブロッ
    ク単位で動き補償を施す映像信号処理装置において、 前記画像を所定のブロックに分割し、各ブロックに対す
    る動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段と、 前記動きベクトル検出手段によって検出された前記動き
    ベクトルに基づき、前記画像に対して前記ブロック単位
    で動き補償を施す動き補償手段と、 前記動き補償手段によってブロック単位で動き補償が施
    された前記画像の前記ブロックの境界に発生した画素の
    不連続を検出する検出手段と、 前記検出手段によって検出された前記画素の不連続を補
    正する補正手段とを含むことを特徴とする映像信号処理
    装置。
  2. 【請求項2】 動き補償手段は、前記動きベクトル検出
    手段によって検出された前記動きベクトルに対応する評
    価値に基づき、前記画像に対して前記ブロック単位で動
    き補償を施すか否かを決定することを特徴とする請求項
    1に記載の映像信号処理装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、前記動き補償手段の補
    償結果に基づき、前記ブロックの前記境界に発生した画
    素の不連続を検出することを特徴とする請求項1に記載
    の映像信号処理装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、前記動き補償手段の補
    償結果と、動き補償を施さない場合の結果との比較結果
    に基づき、前記ブロックの前記境界に発生した画素の不
    連続を検出することを特徴とする請求項1に記載の映像
    信号処理装置。
  5. 【請求項5】 前記検出手段は、前記ブロックの前記境
    界を挟んで隣接するブロック対に同一の動きベクトルを
    用いて動き補償を施した結果に基づき、前記ブロックの
    前記境界に発生した画素の不連続を検出することを特徴
    とする請求項1に記載の映像信号処理装置。
  6. 【請求項6】 映像信号を構成する画像に対し、ブロッ
    ク単位で動き補償を施す映像信号処理装置の映像信号処
    理方法において、 前記画像を所定のブロックに分割し、各ブロックに対す
    る動きベクトルを検出する動きベクトル検出ステップ
    と、 前記動きベクトル検出ステップの処理で検出された前記
    動きベクトルに基づき、前記画像に対して前記ブロック
    単位で動き補償を施す動き補償ステップと、 前記動き補償ステップの処理でブロック単位で動き補償
    が施された前記画像の前記ブロックの境界に発生した画
    素の不連続を検出する検出ステップと、 前記検出ステップの処理で検出された前記画素の不連続
    を補正する補正ステップとを含むことを特徴とする映像
    信号処理方法。
  7. 【請求項7】 映像信号を構成する画像に対し、ブロッ
    ク単位で動き補償を施すためのプログラムであって、 前記画像を所定のブロックに分割し、各ブロックに対す
    る動きベクトルを検出する動きベクトル検出ステップ
    と、 前記動きベクトル検出ステップの処理で検出された前記
    動きベクトルに基づき、前記画像に対して前記ブロック
    単位で動き補償を施す動き補償ステップと、 前記動き補償ステップの処理でブロック単位で動き補償
    が施された前記画像の前記ブロックの境界に発生した画
    素の不連続を検出する検出ステップと、 前記検出ステップの処理で検出された前記画素の不連続
    を補正する補正ステップとを含むことを特徴とするコン
    ピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている
    記録媒体。
  8. 【請求項8】 映像信号を構成する画像に対し、ブロッ
    ク単位で動き補償を施すコンピュータに、 前記画像を所定のブロックに分割し、各ブロックに対す
    る動きベクトルを検出する動きベクトル検出ステップ
    と、 前記動きベクトル検出ステップの処理で検出された前記
    動きベクトルに基づき、前記画像に対して前記ブロック
    単位で動き補償を施す動き補償ステップと、 前記動き補償ステップの処理でブロック単位で動き補償
    が施された前記画像の前記ブロックの境界に発生した画
    素の不連続を検出する検出ステップと、 前記検出ステップの処理で検出された前記画素の不連続
    を補正する補正ステップとを実行させるプログラム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013054750A1 (ja) * 2011-10-14 2013-04-18 ソニー株式会社 画像処理装置および方法、プログラム、並びに記録媒体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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