JP2003209608A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2003209608A
JP2003209608A JP2002006426A JP2002006426A JP2003209608A JP 2003209608 A JP2003209608 A JP 2003209608A JP 2002006426 A JP2002006426 A JP 2002006426A JP 2002006426 A JP2002006426 A JP 2002006426A JP 2003209608 A JP2003209608 A JP 2003209608A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子メールを送信する際の操作を簡略化でき、
既存のキーを利用して、様々なメールを簡単に送信する
ことのできる通信端末装置を提供する。 【解決手段】キー入力部35に設けられた各種操作キー
の中の任意のキーをメール登録キーとして選択して、そ
の選択されたキーと電子メールとを対応付けてメモリ部
26のテーブル26aに記憶しておく。そして、上記メ
ール登録キーとして選択されたキーが押下されたとき
に、制御部21はテーブル26aから当該キーに対応し
た電子メールを読み出して画面上に表示する。これによ
り、その都度、各キーを押下して所望の文字を入力しな
がら電子メールを作成して送信するといった面倒な操作
を不要として、メール送信までの操作を簡略化して電子
メールを簡単に送信できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールを送受
信する機能を備えた携帯電話機等の通信端末装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年の携帯電話機の普及に伴い、電子メ
ールの送受信機能を備えた携帯電話機が一般的になって
きた。現状、携帯電話機の利用に対する課金は、音声通
信に比べてデータ通信の方が安価である。そのため、用
件、連絡、報告、出来事および話題等を相手に伝える簡
便な手段として、電子メールを積極的に利用する傾向が
ある。
【0003】ところで、携帯電話機では、1つのキーに
複数の文字や制御を割り当てることでキーの総数を削減
して小型化および軽量化を図っている。携帯電話機が備
えるキーには、大きく分けて文字キーと制御キーの2種
類がある。文字キーとは、数字・平仮名・英字・記号等
の文字を入力するキーである。通常、1つの文字キーに
は、複数の文字が割り当てられている。制御キーとは、
文字キー以外のキーである。制御キーの主な用途は、通
信の発信や着信、携帯電話機が備える各種機能の選択、
文字キーによって入力された平仮名を漢字に変換する等
の制御である。1つの制御キーには、一般的に複数の制
御が割り当てられている。1つの制御キーに複数の制御
を割り当てる場合は、制御キーを押下する時間の長短に
基づいて、所望の制御を実行する方法が用いられてい
る。また、1つの文字キーに複数の文字を割り当てる場
合は、制御キーで数字・平仮名・英字・記号等の入力モ
ードを切り替え、文字キーの押下を繰り返すことで、所
望の文字を入力する方法が用いられている。
【0004】携帯電話機では、キーボードのように文字
入力を容易とする入力デバイスを備えることができない
ため、電子メールを送信する場合に、上述した文字キー
や制御キーなどの各種操作用のキーを繰り返し押下し
て、電子メールの宛先や件名、本文に関する入力を行う
必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の携帯電話機では、電子メールを送信する度に、限られ
た数の文字キーや制御キーを繰り返し押下して、宛先や
件名、本文を入力するといった面倒な操作が必要があっ
た。このため、電子メールの作成から送信するまでに時
間や手間がかかる問題があった。このような問題は、携
帯電話機に限らず、PDA(Personal Digital Assista
nt)など、キー数の少ない端末で電子メールを送信する
場合での共通の問題である。
【0006】なお、特開2001−268173号公報
には、予め送り先と内容が決められたメールを特定メー
ルとしてメモリに記憶しておき、特定のキーが押下され
た際に上記メモリから読み出して送信することが開示さ
れている。しかしながら、上記公報では、特定メール送
信用としてのキーを既存のキーとは別に新たに設けてお
く必要があり、しかも、そのような固定的なキーを用い
るのでは、送信可能なメールの数も限られてしまうなど
の問題がある。
【0007】本発明は上記のような点に鑑みなされたも
ので、電子メールを送信する際の操作を簡略化でき、既
存のキーを利用して、様々なメールを簡単に送信するこ
とのできる通信端末装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子メールを
送受信する機能を備えた通信端末装置であって、各種操
作用に設けられた複数のキーと、これらのキーのうちの
少なくとも1つのキーをメール登録用として選択するキ
ー選択手段と、予め作成された電子メールを上記キー選
択手段によって選択されたキーに対応付けて記憶する記
憶手段と、上記メール登録用として選択されたキーの押
下に伴い、上記記憶手段から当該キーに対応した電子メ
ールを送信対象として読み出す制御手段とを具備して構
成される。
【0009】このような構成によれば、操作用に設けら
れた複数のキーの中の任意のキーに電子メールを登録し
ておくことができ、当該キーを押下するだけで、上記電
子メールを読み出して送信することができる。
【0010】また、本発明は、電子メールを送受信する
機能を備えた通信端末装置であって、各種操作用に設け
られた複数のキーと、これらのキーのうちの少なくとも
1つのキーをメール登録用として選択するキー選択手段
と、予め作成された電子メールに送信日時を指定する送
信日時指定手段と、この送信日時指定手段によって送信
日時が指定された電子メールを上記キー選択手段によっ
て選択されたキーに対応付けて記憶する記憶手段と、上
記メール登録用として選択されたキーの押下に伴い、当
該キーが押下されたときの日時に基づいて上記記憶手段
から該当する電子メールを送信対象として読み出す制御
手段とを具備して構成される。
【0011】このような構成によれば、操作用に設けら
れた複数のキーの中の任意のキーに送信日時が指定され
た電子メールを登録しておくことができ、当該キーを押
下したときの日時に基づいて、該当する電子メールを読
み出して送信することができる。
【0012】また、本発明は、電子メールを送受信する
機能を備えた通信端末装置であって、各種操作用に設け
られた複数のキーと、これらのキーのうちの少なくとも
1つのキーをメール登録用として選択するキー選択手段
と、予め作成された電子メールに送信目的を指定する送
信目的指定手段と、この送信目的指定手段によって送信
目的が指定された電子メールを上記キー選択手段によっ
て選択されたキーに対応付けて記憶する記憶手段と、予
め送信目的に応じた定型文が登録されたデータベース
と、上記メール登録用として選択されたキーの押下に伴
い、上記記憶手段から当該キーに対応した電子メールを
送信対象として読み出すと共に、その電子メールに指定
された送信目的に応じた定型文を上記データベースから
読み出して上記電子メールの所定項目に挿入する制御手
段とを具備して構成される。
【0013】このような構成によれば、操作用に設けら
れた複数のキーの中の任意のキーに送信目的が指定され
た電子メールを登録しておくことができ、当該キーが押
下されたときにデータベースから送信目的に応じた定型
文を読み出して上記電子メールの所定項目に挿入して送
信することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態について説明する。
【0015】以後の説明において、「QM」とはQui
ck Mailの略称であり、本発明の実施形態によっ
て送信する電子メールを意味する。QMには、電子メー
ルを構成する宛先(アドレス)、件名(タイトル)、本
文(内容)の各項目のうちの少なくとも1つが含まれ
る。QMには、宛先、件名、本文のいずれかに関する情
報が予め記述されていることを除いて、ユーザが送信の
都度に作成する電子メールと同じである。また、ここで
言う電子メールとは、インターネットや専用回線などを
含むネットワークを利用して端末間でやり取りされる文
字メッセージのことである。
【0016】(第1の実施形態)図1は本発明の通信端
末装置として用いられる携帯電話機の外観構成図であ
る。この携帯電話機は、音声通信機能のほかに、テレビ
ジョン電話通信等のマルチメディア通信機能、メール送
受信機能、Web閲覧機能、電話帳機能、電子手帳機能
を有したもので、その筐体前面パネルには送話器として
のマイクロホン31、受話器としてのスピーカ32、液
晶表示器(LCD)34、キー入力部35が配設されて
いる。また、筐体上部には、伸縮可能なアンテナ11及
びカメラ33が取着されている。このカメラ33は、C
MOS又はCCD等の固体撮像素子を採用したもので、
静止画像又は動画像を撮像可能である。さらに筐体背面
部には、電源部用の装着部が設けられており、この装着
部にはバッテリパックを構成する電源部が着脱自在に装
着される。
【0017】上記キー入力部35は、文字キー351と
制御キー352とから構成される。文字キー351は、
数字・平仮名・英字・記号等の文字を入力するキーであ
り、電話番号の入力やメッセージの入力に用いられる。
1つの文字キー351には複数の文字が割り当てられて
いる。例えば、数字の「1」キーには「あ」行の平仮名
文字などが割り当てられ、「2」キーには「か」行の平
仮名文字や「A」、「B」、「C」の英文字などが割り
当てられている。制御キー352は、文字キー以外のキ
ーであり、電源をON/OFFするための電源キー35
3、電話の発信やメールの送信を指示するための発信キ
ー354、LCD画面に表示されたメニューなどを選択
するための左右上下のカーソールキー355、携帯電話
機が備える各種機能を選択するための機能キー356、
選択項目を確定するための確定キー357などを含む。
1つの制御キー352には、一般的に複数の制御が割り
当てられている。1つの制御キー352に複数の制御を
割り当てる場合は、制御キー352を押下する時間の長
短に基づいて、所望の制御を実行する方法が用いられて
いる。また、1つの文字キー351に複数の文字を割り
当てる場合は、制御キー352で数字・平仮名・英字・
記号等の入力モードを切り替え、文字キー351の押下
を繰り返すことで、所望の文字を入力する方法が用いら
れている。
【0018】図2は携帯電話機の回路構成を示すブロッ
ク図であり、この携帯電話機は無線部1と、ベースバン
ド部2と、入出力部3と、電源部4とから構成される。
【0019】図2において、図示しない基地局から無線
チャネルを介して到来した無線周波信号は、アンテナ1
1で受信された後、アンテナ共用器(DUP)12を介
して受信回路(RX)13に入力される。受信回路13
は、高周波増幅器、周波数変換器及び復調器を備える。
そして、上記無線信号を低雑音増幅器で低雑音増幅した
後、周波数変換器において周波数シンセサイザ(SY
N)14から発生された受信局部発振信号とミキシング
して受信中間周波信号又は受信ベースバンド信号に周波
数変換し、その出力信号を復調器でディジタル復調す
る。復調方式としては、例えばQPSK方式に対応した
直交復調方式と、拡散符号を使用したスペクトラム逆拡
散方式が用いられる。なお、上記周波数シンセサイザ1
4から発生される受信局部発振信号周波数は、ベースバ
ンド部2に設けられた主制御部21から指示される。
【0020】上記復調器から出力された復調パケットは
ベースバンド部2に入力される。ベースバンド部2は、
主制御部21と、多重分離部22と、音声符号復号部
(以後、音声信号処理モジュールと称す)23と、マル
チメディア処理部24と、LCD制御部25と、メモリ
部26とを備えている。
【0021】上記復調パケットは、主制御部21から多
重分離部22に供給される。多重分離部22は、例えば
ITU-T H.223により規定されるMUX-PDUと呼ばれるパケッ
トの多重分離処理を行う。すなわち、受信時には、復調
パケットに含まれる音声データと画像データと制御デー
タとを、ヘッダの内容に従い分離する。このうち音声デ
ータは音声信号処理モジュール23に供給され、例えば
AMR(Adaptive Multi Rate)等の音声符号復号方式
により復号される。そして、この復号処理により伸張さ
れたディジタル音声信号は、図示しないディジタル/ア
ナログ変換器(以後、D/A変換器と称す)によりアナ
ログ音声信号に変換された後、入出力部3のスピーカ3
2から拡声出力される。
【0022】これに対し画像データは、マルチメディア
処理部24に供給され、ここで画像復号処理される。画
像符号化復号方式には例えばMPEG4(Moving Pictu
re Experts Group 4)が用いられる。そして、この復号
処理により伸張された画像信号は、LCD制御部25を
介して入出力部3のLCD34に供給されて表示され
る。
【0023】なお、LCD34には、主制御部21から
出力される静止画像データ、電話帳データや送受信履歴
データ、自端末の動作状態を表す種々情報等も表示され
る。自端末の動作状態を表す情報には、例えば受信品質
を表す情報やバッテリの残量を表す情報等が含まれる。
【0024】一方、入出力部3のマイクロホン31から
出力されたユーザの送話音声信号は、ベースバンド部2
の音声信号処理モジュール23に入力され、ここでAM
R方式等により音声符号化されたのち多重分離部22に
入力される。また、カメラ(CAM)33から出力され
た画像信号は、ベースバンド部2のマルチメディア処理
部24に入力され、ここでMPEG-4に従い画像符号化処理
が施されて上記多重分離部22に入力される。多重分離
部22は、上記符号化された音声データ及び画像データ
と、図示しないデータ通信部により生成された制御デー
タとを、ITU-TH.223に従い多重化して送信パケット(MU
X-PDU)を作成する。この多重分離部22で作成された
送信パケットは、主制御部21から無線部1の送信回路
(TX)15に入力される。
【0025】送信回路15は、変調器、周波数変換器及
び送信電力増幅器を備える。上記送信データは、変調器
でディジタル変調された後、周波数変換器により周波数
シンセサイザ14から発生された送信局部発振信号とミ
キシングされて無線周波信号に周波数変換される。変調
方式としては、QPSK方式及び拡散符号使用するスペ
クトラム拡散方式が用いられる。そして、この生成され
た送信無線周波信号は、送信電力増幅器で所定の送信レ
ベルに増幅された後、アンテナ共用器12を介してアン
テナ11に供給され、このアンテナ11から図示しない
基地局に向け送信される。
【0026】なお、電源部4には、リチウムイオン電池
等のバッテリ41と、このバッテリ41を商用電源出力
(AC100V)をもとに充電するための充電回路42
と、電圧生成回路(PS)43とが設けられている。電
圧生成回路43は、例えばDC/DCコンバータからな
り、バッテリ41の出力電圧をもとに所定の電源電圧V
ccを生成する。
【0027】また、入出力部3には、操作時及び通信時
にLCD34及びキー入力部35を照明するための照明
器36が設けられている。この照明器36は、例えばバ
ックライト又はイルミネーションと呼ばれる。
【0028】メモリ部26には、ユーザが選択したキー
に対応したQMを保存しておくためのテーブル26a
と、目的別の定型文が登録されたデータベース26b
(図14参照)が設けられている。
【0029】主制御部21は、マイクロプロセッサ、R
OM及びRAM等からなる内部メモリを備えたもので、
無線チャネルの接続制御や通信リンク確立後の通信制御
等、通常の制御機能に加えて、この発明に係わる制御機
能として、QMの登録に関する処理を行うQM登録機能
21aと、キーの押下に伴い、該当するQMを選択して
読み出すQM選択機能21bと、このQM選択機能21
bにより読み出されたQMの送信処理を行うQM送信機
能21cとを備える。また、日時管理部27は、日付や
時刻を管理している。
【0030】以下に、本発明の第1の実施形態における
携帯電話機の動作について、(a)QMの登録処理と、
(b)QMの選択・送信処理に分けて説明する。
【0031】(a)QMの登録処理 図3は本発明の第1の実施形態における携帯電話機のQ
M登録処理の動作を示すフローチャートである。
【0032】まず、ユーザは所定の操作によりQM登録
モードを設定する(ステップA11)。このQM登録モ
ードの設定は、例えばキー入力部35の制御キー352
に含まれる機能キー356を押下するなどの所定の操作
により行う。続いて、キー入力部35上の文字キー35
1及び制御キー352の中で任意のキーを押下してQM
登録用のキーを選択する(ステップA12)。この場
合、QMを登録するキーは、1つ以上の任意の文字キー
351や制御キー352を単独で用いても良く、1つ以
上の任意の文字キー351や制御キー352を組み合わ
せて用いても良い。さらに、限られたキーを有効活用す
るため、キーを押下する時間の長短を組み合わせて用い
ても良い。
【0033】図5にQMを登録するキーの選択例につい
て示す。図中の例およびは、m個(m≧1)の任意
の文字キー351またはn個(n≧1)の任意の制御キ
ー352を単独で用いる例である。QMを送信する場合
は、m個の文字キー351またはn個の制御キー352
を順次押下することにより、所望のQMを選択すれば良
い。この場合、文字キー351は音声通信時に電話番号
の入力にも用いるので、電話番号の入力とQMの送信を
区別するために、m番目の文字キー351を比較的長い
時間押下した場合にQMの送信であると判断しても良
い。
【0034】また、例およびは、m個の任意の文字
キー351とn個の任意の制御キー352を組み合わせ
て用いる例である。QMを送信する場合は、m個の文字
キー351を順次押下した後でn個の制御キー352を
順次押下するか、n個の制御キー352を順次押下した
後でm個の文字キー351を順次押下することにより、
所望のQMを選択すれば良い。例およびの場合も、
キーを押下する時間の長短を組み合わせて用いても良
い。
【0035】上記のように、QMをキーに登録する方法
は、種々変形して実地することが可能である。また、ユ
ーザの利便性を考えた場合、QMの選択で必要となるキ
ーを押下する回数は少ない方が望ましい。さらに、登録
されたQMを任意に変更・削除できることが望ましい。
【0036】QM登録用のキーを選択した後、ユーザが
確定キー357を押下すると、制御部21はそのキーを
認識することにより(ステップA13)、メモリ部26
に設けられたテーブル26aを参照して当該キーに対し
てQMを登録可能か否かを判断する(ステップA1
4)。既に同じキーにQMが登録されている場合には登
録不可とする。登録不可の場合には(ステップA14の
No)、制御部21は当該キーに登録されているQMを
破棄可能か否かを判断する(ステップA15)。破棄で
きない場合には(ステップA15のNo)、ここでの処
理を終了する。QMを破壊可能であるか否かはユーザか
らの指示に従うものとする。すなわち、例えば「既にQ
Mが登録済みです。破棄しますか?」といったようなメ
ッセージを表示することにより、ユーザから破棄を許可
する指示がキー入力部35を通じて入力された場合には
破棄可能と判断する。
【0037】なお、上記ステップA13において、ユー
ザが機能キー356を押下することで制御部21が選択
されたキーを認識するようにしても良い。このように、
選択されたキーを認識する方法は種々変形して実施する
ことができる。
【0038】上記ステップA14にてユーザが選択した
キーにQMを登録可能であった場合あるいは上記ステッ
プA15にて既存のQMを破棄可能であれば、制御部2
1は図6に示すようなメール作成画面51を表示してユ
ーザにQMの入力を促す(ステップA16)。このメー
ル作成画面51には、「宛先(TO)」、「件名(Su
bject)」、「本文(Message)」といった
3つの項目51a〜51cが設けられている。ユーザは
カーソールキー355を操作して、これらの項目51a
〜51cのうちの少なくとも1つの項目を選択してQM
の入力を行う。なお、「宛先」に「CC(Carbon Cop
y)」や「BCC(Blind Carbon Copy)」を含めても良
い。図6では、QMの「件名」として「これから帰る」
といった文章を入力した例が示されている。
【0039】制御部21は上記メール作成画面51にて
入力されたQMを上記ステップA12にてユーザが選択
したキーに対応付けて図7のようにメモリ部26のテー
ブル26aに記憶する(ステップA17)。図7では、
文字キー351である数字の「1」キーに対して「宛
先」:「アドレス1」、「件名」:「これから帰る」と
いったQMを登録した例と、「2」キーに対して「宛
先」:「アドレス1」、「件名」:「遅くなる」といっ
たQMを登録した例が示されている。
【0040】なお、上記ステップA15にて既存のQM
を破棄可能であると判断された場合には同じキーに新た
なQMが上書きされることになる。また、図7の例で
は、QMの「宛先」と「件名」を登録した場合を示して
いるが、「本文」を含め全ての項目についてQMの登録
を行っておくことや、いずれか1つの項目についてQM
の登録を行うことでも良い。
【0041】(b)QMの選択・送信処理 図4は本発明の第1の実施形態における携帯電話機のQ
M選択・送信処理の動作を示すフローチャートである。
【0042】ユーザによりキー入力部35上のキーが押
下される(ステップB11)、制御部21はその押下さ
れたキーを認識する(ステップB12)。なお、上記ス
テップA13を含めキーの認識には、一般的に知られて
いるキー入力解析が用いられる。ここで、制御部21は
メモリ部26に設けられたテーブル26aを参照して当
該キーにQMが登録されているか否かを判断する(ステ
ップB13)。QMの登録がない場合は(ステップB1
3のNo)、ここでの処理を終了する。その際に、例え
ば「このキーにはQMが登録されていません」といった
ようなメッセージを表示することにより、QMが登録さ
れていない旨をユーザに通知しても良い。
【0043】QMが登録されていた場合には(ステップ
B13のYes)、制御部21は当該キーに対応したQ
Mをメモリ部26のテーブル26aから読み出し(ステ
ップB14)、そのQMを画面上に表示する(ステップ
B15)。例えば、図7に示すような登録がなされてい
る場合には、「1」キーの押下により「宛先」:「アド
レス1」、「件名」:「これから帰る」といったQMが
表示されることになり、ユーザは同画面上にてQMの
「本文」を必要に応じて入力すれば良い。
【0044】ここで、ユーザが発信キー354の押下に
よりメール送信を指示すると(ステップB16のYe
s)、制御部21は上記画面上に表示されたQMの送信
処理を行う(ステップB17)。この送信処理では、携
帯電話機同士で電子メールをやり取りするためのSMS
(Short Message Service)や、インターネットを介し
て電子メールをやり取りするためのSMTP(Simple M
ail Transfer Protocol)などの所定の通信プロトコル
に従って無線部1経由でQMを相手先へ送信する。な
お、QMは必要な情報が予め記載されていることを除い
て、ユーザが送信の都度に作成する通常の電子メールと
差異はない。つまり、QM登録用に選択されたキーの押
下によってテーブル26aから読み出したQMを通常の
方法で送信すれば良い。
【0045】このように、第1の実施形態によれば、任
意のキーに電子メールを登録しておくことで、そのキー
を押下するだけで電子メールを簡単に送信することがで
きる。これにより、送信の度に各項目に関し複数のキー
を何度も押下して所望の文字を入力するといった手間が
省け、メール送信までの手順を簡略化することができ
る。また、既存のキーに電子メールを任意に登録するこ
とができるため、メール送信のための専用のキーを新た
に追加することはなく、しかも、文字キー351や制御
キー352の組み合わせるなどして多数の電子メールを
登録しておくことが可能であり、用途に応じて様々な電
子メールの送信を簡単なキー操作で実現できる。
【0046】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について説明する。
【0047】電子メールは、日時に関連した用件や連絡
を相手に伝える手段として用いることが多々ある。例え
ば、日常的には起床時や就寝時の挨拶、出発時や到着時
の連絡、約束の確認や変更を伝えること等である。この
ような場合の電子メールには、ある程度決まった内容を
「件名」や「本文」を記載することが通例である。例え
ば、起床時には“おはよう”、就寝時には“おやすみ”
のような内容を「件名」や「本文」に記載することが多
い。また、約束の場所に到着した場合は“着きまし
た”、遅参する場合は“遅れます”のような内容を「件
名」や「本文」に記載することが多い。
【0048】そこで、本発明の第2の実施形態では、図
5に示した例乃至のキーに複数のQMを登録できる
ようにし、日時に基づいて最適なQMを選択する処理を
加えることで、上記のような日時に関連した電子メール
を必要最小限の操作で送信する。
【0049】以下に、本発明の第2の実施形態における
携帯電話機の動作について、(a)QMの登録処理と、
(b)QMの選択・送信処理に分けて説明する。
【0050】(a)QMの登録処理 図8は本発明の第2の実施形態における携帯電話機のQ
M登録処理の動作を示すフローチャートである。
【0051】上記第1の実施形態と同様に、まず、ユー
ザは所定の操作によりQM登録モードを設定する(ステ
ップC11)。この後、制御部21は、図10に示すよ
うな「日時」の項目52aを有する日時指定画面52を
表示してユーザにQMの送信日時を指定させる(ステッ
プC12)。なお、ここではQMの送信日時を指定する
構成としているが、時間帯を指定できるようにしても良
い。例えば、起床時に「おはよう」といったQMを送信
する場合は、日時として「7:00」あるいは時間帯と
して「6:00〜8:00」を指定すれば良い。図10
では、「日時」として「7:00」を指定した例が示さ
れている。
【0052】続いて、ユーザはキー入力部35上の文字
キー351及び制御キー352の中で任意のキーを押下
してQM登録用のキーを選択する(ステップC13)。
QM登録用のキーを選択した後、ユーザが確定キー35
7を押下すると、制御部21はそのキーを認識すること
により(ステップC14)、メモリ部26に設けられた
テーブル26aを参照して当該キーに日時に関連したQ
Mを登録可能か否かを判断する(ステップC15)。既
に同じキーに同一日時あるいは時間帯のQMが登録され
ている場合には登録不可とする。登録不可の場合には
(ステップC15のNo)、制御部21は当該キーに登
録されているQMを破棄可能か否かを判断する(ステッ
プC16)。破棄できない場合には(ステップC16の
No)、ここでの処理を終了する。上記第1の実施形態
と同様にQMを破壊可能であるか否かはユーザからの指
示に従うものとする。また、上記第1の実施形態で述べ
たように、選択されたキーを認識する方法は種々変形し
て実施することができる。
【0053】ここで、上記ステップC15にてユーザが
選択したキーに日時に関連したQMを登録可能であった
場合あるいは上記ステップC16にて既存のQMを破棄
可能であれば、制御部21は上記第1の実施形態と同様
に図6に示すようなメール作成画面51を表示してユー
ザにQMの入力を促す(ステップC17)。
【0054】制御部21は上記メール作成画面51と上
記日時指定画面52にて入力されたQMとそのQMを送
信する日時を上記ステップC13にてユーザが選択した
キーに対応付けて図11のようにメモリ部26のテーブ
ル26aに記憶する(ステップC18)。図11では、
文字キー351である数字の「1」キー+「2」キーに
対して、「宛先」:「アドレス1」、「件名」:「おは
よう」といったQMを「7:00」に送信する場合の登
録例と、同じキーに対して「宛先」:「アドレス1」、
「件名」:「おおすみ」といったQMを「23:00」
に送信する場合の登録例が示されている。
【0055】なお、上記ステップC15にて既存のQM
を破棄可能であると判断された場合には同じキーに新た
なQMが上書きされることになる。また、図11の例で
は、QMの「宛先」と「件名」を登録した場合を示して
いるが、「本文」を含め全ての項目についてQMの登録
を行うことや、いずれか1つの項目についてQMの登録
を行うようにしても良い。
【0056】また、ユーザが選択したキーに登録可能な
QMの数は、携帯電話機の仕様として任意の値を定める
ようにしても良い。この場合は、上記ステップC14で
は予め定められた登録数の範囲内で日時に関する複数の
QMを登録可能であるか否かを判断すれば良い。また、
登録可能なQMの数をキーの種類に応じて変えるように
しても良い。
【0057】また、上記の例では、QMの送信日時を指
定する日時指定画面52を用いるようにしたが、図6の
メール作成画面51に日時を指定する項目を付加し、こ
の画面を用いて上記ステップC12で日時の指定を行う
ようにしても良い。
【0058】(b)QMの選択・送信処理 図9は本発明の第2の実施形態における携帯電話機のQ
M選択・送信処理の動作を示すフローチャートである。
【0059】上記第1の実施形態と同様に、ユーザによ
りキー入力部35上のキーが押下されると(ステップD
11)、制御部21はその押下されたキーを認識するこ
とにより(ステップD12)、メモリ部26に設けられ
たテーブル26aを参照して当該キーにQMが登録され
ているか否かを判断し(ステップD13)、QMの登録
がない場合はその旨をメッセージ表示するなどして、こ
こでの処理を終了する。
【0060】QMが登録されていた場合には(ステップ
D13のYes)、制御部21は制御部21は当該キー
に対応したQMをメモリ部26のテーブル26aから読
み出す。その際に、日時管理部27から現在日時を取得
し(ステップD14)、現在日時と指定日時との時差が
最小のQMをテーブル26aから読み出す(ステップD
15)。例えば、図11のようなQMの登録がなされて
いる場合において、ユーザがQM登録キー(「1」キー
+「2」キー)を押下したときの日時が「7:00」前
後であれば、テーブル26aから「宛先」:「アドレス
1」、「件名」:「おはよう」といったQMを読み出
し、「23:00」前後であれば、テーブル26aから
「宛先」:「アドレス1」、「件名」:「おやすみ」と
いったQMを読み出す。
【0061】なお、現在日時と指定日時との時差の許容
範囲を設定しておくことで、その許容範囲を越えるもの
は対象外とするようにしても良い。例えば、時差の許容
範囲を1時間として設定した場合には、図11の例でユ
ーザがQM登録キーを押下したときの日時が「8:0
0」であった場合に該当なしとする。この場合、該当す
るQMがない旨をユーザに通知することが望ましい。さ
らに、該当するQMが複数存在した場合には、その一覧
を表示してユーザに所望のQMを選択させるようにして
も良い。
【0062】このようにして、QM登録キーの押下に伴
い日時に関連したQMをテーブル26aから読み出す
と、制御部21はその読み出したQMを画面上に表示す
る(ステップD16)。例えば、図11に示すような登
録がなされている場合には、「7:00」前後に「1」
キー+「2」キーが押下されたときに「宛先」:「アド
レス1」、「件名」:「おはよう」といったQMが表示
されることになり、ユーザは同画面上にてQMの「本
文」を必要に応じて入力すれば良い。そして、ユーザが
発信キー354の押下によりメール送信を指示すると
(ステップD17のYes)、制御部21は上記画面上
に表示されたQMの送信処理を行う(ステップD1
8)。
【0063】このように、第2の実施形態によれば、例
えば起床時や就寝時の挨拶のように、日時に関連した電
子メールを送信する場合に、その都度、複数のキーを何
度も押下して所望の文字を入力しながら電子メールを作
成して送信するといった面倒な操作を必要とせず、所定
のキーを押下するだけで、そのときの日時に対応した電
子メールを簡単に送ることができる。
【0064】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態について説明する。
【0065】上記第1及び第2の実施形態では、必要に
応じて宛先、件名、本文を記載した電子メールをQMと
して登録するようにしたが、本発明の第3の実施形態で
は、目的別の電子メールを送信する際に、「件名」や
「本文」の一部を自動的に記載する方法について説明す
る。
【0066】図14は本発明の第3の実施形態で用いら
れるデータベースの構成を示す図である。メモリ部26
には件名や本文の一部として利用される定型文が登録さ
れたデータベース(DB)26bを備える。このデータ
ベース26bは、QMを送信する「目的」と「日時」
と、件名や本文に記載する「内容」を項目として備え
る。「目的」としては、「挨拶」、「待ち合わせ」、
「確認」などがあり、「挨拶」には予め決められた日時
に対応させて挨拶用の定型文が登録されている。ここで
は、「7:00」に「おはよう」、「12:00」に
「こんにちは」、「21:00」に「おやすみ」といっ
た定型文が登録された例が示されている。なお、上記挨
拶用の定型文を送る時間は固定化されているが、これを
ユーザが任意に変更できるようにしても良い。
【0067】また、「待ち合わせ」には基準時刻αと、
その基準時刻αから指定時間βを減算した時刻α−β、
基準時刻αに指定時間γを加算した時刻α+γのそれぞ
れに対応させて待ち合わせ用の定型文が登録されてい
る。上記α、β、γはユーザが任意に指定でき、ここで
は、基準時刻αに「到着しました」、時刻α−βに「出
発します」、時刻α+γに「遅れます」といった定型文
が登録された例が示されている。また、「確認」にはx
月y日に対応させて確認用の定型文が登録されている。
上記x、yはユーザが任意に指定でき、ここではx月y
日に「今日は(*)の日です」といった定型文が登録さ
れている。(*)はユーザが任意に編集する部分であ
る。
【0068】なお、図2に示した制御部21には、上記
データベース26bの各項目を編集・保存・変更・削除
するデータベース(DB)管理機能21dを備える。
【0069】以下に、本発明の第3の実施形態における
携帯電話機の動作について、(a)QMの登録処理と、
(b)QMの選択・送信処理に分けて説明する。
【0070】(a)QMの登録処理 図12は本発明の第3の実施形態における携帯電話機の
QM登録処理の動作を示すフローチャートである。
【0071】上記第1の実施形態と同様に、まず、ユー
ザは所定の操作によりQM登録モードを設定する(ステ
ップE11)。この後、制御部21は、図15に示すよ
うな「目的」項目53a及び「日時」項目53bを有す
る目的/日時指定画面53を表示してユーザにQMを送
信する目的(挨拶、待ち合わせ、確認)や日時を指定さ
せる(ステップE12)。なお、「目的」として「挨
拶」を指定した場合には時間が予め決められているた
め、送信日時の指定は不要であり、「目的」として「待
ち合わせ」あるいは「確認」を指定した場合にその送信
日時を指定する。この場合、「待ち合わせ」であれば、
例えばα=12:00、β=2時間、γ=30分といっ
たように指定する。「確認」であれば、例えばx=12
月,y=24日といったように指定する。
【0072】続いて、ユーザはキー入力部35上の文字
キー351及び制御キー352の中で任意のキーを押下
してQM登録用のキーを選択する(ステップE13)。
QM登録用のキーを選択した後、ユーザが確定キー35
7を押下すると、制御部21はそのキーを認識すること
により(ステップE14)、メモリ部26に設けられた
テーブル26aを参照して当該キーに目的別のQMを登
録可能か否かを判断する(ステップE15)。既に同じ
キーに同一目的のQMが登録されている場合には登録不
可とする。登録不可の場合には(ステップE15のN
o)、制御部21は当該キーに登録されているQMを破
棄可能か否かを判断する(ステップE16)。破棄でき
ない場合には(ステップE16のNo)、ここでの処理
を終了する。上記第1の実施形態と同様にQMを破壊可
能であるか否かはユーザからの指示に従うものとする。
また、上記第1の実施形態で述べたように、選択された
キーを認識する方法は種々変形して実施することができ
る。
【0073】ここで、上記ステップE15にてユーザが
選択したキーに目的別のQMを登録可能であった場合あ
るいは上記ステップE16にて既存のQMを破棄可能で
あれば、制御部21は上記第1の実施形態と同様に図6
に示すようなメール作成画面51を表示してユーザにQ
Mの入力を促す(ステップE17)。
【0074】制御部21は上記メール作成画面51と上
記目的/日時指定画面53にて入力されたQMとそのQ
Mの目的や送信日時を上記ステップE13にてユーザが
選択したキーに対応付けて図16のようにメモリ部26
のテーブル26aに記憶する(ステップE18)。な
お、第3の実施形態では、件名あるいは本文の一部を自
動的に記載するので、QMに必要となる情報としては少
なくとも宛先を入力すれば良い。図16では、文字キー
351である数字の「1」キー+記号の「*」キーに対
して「挨拶」用のQMを「アドレス1」に送信する場合
の登録例と、「2」キー+「*」キーに対して「待ち合
わせ」用のQMをα=12:00、β=2時間、γ=3
0分として「アドレス2」に送信する場合の登録例が示
されている。
【0075】なお、同一の目的に対して複数の日時を指
定するようにしても良い。また、目的別に選択可能なキ
ーを予め決めておくようにしても良い。例えば、キー1
は挨拶用、キー2は待ち合わせ用、キー3は確認用とし
て決めておけば、目的の指定は不要であり、キー1が選
択された場合にユーザが入力したQMを挨拶用としてテ
ーブル26aに登録することができる。
【0076】また、上記の例では、QMの送信目的と送
信日時を指定する目的/日時指定画面53を用いるよう
にしたが、図6のメール作成画面51にて目的を指定す
る項目や日時を指定する項目を付加して、この画面を用
いることにより上記ステップE12で目的、日時を指定
するようにしても良い。
【0077】QMに日時を指定する方法、目的を指定す
る方法、さらにQMをキーに登録する方法は種々変形し
て実施することができる。
【0078】(b)QMの選択・送信処理 図13は本発明の第3の実施形態における携帯電話機の
QM選択・送信処理の動作を示すフローチャートであ
る。
【0079】上記第1の実施形態と同様に、ユーザによ
りキー入力部35上のキーが押下されると(ステップF
11)、制御部21はその押下されたキーを認識するこ
とにより(ステップF12)、メモリ部26に設けられ
たテーブル26aを参照して当該キーにQMが登録され
ているか否かを判断し(ステップF13)、QMの登録
がない場合はその旨をメッセージ表示するなどして、こ
こでの処理を終了する。
【0080】QMが登録されていた場合には(ステップ
F13のYes)、制御部21は制御部21は当該キー
に対応したQMをメモリ部26のテーブル26aから読
み出すと共に(ステップF14)、そのQMの目的と日
時に基づいてデータベース26bから件名や本文の一部
となる内容を読み出してQMに挿入した後(ステップF
15)、そのQMを画面上に表示する(ステップF1
6)。例えば、テーブル26aから読み出したQMの目
的が「挨拶」であった場合には、そのときの日時が7:
00前後であれば、図14に示すデータベース26bか
ら「おはよう」を読み出し、これを件名あるいは本文の
一部としてQMに挿入する。
【0081】また、QMの目的が「待ち合わせ」であっ
た場合には、そのときの日時とα、α−β、α+γを比
較し、時差が最小の内容をデータベース26bから読み
出して件名あるいは本文の一部としてQMに挿入すれば
良い。すなわち、α=12:00、β=2時間、γ=3
0分といったように指定されていたとする。この場合、
キーの押下によりQMを10:00前後に送信する場合
は「出発します」、12:00前後に送信する場合は
「到着しました」、12:30前後に送信する場合は
「遅れます」をデータベース26bから読み出し、件名
あるいは本文の一部としてQMに挿入する。
【0082】さらに、例えば誕生日などの特定の月日に
QMを送信する場合には、x,yで指定された月日と一
致する内容をデータベース26bから読み出し、件名あ
るいは本文の一部としてQMに挿入する。この場合、定
型文の(*)の部分についてはユーザが任意に編集す
る。
【0083】なお、データベース26bから読み出した
内容は、QMの件名と本文の両方に挿入しても良いし、
どちらか一方に挿入しても良く、その設定をユーザが選
択できるようにして良い。また、データベース26bか
ら読み出した内容は、ユーザが必要に応じて編集するこ
とができる。上記のように、QMの件名や本文の一部に
自動的に記載した内容は種々変形することができる。
【0084】ここで、ユーザが発信キー354の押下に
よりメール送信を指示すると(ステップF17のYe
s)、制御部21は上記画面上に表示されたQMの送信
処理を行う(ステップF18)。
【0085】このように、第3の実施形態によれば、例
えば挨拶、待ち合わせ、確認といっように、目的に応じ
た電子メールを送信する場合に、ユーザがその都度目的
別の電子メールを作成しなくとも、所定のキーを押下す
るだけで、データベース26bからそのときの目的に応
じた定型文を読み出して電子メールの所定項目(「件
名」や「本文」)に自動挿入して簡単に送ることができ
る。
【0086】なお、上記第1乃至第3の実施形態におい
て記載した手法は、コンピュータに実行させることので
きるプログラムとして、例えば磁気ディスク(フレキシ
ブルディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD
−ROM、DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に
書き込んで各種装置に適用したり、そのプログラム自体
をネットワーク等の伝送媒体により伝送して各種装置に
適用することも可能である。本装置を実現するコンピュ
ータは、記録媒体に記録されたプログラムあるいは伝送
媒体を介して提供されたプログラムを読み込み、このプ
ログラムによって動作が制御されることにより、上述し
た処理を実行する。
【0087】また、上記プログラムで実行される処理の
一部は、オペレーティングシステムやネットワークプロ
トコルスタック等のミドルウェアが実行しても良い。ま
た、上記記録媒体は、装置本体と独立した媒体に限ら
ず、装置に内蔵された記憶部も含まれる。また、上記記
録媒体は1つに限らず、複数の記録媒体から上記プログ
ラムが実行されても良く、これらの記録媒体の形態はど
のような構成であっても良い。
【0088】また、図2に示した制御部21は、記録媒
体に記録されたプログラムに基づいて各実施形態におけ
る処理を実行可能なものを総称しており、マイクロコン
ピュータやDSP(Digital Signal Processor)等が含
まれるものであり、制御部21としては何れの構成であ
っても良い。
【0089】また、上記第1乃至第3の実施形態におい
て、各フローチャートで示した処理手順は必ずしもこれ
に限定されるものではなく、例えば図3、図8、図12
のQM登録処理において、QMの作成(入力)を行った
後、そのQMを登録するべきキーの選択を行うようにし
ても良い。
【0090】また、上記第3の実施形態で用いられるデ
ータベース26bの構成についても図14の構成に限る
ものではなく、例えば必要に応じて新たな項目を加えて
も良い。
【0091】要するに、本発明は上記各実施形態に限定
されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しな
い範囲で種々に変形することが可能である。さらに、上
記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開
示される複数の構成要件における適宜な組み合わせによ
り種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態で示さ
れる全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、
「発明が解決しようとする課題」で述べた効果が解決で
き、「発明の効果」の欄で述べられている効果が得られ
る場合には、この構成要件が削除された構成が発明とし
て抽出され得る。
【0092】また、本発明は携帯電話機に限らず、例え
ばパーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital
Assistant)など、電子メールを送受信する機能を備え
た通信端末の全てに適用可能である。
【0093】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、各種操作
用に設けられた各キーの中の任意のキーに電子メールを
登録しておけば、電子メールを送信する度に、複数のキ
ーを何度も押下して所望の文字を入力しながら電子メー
ルを作成して送信するといった面倒な操作を必要とせ
ず、当該キーを押下するだけで電子メールを送信するこ
とができる。したがって、電子メールを送信するまでの
手順を簡略化でき、ユーザの入力操作の手間を省いて電
子メールを簡単に送信することができる。また、既存の
キーに電子メールを任意に登録することができるため、
メール送信のための専用のキーを新たに追加することは
なく、しかも、文字キーや制御キーを組み合わせるなど
して多数の電子メールを登録しておくことが可能であ
り、用途に応じて様々な電子メールの送信を簡単なキー
操作で実現できる。
【0094】また、電子メールに送信日時を指定してお
けば、ユーザがその都度日時に関連した電子メールを作
成しなくとも、所定のキーを押下するだけで、そのとき
の日時に対応した電子メールを簡単に送ることができ
る。
【0095】また、電子メールに送信目的を指定してお
けば、ユーザがその都度目的別の電子メールを作成しな
くとも、所定のキーを押下するだけで、データベースか
らそのときの目的に応じた定型文を読み出して電子メー
ルの所定項目に自動挿入して簡単に送ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信端末装置として用いられる携帯電
話機の外観構成図。
【図2】上記携帯電話機の回路構成を示すブロック図。
【図3】本発明の第1の実施形態における携帯電話機の
QM登録処理の動作を示すフローチャート。
【図4】本発明の第1の実施形態における携帯電話機の
QM選択・送信処理の動作を示すフローチャート。
【図5】QMを登録するキーの選択例を示す図。
【図6】本発明の第1の実施形態におけるメール作成画
面の構成を示す図。
【図7】本発明の第1の実施形態におけるテーブルの内
容を示す図。
【図8】本発明の第2の実施形態における携帯電話機の
QM登録処理の動作を示すフローチャート。
【図9】本発明の第2の実施形態における携帯電話機の
QM選択・送信処理の動作を示すフローチャート。
【図10】本発明の第2の実施形態における日時指定画
面の構成を示す図。
【図11】本発明の第2の実施形態におけるテーブルの
内容を示す図。
【図12】本発明の第3の実施形態における携帯電話機
のQM登録処理の動作を示すフローチャート。
【図13】本発明の第3の実施形態における携帯電話機
のQM選択・送信処理の動作を示すフローチャート。
【図14】本発明の第3の実施形態におけるデータベー
スの構成を示す図。
【図15】本発明の第3の実施形態における目的/日時
指定画面の構成を示す図。
【図16】本発明の第3の実施形態におけるテーブルの
構成を示す図。
【符号の説明】
1…無線部 2…ベースバンド部 3…入出力部 4…電源部 21…主制御部 21a…QM登録機能 21b…QM選択機能 21c…QM送信機能 21d…DB管理機能 26…メモリ部 26a…テーブル 26b…データベース 34…液晶表示器(LCD) 35…キー入力部 351…文字キー 352…制御キー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メールを送受信する機能を備えた通
    信端末装置であって、 各種操作用に設けられた複数のキーと、 これらのキーのうちの少なくとも1つのキーをメール登
    録用として選択するキー選択手段と、 予め作成された電子メールを上記キー選択手段によって
    選択されたキーに対応付けて記憶する記憶手段と、 上記メール登録用として選択されたキーの押下に伴い、
    上記記憶手段から当該キーに対応した電子メールを送信
    対象として読み出す制御手段とを具備したことを特徴と
    する通信端末装置。
  2. 【請求項2】 電子メールを送受信する機能を備えた通
    信端末装置であって、 各種操作用に設けられた複数のキーと、 これらのキーのうちの少なくとも1つのキーをメール登
    録用として選択するキー選択手段と、 予め作成された電子メールに送信日時を指定する送信日
    時指定手段と、 この送信日時指定手段によって送信日時が指定された電
    子メールを上記キー選択手段によって選択されたキーに
    対応付けて記憶する記憶手段と、 上記メール登録用として選択されたキーの押下に伴い、
    当該キーが押下されたときの日時に基づいて上記記憶手
    段から該当する電子メールを送信対象として読み出す制
    御手段とを具備したことを特徴とする通信端末装置。
  3. 【請求項3】 上記記憶手段には、同じキーに対して送
    信日時の異なる複数の電子メールが記憶されており、 上記制御手段は、当該キーが押下されたときの日時と上
    記記憶手段に記憶された各電子メールの送信日時とを比
    較し、両者の時差が最小となる電子メールを送信対象と
    して読み出すことを特徴とする請求項2記載の通信端末
    装置。
  4. 【請求項4】 電子メールを送受信する機能を備えた通
    信端末装置であって、 各種操作用に設けられた複数のキーと、 これらのキーのうちの少なくとも1つのキーをメール登
    録用として選択するキー選択手段と、 予め作成された電子メールに送信目的を指定する送信目
    的指定手段と、 この送信目的指定手段によって送信目的が指定された電
    子メールを上記キー選択手段によって選択されたキーに
    対応付けて記憶する記憶手段と、 予め送信目的に応じた定型文が登録されたデータベース
    と、 上記メール登録用として選択されたキーの押下に伴い、
    上記記憶手段から当該キーに対応した電子メールを送信
    対象として読み出すと共に、その電子メールに指定され
    た送信目的に応じた定型文を上記データベースから読み
    出して上記電子メールの所定項目に挿入する制御手段と
    を具備したことを特徴とする通信端末装置。
  5. 【請求項5】 上記データベースに登録された定型文に
    は送信日時が特定されており、 上記制御手段は、上記メール登録用として選択されたキ
    ーが押下されたときの日時に基づいて上記データベース
    から該当する定型文を読み出して上記電子メールの所定
    項目に挿入することを特徴とする請求項4記載の通信端
    末装置。
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