JP2003208470A - 医療保険の資格確認装置及び資格確認方法 - Google Patents

医療保険の資格確認装置及び資格確認方法

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JP2003208470A
JP2003208470A JP2002007515A JP2002007515A JP2003208470A JP 2003208470 A JP2003208470 A JP 2003208470A JP 2002007515 A JP2002007515 A JP 2002007515A JP 2002007515 A JP2002007515 A JP 2002007515A JP 2003208470 A JP2003208470 A JP 2003208470A
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JP2002007515A
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Eiji Niwa
英二 丹羽
Takeshi Oriide
武志 折出
Kuniaki Minami
邦明 南
Shigeyuki Fujiwara
茂之 藤原
Masaki Kobayashi
正樹 小林
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 診療を受ける患者が保険の資格を有している
か否かを確実に、かつ、迅速に確認できるようにする。 【解決手段】 医療保険の資格の有無を確認するための
資格確認装置41であって、保険者が自己の被保険者の
情報を登録する更新用サーバ44と、医療機関が患者の
保険資格を確認するための確認用サーバ43と、資格確
認装置41の管理・運営用の稼動管理装置42とを備
え、認証手段65,75により認証を行った医療機関、
保険者のみに、資格の確認や、被保険者の情報の登録を
許可するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、患者の医療保険を
確認する資格確認装置、及び、資格確認方法に関する。
【0002】
【従来の技術】病気や怪我をした患者は、医療機関で治
療を受けたり、医薬品の提供を受けたりする。ここで、
患者が、医療保険に加入している者(被保険者)、若し
くは、その扶養者(被扶養者)である場合には、医療保
険を利用した診療を受けることが可能であり、被保険者
若しくはその扶養者は医療費の全額を負担するのではな
く、医療保険の種類などによってあらかじめ決められて
いる割合を医療費に乗じた金額である一部負担金を支払
うことになる。そして、残りの医療費は、被保険者が加
入している保険者から支払われる。
【0003】このような医療保険システムの概要を図1
4に示す。医療機関101とは、病院、一般診療所、歯
科診療所などであり、地方社会保険事務局などの許認可
機関105に保険医療機関認可の申請を行い、保険医療
機関としての認定を受けたものである。保険者103と
は、市町村や、社会保険庁、保険組合、共済組合などで
あり、地方厚生局などの許認可機関106に保険者認可
を申請し、保険者としての認定を受けた団体である。支
払処理機構102とは、医療機関101と保険者103
との間を仲介し、診療報酬明細書の内容の審査や、集
計、集金作業などを行っており、公的な機関である支払
基金などがこれに相当する。
【0004】被保険者は、あらかじめ医療保険の資格取
得の届けを提出し、保険者103から被保険者証の配布
を受ける必要がある。また、被保険者は月ごとに所定の
保険料を保険者103に支払っている。そして、被保険
者、又は、被扶養者が、入手した被保険者証を持参する
と、医療機関101において医療保険を利用した保険診
療を受けることができるようになる。医療機関101
は、提示された被保険者証から必要な情報を記録し、診
療内容などと共に診療報酬明細書を作成する。この診療
報酬明細書に基づいて残りの医療費の請求を、支払処理
機構102を介して保険者103に行う。保険者103
は、被保険者からの保険料、及び、国などからの負担金
・補助金から請求された医療費の支払いを行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、被保険
者証を有する患者を医療保険の資格を有する者として診
療を行うため、医療機関101は、資格を喪失している
にもかかわらず被保険者証を提示する人や、診療を受け
ている途中で医療保険の資格を喪失したことを確認する
ことは容易ではなく、資格を有しない者に医療保険で診
療を行う可能性があった。そのような場合は保険者から
医療費を回収できないという問題が発生する。したがっ
て、本発明の主たる目的は、診療を受ける患者が保険の
資格を有しているか否かを確実に、かつ、迅速に確認で
きるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めの手段としては、患者の保険資格を確認する資格確認
センタを設けることがあげられる。資格確認センタに
は、保険者から登録された被保険者の情報がデータベー
ス化された資格確認装置が備えられる。医療機関は資格
確認装置にアクセスして、患者の医療保険の資格確認を
行う。この際には、資格確認装置へのアクセスを管理す
るために医療機関の認証を行う。この認証は医療機関に
ついてのデータベースに登録されている情報と、医療機
関から送信された医療機関自身を特定する情報とが一致
するか否かにより行う。また、保険者からのアクセスに
対しても認証作業を行う。この認証は保険者についての
データベースに登録されている情報と、保険者から送信
された保険者自身を特定する情報とが一致するか否かに
より行う。なお、資格確認装置にデータのトラフィック
量などの統計データを取得する機能や、医療機関などが
接続テストを行うための機能を付加すると、システム全
体の安定性をさらに向上できる。
【0007】
【発明の実施の形態】〔第一実施形態〕本発明の第一実
施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図
1は本実施形態における医療保険システムを説明する構
成図である。図2は医療機関が使用する資格確認装置の
構成を示し、図3は保険者が使用する被保険者登録装置
の構成を示している。また、図4は資格確認センタで使
用される資格確認装置の構成を示している。
【0008】(医療保険システム)図1に示すように、
患者である被保険者、あるいは、被保険者の家族(被扶
養者)が医療機関1で保険診療を受けると、一部を除い
た医療費が支払処理機構2を介して保険者3に請求され
る。保険者3は、請求された医療費を被保険者から収め
られた保険料などから支払処理機構2を介して医療機関
1に支払う。本実施形態においては、被保険者、被扶養
者についての情報を保有する資格確認センタ4が設立さ
れており、医療機関1は、診療ごと、患者ごとに保険資
格の有無を確認することが可能になっている。なお、資
格確認センタ4は、被保険者などの情報を更新するため
に保険者3と接続可能に構成されている。また、情報管
理を適切に行うために、医療機関1や保険者3からの接
続に一定の認証を与えており、このために許認可機関
5,6から医療機関1の情報や、保険者3の情報を入手
し、登録している。
【0009】(医療機関)ここで、このような医療保険
システムにおける医療機関1について図1及び図2を用
いて説明する。図1に示すように医療機関1は、病院、
一般診療所、歯科診療所などであり、これに調剤薬局を
含んでも良い。このような医療機関1は、資格確認セン
タ4と通信接続可能なコンピュータである確認要求装置
11を備えている。図2の構成図に示すように確認要求
装置11は、主制御装置12と、入出力装置13と、記
憶装置14と、通信制御装置15と、外部記憶装置16
とがシステムバスで接続された構成を示している。
【0010】主制御装置12は、CPU(Central Proc
essing Unit)やRAM(Random Access Memory)など
から構成され、確認要求装置11の全体を統括的に制御
している。入出力装置13は、カード読取装置13a
や、キーボード、マウス、モニタ、プリンタなどがI/
O(Input/Output)装置を介して接続されている。記
憶装置14は、プログラムや、データを保存しておくた
めに用いられ、ハードディスクなどから構成されてい
る。通信制御装置15は、モデムなどから構成され、T
CP/IP(Transport Control Protocol/Internet P
rotocol)で通信を行う機能を有している。外部記憶装
置16は、フレキシブルディスクなどの記録媒体にデー
タを出力するために用いられる。
【0011】主制御装置12において展開・起動される
手段(プログラム)は、データ管理手段18、認証・確
認要求手段19があげられる。データ管理手段18は、
被保険者証や、カルテなどに記載されている情報から診
療報酬明細書(レセプト)を作成するための手段であ
る。認証・確認要求手段19は、資格確認センタ4に接
続するための医療機関1自身の認証を要求する際、及
び、資格確認センタ4に接続した状態で患者の保険資格
の確認を要求する際に用いられる手段である。記憶装置
14は、確認要求装置11を稼動させるプログラムや、
作成したレセプトの電子データであるレセプトデータ1
4aが保存されている。このレセプトデータ14aは、
一定期間ごとに医療報酬の請求のために支払処理機構2
に送られる。
【0012】入出力装置13に含まれるカード読取装置
13aは、被保険者証が被保険者や被扶養者の情報を電
気的、又は、磁気的に記録、あるいは、文字表示したカ
ード(被保険者カード)である場合に、そのようなカー
ドから情報を読み取るための装置である。また、資格確
認センタ4へのアクセス権を有する医療機関1であるこ
とを示す機関認証カードに記録されている情報を読み取
るためにも用いられる。このような装置の例としては、
公知のカードリーダや、光学式文字読取装置があげられ
る。なお、機関認証カードに記録される情報としては、
医療機関1の医療機関コード、名称、後に詳細を説明す
る資格確認センタ4への本登録、仮登録の区分があげら
れる。
【0013】(保険者)図1に示す保険者3は、市町村
や、社会保険庁、保険組合、共済組合などである。この
ような保険者3は、資格確認センタ4と通信接続可能な
コンピュータである被保険者登録装置31を備えてい
る。被保険者登録装置31は、図3の構成図に示すよう
に主制御装置32と、入出力装置33と、記憶装置34
と、通信制御装置35と、外部記憶装置36とがシステ
ムバスで接続された構成を示している。
【0014】主制御装置32は、CPUやRAMなどか
ら構成され、被保険者登録装置31の全体を統括的に制
御している。入出力装置33は、カード読取装置33a
や、カード発行装置33b、キーボード、マウス、モニ
タ、プリンタなどがI/O装置を介して接続されてい
る。記憶装置34は、プログラムや、データを保存して
おくために用いられ、ハードディスクなどから構成され
ている。通信制御装置35は、モデムなどから構成さ
れ、TCP/IPで通信を行う機能を有している。外部
記憶装置36は、フレキシブルディスクなどの記録媒体
にデータを出力するために用いられる。
【0015】主制御装置32において展開・起動される
手段(プログラム)は、データ管理手段38、認証要求
手段39があげられる。データ管理手段38は、被保険
者、被扶養者の情報を資格センタ4に登録する際に用い
られる手段である。認証要求手段39は、資格確認セン
タ4に接続するために保険者3自身の認証を要求する際
に用いる手段である。記憶装置34には、その保険者3
に加入している被保険者についての情報が格納される被
保険者DB(Data Base)34aが構築されている。
【0016】入出力装置33に含まれるカード読取装置
33aは、資格確認センタ4から保険者3に発行される
保険者認証カードの情報を読み取るために用いられ、医
療機関1の確認要求装置11のカード読取装置13aと
同様の構成を有している。また、カード発行装置33b
は、被保険者カードを発行するための装置である。被保
険者カードは、保険番号、記号番号、被保険者・被扶養
者の氏名、保険者3などの情報が記録されたICカード
などであり、被保険者、及び、被扶養者に一枚ずつ配布
される。保険者認証カードは、保険者3の保険者コー
ド、名称、後に詳細を説明する資格確認センタ4への本
登録、仮登録の区分などの情報が記録されたICカード
などである。なお、以降の説明において被保険者証は被
保険者カードとして説明する。
【0017】(資格確認センタ)図1に示す資格確認セ
ンタ4は、患者の保険資格の確認と、資格確認センタ4
にアクセスする医療機関1や保険者3の確認、及び、ア
クセス管理のための認証カードの発行などを行う。この
ため、これらの処理が可能なコンピュータを含んで構成
された資格確認装置41を備えている。図4の構成図に
示すように、資格確認装置41は、患者の保険資格を確
認するためのコンピュータである確認用サーバ43と、
資格確認用の情報を更新する更新用サーバ44と、シス
テム全体の管理・運営のためのコンピュータである稼動
管理装置42とをLAN(Local Area Network)接続
し、かつ、ルータ45を介して医療機関1などからアク
セス可能に構成したことを特徴としている。この資格確
認装置41において医療機関1からのデータは、一般通
信網からルータ45を経て、LAN接続されている確認
用サーバ43に主に受け渡される。また、保険者3から
のデータは、前記と同様に一般通信網からルータ45を
経て、LAN接続されている更新用サーバ44に主に受
け渡される。
【0018】稼動管理装置42は、主制御装置51と、
第一記憶装置52と、モニタ53、カード発行装置54
などの入出力装置と、通信制御装置55とを含んで構成
されている。主制御装置51は、稼動管理装置42を統
括して制御するものであり、OSや、統計処理手段57
などのプログラムが起動・展開している。統計処理手段
57とは、後に説明する統計DB56の構築、及び、統
計DB56から所定のデータを抽出し、必要に応じて一
覧表や、分布表を作成するなどの所定の加工を施して出
力するために用いられる。カード発行装置54は、医療
機関1や保険者3の認証カードを発行するための装置で
ある。認証カードを発行するとは、認証ガードがICカ
ードである場合に、ICに所定の情報を書き込むことを
いい、認証カード自体に文字が記録される場合には、所
定の情報をカード表面に印刷、または、刻印することを
いう。第一記憶装置52は、資格確認装置41のために
用いられるプログラムや、データが記憶されている。
【0019】ここで、資格確認装置41のために用いら
れるプログラムとは、システム管理、並びに、環境設定
を提供するOSや、各種ドライバソフトなどである。第
一記憶装置52に記録されるデータとしては、医療機関
1や保険者3からのアクセスの記録や、送受信されるデ
ータの容量、及び、送受信時刻があげられ、このような
データから統計DB56が構築されている。
【0020】統計DB56は、主に、稼動管理装置42
及び確認用サーバ43並びに更新用サーバ44について
の時間帯ごとのアクセス頻度及びトラフィック量、医療
機関1ごとの認証・確認作業、及び、保険者3ごとの更
新作業についての件数とその結果が蓄積される。このよ
うな情報は、資格確認装置41にかかる負荷の確認や、
将来の負荷を予測するために用いられる。なお、統計処
理手段57が作成した時間帯ごとのアクセス量などの統
計データは、資格確認センタ4が管理・運営するインタ
ーネット上のサイトから医療機関1や、保険者3が閲覧
可能にしても良い。
【0021】確認用サーバ43は、主制御装置61と、
第二記憶装置62と、通信制御装置63とを含んで構成
されている。このような確認用サーバ43は、負荷を分
散するために複数設けられている。主制御装置61は、
OSや、データ管理手段64、認証手段65、確認手段
66といった各種の手段(プログラム)が展開・起動す
ることで確認用サーバ43を統括して制御する。データ
管理手段64は、第二記憶装置62のデータベースの情
報を登録・更新したり、送信用のデータを作成したりす
る。認証手段65は、医療機関1の認証を行うために用
いられ、確認手段66は、被保険者の資格を確認するた
めに用いられる。第二記憶装置62は、確認用サーバ4
3を稼動するための各種プログラムが記憶されると共
に、図5に示すようなシステム配布管理用DB81、事
前接続確認用DB82、資格確認認証DB83、医療機
関DB84、及び、医療機関認証DB85が構築されて
いる。
【0022】図5に示すシステム配布管理用DB81
は、医療機関1のコンピュータを確認要求装置11(図
2参照)として機能させるためのプログラムが保存され
ている。資格確認装置41のセキュリティの維持・向上
の観点からプログラムのバージョンアップ(更新)が行
われた場合には、このシステム配布管理用DB81に新
しいプログラムがアップロードされると共に、医療機関
1にその旨が通知される。バージョンアップの通知を受
けた医療機関1は、確認用サーバ43にアクセスしてF
TP(File Transfer Protocol)を用いてプログラムを
ダウンロードする。なお、保険者3のコンピュータを被
保険者登録装置31(図3参照)として機能させるため
のプログラムの更新についても、同様にシステム配布管
理用DB81にアップロードすることができる。
【0023】事前接続確認用DB82は、医療機関1の
新規登録、登録事項の変更を行う際に、医療機関1と資
格確認センタ4との間で接続テストを行うために用いる
データが管理されている。このようなデータとしては、
接続テストを行う医療機関1について登録されているデ
ータ、及び、資格確認のテストに使用する架空の被保険
者についてのダミーデータがあげられる。
【0024】資格確認認証DB83は、図6に示すよう
に、被保険者番号83a、記号番号83b、性別83
c、生年月日83d、資格取得年月日83e、資格喪失
年月日83f、本人家族コード83g、識別コード83
hから構成されている。ここで被保険者番号83aと
は、保険者3が被保険者に対して付与した番号であり、
被保険者カードに記載などされているデータである。性
別83c、生年月日83d、及び、本人家族コード83
gは、患者を特定するためのデータである。なお、本人
家族コード83gとは、例えば、「01」が被保険者本
人、「02」が配偶者、「11」が長男など、あらかじ
め続柄に対して割り振られたコードである。資格取得年
月日83eは、医療保険に加入して資格を取得した日で
あり、退職などにより資格を喪失した場合には資格喪失
年月日83fにその日付が登録される。識別コード83
hは、被保険者カードの更新の有無、保険料の滞納など
についての情報がコード化されて登録される。また、こ
れに被保険者の住所を加えても良い。
【0025】医療機関DB84は、図7に示すように、
医療機関1に付与された医療機関コード84aと、医療
機関1の名称84bや、所在地84c、診療種別84
d、登録日84eから構成されている。登録日84eを
除く残りのデータは、図1に示す許認可機関5から入手
したデータに基づいて登録される。登録日84eは、資
格確認センタ4がその医療機関1について接続テストが
終了して本登録した日付である。
【0026】医療機関認証DB85は、資格確認センタ
4が本登録を行い、かつ、その後に登録を失っていない
医療機関1についての情報から構築されており、医療機
関コード84aなどの医療機関DB84に登録されてい
る情報に加えて、機関認証カードのカードIDと、医療
機関1について登録されたパスワードから構築されてい
る。また、医療機関認証DB85には、事前接続に成功
しているか否かを判断するための認証可否データも登録
することが望ましい。
【0027】図4に示すように更新用サーバ44は、主
制御装置71と、第三記憶装置72と、通信制御装置7
3とを含んで構成されており、このような更新用サーバ
44は負荷を分散するために複数設けられている。主制
御装置71は、更新用サーバ44を統括して制御するも
のであり、OSや、データを管理するための手段である
データ管理手段74、保険者3を認証するための認証手
段75が起動・展開している。第三記憶装置72は、更
新用サーバ44を稼動するための各種プログラムが記憶
されると共に、図8に示す事前接続確認用DB86と、
被保険者資格確認DB87と、保険者DB88と、保険
者認証DB89とが構築されている。
【0028】事前接続確認用DB86は、保険者3の新
規登録、登録事項の変更を行う際に、保険者3と資格確
認センタ4との間で接続テストを行う際に用いるデータ
が管理されている。このようなデータとしては、接続テ
ストを行う保険者3について登録されているデータ、及
び、被保険者の情報を試験的に登録するためのダミーの
データベースがあげられる。
【0029】被保険者資格確認DB87は、保険者3
が、自己の医療保険に加入している被保険者について、
氏名、被保険者番号、記号番号、性別、生年月日、住
所、資格取得年月日、資格喪失年月日、本人家族コー
ド、識別コードの情報を登録したものである。このう
ち、被保険者番号、記号番号、性別、生年月日、住所、
資格取得年月日、資格喪失年月日、本人家族コード、識
別コードは、前記した資格確認認証DB83に反映され
る。
【0030】保険者DB88は、図9に示すように、保
険者3に付与された保険者コード88aと、保険者3の
名称88b、所在地88c、保険者種別88d、登録日
88eから構成されている。登録日88eを除く残りの
データは、図1に示す許認可機関6から入手したデータ
に基づいて登録される。登録日88eは、資格確認セン
タ4がその保険者3について接続テストが終了して本登
録した日付である。
【0031】保険者認証DB89は、資格確認センタ4
が本登録を行い、かつ、その後に登録を失っていない保
険者3についての情報から構築されており、保険者コー
ド88aなどの保険者DB88に登録された情報、及
び、保険者認証カードのカードID、保険者3について
登録されたパスワードから構築されている。また、保険
者認証DB89には、事前接続に成功しているか否かを
判断するための認証可否データも含むことが望ましい。
【0032】(医療機関又は保険者の登録)まず、医療
機関1の登録処理を図10のフローチャートに従って説
明する。資格確認センタ4に新規に登録を希望する医療
機関1は、資格確認センタ4が用意する申請書に所定事
項を記載して送信する。資格確認センタ4は、この申請
書を受け付けたら(ステップS1)、申請書に記載され
ている医療機関1の名称などと、許認可機関5から入手
した情報に基づいて医療機関DB84に登録したデータ
とを比較して、両者が一致したら、この申請書を承認す
る(ステップS2)。
【0033】申請書を承認したら仮登録を行う(ステッ
プS3)。仮登録とは、確認用サーバ43のデータ管理
手段64が第二記憶装置62の事前接続確認用DB82
に、仮登録した医療機関1を認証するためのデータを登
録することである。そして、仮登録が終了したら、稼動
管理装置42がカード発行装置54を用いて仮登録であ
る旨が情報として記録された認証カード(この場合は機
関認証カード)を発行し、交付する(ステップS4)。
なお、認証カードの交付に際しては、接続テストを行う
日時を指定した書類も送付される。また、被保険者の資
格確認のためにダミーの被保険者カードを発行すること
もある。
【0034】接続テストの実施(ステップS5)は、医
療機関1が確認要求装置11から確認用サーバ43にア
クセスすることにより行われる。具体的には、確認要求
装置11と確認用サーバ43との通信接続の可否、接続
後に確認要求装置11から送信される医療機関1のデー
タと、確認用サーバ43の第二記録装置62の事前接続
確認DB82に登録されている医療機関1のデータとが
一致し、医療機関1を認証できるか否か、及び、確認要
求装置11から事前接続確認用DB82に登録されてい
るダミーの被保険者の保険資格の検索が可能か否か、に
ついて確認が行われる。接続確認に成功した場合には、
ステップS6からステップS7に進み本登録を行う。一
方、接続確認に失敗した場合には、接続条件を変更し、
接続テストの日時を変更するなどして、ステップS5の
接続テストを再度行う。
【0035】本登録(ステップS7)は、確認用サーバ
43のデータ管理手段64が医療機関DB84から接続
確認を行った医療機関1の情報を抽出し、医療機関認証
DB85に新たに登録することにより行われる。この登
録が終了したら、稼動管理装置42は、カード発行装置
54を用いて本登録の機関認証カードを発行し、交付す
る(ステップS8)。これにより、医療機関1は、機関
認証カードを用いて、資格確認センタ4にアクセスし、
被保険者の資格確認を行うことが可能になる。
【0036】なお、保険者3の登録処理も、同様にして
行われる。ただし、前記の医療機関DB84(図5参
照)が、更新用サーバ44の第三記憶装置72の保険者
DB88(図8参照)となり、認証カードは保険者認証
カードとなる。また、ステップS5の接続テスト、及
び、ステップS6の接続確認は、認証要求手段39によ
る通信網を介した接続の可否、接続後に被保険者登録装
置31から送信される保険者のデータと、第三記憶装置
72の事前接続確認用DB82に登録されている保険者
のデータとが一致し、保険者3を認証できるか否か、及
び、被保険者登録装置31から事前接続確認用DB82
に登録されているダミーのデータベースに被保険者の情
報が登録できるか否か、について確認が行われる。
【0037】(資格確認処理)医療機関1が患者の保険
資格を確認する処理について、図11のフローチャート
を参照しながら説明する。なお、保険資格の確認処理
は、医療機関1の確認要求装置11と、資格確認センタ
4の資格確認装置41の確認用サーバ43との間で主に
行われる。
【0038】図11に示すように、医療機関1は、図2
のカード読取装置13aに機関認証カードを装着してか
ら、認証・確認要求手段19により資格確認センタ4の
確認用サーバ43に対して接続要求を行う(ステップS
11)。接続要求を受けた確認用サーバ43は、認証手
段65が、送信されてきたデータに含まれる医療機関1
を特定する情報と、その医療機関1について第二記憶装
置62の医療機関認証DB85に登録されている情報と
を比較し、医療機関1の認証を行う(ステップS1
2)。両方の情報が一致する場合(ステップS13にお
いてYES)は、ステップS14に進み、データ管理手
段64により医療機関1を認証したことを通知する。一
方、両方の情報が不一致である場合(ステップS13に
おいてNO)には、ステップS17に進み、認証できな
いことを通知し、処理を終了する。
【0039】ステップS14で行われた認証通知を受信
した医療機関1は、保険資格を確認したい患者の情報を
入力し、再び認証・確認要求手段19を用いて確認用サ
ーバ43に対して資格確認要求を行う(ステップS1
5)。ステップS15は、被保険者証がカードである場
合にはカード読取装置13aに被保険者カードを装着す
ることにより行われる。確認用サーバ43は、確認手段
66が医療機関1からの資格確認要求に含まれる被保険
者の情報で資格確認認証DB83を検索し、その被保険
者の資格を確認する(ステップS16)。そして、デー
タ管理手段64を活用して、被保険者の確認結果を医療
機関1に通知し(ステップS17)、処理を終了する。
【0040】医療機関1は、資格確認を要求した被保険
者について得られた通知をモニタに表示するなどして確
認し(ステップS18)、処理を終了する。このときモ
ニタに表示される情報としては、被保険者が保険資格を
有する旨の表示、あるいは、被保険者が保険資格を喪失
している旨の表示、又は、保険料を滞納している旨の表
示などがあげられる。保険資格を喪失している旨の表示
としては、失効年月日や、その他の失効理由が付加され
る。その他の失効理由としては、当該被保険者について
の被保険者カードは、紛失(盗難を含む)により再交付
されており、当該被保険者カードは再交付されたもので
はない古いものであること、被保険者カードの内容が改
竄されている可能性があることがあげられる。
【0041】(被保険者の登録・更新)保険者3が資格
確認センタ4に自己の医療保険の被保険者を登録・更新
する処理について、図12のフローチャートを用いて説
明する。なお、被保険者の登録・更新は、保険者3の被
保険者登録装置31と、資格確認センタ4の資格確認装
置41の更新用サーバ44との間で主に行われる。
【0042】図12に示すように、保険者3は、カード
読取装置33aに保険者認証カードを装着してから、認
証要求手段39を用いて資格確認センタ4の更新用サー
バ44に対して接続要求を行う(ステップS21)。接
続要求を受けた更新用サーバ44は、認証手段75が、
送信されてきたデータに含まれる保険者3を特定する情
報と、その保険者3について保険者認証DB89に登録
されている情報とを比較し、保険者3の認証を行う(ス
テップS22)。両方の情報が一致する場合(ステップ
S23においてYES)は、ステップS24に進み、デ
ータ管理手段74を用いて保険者3を認証したことを通
知する。一方、両方の情報が不一致である場合(ステッ
プS23においてNO)には、ステップS27に進み、
認証できないことを通知し、処理を終了する。
【0043】ステップS24で行われた認証通知を受信
した保険者3は、データ管理手段38を用いて被保険者
についての異動情報を作成し、送信する(ステップS2
5)。ここでの異動情報とは、被保険者・被扶養者の資
格取得や資格喪失及びその日付、被保険者カードの再交
付、更新などであり、新規の登録も含む。保険者3から
の異動情報を受信した更新用サーバ44は、被保険者資
格確認DB87に登録されている情報のうち、該当する
被保険者の情報をデータ管理手段74を用いて更新する
(ステップS26)。更新作業が終了したら、通知を行
い(ステップS27)、処理を終了する。そして、保険
者3は、所得した通知をモニタなどで確認(ステップS
28)した後に、処理を終了する。
【0044】(外部への統計データの出力)資格確認セ
ンタ4の管理・運営のために取得される統計の作成、及
び、その出力について図13のフローチャートを用いて
説明する。なお、図13は資格確認センタが他の機関な
どの要求に応じて統計データを提供する場合のフローチ
ャートである。図13のステップS31に示すように、
資格確認センタ4は、確認用サーバ43の認証手段65
により医療機関1の認証を行う。続いて、統計データの
出力要求(ステップS32)を受けたら、稼動管理装置
42の統計処理手段57が統計出力要求に含まれる医療
機関コードなどから、出力先を判断する(ステップS3
3)。
【0045】出力先を判断した稼動管理装置42は、統
計出力要求に含まれる抽出条件を取得し(ステップS3
4)、統計DB56を検索して該当するデータを抽出
し、統計データを作成する(ステップS35)。抽出条
件としては、月ごと、日ごと、年ごとの被保険者の認証
結果、出力のフォーマット、出力媒体の種類、特定の条
件にあったデータを出力するための検索条件などがあげ
られる。作成した統計データは、ステップS36におい
て出力される。出力は、前記の出力媒体の種類によって
紙媒体、磁気記録媒体、又は、ファイル送信が選択され
る。
【0046】このような統計データの出力は、医療機関
1だけでなく、保険者3についても行われる。保険者3
は、前記の抽出条件に加えて自己の医療保険に加入して
いる被保険者について統計データを取得することも可能
である。この場合は、更新用サーバ44において認証が
行われた保険者3からの要求に基づいて稼動管理装置4
2が統計データを作成し、出力する。さらに、図1に示
す支払処理機構2が資格確認センタ4を管理・運営して
いる場合には、支払処理機構2の要請により統計データ
を出力することもある。
【0047】(資格確認センタ用の統計データの作成)
統計データの出力は、資格確認センタ4自身のために行
われることもある。この場合は、図13のステップS3
3から、ステップS36までの処理が行われる。この処
理は、医療機関1や、保険者3ごとの接続件数、トラフ
ィック量、エラー発生、各種DB81〜89の利用率に
ついて、時間帯ごと、地域ごとに抽出することにより行
われる。これらのデータは、リアルタイム、日報、月
報、年報などの形で出力され、このデータを解析するこ
とで、通信障害を未然に防止する。例えば、特定の医療
機関1のトラフィック量が多い場合には、その医療機関
1との間で専用通信回線を引いたり、逆に、専用通信回
線で接続されている医療機関1のトラフィック量の少な
い場合には一般通信回線に切り替えるなどする。また、
全体としてのトラフィック量が多い場合には、資格確認
センタ4の負荷を分散するために確認用サーバ43や、
更新用サーバ44の数を増やすなどの設備計画を立案す
る。さらに、登録される被保険者や、医療機関1、保険
者3のデータ量の増大が見込まれる場合には、第二記憶
装置62や、第三記憶装置72の容量を増加させる。
【0048】また、資格確認装置41で発生したシステ
ムエラーへの対処は、稼動管理装置42のモニタ53に
表示される。また、このモニタ53には、各DB81〜
89のバックアップの作成や、所定期間ごとの更新など
についての情報も出力させることができる。支払処理機
構2が資格確認センタ4を管理・運営している場合に
は、稼動管理装置42がシステムエラーや、バックアッ
プの作成についての情報を支払処理機構2のコンピュー
タに通知するように構成しても良い。
【0049】このようにして患者の保険資格を確認する
ことにより、無資格の患者に医療保険を利用した治療を
行うことを防止できる。また、許認可機関5,6に登録
されているデータに基づいて資格確認センタ4が医療機
関1や保険者3の登録を行い、認証カードを発行し、こ
の認証カードを用いて各DB81〜89へのアクセス権
を管理することにより、被保険者や、その被扶養者の情
報が漏洩することを確実に防止することができる。この
ような観点から、送受信されるデータは、暗号化処理を
施すと共に、医療機関1、保険者3、資格確認センタ4
ごとにデータのハッシュ値からなる電子証明書を添付す
ることが望ましい。さらに、実際の認証・確認作業を行
うデータベース(資格確認認証DB83など)と、医療
機関1、保険者3の登録時の接続テストに用いるデータ
ベース(事前接続確認用DB82,86)とを分離させ
ることにより、認証・確認作業が滞ることを防止するこ
とができる。
【0050】なお、本発明は前記の各実施形態に限定さ
れずに広く応用することができる。例えば、資格確認セ
ンタ4は一台のコンピュータからなる資格確認装置であ
っても良い。この場合の資格確認装置は、第一記憶装置
52、第二記憶装置62、及び、第三記憶装置72を備
え、一つの制御装置で前記した各種の処理を実現する。
【0051】また、資格確認センタ4による患者の保険
資格の確認作業に対して医療機関1に課金を行っても良
い。この場合は、稼動管理装置42の主制御装置51
(図4参照)に課金手段を展開・起動させ、統計DB5
6から統計処理手段57が抽出した患者の資格を確認し
た件数から課金額を算定し、医療機関1に通知する。一
定の確認件数に対して定額契約を行っている医療機関1
が、契約した確認件数を超過した場合には、課金手段は
追加料金を算定し、その旨と共に通知する。
【0052】また、国民背番号制度の導入などにより被
保険者、及び、被扶養者にユニークなIDデータが付与
された場合には、そのようなIDデータを資格確認認証
DB83、及び、被保険者資格確認DB87に登録する
ことで、被保険者が保険者3間を異動した場合であって
も、異動前後の情報を医療機関1に対して提供すること
が可能になる。医療機関1は被保険者カードに記録され
た保険番号、記号番号などに加えてIDデータを資格確
認装置41に送信する。資格確認装置41の確認用サー
バ43は、該当する保険番号、及び、記号番号の資格喪
失から特定した被保険者が保険資格を喪失していた場合
には、IDデータで資格確認認証DB83を検索して、
該当する被保険者を特定し、この検索結果を医療機関1
に送信する。このようにすると患者の保険資格の確認を
さらに確実に行うことが可能になる。
【0053】
【発明の効果】本発明は、医療保険で診察などを受けよ
うとする患者について、保険資格の有無を迅速に、確実
に確認することが可能になる。これにより医療保険シス
テムの運用の適正化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における医療保険システムの
構成図である。
【図2】医療機関で使用される確認要求装置の構成図で
ある。
【図3】保険者で使用される被保険者登録装置の構成図
である。
【図4】資格確認センタで使用される資格確認装置の構
成図である。
【図5】第二記憶装置に構築されるデータベースの構成
図である。
【図6】資格確認認証データベースの構成図である。
【図7】医療機関データベースの構成図である。
【図8】第三記憶装置に構築されるデータベースの構成
図である。
【図9】保険者データベースの構成図である。
【図10】医療機関の登録処理を説明するフローチャー
トである。
【図11】患者の資格を確認する処理を説明するフロー
チャートである。
【図12】被保険者の情報を登録・更新する処理を説明
するフローチャートである。
【図13】統計データを出力する処理を説明するフロー
チャートである。
【図14】従来の医療保険システムの構成図である。
【符号の説明】
1 医療機関 3 保険者 4 資格確認センタ 41 資格確認装置 42 稼動管理装置 43 確認用サーバ 44 更新用サーバ 56 統計DB 82,86 事前接続確認用DB 83 資格確認認証DB 84 医療機関DB 85 医療機関認証DB 87 被保険者資格確認DB 88 保険者DB 89 保険者認証DB
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 南 邦明 東京都江東区新砂一丁目6番27号 株式会 社日立製作所公共システム事業部内 (72)発明者 藤原 茂之 東京都江東区新砂一丁目6番27号 株式会 社日立製作所公共システム事業部内 (72)発明者 小林 正樹 東京都江東区新砂一丁目6番27号 株式会 社日立製作所公共システム事業部内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 医療機関からの要求に基づいて医療保険
    の資格を確認するための装置であって、 前記医療保険の資格の有無についての情報が格納された
    保険確認認証用データベースと、前記医療機関を特定す
    る情報から構築された機関認証用データベースと、前記
    機関認証用データベースを検索して前記医療機関を認証
    する手段と、認証された前記医療機関が要求する患者に
    ついて前記保険確認認証用データベースを検索して前記
    患者が医療保険の資格を有することを確認する手段とを
    備えることを特徴とする医療保険の資格確認装置。
  2. 【請求項2】 保険者を特定する情報から構築された保
    険者認証データベースと、前記保険者認証データベース
    を検索して前記保険者を認証する手段と、認証した前記
    保険者が被保険者について登録した情報に基づいて前記
    保険確認認証用データベースを構築するように構成した
    ことを特徴とする請求項1に記載の医療保険の資格確認
    装置。
  3. 【請求項3】 前記医療機関、及び/又は、前記保険者
    について接続テストを行うための事前確認用データベー
    スを備え、接続テストを完了した前記医療機関、及び/
    又は、前記保険者を前記機関認証用データベース、及び
    /又は、前記保険者認証データベースに登録するように
    構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    の医療保険の資格確認装置。
  4. 【請求項4】 前記データベースに接続するための認証
    用のカードを発行する手段を備えることを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の医療保険の資格確認装
    置。
  5. 【請求項5】 医療機関からの要求に基づいて医療保険
    の資格を確認する方法であって、 登録された前記医療機関であることを認証した後に、前
    記医療機関から資格の確認を要求する患者の情報を受け
    付け、保険者が登録した被保険者についての情報に基づ
    いて構築されたデータベースを検索して、前記患者に一
    致する前記被保険者の医療保険の資格の有無を抽出し、
    この抽出結果を前記医療機関に送信することを特徴とす
    る医療保険の資格確認方法。
  6. 【請求項6】 前記医療機関との間で送受信されるデー
    タの容量、および、送受信時刻を取得して、医療保険の
    資格処理の負荷予測を行うための統計データベースを構
    築することを特徴とする請求項4に記載の医療保険の資
    格確認方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010211333A (ja) * 2009-03-06 2010-09-24 Nec Corp 認証システム、利用者認証用媒体及び社会保険管理システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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