JP2003207484A - ガス測定フィーラ - Google Patents

ガス測定フィーラ

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JP2003207484A JP2002324221A JP2002324221A JP2003207484A JP 2003207484 A JP2003207484 A JP 2003207484A JP 2002324221 A JP2002324221 A JP 2002324221A JP 2002324221 A JP2002324221 A JP 2002324221A JP 2003207484 A JP2003207484 A JP 2003207484A
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    • G01N27/407Cells and probes with solid electrolytes for investigating or analysing gases
    • G01N27/4071Cells and probes with solid electrolytes for investigating or analysing gases using sensor elements of laminated structure

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多孔質の保護層が第1の固体電解質から電気
的に絶縁されているようにする。 【解決手段】 多孔質の保護層44aと第1の固体電解
質21との間で第1の電極41aの側方の領域に絶縁層
50a,51aが配置されているようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有利には、測定ガ
ス、特に内燃機関の排ガスの少なくとも1つのガス成分
の物理的な特性を検出するためのガス測定フィーラであ
って、センサ素子が設けられており、該センサ素子が、
第1の固体電解質を有しており、該第1の固体電解質に
第1の電極が配置されており、該第1の電極が、多孔質
の保護層によってカバーされている形式のものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】このような形式のガス測定フィーラは、
内燃機関の排ガス分析での使用のために、たとえばドイ
ツ連邦共和国特許第10035036号明細書に記載さ
れている。ガス測定フィーラは自動車機関内の燃焼混合
気の空燃比を調整するために働き、広域酸素センサとし
て知られている。
【0003】ガス測定フィーラは、濃淡セル(ネルンス
トセル)が電気化学的なポンプセルに組み合わされたセ
ンサ素子を有している。濃淡セルは、測定ガス領域に配
置された測定電極と、基準ガス領域に配置された基準電
極とを有している。両電極は、酸素イオン伝導性の第1
の固体電解質を介して電気的に接続されている。測定ガ
ス領域はガス流入孔と拡散バリヤとを介してセンサ素子
の外部の排ガスに接続されている。基準ガス領域は、セ
ンサ素子の、測定ガス領域とは反対の側に設けられた開
口を介して基準大気に接続されている。測定ガス領域と
基準ガス領域とは、層システムとして形成されたセンサ
素子の同一の層平面に位置していて、分離体によってガ
ス密に分離されている。測定電極と基準電極との間に
は、いわゆる「ネルンスト電圧」が形成される。このネ
ルンスト電圧からは、基準ガス領域内の酸素分圧に対す
る測定ガス領域内の酸素分圧の比率を検出することがで
きる。
【0004】ポンプセルは、測定ガス領域で第1の固体
電解質に配置された内側ポンプ電極と、第1の固体電解
質の、排ガスに向かい合って位置する面に配置された外
側ポンプ電極とを有している。この場合、内側ポンプ電
極と測定電極とは合致していてよいかまたは電気的に接
続されていてよい。ポンプ電圧を印加することによっ
て、酸素イオンが両ポンプ電極と第1の固体電解質とを
介して測定ガス領域から排ガス中にポンピングされるか
または逆に排ガスから測定ガス領域内にポンピングされ
る。ポンプ電圧は外側の回路によって、予め規定された
酸素分圧が測定ガス領域に生ぜしめられるように調整さ
れる。この酸素分圧は、規定されたネルンスト電圧に相
当している。ポンプ電圧は、ポンプセルに流れたポンプ
電流が、拡散バリヤを通って運動する酸素分子の拡散電
流によって制限されているように調整され、この拡散電
流が排ガスの酸素濃度に比例してるので、ポンプ電流か
ら排ガスの酸素分圧を検出することができる。
【0005】さらに、ドイツ連邦共和国特許出願公開第
19853601号明細書に基づき、第2の外側ポンプ
電極を保護層によってカバーすることが公知である。こ
の保護層は多孔質に形成されていて、これによって、外
側ポンプ電極への排ガスの流入を可能にしている。保護
層は固体電解質、たとえばイットリウムによってドーピ
ングされた酸化ジルコニウムを有していて、これによっ
て、酸素イオン伝導性である。
【0006】公知のガス測定フィーラには、保護層が固
体電解質に電気的に接続されているという欠点がある。
これによって、センサ信号が、特にλ>1からλ<1へ
のまたは逆にλ<1からλ>1への排ガス組成の変化時
にオーバシュート(いわゆる「λ=1−リプル」)を示
してしまう。この信号妨害によって、センサ信号の評価
が困難となる。さらに、保護層は、生産技術的に生ぜし
められた製造ばらつきにさらされている。保護層の特性
の変化時には、センサ素子の電位比が変化し得る。これ
によって、測定信号が悪化され得る。
【0007】
【特許文献1】ドイツ連邦共和国特許第1003503
6号明細書
【特許文献2】ドイツ連邦共和国特許出願公開第198
53601号明細書
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、冒頭で述べた形式のガス測定フィーラを改良し
て、多孔質の保護層が第1の固体電解質から電気的に絶
縁されているようにすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、多孔質の保護層と第1の固体電解
質との間で第1の電極の側方の領域に絶縁層が配置され
ているようにした。
【0010】
【発明の効果】独立請求項に記載した本発明によるガス
測定フィーラは、多孔質の保護層が、第1の固体電解質
に配置された第1の電極の上方で第1の固体電解質から
少なくとも十分に電気的に分離されているという利点を
有している。このためには、絶縁層が設けられている。
この絶縁層は第1の固体電解質に配置されていて、第1
の電極を側方で取り囲んでいる。これによって、少なく
とも第1の電極の側方の領域で多孔質の保護層が第1の
固体電解質から電気的に絶縁されていることが保証され
ている。
【0011】従属請求項に記載した手段によって、独立
請求項に記載したガス測定フィーラの有利な構成および
改良形が可能となる。
【0012】絶縁層が第1の電極に直接隣接している
と、第1の固体電解質への多孔質の保護層の電気的な接
続が特に効果的に減少させられる。なぜならば、第1の
電極のすぐ側方の領域での接続が絶縁層の欠落時には特
に大きいからである。
【0013】本発明の変化形によれば、多孔質の保護層
が、第1の電極と絶縁層とをカバーしていて、第1の電
極および絶縁層の側方の領域で第1の固体電解質に直接
接触している。多孔質の保護層を第1の固体電解質に直
接接触させることによって、第1の固体電解質に設けら
れた第1の電極と絶縁層との確実な結合が保証されてい
る。さらに、絶縁層によって、多孔質の保護層が第1の
固体電解質に電気的に接続されている領域が減少させら
れる。これによって、センサ信号に与えられる多孔質の
保護層の影響が十分に減少させられる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
【0015】図1には、公知先行技術による広域酸素セ
ンサのセンサ素子10が示してある。このセンサ素子1
0は層システムとして形成されていて、第1の固体電解
質21と、第2の固体電解質22と、第3の固体電解質
23とを有している。第1の固体電解質21にはガス流
入開口36が加工成形されている。第1の固体電解質2
1と第2の固体電解質22との間には、測定ガス領域3
1と、基準ガス領域32と、分離体33と、拡散バリヤ
34と、シールフレーム35とが配置されている。分離
体33は測定ガス領域31と基準ガス領域32との間の
ガス密なバリヤを形成している。中空円筒状の扁平な測
定ガス領域31の中央には、同じく中空円筒状の拡散バ
リヤ34が配置されている。この拡散バリヤ34の中央
にはガス流入開口36が開口している。測定ガスはガス
流入開口36を通って拡散バリヤ34を介して測定ガス
領域31に到達することができる。通路状の基準ガス領
域32は多孔質の材料を有していて、センサ素子10の
測定領域とは反対の側で基準大気に接続されている。測
定ガス領域31と基準ガス領域32とはガス密なシール
フレーム35によって側方で取り囲まれている。
【0016】第1の固体電解質21の外面24には環状
の第1の電極41(外側ポンプ電極)が配置されてい
る。この第1の電極41は多孔質の保護層44によって
カバーされている。第1の固体電解質21の、外面24
とは反対の側に位置する大面25には環状の第2の電極
42(測定電極、内側ポンプ電極)が設けられている。
この第2の電極42は測定ガス領域31に接触してい
る。基準ガス領域32には、第2の電極42の層平面で
第3の電極43(基準電極)が設けられている。第1の
電極41は第2の電極42と共にポンプセルを形成して
いる。このポンプセルは外側の回路によって酸素を測定
ガス領域31の内部にまたは測定ガス領域31の外部に
ポンピングする。外側の回路によってポンプセルに印加
されたポンプ電圧は、予め規定された酸素分圧が測定ガ
ス領域31に付与されるように調整される。有利には、
λ(空気過剰率)=1の酸素分圧が調整される、すなわ
ち、酸素分圧が理論空燃比に相当している。
【0017】測定ガス領域31に付与された酸素分圧
は、第2の電極42と第3の電極43とによって形成さ
れたネルンストセルによって規定される。このネルンス
トセルによって、測定ガス領域31内のかつ基準ガス領
域32内の互いに異なる酸素分圧により生ぜしめられる
ネルンスト電圧が測定される。このネルンスト電圧は、
上述したように、ポンプ電圧を調整するために使用され
る。
【0018】第2の固体電解質22と第3の固体電解質
23との間にはヒータ37が配置されている。このヒー
タ37はヒータ絶縁体38によって、全周にわたって延
びる固体電解質22,23から電気的に絶縁されてい
る。
【0019】図2a、図2b、図3および図4に示した
本発明によるセンサ素子の実施例では、互いに相応する
エレメントに図1と同じ符号が付してある。本発明によ
るセンサ素子の実施例は、第1の固体電解質21に外側
の絶縁層50a,50b,50cと内側の絶縁層51
a,51b,51cとが設けられている点で公知先行技
術による図1に示したセンサ素子と異なっている。外側
の絶縁層50a,50b,50cと内側の絶縁層51
a,51b,51cとは、第1の固体電解質21に配置
された第1の電極41a,41b,41cを側方で取り
囲んでいる。この第1の電極41a,41b,41cは
多孔質の保護層44a,44b,44cによってカバー
されている。また、この多孔質の保護層44a,44
b,44cは、第1の電極41a,41b,41cに直
接接続された外側の絶縁層50a,50b,50cも内
側の絶縁層51a,51b,51cも少なくとも部分的
にカバーしている。これによって、保護層44a,44
b,44cは、少なくとも部分的に第1の電極41a,
41b,41cならびに外側の絶縁層50a,50b,
50cおよび内側の絶縁層51a,51b,51cによ
って第1の固体電解質21から分離されている。さら
に、外側の絶縁層50a,50b,50cと内側の絶縁
層51a,51b,51cとによって、保護層44a,
44b,44cは第1の固体電解質21から電気的に絶
縁されている。
【0020】図2aおよび図2bには、本発明の第1実
施例として、外面24に被着された環状の第1の電極4
1aを備えたセンサ素子10が示してある。第1の電極
41aは、この第1の電極41にまで延びる給電線路4
5を備えている。第1の電極41aに内外で隣接して、
同じく環状のそれぞれ1つの外側の絶縁層50aと内側
の絶縁層51aとが第1の固体電解質21に被着されて
いる。したがって、外側の絶縁層50aと内側の絶縁層
51aとは中間室なしに第1の電極41aを側方で取り
囲んでいる。内側の絶縁層51aはガス流入開口36に
まで達している。外側の絶縁層50aは、第1の電極4
1aにまで延びる給電線路45の領域に切欠きを有して
いる。また、給電線路45が外側の絶縁層50aをカバ
ーしていることも可能である。両絶縁層50a,51a
と第1の電極41aとには保護層44aが被着されてい
る。この保護層44aは各箇所で第1の電極41aまた
は外側の絶縁層50aまたは内側の絶縁層51aによっ
て第1の固体電解質21から分離されていて、第1の電
極41aを介してしか第1の固体電解質21に電気的に
接続されていない。
【0021】図3に示した本発明の第2実施例は、保護
層44bが、第1の電極41bと、外側の絶縁層50b
と、内側の絶縁層51bとによってカバーされた領域よ
りも広幅に形成されている点で図2aおよび図2bに示
した第1実施例と異なっている。これによって、保護層
44bは、外側の絶縁層50bの側方の領域でかつ内側
の絶縁層51bとガス流入開口36との間の領域で第1
の固体電解質21に直接被着されている。
【0022】図4には、本発明の第3実施例が示してあ
る。この第3実施例は、第1の電極41cが部分的に外
側の絶縁層50cと内側の絶縁層51cとをカバーして
いる点で図2aおよび図2bに示した第1実施例と異な
っている。すなわち、第1の電極41cは環状の領域で
第1の固体電解質21に直接被着されていて、この環状
の領域に隣接した外側の絶縁層50cと内側の絶縁層5
1cとに少なくとも部分的にオーバラップしている。第
1の電極41cと、外側の絶縁層50cと、内側の絶縁
層51cとは、本発明の第1実施例と同様に保護層44
cによってカバーされている。
【0023】本発明は、図面に示した実施例に限定され
ていない。したがって、第1の電極41a,41b,4
1cの側方に外側の絶縁層50a,50b、50cまた
は内側の絶縁層51a,51b,51cしか設けられて
いなくてもよい。また、外側の絶縁層50a,50b、
50cおよび/または内側の絶縁層51a,51b,5
1cが保護層44a,44b,44cによって部分的に
しかカバーされていなくてもよい。
【0024】第1の電極41a,41b,41cと、両
絶縁層50a,50b、50c,51a,51b,51
cと、保護層44a,44b,44cとは、自体公知の
形式で、たとえばスクリーン印刷法によって基体(焼結
されていない状態の第1の固体電解質21)に被着さ
れ、次いで、焼結される。
【図面の簡単な説明】
【図1】公知先行技術によるセンサ素子の断面図であ
る。
【図2a】図2bに示したIIa−IIa線による、本
発明によるセンサ素子の第1実施例の断面図である。
【図2b】図2aに示したIIb−IIb線による、本
発明によるセンサ素子の第1実施例の断面図である。
【図3】本発明によるセンサ素子の第2実施例の断面図
である。
【図4】本発明によるセンサ素子の第3実施例の断面図
である。
【符号の説明】
10 センサ素子、 21 固体電解質、 22 固体
電解質、 23 固体電解質、 24 外面、 25
大面、 31 測定ガス領域、 32 基準ガス領域、
33 分離体、 34 拡散バリヤ、 35 シール
フレーム、 36 ガス流入開口、 37 ヒータ、
38 ヒータ絶縁体、 41,41a,41b,41c
電極、 42 電極、 43 電極、 44,44
a,44b,44c 保護層、 45 給電線路、 5
0a,50b,50c 絶縁層、51a,51b,51
c 絶縁層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーマス ヴァール ドイツ連邦共和国 プフォルツハイム マ クシミリアンシュトラーセ 40/42 (72)発明者 ヨハン リーゲル ドイツ連邦共和国 ビーティヒハイム−ビ ッシンゲン アイヒェンヴェーク 27 (72)発明者 ローター ディール ドイツ連邦共和国 ゲルリンゲン パノラ マシュトラーセ 73/2

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有利には、測定ガス、特に内燃機関の排
    ガスの少なくとも1つのガス成分の物理的な特性を検出
    するためのガス測定フィーラであって、センサ素子(1
    0)が設けられており、該センサ素子(10)が、第1
    の固体電解質(21)を有しており、該第1の固体電解
    質(21)に第1の電極(41a,41b,41c)が
    配置されており、該第1の電極(41a,41b,41
    c)が、多孔質の保護層(44a,44b,44c)に
    よってカバーされている形式のものにおいて、多孔質の
    保護層(44a,44b,44c)と第1の固体電解質
    (21)との間で第1の電極(41a,41b,41
    c)の側方の領域に絶縁層(50a,50b,50c,
    51a,51b,51c)が配置されていることを特徴
    とする、ガス測定フィーラ。
  2. 【請求項2】 多孔質の保護層(44a,44b,44
    c)が、第1の電極(41a,41b,41c)に隣接
    している、請求項1記載のガス測定フィーラ。
  3. 【請求項3】 多孔質の保護層(44a,44c)が、
    第1の電極(41a,41c)と絶縁層(50a,50
    c,51a,51c)とによって第1の固体電解質(2
    1)から完全に分離されていて、絶縁層(50a,50
    c,51a,51c)の領域で第1の固体電解質(2
    1)から電気的に絶縁されている、請求項1または2記
    載のガス測定フィーラ。
  4. 【請求項4】 多孔質の保護層(44b)が、第1の電
    極(41b)と絶縁層(50b)とをカバーしていて、
    第1の電極(41b)および絶縁層(50b)の側方の
    領域で第1の固体電解質(21)に直接接触している、
    請求項1または2記載のガス測定フィーラ。
  5. 【請求項5】 第1の固体電解質(21)が、ガス流入
    開口(36)を有しており、該ガス流入開口(36)を
    介してガスが、測定ガス領域(31)に到達できるよう
    になっており、第1の電極(41a,41b,41c)
    が、切欠きを有しており、該切欠き内にガス流入開口
    (36)が配置されている、請求項1から4までのいず
    れか1項記載のガス測定フィーラ。
  6. 【請求項6】 第1の電極(41a,41b,41c)
    とガス流入開口(36)との間の領域に内側の絶縁層
    (51a,51b,51c)が配置されており、かつ/
    または第1の電極(41a,41b,41c)の外縁部
    が、外側の絶縁層(50a,50b,50c)によって
    取り囲まれている、請求項5記載のガス測定フィーラ。
  7. 【請求項7】 第1の電極(41a,41b,41c)
    および/または内側の絶縁層(51a,51b,51
    c)および/または保護層(44a,44b,44c)
    が、ガス流入開口(36)の縁部にまで達している、請
    求項5または6記載のガス測定フィーラ。
  8. 【請求項8】 多孔質の保護層(44a,44b,44
    c)が、イオン伝導性の材料、特にイットリウムによっ
    てドーピングされた酸化ジルコニウムを有しており、第
    1の電極(41a,41b,41c)が、白金とセラミ
    ックス性の材料とを含有しており、絶縁層(50a,5
    0b,50c,51a,51b,51c)が、酸化アル
    ミニウムを有している、請求項1から7までのいずれか
    1項記載のガス測定フィーラ。
  9. 【請求項9】 第1の固体電解質(21)の、環状の第
    1の電極(41a,41b,41c)が配置された領域
    が、センサ素子(10)の外面(24)を形成してお
    り、第1の固体電解質(21)の、外面(24)とは反
    対の側に位置する大面(25)に測定ガス領域(31)
    で環状の第2の電極(42)が設けられており、測定ガ
    ス領域(31)が、拡散バリヤ(34)と、第1の固体
    電解質(21)に加工成形されたガス流入開口(36)
    とを介して、センサ素子(10)の外部に位置する測定
    ガスに接触している、請求項1から8までのいずれか1
    項記載のガス測定フィーラ。
  10. 【請求項10】 測定ガス領域(31)の層平面に基準
    ガス領域(32)が設けられており、該基準ガス領域
    (32)が、分離体(33)によって測定ガス領域(3
    1)からガス密に分離されており、基準ガス領域(3
    2)に第2の電極(42)の層平面で第3の電極(4
    3)が設けられており、測定ガス領域(31)と基準ガ
    ス領域(32)とが、第1の固体電解質(21)と第2
    の固体電解質(22)との間に配置されており、該第2
    の固体電解質(22)と第3の固体電解質(23)との
    間にヒータ(37)が設けられており、該ヒータ(3
    7)が、ヒータ絶縁体(38)によって、全周にわたっ
    て延びる固体電解質(22,23)から電気的に絶縁さ
    れている、請求項1から9までのいずれか1項記載のガ
    ス測定フィーラ。
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