JP2003207200A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2003207200A
JP2003207200A JP2002009413A JP2002009413A JP2003207200A JP 2003207200 A JP2003207200 A JP 2003207200A JP 2002009413 A JP2002009413 A JP 2002009413A JP 2002009413 A JP2002009413 A JP 2002009413A JP 2003207200 A JP2003207200 A JP 2003207200A
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JP
Japan
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main body
installation plate
adjusting bolt
air conditioner
head
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002009413A
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English (en)
Inventor
Masamitsu Sawara
正光 佐原
Eidai Okamoto
英大 岡本
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 壁面が傾斜していても室内機本体を水平な姿
勢で据付けることのできる空気調和機を提供する。 【解決手段】 本体のベース1背面に受部1bを突出さ
せて設ける一方、据付板9の中央部に、挿通孔を穿設し
た凸部9cと、同凸部9cの裏面に溶接により固定され
前記挿通孔に対応した固定ナット9dと、同固定ナット
9dに本体側から螺入され、頭部11aを、前記受部1
bに対峙させた調整ボルト11と、同調整ボルト11の
ネジ部に、前記据付板9の前面側に位置して螺入された
緩止めナット12とからなる傾き調整部10を設け,前
記調整ボルト11の頭部11aにスパナをかけて回転さ
せ、室内機本体の傾きを調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に係わ
り、より詳細には、同空気調和機が据付けられる壁面が
斜面であっても、水平の姿勢を保って据付けられるよう
にした構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機は、例えば特開平10
−227476号に開示されているように、下部に鉤形
折曲部を形成した据付板により室内機本体が壁面に据付
けられるようになっている。図5(A)で示すように、
室内機20の背面上部には逆L字状の上部フック部21
が形成され、背面下部には、図5(C)で示すように、
ストッパ部22aと、先端引掛爪22bとからなる下部
引掛部22が形成されている。壁面にあらかじめ据付け
られる据付板23は、図5(B)で示すように、上端縁
の両側に、前記上部フック部21が掛止する上部引掛部
23aが突設され、下部には前記下部引掛部22に対応
する断面逆L字状の鉤形折曲部23bが形成されてい
る。
【0003】前記室内機20を壁面40に据付ける際、
まず前記据付板23がボルトを用いて壁面40に取付け
られる。次に、前記室内機20の上部フック部21を前
記据付板23の上部引掛部23aに掛止させ、この状態
で前記室内機20の下部を壁面40側に押圧するように
して、図5(C)で示すように、前記据付板23の鉤形
折曲部23bが、前記下部引掛部22のストッパ部22
aと、先端引掛爪22bとの間に嵌合するようにして、
前記室内機20を前記据付板23に固定し壁面40に据
付けるようになっている。前記鉤形折曲部23bを前記
下部引掛部22に嵌合させることにより、前記室内機2
0の背面と前記壁面40との間には所定の隙間が保たれ
るようになっており、これにより前記室内機20は水平
の姿勢を保持できるようになっている。
【0004】しかしながら、例えば図5(D)で示すよ
うに、壁面40aが前方に傾いた傾斜面のような場合、
あるいは表面に凹凸があるような場合、上記したような
据付板により壁面に室内機20を据付けると、室内機2
0の本体が水平の姿勢を保てなくなり、本体内に備えら
れた露受皿からの排水が円滑に行われず、冷暖房運転等
に支障を生じる恐れがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑み、据付けられる壁面が傾斜していたり、あるいはそ
の表面に凹凸があったとしても、水平の姿勢を保って据
付けられるようにした空気調和機を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、前面が開放され、背面上部に逆L字状のフッ
ク部を形成するとともに、背面中央に平坦面を備えた受
部を形成したベースと、前面に吸込グリルを着脱自在に
備え、前記ベースに装着される前面パネルとで本体を構
成し、同本体を壁面に固定する据付板を、同据付板の上
端縁に形成され前記フック部が係止する上部掛止部と、
同据付板の中央部に前記受部に対応して設けられ、挿通
孔を穿設し前記本体側に向けて突出させた凸部と、同凸
部の裏面に溶接により固定され前記挿通孔に対応した固
定ナットと、同固定ナットに前記本体側から螺入され、
頭部を前記受部の平坦面に対峙させた調整ボルトと、同
調整ボルトのネジ部に螺入された緩止めナットとからな
る傾き調整部とで構成してなり、前記本体を壁面に据付
ける際、壁面に固定された前記据付板の前記上部掛止部
に、前記フック部を掛止する一方、前記受部の平坦面と
前記調整ボルトの頭部とを当接させながら、前記調整ボ
ルトを前後進させ、前記本体の傾きを調整する構成とな
っている。
【0007】また、前記受部の平坦面が、前記調整ボル
トの径より大となる横長状に形成されてた構成となって
いる。
【0008】更に、前記調整ボルトの頭部に、同頭部に
係着し前記調整ボルトを回動自在に遊嵌するとともに、
前記受部に当接するリングを設けた構成となっている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。図1は
本発明による空気調和機を示す断面図であり、図2はベ
ースと据付板とを示す要部斜視図である。また、図3は
要部断面図であり、図4は他の実施例を示す断面図であ
る。まず、本発明による空気調和機の概要について説明
する。本発明による空気調和機は、図1で示すように、
前面が開放されたベース1に、後面が開放された前面パ
ネル2を装着し、更に同前面パネル2に前面吸込口3a
を形成した吸込グリル3を着脱自在に装着して本体を構
成している。同本体の上面には上面吸込口4が、前面下
部には、風向変更板5aを備えた吹出口5が夫々設けら
れ、前記前面吸込口3a及び上面吸込口4と前記吹出口
5とを結ぶ空気通路には、垂直部6aと、同垂直部6a
の上端を折曲して後方に傾斜させた後方傾斜部6bと、
前方に傾斜した前方傾斜部6cとからなる熱交換器6
と、同熱交換器6により熱交換された空気を前記吹出口
5から室内に送出する送風ファン7とが夫々設けられて
いる。また、前記垂直部6aの下方には、同垂直部6a
から滴下する凝縮水を受ける前部露受皿8aが、前記前
方傾斜部6cの下方には、同前方傾斜部6cから滴下す
る凝縮水を受ける後部露受皿8bが夫々設けられてい
る。
【0010】前記本体を壁面40に据付ける据付板9
は、図2で示すように、上端縁をL字状に折曲して上部
掛止部9aを形成し、中央部に室内機本体の傾きを調整
する複数の傾き調整部10を設けている。またその周囲
には複数のネジ挿通孔9bが穿設され、同ネジ挿通孔9
bに、図1で示すように、ボルト41を挿通させ壁面4
0に螺入させることにより前記据付板9は壁面40に固
定されるようになっている。前記ベース1の背面上部に
は、図1及び図2で示すように、据付板9の前記上部掛
止部9aに掛止するフック部1aが形成され、中央部に
は、前記傾き調整部10に対応する、横長楕円状に平坦
面を形成された受部1bがベース1と一対となって前記
据付板9側に向かい突設されている。
【0011】前記傾き調整部10は、図3で示すよう
に、挿通孔を穿設し前記本体側に向けて突出させた凸部
9cと、同凸部9cの裏面に溶接により固定され前記挿
通孔に対応した固定ナット9dと、同固定ナット9dに
前記本体側から螺入され、頭部11aを、前記ベース1
に設けられた前記受部1bの平坦面に対峙させた調整ボ
ルト11と、同調整ボルト11のネジ部に、前記据付板
9の前面側に位置して螺入された緩止めナット12とか
らなっている。
【0012】次に、上記した空気調和機の壁面への取付
手順について説明する。まず、前記据付板9を壁面40
にボルト41により固定する。次に、前記傾き調整部1
0に設けられた前記調整ボルト11をスパナにより回転
させ前面側に引き出す。この状態で前記ベース1の前記
フック部1aを前記据付板9の前記上部掛止部9aに掛
止させ室内機本体を仮固定するとともに、前記受部11
aと前記調整ボルト11の頭部11aとを当接させる。
これにより室内機本体は後方にやや傾斜した状態で仮固
定されるようになっている。続いて、前記調整ボルト1
1の頭部11aにスパナを掛け回転させて同調整ボルト
11を前記固定ナット9d側に徐々に螺入させていく。
同調整ボルト11が螺入されるに従い、室内機本体の傾
斜は徐々に調整され水平な状態となる。室内機本体が水
平な状態と確認された時点で、前記緩止めナット12を
前記据付板9の前面側に締め付け、前記調整ボルト11
を固定する。続いて図示はされていないが、前記ベース
1の下面を前記据付板9の下面にボルトにより固定す
る。
【0013】上記したように、前記据付板9に前記傾き
調整部10を設けることにより、据付けられる壁面が傾
斜している場合や、表面に凹凸がある場合でも、室内機
本体を水平な姿勢で据付けることができるようになって
いる。
【0014】次に、他の実施例について説明する。図4
で示す実施例は、前記傾き調整部10に設けられる調整
ボルト13の頭部15aに、同頭部15aに内部空間1
4aにより係着し、ネジ部15を回動自在に遊嵌すると
ともに、前記受部1bに当接するリング14を設け,前
記ネジ部15を回動させた際、前記リング14が前記受
部1bに対し慴動しないようにして、室内機本体の傾き
調整作業をより容易に行えるようにしている。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
本体のベース背面に受部を設ける一方、据付板の中央部
に、挿通孔を穿設した凸部と、同凸部の裏面に溶接によ
り固定され前記挿通孔に対応した固定ナットと、同固定
ナットに本体側から螺入され、頭部を、前記受部に対峙
させた調整ボルトと、同調整ボルトのネジ部に、前記据
付板の前面側に位置して螺入された緩止めナットとから
なる傾き調整部を設けることにより、壁面が傾斜した場
合あるいは表面に凹凸がある場合でも、室内機本体を水
平な姿勢で据付けることのできる空気調和機とすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機を示す断面図である。
【図2】ベースと据付板とを示す要部斜視図である。
【図3】傾き調整部を示す要部断面図である。
【図4】他の実施例を示す断面図である。
【図5】(A)は従来例による空気調和機の据付を示す
図である。(B)は従来例による据付板の一例を示す斜
視図である。(C)は据付板と室内機本体との嵌合を示
す断面図である。(D)は傾斜した壁面に室内機を据付
けた状態を示す側面図である。
【符号の説明】 1 ベース 1a フック部 1b 受部 2 前面パネル 3 吸込グリル 3a 前面吸込口 4 上面吸込口 5 吹出口 5a 風向変更板 6 熱交換器 6a 垂直部 6b 後方傾斜部 6c 前方傾斜部 7 送風ファン 8a 前部露受皿 8b 後部露受皿 9 据付板 9a 上部掛止部 9b ネジ挿通孔 9c 凸部 9d 固定ナット 10傾き調整部 11 調整ボルト 11a 頭部 12 緩止めナット 13 調整ボルト 14 頭部 14a 内部空間 15 ネジ部 15a 拡幅部 40 壁面 41 ボルト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面が開放され、背面上部に逆L字状の
    フック部を形成するとともに、背面中央に平坦面を備え
    た受部を形成したベースと、前面に吸込グリルを着脱自
    在に備え、前記ベースに装着される前面パネルとで本体
    を構成し、同本体を壁面に固定する据付板を、同据付板
    の上端縁に形成され前記フック部が係止する上部掛止部
    と、同据付板の中央部に前記受部に対応して設けられ、
    挿通孔を穿設し前記本体側に向けて突出させた凸部と、
    同凸部の裏面に溶接により固定され前記挿通孔に対応し
    た固定ナットと、同固定ナットに前記本体側から螺入さ
    れ、頭部を前記受部の平坦面に対峙させた調整ボルト
    と、同調整ボルトのネジ部に螺入された緩止めナットと
    からなる傾き調整部とで構成してなり、 前記本体を壁面に据付ける際、壁面に固定された前記据
    付板の前記上部掛止部に、前記フック部を掛止する一
    方、前記受部の平坦面と前記調整ボルトの頭部とを当接
    させながら、前記調整ボルトを前後進させ、前記本体の
    傾きを調整してなることを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記受部の平坦面が、前記調整ボルトの
    径より大となる横長状に形成されてなることを特徴とす
    る請求項1に記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記調整ボルトの頭部に、同頭部に係着
    し前記調整ボルトを回動自在に遊嵌するとともに、前記
    受部に当接するリングを設けてなることを特徴とする請
    求項1に記載の空気調和機。
JP2002009413A 2002-01-18 2002-01-18 空気調和機 Pending JP2003207200A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106938502A (zh) * 2017-04-21 2017-07-11 李永腾 一种空调室外机支架的安装工具及其使用方法
CN113237215A (zh) * 2021-05-31 2021-08-10 江西汇恒盛世能源科技有限责任公司 一种热回收多联式空调机组底盘
JP7489302B2 (ja) 2020-12-08 2024-05-23 株式会社コロナ 空調装置

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