JP2003205061A - 遊戯用カード - Google Patents

遊戯用カード

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JP2003205061A
JP2003205061A JP2002001154A JP2002001154A JP2003205061A JP 2003205061 A JP2003205061 A JP 2003205061A JP 2002001154 A JP2002001154 A JP 2002001154A JP 2002001154 A JP2002001154 A JP 2002001154A JP 2003205061 A JP2003205061 A JP 2003205061A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊戯者がより親密になれるようにする。 【解決手段】 各質問カード10は、複数の色(識別標
識)のうちのいずれかを表示する色表示部12(識別標
識表示部)と、数字を表示する数字表示部14と、質問
文(メッセージ)を表示する質問文表示部16(メッセ
ージ表示部)とを有し、複数のカードのうちの少なくと
も一部が複数の遊戯者に分配されて各遊戯者の管理下に
置かれ、複数の遊戯者うち主遊戯者及び副遊戯者が適宜
決定され、ともに主遊戯者が指定した色を有する質問カ
ード10であって主遊戯者の管理下の一の質問カード1
0と副遊戯者の管理下の一の質問カード10との間にお
いて両質問カード10の有する数字に基づいて勝負が行
われることによって、勝者及び敗者が決定され、敗者に
は勝者の当該質問カード10の有するメッセージに応答
するメッセージ応答義務が生ずる、という遊戯に供せら
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遊戯用カードセ
ットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、かるた,トランプ等の遊戯用
カードセットが存在している。そして、複数人の遊戯者
による遊戯に供されることによって、遊戯者は楽しい時
間を過ごすことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば初め
て知り合った人たちの間では、お互いに親密になろうと
する際においても、各人がどのような話題を提供したら
よいか困る場合がある。その場合は、親密な関係に至る
までに多くの時間及び手間がかかる場合がある。
【0004】上記従来の遊戯用カードセットを使用して
遊戯する場合も、共通のゲーム(遊戯)をするという点
ではお互いが親密になるきっかけとはなり得る。しか
し、そのゲーム以外についての話題は各人が創出する必
要があり、お互いが親密になろうとするための道具とし
ては不十分である。
【0005】そこで、本発明は、遊戯者がより親密にな
れる遊戯用カードセットを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に係る発明は、複数のカードを有する遊
戯用カードセットであって、前記複数のカードのうちに
は少なくとも複数のメッセージカードがあり、前記各メ
ッセージカードは、複数の識別標識のうちのいずれかを
表示する識別標識表示部と、数字を表示する数字表示部
と、メッセージを表示するメッセージ表示部とを有し、
前記複数のカードのうちの少なくとも一部が複数の遊戯
者に分配されて各遊戯者の管理下に置かれ、前記複数の
遊戯者のうち主遊戯者及び副遊戯者が適宜決定され、と
もに前記主遊戯者が指定した識別標識を有するメッセー
ジカードであって前記主遊戯者の管理下の一のメッセー
ジカードと前記副遊戯者の管理下の一のメッセージカー
ドとの間において当該両メッセージカードの有する数字
に基づいて勝負が行われることによって、前記主遊戯者
及び前記副遊戯者の間で勝者及び敗者が決定され、前記
敗者には前記両メッセージカードのうちの前記勝者又は
当該敗者のメッセージカードの有するメッセージに応答
するメッセージ応答義務が生ずる、という遊戯に供せら
れる、遊戯用カードセットである。
【0007】「前記複数のカードのうちには少なくとも
複数のメッセージカードがあり」には、「複数のカー
ド」が「複数のメッセージカード」のみからなっている
場合と、「複数のメッセージカード及びそれ以外のカー
ド」からなっている場合の両方が含まれる。「識別標
識」の例として、色,アルファベット1文字からなる記
号,図形等がある。「色」が「識別標識」の場合、その
識別標識表示部(色表示部)が当該メッセージカードの
おもて面の全面(又はほぼ全面)に及んでいる場合も含
まれる。「メッセージ」には、「質問文」及び「命令
文」の双方が考えられる。「メッセージに応答する」と
は、メッセージが「質問文」の場合は「その質問に答え
る」であり、メッセージが「命令文」の場合は「その命
令に応ずる」である。また、この発明には、「前記敗者
には前記両メッセージカードのうちの前記勝者又は当該
敗者のメッセージカードの有するメッセージに応答する
メッセージ応答義務が生ずる」が「前記敗者には前記両
メッセージカードのうちの前記勝者のメッセージカード
の有するメッセージに応答するメッセージ応答義務が生
ずる」である発明と、「前記敗者には前記両メッセージ
カードのうちの当該敗者のメッセージカードの有するメ
ッセージに応答するメッセージ応答義務が生ずる」であ
る発明の両方が含まれる。これらは他の請求項に係る発
明においても同様である。
【0008】この発明の遊戯用カードセットでは、複数
の遊戯者のうち適宜決定された主遊戯者及び副遊戯者の
管理下の各1枚のメッセージカードの間において当該両
メッセージカードが有する数字に基づいて勝負が行われ
ることによって、当該主遊戯者及び当該副遊戯者の間で
勝者及び敗者が決定される。そして、敗者には、勝者又
は敗者の当該メッセージカードの有するメッセージに応
答するメッセージ応答義務が生ずる。このようにして主
遊戯者及び副遊戯者のうちの敗者がメッセージに応答す
ることによって、遊戯者の間に話題が提供され、これに
基づいて遊戯者が親密になることができる。
【0009】請求項2に係る発明は、複数のカードを有
する遊戯用カードセットであって、前記複数のカードの
うちには少なくとも複数のメッセージカードと複数の取
得目標カードとがあり、前記各メッセージカードは、複
数の識別標識のうちのいずれかを表示する識別標識表示
部と、数字を表示する数字表示部と、メッセージを表示
するメッセージ表示部とを有し、前記複数のカードのう
ちの一部が複数の遊戯者に分配されて各遊戯者の管理下
に置かれ、前記複数のカードのうちの残部又はそのうち
の一部が供給用カードとされ、前記複数の遊戯者のうち
主遊戯者及び副遊戯者が適宜決定され、ともに前記主遊
戯者が指定した識別標識を有するメッセージカードであ
って前記主遊戯者の管理下の一のメッセージカードと前
記副遊戯者の管理下の一のメッセージカードとの間にお
いて当該両メッセージカードの有する数字に基づいて勝
負が行われることによって、前記主遊戯者及び前記副遊
戯者の間で勝者及び敗者が決定され、前記敗者には前記
両メッセージカードのうちの前記勝者又は当該敗者のメ
ッセージカードの有するメッセージに応答するメッセー
ジ応答義務が生ずるとともに、前記敗者が取得目標カー
ドを自己の管理下に置いている場合には当該取得目標カ
ードが前記勝者の管理下に移行され、前記両メッセージ
カードは前記主遊戯者及び前記副遊戯者の管理下から離
れ、前記敗者には前記供給用カードのうちから所定枚数
のカードが分配されて当該カードが当該敗者の管理下に
置かれる、という手順が繰り返され、より早く所定枚数
の取得目標カードを自己の管理下に置いた遊技者に優先
的順位が与えられる、という遊技に供される、遊戯用カ
ードセットである。
【0010】この発明の「前記敗者が取得目標カードを
自己の管理下に置いている場合には当該取得目標カード
が前記勝者の管理下に移行され、」については、敗者が
複数の取得目標カードを自己の管理下に置いている場合
には、「その全部の取得目標カードが勝者の管理下に移
行される」という発明と、「そのうちの1枚の取得目標
カードが勝者の管理下に移行される」という発明の両方
が含まれる。
【0011】この発明の遊戯用カードセットでは、請求
項1に係る発明の遊戯用カードセットの作用効果に加え
て、次の作用効果が得られる。すなわち、より早く所定
枚数の取得目標カードを自己の管理下に置くことを目標
として遊戯が進行されることによって、遊戯者がより親
密になることができる。
【0012】請求項3に係る発明は、複数のカードを有
する遊戯用カードセットであって、前記複数のカードの
うちには少なくとも複数のメッセージカードがあり、前
記各メッセージカードは、複数の識別標識のうちのいず
れかを表示する識別標識表示部と、数字を表示する数字
表示部と、メッセージを表示するメッセージ表示部とを
有し、前記複数のカードのうちの一部が複数の遊戯者に
分配されて各遊戯者の管理下に置かれ、前記複数のカー
ドのうちの残部又はそのうちの一部が供給用カードとさ
れ、前記複数の遊戯者のうち主遊戯者及び副遊戯者が適
宜決定され、ともに前記主遊戯者が指定した識別標識を
有するメッセージカードであって前記主遊戯者の管理下
の一のメッセージカードと前記副遊戯者の管理下の一の
メッセージカードとの間において当該両メッセージカー
ドの有する数字に基づいて勝負が行われることによっ
て、前記主遊戯者及び前記副遊戯者の間で勝者及び敗者
が決定され、前記敗者には前記両メッセージカードのう
ちの前記勝者又は当該敗者のメッセージカードの有する
メッセージに応答するメッセージ応答義務が生ずるとと
もに、前記両メッセージカードは前記主遊戯者及び前記
副遊戯者の管理下から離れ、前記敗者には前記供給用カ
ードのうちから所定枚数のカードが分配されて当該カー
ドが当該敗者の管理下に置かれる、という手順が繰り返
され、より早く自己の管理下のカード又はメッセージカ
ードがなくなった遊戯者に優先的順位が与えられる、と
いう遊戯に供せられる、遊戯用カードセットである。
【0013】この発明には、この発明の遊戯用カードセ
ットがメッセージカード以外を含んでいる場合(請求項
4〜請求項7参照)において、「より早く自己の管理下
のメッセージカードがなくなった遊戯者に優先的順位が
与えられる」という発明と、「より早く自己の管理下の
カード(メッセージカード及びその他のカード)がなく
なった遊戯者に優先的順位が与えられる」という発明の
両方が含まれる。
【0014】この発明の遊戯用カードセットでは、請求
項1に係る発明の遊戯用カードセットの作用効果に加え
て、次の作用効果が得られる。すなわち、自己の管理下
のカード又はメッセージカードの枚数がゼロになること
を目標として遊戯が進行されることによって(勝負に勝
つことによってメッセージガードの枚数が減る)、遊戯
者がより親密になることができる。
【0015】請求項4に係る発明は、請求項1〜請求項
3のいずれかに係る発明の遊戯用カードセットであっ
て、前記複数のカードのうちには応答義務転換カードが
あり、前記敗者が応答義務転換カードを自己の管理下に
置いている場合には、当該敗者の意に基づいて、前記メ
ッセージ応答義務が前記勝者に転換される、という遊戯
に供せられる、遊戯用カードセットである。
【0016】この発明には、本来的に勝者のメッセージ
カードの有するメッセージに対して敗者が応答する義務
が有する場合において、「応答義務転換カードによって
勝者のメッセージカードの有するメッセージに対して勝
者が応答する」という発明と、「応答義務転換カードに
よって敗者のメッセージカードの有するメッセージに対
して勝者が応答する」という発明の両方が含まれる。
【0017】この発明の遊戯用カードセットでは、請求
項1〜請求項3のいずれかに係る発明の遊戯用カードセ
ットの作用効果に加えて、次の作用効果が得られる。す
なわち、敗者が本来的にメッセージ応答義務を有するの
であるが、メッセージ応答義務転換カードによって、そ
のメッセージ応答義務が勝者に転換される。このため、
より深い興趣が遊戯者に対して与えられ、遊戯者はより
親密になることができる。
【0018】請求項5に係る発明は、請求項1〜請求項
4のいずれかに係る発明の遊戯用カードセットであっ
て、前記複数のカードのうちには応答義務移行カードが
あり、前記敗者が応答義務移行カードを自己の管理下に
置いている場合には、当該敗者の意に基づいて、前記メ
ッセージ応答義務が当該敗者及び前記勝者以外の他の遊
戯者に移行される、という遊戯に供せられる、遊戯用カ
ードセットである。
【0019】この発明の遊戯用カードセットでは、請求
項1〜請求項4のいずれかに係る発明の遊戯用カードセ
ットの作用効果に加えて、次の作用効果が得られる。す
なわち、敗者が本来的にメッセージ応答義務を有するの
であるが、メッセージ応答義務移行カードによって、そ
のメッセージ応答義務が敗者及び勝者以外の他の遊戯者
に移行される。このため、より深い興趣が遊戯者に対し
て与えられ、遊戯者はより親密になることができる。
【0020】請求項6に係る発明は、請求項1〜請求項
5のいずれかに係る発明の遊戯用カードセットであっ
て、前記複数のカードのうちには数値増減カードがあ
り、前記主遊戯者及び前記副遊戯者以外の遊戯者が数値
増減カードを自己の管理下に置いている場合には、当該
遊戯者の意に基づいて、前記主遊戯者及び前記副遊戯者
の当該勝負の対象とされているメッセージカードのうち
のいずれか一方のメッセージカードの数字の数値が増減
される、という遊戯に供せられる、遊戯用カードセット
である。
【0021】この発明の遊戯用カードセットでは、請求
項1〜請求項5のいずれかに係る発明の遊戯用カードセ
ットの作用効果に加えて、次の作用効果が得られる。す
なわち、主遊戯者及び副遊戯者の各メッセージカードの
間では、本来的には当該各メッセージカードの有する数
字によって勝負が行われるのであるが、数値増減カード
によって、主遊戯者及び副遊戯者のメッセージカードの
いずれかに対してその力が増強又は減衰され、勝負の行
方が変更され得る。このため、より深い興趣が遊戯者に
対して与えられ、遊戯者はより親密になることができ
る。
【0022】請求項7に係る発明は、請求項1〜請求項
6のいずれかに係る発明の遊戯用カードセットであっ
て、前記複数のカードのうちには識別標識変更カードが
あり、前記副遊戯者が識別標識変更カードを自己の管理
下に置いている場合には、当該副遊戯者の意に基づい
て、当該副遊戯者の管理下のメッセージカードの識別標
識が他の識別標識に変更されたとみなされる、という遊
戯に供せられる、遊戯用カードセットである。
【0023】「識別標識が変更されたとみなされる」と
は、「識別標識」が「色」の場合は、「色が変更された
とみなされる」となる。
【0024】この発明の遊戯用カードセットでは、請求
項1〜請求項6のいずれかに係る発明の遊戯用カードセ
ットの作用効果に加えて、次の作用効果が得られる。す
なわち、本来的には同一の識別標識を有する主遊戯者及
び副遊戯者の各メッセージカードの間で勝負が行われる
のであるが、識別標識変更カードによって、所定の識別
標識を有さないメッセージカードが所定の識別標識を有
するメッセージカードとして取り扱われ、本来的には異
なる識別標識を有するメッセージカードの間でも勝負が
行われ得る。このため、より深い興趣が遊戯者に対して
与えられ、遊戯者はより親密になることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1及び図2に示すように、この
遊戯用カードセットは、複数のカードからなっている。
すべてのカードは同一の大きさを有している。また、す
べてのカードの裏面は同一の外観を有している。カード
には、一般カードである質問カード10と特殊カード
(ミラーカード21,パスカード22,ポイントカード
24,カメレオンカード26,チェリーカード30)が
ある。各々複数枚ある。
【0026】質問カード10は、本発明のメッセージカ
ードに該当する。ミラーカード21は、本発明のメッセ
ージ応答義務転換カードに該当する。パスカード22
は、本発明のメッセージ応答義務移行カードに該当す
る。ポイントカード24は、本発明の数値増減カードに
該当する。カメレオンカード26は、本発明の識別標識
変更カードに該当する。そして、チェリーカード30
は、本発明の取得目標カードに該当する。
【0027】ゲーム(遊戯)は、原則として、3人以上
の遊戯者によって行われる。各遊戯者に複数枚(例えば
5枚)のカードが配られて当該カードが各遊戯者の管理
下に置かれて、ゲームが開始される。全遊戯者のうち主
遊戯者及び副遊戯者が1人ずつ適宜決定されてゲームが
行われる。
【0028】図1に示すように、質問カード10は、色
表示部12と、数字表示部14と、質問文表示部16と
を有している。色表示部12には各種の色が表示されて
いるる。色が本発明の識別標識に該当し、色表示部12
が本発明の識別標識表示部に該当する。表示される色と
しては、例えば、「赤」,「黄色」,「緑」,「紫」の
4色がある。各色ごとに18枚の質問カード10があ
り、合計で72枚の質問カード10がある。数字表示部
14には、「1」〜「18」の数字が表示されている。
各色の質問カード10(18枚)に、「1」〜「18」
の各数字が表示されている。質問文表示部16には、各
種の質問文が表示されている。例えば、「どんな外国語
が話せるようになりたい?」「何か運動やってる?」
「リラックスしたい時どこで何をしたい?」「一番好き
な季節は?」「無人島へ一緒に行きたいタレントは?」
「今度の誕生日には何がほしい?」等である。質問文が
本発明のメッセージに該当し、質問文表示部16が本発
明のメッセージ表示部に該当する。
【0029】そして、ゲームの際には、2人(主遊戯者
及び副遊戯者)の手持ちの各質問カード10(すなわ
ち、当該2人の管理下に置かれている各質問カード1
0)のうち、主遊戯者が指定した色の各1枚の質問カー
ド10の間で、勝負が行われる。例えば、主遊戯者が
「赤」を指定した場合においては、主遊戯者の有する
「赤」の質問カード10と副遊戯者の有する「赤」の質
問カード10との間で勝負が行われる。
【0030】そして、原則として大きな数字(正確には
大きな数値の数字)の質問カード10が強いとされる。
ただし、例外として、「1〜4」の数字の質問カード1
0は「15〜18」の数字の質問カード10よりも強い
とされる。その勝負に供された質問カード10のうち強
い質問カード10を有していた(すなわち、管理下に置
いていた)者が勝者とされ、弱い質問カード10を有し
ていた(すなわち、管理下に置いていた)者が敗者とさ
れる。そして、原則として、敗者には、勝者の質問カー
ド10(当該勝負に供された質問カード10)の質問文
に対して答える義務(質問応答義務)が生ずる。
【0031】図2に示すように、ミラーカード21は、
例えば5枚ある。上述のように主遊戯者と副遊戯者と間
で勝者及び敗者が決定された際に敗者に質問応答義務が
生ずるが、その質問応答義務を勝者に転換するためのカ
ードである。
【0032】すなわち、敗者がミラーカード21を有し
ている(すなわち、管理下に置いている)場合におい
て、敗者の意に基づいて、質問応答義務が勝者に転換さ
れる。すなわち、勝者には、敗者の質問カード10(当
該勝負に供された質問カード10)の質問文に対して答
える義務(質問応答義務)が生ずる。このミラーカード
21は、敗者が有しているのみでは効力を発揮せず、敗
者が「使用する」場合にのみ効力を発揮する。
【0033】パスカード22は、例えば5枚ある。上述
のように主遊戯者と副遊戯者と間で勝者及び敗者が決定
された際に敗者に質問応答義務が生ずるが、その質問応
答義務を勝者に移行するためのカードである。
【0034】すなわち、敗者がパスカード22を有して
いる(すなわち、管理下に置いている)場合において、
敗者の意に基づいて、質問応答義務が敗者及び勝者(主
遊戯者及び副遊戯者)以外の遊戯者であって敗者が選ん
だ遊戯者に移行される。すなわち、当該遊戯者には、勝
者の質問カード10(当該勝負に供された質問カード1
0)の質問文に対して答える義務(質問応答義務)が生
ずる。このパスカード22も、敗者が有しているのみで
は効力を発揮せず、敗者が「使用する」場合にのみ効力
を発揮する。
【0035】ポイントカード24は、質問カード10の
数字表示部14に表示された数字(正確には、その数
値)を増減するためのカードである。「+5」及び「−
5」が1枚ずつ、「+4」,「−4」,「+3」,「−
3」,「+2」,「−2」が2枚ずつある。
【0036】ポイントカード24は、主遊戯者及び副遊
戯者以外の遊戯者によって使用される。主遊戯者及び副
遊戯者以外の遊戯者がポイントカード24を有している
(すなわち、管理下に置いている)場合、前述のように
主遊戯者及び副遊戯者の各1枚の質問カード10の間で
その各質問カード10の数字に基づいて勝負が行われる
際に、当該遊戯者の意に基づいて、主遊戯者又は副遊戯
者の質問カード10(当該勝負に供されている質問カー
ド10)の数字の数値が増減される。このポイントカー
ド24も、主遊戯者及び副遊戯者以外の遊戯者が有して
いるのみでは効力を発揮せず、当該遊戯者が「使用す
る」場合にのみ効力を発揮する。
【0037】例えば、主遊戯者の質問カード10の数字
が「10」であり、副遊戯者の質問カード10の数字が
「8」の場合、本来的には主遊戯者の勝ちとなる(主遊
戯者が勝者となる)。しかし、その際に「+3」のポイ
ントカード24を有している遊戯者(主遊戯者及び副遊
戯者以外の遊戯者)が副遊戯者に対して応援をすること
によって、副遊戯者の数字(その数値)が「8+3=1
1」となり、副遊戯者の勝ちとなる(副遊戯者が勝者と
なる)。
【0038】また、上述と同じ状況下において、「−
3」のポイントカード24を有している遊戯者(主遊戯
者及び副遊戯者以外の遊戯者)が主遊戯者に対して足を
引っ張ることによって、主遊戯者の数字(その数値)が
「10−3=7」となり、主遊戯者の負けとなる(主遊
戯者が敗者となる)。
【0039】カメレオンカード26は、質問カード10
の色表示部12に表示された色を変更するためのカード
である。カメレオンカード26は8枚ある。前述したよ
うに、主遊戯者及び副遊戯者の質問カード10の間で勝
負がされる際の当該質問カード10の色は、主遊戯者に
よって決定される。すなわち、副遊戯者は、主遊戯者が
指定する色の質問カード10による勝負に応ずる必要が
ある。しかしながら、副遊戯者がカメレオンカード26
を有している(すなわち、管理下に置いている)場合、
副遊戯者の意に基づいて、副遊戯者の手持ちのカードで
あって他の色の任意の1枚の質問カード10が、主遊戯
者が指定した色のカードに変更される。例えば、主遊戯
者が「赤」を指定した場合、「黄色」「緑」又は「紫」
の1枚の質問カード10が「赤」であるとみなされる。
このカメレオンカード26も、副遊戯者が有しているの
みでは効力を発揮せず、副遊戯者が「使用する」場合に
のみ効力を発揮する。
【0040】チェリーカード30は、この遊戯用カード
セットの第1のゲーム方法において遊戯者が集める対象
となるカードである。チェリーカード30を有している
(自己の管理下に置いている)者が敗者となった場合に
は、そのチェリーカード30は、勝者の管理下に移行さ
れる。チェリーカード30を複数枚有している場合に
は、そのうちの1枚が勝者の管理下に移行される。チェ
リーカード30は9枚ある。第1のゲーム方法において
は、例えば3枚集めた遊戯者が勝ちとなる(優先的順位
を得る)。
【0041】[第1のゲーム方法]次に、この遊戯用カ
ードセットの第1のゲーム方法について、図3に基づい
て説明する。前述したように、3人以上の遊戯者によっ
て行われる。例として、Aさん,Bさん,…,Eさんの
5人で行われる場合を説明する。Aさん,Bさん,…,
Eさんは、テーブルTの周りに着席してゲーム(遊戯)
を行う。前述したように、その5人のうち、最も早く3
枚のチェリーカード30を集めた者が1番となり、2番
目に早く3枚のチェリーカード30を集めた者が2番と
なり、…となる。すなわち、各遊戯者は、チェリーカー
ド30を集めることを主目的としてゲーム(遊戯)を行
う。
【0042】主遊戯者は、例えば時計回り等、全遊戯者
が順次担当する。副遊戯者は、主遊戯者が指名する。た
だし、同一人が連続して副遊戯者には指名され得ないも
のとされる。
【0043】各遊戯者の手持ちのカード(各遊戯者の管
理下のカード)は、原則として、他の遊戯者に対して秘
密の状態とされる。例外として、後述のように、チェリ
ーカード30が遊戯者の手持ちのカードとされた場合
(当該遊戯者の管理下に置かれた場合)は、そのチェリ
ーカード30は当該遊戯者の前(テーブルTの上)にそ
のおもて面が上となるように置かれて、全遊戯者によっ
て視認され得る状態とされる。また、主遊戯者及び副遊
戯者の各1枚の質問カード10の間で勝負される際に
は、当該各1枚の質問カード10が各人の前に置かれて
(おもて面が上とされる)、全遊戯者によって視認され
得る状態とされる。
【0044】まず、全遊戯者のうちの誰か(例えばAさ
ん)が、この遊戯用カードセットの全カードを十分に混
合した上で、各遊戯者に5枚ずつカードを配り、その各
5枚のカードがその各遊戯者の管理下に置かれる。それ
以外のカードは供給用カードとされて、山(供給用カー
ド置き場)に置かれる。各遊戯者の手持ち(管理下)の
カードのうちにチェリーカード30が含まれている場合
には、全遊戯者が視認できるように、自分の前(テーブ
ルTの上)にそのチェリーカード30を置く。例えば、
Dさんがチェリーカード30を有している場合には、D
さんが自分の前にそのチェリーカード30を置く(おも
て面を上にする)。
【0045】<第1ラウンド>Aさんがカードを配った
場合は、その時計回り方向の隣りの遊戯者であるBさん
が主遊戯者となる。Bさん(主遊戯者)は、例えばDさ
んを副遊戯者に指名する。これは、Dさんのチェリーカ
ード30を欲しいと思ったことによる。そして、主遊戯
者であるBさんは、Bさん(主遊戯者)及びDさん(副
遊戯者)との間における勝負に供せられる質問カード1
0の「色」として、例えば「赤」を指定する(声に出
す)。それとともに、Bさん(主遊戯者)は自分の手持
ち(自分の管理下)のカードのうち、例えば「赤の1
7」の質問カード10を選択する。
【0046】Bさん(主遊戯者)による「赤」の指定に
応じて、Dさん(副遊戯者)は、自分の手持ち(自分の
管理下)の質問カード10のうち、「赤」の質問カード
10を検討する。例えば、「赤」の質問カード10を2
枚以上有している場合は、そのうち勝負に供せられる質
問カード10を選択する。例えば、「赤の7」のカード
である。
【0047】そして、まず、Bさん(主遊戯者)が、上
述のように選択した「赤の17」の質問カード10の
「質問文」を声に出して読み上げる。例えば、「住んで
みたい国はどこですか?」である。次に、Dさん(副遊
戯者)が、上述のように選択した「赤の7」の質問カー
ド10の「質問文」を声に出して読み上げる。例えば、
「自分を有名人にたとえると誰ですか?」である。
【0048】次に、Bさん(主遊戯者)及びDさん(副
遊戯者)とも、その各質問カード10の「数字」を声に
出して読みつつ、その各質問カード10をテーブルTの
上に載せる。おもて面を上にして、その各質問カード1
0の内容を全遊戯者が視認することができるようにす
る。このようにして、両者の質問カード10の間で勝負
が行われる。「7」よりも「17」の方が強いため、B
さんの勝ちとなり、Dさんの負けとなる。
【0049】このため、Dさんには、Bさんの「赤の1
7」の質問カード10の「質問文」に対して答える義務
(質問応答義務)が生ずる。そして、Dさんは、例え
ば、「住んでみたい国はフランスです。」と答える。ま
た、Dさんの手持ち(管理下)であったチェリーカード
30が、Bさんの手持ち(管理下)とされる。そのチェ
リーカード30は、Bさんの前に置かれる。Bさん(主
遊戯者)及びDさん(副遊戯者)の勝負に供された各1
枚の質問カード10(「赤の17」及び「赤の7」)
は、Bさん及びDさんの管理下から離れ、使用済みカー
ド置き場に置かれる。そして、Dさん(敗者)は、山か
ら1枚のカードを入手して自分の手持ち(管理下)のカ
ードとする。
【0050】<第2ラウンド>次は、Cさんが主遊戯者
となる。Bさん(前回の主遊戯者)の時計回り方向の隣
りの遊戯者であるCさんが主遊戯者となる。Cさん(主
遊戯者)は、例えばAさんを副遊戯者に指名する。これ
は、Cさんが、自分の手持ちの「緑の17」の質問カー
ド10の「質問文」をAさんに聞いてみたいと思ったこ
とによる。そして、Cさん(主遊戯者)は、例えば、勝
負に供せられる質問カード10の「色」として「緑」を
指定して(声に出す)、勝負に供せられる質問カード1
0として「緑の17」の質問カード10を選択する。
【0051】Aさんは、「緑」の質問カード10を有し
ていない場合は、その旨を言う。そして、Cさん(主遊
戯者)は、勝負に供せられる自分の質問カード10(す
なわち、「緑の17」の質問カード10)の「質問文」
を声に出して読み上げる。例えば、「右隣りの人を動物
にたとえると何?」である。
【0052】Aさんは、「緑」の質問カード10が出る
まで山からカードをひく。ただし、最大3枚までであ
る。ひいたカードはすべて自分の手持ち(管理下)のカ
ードとする。Aさんは、1枚目で「緑の14」の質問カ
ード10を入手したとする。その際、Aさんは、「緑」
の質問カード10を入手した旨を言う。そして、Aさん
(副遊戯者)も、勝負に供せられる自分の質問カード1
0(先ほど入手した「緑の14」の質問カード10)の
「質問文」を声に出して読み上げる。例えば、「どんな
雑誌を読んでる?」である。
【0053】次に、Cさん(主遊戯者)及びAさん(副
遊戯者)とも、その各質問カード10の「数字」を声に
出して読みつつ、その各質問カード10をテーブルTの
上に載せる。おもて面を上にして、その各質問カード1
0の内容を全遊戯者が視認することができるようにす
る。このようにして、両者の質問カード10の間で勝負
が行われる。「14」よりも「17」の方が強いため、
Cさんの勝ちとなり、Aさんの負けとなる。
【0054】このため、Aさん(敗者)には、Cさん
(勝者)の質問カード10(「緑の17」の質問カード
10)の「質問文」に答える義務(質問応答義務)が生
ずる。
【0055】しかしながら、Aさん(敗者)はパスカー
ド22を有している(管理下に置いている)とする。そ
の場合、Aさんは、他の遊戯者(Aさん・Cさん以外の
遊戯者)に対して、そのパスカード22を使用すること
によって、その質問応答義務を移行させることができ
る。Aさんが、「Eさんに対してパスカードを使用しま
す。」と声に出して言いつつ、そのパスカード22をテ
ーブルTの上に置く(すなわち、パスカード22を使用
する)ことによって、Eさんにその質問応答義務を移行
させることができる。その場合は、Eさんには、その
「質問文」に対して答える義務が生ずる。そして、Eさ
んは、例えば、「はつかねずみ」と答える。Aさんが使
用したパスカード22は、Aさんの管理下から離れ、使
用済みカード置き場に置かれる。
【0056】また、Cさん(主遊戯者)及びAさん(副
遊戯者)の勝負に供された各1枚のカード(「緑の1
7」及び「緑の14」)は、Aさん及びCさんの管理下
から離れ、使用済みカード置き場に置かれる。そして、
Aさん(敗者)は、山から1枚のカードを入手して自分
の手持ち(管理下)のカードとする。
【0057】<第3ラウンド>次に、Dさん(前回の主
遊戯者であるCさんの時計回り方向の隣りの遊戯者)が
主遊戯者となる。Dさん(主遊戯者)は、例えばBさん
を副遊戯者に指名する。これは、Bさんのチェリーカー
ド30を欲しいと思ったことによる。そして、Dさん
(主遊戯者)は、例えば、勝負に供せられる質問カード
10の「色」として「紫」を指定して(声に出す)、勝
負に供せられる質問カード10として「紫の15」の質
問カード10を選択する。
【0058】Bさんは、「紫」の質問カード10を有し
ていない場合は、前述のように、その旨を言う。そし
て、Dさん(主遊戯者)は、勝負に供せられる自分の質
問カード10(すなわち、「紫の15」の質問カード1
0)の「質問文」を声に出して読み上げる。例えば、
「この中で一番かっこいい人は誰ですか?」である。
【0059】Bさんは、「紫」の質問カード10を求め
て、山からカードをひく。ひいたカードはすべて自分の
手持ち(管理下)のカードとする。しかしながら、3枚
のカードをひいても「紫」の質問カード10が出ない場
合は、この時点でBさんの負けとなり、Dさんの勝ちと
なる。
【0060】このため、Bさんは、自分のチェリーカー
ド30をDさんに渡す必要がある(Dさんの管理下とな
る)。また、Dさんは、勝負に供された自分の質問カー
ド10(「紫の15」の質問カード10)をテーブルT
の上に置く(おもて面を上にする)。こうして、Bさん
(敗者)には、Dさん(勝者)の勝負に供された質問カ
ード10(「紫の15」の質問カード10)の「質問
文」に対して答える義務(質問応答義務)が生ずる。
【0061】しかしながら、Bさんが上述のように山か
ら引いた3枚のカードのうちにミラーカード21があっ
た(自分の管理下に置いた)とする。その場合は、その
ミラーカード21を使用することによって、その質問応
答義務をDさん(勝者)に転換することができる。Bさ
んが、「ミラーカードを使用します。」と声に出して言
いつつ、そのミラーカード21をテーブルTの上に置く
(すなわち、ミラーカード21を使用する)ことによっ
て、Dさん(勝者)に、その質問応答義務を転換するこ
とができる。その場合は、Dさん(勝者)には、その勝
負に供された自分の質問カード10(「紫の15」の質
問カード10)の「質問文」に対して答える義務が生ず
る。そして、Dさんは、例えば、「この中で一番かっこ
いい人はCさんです。」と答える。Bさんが使用したミ
ラーカード21は、Bさんの管理下から離れ、使用済み
カード置き場に置かれる。
【0062】また、Dさん(主遊戯者)の勝負に供され
た質問カード10(「紫の15」の質問カード10)
は、Dさんの管理下から離れ、使用済みカード置き場に
置かれる。なお、Bさん(敗者)は、すでに3枚のカー
ドを山からひいているので、今回は山からもう1枚入手
することはない。
【0063】<第4ラウンド>次に、Eさん(前回の主
遊戯者であるDさんの時計回り方向の隣りの遊戯者)が
主遊戯者となる。Eさん(主遊戯者)は、例えばDさん
を副遊戯者に指名する。これは、Dさんのチェリーカー
ド30を欲しいと思ったことによる。そして、Eさん
(主遊戯者)は、例えば、勝負に供せられる質問カード
10の「色」として「紫」を指定して(声に出す)、勝
負に供せられる質問カード10を「紫の17」を選択す
る。
【0064】Eさん(主遊戯者)による「紫」の指定に
応じて、Dさん(副遊戯者)は、自分の手持ち(自分の
管理下)のカードのうち、「紫」の質問カード10を検
討する。例えば、「紫」の質問カード10を1枚のみ有
している場合は、その質問カード10によって勝負をす
る。例えば、「紫の1」の質問カード10である。
【0065】そして、まず、Eさん(主遊戯者)が、上
述のように選択した「紫の17」の質問カード10の
「質問文」を声に出して読み上げる。次に、Dさん(副
遊戯者)が、上述のように選択した「紫の1」の質問カ
ード10の「質問文」を声に出して読み上げる。
【0066】次に、Eさん(主遊戯者)及びDさん(副
遊戯者)とも、その各質問カード10の「数字」を声に
出して読みつつ、その各質問カード10をテーブルTの
上に載せる(おもて面を上にする)。このようにして、
両者の質問カード10の間で勝負が行われる。「17」
よりも「1」の方が強いため、Dさんの勝ちとなり、E
さんの負けとなる。前述したように、原則として大きな
数値の数字の方が強いのであるが、「1〜4」は「15
〜18」よりも強いからである。
【0067】このため、Eさんには、Dさんの「紫の
1」の質問カード10の「質問文」に対して答える義務
が生ずる。そして、Dさんのチェリーカード30は、D
さんの管理下のままである。また、Eさん(主遊戯者)
及びDさん(副遊戯者)の勝負に供された各1枚の質問
カード10(「紫の17」及び「紫の1」)は、Eさん
及びDさんの管理下から離れ、使用済みカード置き場に
置かれる。そして、Eさん(敗者)は、山から1枚のカ
ードを入手して手持ちのカードとする(自分の管理下と
する)。
【0068】<第5ラウンド>次に、Aさん(前回の主
遊戯者であるEさんの時計回り方向の隣りの遊戯者)が
主遊戯者となる。Aさんは、例えばEさんを副遊戯者に
指名する。チェリーカード30を有するDさんを副遊戯
者に指名したいところであるが、前述したように、2回
連続して同一人を副遊戯者に指名することができないか
らである。そして、Aさん(主遊戯者)は、勝負に供せ
られる質問カード10の「色」として「緑」を指定して
(声に出す)、勝負に供される質問カード10として
「緑の16」の質問カード10を選択する。
【0069】Eさん(副遊戯者)は、「緑」の質問カー
ド10を有していない場合は、その旨を言う。これによ
って、Aさんは、勝負に供される自分の質問カード10
(すなわち、「緑の16」の質問カード10)の「質問
文」を声に出して読み上げる。
【0070】Eさんは、「緑」の質問カード10を求め
て、山からカードをひく。1枚目にチェリーカード30
を入手したとする。その場合は、そのチェリーカード3
0を自分の前に置く。そして、2枚目に「緑の14」の
質問カード10を入手したとする。その際は、Eさん
は、「緑」の質問カード10を入手した旨を言う。そし
て、Eさん(副遊戯者)も、勝負に供される自分の質問
カード10(先ほど入手した「緑の16」の質問カード
10)の「質問文」を声に出して読み上げる。
【0071】次に、Aさん(主遊戯者)及びEさん(副
遊戯者)とも、その各質問カード10の「数字」を声に
出して読みつつ、その各質問カード10をテーブルTの
上に載せる(おもて面を上とする)。このようにして、
両者の質問カード10の間で勝負が行われる。「14」
よりも「16」の方が強いので、本来的にはAさんの勝
ちで、Eさんの負けである。
【0072】しかしながら、主遊戯者(Aさん)及び副
遊戯者(Eさん)以外の遊戯者であるCさんが、手持ち
のカードとして「−5」のポイントカード24を有して
いた(自分の管理下に置いていた)とする。その場合、
Cさんは、主遊戯者(Aさん)及び副遊戯者(Eさん)
のうちの一方(本来的には勝者となる者)の足を引っ張
ることができる。Cさんが、「Aさんに対して「−5」
のポイントカードを使用します。」と声に出して言いつ
つ、そのポイントカード24をテーブルTの上に置く
(すなわち、ポイントカード24を使用する)ことによ
って、Aさんの質問カード10の数字(正確にはその数
値)は、「16−5=11」となる。これによって、E
さんの勝ちとなり、Aさんの負けとなる。「11」は
「14」より弱いからである。
【0073】そして、Aさんは、勝負に供されたEさん
の質問カード10(すなわち、「緑の14」の質問カー
ド10)の「質問文」に対して答える義務が生ずる。C
さんが使用したポイントカード24は使用済みカード置
き場に置かれる。また、Aさん(主遊戯者)及びEさん
(副遊戯者)の勝負に供された各1枚の質問カード10
(「緑の16」及び「緑の14」の質問カード10)
は、Aさん及びEさんの管理下から離れ、使用済みカー
ド置き場に置かれる。そして、Aさん(敗者)は、山か
ら1枚のカードを入手して手持ちのカードとする(自分
の管理下とする)。
【0074】<第6ラウンド>次に、Bさん(前回の主
遊戯者であるAさんの時計回り方向の隣りの遊戯者)が
主遊戯者となる。Bさんは、例えばEさんを副遊戯者に
指名する。これは、Eさんのチェリーカード30を欲し
いと思ったことによる。そして、Eさん(主遊戯者)
は、例えば、勝負に供せられる質問カード10の「色」
として「黄色」を指定して(声に出す)、勝負に供せら
れる質問カード10を「黄色の16」を選択する。
【0075】Bさん(主遊戯者)による「黄色」の指定
に応じて、Eさん(副遊戯者)は、自分の手持ち(自分
の管理下)のカードのうち、「黄色」の質問カード10
を検討する。しかしながら、「黄色」の質問カード10
を有していない、又は、有している「黄色」の質問カー
ド10は、その「数字」(その数値)が大きくなく、弱
いものであるとする。
【0076】ここで、Eさんは、カメレオンカード26
を有している(管理下に置いている)とする。この場
合、Eさんは、カメレオンカード26を使用することに
よって、自分の手持ち(管理下)の1枚の質問カード1
0の「色」を変更させることができる。そして、Eさん
は、例えば、「赤の18」の質問カード10を有してい
るとする。その場合、Eさんは、カメレオンカード26
を使用することによって、その「赤の18」の質問カー
ド10を「黄色の18」の質問カード10と同等のもの
とすることができる。
【0077】そして、まず、Bさんが(主遊戯者)が、
上述のように選択した「黄色の16」の質問カード10
の「質問文」を声に出して読み上げる。次に、Eさん
(副遊戯者)が、上述のように選択した「赤の18」の
質問カード10の「質問文」を声に出して読み上げる。
【0078】次に、Bさん(主遊戯者)及びEさん(副
遊戯者)とも、その各質問カード10の「数字」を声に
出して読みつつ、その各質問カード10をテーブルTの
上に載せる(おもて面を上にする)。Eさんは、カメレ
オンカード26もテーブルTの上に載せる(おもて面を
上にする)。このようにして、両者の質問カード10の
間で勝負が行われる。カメレオンカード26によって、
Eさんの「赤の18」の質問カード10は「黄色の1
8」の質問カード10とみなされる。そして、「16」
よりも「18」の方が強いため、Eさんの勝ちとなり、
Bさんの負けとなる。
【0079】このため、Bさんには、Eさんの「赤の1
8」の質問カード10の「質問文」に対して答える義務
(質問応答義務)が生ずる。そして、Eさんのチェリー
カード30はEさんの管理下のままである。また、Bさ
ん(主遊戯者)及びEさん(副遊戯者)の勝負に供され
た各1枚の質問カード10(「黄色の16」及び「赤の
18」)並びにEさん(副遊戯者)によって使用された
カメレオンカード26は、Bさん及びEさんの管理下か
ら離れ、使用済みカード置き場に置かれる。そして、B
さん(敗者)は、山から1枚のカードを入手して自分の
手持ち(管理下)のカードとする。
【0080】以上のような手順が繰り返されて、最も早
くチェリーカード30を3枚取得した者が1番となる。
その後は、その1番の遊戯者のすべてのカード(3枚の
チェリーカード30を含む)が使用済みカード置き場に
置かれて、その他の遊戯者の間で上述の手順が繰り返さ
れる。なお、山のカードがなくなったら(又は、少なく
なったら)、使用済みカード置き場のカードが混合され
て、山に補充される。
【0081】以上のようにして、各遊戯者には、勝負に
応じて、質問応答義務が生じる。こうして、各遊戯者が
質問に答えることによって、全遊技者の心が打ち解け、
全遊戯者が親密になることができる。また、各種の特殊
カードによって、より深い興趣を得ることができ、その
点でも、全遊戯者がより親密になることができる。
【0082】[第2のゲーム方法]次に、この遊戯用カ
ードセットの第2のゲーム方法について説明する。第2
のゲーム方法は、第1のゲーム方法の変形例であり、第
1のゲーム方法との相違点を中心に説明する。
【0083】第2のゲーム方法では、チェリーカード3
0は使用されない。このため、チェリーカード30は、
すべて、別の場所に保管される。第2のゲーム方法は、
最も早く自分の管理下のカードをなくした(自分の管理
かのカードの枚数をゼロとした)者が1番となり、2番
目に早く自分の管理下のカードをなくした者が2番とな
り、…となる。すなわち、各遊戯者は、自分の管理下の
カードを減らすことを主目的としてゲーム(遊戯)を行
う。
【0084】<第1ラウンド>第1のゲーム方法におけ
る第1ラウンドとほぼ同様に行われる。ただし、上述し
たように、チェリーカード30は登場してこない(以
下、同様である)。そして、Bさん(主遊戯者・勝者)
及びDさん(副遊戯者・敗者)の勝負に供された各1枚
の質問カード10(「赤の17」及び「赤の7」)は、
Bさん及びDさんの管理下から離れ、使用済みカード置
き場に置かれる。また、Dさん(敗者)は、山から1枚
のカードを入手して自分の手持ち(管理下)のカードと
する。このようにして、勝者(Bさん)の手持ち(管理
下)のカードの枚数が1枚減り、敗者(Dさん)の手持
ち(管理下)のカードの枚数は同一のままである。
【0085】<第2ラウンド>第1のゲーム方法におけ
る第2ラウンドとほぼ同様に行われる。そして、Cさん
(主遊戯者・勝者)及びAさん(副遊戯者・敗者)の勝
負に供された各1枚のカード(「緑の17」及び「緑の
14」)は、Cさん及びAさんの管理下から離れ、使用
済みカード置き場に置かれる。また、Aさん(敗者)
は、山から1枚のカードを入手して自分の手持ち(管理
下)のカードとする。なお、Aさんが使用したパスカー
ド22は、Aさんの管理下から離れ、使用済みカード置
き場に置かれる。このようにして、勝者(Cさん)の手
持ち(管理下)のカードの枚数が1枚減る。また、敗者
(Aさん)の手持ち(管理下)のカードの枚数は、
「緑」の質問カード10を求めて山から入手した分(+
1),パスカード22を使用した分(−1),最後に山
から入手した分(+1)を合計して、1枚増えることと
なる。
【0086】<第3ラウンド>第1のゲーム方法におけ
る第3ラウンドとほぼ同様に行われる。そして、Dさん
(主遊戯者・勝者)の勝負に供された1枚の質問カード
10(「紫の15」の質問カード10)は、Dさんの管
理下から離れ、使用済みカード置き場に置かれる。一
方、Bさん(副遊戯者・敗者)は、すでに3枚のカード
を山からひいているので、今回は山からもう1枚入手す
ることは免除される。このようにして、勝者(Dさん)
の手持ち(管理下)のカードの枚数が1枚減る。一方、
敗者(Bさん)の手持ち(管理下)のカードの枚数は、
「紫」のカードを求めて山から入手した分(+3),ミ
ラーカード21を使用した分(−1)を合計して、2枚
増えることとなる。
【0087】<第4ラウンド>第1のゲーム方法におけ
る第4ラウンドとほぼ同様に行われる。そして、Eさん
(主遊戯者・敗者)及びDさん(副遊戯者・勝者)の勝
負に供された各1枚の質問カード10(「紫の17」及
び「紫の1」)は、Eさん及びDさんの管理下から離
れ、使用済みカード置き場に置かれる。また、Eさん
(敗者)は、山から1枚のカードを入手して手持ちのカ
ードとする(自分の管理下とする)。このようにして、
勝者(Dさん)の手持ち(管理下)のカードの枚数が1
枚減り、敗者(Eさん)の手持ち(管理下)のカードの
枚数は同一のままである。
【0088】<第5ラウンド>第1のゲーム方法におけ
る第5ラウンドとほぼ同様に行われる。そして、Aさん
(主遊戯者・敗者)及びEさん(副遊戯者・勝者)の勝
負に供された各1枚の質問カード10(「緑の16」及
び「緑の14」の質問カード10)は、Aさん及びEさ
んの管理下から離れ、使用済みカード置き場に置かれ
る。また、Aさん(敗者)は、山から1枚のカードを入
手して手持ちのカードとする(自分の管理下とする)。
このようにして、勝者(Eさん)の手持ち(管理下)の
カードの枚数が1枚減り、敗者(Aさん)の手持ち(管
理下)のカードの枚数は同一のままである。また、Cさ
んがポイントカード24を使用したことによって、Cさ
んの手持ち(管理下)のカードの枚数も1枚減る。
【0089】<第6ラウンド>第1のゲーム方法におけ
る第6ラウンドとほぼ同様に行われる。そして、Bさん
(主遊戯者・敗者)及びEさん(副遊戯者・勝者)の勝
負に供された各1枚の質問カード10(「黄色の16」
及び「赤の18」)並びにEさん(副遊戯者・勝者)に
よって使用されたカメレオンカード26は、各人の管理
下から離れ、使用済みカード置き場に置かれる。また、
Bさん(敗者)は、山から1枚のカードを入手して自分
の手持ち(管理下)のカードとする。
【0090】このようにして、勝者(Eさん)の手持ち
(管理下)のカードの枚数が2枚減り、敗者(Bさん)
の手持ち(管理下)のカードの枚数は同一のままであ
る。
【0091】以上のような手順が繰り返されて、最も早
く自分の手持ちのカードの枚数がゼロとなった者が1番
となる。その後は、その他の遊戯者の間で上述の手順が
繰り返される。なお、山のカードがなくなったら(又
は、少なくなったら)、使用済みカード置き場のカード
が混合されて、山に補充される。
【0092】以上のようにして、各遊戯者には、勝負に
応じて、質問応答義務が生じる。こうして、各遊戯者が
質問に答えることによって、全遊技者の心が打ち解け、
全遊戯者が親密になることができる。また、各種の特殊
カードによって、より深い興趣を得ることができ、その
点でも、全遊戯者がより親密になることができる。
【0093】なお、上記のものはあくまで本発明の一実
施形態にすぎず、当業者の知識に基づいて種々の変更を
加えた態様で本発明を実施できることはもちろんであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の遊戯用カードセットのう
ち、質問カードを示す図である。
【図2】本発明の一実施形態の遊戯用カードセットのう
ち、特殊カードを示す図である。
【図3】本発明の一実施形態の遊戯用カードセットの使
用方法を示す図である。第1ゲーム方法における第1ラ
ウンドを示す。
【符号の説明】
10 質問カード(メッセージカード) 12 色表示部(識別標識表示部) 14 数字表示部 16 質問文表示部(メッセージ表示部) 21 ミラーカード(メッセージ応答義務転換カード) 22 パスカード(メッセージ応答義務移行カード) 24 ポイントカード(数値増減カード) 26 カメレオンカード(識別標識変更カード) 30 チェリーカード(取得目標カード)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のカードを有する遊戯用カードセッ
    トであって、 前記複数のカードのうちには少なくとも複数のメッセー
    ジカードがあり、 前記各メッセージカードは、 複数の識別標識のうちのいずれかを表示する識別標識表
    示部と、 数字を表示する数字表示部と、 メッセージを表示するメッセージ表示部とを有し、 前記複数のカードのうちの少なくとも一部が複数の遊戯
    者に分配されて各遊戯者の管理下に置かれ、 前記複数の遊戯者のうち主遊戯者及び副遊戯者が適宜決
    定され、 ともに前記主遊戯者が指定した識別標識を有するメッセ
    ージカードであって前記主遊戯者の管理下の一のメッセ
    ージカードと前記副遊戯者の管理下の一のメッセージカ
    ードとの間において当該両メッセージカードの有する数
    字に基づいて勝負が行われることによって、前記主遊戯
    者及び前記副遊戯者の間で勝者及び敗者が決定され、 前記敗者には前記両メッセージカードのうちの前記勝者
    又は当該敗者のメッセージカードの有するメッセージに
    応答するメッセージ応答義務が生ずる、 という遊戯に供せられる、遊戯用カードセット。
  2. 【請求項2】 複数のカードを有する遊戯用カードセッ
    トであって、 前記複数のカードのうちには少なくとも複数のメッセー
    ジカードと複数の取得目標カードとがあり、 前記各メッセージカードは、 複数の識別標識のうちのいずれかを表示する識別標識表
    示部と、 数字を表示する数字表示部と、 メッセージを表示するメッセージ表示部とを有し、 前記複数のカードのうちの一部が複数の遊戯者に分配さ
    れて各遊戯者の管理下に置かれ、前記複数のカードのう
    ちの残部又はそのうちの一部が供給用カードとされ、 前記複数の遊戯者のうち主遊戯者及び副遊戯者が適宜決
    定され、 ともに前記主遊戯者が指定した識別標識を有するメッセ
    ージカードであって前記主遊戯者の管理下の一のメッセ
    ージカードと前記副遊戯者の管理下の一のメッセージカ
    ードとの間において当該両メッセージカードの有する数
    字に基づいて勝負が行われることによって、前記主遊戯
    者及び前記副遊戯者の間で勝者及び敗者が決定され、 前記敗者には前記両メッセージカードのうちの前記勝者
    又は当該敗者のメッセージカードの有するメッセージに
    応答するメッセージ応答義務が生ずるとともに、前記敗
    者が取得目標カードを自己の管理下に置いている場合に
    は当該取得目標カードが前記勝者の管理下に移行され、
    前記両メッセージカードは前記主遊戯者及び前記副遊戯
    者の管理下から離れ、前記敗者には前記供給用カードの
    うちから所定枚数のカードが分配されて当該カードが当
    該敗者の管理下に置かれる、 という手順が繰り返され、より早く所定枚数の取得目標
    カードを自己の管理下に置いた遊技者に優先的順位が与
    えられる、 という遊技に供される、遊戯用カードセット。
  3. 【請求項3】 複数のカードを有する遊戯用カードセッ
    トであって、 前記複数のカードのうちには少なくとも複数のメッセー
    ジカードがあり、 前記各メッセージカードは、 複数の識別標識のうちのいずれかを表示する識別標識表
    示部と、 数字を表示する数字表示部と、 メッセージを表示するメッセージ表示部とを有し、 前記複数のカードのうちの一部が複数の遊戯者に分配さ
    れて各遊戯者の管理下に置かれ、前記複数のカードのう
    ちの残部又はそのうちの一部が供給用カードとされ、 前記複数の遊戯者のうち主遊戯者及び副遊戯者が適宜決
    定され、 ともに前記主遊戯者が指定した識別標識を有するメッセ
    ージカードであって前記主遊戯者の管理下の一のメッセ
    ージカードと前記副遊戯者の管理下の一のメッセージカ
    ードとの間において当該両メッセージカードの有する数
    字に基づいて勝負が行われることによって、前記主遊戯
    者及び前記副遊戯者の間で勝者及び敗者が決定され、 前記敗者には前記両メッセージカードのうちの前記勝者
    又は当該敗者のメッセージカードの有するメッセージに
    応答するメッセージ応答義務が生ずるとともに、前記両
    メッセージカードは前記主遊戯者及び前記副遊戯者の管
    理下から離れ、前記敗者には前記供給用カードのうちか
    ら所定枚数のカードが分配されて当該カードが当該敗者
    の管理下に置かれる、 という手順が繰り返され、より早く自己の管理下のカー
    ド又はメッセージカードがなくなった遊戯者に優先的順
    位が与えられる、 という遊戯に供せられる、遊戯用カードセット。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
    遊戯用カードセットであって、 前記複数のカードのうちには応答義務転換カードがあ
    り、 前記敗者が応答義務転換カードを自己の管理下に置いて
    いる場合には、当該敗者の意に基づいて、前記メッセー
    ジ応答義務が前記勝者に転換される、 という遊戯に供せられる、遊戯用カードセット。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の
    遊戯用カードセットであって、 前記複数のカードのうちには応答義務移行カードがあ
    り、 前記敗者が応答義務移行カードを自己の管理下に置いて
    いる場合には、当該敗者の意に基づいて、前記メッセー
    ジ応答義務が当該敗者及び前記勝者以外の他の遊戯者に
    移行される、という遊戯に供せられる、遊戯用カードセ
    ット。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の
    遊戯用カードセットであって、 前記複数のカードのうちには数値増減カードがあり、 前記主遊戯者及び前記副遊戯者以外の遊戯者が数値増減
    カードを自己の管理下に置いている場合には、当該遊戯
    者の意に基づいて、前記主遊戯者及び前記副遊戯者の当
    該勝負の対象とされているメッセージカードのうちのい
    ずれか一方のメッセージカードの数字の数値が増減され
    る、 という遊戯に供せられる、遊戯用カードセット。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の
    遊戯用カードセットであって、 前記複数のカードのうちには識別標識変更カードがあ
    り、 前記副遊戯者が識別標識変更カードを自己の管理下に置
    いている場合には、当該副遊戯者の意に基づいて、当該
    副遊戯者の管理下のメッセージカードの識別標識が他の
    識別標識に変更されたとみなされる、 という遊戯に供せられる、遊戯用カードセット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014165133A1 (en) * 2013-03-13 2014-10-09 The United States Playing Card Company Intelligent markers and card distribution error reduction system
JP2019035895A (ja) * 2017-08-18 2019-03-07 松本 久美子 教育用カードゲーム、及びその使用方法

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