JP2003205037A - コーティング・システム - Google Patents

コーティング・システム

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JP2003205037A
JP2003205037A JP2002362657A JP2002362657A JP2003205037A JP 2003205037 A JP2003205037 A JP 2003205037A JP 2002362657 A JP2002362657 A JP 2002362657A JP 2002362657 A JP2002362657 A JP 2002362657A JP 2003205037 A JP2003205037 A JP 2003205037A
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stent
drug
coating
shrink tube
coating system
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JP2002362657A
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Thomas Schratzenstaller
シュラッツェンシュタラー トーマス
Erich Wintermantel
ヴィンターマンテル エリッヒ
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Translumina GmbH
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Translumina GmbH
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    • A61L31/00Materials for other surgical articles, e.g. stents, stent-grafts, shunts, surgical drapes, guide wires, materials for adhesion prevention, occluding devices, surgical gloves, tissue fixation devices
    • A61L31/14Materials characterised by their function or physical properties, e.g. injectable or lubricating compositions, shape-memory materials, surface modified materials
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • B05B13/0228Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work characterised by the means for moving or conveying the objects or other work, e.g. conveyor belts the movement of the objects being rotative
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステントを高い精度でコーティングすること
ができるコーティング・システムを提供すること。 【解決手段】 一種のあるいは複数種の薬剤をステント
にコーティングするコーティング・システムにおいて、
少なくとも一つの噴霧手段とステントと直接あるいは間
接的に接続あるいは、接続可能な、ステントを噴霧手段
に対して相対的に回転させることを可能とする回転手段
を備えていることを特徴とするコーティング・システ
ム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 [発明の詳細な説明]本発明は、ステントに一種あるい
は複数種の薬剤をコーティングするためのコーティング
・システムに関する。
【0002】
【従来技術】ステントを薬剤でコーティングすること
が、組織細胞の増殖による再狭窄を防止あるいは遅延さ
せることに対して有利であることは、機知のことであ
る。薬剤としては、ヘパリンやラパマイシンなどが使用
され、ステントの外周あるいは内周にコーティングされ
る。薬剤をステントに塗布する方法としては、例えばヨ
ーロッパ特許EP 0 950 386 A2などに記載されている方
法が知られている。該方法においては、ステントの桟に
溝を設けている。ステントに塗布された薬剤の投与量及
び分布が、治療の成功を左右するため、ステントを薬剤
でコーティングする際には、高い精度が要求される。更
なる重要なパラメータとして薬剤の投薬法を挙げること
ができる。例えば薬剤を生体適合性のポリマーでコーテ
ィングすることも可能である。薬剤をポリマーでコーテ
ィングすることで薬剤をステントにしっかりと固定する
ことができるのみでなく、薬物動態を設定することが可
能である。よって薬物コーティング量のみでなくポリマ
ーのコーティング量も大変重要なファクターと言える。
このことは、薬剤をポリマーでコーティングするときの
みでなく、ポリマーを、薬剤を均一に担持するポリマー
・マトリックスとして使用する際も重要である。
【0003】
【発明の目的】本発明の目的は、ステントを高い精度で
コーティングすることができるコーティング・システム
を提供することである。
【0004】
【課題を解決する手段】上記課題を解決するために本発
明に係るコーティング・システムは、請求項1記載の特
徴を有する。すなわち少なくとも一つの噴霧手段と回転
手段を有し、該回転手段が該噴霧手段あるいはコーティ
ングすべきステントと直接あるいは間接的に接続されあ
るいは接続可能で、該回転手段により該噴霧手段と該ス
テントが相対的に回転可能であることを特徴とする。こ
こで重要なのは、該噴霧手段と該ステントが相対的に回
転可能であることであり、該噴霧手段あるいは該ステン
ト、あるいは双方が回転可能に配置されていても良い。
考え得る例として、モーターで回転しステントを取付け
ることができるプレートと、ステントが回転中に操作さ
れる位置的に固定された噴霧手段を挙げることができ
る。このように配置することで、薬剤あるいはポリマー
をステントに均一に塗布することが可能となる。噴霧手
段は、例えば簡単なスナップ接続などで固定することも
可能である。このようにすると更なる薬剤やポリマーを
塗布するための噴霧手段との交換を簡略化することがで
きる。
【0005】噴霧手段は、例えば粉末状あるいは液滴状
の薬剤をステントに塗布できるように形成されていれば
よい。薬剤を水、アルコール、アセトンなどの好ましい
溶媒に溶かして噴霧手段で使用することが一般的であ
る。本発明の好ましい一実施形態においては、噴霧手段
のノズルは、ステントの長さ全体に渡っての塗布が可能
なように形成されている。この場合、ステントを回転手
段の回転軸に平行に動かさなくても均一な塗布が可能で
ある。本発明の更なる実施形態においては、ステントが
カテーテルに取付けられている。ステントを使用する
際、いずれにしてもバルーン付きカテーテルは必要であ
る。
【0006】本発明の好ましい実施形態においては、ス
テントをコーティングしてからではなく、ステントをカ
テーテルにコーティングする前に取付け、収縮させた状
態で本発明に係るコーティング・システムで処理する。
この際カテーテル・チューブは巻き取り、コーティング
されないように覆いをする。このようにすることによ
り、ステント及び、不可避の場合、バルーン付きカテー
テルの覆われていない部分のみがコーティングされるよ
うにすることができる。ステントを縮めない状態でもコ
ーティングすることが可能であることは言うまでもな
い。すなわち、ステントは縮めない状態あるいは、上記
の如くカテーテルに取付け縮めた状態でコーティングす
ることが可能である。
【0007】該回転手段は、管状のカテーテル・チュー
ブ固定用の回転する取付け部を有することもできる。カ
テーテル・チューブは、取付け部に例えば貼り付けるこ
とができる。該実施形態においては、ステントを直接回
転手段に固定することなく、しっかりと固定することが
可能である。好ましい本発明の実施形態においては、真
空ポンプを用いる。該真空ポンプにより少なくともステ
ント及び噴霧手段の領域を減圧することができる。
【0008】更に好ましい本発明の実施形態において
は、回転手段の回転方向に間隔を持って配置される複数
の噴霧手段を用いる。このような実施形態においては、
噴霧手段をモジュールとして組み合わせることも可能で
ある。すなわちそれぞれの噴霧手段を異なる薬剤及び/
あるいはポリマー用に用いることができる。該実施方法
の例としては、ステントをまず薬剤でコーティングし続
いてポリマーでコーティングし隔離層を設け、他の薬剤
をコーティングした後、再びポリマーでコーティングす
る方法などをあげることができる。このような本発明の
実施形態例においては、薬剤やポリマーの層を組み合わ
せる際に、それぞれの噴霧手段が異なる薬剤やポリマー
専用に用いられるので、噴霧手段を交換する必要が無く
好ましい。また更なる実施形態あるいは補足的な実施形
態として、複数の噴霧手段を回転手段の回転軸方向に間
隔を置いて装備することも可能である。このようにする
ことにより、ステントの縦軸方向に異なるコーティング
を施すことや、長さの長いステントを噴霧手段あるいは
ステントを軸方向に移動させること無くコーティングす
ることが可能となる。
【0009】ステントを回転手段の回転軸方向に移動で
きるようにした実施形態も可能であることは言うまでも
ない。本発明の好ましい実施形態の一例では、制御手段
を装備する。該制御手段により噴霧手段の稼動順位及び
/あるいはステントの噴霧手段に対する相対的な動きを
制御することができる。このような実施形態をとること
により、目標とする一種あるいは複数種の薬剤の投与量
及び一種あるいは複数種の薬剤の投与形態にしたがって
ステントを実質的に全自動でコーティングすることが可
能な自動コーティング装置を実現できる。すなわち該制
御手段は、使用者が要求するポリマーの厚み、薬剤の種
類及び投与量、またこれらを塗布する位置などに従って
自動コーティング装置を制御することを可能にする。
【0010】本発明はまた、ステントに一種あるいは複
数種の薬剤をコーティングするコーティング手段であっ
て、少なくとも一つの噴霧手段と、噴霧手段とステント
間に電位差生じさせる手段を装備することを特徴とする
コーティング・システムに関する。本発明に係るコーテ
ィング・システムを用いることで薬剤及びポリマーをス
テントに非常に均一かつ一定に塗布することが可能であ
る。ステントを噴霧手段に対して相対的に回転させる必
要は本発明における該形態においては必要条件ではな
い。ただし本発明の該形態において回転手段を用いる実
施形態が含まれることは言うまでもない。
【0011】特に好ましい本発明の実施形態においてス
テントは、アースされており、一つのあるいは複数の噴
霧手段に対して正の電荷を持つ。該電位差により磁力線
が発生し、該磁力線に沿って薬剤及び/あるいはポリマ
ーの粒子が移動する。磁力線は、ステント全体を取り巻
いているので噴霧手段から見て反対側もコーティングさ
れる。このような実施形態では、前記実施形態のような
回転手段を必ずしも必要としないので好ましい。噴霧手
段は、例えば100kVまで使用可能である。ステントと噴
霧手段の間に電位差を持たせることで、薬剤の均一な塗
布及び非常に薄い層の塗布を実現することができる。
【0012】本発明に係る好ましいコーティング・シス
テムは、請求項1から11の一項に記載されている実施形
態である。特に好ましい実施形態においては、複数の噴
霧手段が回転手段の回転方向あるいは回転軸方向に間隔
を持って配置されている。磁場をかける実施形態におい
ても、ステントを噴霧手段に対して相対的に回転させる
ことができることは言うまでもない。ステントのコーテ
ィングは、縮んでいない状態あるいは、例えばカテーテ
ルに取付けて縮められた状態で実施できる。本発明はま
た、ステントを一種あるいは複数種の薬剤で塗布するコ
ーティング方法であって、ステントを請求項1から14の
一項に記載されているコーティング・システムに取付
け、回転手段の回転させる及び/あるいはステントと一
つのあるいは複数の噴霧手段との間に電位差を発生さ
せ、噴霧手段を操作することにより薬剤をステントに塗
布することを特徴とするコーティング方法に関する。
【0013】更に本発明は、ステントに個々に必要な量
の薬剤をステントに塗布することのできるコーティング
方法であって、個々の患者が必要とする種類、投与形態
及び/あるいは投与量の薬剤をステントに塗布すること
を特徴とし、一種あるいは複数種の薬剤を、その薬剤の
種類、投与形態及び/あるいは投与量などの目標値を、
一つのあるいは複数のコーティング装置を操作すること
で達成できることを特徴とするコーティング方法に関す
る。このような方法においては、実際に必要とされる非
常に正確な量の薬剤をステントに塗布できるので好まし
い。該方法は、ステントを使用する直前に実施されるこ
とが好ましい。従来のステントには、一定量の薬剤があ
らかじめコーティングされているのに対し、該方法にお
いては、薬剤の種類、投与形態及び/あるいは投与量な
ど個々の患者の要求に対応することが可能である。また
薬剤の塗布から、ステントを使用するまでの時間を非常
に短縮することも可能である。更には、薬剤及びステン
トの認可手続きを独立して行うことで、簡略化を図るこ
とができる。
【0014】該コーティング装置は、好ましくは請求項
1から14の一項記載のコーティング・システムを装備
する。実施例として自動コーティング装置及びステント
の使用前にコーティングを行うための手動装置などを挙
げることができる。自動コーティング装置を使用する際
には、一種あるいは複数種の薬剤を、その薬剤の種類、
投与形態及び/あるいは投与量などに関するパラメータ
を入力することで全自動的にコーティング作業を実施す
ることもできる。また、患者の年齢、体重、病状等の個
人的パラメータを入力することで、それぞれの患者に対
して適切なコーティングを自動的に実施することができ
る自動コーティング装置も可能である。もちろん患者の
データ、病状のデータ及びコーティングの種類及び組み
合わせなどのデータから割り出される信頼の置けるデー
タの存在が必要不可欠であることは言うまでもない。こ
のようなデータおよびモデルは、自動コーティング装置
制御手段の記憶装置などに記憶させておくことが可能で
ある。
【0015】更なる実施形態においては、投与量の分布
を個々に変えることも可能である。例えば、ステントの
外側及び内側、ステントの先端及び中央部などで異なっ
た量の薬剤を塗布したり、ステント全体に均一に塗布し
たりすることも可能である。ステントの内側をコーティ
ングする噴霧手段のノズルは、例えばステントの長軸方
向に移動できるような形態にすることができる。
【0016】例えば、薬剤のコーティングは、コーティ
ング装置とステントとの間に電位差をかけている間に実
施することができる。ステントは、薬剤でコーティング
される前に温められ、アースされる。そしてコーティン
グされた後に乾燥され、使用できる状態となる。他のあ
るいは付加的な手段として、ステントを回転させている
間に薬品でコーティングすることができることは、言う
までもない。ステントには、前記の如く隔離層として機
能するポリマーをコ−ティングすることもできる。この
際該層は、ポリマーと薬剤の混合物の層としてあるいは
ポリマーを薬剤とは別の単独の層としてコーティングす
ることができる。更に、ステントの外側と内側をコーテ
ィングする形態やステントの枠の桟の溝にコーティング
する形態も可能である。
【0017】本発明は、更に薬剤をステントにコーティ
ングするために収縮チューブにも関する。該収縮チュー
ブは、熱することによりその内径が収縮することを特徴
とするチューブである。本発明においては、薬剤は、該
収縮チューブの中にあるいは該収縮チューブの内面ある
いは該収縮チューブの内側にある担体に保持される。こ
のようにすることによりカテーテルに取付けられたステ
ントや担体のステントに複数種の薬剤を同時にあるいは
個別にコーティングすることができる。従来の方法とは
異なりコーティングの際にかかる力が直線的であるた
め、本発明の該実施形態においてはステントにかかる力
が均一である。すなわちステントの周方向にかかる力が
均一となり、ステントをカテーテルに均一かつ強固に取
付けること及び薬剤をステントの目的とする位置に均一
にコーティングすることができる。更にはステントの不
均一にかかる加重に基づくひずみによる基材の破損を避
けることも可能となる。
【0018】該担体は、担体フィルムの形態で実施する
ことができる。薬剤担体を使用する場合は、該収縮チュ
ーブの内面がパターンを持つ必要はない。更には、該収
縮チューブの内面がパターンを持つ形態で実施すること
も可能である。この場合、該パターンの溝あるいはくぼ
みに薬剤を塗布する。該溝やくぼみに薬剤を塗布する際
は、機械的に実施することができる。該機械的付着は、
該収縮チューブが加熱され収縮した際にステントに押し
付けられる。この際に該収縮チューブに付着している薬
剤は、ステントの表面あるいはステント表面の溝に付着
する。
【0019】本発明の更なる実施形態においては、薬剤
と共にステントにコーティングされ該薬剤を固定する接
着剤デポーを用いることも可能である。該収縮チューブ
が収縮する際、接着剤デポーから接着剤が押し出され、
薬剤がステントの目的の位置に固定される。該収縮チュ
ーブあるいは該収縮チューブの内側にある担体は、ノッ
チを有し、該ノッチがステントのノッチを覆うような形
態をとることも可能である。典型的なステントの形態に
おいては、ステントは数多くの互いに接続された桟を有
し、該桟の間にノッチが形成される。該桟の用途は、ス
テントの拡大収縮を可能にすることである。すなわち該
収縮チューブあるいは該収縮チューブの内部の担体に、
ステントのノッチを覆うようなパターンを持たせること
も可能である。
【0020】本発明の更なる実施形態においては、該収
縮チューブあるいは該収縮チューブの内部に一つのある
いは複数の、好ましくは二つ、三つあるいは四つのカッ
ト手段、特に好ましくはカット線やカット糸を備え、収
縮した該収縮チューブの取り外しを可能にする。好まし
く該収縮チューブの内部に採用されるカット手段は収縮
後の該収縮チューブの取り外しを容易にする。カット手
段としては、カット線が好ましく採用され、該カット線
で該収縮チューブを切り裂き取り外す。一つのカット線
あるいはカット糸で可能であるが、好ましくは複数のカ
ット手段が使用される。
【0021】本発明の該形態により、薬剤をステントに
コーティングすることあるいはステントをカテーテルに
取付けること等の簡易化が図られる。特に、加圧の均一
化が達成できるために、薬剤の均一かつ確かなコーティ
ングを達成することが可能となる。該収縮チューブの収
縮に関わる重要なパラメータとして該収縮チューブの厚
み、該収縮チューブのポリマーの架橋度及びステントの
幾何学的形態を挙げることができる。該収縮チューブの
壁厚を選択する際には、壁厚が最適になるように考慮す
る。壁厚が薄すぎる場合は、ステントに十分な圧力がか
からず不利であり、また壁厚が厚すぎる場合は、該収縮
チューブが硬くなり、変形がうまくいかないので不利で
ある。このような場合には、薬剤の分離や、担体の取付
けが十分にあるいは完全にできなくなる恐れがある。
【0022】好ましくポリマーからなる収縮チューブ
は、好ましくは該収縮チューブの内部に薬剤あるいは薬
剤が塗布された担体を有する。例としてステントに残る
担体フィルム (Drug Printing Release Device)を挙げ
ることができる。該担体フィルムは、生分解性の材質で
あることが好ましいが、生分解性である必要はない。本
発明は、更にステントをカテーテルに取付ける方法及び
/あるいは薬剤をステントにコーティングする方法に関
する。本発明に係る方法においては、ステントに収縮チ
ューブを被せた後、該収縮チューブを加熱する。このよ
うに実施することにより、上記の如く均一に力がかか
り、ステントがしっかりとカテーテルに固定され、ある
いは薬剤がステントに目的の投与量でしっかりとコーテ
ィングされる。本発明で使用される収縮チューブの好ま
しい例としては、請求項22から28項の一項記載の収
縮チューブを挙げることができる。
【0023】本発明の更なる実施形態においては、該収
縮チューブあるいは該収縮チューブの内部に一つのある
いは複数の、特に好ましくはカット線やカット糸を備
え、収縮した該収縮チューブの取り外しを可能にする。
特に好ましい実施形態においては、薬剤が収縮チューブ
内あるいは該収縮チューブの内壁にあり、該収縮チュー
ブを過熱した際にステントにコーティングされる。
【0024】本発明の更なる実施形態においては、薬剤
は、収縮チューブが収縮する際に収縮チューブから薬剤
と共に押し出される接着剤によってステントに固定され
る。特に好ましい実施形態においては、薬剤の担体、特
に担体フィルムが使用され、収縮チューブの内側に備え
られる。該担体は、収縮チューブが収縮する際にステン
トに押し付けられる。
【0025】本発明に係る方法においては、ステントを
カテーテルに取付けることもできるが、この際に目的の
投与量の薬剤を目的とする投与形態でステントにコーテ
ィングすることが可能である。更に、従来の方法とは異
なり自動化することも可能である。考え得る例として、
一つのステントのみでなく複数のステントを同時に連続
する収縮チューブで覆い、収縮した後カット手段により
収縮チューブを取り外す方法を挙げる事ができる。この
ようにすることにより、同時に複数のステントを準備す
ることが可能である。
【0026】
【実施の形態】本発明の特徴を、以下に図示されている
実施例を例に更に詳しく説明する。図1では噴霧手段1
0は、スプレイ・ガンとして装備されており、100kV
まで使用可能である。噴霧手段10には、負電荷がかけ
られる。更にはステント20が図示されており、噴霧手
段10に対し相対的に正電荷がかけられている。
【0027】ステント20は、実質的に円筒状であり、
図1では上部からの断面図として図示されている。該ス
テント20は、桟からなる壁を有し、該桟の溝には一種
あるいは複数種の薬剤の塗布が可能である。噴霧手段1
0以外にも更なる噴霧手段を用いることは可能であり、
これら噴霧手段は、ステント10の周囲にあるいは縦軸
方向と平行に間隔を持って配置することが可能である。
【0028】噴霧手段10とステント20間の電位差に
より磁力線が発生し、その磁力線に沿ってコーティング
される物質、すなわち溶媒に溶かされた薬品が噴霧手段
から噴霧された後、図1の矢印で示される如く移動す
る。この場合、磁力線がステント20の周りにほぼ均一
に発生するので、ステント20をステント20の裏面を
コーティングするために必要でなくなる。このような実
施形態をとることでコーティング・システムの構造を簡
略化することが可能となる。図1に示された本発明の実
施例では、薬剤のコーティングが均一に行われるだけで
なく、薄い層のコーティングも可能となる。
【0029】図1に示された実施例によれば溶媒に溶け
た薬剤だけでなくポリマーのコーティングも可能とな
る。該ポリマーは、薬剤と同時に、すなわちポリマー・
マトリックスとしてあるいは単独でコーティングするこ
とができる。なお該実施例においては、ステント20を
回転させることも可能である。回転軸は、図面から見て
鉛直線上にありステントの縦軸と平行である。図2は、
使用可能なステントができるまでの手順を示す流れ図で
ある。まずステントは減菌され、コーティング・システ
ムに取付けられる。コーティング・システム内でステン
トは、過熱されアースされる。
【0030】これと平行して、薬剤を水、アルコール、
アセトンなどの溶媒に溶かす。コーティングが開始され
る前に、噴霧手段10に電圧(分極化)がかけられる。
コーティングの後、コーティングされたステントを乾燥
することにより、使用可能なステントが準備される。こ
の際、ステントはバルーン・カテーテルに取付け収縮さ
せた状態でコーティングされることも可能である。この
ような実施形態をとれば、ステントを後処理無しに使用
することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】噴霧手段及びステントの模式図であり、ステン
トと噴霧手段の間には電位差がかけられている。
【図2】使用可能なステントができるまでの手順を示す
フローチャート図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エリッヒ ヴィンターマンテル ドイツ連邦共和国 デー−85402 クラン ツベルク アルノルドシュトラーセ 8 Fターム(参考) 4C167 AA50 BB06 FF05 GG16

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一種のあるいは複数種の薬剤をステント
    にコーティングするコーティング・システムにおいて、
    少なくとも一つの噴霧手段とステントと直接あるいは間
    接的に接続あるいは、接続可能な、ステントを噴霧手段
    に対して相対的に回転させることを可能とする回転手段
    を備えていることを特徴とするコーティング・システ
    ム。
  2. 【請求項2】 噴霧手段が、薬剤を粉末あるいは液滴と
    して噴霧することができるような形態を持つことを特徴
    とする請求項1記載のコーティング・システム。
  3. 【請求項3】 噴霧手段のノズルが、ステントの全長に
    わたって一度にコーティング可能な形態を持つことを特
    徴とする請求項1あるいは2記載のコーティング・シス
    テム。
  4. 【請求項4】 ステントがカテーテルに取付けられた状
    態であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに
    記載のコーティング・システム。
  5. 【請求項5】 カテーテル・チューブが巻かれた状態
    で、カテーテルがコーティングされないように覆われて
    いることを特徴とする請求項4記載のコーティング・シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 回転手段が管状の回転するカテーテル・
    チューブの取付け手段を装備することを特徴とする請求
    項4記載のコーティング・システム。
  7. 【請求項7】 少なくともステント及び噴霧手段の領域
    を減圧することを可能にする真空ポンプを装備すること
    を特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のコーテ
    ィング・システム。
  8. 【請求項8】 回転手段の回転方向に間隔を持って配置
    される複数の噴霧手段を装備することを特徴とする請求
    項1から7のいずれかに記載のコーティング・システ
    ム。
  9. 【請求項9】 回転手段の回転軸方向に間隔を持って配
    置される複数の噴霧手段を装備することを特徴とする請
    求項1から8のいずれかに記載のコーティング・システ
    ム。
  10. 【請求項10】 回転手段の回転軸方向にステントを移
    動可能にする手段を装備することを特徴とする請求項1
    から9のいずれかに記載のコーティング・システム。
  11. 【請求項11】 噴霧手段の時間的制御及び/あるいは
    ステントの噴霧手段に対する相対的な動きを制御する制
    御手段を装備したことを特徴とする請求項1から10の
    いずれかに記載のコーティング・システム。
  12. 【請求項12】 一種のあるいは複数種の薬剤をステン
    トにコーティングするコーティング・システムにおい
    て、少なくとも一つの噴霧手段と該噴霧手段とステント
    との間に電位差を与えることのできる手段を備えたこと
    を特徴とするコーティング・システム。
  13. 【請求項13】 ステントがアースされ、噴霧手段に対
    して正の電荷を持つことを特徴とする請求項12記載の
    コーティング・システム。
  14. 【請求項14】 請求項1から11の記載のいずれかに
    記載のコーティング・システムであることを特徴とする
    請求項12あるいは13記載のコーティング・システ
    ム。
  15. 【請求項15】 一種のあるいは複数種の薬剤をステン
    トにコーティングする方法であって、ステントを請求項
    1から14の記載のいずれかに記載のコーティング・シ
    ステムに取付け、回転手段を回転させ及び/あるいはス
    テントと噴霧手段の間に電位差をかけ、噴霧手段を作動
    させることでステントを薬剤でコーティングする行程か
    らなることを特徴とするコーティング方法。
  16. 【請求項16】 必要に応じた投与量の薬剤をステント
    にコーティングする方法であって、ステントにコーティ
    ングすべき各患者の必要とする薬剤の種類、投与形態及
    び/あるいは投与量を決定し、一台のあるいは複数のコ
    ーティング装置を操作することで必要とされる薬剤の種
    類、投与形態及び/あるいは投与量でステントにコーテ
    ィングすることができることを特徴とするコーティング
    方法。
  17. 【請求項17】 該コーティング装置の少なくとも一台
    が請求項1から14の記載のいずれかに記載のコーティ
    ング・システムであることを特徴とする請求項16記載
    の方法。
  18. 【請求項18】 薬剤のコーティングがコーティング装
    置とステント間に電位差をかけた状態で行われステント
    が薬剤でコーティングされる前に過熱、アースされ、コ
    ーティング後に乾燥させることを特徴とする請求項15
    から17のいずれかに記載の方法。
  19. 【請求項19】 薬剤のコーティングが、ステントが回
    転している状態で行われることを特徴とする請求項15
    から18のいずれかに記載の方法。
  20. 【請求項20】 ポリマーをステントにコーティングす
    ることを特徴とする請求項15から19のいずれかに記
    載の方法。
  21. 【請求項21】 ポリマーと薬剤の混合物あるいはポリ
    マーだけが薬剤とは別にコーティングされる請求項20
    記載の方法。
  22. 【請求項22】 ステントに薬剤をコーティングするた
    めの収縮チューブであって、薬剤が該収縮チューブの内
    部、収縮チューブの内壁あるいは収縮チューブの中にあ
    る担体にあることを特徴とする収縮チューブ。
  23. 【請求項23】 該担体が担体フィルムであることを特
    徴とする請求項22記載の収縮チューブ。
  24. 【請求項24】 収縮チューブが内面のみにパターンが
    ある形態で実施され、該パターンの溝あるいはくぼみに
    薬剤が塗布されていることを特徴とする請求項22ある
    いは23記載の収縮チューブ。
  25. 【請求項25】 薬剤が溝あるいはくぼみに機械的に固
    定されていることを特徴とする請求項24記載の収縮チ
    ューブ。
  26. 【請求項26】 接着剤デポーを有し、該接着剤が薬剤
    と共にステントに塗布され該接着剤によって該薬剤がス
    テントに固定されることを特徴とする請求項22から2
    5のいずれかに記載の収縮チューブ。
  27. 【請求項27】 収縮チューブあるいは収縮チューブ内
    の担体がノッチを有し、該ノッチがステントのノッチと
    重なり合うように形成されていることを特徴とする請求
    項22から26のいずれかに記載の収縮チューブ。
  28. 【請求項28】 収縮チューブ内あるいは収縮チューブ
    内部に一つのあるいは複数のカット手段、特に好ましく
    はカット線やカット糸を備え、収縮した収縮チューブの
    取り外しを可能にしたことを特徴とする請求項22から
    27のいずれかに記載の収縮チューブ。
  29. 【請求項29】 ステントをカテーテルに取付ける及び
    /あるいは薬剤をステントにコーティングする方法であ
    って、収縮チューブをステントに被せた後加熱すること
    を特徴とするコーティング方法。
  30. 【請求項30】 収縮チューブ内あるいは収縮チューブ
    内部に一つのあるいは複数のカット手段、特に好ましく
    はカット線やカット糸を備え、収縮チューブが収縮後し
    た後、該収縮チューブを取り外すことを特徴とする請求
    項29記載の方法。
  31. 【請求項31】 収縮チューブ内あるいは収縮チューブ
    の内面に薬剤が有り、該薬剤が収縮チューブを過熱した
    際にステントにコーティングされることを特徴とする請
    求項29から30のいずれかに記載の方法。
  32. 【請求項32】 薬剤がステントに、収縮チューブが収
    縮する際に収縮チューブから押し出される接着剤で固定
    されることを特徴とする請求項31記載の方法。
  33. 【請求項33】 薬剤を保持する担体、特に好ましくは
    担体フィルムを収縮チューブの内部に有し、加熱時にス
    テントに押し付けられることを特徴とする請求項29あ
    るいは30記載の方法。
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