JP2003204748A - 船釣り用の釣り竿保持具 - Google Patents

船釣り用の釣り竿保持具

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JP2003204748A
JP2003204748A JP2002007559A JP2002007559A JP2003204748A JP 2003204748 A JP2003204748 A JP 2003204748A JP 2002007559 A JP2002007559 A JP 2002007559A JP 2002007559 A JP2002007559 A JP 2002007559A JP 2003204748 A JP2003204748 A JP 2003204748A
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rod
mound
screw
fishing
boat
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Toshihiko Ebara
敏彦 荏原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 釣り竿保持具は、船種、船縁の状況によって
装着不能のケースも多い。保持具躯体を長くすると重
く、収納スペースも増え、又、竿受け部の不安定性や部
品凹凸による危険性もある。そこで、どんな船縁形態に
も対応できる万能、軽量でコンパクト、かつ、収納も簡
単で安全な保持具を提供することを課題とする。 【解決手段】 L型躯体の締め付けネジCを可動支柱
2に設け、竿受け部3は可動式とし、長躯A又は短躯B
に取り付け可とする。竿受け部3のセットの正確性と迅
速性を図るため、竿受け部3のネジ穴と取り付けネジ9
の基部の方形化を図る。又、竿軸を傾斜した時竿受け部
3に生じる竿受けアーム固定盤7と取り付けネジ9との
歪みを是正する楔形調整リング6を設け、竿保持の強化
を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、船釣り用の釣り
竿保持具に関する。
【0002】
【従来の技術】図12と図15は従来例を示すものであ
って、これによれば保持具躯体101に竿受け部102
が固定され、固定支柱Xの締め付けネジZと可動支柱Y
で、図12(a)のごとく船縁50に装着するものであ
る。この場合、可動支柱Yの限界を超える幅の船縁50
又は船縁に突起等がある場合は、図12(b)及び
(c)に示すように装着不能となる。又、竿軸を上下に
変えると竿受け部3の取り付けネジ16に歪みが生じ、
竿の保持が不安定であった。
【0003】
【発明が解決しよぅする課題】図12の従来例によれ
ば、船種や船縁の形態によっては装着不能のケースも多
く、保持具の躯体を長くすれば重くなり、収納スペース
も増える。又竿軸を傾斜させると竿受け部102の取り
付けネジが充分作用せず保持が不安定であり、収納形態
も部品の凹凸が強く危険で多くのスペースを要した。 そこで、この発明はシンプルで安全、かつ、図13に示
すようにどんな船縁形態にも対応できる万能、軽量でコ
ンパクトな釣り竿保持具を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決すための手段】以上の課題を解決するた
め、L型躯体の短躯Bを固定支柱とし、長躯Aに複数の
係り止め部1を有する本体に対し、直角に懸垂し前後に
移動可能な可動支柱2に取り付けた締め付けネジCで、
船縁に装着する釣り竿保持具であって、長躯A、固定支
柱にそれぞれ竿受け部3の取り付け穴を設け、状況に応
じ、何れかに取り付けることによって、あらゆる船縁形
態にも対応可能となる。
【0005】前記竿受け部3は、竿を直接受ける竿掛け
アーム4が2本と、アームを上部で受け止め、下部が凹
半球空状で中心部に竿軸に平行な長方形の穴を有するア
ーム固定盤7と、同盤を受ける凸半球上の竿受けマウン
ド8、並びにこれらを貫き一体的に躯体に取り付けるマ
ウンド止めネジ9等からなり、竿受けマウンド8上のア
ーム固定盤7を前後にスライドさせることにより、竿軸
角度を上下に調整でき、かつ、各部品は分解・組み立て
可能にすることによって収納スペースをコンパクトに出
来る。
【0006】前記竿受け部3の竿受けマウンド8は、中
心にマウンド止めネジ9を通す正方形のネジ穴12を有
し、上部表面の竿先方向前面にアーム固定盤7の滑りと
竿軸角度を、調整するための複数の切り込み溝11を設
け、かつ、下部に躯体との一体性を図るため躯体に設け
た穴に挿入する2本の突起13を設ける。
【0007】前記竿受け部3のマウンド止めネジ9の基
部を正方形柱状とし、これを躯体部及び竿受けマウンド
8の正方形の穴12に通し、又アーム固定盤7、竿掛け
アームの基部15及び楔形調整リング6に、竿軸方向に
ネジ基部の幅で設けた長方形ネジ穴14に通すことによ
って、部品装着時における竿受け部3のぶれをなくし、
竿軸の方向性を一体的に瞬時に正せることが出来る。
【0008】竿軸を傾斜させるため、前記竿受け部3の
アーム固定盤7をスライドした場合、盤の傾斜によって
垂直のマウンド止めネジ9との間に生じる歪みを補正す
るため、楔形調整リング6及び小リング5を設け、取り
付けネジ16の圧力が常に躯体に垂直均等に作用し、竿
軸がずれないようにすることが出来る。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態を図1に示
す。保持具はL型躯体の長躯Aに可動支柱2を擁し、こ
れを留める複数の係り止め1を有する。竿受け部3を取
り付ける穴は長躯Aと短躯Bにそれぞれ有し、竿受け部
3は船縁の状況に応じてどちらにも移動可とする。竿受
け部3は竿掛けアーム4、アーム固定盤7、竿受けマウ
ンド8を躯体の補強板10を通して正方形柱状のマウン
ド止めネジ9で躯体と一体的に固定する。竿受け部3の
うち、アーム固定盤7から上は竿軸の傾斜に応じてスラ
イドする。
【0010】この場合、アーム固定盤7によってマウン
ド止めネジ9との間に生じる歪みは、角度に応じて楔形
調整リング6及び小リング5により調整する。即ち、図
9は最大歪みβが20度程度生ずることを示し、図10
はこの最大歪みβを実線で描いた楔形調整リング6によ
り補正し、取り付けネジ16の圧力がアーム固定盤7・
L及び竿受けマウンド8に垂直、均等に作用することを
示す。 器具の収納時には図14に示すようにマウンド止めネジ
9を逆さに使い、竿受け部3を躯体内側にコンパクトに
納める。
【0011】上記のように構成した本実施形態によれ
ば、図13に示すように、従来技術では装着不能の船
種、船縁形態であっても、竿受け部3及び可動支柱2を
移動すること等によって、ほとんど全ての船に装着可能
となり、万能化と躯体の短縮と軽量化が図れる。即ち、
図13(a)は船縁50が通常の形態であり、(b)は
船縁50が広すぎても縁のアゴと添え木Hを利用し、か
つ、竿受け部3の移動により可能となり、(c)は船縁
が狭くアゴが無い場合でも添え木H利用により可能とな
る。又、図14に示すように竿受け部3の各部品を分解
して、L型躯体内側に収納する事によって外周の突起が
無くなり、収納ケース内で他の用具を傷つける事も無
く、取り扱い上の安全性とコンパクト化が図られる。
【0012】図6に示すように、竿受け部3の竿受けマ
ウンド8の正方形ネジ穴12と二つの突起13によりマ
ウンドと保持具躯体との一体化が図られ、更にマウンド
上部前面の切り込み溝11により、上に乗るアーム固定
盤7が滑落することなくスムーズにスライドする。又図
7・8に示すように、部品のネジ穴とネジ基部の方形化
により、部品脱着の正確性と迅速化が図られる
【0013】更に竿軸変更のため、竿受け部のアーム固
定盤7を傾斜スライドさせた場合の歪みについても、図
10に示すように楔型調整リング6により、盤面にかか
るネジ締めの圧力が均等になり、竿保持の安定性が図ら
れる。
【0014】次に他の実施例を示す。 釣り竿保持具の船縁50からの脱落を予防するため、可
動支柱2の内向き角度を85度程度とする。可動支柱2
の締め付けネジCの圧力を均等にかけ、脱落を防止する
ため、固定支柱Bの長さは可動支柱2よりも120パー
セント程度長くする。更に、楔形調整リング6の上に付
ける小リング5の直径は、図11(a)の楔形調整リン
グ6の短辺(最大傾斜時L)よりも小さくする事。
【0015】図7マウンド止めネジ9の基部の断面は正
方形であるが、これを長方形とすると、各部品セットの
正確さが直ちに判明する。又,竿受けマウンド8は切り込
み溝11に代えてマウンド表面に、竿軸の傾斜角度に応
じた複数の筋状突起を設けても、アーム固定盤の滑落防
止が図れる。
【0016】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、竿受け
部3の取り付け穴を長躯A、短躯Bにそれぞれ設け、か
つ、分解・組み立て可能な移動式とすることにより、和
船,洋船の種類に関係なく装着可能な万能型釣り竿保持
具となり,躯体の短縮,軽量化が図られた。又、同機能
により,竿受け部をL型躯体内側に収納でき,躯体突出
部の解消により危険性が無くなり,収納スペースのコン
パクト化が図られた。
【0017】更に,竿受け部3のマウンド止めネジ9基
部や各部品のネジ穴の方形化により部品装着の正確性と
迅速化が図られた。竿掛けアーム固定盤7の滑落防止の
ための竿受けマウンド8に設けた切込み溝11,及び竿
受け部3の取り付けに祭し楔状調整リング6の使用によ
り、竿軸変更や大物釣果による衝撃に対する竿掛けアー
ム固定盤7の安定性が格段に向上した。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】釣り竿保持具の実施例を示す斜視図である。
【図2】釣り竿保持具の実施例を示す縦断面透視図であ
る。
【図3】アーム固定盤7の斜視図である。
【図4】竿掛けアーム基部15の斜視図である。
【図5】アーム固定盤7の上面(a),裏面(b)、の
図である。
【図6】竿受けマウンド8の斜視図(a),裏面
(b),縦断面(c)図である。
【図7】マウンド止めネジ9の斜視図(a),躯体への
実施例の斜視図(b)である。
【図8】竿受け部3へのマウンド止めネジ9の実施例の
縦断面図である。
【図9】アーム固定盤7の傾斜角度と歪みの例示図であ
る。
【図10】歪み是正用の楔形調整リング6での実施例の
縦断面図である。
【図11】楔形調整リング6の斜視図(a),上面図
(b)、縦断面図(c)である。
【図12】従来型の実施例図である。
【図13】特許申請型の実施例図である。
【図14】収納形態の縦断面透視図である。
【図15】従来型の斜視図である。
【0019】
【符号の説明】
1 係り止め 9 マウンド止め
ネジ 2 可動支柱 10 補強板 3 竿受け部 11 切り込み溝 4 竿掛けアーム 12 正方形ネジ穴 5 小リング 13 マウンド突起 6 楔形調整リング 14 長方形ネジ穴 7 アーム固定盤 15 竿掛けアーム
基部 8 竿受けマウンド 16 取り付けネジ 40 竿 101 釣り竿保持
具躯体 50 船縁 102 竿受け部 A L型躯体の長躯 S 水平部 B 短躯 M 中度傾斜部 C 締め付けネジ L 最大傾斜部 H 添え木 X L型躯体の短
躯 α 中度傾斜角度 Y 可
動支柱 β 最大傾斜角度 Z 取り付けネジ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】L型躯体の短躯Bを固定支柱とし、長躯A
    に複数の係り止め部1を有する本体に対し、直角に懸垂
    し、前後に移動可能な可動支柱2に取り付けた締め付け
    ネジCで、船縁に装着する釣り竿保持具であって、長躯
    A、固定支柱にそれぞれ竿受け部3の取り付け穴を設
    け、状況に応じていずれかに移動取り付け可能なことを
    特徴とする釣竿保持具
  2. 【請求項2】前記竿受け部3は、竿を直接受ける竿掛け
    アーム4が2本と、アームを上部で受け止め、下部が凹
    半球空状で中心部に竿軸に平行な長方形の穴を有するア
    ーム固定盤7と、同盤を受ける凸半球状の竿受けマウン
    ド8、並びにこれらを貫き一体的に躯体に取り付けるマ
    ウンド止めネジ9等からなり、竿受けマウンド8上のア
    ーム固定盤7を前後にスライドさせることにより、竿軸
    角度を上下に調整でき、かつ、各部品は分解・組み立て
    可能であることを特徴とする請求項1記載の釣り竿保持
  3. 【請求項3】前記竿受け部3の竿受けマウンド8は、中
    心にマウンド止めネジ9を通す正方形のネジ穴12を有
    し、上部表面の竿先方向前面にアーム固定盤7の滑りと
    竿軸角度を、調整するための複数の切り込み溝11を設
    け、かつ、下部に躯体との一体性を図るため躯体に設け
    た穴に挿入する2本の突起13、を特徴とする請求項2
    記載の釣り竿保持具
  4. 【請求項4】前記竿受け部3のマウンド止めネジ9の基
    部を正方形柱状とし、これを躯体部及び竿受けマウンド
    8の正方形の穴12に通し、又アーム固定盤7、竿掛け
    アームの基部15及び次項5の楔形調整リング6に、竿
    軸方向にネジ基部の幅で設けた長方形ネジ穴14に通す
    ことによって、部品装着時における竿受け部3のぶれを
    なくし、竿軸の方向性を一体的に瞬時に正せることを特
    徴とする請求項2記載の釣り竿保持具
  5. 【請求項5】竿軸を傾斜させるため、前記竿受け部3の
    アーム固定盤7をスライドした場合、盤の傾斜によって
    垂直のマウンド止めネジ9との間に生じる歪みを補正す
    るため、楔形調整リング6及び小リング5を設け、取り
    付けネジ16の圧力が常に躯体に垂直に作用し、竿軸が
    ずれないことを特徴とする請求項2記載の釣り竿保持具
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6983560B2 (en) * 2003-11-18 2006-01-10 Williams Charles H Fishing accessory apparatus
CN103918624A (zh) * 2013-01-15 2014-07-16 浙江泰普森休闲用品有限公司 搁杆叉基座和搁杆叉
JP2017184658A (ja) * 2016-04-05 2017-10-12 藤澤建機株式会社 釣竿受用固定具

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