JP2003204312A - Ds−cdma伝送方法および装置 - Google Patents
Ds−cdma伝送方法および装置Info
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- JP2003204312A JP2003204312A JP2002340038A JP2002340038A JP2003204312A JP 2003204312 A JP2003204312 A JP 2003204312A JP 2002340038 A JP2002340038 A JP 2002340038A JP 2002340038 A JP2002340038 A JP 2002340038A JP 2003204312 A JP2003204312 A JP 2003204312A
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Abstract
回路規模をそれほど増大すること無しにチャネル推定精
度を向上することができるDS−CDMA伝達方法を提
供する。 【解決手段】 各フレーム構成部11において、各コー
ドチャネルの符号化情報データに同期検波用のチャネル
推定のパイロットシンボルを一定周期で挿入し、つい
で、変調器12においてデータを変調する。各変調器1
2からの各コードチャネルの変調データシンボルは、拡
散変調器13において、パイロットシンボルについては 拡散符号により拡散され、情報シンボルについては各サ
ブコードチャネル毎に拡散符号 により拡散される。そして、加算器14において各コー
ドチャネルの拡散信号を加算し送信する。
Description
スペクトル拡散を用いてマルチプルアクセスを行なうD
S−CDMA(DS:direct sequenc
e)伝送方法および装置に関し、特に、複数のコードチ
ャネルを符号多重化するDS−CDMA伝送方法および
装置に関する。
MA方式の研究開発がさかんに行われている。DS−C
DMA伝送方式は複数のユーザが同一の周波数帯域を用
いて通信を行うものであり、各ユーザの識別は各ユーザ
に割り当てられた固有の拡散符号によって行われる。
続方式(FDMA)、時間分割多元接続方式(TDM
A)に比較して、同じ周波数帯域あたりの加入者容量を
増大することができる、情報信号を広帯域の信号に拡散
して伝送するため高速信号伝送に適する、等の利点を有
する。
通しであることは少なく、一般には多重波伝搬路が形成
される。その結果受信信号はレイリーフェージングを受
ける。レイリーフェージングでは受信振幅はレイリー分
布、位相は一様分布をする。遅延検波に比較して高効率
な同期検波を行うためには、受信機側において、このラ
ンダムに変化する受信位相を推定する必要がある。この
受信位相を推定する方法として、パターン既知のパイロ
ットシンボルを情報シンボルの間に一定周期で挿入し、
このパイロットシンボルで推定した受信位相を基に各情
報シンボルの受信位相を推定する方法がある。この場合
パイロットシンボルはフェージングに起因する位相変動
がほぼ一定とみなせる時間間隔で挿入する必要がある。
号伝送を実現する方法として、(1)伝送情報レートに
応じて拡散率を変化させる方法、(2)基本情報レート
のチャネルを複数チャネル多重化するコード多重方法、
がある。ここでは(2)の基本情報レートのチャネルを
複数チャネル多重化するコード多重方法について考え
る。この方法において前述のパイロットシンボルを用い
たチャネル(振幅,位相)推定を行う絶対同期検波を行
う従来のチャネル構成を図16に示す。コードチャネル
数(コード多重数)をNで表す。各コードチャネルは1
情報シンボル周期の繰り返し周期を有するショートコー
ド(SC−1,…,SC−N)で拡散され、さらに共通
の情報シンボル周期に比較して非常に繰り返し周期の長
いロングコード(LC−Y)と呼ばれる拡散符号で拡散
される。ショートコードによって各コードチャネルの識
別を行い、ロングコードによって上りチャネルでは同一
セル内の他ユーザ、下りチャネルでは他セルの他ユーザ
との識別を行う。なお、図17は1コードチャネル伝送
の場合のフレーム構成を示す図である。
て、各コードチャネルにそれぞれパイロットシンボルを
挿入し、各コードチャネルに割り当てられたデータシン
ボルを拡散するための拡散符号と同じ拡散符号でパイロ
ットシンボルを拡散するため、多重化した各コードチャ
ネル間に相互相関を生じパイロットシンボルによるチャ
ネル推定の精度が劣化する欠点があった。前述のよう
に、従来のDS−CDMAコード多重方法では各コード
チャネルのパイロットシンボルが異なる拡散符号で拡散
されていたために、パイロットシンボルにおけるチャネ
ル推定の際に他のコードチャネルからの相互相関に起因
してチャネル推定精度が劣化する欠点があり、特にマル
チパス環境下で1パス当りの受信信号電力が低下する場
合にはこの劣化は顕著であった。
ドチャネルにフレーム内のそれぞれ同じ位置にパイロッ
トシンボルを挿入し、各コードチャネル毎に受信位相を
推定し、パイロットシンボル挿入周期で情報データ系列
上のチャネルの伝達関数を内挿補間により求めるため、
フェージング変動速度が速くなるとチャネル推定精度が
劣化する欠点があった。さらにまた、送信電力制御に関
して、図19に示すように、各コードチャネルにフレー
ム内のそれぞれ同じ位置にパイロットシンボルを挿入
し、このパイロットシンボル位置での受信信号電力の測
定値を用いてパイロットシンボル挿入周期で送信電力制
御を行うため、フェージング変動速度が速くなると送信
電力制御の精度が劣化する欠点があった。
において送受信回路規模をそれほど増大すること無しに
チャネル推定精度を向上することができるDS−CDM
A伝送方法を提供することを目的とする。
ド多重化において送受信回路規模をそれほど増大するこ
と無しにパイロットシンボルを用いたチャネル推定およ
び送信電力制御のフェージング追従性を向上することが
できるDS−CDMA伝送方法を提供することを目的と
する。
め、請求項1に係る発明は複数のコードチャネルを符号
多重化して高速伝送チャネルを生成して信号を伝送する
コード多重方式を適用したDS−CDMA伝送方法にお
いて、各コードチャネルについて、同期検波用のチャネ
ル推定のためのパイロットシンボルを情報シンボル間に
一定周期で挿入することによってフレームを構成し、各
コードチャネルの情報シンボルは各コードチャネル固有
の1情報シンボル周期の互いに直交する直交拡散符号群
の中の1つの拡散符号で拡散し、各コードチャネルのパ
イロットシンボルは、前記各コードチャネル固有の前記
1情報シンボル周期の直交拡散符号群の中の1つ、ある
いは前記1情報シンボル周期の直交する拡散符号群の中
の前記各コードチャネルの情報シンボルに割り当てられ
た拡散符号以外の拡散符号で拡散することを特徴とす
る。
チャネルを符号多重化して高速伝送チャネルを生成して
信号を伝送するコード多重方式を適用したDS−CDM
A伝送方法において、送信データを一括して畳み込み符
号化し、畳み込み符号化された情報データ系列を一括し
てN×X2 毎に周期的に書き込み(Nはコードチャネ
ル数)、Zフレーム間(Zは自然数)の全情報データを
書き込んだ後に、書き込みと垂直な方向にY2 情報デ
ータ毎に周期的に読み出し(X2 及びY2 は、
データ数を満たす自然数)、N個のコードチャネルに分
配するインターリーブを行うことを特徴とする。
ドチャネルを符号多重化して高速伝送チャネルを生成し
て信号を伝送するコード多重方式を適用したDS−CD
MA伝送方法において、各コードチャネルについて、同
期検波用のチャネル推定のためのパイロットシンボルを
情報シンボル間に一定周期で挿入することによってフレ
ームを構成する際に、N個のコードチャネル(N:多重
コードチャネル数、N=H×K)をH個(H:ブロック
内のコードチャネル数)ずつKブロック(K:ブロック
数)に分け、同一ブロック内のH個のコードチャネルに
ついては、フレーム内の同じ位置にパイロットシンボル
を挿入し、K個のブロックにおけるコードチャネルにつ
いては、異なるK個のブロック内の全てのパイロットシ
ンボルについて最も近いパイロットシンボル間の間隔が
常に均一になるように各ブロック毎にパイロットシンボ
ル挿入位置を異ならせることを特徴とする。
ドチャネルを符号多重化して高速伝送チャネルを生成し
て信号を伝送するコード多重方式を適用したDS−CD
MA伝送方法において、同期検波用のパイロットシンボ
ルを用いたチャネル推定に際し、請求項3の各コードチ
ャネルにおいて各コードチャネルの属するブロックのパ
イロットシンボル挿入パターンに従って情報シンボル間
に挿入されたパイロットシンボルを用いて各コードチャ
ネルにおけるパイロットシンボル位置でのチャネル推定
値を求め、各ブロック毎にそのブロックに属するH個の
各コードチャネルの前記チャネル推定値を平均化するこ
とにより各ブロックのパイロットシンボル位置でのチャ
ネル推定値を求め、前記各ブロックのパイロットシンボ
ル位置でのチャネル推定値を全コードチャネルで共通に
用いることにより、全コードチャネルに挿入されている
全てのパイロットシンボルによるパイロットシンボル挿
入周期で情報データ系列上のチャネルの伝達関係を内挿
補間により求めることを特徴とする。
ドチャネルを符号多重化して高速伝送チャネルを生成し
て信号を伝送するコード多重方式を適用したDS−CD
MA伝送方法において、送信電力制御を行うための受信
信号電力の測定に際し、請求項3の各コードチャネルに
おいて各コードチャネルの属するブロックのパイロット
シンボル挿入パターンに従って情報シンボル間に挿入さ
れたパイロットシンボルを用いて各コードチャネルの受
信信号電力の測定を行い、各ブロック毎にそのブロック
に属する各コードチャネルの受信信号電力の前記測定値
を平均化して各ブロックのパイロットシンボル位置での
受信信号電力の測定値を求め、前記各ブロックのパイロ
ットシンボル位置での受信信号電力の測定値を全コード
チャネルで共通に用いることにより、全コードチャネル
に挿入されている全てのパイロットシンボルによるパイ
ロットシンボル挿入周期で送信電力制御を行うことを特
徴とする。
の一例を示す。基本伝送レートfb のコードチャネル
の1フレームは図1に示すようにパイロットシンボル、
情報データより成り、この情報レートを拡散利得倍して
広帯域信号を生成する。この基本チャネルをNコード多
重することにより、基本チャネルと同等の品質ならばN
×fb bpsの伝送レートの情報を伝送することがで
きる。この場合、パイロットシンボル部はNコードチャ
ネル間で共通の拡散符号で拡散することにより、各コー
ドチャネル間の相互相関を除去することができる。マル
チコード多重伝送では、各コードチャネルは同一のフェ
ージングを受けるために、パイロットシンボルを共通化
できる。また図2には図1と異なり、1コードチャネル
のみパイロットシンボルを送信する場合のチャネル構成
を示す。
成の他の一例を示す。基本伝送レートfb のコードチ
ャネルの1フレームは図11に示すようにパイロットシ
ンボル、情報データより成り、この情報レートを拡散利
得倍して広帯域信号を生成する。この基本チャネルをN
コード多重することにより、基本チャネルと同等の品質
ならばN×fb bpsの伝送レートの情報を伝送する
ことができる。ここで、N個のコードチャネル(N:多
重コードチャネル数、N=H×K)の構成は、N個のコ
ードチャネルをH個(H:ブロック内のコードチャネル
数)ずつKブロック(K:ブロック数)に分け、同一ブ
ロック内のH個のコードチャネルについては、フレーム
内の同じ位置にパイロットシンボルを挿入する構成と
し、K個のブロックにおけるコードチャネルについて
は、異なるK個のブロック内の全てのパイロットシンボ
ルについて最も近いパイロットシンボル間の間隔が常に
均一になるように各ブロック毎にパイロットシンボル挿
入位置の異なるフレームを用いる構成とする。
の構成を示す。入力情報データは外符号符号化器1にお
いて、2重誤り訂正符号化の外符号により符号化され、
インタリーバ2においてインタリーブ処理され、直並列
変換部3においてN個のコードチャネルに分配される。
そして各コードチャネル毎に畳み込み符号器4による畳
み込み符号化およびインタリーバ5によるインタリーブ
を行なう。図9の(A)にDS−CDMA伝送方式のイ
ンターリーブの方法を示す。Zフレームの全情報データ
を、各コードチャネル毎にX1 データ毎に書き込み、
読み出しは書き込みと垂直な方向にY1 データ毎に行
う(X1 及びY1 は、
データ数を満たす自然数)。
誤り訂正符号化部の構成を示す。図3と同様に入力情報
データは外符号符号化器6において2重誤り訂正符号化
の外符号により符号化され、インタリーバ7においてイ
ンタリーブ処理され、出力される。この出力データを畳
み込み符号化器8において一括して畳み込み符号化し、
インタリーバ9において畳み込み符号化された情報系列
を一括してインタリーブする。図10の(A)に本例の
DS−CDMA伝送方式のインターリーブの方法を示
す。畳み込み符号化された情報データ系列をN×X2
毎に周期的に書き込み、Zフレーム間の全情報データを
書き込んだ後に、書き込みと垂直な方向にY2 情報デ
ータ毎に周期的に読み出す(X2 及びY2 は、
データ数を満たす自然数)。
並列変換部10においてN個のコードチャネルに分配す
る。
ブロック構成を示す。各フレーム構成部11において、
図3,図4に示す各コードチャネルの符号化情報データ
に同期検波用のチャネル推定のパイロットシンボルを一
定周期で挿入し(なお、必要に応じて、1コードチャネ
ルにのみパイロットシンボルを挿入する)、ついで、変
調器12においてデータを変調する。各変調器12から
の各コードチャネルの変調データシンボルは、拡散変調
器13において、パイロットシンボルについては拡散符
号
各コードチャネル毎に拡散符号(SC−P×LC−Y,
(P:1〜N))により拡散される。そして、加算器1
4において各コードチャネルの拡散信号を加算し送信す
る。
ブロック構成を示す。受信拡散変調信号は各拡散符号に
対応した各マッチトフィルタ15−0,…15−Nに共
通に入力される。受信信号中のパイロットシンボルは拡
散符号
タ15−0で逆拡散し、パイロットシンボル部チャネル
推定部16においてフレーム同期部17からの出力を用
いて数パイロットシンボル間で平均化してパイロットシ
ンボルにおける受信位相を推定する。この推定値から情
報シンボル部チャネル推定部18において各情報シンボ
ル位置における受信位相変動を内挿補間して求める。受
信信号中の各コードチャネルは同一のフェージング変動
を受けるため、この各情報シンボルにおける推定位相変
動は各コードチャネル共通に用いる。一方各コードチャ
ネルの情報シンボルは各コードチャネル毎に拡散符号
ルタ15−1〜15−Nで逆拡散される。この逆拡散し
た各コードチャネルの各情報シンボルにチャネル補償部
19において、情報シンボル部チャネル推定部18から
の信号を用いて前記パイロットシンボルを用いて推定さ
れた受信位相変動の補償をする。マルチパスに対応する
構成では、図6に示すようなNコードチャネルのパイロ
ットチャネルを用いる位相推定・補償部(17,18,
19)を合成すべきマルチパス数分用いる。このフェー
ジング位相変動を補償されたチャネル補償部19からの
各パスの各情報シンボルは、RAKE合成部20で各パ
スの推定受信複素包絡線を重みとして加算され、RAK
E合成される。
に示す誤り訂正復号部に入力される。
復号部の構成の一例を示す。RAKE合成後の信号は各
コードチャネル毎にデインタリーバ21でデインタリー
ブされる。図9の(B)にDS−CDMA伝送方式のデ
インタリーブの方法を示す。図9の(A)のインターリ
ーブの方法と逆の方向に書き込み、読み出しを行う。デ
インタリーブ後の信号は各コードチャネル毎にビタビ復
号器22により復号される。そして、各コードチャネル
の復号後データは、並直列変換部23で並直列変換後に
デインタリーバ24および外符号復号器25による外符
号のデインタリーブおよび復号を行なった後に出力され
る。
復号部の構成の他の一例を示す。RAKE合成後のNコ
ードチャネルの信号は、並直列変換部26で並直列変換
後にデインタリーバ27で一括してデインタリーブされ
る。図10の(B)に本例のDS−CDMA伝送方式の
デインタリーブの方法を示す。図10の(A)のインタ
リーブの方法と逆の方向に書き込み、読み出しを行う。
デインタリーブ後の信号は一括してビタビ復号器28に
より復号される。そして、さらにデインタリーバ29お
よび外符号復号器30による外符号のデインタリーブお
よび復号を行なった後に出力される。
誤り訂正符号化部を用いて誤り訂正符号を行う(インタ
リーブも図9の(A)を用いる)。
のブロック構成を示す。フレーム構成部31において、
図3に示す回路からの各コードチャネルの符号化情報デ
ータに各コードチャネルの属するブロックのパイロット
シンボル挿入パターンに従って、同期検波用のチャネル
推定のためのパイロットシンボルを一定周期で挿入し、
変調器32において変調する。変調器32からの各コー
ドチャネルの変調データシンボルは、拡散変調器33に
おいて、各コードチャネル毎に拡散符号
ードチャネルの拡散信号を加算し送信する。
のブロック構成を示す。受信拡散変調信号は各拡散符号
に対応した各マッチトフィルタ35に共通に入力され
る。各コードチャネルのパイロットシンボルおよび情報
シンボルは、各コードチャネル毎に拡散符号
ルタ35で逆拡散される。各コードチャネルではデマル
チプレクサ(DEMUX)36において、各ブロック毎
に異なる位置に挿入されたパイロットシンボルを情報シ
ンボルから分離する。各コードチャネルは同一のフェー
ジング変動を受けるため、パイロットシンボル部チャネ
ル推定部37において、各デマルチプレクサ36からの
パイロットシンボルに対して、マッチトフィルタ35の
出力に基づいて同期検出したフレーム同期部38からの
出力を用いて各コードチャネル毎に数パイロットシンボ
ル間で平均化してパイロットシンボルにおける受信位相
を推定し各ブロック毎にそのブロックに属する各コード
チャネルの受信位相の推定値を平均化することにより、
各ブロックのパイロットシンボル位置での受信位相の推
定値を得る。情報シンボル部チャネル推定部39は、図
12に示すように、各ブロックのパイロットシンボル位
置での受信位相の推定値を全コードチャネルで共通して
用いることにより、全コードチャネルに挿入されている
全てのパイロットシンボルによるパイロットシンボル挿
入周期で情報データ系列上のチャネルの伝達関数を内挿
補間により求めることができ、チャネル推定における内
挿補間の間隔が短くなるために、チャネル推定のフェー
ジング追従性を向上することができる。各チャネル補償
部40は、各デマルチプレクサ36から得られた各コー
ドチャネルの各情報シンボルに情報シンボル部チャネル
推定部39からの信号を用いて前記パイロットシンボル
を用いて推定された受信位相変動の補償をする。
力測定部41は、パイロットシンボル部チャネル推定部
37からの信号に基づいて、各コードチャネル毎にパイ
ロットシンボル位置での受信信号電力を測定し、各ブロ
ック毎にそのブロックに属する各コードチャネルの受信
信号電力の測定値を平均化することにより各ブロックの
パイロットシンボル位置での受信信号電力(SIR)の
測定値を得る。この測定値に基づいて送信電力制御信号
生成部42は、送信電力制御信号(TPC)を生成す
る。図13に示すように、各ブロックのパイロットシン
ボル位置での受信信号電力の測定値を全コードチャネル
で共通して用いることにより、全コードチャネルに挿入
されている全てのパイロットシンボルによるパイロット
シンボル挿入周期で送信電力制御を行うことができ、仮
想的に送信電力制御周期を短くすることができるため送
信電力制御のフェージング追従性を向上することができ
る。
示すようなNコードチャネルのパイロットチャネルを用
いる位相推定・補償部(37,38,39,40)を合
成すべきマルチパス数分用意する。このフェージング位
相変動を補償されたチャネル補償部40からの各パスの
各情報シンボルは、各RAKE合成部43において各パ
スの推定受信複素包絡線を重みとして加算され、RAK
E合成される。このRAKE合成された信号は図7に示
す誤り訂正復号部に入力される。その動作およびデイン
タリーブの方法(図9)は実施例1におけるそれと同様
である。
信号伝送を行なうCDMA多重化において、複数のコー
ドチャネルにおけるパイロットシンボルを拡散するため
の拡散符号を各コードチャネル間で共通にすることによ
り、各コードチャネルにおけるパイロットシンボルを拡
散するための拡散符号として各コードチャネルの情報デ
ータを拡散するための拡散符号を用いる従来方法と比較
して、各コードチャネルのパイロットシンボル間の相互
相関を除去することができパイロットシンボルによるチ
ャネル推定精度を向上できる。
うCDMA多重化において、複数のコードチャネルをい
くつかのブロックに分けブロック毎にパイロットシンボ
ルの挿入位置の異なるフレームを用いることにより、各
コードチャネルにおけるパイロットシンボルの挿入位置
を全て同じ位置にする従来方法と比較して、他ブロック
に属する他コードチャネルのパイロットシンボルにより
得られる受信位相推定値も、各コードチャネルの情報シ
ンボルの受信位相変動の補償に用いることができるた
め、全コードチャネルに挿入されている全てのパイロッ
トシンボルによるパイロットシンボル挿入周期で情報デ
ータ系列上のチャネルの伝達関数を内挿補間により求め
ることができ、チャネル推定における内挿補間の間隔が
短くなるために、チャネル推定のフェージング追従性を
向上することができる。また、他ブロックのパイロット
シンボル位置での受信信号電力の測定値を全コードチャ
ネルで共通して用いることにより、全コードチャネルに
挿入されている全てのパイロットシンボルによるパイロ
ットシンボル挿入周期で送信電力制御を行うことがで
き、仮想的に送信電力制御周期を短くすることができる
ため送信電力制御のフェージング追従性を向上すること
ができる。
成の一例を示す図である。
成の他の一例を示す図である。
号化部の実施例構成の一例を示す図である。
号化部の実施例構成の他の一例を示す図である。
施例構成の一例を示す図である。
施例構成の一例を示す図である。
号部の実施例構成の一例を示す図である。
号部の実施例構成の他の一例を示す図である。
ブ部の実施例構成の一例を示す図である。
ーブ部の実施例構成の他の一例を示す図である。
構成の他の一例を示す図である。
推定法(K=2の場合)を示す図である。
制御タイミング(K=2の場合)を示す図である。
実施例構成の他の一例を示す図である。
実施例構成の他の一例を示す図である。
を示す図である。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 複数のコードチャネルを符号多重化して
伝送チャネルを生成して信号を伝送するコード多重方式
を適用したDS−CDMA伝送方法において、 各コードチャネルについて、同期検波用のチャネル推定
のためのパイロットシンボルを情報データ間に一定周期
で挿入することによってフレームを構成する際に、 N個のコードチャネル(N:多重コードチャネル数、N
=H×K)をH個(H:ブロック内のコードチャネル
数)ずつKブロック(K:ブロック数)に分け、 同一ブロック内のH個のコードチャネルについては、フ
レーム内の同じ位置にパイロットシンボルを挿入し、 K個のブロックにおけるコードチャネルについては、異
なるK個のブロック内の全てのパイロットシンボルにつ
いて最も近いパイロットシンボル間の間隔が常に均一に
なるように各ブロック毎にパイロットシンボル挿入位置
を異ならせることを特徴とするDS−CDMA伝送方
法。 - 【請求項2】 各コードチャネルについて、前記パイロ
ットシンボルを用いてチャネル推定値を求め、同一ブロ
ック内の前記チャネル推定値を平均することにより各ブ
ロックのパイロットシンボル位置におけるチャネル推定
値を求め、各コードチャネルのパイロットシンボル位置
以外の位置では前記各ブロックのパイロットシンボル位
置におけるチャネル推定値を内挿補間して求めることを
特徴とする請求項1記載のDS−CDMA伝送方法。 - 【請求項3】 各コードチャネルについて、前記パイロ
ットシンボルを用いて受信信号電力を測定し、同一ブロ
ック内の前記受信信号電力測定値を平均することにより
各ブロックのパイロットシンボル位置における受信信号
電力値を算出し、各コードチャネルでは前記各ブロック
のパイロットシンボル位置における受信信号電力測定値
を全て用いて前記各ブロックのパイロットシンボル位置
で送信電力制御を行うことを特徴とする請求項1記載の
DS−CDMA伝送方法。 - 【請求項4】 N個(N≧2)のコードチャネルを符号
多重化して伝送チャネルを生成して信号を伝送するコー
ド多重方式を適用したDS−CDMA伝送装置であっ
て、 入力された情報データを符号化する符号化器と、 符号化された情報データをH(1≦H<N)個づつK
(=N/H)個のブロックのコードチャネルに分配する
分配器と、 同期検波用のチャネル推定のためのパイロットシンボル
を各ブロック内のコードチャネルでは同じ位置に配置
し、各ブロック間のコードチャネルでは異なる位置に配
置するフレーム構成部と、 前記フレーム構成部によって前記情報データ間に前記パ
イロットシンボルが挿入された信号をコードチャネルご
とに異なる拡散符号で拡散する拡散部とを備えることを
特徴とするDS−CDMA伝送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002340038A JP3623787B2 (ja) | 1996-05-30 | 2002-11-22 | Ds−cdma伝送方法および装置 |
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---|---|---|---|
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JP13661596 | 1996-05-30 | ||
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Related Parent Applications (1)
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JP2001258811A Division JP3585871B2 (ja) | 1996-05-30 | 2001-08-28 | Ds−cdma伝送方法及び装置 |
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JP3623787B2 JP3623787B2 (ja) | 2005-02-23 |
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JP (1) | JP3623787B2 (ja) |
Cited By (1)
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JP2014090328A (ja) * | 2012-10-30 | 2014-05-15 | Mitsubishi Electric Corp | 送信機、受信機および通信システム |
-
2002
- 2002-11-22 JP JP2002340038A patent/JP3623787B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2014090328A (ja) * | 2012-10-30 | 2014-05-15 | Mitsubishi Electric Corp | 送信機、受信機および通信システム |
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