JP2003203972A - 半導体デバイスおよびその製造方法 - Google Patents

半導体デバイスおよびその製造方法

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JP2003203972A
JP2003203972A JP2002000744A JP2002000744A JP2003203972A JP 2003203972 A JP2003203972 A JP 2003203972A JP 2002000744 A JP2002000744 A JP 2002000744A JP 2002000744 A JP2002000744 A JP 2002000744A JP 2003203972 A JP2003203972 A JP 2003203972A
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insulating film
forming
low
semiconductor device
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Takahiro Nishibayashi
孝浩 西林
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Tokyo Electron Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 low−k膜中に中間膜を有さないデュアル
ダマシン構造の配線要素を備えた半導体デバイスとその
製造方法を提供する。 【解決手段】 ウエハW上に第1のlow−k膜62を
形成する工程と、第1のlow−k膜62にビアホール
62aを形成する工程と、特定温度に加熱した際に消失
する性質を有するBARC63を第1のlow−k膜6
2上に形成する工程と、第2のlow−k膜64をBA
RC63上に成膜する工程と、ウエハWを加熱すること
によって第2のlow−k膜64を熱処理しながらBR
AC63を消失させ、第1のlow−k膜62と第2の
low−k膜64とを密着させる工程と、第2のlow
−k膜64にビアホール62aと連通したトレンチ64
aを形成する工程により、デュアルダマシン構造の配線
要素を備える半導体デバイスを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デュアルダマシン
構造等の溝配線要素を備えた半導体デバイスおよびその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造工程においては、
多層配線の形成にデュアルダマシン法が広く用いられて
いる。図7はデュアルダマシン法による多層配線の形成
工程の一例を示す説明図である。最初に、半導体ウエハ
(以下「ウエハ」という)W上に銅等からなる下部配線
93を形成する。次いで、ウエハW上に下部配線93を
覆うように第1絶縁膜94として酸化シリコン(SiO
)膜を形成し、さらに第1絶縁膜94上に第1中間膜
95として窒化シリコン(SiN)膜を形成して、第1
中間膜95をパターニングする。この第1中間膜95の
パターニングにおいては、後にビアホール99aが形成
され、このビアホール99aを用いた溝配線と下部配線
93との接続が行われる領域に、下部配線93の幅より
も狭い開口部95aを設ける(図7(a))。
【0003】次に、第1中間膜95上に第2絶縁膜96
としてSiO膜を形成する。この第2絶縁膜96は、
開口部95aがSiOによって埋められるように形成
される(図7(b))。さらに第2絶縁膜96上に第2
中間膜97としてSiN膜を形成し、その後に第2中間
膜97上にフォトレジスト膜98を形成し、フォトリソ
グラフィー技術を用いて、フォトレジスト膜98に開口
部を形成する。続いて、フォトレジスト膜98をマスク
として第2中間膜97をエッチングすることにより、第
2中間膜97に開口部97aを形成する(図7
(c))。
【0004】フォトレジスト膜98を除去した後に、第
2中間膜97をエッチングマスクとし、また、第1中間
膜95をエッチングストッパ層として用いて、第1絶縁
膜94と第2絶縁膜96をエッチングする(図7
(d))。これにより第1絶縁膜94と第2絶縁膜96
にビアホール99aと、溝部(トレンチ)99bが形成
される。
【0005】これらビアホール99aとトレンチ99b
の内壁にCVD(Chemical Vapor Diposition)法等に
よりバリアメタル層(図示せず)を形成した後に、CV
D法等を用いてこれらビアホール99aとトレンチ99
bが埋め込まれるように導電性材料からなる薄膜を形成
し、さらにCMP(Chemical Mechanical Polishing)
法等による平坦化処理を行う。こうして溝配線91b
と、下部配線93と導通するプラグ91aとが形成され
る(図7(e))。このようなデュアルダマシン法にお
いて、第1絶縁膜94と第2絶縁膜96を形成する方法
としては、一般的にCVD法と塗布法(SOD;Spin O
n Deposition)が用いられている。
【0006】図8はデュアルダマシン法による多層配線
の形成工程の別の例を示す説明図である。図8に示す方
法では、最初に下部配線71が形成されたウエハWに、
絶縁膜72を形成し、次いで絶縁膜72にビアホール7
2aを形成する(図8(a))。次いで、絶縁膜72上
に反射防止膜等の中間膜73を形成し、さらにこの中間
膜73上にフォトレジスト膜74を形成して、フォトリ
ソグラフィ技術を用いてフォトレジスト膜74を露光、
現像してパターニングを行う(図8(b))。続いてフ
ォトレジスト膜74をエッチングストッパ層としてウエ
ハWのエッチングを行う。これにより中間膜73と絶縁
膜72の上部がエッチングされてビアホール72aと連
通したトレンチ72bが形成される(図8(c))。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示したデュアルダマシン法を用いた場合には、ビアホー
ル99aを形成するために第1絶縁膜94と第2絶縁膜
96との間に第1中間膜95を形成しなくてはならな
い。この第1中間膜95は第1絶縁膜94や第2絶縁膜
96よりも高い誘電率を有しており、このことが近年の
LSI等の半導体デバイスの開発の1つの問題となって
いる。つまり、近年のLSI等の半導体デバイスの開発
においては、高速化と低消費電力化等を目的として、第
1絶縁膜94および第2絶縁膜96として低誘電率層間
絶縁膜、所謂、low−k膜(またはlow−ε膜)を
用いる開発が進められているが、この第1中間膜95が
絶縁層全体(第1絶縁膜94と第1中間膜95と第2絶
縁膜96の積層部分)の誘電率を高くしてしまうという
問題がある。
【0008】また、図8に示したデュアルダマシン法を
用いた場合には、絶縁膜72内に中間膜を形成しないた
めに、絶縁膜72がlow−k膜の場合に絶縁膜72の
孔誘電率化を回避することができる利点があるが、トレ
ンチ72bを形成するエッチングの際に、トレンチ72
の底面となる部分にエッチングされなかった突起部72
cが残ることがあり、この突起部72cを除去するため
の新たな工程が必要となるという問題が生じる。
【0009】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、絶縁膜中に中間膜を有さず、しかもエッチ
ング残りの発生を回避した、デュアルダマシン構造の配
線要素を備えた半導体デバイスおよびその製造方法を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、デュア
ルダマシン構造の配線要素を備える半導体デバイスの製
造方法であって、半導体基板上に第1の絶縁膜を形成す
る工程と、前記第1の絶縁膜にビアホールを形成する工
程と、特定温度に加熱することによって消失する中間膜
を、前記ビアホールが前記中間膜によって埋められるよ
うに、前記第1の絶縁膜上に塗布法により形成する工程
と、前記中間膜の表面に第2の絶縁膜を塗布法により成
膜する工程と、前記半導体基板を前記特定温度以上の温
度に加熱することにより、前記第2の絶縁膜を熱処理し
ながら前記中間膜を消失させて、前記第1の絶縁膜と前
記第2の絶縁膜とを密着させる工程と、前記第2の絶縁
膜に前記ビアホールと連通したトレンチを形成する工程
と、を有することを特徴とする半導体デバイスの製造方
法、が提供される。
【0011】また、本発明によれば、半導体基板と、前
記半導体基板上に設けられ、ビアホールを有する第1の
絶縁膜と、前記第1の絶縁膜上に前記第1の絶縁膜と密
着するように塗布法により形成され、前記ビアホールと
連通したトレンチを有する形成された第2の絶縁膜と、
を有することを特徴とする半導体デバイス、が提供され
る。
【0012】このような半導体デバイスおよびその製造
方法によれば、デュアルダマシン構造の配線要素を形成
する際に、絶縁層に誘電率の大きい中間膜を設ける必要
がないために、絶縁層の低誘電率化を実現することがで
きる。これにより、例えば、半導体デバイスがLSI等
である場合には、LSI等の高速化、低消費電力化を実
現することができる。また、エッチング残りの発生を防
止することができるために、製造工程を短くすることが
可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。ここでは、低誘
電率層間絶縁膜(low−k膜)にデュアルダマシン構
造の配線要素が形成された半導体デバイスを製造する場
合について説明することとする。図1は、層間絶縁膜の
形成と層間絶縁膜へのビアホールやトレンチの形成工程
に用いられるダマシン形成システムの概略構成を示す説
明図であり、図2は図1に示すダマシン形成システムが
備えているSODシステムの概略平面図であり、図3は
SODシステムの概略側面図であり、図4はSODシス
テム内に装着された処理ユニット群の側面図である。
【0014】このダマシン形成システムは、SODシス
テム1と、レジスト塗布/現像システム2と、露光装置
3と、エッチャー4と、洗浄システム5から構成されて
おり、これらシステムまたは装置の間でウエハWを搬送
することができるようになっている。SODシステム1
は、後に詳細に説明するように、ウエハWにlow−k
膜や反射防止膜(中間膜)を形成するために用いられ
る。
【0015】レジスト塗布/現像システム2は、ウエハ
Wにフォトレジスト液を塗布してレジスト膜を成膜する
レジスト塗布処理ユニットと、露光装置3において所定
のパターンが露光されたレジスト膜を現像処理する現像
処理ユニットと、レジスト膜が成膜されたウエハWや露
光処理されたウエハW、現像処理が施されたウエハWを
それぞれ熱処理する熱処理ユニット等を有している。
【0016】露光装置3は、レジスト膜が形成されたウ
エハWに所定の回路パターンを露光する。エッチャー4
は、主にSODシステムにおいて形成された層間絶縁膜
にエッチングを施すために用いられる。また洗浄システ
ム5は、半導体デバイスの製造工程で不用となったレジ
スト膜を除去するレジスト除去ユニットやエッチング後
の残渣を除去する残渣除去ユニット等を備えている。
【0017】次にSODシステム1について詳細に説明
する。SODシステム1は、大略的に、処理部7と、サ
イドキャビネット8と、キャリアステーション(CS
B)9とを有している。処理部7には、図2および図3
に示すように、手前側上部に塗布処理ユニット(SC
T)11・12が設けられている。例えば、塗布処理ユ
ニット(SCT)11においては、スピンチャック(図
示せず)に保持されたウエハWの表面にlow−k薬液
が供給され、スピンチャックを回転させることによって
ウエハWの表面にlow−k薬液が拡げられて、ウエハ
Wの表面にlow−k膜が成膜される。また、塗布処理
ユニット(SCT)12においては、スピンチャックに
保持されたウエハWの表面に反射防止膜(BARC;Bo
ttom Anti-Reflective Corting)用薬液が供給され、ス
ピンチャックを回転させることによってウエハWの表面
にBARC用薬液が拡げられて、ウエハWの表面にBA
RCが成膜される。
【0018】これら塗布処理ユニット(SCT)11・
12の下方には塗布処理ユニット(SCT)11・12
で用いられる薬液やこの薬液を塗布処理ユニット(SC
T)11・12へ送るためのポンプ等を内蔵したケミカ
ルユニット13・14が設けられている。
【0019】処理部7の中央部には、図2に示すよう
に、複数の処理ユニットを多段に積層してなる処理ユニ
ット群16・17が設けられ、これらの間に、昇降して
半導体ウエハ(ウエハ)Wを搬送するための主ウエハ搬
送装置18が設けられている。
【0020】主ウエハ搬送装置18は、Z方向に延在
し、垂直壁51a・51bおよびこれらの間の側面開口
部51cを有する筒状支持体51と、その内側に筒状支
持体51に沿ってZ方向に昇降自在に設けられたウエハ
搬送体52とを有している。筒状支持体51はモータ5
3の回転駆動力によって回転可能となっており、それに
伴ってウエハ搬送体52も一体的に回転されるようにな
っている。
【0021】ウエハ搬送体52は、搬送基台54と、搬
送基台54に沿って前後に移動可能な3本のウエハ搬送
アーム55・56・57とを備えており、ウエハ搬送ア
ーム55〜57は、筒状支持体51の側面開口部51c
を通過可能な大きさを有している。これらウエハ搬送ア
ーム55〜57は、搬送基台54内に内蔵されたモータ
およびベルト機構によりそれぞれ独立して進退移動する
ことが可能となっている。ウエハ搬送体52は、モータ
58によってベルト59を駆動させることにより昇降す
るようになっている。なお、符号40は駆動プーリー、
41は従動プーリーである。
【0022】左側の処理ユニット群16は、図4に示す
ように、その上側から順に低温用のホットプレートユニ
ット(LHP)19と、2個のキュア(硬化)処理ユニ
ット(DLC)20と、2個のエージングユニット(D
AC)21とが積層されて構成されている。また右側の
処理ユニット群17は、その上から順に2個のベーク処
理ユニット(DLB)22と、低温用のホットプレート
ユニット(LHP)23と、2個のクーリングプレート
ユニット(CPL)24と、受渡ユニット(TRS)2
5と、クーリングプレートユニット(CPL)26とが
積層されて構成されている。なお、受渡ユニット(TR
S)25は、クーリングプレートの機能を兼ね備えるこ
とが可能である。また、ベーク処理ユニット(DLB)
22に代えて高温用のホットプレートユニット(OH
P)を設けることができる。
【0023】サイドキャビネット8は、バブラー(Bu
b)27と各ユニットから排出される排気ガスの洗浄の
ためのトラップ(TRAP)28とを有している。また
バブラー(Bub)27の下方には、電力供給源(図示
せず)と、純水やアンモニア(NH)ガス等を貯留す
るための薬液室(図示せず)と、SODシステムにおい
て使用された処理液の廃液を排出するためのドレイン2
9とが設けられている。
【0024】キャリアステーション9は、ウエハWが収
容されたカセットを載置する載置台(図示せず)と、こ
の載置台に載置されたカセットと処理部7に設けられた
受渡ユニット(TRS)25との間でウエハWの搬送を
行うウエハ搬送装置(図示せず)を有している。
【0025】上記のように構成されたSODシステムに
おいて、例えば、ゾル−ゲル法によりウエハWにlow
−k膜を形成する場合には、一般的には、ウエハWを、
クーリングプレートユニット(CPL)24・26、塗
布処理ユニット(SCT)11・12、エージングユニ
ット(DAC)21、ベーク処理ユニット(DLB)2
2(または高温用のホットプレートユニット(OH
P))の順序で搬送し、処理する。なお、エージングユ
ニット(DAC)21とベーク処理ユニット(DLB)
22(または高温用のホットプレートユニット(OH
P))との間に、低温用のホットプレートユニット(L
HP)19・23における処理を行ってもよい。
【0026】またシルク法およびスピードフィルム法に
よりウエハWにlow−k膜を形成する場合には、一般
的には、ウエハWを、クーリングプレートユニット(C
PL)24・26、塗布処理ユニット(SCT)12
(アドヒージョンプロモータの塗布)、低温用のホット
プレートユニット(LHP)19・23、塗布処理ユニ
ット(SCT)11(本薬液の塗布)、低温用のホット
プレートユニット(LHP)19・23、ベーク処理ユ
ニット(DLB)22(または高温用のホットプレート
ユニット(OHP))、キュア処理ユニット(DLC)
20の順序で搬送し、処理する。
【0027】さらにフォックス法によりウエハWにlo
w−k膜を形成する場合には、一般的には、ウエハW
を、クーリングプレートユニット(CPL)24・2
6、塗布処理ユニット(SCT)11・12、低温用の
ホットプレートユニット(LHP)19・23、ベーク
処理ユニット(DLB)22(または高温用のホットプ
レートユニット(OHP))、キュア処理ユニット(D
LC)20の順序で搬送し、処理する。
【0028】このように構成されたダマシン形成システ
ムを用いて、デュアルダマシン構造の配線要素を備える
半導体デバイスを製造する方法について以下に説明す
る。図5は半導体デバイスの製造工程の一実施形態を示
すフローチャートである。また、図6はウエハWにlo
w−k膜が形成される過程を示した説明図である。な
お、図5中に示した一連の工程において、図1に示した
ダマシン形成システムを用いて行われる工程は、ステッ
プ2〜ステップ7の工程である。
【0029】最初に、ウエハWの表面にパターニングさ
れた下部配線61を形成する(ステップ1、図6
(a))。このステップ1は、例えば、レジスト塗布/
現像システム、スパッタ装置またはCVD装置、レジス
ト除去装置等を用いた公知の方法によって行うことがで
きる。下部配線61は、ダマシン構造を有する銅(C
u)配線であってもよく、アルミニウム(Al)配線で
あってもよい。
【0030】次に、SODシステム1を用いて、下部配
線61を覆うようにウエハW上に第1のlow−k膜6
2を形成する(ステップ2、図6(b))。具体的に
は、前述したように、塗布処理ユニット(SCT)11
に設けられたスピンチャックにウエハWを保持し、この
ウエハWの表面にlow−k薬液を供給し、スピンチャ
ックを回転させることによってウエハWの表面にlow
−k薬液を拡げてlow−k膜を成膜し、次いでこのウ
エハWを低温用のホットプレートユニット(LHP)1
9・23、ベーク処理ユニット(DLB)22、キュア
処理ユニット(DLC)20の順序で搬送し、各ユニッ
トにおいて熱処理する。
【0031】第1のlow−k膜62としては、例え
ば、ポリオルガノシロキサン架橋ビスベンゾシクロブテ
ン樹脂(BCB)やDowChemical社製のSi
LK(商品名)、Honeywell社製のFLARE
(商品名)等のポリアリレンエーテル樹脂(PAE)、
メチルシルセスキオキサン(MSQ)等の有機ポリシロ
キサン樹脂、多孔質SiO等を挙げることができる。
なお、これらの材料は、後述する第2のlow−k膜6
4としても用いられる。
【0032】なお、ベーク処理ユニット(DLB)22
における処理温度は、低温用のホットプレートユニット
(LHP)19・23における処理温度よりも高く、キ
ュア処理ユニット(DLC)20における処理温度より
も低くなるようにする。つまり、low−k膜の熱処理
は、低温で蒸発する成分から順に蒸発させることによっ
て行う。これにより第1のlow−k膜62の性状を良
好に保持することができる。
【0033】続いて、第1のlow−k膜62にビアホ
ール62aを形成する(ステップ3、図6(c))。こ
のステップ3の工程は、より詳しくは、例えば、第1の
low−k膜62が形成されたウエハWをレジスト塗布
/現像システム2へ搬送し、そこで第1のlow−k膜
62上にレジスト膜を形成し、これを露光装置3を用い
て所定のパターンで露光し、さらに現像処理することに
よって、第1のlow−k膜62上に所定のパターンを
有するレジスト膜を形成し、その後にこのレジスト膜が
形成されたウエハWをエッチャー4においてエッチング
し、次いで洗浄システム5においてレジスト膜およびエ
ッチング後の残渣を除去することによって行われる。
【0034】続いて、ビアホール62aが形成された第
1のlow−k膜62上にBARC63を形成する(ス
テップ4、図6(d))。このステップ4はSODシス
テム1を用いて行われ、ビアホール62aがBARC6
3によって埋められるようにBARC63を形成する。
例えば、SODシステム1の塗布処理ユニット(SC
T)12に設けられたスピンチャックにウエハWを保持
し、このウエハW上にBARC用薬液を供給してスピン
チャックを回転させることによりウエハWの表面にBA
RC用薬液を拡げてBARCを成膜し、その後にウエハ
Wを、低温用のホットプレートユニット(LHP)19
・23、ベーク処理ユニット(DLB)22において所
定の温度で処理する。
【0035】BARC63は第2のlow−k膜64の
キュア処理時には消失する、いわば中間膜である。つま
り、このBARC63としては、特定温度未満では固体
状(またはゲル状)の膜性状を維持するが、その特定温
度以上に加熱することによって昇華等して消失する性質
を有する材料(以下「消失性物質」と呼ぶこととす
る)、例えば、ポロジェンが用いられる。したがってB
ARC63を形成する際のベーク処理ユニット(DL
B)22における熱処理温度は、消失性物質の消失が起
こる特定温度(以下「消失温度」という)よりも十分に
低い温度において行われる。さらに、この消失温度は、
後に形成する第2のlow−k膜64の最高熱処理温度
よりも低い温度である。逆に言えば、第2のlow−k
膜64としては、BARC63を形成する消失性物質の
消失温度よりも高い温度でキュア処理を行う材料が用い
られる。
【0036】続いてBARC63上に、第2のlow−
k膜64を成膜する(ステップ5、図6(e))。この
ステップ5は、先に説明したステップ2における第1の
low−k膜62の成膜と同様に、SODシステム1が
備えている塗布処理ユニット(SCT)11を用いて行
われる。
【0037】第2のlow−k膜を成膜するために用い
られる薬液としては、BARC63を構成している消失
性物質が含まれている材料が好適に用いられる。また後
述するように、第2のlow−k膜64は最終的に第1
のlow−k膜62に密着させるために、この密着性を
高める観点から、第2のlow−k膜64は第1のlo
w−k膜62と同じ材料を用いて形成されるようにする
ことが好ましい。具体的には、第2のlow−k膜64
としては、第1のlow−k膜62と同様に、多孔質S
iO膜等が好適に用いられる。
【0038】第2のlow−k膜64が成膜されたウエ
ハWは、ステップ2と同様にして、低温用のホットプレ
ートユニット(LHP)19・23、ベーク処理ユニッ
ト(DLB)22、キュア処理ユニット(DLC)20
の順序で搬送され、逐次、所定の温度で熱処理される
(ステップ6)。ステップ6は、ベーク処理ユニット
(DLB)22またはキュア処理ユニット(DLC)2
0における熱処理温度を、BARC63を形成する消失
性物質の消失温度よりも高い温度に設定して行われ、第
2のlow−k膜64に含まれる消失性物質とBARC
63を形成している消失性物質の両方を同時に蒸発また
は昇華等させる。
【0039】これにより、第2のlow−k膜64は消
失性物質が除去されながらベーク処理またはキュア処理
され、同時に、BARC63を形成している消失性物質
は第2のlow−k膜64を通して蒸発または昇華等す
る。こうしてBARC63が消失するために、第2のl
ow−k膜64は第1のlow−k膜62と密着して形
成され、かつ、ビアホール62aが空洞化される(図6
(f))。
【0040】第2のlow−k膜64と第1のlow−
k膜62との密着性を高めるためには、第1のlow−
k膜62膜上に形成されたBARC63の膜厚をできる
限り薄くすることが好ましい。これにより、BARC6
3の消失を容易に行うことができ、BARC63の消失
による第2のlow−k膜64の剥離を抑制することが
できる。また、第1のlow−k膜62形成後にUV照
射やプラズマ処理を行うことにより第1のlow−k膜
62の表面を改質し、その後、形成される第2のlow
−k膜64との密着性を高めてもよい。
【0041】なお、BARC63において第1のlow
−k膜62上に形成されている部分を機械的に除去し
(ビアホール62aを埋めている部分は残す)、その後
に第2のlow−k膜を形成すると、工程数は多くなる
が、第1のlow−k膜62と第2のlow−k膜64
との密着性をより高めることが可能となる。
【0042】ステップ6の終了後には、第2のlow−
k膜64にビアホール62aと連通したトレンチ64a
を形成する(ステップ7、図6(g))。このステップ
7は、ステップ3において第1のlow−k膜62にビ
アホール62aを形成した方法と同様の方法を用いて行
うことができる。
【0043】なお、ステップ7において、所定のパター
ンを有するレジスト膜が形成されたウエハWをエッチャ
ー4においてエッチングする際には、エッチングレート
を制御することにより、第1のlow−k膜62がエッ
チングされることを防止することができる。また、ステ
ップ7においては、ビアホール62aとは連通しないト
レンチ64bを形成することができる(図6(g))。
【0044】次に、ビアホール62aとトレンチ64a
・64bの内壁にCVD法等によりバリアメタル層(図
示せず)を形成し、その後にCVD法等を用いてビアホ
ール62aとトレンチ64a・64bが埋め込まれるよ
うに導電性材料からなる薄膜を形成し、さらにCMP法
等による平坦化処理を行う(ステップ8)。こうして溝
配線65bと、下部配線61と導通するプラグ65aと
が形成される(図6(h))。
【0045】このような本発明に係るデュアルダマシン
法によれば、第1のlow−k膜62と第2のlow−
k膜64との間に中間膜を形成する必要がないために、
第1のlow−k膜62と第2のlow−k膜64とか
らなる絶縁層の低誘電率化を実現することができる。ま
た、BARC63をエッチングによって除去する必要が
ないために、図8(c)に示すような突起部72cの発
生を防止することができ、これにより信頼性に優れるデ
ュアルダマシン構造の配線要素を形成することが可能で
ある。
【0046】以上、本発明の実施の形態について説明し
てきたが、本発明は上記形態に限定されるものでない。
例えば、上記実施の形態では、第1のlow−k膜62
をスピンコート法によって形成した場合を示したが、第
1のlow−k膜62は、CVD法等の別の方法によっ
て形成することが可能である。また、BARC63の成
膜にはスピンコート以外の塗布方法を用いることができ
る。例えば、ウエハW上に薬液を一筆書きで塗布した後
に、ウエハWを斜め姿勢とすることで、余分な薬液をウ
エハWから除去する方法を用いてもよい。
【0047】また、BARC63と第2のlow−k膜
64に同じ消失性物質が含まれている場合について説明
したが、これらの消失性物質は異なる物質であってもよ
い。つまり、BARC63を形成している物質が、蒸発
または昇華時に第2のlow−k膜64を通過すること
ができる性質を有していればよい。例えば、BARC6
3を形成している消失性物質の分子の大きさが第2のl
ow−k膜64に含まれる消失性物質の分子の大きさよ
りも小さく、かつ、消失温度はほぼ同じ場合や、第2の
low−k膜64が多孔質膜である場合には、BARC
63を消失させながら、第1のlow−k膜62に密着
した第2のlow−k膜64を形成することができる。
【0048】さらに本発明に係るデュアルダマシン法
は、フォトセンシティブ(Photo-Sensitive)low−
k材料を用いてデュアルダマシン構造の配線要素を有す
る半導体デバイスを製造する方法にも適用することがで
きる。ここで、フォトセンシティブlow−k材料と
は、フォトレジスト材料と同様に、膜形成、露光、現
像、熱処理といったフォトリソグラフィー技術を用い
て、ビアホールやトレンチを有する所定のパターンを形
成することができる材料を指す。
【0049】フォトセンシティブlow−k材料を用い
てデュアルダマシン構造の配線要素を有する半導体デバ
イスの製造方法は、概略以下の通りである。すなわち、
ウエハ上に第1のフォトセンシティブlow−k膜薬液
を塗布し、所定のパターンで露光し、さらに現像処理し
てキュア処理することによって、ビアホールが形成され
た第1のフォトセンシティブlow−k膜を形成する。
次いで、このビアホールがBARCによって埋められる
ように第1のフォトセンシティブlow−k膜上にBA
RCを形成する。その後さらにBARC上に第2のフォ
トセンシティブlow−k膜薬液を塗布し、所定のパタ
ーンで露光し、さらに現像処理して、BARC上にトレ
ンチを有する第2のフォトセンシティブlow−k膜を
形成する。この第2のフォトセンシティブlow−k膜
のキュア処理を、BARCが消失する消失温度よりも高
い温度で行うことにより、BARCを消失させてビアホ
ールと現像処理によって形成されたトレンチとを連通さ
せ、かつ、第1のフォトセンシティブlow−k膜と第
2のフォトセンシティブlow−k膜とを密着させる。
こうしてデュアルダマシン構造の配線要素を形成するこ
とができる。
【0050】
【発明の効果】上述の通り、本発明によれば、デュアル
ダマシン構造の配線要素を形成する際に、絶縁層に誘電
率の大きい中間膜を設ける必要がないために、絶縁層の
低誘電率化を実現することができる。これにより、例え
ば、半導体デバイスがLSI等である場合には、LSI
等の高速化、低消費電力化を実現することができる。ま
た、本発明はビアホールに埋められた材料を除去する方
法としてエッチングを用いないために、エッチング残渣
の発生を回避することができる。これにより、エッチン
グ残渣除去の工程を必要とせず、しかも形状の整ったデ
ュアルダマシン構造の配線要素を形成することができ
る。こうして、本発明によれば、信頼性の高い半導体デ
バイスを製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】層間絶縁膜の形成等に用いられるダマシン形成
システムの概略構成を示す説明図。
【図2】ダマシン形成システムが備えているSODシス
テムの概略平面図。
【図3】SODシステムの概略側面図。
【図4】SODシステム内に装着された処理ユニット群
の側面図。
【図5】半導体デバイスの製造工程の一実施形態を示す
説明図(フローチャート)。
【図6】ウエハにlow−k膜が形成される過程を示す
説明図。
【図7】従来のデュアルダマシン法による半導体デバイ
スの製造工程の一例を示す説明図。
【図8】従来のデュアルダマシン法による半導体デバイ
スの製造工程の別の例を示す説明図。
【符号の説明】
1;SODシステム 2;レジスト塗布/現像システム 3;露光装置 4;エッチャー 5;洗浄システム 11・12;塗布処理ユニット(SCT) 19;低温用のホットプレートユニット(LHP) 20;キュア(硬化)処理ユニット(DLC) 22;ベーク処理ユニット(DLB) 61;下部配線 62;第1のlow−k膜 62a;ビアホール 63;BARC(反射防止膜) 64;第2のlow−k膜 64a・64b;トレンチ 65a;プラグ 65b;溝配線 W;ウエハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F033 HH11 JJ11 KK08 KK11 MM01 MM02 MM12 MM13 NN06 NN07 PP06 QQ04 QQ09 QQ25 QQ37 QQ48 QQ51 QQ53 QQ71 QQ74 RR09 RR21 RR23 RR25 RR29 SS11 SS22 TT03 TT04 XX01 XX12 XX24 XX33 5F058 AA08 AD01 AD05 AF04 AH02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デュアルダマシン構造の配線要素を備え
    る半導体デバイスの製造方法であって、 半導体基板上に第1の絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の絶縁膜にビアホールを形成する工程と、 特定温度に加熱することによって消失する中間膜を、前
    記ビアホールが前記中間膜によって埋められるように、
    前記第1の絶縁膜上に塗布法により形成する工程と、 前記中間膜の表面に第2の絶縁膜を塗布法により成膜す
    る工程と、 前記半導体基板を前記特定温度以上の温度に加熱するこ
    とにより、前記第2の絶縁膜を熱処理しながら前記中間
    膜を消失させて、前記第1の絶縁膜と前記第2の絶縁膜
    とを密着させる工程と、 前記第2の絶縁膜に前記ビアホールと連通したトレンチ
    を形成する工程と、 を有することを特徴とする半導体デバイスの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の絶縁膜を形成する工程前に、
    前記半導体基板の表面にパターニングされた下部配線を
    形成する工程を有し、 前記ビアホールは前記下部配線上に形成されることを特
    徴とする請求項1に記載の半導体デバイスの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の絶縁膜は、有機系低誘電率絶
    縁膜であることを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載の半導体デバイスの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の絶縁膜は、塗布法により形成
    されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれ
    か1項に記載の半導体デバイスの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記第2の絶縁膜を成膜するために用い
    られる薬液には前記中間膜を構成する物質が含まれてお
    り、 前記第2の絶縁膜を熱処理する際に、成膜された前記第
    2の絶縁膜から前記物質を消失させることを特徴とする
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の半導体デ
    バイスの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記中間膜および前記第2の絶縁膜の成
    膜に用いられる薬液に含まれ、前記特定温度において消
    失する成分は、ポロジェンであることを特徴とする請求
    項5に記載の半導体デバイスの製造方法。
  7. 【請求項7】 半導体基板と、 前記半導体基板上に設けられ、ビアホールを有する第1
    の絶縁膜と、 前記第1の絶縁膜上に前記第1の絶縁膜と密着するよう
    に塗布法により形成され、前記ビアホールと連通したト
    レンチを有する形成された第2の絶縁膜と、 を有することを特徴とする半導体デバイス。
  8. 【請求項8】 前記半導体基板と前記第1の絶縁膜との
    間に設けられた所定のパターンを有する下部配線をさら
    に有し、 前記ビアホールに導電性材料を充填した際に、前記導電
    性材料が前記下部配線と導通するデュアルダマシン構造
    を有することを特徴とする請求項7に記載の半導体デバ
    イス。
  9. 【請求項9】 前記第2の絶縁膜は、有機系低誘電率絶
    縁膜であることを特徴とする請求項7または請求項8に
    記載の半導体デバイス。
  10. 【請求項10】 前記第1の絶縁膜が塗布法により形成
    された膜であることを特徴とする請求項7から請求項9
    のいずれか1項に記載の半導体デバイス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004057664A1 (en) * 2002-12-20 2004-07-08 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method of manufacturing a semiconductor device and semiconductor device obtained by means of such a method

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JP2006511086A (ja) * 2002-12-20 2006-03-30 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 半導体デバイスの製造方法およびこのような方法で得られる半導体デバイス

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