JP2003203708A - 栓刃電極収納具及びacアダプタ - Google Patents

栓刃電極収納具及びacアダプタ

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JP2003203708A
JP2003203708A JP2002001758A JP2002001758A JP2003203708A JP 2003203708 A JP2003203708 A JP 2003203708A JP 2002001758 A JP2002001758 A JP 2002001758A JP 2002001758 A JP2002001758 A JP 2002001758A JP 2003203708 A JP2003203708 A JP 2003203708A
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blade block
electrode
adapter
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JP2002001758A
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Junya Omoto
淳也 大本
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体部の扁平面の延長面上に栓刃ブロック体
を展開できるようにすると共に、栓刃状の電極をコンセ
ント等に差し込んだとき、本体部で隣の差込み口を塞ぐ
状態を回避できるようにする。 【解決手段】 縦ならびに横のいずれの長さよりも短い
高さの厚み部分12A,13Aを各々有する下部ケース
12と上部ケース13を組み合わせて成る扁平状の本体
部11と、この本体部11の厚み部分12A,13Aに
設けられた収納部14と、栓刃状の複数の電極16A,
16Bを有して収納部14に収納される栓刃ブロック体
15と、下部ケース12と上部ケース13との間に回転
軸を有して栓刃ブロック体15と本体部11とを係合す
る係合手段17とを備え、栓刃ブロック体15は下部ケ
ース12又は/及び上部ケース13の扁平面Pに沿うよ
うに回転して収納または展開されるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機や携帯
端末装置等のバッテリー充電器に適用して好適な栓刃電
極収納具及びACアダプタに関するものである。詳しく
は、縦ならびに横のいずれの長さよりも短い高さの厚み
部分を有した扁平状の本体部の厚み部分に収納部を設け
ると共に、この収納部に収納される栓刃ブロック体を備
え、この栓刃ブロック体を箱体又は/及び蓋体の扁平面
に沿うように回転して収納または展開するようにして、
箱体又は/及び蓋体の扁平面の延長面上に栓刃ブロック
体を展開できるようにすると共に、栓刃状の電極をコン
セント等に差し込んだとき、本体部で隣の差込み口を塞
ぐ状態を回避できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】近年、バッテリー充電式の携帯電話機や
携帯端末装置等が使用される場合が多くなってきた。こ
の種のバッテリーの充電にはACアダプタが使用され
る。図10は従来例に係るACアダプタ10の構成例を
示す斜視図である。
【0003】図10に示す電極L型露出式のACアダプ
タ10は携帯電話機用のバッテリー充電器である。AC
アダプタ10は栓刃電極収納&電源ケース1を有してお
り本体部を構成している。本体部は携帯利便性を良くす
るために扁平状の構造を有している。栓刃電極収納&電
源ケース1内には図示しない電源変換部が設けられ、A
C電源を直流電源に変換するようになされる。電源変換
部にはDCフィーダ301が接続されており、DCフィ
ーダ301の先端にはDCプラグ302が接続されい
る。DCプラグ302は図示しない携帯電話機に接続さ
れ、充電電流を供給するようになされる。
【0004】また、栓刃電極収納&電源ケース1には栓
刃ブロック体5が可動自在に係合されている。栓刃ブロ
ック体5は所定形状のモールド樹脂から構成され、栓刃
状のAC電極6A,6Bがインサート成型されている。
栓刃ブロック体5は扁平面に平行する長手方向に、図示
しない軸部を有している。ACアダプタ10では栓刃の
間隔に依存する幅の収納部4が本体部の一端に設けられ
ている。ここで栓刃ブロック体5の収納時を0°とし、
その展開時の角度を収納ストロークθ’としたとき、
θ’は90°である。
【0005】つまり、栓刃電極収納&電源ケース1で一
番広い面(扁平面)に対して垂直方向に栓刃ブロック体
5を起立するように回転させる。これにより、扁平面に
対して栓刃ブロック体5が垂直に展開するようになされ
る。ACアダプタ10をコンセントに装着するためであ
る。
【0006】図11はACアダプタ10の問題点を説明
する装着例を示す斜視図である。図11において、AC
アダプタ10は充電時に収納部4から栓刃ブロック体5
を回転して展開し、その後、AC電極6A,6Bをコン
セント400に差し込むようにして装着される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来方式の
ACアダプタ10によれば、以下のような問題がある。 栓刃電極収納&電源ケース1の扁平面に対して栓刃
ブロック体5が垂直に展開されるので、当該コンセント
400に対するACアダプタ10の装着向きによって隣
の差込み口を塞いでしまう場合がある。このような場合
にACアダプタ10を差し直す手間が増える。
【0008】 栓刃電極収納&電源ケース1では通
常、上部ケース及び下部ケースの分割構造が採られる
が、扁平面に平行する長手方向に、栓刃ブロック体5の
軸部を配置されるので、軸受け部を上下に分割した構造
としなくてはならない。従って、分割構造の軸受け部を
射抜くための金型構造が複雑化する。
【0009】 因みに隣の差込み口を塞がないように
するために、栓刃電極収納&電源ケースの扁平面から栓
刃ブロック体が垂直に展開され、更に、その位置から垂
直に展開して扁平面の延長面上に栓刃ブロック体を展開
するようにした、つまり、収納ストロークθ’=180
°としたACアダプタが考えられるが、この場合でも、
扁平面に平行する長手方向に、栓刃ブロック体の軸部を
配置されるので、の問題が残る。
【0010】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、本体部が扁平状であることに
より得られる特長を損なうことなく、栓刃ブロック体の
展開機構を工夫して、本体部の扁平面の延長面上に栓刃
ブロック体を展開できるようにすると共に、栓刃状の電
極をコンセント等に差し込んだとき、本体部で隣の差込
み口を塞ぐ状態を回避できるようにした栓刃電極収納具
及びACアダプタを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題は、縦なら
びに横のいずれの長さよりも短い高さの厚み部分を各々
有する箱体と蓋体を組み合わせて成る扁平状の本体部
と、この本体部の厚み部分に設けられた収納部と、栓刃
状の複数の電極を有して収納部に収納される栓刃ブロッ
ク体と、箱体と蓋体との間に回転軸を有して栓刃ブロッ
ク体と本体部とを可動自在に係合する係合手段とを備
え、栓刃ブロック体は箱体又は/及び蓋体の扁平面に沿
うように回転して収納または展開されることを特徴とす
る栓刃電極収納具によって解決される。
【0012】本発明に係る栓刃電極収納具によれば、箱
体又は/及び蓋体の扁平面の延長面上に栓刃ブロック体
を展開させることができる。従って、収納部から栓刃ブ
ロック体を展開したときに全体が長くなるものの、本体
部が扁平状であることにより得られる特長を維持するこ
とができる。このことで、栓刃状の電極をコンセント等
に差し込んだとき、本体部で隣の差込み口を塞ぐ状態を
回避することができる。
【0013】しかも、箱体と蓋体との間の回転軸により
栓刃ブロック体と本体部とを係合する構造が採られるの
で、電極の幅に依存する寸法まで、本体部の厚みを薄く
することができる。更に、箱体及び蓋体の扁平面(裏
面)に凸状の軸部や凹状の軸受け部が構成できるので、
従来方式に比べて金型のキャビテイやコアの構造を簡略
化することができる。当該栓刃電極収納具のコストダウ
ンを図ることができ、この栓刃電極収納具をACアダプ
タ等に十分応用することができる。
【0014】本発明に係るACアダプタは栓刃電極収納
手段と、この栓刃電極収納手段に内蔵されてAC電源か
ら直流電力を得る電源変換部とを備え、この栓刃電極収
納手段は縦ならびに横のいずれの長さよりも短い高さの
厚み部分を各々有する箱体と蓋体を組み合わせて成る扁
平状の本体部と、この本体部の厚み部分に設けられた収
納部と、栓刃状の複数の電極を有して収納部に可動自在
に収納される栓刃ブロック体と、箱体と蓋体との間に回
転軸を有して栓刃ブロック体と本体部とを係合する係合
手段とを有することを特徴とするものである。
【0015】本発明に係るACアダプタによれば、AC
電源を直流電源に変換する電源変換部を内蔵した栓刃電
極収納手段を備え、この栓刃電極収納手段には上述の栓
刃電極収納具が応用されるものである。
【0016】従って、栓刃電極収納手段の扁平面の延長
面上に栓刃ブロック体を展開させることができる。これ
により、全体が長くなるものの収納部から栓刃ブロック
体を展開したときも、本体部が扁平状であることにより
得られる特長を維持することができる。このことで、栓
刃状の電極をコンセント等に差し込んだとき、本体部で
隣の差込み口を塞ぐ状態を回避することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】続いて、この発明に係る栓刃電極
収納具及びACアダプタの一実施の形態について、図面
を参照しながら説明をする。 (1)実施形態 図1A及びBは本発明に係る実施形態としての栓刃電極
収納具100の構成例を示す斜視図である。この実施形
態では、縦ならびに横のいずれの長さよりも短い高さの
厚み部分を有した扁平状の本体部の厚み部分に収納部を
設けると共に、この収納部に収納される栓刃ブロック体
を備え、この栓刃ブロック体を箱体又は/及び蓋体の扁
平面に沿うように回転して収納または展開するようにし
て、箱体又は/及び蓋体の扁平面の延長面上に栓刃ブロ
ック体を展開できるようにすると共に、栓刃状の電極を
コンセント等に差し込んだとき、本体部で隣の差込み口
を塞ぐ状態を回避できるようにしたものである。
【0018】図1A及びBに示す栓刃電極収納具100
は収納式のACプラグを始め、携帯電話機や携帯端末装
置等のバッテリー充電器に適用して極めて好適である。
図1Aは栓刃電極収納具100の収納状態を示してお
り、図1Bはその展開状態を示している。図1Aにおい
て、栓刃電極収納具100は扁平状の本体部11を有し
ており、本体部11は縦ならびに横のいずれの長さより
も短い高さの厚み部分12Aを有する箱体12と、同様
にして縦ならびに横のいずれの長さよりも短い高さの厚
み部分13Aを有する蓋体13を組み合わせて構成され
る。箱体12や蓋体13にはモールド樹脂成型品が使用
される。
【0019】この本体部11の厚み部分12A,13A
には所定の大きさの収納部14が設けられ、栓刃ブロッ
ク体15を収納するようになされる。収納部14は箱体
12や蓋体13等の一部をモールド樹脂成型することに
より構成される。栓刃ブロック体15はACプラグのよ
うな栓刃状の複数の電極16A,16Bを有している。
栓刃ブロック体15は絶縁性のブロック体に1対の電極
16A,16Bが埋め込まれ(挿入され)、モールド樹
脂等により整形されて成る。この栓刃電極収納具100
では収納時には電極全体が収納部14に収まった状態と
なり、展開時には電極先端部分が露出した状態となる。
電極先端部分はAC(交流100V等)コンセントに挿
入される長さを有している。
【0020】栓刃電極収納具100は係合手段17を有
しており、箱体12と蓋体13との間に回転軸を有して
栓刃ブロック体15と本体部11とを可動自在に係合す
るようになされる。回転軸は本体部11の扁平面Pに直
交するように配置されている。扁平面Pは本体部21で
一番広い面であり、箱体12の背面や、蓋体13の表面
が該当する。箱体12や蓋体13等の整形時に射出金型
のパーティングラインを回転軸と直交するように分割す
ることができる。軸受け部等の金型形状を簡略化するこ
とができる。因みに従来方式の栓刃電極収納具は回転軸
が扁平面Pに平行するように配置されていた。従って、
金型のパーティングラインを回転軸と平行に分割しなく
てはならない。軸受け部等の金型形状が複雑になり、コ
ストアップにつながる。
【0021】この係合手段17は次の3つの場合を想定
している。第1は栓刃ブロック体15に設けられた貫通
状の軸孔部と箱体12に設けられた凹状の軸受け部とこ
の蓋体13に設けられた凸状の軸部から構成される場合
である。第2は栓刃ブロック体15に設けられた凸状の
軸部と箱体12及び蓋体13に設けられた凹状の軸受け
部から構成される場合である。第3は栓刃ブロック体1
5に設けられた凹状の軸受け部と箱体12及び蓋体13
に設けられた凸状の軸部から構成される場合である。い
ずれの場合も、栓刃ブロック体15を箱体12の扁平面
Pに沿うように回転して収納または展開できるようにす
るためである。
【0022】ここで、図1Aに示した栓刃ブロック体1
5の収納状態から、図1Bに示すその展開状態に至るス
トローク角度をθとしたとき、ストローク角度θはほぼ
90°に設定されている。栓刃ブロック体15の電極先
端部分をACコンセントに挿入したとき、ACコンセン
トの挿入面に対して本体部11を直立させるためであ
り、通常のACプラグと同様にして栓刃電極収納具10
0の挿入脱着を容易にするためである。もちろん、これ
に限られることはなく、蓋体13の扁平面Pに沿うよう
に栓刃ブロック体15を回転して収納または展開する構
造にしてもよい。
【0023】このように、本発明に係る栓刃電極収納具
100によれば、箱体12又は/及び蓋体13の扁平面
Pの延長面上に栓刃ブロック体15を展開させることが
できる。従って、全体が本体部11+栓刃露出部分とい
うように直線状に長くなるものの収納部14から栓刃ブ
ロック体15を展開したときも、本体部11が扁平状で
あることにより得られる特長を維持することができる。
このことで、栓刃状の電極16A,16Bをコンセント
等に差し込んだとき、本体部11で隣の差込み口を塞ぐ
状態を回避することができる。
【0024】しかも、箱体12と蓋体13との間の回転
軸により栓刃ブロック体15と本体部11とを係合する
構造が採られるので、電極16A,16Bの先端幅に依
存する寸法まで、本体部11の厚みを薄くすることがで
きる。更に、箱体12及び蓋体13の扁平面P(裏面)
に凸状の軸部や凹状の軸受け部が構成できるので、従来
方式に比べて金型のキャビテイやコアの構造を簡略化す
ることができる。当該栓刃電極収納具100のコストダ
ウンを図ることができ、この栓刃電極収納具100をA
Cアダプタ等に十分応用することができる。
【0025】(2)第1の実施例 図2は本発明に係る第1の実施例としてのACアダプタ
201の全体構成例を示す斜視図である。図3はその電
源変換部50の構成例を示す回路図である。この実施例
では本発明方式の栓刃電極収納具を応用して携帯電話機
用のACアダプタ201を構成し、従来方式の電極L型
露出方式のACアダプタに比べて取り扱い易くしたもの
である。
【0026】図2に示すACアダプタ201は携帯電話
機用のバッテリー充電器に適用して極めて好適である。
ACアダプタ201は栓刃電極収納手段の一例となる栓
刃電極収納&電源ケース101を有しており本体部を構
成する。栓刃電極収納&電源ケース101には栓刃ブロ
ック体25が可動自在に取り付けられ、この栓刃ブロッ
ク体25にはAC電極26A,26Bがインサート成型
されている。栓刃電極収納&電源ケース101内には図
3に示すような電源変換部50が設けられ、AC電源か
ら直流電力を得るようになされる。
【0027】図3において、電源変換部50は図示しな
い電源基板に変圧器18、整流回路部19、コンデンサ
C1,C2、及び安定用の出力抵抗R等を備えている。
変圧器18には巻数比20:1程度のものが使用され
る。一次電圧AC100に対して二次電圧は5V程度で
ある。変圧器18の一次側には一対の板バネ電極36
A,36Bが接続されている。板バネ電極36AにはA
C電極26Aの一端が摺動自在になされ、板バネ電極3
6BにはAC電極26Bの一端が各々摺動自在になされ
る。
【0028】変圧器18の二次側には整流回路部19が
接続されており、上記二次電圧を整流してDC4.5乃
至5.0V程度の直流電圧を出力するようになされる。
整流回路部19にはコンデンサC1,C2及び出力抵抗
R等がπ形に接続され、直流出力電流を平滑するように
なされる。直流出力電流は0.5A乃至1.0A程度で
ある。出力抵抗Rの一端や、接地線GNDには電源基板
25の出力端子31A,31Bに接続される。
【0029】栓刃電極収納&電源ケース101には先に
説明した栓刃電極収納具が応用される。栓刃電極収納&
電源ケース101内の電源変換部50の出力端子31
A,31BにはDC給電線301の一端が接続され、こ
のDC給電線301の他端にはDCプラグ302が接続
されている。DCプラグ302は図示しない携帯電話機
に装着され、携帯電話機内に装備されたバッテリーに充
電電流を供給するようにされる。
【0030】続いて、ACアダプタ201の内部構成例
について説明をする。図4はACアダプタ201の内部
構成例を示す斜視図である。図4に示すACアダプタ2
01は第1の係合手段17に関して栓刃ブロック体25
に設けられた貫通状の軸孔部25Bと、下部ケース22
に設けられた凸状の軸部22Bと、この上部ケース23
に設けられた凹状の軸受け部23Bから構成される。
【0031】図4において栓刃電極収納&電源ケース1
01は箱体の一例となる下部ケース22及び蓋体の一例
となる上部ケース23を有しており、これらのケース2
2,23を組み合わせることにより、扁平状の本体部を
構成するようになされる。下部ケース22は縦ならびに
横のいずれの長さよりも短い高さの厚み部分22Aを有
すると共に、凸状の軸部22Bを有している。下部ケー
ス22は正方形状の場合は一辺が50mm程度である。
厚み部分22Aは7.0乃至8.0mm程度である。
【0032】軸部22Bは収納部24を構成する所定の
位置に配設されている。なお、図4において固定部22
Cはロック部材固定用の溝部である。下部ケース22に
はDC給電線貫通用のU溝部が設けられ、図示しないが
上部ケース23との係合用部分が設けられる。
【0033】また、上部ケース23は縦ならびに横のい
ずれの長さよりも短い高さの厚み部分23Aを有すると
共に、凹状の軸受け部23Bを有している。軸受け部2
3Bは収納部24を構成する所定の位置に配設されてい
る。上部ケース23も一辺が50mm程度である。厚み
部分23Aは7.0乃至8.0mm程度である。下部ケ
ース22や、軸部22B、固定部22C、上部ケース2
3、軸受け部23B等は所定の射出金型によりモールド
樹脂成型される。上部ケース23には図示しないが下部
ケース22との係合受け用部分が設けられる。
【0034】この例で下部ケース22の厚み部分22A
と、上部ケース23の厚み部分23AにはAC電極26
A,26Bがそのまま入る大きさの収納部24が設けら
れ、栓刃ブロック体25の全体を収納するようになされ
る。収納部24は下部ケース22や上部ケース23等の
一部を成型することにより領域が確保され、これらのケ
ース22,23を組み合わせることで構成される。
【0035】また、図4に示す栓刃電極収納&電源ケー
ス101は第1の係合手段17を有しており、下部ケー
ス22と上部ケース23との間に回転軸を有して栓刃ブ
ロック体25と栓刃電極収納&電源ケース101とを可
動自在に係合するようになされる。回転軸は栓刃電極収
納&電源ケース101の扁平面Pに直交するように配置
されている。
【0036】この例で扁平面Pは下部ケース22の背面
が該当する。このようにすると、下部ケース22の整形
時に射出金型のパーティングラインを回転軸と直交する
ように分割することができる。軸受け部等の金型形状を
簡略化することができる。また、栓刃ブロック体25を
下部ケース22の扁平面Pに沿うように回転して収納ま
たは展開することができる。
【0037】この栓刃ブロック体25は絶縁性の半楕円
柱状のブロック体25A及び、導電性のAC電極26
A,26Bを有している。ブロック体25Aは貫通状の
軸孔部25Bを有しており、下部ケース22の軸部22
B及び上部ケース23の軸受け部23Bを通すようにな
される。軸孔部25Bの一方には、正逆回転可能なほぼ
円形のラチェット機構部25Cを有しており、ロック部
材28と共に、栓刃ブロック体25の展開時及び収納時
の姿勢を維持するようになされる。ロック部材28はラ
チェット機構部25Cの外周部を抱え込むような爪状部
を有しており、端部には固定部22Cに装着可能なL型
のテール部を有している。ラチェット機構部25Cは外
周部において幾何学的に90°の位置に溝部を有してい
る。
【0038】栓刃ブロック体25ではロック部材28の
爪状部がラチェット機構部25Cの溝部にかみ合うこと
でその姿勢が保たれる。溝部にかみ合う位置は収納時を
0°とすると、展開時は90°である。ロック部材28
は所定の射出金型で整形部品として予め準備され、AC
アダプタ201の組立時に下部ケース22内の固定部2
2Cに係合されて固定される。
【0039】この栓刃ブロック体25ではモールド樹脂
等によりブロック体25Aを整形する際に、1対のAC
電極26A,26Bが埋め込まれ(挿入され)て成る。
もちろん、コンセントに挿入される電極先端部分と、板
バネ電極36A,36Bに接触する部分(以下で接触子
26A’,26B’という)は露出している。板バネ電
極36A,36Bは電源基板29に備えられ、上述した
変圧器18に接続されている。
【0040】板バネ電極36A,36Bの間隔は電気用
品取締法に従うようになされる。板バネ電極36A,3
6Bには例えば、リン青銅板を打ち抜いて折り曲げ加工
したものが使用される。リン青銅板を使用するようにし
たのは、適正な弾性率が得られ、接触抵抗が少ないこと
による。もちろん、リン青銅板に限られることはなく、
これらの性質を有する金属板あるいは、これよりも性質
の優れている電極材料であればよい。
【0041】続いて、ACアダプタ201の組立方法に
ついて説明をする。この組立例では上述した下部ケース
22と、ロック部材28と、栓刃ブロック体25と、電
源基板29と上部ケース23とが予め準備されているこ
とを前提とする。
【0042】これを組立条件にして、まず、下部ケース
22の開口側を上に向けた状態で固定部22Cにロック
部材28を装着する。その後、下部ケース22の軸部2
2Bに栓刃ブロック体25を係合する。このとき、栓刃
ブロック体25のラチェット機構部25Cを下に向け
る。ロック部材28の爪状部をラチェット機構部25C
の溝部にかみ合うように位置を合わせる。
【0043】そして、板バネ電極36A,36BやDC
給電線等が予め接続された電源基板29を下部ケース2
2の開口側にはめ込む。その後、上部ケース23を下部
ケース22上に覆い被せる。このとき、上部ケース22
の開口側を下に向け、上部ケース22の軸受け部23B
を栓刃ブロック体25の軸孔部25Bに挿入すると共
に、軸受け部23Bを軸部22Bに挿入する。
【0044】また、下部ケース22のU溝部22DにD
C給電線301を合わせ込むようにする。そして、図示
しないが上部ケース23の係合用部分を下部ケース22
の係合受け用部分にかみ合わせる。これにより、図2に
示したようなACアダプタ201が完成する。
【0045】図5A〜DはACアダプタ201の栓刃ブ
ロック体25の動作例を示す右側断面図、一部破砕の平
面図、左側断面図及び後部断面図をそれぞれ示してい
る。図5A及び図5Bにおいて、栓刃ブロック体25の
収納状態は実線で示している。このACアダプタ201
では栓刃ブロック体25の収納時には電極全体が収納部
24に収まった状態となる。AC電極26A,26Bが
障害にならないようにするためである。
【0046】また、栓刃ブロック体25の展開状態は二
点鎖線で示している。この栓刃ブロック体25の展開時
にはAC電極26A,26Bの一方で電極先端部分が露
出した状態となる。このとき、栓刃ブロック体25が下
部ケース22の扁平面Pに沿うように回転して展開する
ようになされる。栓刃電極収納&電源ケース101で一
番広い面に対して水平方向に栓刃ブロック体25を回転
させる。電極先端部分はAC(交流100V等)コンセ
ントに挿入される長さL0を有している。
【0047】この展開時であって、AC電極26A,2
6Bの他方では図5Cに示すような接触子26A’が図
5Dに示すような板バネ電極36Aに接触して導通し、
同様にして接触子26B’が板バネ電極36Bに接触し
て導通するようになされる。図3で説明した電源変換部
50の変圧器18へAC100Vを印加するためであ
る。
【0048】図6A,Bは栓刃ブロック体25の収納状
態例を示す一部破砕の底面図及び上部断面図をそれぞれ
示している。図6Aに示す栓刃ブロック体25の収納時
には、栓刃ブロック体25のラチェット機構部25Cの
溝部に、ロック部材28の爪状部がかみ合うようになさ
れる。溝部にかみ合う位置は収納時をθ=0°とする
と、展開時はθ=90°である。ラチェット機構部25
Cの溝部にロック部材28の爪状部がかみ合うと、一定
以上の力を加えたとき、栓刃ブロック体25が回転でき
るようになされている。自然に姿勢を変えないようにす
るためである。図6Bに示す栓刃ブロック体25の収納
時において、電極全体が収納部24に収まった状態とな
る。
【0049】図7は当該ACアダプタ201のコンセン
ト400への装着例を示す斜視図である。図7に示すA
Cアダプタ201によれば、図5Aに示したように下部
ケース22の扁平面Pの延長面上に栓刃ブロック体25
を展開させているので、隣のACプラグ401や402
等の装着にじゃまにならない位置で栓刃ブロック体25
のAC電極26A,26Bをコンセント400に差し込
むことができる。
【0050】このように、本発明に係る第1の実施例と
してのACアダプタ201によれば、下部ケース22の
扁平面Pの延長面上に栓刃ブロック体25を展開させる
ことができる。従って、全体が栓刃電極収納&電源ケー
ス101+栓刃露出部分というように長くなるものの収
納部24から栓刃ブロック体25を展開したときも、栓
刃電極収納&電源ケース101が扁平状であることによ
り得られる特長を維持することができる。このことで、
栓刃状の電極26A,26Bをコンセント等に差し込ん
だとき、栓刃電極収納&電源ケース101で隣の差込み
口を塞ぐ状態を回避することができる。
【0051】しかも、下部ケース22と上部ケース23
との間の回転軸により栓刃ブロック体25と栓刃電極収
納&電源ケース101とを係合する構造が採られるの
で、電極26A,26Bの先端幅に依存する寸法まで、
栓刃電極収納&電源ケース101の厚みを薄くすること
ができる。更に、下部ケース22及び上部ケース23の
扁平面P(裏面)に凸状の軸部や凹状の軸受け部が構成
できるので、従来方式に比べて金型のキャビテイやコア
の構造を簡略化することができる。当該ACアダプタ2
01のコストダウンを図ることができる。
【0052】(3)第2の実施例 図8A〜Cは本発明に係る第2の実施例にとしてのAC
アダプタ202の構成例を示す組立図である。電源基板
29及び板バネ電極36A,36Bの構造についてはそ
の説明を省略する。
【0053】この例で第2の係合手段27に関しては図
8Aに示す栓刃ブロック体35の表裏に設けられた凸状
の軸部35A、35Bと、図8Bに示す下部ケース32
に設けられた凹状の軸受け部32Bと、上部ケース33
に設けられた凹状の軸受け部33Bから構成されるもの
である。第1の実施例と同様にして下部ケース32の扁
平面Pに沿うように栓刃ブロック体35を回転して収納
または展開できるようにするためである。
【0054】図8Bに示す栓刃電極収納&電源ケース1
02は箱体の一例となる下部ケース32及び蓋体の一例
となる上部ケース33を有しており、これらのケース3
2,33を組み合わせることにより、第1の実施例で説
明したような扁平状の本体部を構成するようになされ
る。
【0055】つまり、図8Bに示す下部ケース32は縦
ならびに横のいずれの長さよりも短い高さの厚み部分3
2Aを有すると共に、凹状の軸受け部32Bを有してい
る。軸受け部32Bは収納部34を構成する所定の位置
に配設されている。また、上部ケース33は縦ならびに
横のいずれの長さよりも短い高さの厚み部分33Aを有
すると共に、凹状の軸受け部33Bを有している。下部
ケース32や、軸受け部32B、上部ケース33、軸受
け部33B等は所定の射出金型によりモールド樹脂成型
される。
【0056】この例で下部ケース32の厚み部分32A
と、上部ケース33の厚み部分33AにはAC電極26
A,26Bがそのまま入る大きさの収納部34が構成さ
れ、栓刃ブロック体25の全体を収納するようになされ
る。収納部34は下部ケース32や上部ケース33等の
一部を成型することにより領域が確保され、これらのケ
ースを組み合わせることで構成される。
【0057】また、図8Cに示す栓刃電極収納&電源ケ
ース102は第2の係合手段27を有しており、下部ケ
ース32と上部ケース33との間に回転軸を有して栓刃
ブロック体35と栓刃電極収納&電源ケース102とを
可動自在に係合するようになされる。第2の係合手段2
7は栓刃ブロック体35の表裏に設けられた凸状の軸部
35A、35Bと、下部ケース32に設けられた凹状の
軸受け部32Bと、上部ケース33に設けられた凹状の
軸受け部33Bから構成される。回転軸は栓刃電極収納
&電源ケース102の扁平面Pに直交するように配置さ
れる。この例で扁平面Pは下部ケース32の背面が該当
する。
【0058】このように、本発明に係る第2の実施例と
してのACアダプタ202によれば、第2の係合手段2
7を有した栓刃電極収納&電源ケース102を備えてい
るので、栓刃電極収納&電源ケース102の扁平面Pの
延長面上に栓刃ブロック体35を展開させることができ
る。
【0059】従って、栓刃ブロック体35を下部ケース
32の扁平面Pに沿うように回転して収納または展開す
ることができる。また、収納部34から栓刃ブロック体
35を展開したときも、栓刃電極収納&電源ケース10
2が扁平状であることにより得られる特長を維持するこ
とができる。
【0060】これにより、栓刃状の電極26A,26B
をコンセント等に差し込んだとき、栓刃電極収納&電源
ケース102で隣の差込み口を塞ぐ状態を回避すること
ができる。更に、下部ケース32の整形時に第1の実施
例と同様にして射出金型のパーティングラインを回転軸
と直交するように分割することができる。軸受け部等の
金型形状を簡略化することができる。
【0061】(4)第3の実施例 図9A〜Cは本発明に係る第3の実施例にとしてのAC
アダプタ203の構成例を示す組立図である。電源基板
29及び板バネ電極36A,36Bの構造についてはそ
の説明を省略する。この例で第3の係合手段37に関し
ては図9Aに示す栓刃ブロック体45の表裏に設けられ
た凹状の軸受け部45A、45Bと、図9Bに示す下部
ケース42に設けられた凸状の軸部42Bと、上部ケー
ス43に設けられた凸状の軸部43Bから構成されるも
のである。第1の実施例と同様にして下部ケース42の
扁平面Pに沿うように栓刃ブロック体45を回転して収
納または展開できるようにするためである。
【0062】図9Bに示す栓刃電極収納&電源ケース1
03は箱体の一例となる下部ケース42及び蓋体の一例
となる上部ケース43を有しており、これらのケース4
2,43を組み合わせることにより、第1の実施例で説
明したような扁平状の本体部を構成するようになされ
る。
【0063】つまり、図9Bに示す下部ケース42は縦
ならびに横のいずれの長さよりも短い高さの厚み部分4
2Aを有すると共に、凹状の軸受け部42Bを有してい
る。軸受け部42Bは収納部34を構成する所定の位置
に配設されている。また、上部ケース43は縦ならびに
横のいずれの長さよりも短い高さの厚み部分43Aを有
すると共に、凹状の軸受け部43Bを有している。下部
ケース42や、軸受け部42B、上部ケース43、軸受
け部43B等は所定の射出金型によりモールド樹脂成型
される。
【0064】この例で下部ケース42の厚み部分42A
と、上部ケース43の厚み部分43AにはAC電極26
A,26Bがそのまま入る大きさの収納部44が構成さ
れ、栓刃ブロック体25の全体を収納するようになされ
る。収納部44は下部ケース42や上部ケース43等の
一部を成型することにより領域が確保され、これらのケ
ース42,43を組み合わせることで構成される。
【0065】また、図9Cに示す栓刃電極収納&電源ケ
ース103は第2の係合手段27を有しており、下部ケ
ース42と上部ケース43との間に回転軸を有して栓刃
ブロック体45と栓刃電極収納&電源ケース103とを
可動自在に係合するようになされる。第2の係合手段2
7は栓刃ブロック体45の表裏に設けられた凹状の軸受
け部45A、45Bと、下部ケース42に設けられた凸
状の軸部42Bと、上部ケース43に設けられた凸状の
軸部43Bから構成される。回転軸は栓刃電極収納&電
源ケース103の扁平面Pに直交するように配置され
る。この例で扁平面Pは下部ケース42の背面が該当す
る。
【0066】このように、本発明に係る第3の実施例と
してのACアダプタ203によれば、第3の係合手段3
7を有した栓刃電極収納&電源ケース103を備えてい
るので、栓刃電極収納&電源ケース103の扁平面Pの
延長面上に栓刃ブロック体45を展開させることができ
る。
【0067】従って、栓刃ブロック体45を下部ケース
42の扁平面Pに沿うように回転して収納または展開す
ることができる。また、収納部44から栓刃ブロック体
45を展開したときも、栓刃電極収納&電源ケース10
3が扁平状であることにより得られる特長を維持するこ
とができる。このことで、栓刃状の電極26A,26B
をコンセント等に差し込んだとき、栓刃電極収納&電源
ケース103で隣の差込み口を塞ぐ状態を回避すること
ができる。
【0068】更に、下部ケース42の整形時に第1及び
第2の実施例と同様にして射出金型のパーティングライ
ンを回転軸と直交するように分割することができる。軸
部42B、43B等の金型形状を簡略化することができ
る。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る栓刃
電極収納具によれば、縦ならびに横のいずれの長さより
も短い高さの厚み部分を各々有する箱体と蓋体を組み合
わせて成る扁平状の本体部の厚み部分に収納部が設けら
れると共に、栓刃状の複数の電極を有してこの収納部に
可動自在に収納される栓刃ブロック体を備え、この栓刃
ブロック体は箱体又は/及び蓋体の扁平面に沿うように
回転して収納または展開されるものである。
【0070】この構成によって、箱体又は/及び蓋体の
扁平面の延長面上に栓刃ブロック体を展開させることが
できる。従って、全体が長くなるものの収納部から栓刃
ブロック体を展開したときも、本体部が扁平状であるこ
とにより得られる特長を維持することができる。このこ
とで、栓刃状の電極をコンセント等に差し込んだとき、
本体部で隣の差込み口を塞ぐ状態を回避することができ
る。
【0071】しかも、箱体と蓋体との間の回転軸により
栓刃ブロック体と本体部とを係合する構造が採られるの
で、電極の幅に依存する寸法まで、本体部の厚みを薄く
することができる。更に、箱体及び蓋体の扁平面(裏
面)に凸状の軸部や凹状の軸受け部が構成できるので、
従来方式に比べて金型のキャビテイやコアの構造を簡略
化することができる。当該栓刃電極収納具のコストダウ
ンを図ることができる。
【0072】本発明に係るACアダプタによれば、AC
電源から直流電力を得る整流回路部を内蔵した栓刃電極
収納手段を備え、この栓刃電極収納手段には上述の栓刃
電極収納具が応用されるものである。
【0073】この構成によって、栓刃電極収納手段の扁
平面の延長面上に栓刃ブロック体を展開させることがで
きる。従って、全体が長くなるものの収納部から栓刃ブ
ロック体を展開したときも、本体部が扁平状であること
により得られる特長を維持することができる。このこと
で、栓刃状の電極をコンセント等に差し込んだとき、本
体部で隣の差込み口を塞ぐ状態を回避することができ
る。この発明は携帯電話機や携帯端末装置等のバッテリ
ー充電器に適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】A及びBは本発明に係る実施形態としての栓刃
電極収納具100の構成例を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る第1の実施例としてのACアダプ
タ201の全体構成例を示す斜視図である。
【図3】その電源変換部50の構成例を示す回路図であ
る。
【図4】ACアダプタ201の内部構成例を示す斜視図
である。
【図5】A〜DはACアダプタ201の栓刃ブロック体
25の動作例を示す右側断面図、一部破砕の平面図、左
側断面図及び後部断面図をそれぞれ示している。
【図6】A,Bは栓刃ブロック体25の収納状態例を示
す一部破砕の底面図及び上部断面図をそれぞれ示してい
る。
【図7】当該ACアダプタ201のコンセント400へ
の装着例を示す斜視図である。
【図8】A〜Cは本発明に係る第2の実施例にとしての
ACアダプタ202の構成例を示す組立図である。
【図9】A〜Cは本発明に係る第3の実施例にとしての
ACアダプタ203の構成例を示す組立図である。
【図10】従来例に係るACアダプタ10の構成例を示
す斜視図である。
【図11】ACアダプタ10の問題点を説明する装着例
を示す斜視図である。
【符号の説明】
11,21・・・本体部、12・・・箱体、13・・・
蓋体、14,24,34,44・・・収納部、15,2
5,35,45・・・栓刃ブロック体、16・・・電
極、17,27,37・・・第1,第2,第3の係合手
段、18・・・変圧器、19・・・整流回路部、22,
32,42・・・下部ケース(箱体)、23,32,4
3・・・上部ケース(蓋体)、26A,26B・・・A
C電極、28・・・ロック部材、29・・・電源基板、
36A,36B・・・板バネ電極、50・・・電源変換
部、100・・・栓刃電極収納具、101〜103・・
・栓刃電極収納&電源ケース(本体部)、201〜20
3・・・ACアダプタ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦ならびに横のいずれの長さよりも短い
    高さの厚み部分を各々有する箱体と蓋体を組み合わせて
    成る扁平状の本体部と、 前記本体部の厚み部分に設けられた収納部と、 栓刃状の複数の電極を有して前記収納部に収納される栓
    刃ブロック体と、 前記箱体と蓋体との間に回転軸を有して前記栓刃ブロッ
    ク体と前記本体部とを可動自在に係合する係合手段とを
    備え、 前記栓刃ブロック体は、 前記箱体又は/及び蓋体の扁平面に沿うように回転して
    収納または展開されることを特徴とする栓刃電極収納
    具。
  2. 【請求項2】 前記係合手段は、 前記栓刃ブロック体に設けられた凸状の軸部と、 前記箱体及び蓋体に設けられた凹状の軸受け部から構成
    されることを特徴とする請求項1に記載の栓刃電極収納
    具。
  3. 【請求項3】 前記係合手段は、 前記栓刃ブロック体に設けられた凹状の軸受け部と、 前記箱体及び蓋体に設けられた凸状の軸部から構成され
    ることを特徴とする請求項1に記載の栓刃電極収納具。
  4. 【請求項4】 前記係合手段は、 前記栓刃ブロック体に設けられた貫通状の軸孔部と、 前記箱体に設けられた凹状の軸受け部と、 前記蓋体に設けられた凸状の軸部から構成されることを
    特徴とする請求項1に記載の栓刃電極収納具。
  5. 【請求項5】 前記栓刃ブロック体の収納状態から展開
    状態に至るストローク角度をθとしたとき、 前記ストローク角度θを90°に設定されることを特徴
    とする請求項1に記載の栓刃電極収納具。
  6. 【請求項6】 栓刃電極収納手段と、 前記栓刃電極収納手段に内蔵されてAC電源から直流電
    力を得る電源変換部とを備え、 前記栓刃電極収納手段は、 縦ならびに横のいずれの長さよりも短い高さの厚み部分
    を各々有する箱体と蓋体を組み合わせて成る扁平状の本
    体部と、 前記本体部の厚み部分に設けられた収納部と、 栓刃状の複数の電極を有して前記収納部に収納される栓
    刃ブロック体と、 前記箱体と蓋体との間に回転軸を有して前記栓刃ブロッ
    ク体と前記本体部とを可動自在に係合する係合手段とを
    有することを特徴とするACアダプタ。
  7. 【請求項7】 前記栓刃ブロック体は、 前記箱体又は/及び蓋体の扁平面に沿うように回転して
    収納または展開されることを特徴とする請求項6に記載
    のACアダプタ。
  8. 【請求項8】 前記係合手段は、 前記栓刃ブロック体に設けられた凸状の軸部と、 前記箱体及び蓋体に設けられた凹状の軸受け部から構成
    されることを特徴とする請求項6に記載のACアダプ
    タ。
  9. 【請求項9】 前記係合手段は、 前記栓刃ブロック体に設けられた凹状の軸受け部と、 前記箱体及び蓋体に設けられた凸状の軸部から構成され
    ることを特徴とする請求項6に記載のACアダプタ。
  10. 【請求項10】 前記係合手段は、 前記栓刃ブロック体に設けられた貫通状の軸孔部と、 前記箱体に設けられた凹状の軸受け部と、 前記蓋体に設けられた凸状の軸部から構成されることを
    特徴とする請求項6に記載のACアダプタ。
  11. 【請求項11】 前記栓刃ブロック体の収納状態から展
    開状態に至るストローク角度をθとしたとき、 前記ストローク角度θを90°に設定されることを特徴
    とする請求項6に記載のACアダプタ。
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