JP2003203186A - 回収管理サーバ - Google Patents

回収管理サーバ

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JP2003203186A
JP2003203186A JP2002305929A JP2002305929A JP2003203186A JP 2003203186 A JP2003203186 A JP 2003203186A JP 2002305929 A JP2002305929 A JP 2002305929A JP 2002305929 A JP2002305929 A JP 2002305929A JP 2003203186 A JP2003203186 A JP 2003203186A
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Kazuma Sato
一馬 佐藤
Ikuhiko Ono
育彦 小野
Rikio Shiba
力夫 柴
Kotaro Takada
浩太郎 高田
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Canon Marketing Japan Inc
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Canon Marketing Japan Inc
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インセンティブを付与することで使用済み消耗
品の回収実績を向上させるシステムにおいて、再生不能
品の回収を防止する。 【解決手段】依頼者6は、回収センタシステムにアクセ
スし、消耗品の回収を依頼する(S302)。回収セン
タシステムは、実際の回収した消耗品を確認して(S3
12)、再生可能な品であれば依頼ユーザに金銭等のイ
ンセンティブを付与する。しかしながら、再生不能な再
生品や他社製品が回収品に含まれている場合には、その
種類や数量等に応じて、付与するインセンティブあるい
は付与すべきものとして格納されているインセンティブ
から、あらかじめ定めた値を減じてデータベースを更新
する(S313)。そして、その旨をユーザに通知する
(S314)。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、管理制御方法に関
し、例えば、カートリッジなどの消耗品の回収に関す
る。 【0002】 【従来の技術】電子写真方式のプリンタ等に利用される
トナーを収納したカートリッジや、インクジェットプリ
ンタに利用されるインクカートリッジなどは使用済みに
なると再生工場に収集されリサイクルの材料となりう
る。 【0003】このようなリサイクル活動は資源の節約
や、環境の問題からも非常に重要なことと考えられる。 【0004】一方、上に説明したリサイクル活動を推進
するための使用済み消耗品の回収方法として、ユーザが
FAXを利用することにより回収容器を要求し、送られ
てきた回収容器に使用済み消耗品を納めてメーカや回収
業者等の回収者に送付するような仕組みが実現されてい
る。そして、実際に回収物がリサイクル工場に回収され
ると、リサイクル工場に備えられたシステムにより使用
済みの消耗品が新たな製品として再生されて出荷され
る。 【0005】例えば、特開2000-181958号公報では、リ
サイクルした部品等を使ったリサイクル製品を計画的に
生産することができるリサイクルシステムが知られてい
る。 【0006】このような回収のシステムは今後さらに推
進していくことが期待される。 【0007】 【特許文献1】特開2000-181958号公報 【0008】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
回収システムによれば、ユーザは回収側で予め想定した
回収物を回収依頼するとは限らず、リサイクル工場で
は、例えば使用済みゴムタイヤなど、本来回収が想定さ
れていないものまで回収されることがある。不適切な回
収物が回収されると、適切なリサイクル業務処理を実行
することに支障になるばかりでなく、結果としてリサイ
クルコストに拍車をかけ、新たな製品の価格を押し上げ
る結果に結びつくことになるという問題もあった。 【0009】また上に述べた問題点を解決しつつ、ユー
ザに適切な回収協力を推し進めることが望まれるが、従
来のような仕組みでは、ユーザメリットを効率良く迅速
に通知することができるような仕組みはなかった。 【0010】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、ユーザの不適切な回収依頼を未然に防ぐととも
に、且つ、ユーザに回収協力に対するメリットを効率良
く提供することができる仕組みを提供することにある。 【0011】 【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成する一手段として、以下の構成を備える。 【0012】事務機器に利用される消耗品で使用済みの
消耗品の回収実績をユーザ毎に管理するサーバにおい
て、回収された使用済み消耗品の種別が、予めデータベ
ースに記憶された再生対象の種別か非再生対象の種別か
に応じて異なるインセンティブを決定する決定手段を有
する。 【0013】 【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる事務機器で
使用された消耗品の回収システムを図面を参照して詳細
に説明する。なお、実施形態では電子写真方式のプリン
タ、複写機、ファクシミリ装置などの機器に使用される
カートリッジを消耗品の一例として説明するが、他の消
耗品にも本発明を適用することができる。例えば、複写
機用のトナー容器、感光ドラム、その他サービスパー
ツ、紙やOHPシート、インクジェットプリンタ用のイ
ンク容器、カートリッジおよびプリントヘッドなどを挙
げることができる。このうち、多くのものは空になった
容器などの回収が望まれ、例えば、複写機用のトナーは
トナーの容器やパッケージ箱の回収が望まれる。 【0014】[回収システムの概要]図3は本実施形態
の回収システムにおける消耗品の回収の概要を示すシー
ケンス図である。まず、図3を参照して本実施形態の回
収システムの動作及び機能の概要を説明する。図3にお
いて、回収センタシステム4と顧客端末24は、通信回
線網によって互いに接続されたコンピュータである。本
実施形態の回収システムを実現するために、この通信回
線網は、閉じた系を構成するものであってもよいし、開
かれた系を構成するものであってもよい。閉じた系は、
いわゆるイントラネットと呼ばれる系であり、通信回線
としてLANや専用線、公衆電話網などが利用され、回
収センタシステム4は閉域内の端末に対してのみアクセ
スを許容する。また、開かれた系の代表としては、イン
ターネットがあり、回収センタシステム4とユーザシス
テム5とはインターネットを介して接続される。本実施
形態では、広く一般の利用者にサービスを提供するため
に、後者のインターネット接続を回収センタシステム4
と顧客端末24との接続に用いている。そのため、回収
センタシステム4及び顧客端末24は、TCP/IP、HT
TP、電子メール等のプロトコルをサポートする。な
お、回収センタシステム4は、単一のコンピュータとは
限らない。回収センタシステム4はウエブサーバに加え
て、電子メールサーバや、顧客の取引実績を管理するた
めのデータベースサーバ、ユーザ認証を行う認証サーバ
としての機能を有する。回収センタシステム4は、それ
ら機能を単一のコンピュータにより実現したサーバであ
ってもよいし、個々の機能を個々のコンピュータにより
実現させ、それらを通信によって接続したネットワーク
システムであっても良い。本実施形態では、そのような
構成を含めて回収センタシステムと呼ぶことにする。後
述する図1において記載されたウェブサーバ13,デー
タベースサーバ14、アプリケーションサーバ15等
が、この回収センタシステム4における機能を遂行する
サーバ群に相当する。 【0015】また、顧客端末24は、例えば電話回線等
を介してモデムにより接続された単一のコンピュータに
より実現することが可能である。しかし、本実施形態で
は、図1に示すように、顧客端末24はLANシステム
に接続されたパーソナルコンピュータ24により実現さ
れている。本実施形態では、顧客端末24をPC24と
も呼ぶ。また、顧客端末24を、それが接続されたLA
Nと同視してユーザシステムと呼ぶこともある。 【0016】本実施形態のシステムにおいては、ユーザ
の顧客端末24へのボタン押下指示に応じて送信される
回収依頼情報を受信した回収センタシステム4は、受信
した回収情報に含まれるユーザID及び回収予定品物品
の情報をデータベースに格納する。 【0017】回収に当り、回収システム4を利用するこ
とを望むユーザは、まず、ユーザの事務所等に設置され
た顧客端末24から回収センタシステム4に設置された
回収センタシステム4上で公開されているウェブサイト
のページ(ユーザ登録ページ)を介して回収センタシス
テム4にアクセスし、ユーザ登録をあらかじめ行ってお
く(S301:図4乃至図6を参照して後で説明す
る)。このようにあらかじめ登録された登録ユーザに限
って、この後の手順を行うことができる。 【0018】登録ユーザは、これも回収センタシステム
4上で公開されているウェブサイトのページ(オーダペ
ージ)を介して回収センタシステム4にアクセスし、認
証を要求する(S302)。回収センタシステム4がア
クセスしたユーザを登録ユーザとして認証すると(S3
03)、商品やサービスの発注画面表示のための情報を
顧客端末24に送信する(S304)。尚、顧客端末2
4と回収センタシステム4との間で行われる認証処理に
ついては、公知の技術を用いて実現できるため、それを
もちいればよい。そのためここではその説明を省略す
る。顧客端末24では、利用者が、ステップS304で
送信された情報に基づいて表示された画面を見て、使用
済み消耗品の回収を依頼するための入力操作を行うと該
入力操作に応じた各種情報が入力され(S305)、該
入力情報が送信される(S306)。ステップS304
で入力される情報には、商品の発注に関する情報に加え
て、回収を希望する消耗品の種類および数(量)を示す
情報、顧客毎に付与されるインセンティブを利用するか
否かを示す情報などが含まれる。さらに、回収予定日、
回収地域などに関する情報が利用者の指定に応じて含ま
れる場合もある。 【0019】ステップS306で顧客端末24から通信
回線を介して送信されてくる情報が使用済みの消耗品の
回収依頼を示す情報であった場合に、回収センタシステ
ム4は回収依頼を受け付ける。そして、回収依頼を希望
する消耗品の種類および数(量)とユーザとを関連付け
たデータを記憶装置に格納し(S307)、受信データ
に応じた処理を行う(S308)。その後、受信データ
に対応する、回収コード等の回収伝票を作成するための
回収伝票情報(例えば回収伝票を印刷することができる
情報)を、依頼者であるユーザの顧客端末24へ送信す
る(S309)。尚、ステップS306において顧客端
末24から通信回線を介して送信されてくる情報が回収
依頼を示す情報以外の情報であった場合、例えば、物品
の購入依頼を示す情報や、回収容器の配送依頼を示す情
報であった場合には、回収センタシステム4は、受信し
た種別の情報に応じた処理をステップS308にて行う
(詳細は後述にて説明行う。)。 【0020】S310では顧客端末24から送信された
情報に応じて、顧客に対して送付すべき商品や梱包資材
等(以下商品等と呼ぶ)がある場合には、それを商品セ
ンタが依頼者宛に発送する。なお本実施形態のシステム
において扱う商品等が物である場合には、この商品等の
発送は通信によって行われることはない。これは図3中
の点線で記載された矢印であるS311についても同様
である。 【0021】回収伝票情報を受信した依頼者の顧客端末
24では、受信した情報に基づいて、回収コード等を少
なくとも含む回収伝票を作成し、回収伝票を添付した消
耗品を回収センタシステム4が設置された回収センタあ
てに発送する(S311)。 【0022】回収センタでは、送られてきた使用済み消
耗品に添付された回収伝票に記録された回収コードを読
み取り、回収コードに対応する回収データどおりの消耗
品が回収されたか否かを確認する(S312)。そして
ユーザごと及び消耗品ごとに、回収率、回収数などの回
収実績の算出およびサーバで管理される回収実績に応じ
たインセンティブの設定等が行われ、その結果がデータ
ベースに格納される(S313)。必要ならば、回収率
およびインセンティブを依頼者の顧客端末24へ通知す
る(S314)。無論、インセンティブの付与は、回収
率に応じて行われることに限定されず、回収数量や販売
数量(ユーザ側からしてみれば購入数量)に応じて設定
される。 【0023】なお、図3のS309では回収センタシス
テム4で生成した回収伝票情報は顧客端末24に通信回
線を介して送信されている。これに対して、別の好適な
実施の形態として回収センタシステム4は、回収依頼を
受け付けた後、少なくとも回収コードを含む回収伝票を
作成し、回収伝票を添付した回収容器をユーザ(依頼
者)へ送ることもできる。回収容器を受け取った依頼者
が、回収を依頼した消耗品を回収容器に梱包して、回収
センタあてに発送する方法でも、上述した回収システム
はなり立つ。 【0024】要は、回収センタシステム4の記憶装置に
格納された、回収予定の消耗品の種類および数(量)、
及び/又は、ユーザに関する情報(回収データ)にアク
セスするための、例えばバーコード、英数文字列のよう
な回収コードが、回収される消耗品またはその梱包容器
などに読み取り可能に添付或いは記録されていれば、ユ
ーザ毎の回収実績を管理し、少なくとも回収実績を含む
実績に基づくインセンティブをユーザ毎に管理する仕組
みを提供するという本発明の目的は達成することができ
る。 【0025】そして、記憶装置から読み出された回収デ
ータが示す回収予定の種類および数(量)と、実際に回
収された種類および数(量)とを比較して、種類や数
(量)の違い、再生品あるいは他メーカー品などの再生
不能な消耗品などがあれば回収データが訂正される。続
いて、記憶装置に格納されたユーザの回収データ(確認
または訂正済み)と、そのユーザからの商品の受注(販
売)記録のデータとから、再生可能な消耗品の回収率お
よび再生不可能な消耗品の回収率がそれぞれ算出され、
算出された回収率に基づき別途用意したテーブルを参照
(または演算)することで、インセンティブが設定され
る。 【0026】上記の回収センタシステム4における一連
の回収処理において、ステップS312における回収物
の確認に関連する作業では回収コードから読み取られた
データと実際に回収された回収物の比較を人間が行って
もよいし、勿論、画像認識を利用する、消耗品に予め貼
り付けられた消耗品に関する種類などのデータが記載さ
れたバーコードなどを自動的に読み取る装置を用いるこ
とによって自動化してもよい。さらには、人間が回収物
と、消耗品の種類が記載された一覧表との比較を行いな
がら、一覧表に添付されたバーコードなどを読みとらせ
ることにより、比較および記録作業を行っても良い。こ
れについては「回収後の処理(2)」として詳述する。 [回収システムの構成]図1は回収センタシステム4お
よびユーザシステム5のネットワーク構成例および接続
例を示すブロック図であり、図22から図30は回収セ
ンタシステム4において稼動する販売/回収システムの
処理を説明するフローチャートである。なお、本実施形
態においては、消耗品の販売および回収を一括管理する
システムとして説明するが、販売/回収システムから販
売システムまたは回収システム5を分離して独立にして
夫々の機能を達成させるような形態も想定される。 【0027】また、図1に示されるパーソナルコンピュ
ータ(顧客端末)24、ウエブ(Web)サーバ13、
データベース(DB)サーバ14、アプリケーション
(AP)サーバ(回収サーバとも呼ぶ)15、パーソナ
ルコンピュータ(PC)16およびPC18は少なくと
もCPU(Central Processing U
nit)、メモリ、通信部など、一般的なコンピュータ
が備える構成を備える。そして、後述する図22から3
0に示すフローチャートの各ステップは、それぞれの装
置に設けられたCPUがメモリに記憶されたプログラム
コードを読み出し、実行することによって実行される。
また、図1においては、回収センタシステム4の機能が
複数のサーバ装置に分散されている。図22から30に
示すフローチャートの各ステップでは何れかのサーバが
処理を実行するものとする。勿論、Webサーバ13、
DBサーバ14、APサーバ15、PC16およびPC
18の各機能を論理的に有する装置であれば、物理的に
一つの装置であっても、複数の装置であっても、図22
から30に示すフローチャートの各ステップの処理を実
現することは可能である。 【0028】まず、DBサーバ14に保持されるユーザ
レコードの構造について説明する。図42(A)は、本
実施形態におけるユーザレコードの図である。ユーザテ
ーブルには以下のデータが含まれる。 【0029】(a)ユーザごとに固有の客番号6001 (b)ユーザが指定したパスワード6002 (c)ユーザの名称6003 (d)ユーザの住所6004 (e)メールアドレス等の連絡先6005 (f)ユーザが使用している、本実施形態において管理対
象とされる消耗品を使用する機器の種類(必要に応じて
複数フィールド)6006 (g)ユーザに販売した消耗品の平均回収率6007 (h)販売テーブル(図42(B))へのポインタ600
8 (i)回収テーブル(図42(C))へのポインタ600
9 (j)他社製品テーブル(図42(D))へのポインタ6
01A。 【0030】図42(B)において、販売テーブル60
10には、販売された消耗品の型番6011と、型番ご
との販売累積数量6012が記録される。 【0031】図42(C)において、回収テーブル60
20には、回収された消耗品の型番6021と、型番ご
との有効数量6023と、型番ごとの再生品数量602
4と、有効回収率6014とが記録される。有効数量6
022は、回収された、再生されていない正規の製品の
累積数量である。再生品数6023は、回収された、再
生品の累積数量である。回収率6024は消耗品ごとの
回収率である。この値は、図27のステップS86にお
いて回収テーブル6020に格納される。 【0032】図42(D)において、他社製品テーブル
6030には、回収された他社製品の数量が、その種類
ごとに記録される。 【0033】本実施形態の販売テーブルおよび回収テー
ブルは、取引があった日付のフィールドを持たない。す
なわち、販売あるいは回収された数量は、日付ごとにで
はなく、型番ごとに累積記録される。このデータベース
を用いて、本実施形態では使用済み消耗品の回収管理や
インセンティブの付与を後述する手順で行う。 【0034】図2は、図1に記載したサーバやパーソナ
ルコンピュータの構成例を示す図である。図2におい
て、コンピュータ3000はCPU201を備え、、R
OM203のプログラム用ROM、或いはRAM202
に記憶されたプログラムを実行する。このプログラムに
は、後述する手順の通信制御プログラム等が含まれ、そ
れを実行することでに基づいて、指定されたデータの外
部への送信あるいは外部からのデータ受信を制御する手
順等が実行される。CPU201は、システムバス20
4に接続される各デバイスを統括的に制御する。RAM
202は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等と
して機能する。キーボードコントローラ(KBC)20
5は、キーボード209や不図示のポインティングデバ
イスからのキー入力を制御する。CRTコントローラ
(CRTC)206は、CRTディスプレイ210の表
示を制御する。ディスクコントローラ(DKC)207
は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、フォ
ントデータ、ユーザファイル、後述する編集ファイル等
を記憶するハードディスク(HD)、フロッピー(登録
商標)ディスク(FD)等の外部メモリ211とのアク
セスを制御する。通信制御部208は、外部のネットワ
ークに接続されて、ネットワークに接続された他の機器
との通信制御処理を実行する。 【0035】次に、ユーザの操作の種類ごとに、行われ
る処理の内容をフローチャートおよびユーザインターフ
ェース画面を参照して説明する。 【0036】●(1)ログイン 図1の左側は回収センタシステム4を示している。図2
2は、ユーザがPC24から回収センタシステム4に対
してアクセスする際の、PC24における処理手順を示
すフローチャートである。 【0037】ユーザは、パーソナルコンピュータ(P
C)24を使用して、インターネットなどの広域通信網
11に接続されたゲートウェイ23および12を介し
て、販売/回収システムの窓口であるウェブサーバ13
にアクセスし、ログインを行う(図22のS220
1)。Webサーバ13は、図4に一例を示すログイン
画面の情報をユーザが操作するPC24に供給する。な
お「画面を表示するためのHTML(Hyper Te
xt Markup Language)データをPC
24に供給する」と表現するのがより正しいが、説明を
簡単にするために「画面の情報を供給する」と記載す
る。また、PC24におけるユーザの入力は回収センタ
システム4に送信されて、回収センタシステム4におい
て入力に応じた処理が行われ、必要に応じてデータが回
収センタシステム4からPC24に送信される。しか
し、以下の説明においては、PC24から回収センタシ
ステム4へのデータの送信および回収センタシステム4
からPC24へのデータの送信については省略し、PC
24および回収センタシステム4の動作を、その間の通
信が介在しないかのように説明する場合がある。これは
通信自体に特に特徴がないためであり、例えばPC24
における入力に応じて回収センタシステムが動作するよ
うな記載は、実際にはその間の通信が行われている。 【0038】ウェブ(Web)サーバ13は、ユーザに
対しPC24を介して「お客様番号(ユーザコード)」
401および「パスワード」402の入力を要求する。
Webサーバ13は、入力されたユーザコード及びパス
ワード受信して、それを回収センタシステム4の中心に
なるソフトウェアが稼動するアプリケーション(AP)
サーバ15に渡す。APサーバ15は、入力されたユー
ザコードおよびパスワードと、データベース(DB)サ
ーバ14から得られるユーザデータとを比較して登録ユ
ーザであるか否かの認証を行う(図22のS220
2)。そして、登録ユーザであれば、図9に一例を示す
処理の選択画面の情報をWebサーバ13を介してPC
24に供給する(図22のS2203)。図9の画面
は、図3におけるステップS305における表示画面に
相当させることができる。利用者はこの画面から所望の
メニューを選択し、メニューに応じた入力を行って商品
等の発注や各種データの参照等ができる。 【0039】また、ユーザが未登録ユーザの場合、図4
に示す画面の[登録]ボタン403を押すことで、ユー
ザ登録が可能である(図22のS2211)。 【0040】ユーザがPC24に表示された図4に示す
画面の[登録]ボタン403を押すと、それに応じてA
Pサーバ15は、図5に示す登録画面の情報をPC24
に供給する(図面22のS2212)。ユーザは、氏名
(法人名)、法人の場合の担当者名、郵便番号、住所、
電話番号、ファクシミリ番号、電子メールアドレスおよ
び使用機器など必要な事項を入力する。入力後図5に示
す画面の[OK]ボタンを押すと(S2213)、AP
サーバ15は、図6に示す入力内容確認画面の情報をP
C24に供給する(図面22のS2214)。 【0041】ここで修正すべき点がある場合には図6に
示す画面の[一部修正]ボタン601を押すことによ
り、図5に示す登録画面に戻り入力し直すことが可能で
ある(図22のS2215)。 【0042】入力内容に問題がない場合は、図6に示す
画面の[OK]602ボタンを押すと、APサーバ15
は、図7に示すインセンティブ提供方法をユーザに選択
させるための選択画面の情報をPC24に供給する(図
22のS2216)。ユーザは、その画面上で希望する
インセンティブ提供方法を選択することが出来る。この
際、ユーザの選択を補助するために、別画面などでそれ
ぞれの選択肢についての説明を含めるようにするような
形態も想定される。例えば以下のような補助説明が考え
られるが、各説明内容はこれに限定されるものではな
い。 【0043】『(1)「販売/回収実績に応じた割引率
(%)で、ご利用毎に値引き」これはお客様が販売およ
び回収を依頼されるたびに、そのお取り引きを含めた過
去の実績に基づき、各製品ごとに計算された値引率を平
均し、お客様の平均値引率を設定します。次回の商品ご
購入の際には、その値引率が適用されます。この値は商
品のご購入/回収がある度に更新されていきますので、
平均的に価格メリットを享受し易い方式です。 【0044】(2)「ポイントとして貯め、商品ご購入
の際にポイント分の値引き」 これは、各製品ごとに、
ご購入および回収に対するポイントが設定されており、
そのポイントが蓄積されていきます。商品ご購入の際
に、ご購入金額の一部または全額をポイントで支払うこ
とが可能です。基本額として1ポイントはXXX円に相
当しますが、キャンペーン期間中などには増額する場合
もあります。(また、この基本額は将来的な環境の変化
に伴い変更される可能性があります。)比較的お取り引
き数量の少ないユーザ様、あるいは個人ユーザ様に便利
な方式です。 【0045】(3)「ポイントとして貯め、一定額以上
になった時に現金でお渡しする」ポイント蓄積の基準や
方式は(2)と同様ですが、一定以上のポイントが蓄積
されると、キャッシュバックされます。ただし(2)よ
り交換の基準額は低くなります。』 ユーザが図7に示す画面のチェックボックス701によ
りいずれかを選択した後、[登録]ボタン702を押す
と、これらの情報は回収センタシステム4に送信されて
DBサーバ14に格納される。この格納処理により、ユ
ーザの毎に夫々の要望にそったインセンティブの種別が
管理される。APサーバ15は、上記のユーザコードや
パスワードを発行するとともに、図8に示す最終確認画
面の情報をPC24にを供給する(図22のS221
8)。 【0046】ユーザがPC24に表示された図8に示す
画面の[確認と画面の印刷]ボタン801を押すと(S
2219)、図8に示す最終確認画面に表示された内容
が、PC24に接続されたプリンタから印刷される(図
22のS2220)。 【0047】図8に示す画面の内容で修正すべき点があ
る場合には、図8に示す画面の[やり直す]ボタン80
2を押すことにより、図5に示す登録画面に戻り入力し
直すことが可能である(図22のS2212)。 【0048】なお、ユーザへのユーザコードやパスワー
ドの発行は図8に示す最終確認画面上、電子メール、あ
るいは郵便発送などの方法によって行われることも想定
される。 【0049】●(2)消耗品の販売 ユーザが認証されると、図9の画面の情報がPC24に
送信されて、その画面が表示される。 【0050】PC24(顧客端末)に表示された図9の
画面を介して「消耗品の購入」901をクリック指示さ
れると、その旨の示す信号が通信回線を介してWebサ
ーバ13に送信される。その信号がAPサーバ15に与
えられると、APサーバ15は入力された指示の内容を
認識する(図22のS2205)。指示が「消耗品の購
入」であると、APサーバ15は、図10に一例を示す
消耗品の購入画面の情報をWebサーバ13を介してP
C24に供給する(図22のS2206)。ユーザは、
その画面に表示された商品(消耗品)の中から購入を希
望する消耗品の型番を選択して、その数量をPC24に
入力する。 【0051】図10は、カートリッジの型番「CRG−
1」および「CRG−2」がPC24に入力され表示部
に表示された例を示している。APサーバ15は、PC
24から受信した情報に応じて、入力された型番に対応
する単価、および、合計金額に対しての値引率をDBサ
ーバ14から取得してPC24へ送信する。そのため販
売画面(購入画面)には単価や値引率がリアルタイムに
表示される(図22のS2207)。また、図7を介し
て『ポイントとして貯め、商品ご購入の際にポイント分
の値引き』の選択が行われたユーザに対しては図10の
『値引率 2%』の変わりに蓄積されたポイント数及び
ポイント数に応じた値引額が表示される。また、入力さ
れた型番に対応する単価、および型番に対応する値引率
をDBサーバ14から取得してもよい。なお、値引率に
は前述した図7を介してAPサーバ15に登録されたロ
グインユーザに対応したインセンティブが含まれる。 【0052】ユーザは、図10の画面において購入希望
の商品の数量1001を入力し、その請求額などを確認
して、変更があれば修正した後、図10に示される[送
信する]ボタン1002を押す。回収センタシステム4
は送信ボタンの押下信号を所定の通信回線を介して受信
し(図22のS2208−送信)、消耗品の発注が完了
する。この後、APサーバ15により発注内容の確認、
納期の設定および確認などの処理(図22のS220
9)、並びに、顧客毎の販売実績を含む販売処理(受注
処理:図22のS2210)などが行われる。 【0053】また、図示はされていないが、インセンテ
ィブを利用するか否かのボタンが図10の画面上に設けら
れており、インセンティブを利用するとボタンにより指
示されれば、インセンティブが利用され、値引きが行わ
れる。また、インセンティブを利用しないと指示された
場合(インセンティブを利用すると指示されなかったこ
とに対応)には、次回以降にインセンティブの利用が持
ち越される。 【0054】そして、処理はステップS2203へ戻
り、再び、図9に示す処理の選択画面の情報がWebサ
ーバ13を介してPC24に供給される。ユーザは、所
望する処理を終えたならば[logout]ボタン90
5をおしてログアウトする(図22のS2204のYE
S)。 【0055】●(3)回収依頼 ユーザがPC24(顧客端末)に表示された図9を介し
て「使用済み消耗品の回収依頼」902を指示した場合
には、その指示を示す信号が所定の通信回線を介してW
ebサーバ13に送信される。その信号がAPサーバ1
5に与えられると、APサーバ15は入力された指示の
内容を認識する(図22のS2205-回収依頼)。指
示が「使用済み消耗品の回収」であると、APサーバ1
5は図11に一例を示す回収方法の選択画面の情報をW
ebサーバ13を介してPC24に供給する(図23の
S2301)。ユーザは、その画面から一括回収110
1か個別回収1102かのうち、いずれか希望する回収
方法を選択することができる。ユーザが、その何れかを
選択すると、選択に応じてPC24に一括回収か個別回
収かを指定する信号が入力される。その選択結果を表わ
す情報は顧客端末から回収センタのWebサーバ13を
介してAPサーバ15に送信される。APサーバ15
は、ユーザが一括回収を選択したか個別回収を選択した
かを示す情報を認識する認識機能を有する。APサーバ
15は、ユーザが一括回収を選択したか個別回収を選択
したかを認識して(図23のS2302)、選択に対応
した画面の情報をWebサーバ13を介してユーザに提
供する(S2303およびS2312)。 【0056】図12はユーザが一括回収を希望した場合
にステップS2303で供給されPC24の表示部に表
示される画面例である。ユーザは、一括回収を希望した
場合には、まず図12の画面によって使用済み消耗品を
収納する回収容器の種類1201及び数量1202を指
定する。図12においては、4本用と8本用の2種類が
選択できる。入力後、「送信する」ボタンを押すこと
で、入力された情報が顧客端末から回収センタのWeb
サーバ13を介してAPサーバ15に送信される。AP
サーバ15は、その情報を受信していったん格納する
(ステップS2304)。回収センタでは、このとき受
信した回収容器の種類及び数量に従って、依頼者に対し
て回収容器を送るようにする。尚、回収容器の種類は2
種類に限定されるものではない。 【0057】回収容器の指定が済んだなら、APサーバ
15は、顧客端末に対して回収を希望する消耗品の型番
及び数量を指定させるための画面の情報(図13)を送
信する(S2305)。依頼者は、顧客端末(PC2
4)における表示画面上で消耗品の型番1301および
数量1302を選択した後、[送信する]ボタン130
3を押す。 【0058】APサーバ15は、その消耗品の型番及び
数量の情報を受信したか判定(S2306)する。受信
した場合には、ステップS2304で格納した回収容器
の容量に納まるべき消耗品の数量と、ステップS230
6で受信した消耗品の数量とを比較する(S230
7)。それらが等しければ顧客端末24のユーザ(例え
ばログイン情報と対応づけられる)に関連付けて、回収
情報すなわち受信した消耗品の型番および数量をDBサ
ーバ14に格納する(S2310)。 【0059】図13に示す例においては、図1のAPサ
ーバ15は、指定された消耗品の回収データとして「C
RG−1, 2」および「CRG−3, 3」を、顧客
端末24のユーザ(例えばログイン情報と対応づけられ
る)に関連付けて図1のDBサーバ14に格納する。な
お、型番と対応付けられた「2」および「1」は回収容
器に入れられる消耗品CRG−1,CRG−3それぞれ
の数量である。この場合、インセンティブについても一
括回収として扱われるために、一括回収である旨もデー
タベースに格納する。 【0060】一方、ステップS2307で、容器の容量
と指定された消耗品の数量とが一致しない場合には、ス
テップS2308において、顧客端末に対して警告画面
を表示させる為の情報を送信する。図14はその警告画
面の一例である。依頼者は、図14の画面において、回
収依頼をし直す場合には「yes」ボタン1401を押
す。その場合、その「yes」ボタンが押された旨がA
Pサーバ15に送信され、ステップS2301からあら
ためて上に説明した処理が繰り返される。 【0061】また、そのまま回収依頼を続行する場合に
は依頼者は「no」ボタン1402を押す。その場合、
その旨がAPサーバ15に送信される。APサーバ15
は、ステップS2306で受信した回収情報をユーザ情
報と関連づけてデータベースサーバ14に格納する(S
2310)。この場合、インセンティブについては一括
回収とは扱われないため、インセンティブ計算のための
情報としては、一括回収である旨をデータベースに格納
しないようにする制御が行われる。 【0062】さらに、図1のAPサーバ15は、選択さ
れた消耗品に対応する回収容器をユーザに送るように手
配する(S2311)。例えば、図1のプリンタ19に
より、発送状および上述した回収伝票が印刷され、発送
状に従い、回収伝票が添付された回収容器がユーザへ発
送される。また、別の形態として配送するよう指示する
通知を、回収容器の配送業務を行う機関に設置された情
報処理装置に送信する(S2311)。そして、該通知
に応じて実際の回収容器のユーザ先への配送が行われ
る。 【0063】ユーザは、使用済みの消耗品を、配送され
た回収容器に格納し、回収センタへ回収を依頼する。 【0064】以上はユーザが一括回収を希望した場合を
想定して説明してきた。ログインしたユーザが、ディー
ラなど、取引量の多い顧客の場合には、図9の図面にお
いて「使用済み消耗品の回収依頼」をクリックした後、
直接図13の一括回収に対応する画面を表示させてもよ
い。これによって、依頼者側の負担を軽減することがで
きる。このためには、ディーラに対応した「お客様番
号」、「パスワード」などの顧客情報と、一括回収依頼
を直接表示させるようにするためのフラグ(情報)とを
関連付けて、予めDBサーバ14に記憶させておく。そ
して、ログインしたユーザの顧客情報に対応付けて格納
された前記フラグを参照し、一括回収依頼の画面を表示
するように設定されていることが確認されると、一括回
収依頼をディフォルト画面として直接表示させるような
制御が実現される。 【0065】一方、個別回収が選択された場合、APサ
ーバ15はPC24に対して、回収対象の消耗品の選択
のための画面情報を送信する(S2312)。 【0066】図15はユーザが個別回収を希望したこと
が通信回線を介してPC24からAPサーバに通知され
た場合にステップS2312でAPサーバ15からPC
24に対して供給(表示)される画面情報に基づく表示
例である。ユーザは、個別回収を希望する消耗品の型番
1501を選択して、その数量1502を入力し、回収
希望日1503を入力した後、[送信する]ボタン15
04を押す。図1のAPサーバ15は、回収情報として
「CRG−1, 1」「CRG−1, 1」「CRG−
1, 1」および「CRG−3, 1」を受信し(S2
313)、ユーザに関連付けて図1のDBサーバ14に
格納する(S2314)。 【0067】さらに、APサーバ15は、DBサーバ1
4のデータに基づき、回収希望日に近い回収可能日を探
す。もし、回収希望日と回収可能日とが一致しないなら
ば、APサーバ15は、回収希望日に近い回収可能日の
リストをPC24に送信してユーザに選択させるなどの
手続により、回収日を決定する。データベースサーバ1
4には、例えば日付順に回収先を列挙した回収予定表が
格納されている。そして、回収予定表に基づいて、入力
された回収希望日に回収できるか否か、また回収できな
い場合にはいつ回収可能であるかが判定される。この手
順の詳細な説明は省略する。 【0068】回収予定日が決定すると、図1のAPサー
バ15は、上述した回収伝票をユーザに印刷させるため
の回収伝票データを通信回線を介してPC24へ送信す
る(S2315)。この回収伝票データが、ブラウザで
表示可能なHTMLデータおよびGIF(Graphi
cs Interchange Format)イメー
ジ等で構成されていれば、PC24で稼動するブラウザ
によりプリンタ22または25で印刷することができ
る。しかし、回収データがバーコードとして表されるな
ど、解像度の高い印刷が必要とされる場合は、例えば、
回収伝票データをPDF(Portable Docu
ment Format)データとしてPC24へ送
り、印刷させることが望ましい。以上のことは、ユーザ
が印刷出力装置を所有していることを前提としている。
ユーザが印刷出力装置を所有していない場合には、回収
伝票データをインターネットを介してユーザに送信する
か、回収センタ側で作成された回収伝票をユーザに郵送
するかの選択画面の情報を、回収センタシステム4から
PC24に提供することにより、ユーザに回収伝票の入
手方法を選択させることができる。ユーザがその選択画
面においてした選択はAPサーバ15に送信される。A
Pサーバ15はユーザの選択を認識し、その認識に応じ
て何れかの方法でユーザに回収伝票を入手させる。 【0069】この後、処理は図22のステップS220
3へ戻り、再び、図9に示す処理の選択画面がWebサ
ーバ13を介してPC24に供給される。ユーザは、所
望する処理を終えたならば[logout]ボタン90
5をおしてログアウトする(S2204)。 【0070】図16は、図15に示すか回収依頼に対し
て、回収センタ側、またはユーザ側で印刷される回収伝
票の一例を示す図である。図15に示す例では、カート
リッジCRG−1が三個、CRG−3が一個、回収が依
頼されている。したがって、図16ではCRG−1用の
回収伝票が3枚、CRG−3用の回収伝票が一枚印刷さ
れる。なお、ユーザ側で回収伝票を作成する場合に、消
耗品のパッケージ箱の中に、裏面に粘着剤が塗布された
A4サイズの記録紙などを入れておけば、この回収伝票
の印刷に有効である。また記録紙のサイズはA4に限定
するものではなく、B4、A5などの記録紙サイズでプ
リンタで出力が可能であれば特にサイズは問わない。 【0071】また回収伝票には、回収品の種類と回収コ
ード、回収を依頼したユーザの住所と名称(送り主)、
依頼の受付日、回収予定日等が記載される。これらは、
図46A,46C,46Dに基づいて作成される。回収
コードには、少なくとも、登録ユーザ(ユーザ名やユー
ザコード等)を特定することができる情報が含まれてい
る。ユーザの所在地、回収依頼受付日、回収予定日、回
収物(使用済みの消耗品)の種別、数量を特定する情報
等を回収コードに含ませることもできる。更に、一括回
収の場合にはさらに容器の種類と数量を特定するための
情報なども回収コードに含まれている。回収センタシス
テム4によって発行(生成)された回収伝票に表示され
る情報は、回収物が実際に回収センタ、或は、回収の業
務を担う代理店などに回収された際に、ユーザ毎の回収
実績を効率良く管理するために利用される。該回収コー
ドの利用のされ方についての更なる詳細は後述にて説明
するので、ここでは省略する。 【0072】ユーザは、印刷された回収伝票を切り分
け、切り分けた回収伝票を回収される消耗品またはその
パッケージ箱に正しく貼り付ける。これで個別回収の準
備が完了する。 【0073】なお、上記の説明においては、回収センタ
が回収のための輸送手段を用意するものとして回収伝票
の内容等を決定している。こうすれば、消耗品を納品す
る輸送手段を有効に利用して、使用済みの消耗品を回収
することができる。勿論、使用済みの消耗品を回収セン
タへ運ぶ方法はこれに限るものではない。 【0074】上に述べてきたように、ユーザが端末装置
24を介して、回収センタシステム4におけるAPサー
バ15等の管理サーバに回収される消耗品を予め事前に
知らせておくために、管理サーバにおいては回収に関す
る業務予定を具体的に事前に立てることができる。 【0075】●(4)回収容器の依頼 ユーザは、使用済み消耗品の回収依頼とは別に、回収容
器の発送を依頼することもできる。この場合、図9の
「回収容器の依頼」903を顧客端末24から選択する
ことでAPサーバ15にその旨の情報が送信される。A
Pサーバ15では、図22のステップS2205におい
て「容器依頼」と判定し、図25に示す手順を実行する
図25において、APサーバ15は、顧客端末に対して
図12に示す回収容器の発注確認のための画面情報を送
信する(S2501)。発注確認画面のための画面がP
C24に表示され、それに対して依頼者が回収容器の種
類1201と数量1202とを入力して送信ボタンを押
した場合には、入力された情報はAPサーバ15に送信
される。APサーバ15は、ステップS2502におい
て受信したデータを判定し、受信した情報が回収容器の
種類と数量を示す情報であれば、ステップS2502に
おいて、その回収容器の種類と数量とを含む回収容器情
報を、依頼者であるユーザ情報と関連づけてデータベー
スサーバ14に格納する。ここで、格納された情報は、
例えば、「回収容器は一杯になりましたか?」などの回
収促進の電子メール通知などを行う際に利用される。ま
た、電子メールを通知するタイミングは過去の消耗品の
使用頻度の履歴に基づくそのその回収容器を一杯にする
だけの個数の使用済み回収品が溜まっただろうと予測さ
れるタイミングが採用される。その後、図22のステッ
プS2203に戻る。回収センタではこの後依頼された
回収容器を依頼者に対して発送する。回収容器には、依
頼者を特定するためのユーザ情報を含む回収コードの表
示が添付される。 【0076】このように回収容器を予めユーザに配送す
るよな形態をとる場合には、消耗品の一括回収の手順に
おいて、容器の依頼が不要な場合がある。そのため、図
9の「使用済み消耗品の回収依頼」ボタン902がユーザ
に選択された場合に、図12に示す画面における入力を
スキップするためのボタンを、図12に設けることもで
きる。。このスキップのためのボタンが選択された場合
には、図23におけるステップS2304がスキップさ
れるとともに、ステップS2307もスキップされる。
このため、図12の入力をスキップすると図14の警告
画面が顧客端末に表示されることもない。 【0077】●インセンティブなどの確認 まず、図9の画面を介して「回収率およびインセンティ
ブの確認」ボタン904が選択された場合、本実施形態
では次のような処理が行われる。 【0078】図22において、顧客端末24の表示部に
表示された図9の画面を介して「回収率およびインセン
ティブの確認」を指示する情報が、通信回線を介してW
ebサーバに受信されると(S2205−「確認」)、
図24のS71に分岐する。図24のS71では図1の
APサーバ15は図17に一例を示す確認画面の情報を
図1のWebサーバ13を介してPC24に供給する。
ここで供給される画面には、操作中のユーザについての
消耗品の回収率1703、販売数1704、有効回収数
1705、再生品や他社製品の回収数の累計1706
と、ユーザに与えられるインセンティブ1707が含ま
れている。インセンティブ情報を所定の通信回線を介し
て通信可能とされたユーザの利用する情報処理装置に通
知することができる。 【0079】回収率1703の値には、図42(A)に
示すユーザレコードの平均回収率フィールド6007の
値が用いられる。販売数1704の値には、販売テーブ
ル6010の数量フィールド6012の、テーブル全体
の合計値が用いられる。有効回収数1705の値には、
回収テーブル6020の有効数フィールド6022の、
テーブル全体についての合計値が用いられる。再生品や
他社製品の回収数の累計1706の値には、他社製品テ
ーブルの数量フィールド6032の合計値と、回収テー
ブル6020に記録された再生品数の合計値が用いられ
る。回収テーブル6020に記録された再生品数の合計
値は、再生品数フィールド6023の値のテーブル全体
についての合計値である。インセンティブ1707の値
は、データベースサーバ14により管理されているユー
ザ毎の回収実績/販売実績と、後述する図32、33、
34、35、36、37、38、39のテーブルとに基
づきインセンティブが決定される。尚、回収実績からイ
ンセンティブを決定するためのテーブルについての詳細
な説明は後述にて行うこととする。 【0080】また、回収実績の管理は図26、図27、
図28、図29、図30のAPサーバ15による処理手
順で実現される。上に述べてきた仕組みを提供すること
により、ユーザが回収状況を即座に把握でき、回収協力
の結果を即座に通知することが可能になる。 【0081】さて、ユーザが図17に示されるような画
面上で[詳細]ボタン1701を押すと、その旨を示す
信号がWebサーバにて受信される。APサーバはその
情報をWebサーバ13から受けて、押されたボタンの
修理を判定する(図24のS72)。その結果、APサ
ーバ15が詳細ボタンが押されたことを認識すると(ス
テップS72−詳細)、APサーバ15は、図面18に
一例を示す詳細画面をWebサーバ13を介してPC2
4に供給する(図24のS73)。そして、PC24に
は、図18の画面が表示される。 【0082】図18において、販売数としては販売テー
ブル6010の数量フィールド6012の値が、有効回
収数としては、回収テーブル6020の有効数フォール
度6022の値が利用され表示が行われる。また、有効
回収率は、回収テーブル6020の回収率フィールド6
024の値が表示される。なお、有効回収率は、有効数
6022と販売テーブル6010の数量6012とから
求めることもできる。また、再生品率としては、回収テ
ーブル6020の再生フィールド6023の値を、有効
数フィールド6022の値と再生フィールド6023の
和により除算した値が表示される。インセンティブとし
ては、後述する手順で得られる値が表示される。 【0083】ちなみに、図17に記載されている「平均
値引率 1.5%」と、図18に記載されているインセ
ンティブ平均値の−1.5%は同じ意味である。すなわ
ちインセンティブがマイナスであればより多く値引きす
ることを意味し、プラスであれば平均値引率を小さくす
る即ち値上げをすることを意味している。 【0084】また、図17において[戻る]ボタン17
02が押されると、処理はステップS2203へ戻り、
再び、図9に示す処理の選択画面がWebサーバ13を
介してPC24に供給される。ユーザによって、所望す
る処理を終えたことを示す[logout]ボタン90
5が押されると、Webサーバ13を介してその指示を
受信したAPサーバ15はログアウト処理を実行する
(S2204)。 【0085】このように図17に示す確認画面には平均
的な回収率およびインセンティブが表示され、図18に
示す詳細画面には、ユーザからの販売実績がある消耗品
ごとの回収率およびインセンティブと、個々の消耗品に
関するデータを総合した平均値が表示される。また、図
19、20は、図3のステップS314で顧客端末あて
に送信される通知内容に相当する。 【0086】●[回収後の処理(1)]図26は使用済
みの消耗品が回収センタに到着した後の図3に示される
回収サーバ(APサーバ)15の処理を示すフローチャ
ートである。ここで、図26に示す各ステップの処理
は、回収センタに設置された回収サーバ装置15の不揮
発性のメモリに記憶されたプログラムコードに基づく処
理を、回収サーバ装置に設けられたCPUが実行するこ
とによって実現されるものである。回収サーバ装置は、
APサーバ15と同じものであるとして説明するが、図
1に示されたWebサーバ13、DBサーバ14、AP
サーバ15またはPC16、18いずれかを利用するこ
ともできる。あるいは、Webサーバ13、DBサーバ
14、APサーバ15およびPC16のそれぞれの機能
を論理的に有するひとつのサーバ装置を用いることもが
可能である。また、DBサーバ14にアクセスできるサ
ーバを別途用意して用いることもできる。 【0087】使用済みの消耗品が回収センタに到着する
と、回収伝票に記録された回収コードが読み取られ、A
Pサーバ15へ入力される(S81)。回収コードがバ
ーコードなどであれば、図1に示すPC16に接続され
たリーダ17によってバーコードが読み取られ、そのデ
ータがAPサーバ15へ入力される。図27はステップ
S81の処理の一部を示す。ステップS81において、
回収容器に添付された回収コードが読込まれAPサーバ
15へ入力される(S2700)と、読み込んだ回収コ
ードに含まれる、一括回収であることを示す情報に応じ
て、一括回収であるか否か判定される(ステップS27
01)一括回収であると判定された場合、ステップS2
702では、実際の消耗品の回収数が回収容器の容量よ
り少ないか否かをサーバに認識させる処理である。ステ
ップS2702では、回収センタのオペレータが、目視
確認して判断し、キーボード入力等によりYES/NO
の別を入力する。この場合にはPC16等の画面に、オ
ペレータに確認を促す画像を表示する。或は、画像認識
による判断結果の信号に応じてYes/Noが決定され
る。 【0088】消耗品回収数が回収容器の収容容量と等し
いかあるいは多い場合には、ステップS2703で、回
収容器の種類に応じてポイント等の一括回収インセンテ
ィブを加算する。一括回収ポイントは、データベースサ
ーバ15によってユーザ毎に管理されるものであり、更
に詳細に説明するとデータベースサーバ15には一括回
収の再に利用される回収容器の種別毎(例えば、4個の
使用済み消耗品が納入可能な容器や、8個の使用済み消
耗品が納入可能な容器)に応じた加算インセンティブを
特定することができるようなテーブルが備えられてお
り、該テーブルがAPサーバ15によって参照され、一
括回収に関するユーザ毎のインセンティブが管理され
る。 【0089】ステップS81において回収コードが読み
取られ、図28の処理が終わると、APサーバ15は、
入力された回収コードに対応する回収データ(本実施形
態では回収情報とも呼んでいる。)をDBサーバ14か
ら読み出して、PC16や18に供給する。PC16や
18の画面には回収データが示すユーザ名、依頼日、回
収予定日、地域、並びに、回収物の種類および数量など
の情報が表示される。オペレータは、ステップS82に
おいて回収データと実際に回収された回収物とが一致す
るか否かを判定する場合に、画面を見て容易に判定する
ことができる(S82)。なお、回収物の内容を確認す
る作業は人間が行ってもよいし、あるいは、画像認識、
消耗品に貼り付けられた消耗品に関するデータが記載さ
れたバーコードなどを自動的に読み取る装置を用いるこ
とで行ってもよい。もし、回収データと回収物とが一致
しない場合は、回収データの訂正が行われる(S8
3)。訂正はオペレータの入力などにより行われる。最
終的に回収物は、(1)再生可能な消耗品、(2)再生
不可能な再生品、(3)再生不可能な他社製品用消耗品
に分類され、さらに(1)、(2)は種類別に分類され
ている。説明を容易にするため、以後これらをそれぞ
れ、(1)有効回収物、(2)再生品、(3)他社製品
用と記載する。 【0090】次に、図1のAPサーバ15は、回収物の
種類ごとの回収率を算出する(S84)。つまり、ユー
ザの累計回収データをDBサーバ14から読み出し、累
計回収データを今回の回収データによって更新する。さ
らに、ユーザの販売データ(販売テーブル)をDBサー
バ14から読み出し、その出荷数量の記録と、累計回収
データとから消耗品の種類ごとの回収率を計算する。具
体的には、図18で示す画面の表にあるように、消耗品
の種類別に次のような計算がなされる。ちなみに図18
においては、他社製品率は便宜上再生品率の項に記載さ
れている。(有効回収物の数量)÷(販売数)=(回収
率 /%)(再生品の数量)÷(有効回収物の数量+再
生品の数量)=(再生品率 /%)(他社製品用の数
量)÷(全回収数量)=(他社製品率 /%) そし
て、100%を超える回収率を示す消耗品の種類がない
か確認し(S85)、すべて100%以下であれば、ユ
ーザの種類ごとの回収率としてそれぞれDBサーバ14
へ格納する(S86)。 【0091】続いて、APサーバ15は、ユーザの種類
別の回収率すべてを平均して、ユーザの平均回収率を計
算しDBサーバ14に格納する(S87)。格納先はユ
ーザレコードの平均回収率フィールド6007である。
そして、平均回収率が所定値αを超えていれば(S88
−YES)、後述するインセンティブ換算テーブルを使
用してインセンティブを設定する(S89)。このと
き、再生品率および他社製品率が所定値を超えている場
合も、後述するインセンティブ換算テーブルを使用して
インセンティブを設定する(S89)。計算したインセ
ンティブは電子メールなどの手段でユーザへ通知される
(S90−1)。電子メールによる通知例を図19及び
図20に示す。ちなみに、図19は回収物に再生品や他
社製品用消耗品が混在していた場合を示し、図20の例
はそれらが無い場合を示している。 【0092】図19及び図20の有効インセンティブを
通知する欄には、図18に示される有効回収物に対する
各インセンティブを集計した結果が表示される。図19
及び図20のその他インセンティブを通知する欄には、
図18に示される再生品及び他社製品に対する各インセ
ンティブを集計した結果が表示される。最新インセンテ
ィブを通知する欄には、図18に示される全てのインセ
ンティブを集計した結果が表示される。具体的なインセ
ンティブの計算方法については、後述する。さらには、
通知形態は図17及び図18に示しているような画面を
表示させても良い。 【0093】なお、図19及び図20において、データベー
スのユーザレコードから計算される値は「合計/平均」
と示された行に表示された値である。「今回分」と表示
された行に表示される値は、図27のステップS81〜
ステップS86の手順において、販売数量と、新たに回
収された消耗品についてのみ回収総数と、そのうちの有
効数とを数えおき、それを表示している。 【0094】次に、APサーバ15は、全ユーザの平均
回収率を計算し(S90−2)、平均回収率が所定値β
以上であれば(S91−YES)処理を終了する。ま
た、平均回収率が所定値β未満であれば警告を出す(S
92)。この警告に応じた後述する処置が実行される
(S93)。計算された平均回収率はログインしている
ユーザに関連付けられてデータベースに確認される。 【0095】一方、ステップS85で回収率が100%
を超える場合には、図28に示す例外処理へ移行する。
ここで、図28および図29に示す各ステップの処理
は、図26と同様に、回収センタ5に設置されたサーバ
装置の不揮発性のメモリに記憶されたプログラムコード
に基づく処理を、前記サーバ装置に設けられたCPUが
実行することによって実現されるものである。また、該
サーバ装置は、図1に示されたWebサーバ13、DB
サーバ14、APサーバ15またはPC16に該当させ
ることもでき、あるいは、Webサーバ13、DBサー
バ14、APサーバ15およびPC16のそれぞれの機
能を論理的に有するサーバ装置も該当させることが可能
である。 【0096】まず、DBサーバ14に格納された回収デ
ータなどに誤りがないかが検証され(S94)、データ
に誤りがあれば(S95−YES)、DBサーバ14に
格納された回収データまたは販売データ(受注データ)
またはその両方が訂正され(S100)、処理はステッ
プS84へ戻る。 【0097】また、DBサーバ14に格納された回収デ
ータなどに誤りがない場合は、その具体的な理由が調査
される(S96)。つまり、アンケートなどを付加した
電子メールをユーザへ送るなどして回答をもらう。回収
率が100%を超える理由としては、下記の理由などが
考えられる。なお、理由(3)は、例えば、企業のある
事業所や部署がユーザとして登録していた場合に、他の
事業所や部署から引き取られた消耗品が回収される場合
を想定している。 【0098】回収率が100%を超える理由 (1)登録以前からユーザが所有していた消耗品が回収
された。 (2)他のルートで販売された消耗品が回収された。 (3)他から引き取られた消耗品が回収された。 【0099】ステップS96にいて顧客端末24に送信
したメールに対して、ユーザから回答があれば(S97
−YES)、その回答内容に応じて適切な処置が施され
る。例えば、理由(1)が回答された場合は、とくに問
題はないからステップS97、S98を経てS99にお
いて回収率を100パーセントにセットし、ステップS
86へ処理を戻す。また、理由(2)や(3)が回答さ
れた場合は、ユーザと協議して、データを修正し(S1
00)、ステップS84へ処理を戻す。 【0100】もし、ユーザから回答が得られない場合は
(S97−NO)、警告が出され(S101)、回収セ
ンタシステム4の管理者などが、ユーザから回答が得ら
れない原因などを調査する(S102)。 【0101】また、ステップS88でユーザの平均回収
率が所定値α未満の場合には、図29に示す例外処理へ
移行する。まず、DBサーバ14に格納された回収デー
タなどに誤りがないかが検証され(S103)、データ
に誤りがあれば(S104)、DBサーバ14に格納さ
れた回収データおよび/または受注データが訂正され
(S107)、処理はステップS84へ戻る。 【0102】また、DBサーバ14に格納された回収デ
ータなどに誤りがない場合は、その具体的な理由が調査
される(S105)。つまり、アンケートなどを付加し
た電子メールをユーザへ送るなどして回答をもらう。 【0103】回収率がα未満の理由(4)廃棄されてい
る(5)他の回収ルートが利用されている そして、ユ
ーザから回答があれば(S106)、その回答内容に応
じて、別途、回収への協力要請を行ったり、他の回収ル
ートを利用する理由などを調査して回収センタシステム
4およびそのサービスの向上を図るための情報を得る。 【0104】そして、データの修正はせずにステップS
106からS89へ処理を戻す。 【0105】もし、ユーザから回答が得られない場合は
(S106−NO)、警告が出され(S108)、回収
センタシステム4の管理者などは回答が得られない原因
などを調査する(S109)。 【0106】[低回収率への対応]ステップS91で全
ユーザの平均回収率が所定値β未満になることが検出さ
れた場合は、回収センタシステム4による回収が充分に
機能していないことを示す。この場合、まず、その要因
が調査され、その結果に応じた処置が行われる。例え
ば、回収への協力要請や、回収を促進するためのプロモ
ーション(所定期間、回収に協力した場合はインセンテ
ィブの比率を大きくするなど)が行われ、平均回収率の
向上が図られる。 【0107】また、APサーバ15は、全ユーザの平均
回収率だけでなく、全ユーザを対象とする消耗品の種類
ごとの平均回収率も監視している。そして、種類ごとの
平均回収率が所定値γ未満になれば、同様に警告を発す
る。このような場合、対象の消耗品について回収への協
力要請や、回収を促進するためのプロモーション(所定
の期間、対象の消耗品の回収に協力した場合はインセン
ティブの比率を大きくするなど)が行われ、平均回収率
の向上が図られる。 【0108】特定の種類の回収率を向上させる必要が生
じるのは、回収率が低下した場合に限らず、特定の種類
の使用済み消耗品の需要が高まるなどが予測される場合
も含まれる。このような場合も、対象の消耗品について
回収への協力要請や、回収を促進するためのプロモーシ
ョン(所定期間、対象の消耗品の回収に協力した場合は
インセンティブの比率を大きくするなど)が行われ、平
均回収率の向上が図られる。 【0109】図21は、Webサーバ13によってユー
ザの使用する端末装置に供給される、特定の消耗品の回
収を促進するためのプロモーション期間における販売/
回収システムのログイン画面の一例を示す図である。全
体の回収率を向上させる場合もほぼ同様のログイン画面
を用意すればよい。勿論、ログイン画面だけでなく、他
の画面にもプロモーション用のバナー(banner)
を表示するのも効果的である。 【0110】さらに、いま述べてきたインセンティブの
プロモーション方法を地域ごと、国ごとに異なるものと
することにより、より柔軟なインセンティブの提供が行
える。 【0111】以上のように、図26〜図29の手順によ
って、使用済み消耗品のユーザ毎の回収実績を反映した
インセンティブを、各ユーザ毎に与えることができる。
インセンティブは、回収した数量や回収率に応じて与え
られる他、一括回収した数量に応じても与えられる。上
に説明してきたような仕組みを実現することにより、各
ユーザ毎の回収実績や、販売実績のデータ集計を、ユー
ザの要求に応じて即座にユーザに提示することができ
る。これにより、データ集計に時間がかかるため、最新
の回収協力状況を即座に把握できないという問題店や、
回収協力の結果を知るまでに長い時間がかかるという問
題点を解決することができる。 【0112】●[回収後の処理(2)]次に、使用済み消
耗品の回収を、回収依頼無しで行う手順を簡単に示す。
上述した図22以降の手順は、依頼者があらかじめ回収
を希望する消耗品の数量や種類を回収センタシステム4
に送信して回収伝票を入手し、回収物に回収伝票を添付
して回収センタに送付することを前提としている。しか
し、登録ユーザは、消耗品の回収とは無関係に回収容器
を入手することもできる。その場合には、入手した回収
容器を用いて、依頼者が回収依頼なしに消耗品を回収セ
ンタに送るようにすることもできる。そのような場合に
は、図31に示す、消耗品の種類等が記録されたバーコ
ードを予め回収センタに用意しておき、実際に回収され
た消耗品と対応づけて回収センタで読み込ませることに
より、図30の手順で回収後の処理が実行される。もち
ろん図30の手順もAPサーバ15によって実行され
る。 【0113】図30において、まず回収容器に添付され
ている回収コードからユーザ情報を特定する(ステップ
S3001)。例えば、回収コードをバーコードリーダ
やOCRリーダにより読込み、ユーザ情報を登録したデ
ータベースを参照することで特定できる。 【0114】次に、回収サーバに入力された識別情報の
認識処理を行う(ステップS3002)。この識別情報
の入力は、バーコード読み取り装置等の入力手段によ
る、回収容器に添付された回収コードの情報読取りや、
目視判断に基づくオペレータによるキーボード等からの
入力手段を介しての入力により行われる。例えば、図3
1に示すバーコードのリストが利用される。 【0115】この場合、回収作業を行うオペレータは、
使用済みの消耗品(回収物)の種別を目視で確認し、対
応するコードを図31のバーコード一覧から見つけだ
し、バーコード読み取り装置等の入力手段を介して回収
管理サーバ(APサーバ)15に回収品の種別情報を入
力する。この入力された情報はステップS3001にて
入力されたユーザ情報(顧客情報)と関連付けられたデ
ータベースサーバ14に格納される。。 【0116】また、更なる別の好適な実施形態として、
回収物に設けられた不揮発性記憶手段に記憶された製品
を示す情報を読込む、ユーザ情報と関連付けてデータベ
ースに管理するような形態も想定され、更に、前記不揮
発性記憶手段にユーザ情報等も記憶されているような場
合には、特定ユーザ情報を識別するための回収コードを
発行することなく、ユーザ毎の回収実績を一元管理する
ことできる。 【0117】次に、ステップS3002で入力された入
力情報に基づいて、回収した消耗品が処理可能なもので
あるか、すなわち有効回収物であるか判定する(S30
03)。入力情報が回収物にあらかじめ付された識別情
報であって、それが予めデータベースに記憶され管理さ
れた回収物に対応する識別情報ならば、種別を認識する
ことができる。一方、他社製品や、回収対象となってい
ないような製品ならば、入力された識別情報から回収物
の種別を認識することができない。この場合、回収サー
バ15にはエラーコードが入力される。したがって、ス
テップS3003の判定が「NO」であれば、ステップ
S3004において、当該回収物を他社の製品であると
判定され、当該ユーザの回収品における他社製品率が計
算されてデータベースサーバ14に反映される。 【0118】ステップS3004では、回収物が他社製
品であると認識されたような場合には、更なる詳細な種
別はオペレーター等の目視により判断される。オペレー
タが、キーボード等などの入力手段を介して識別情報を
入力する。ステップS3004においては識別情報に応
じて、詳細な他社製品の種別が決定される。 【0119】ステップS3005では、回収物が、予め
管理されている種別の回収品である場合に再生品である
か否かの判断を行う。再生品とは、使用済みの消耗品に
ついて、その消耗品のメーカ以外の第三者が再使用のた
めに加工を施したものである。例えば、使用済みのトナ
ーカートリッジにトナーを再充填したものなどが再生品
に該当する。再生品は、さらに再生することが困難な場
合がおおいために、再生品以外の消耗品から区別され
る。 【0120】再生品か否かの判断はオペレータが目視確
認により行う。そしてオペレータが、認識の結果を入力
した信号に基づいて、再生可能か否かの判断を行う。或
は、使用済み消耗品に設けられた不揮発性記憶手段に記
憶された再生品か否か識別する情報の読み込みに基づい
て判断することもできる。 【0121】再生品であると判断された場合には、ステ
ップS3006で回収物の種別を再生品と決定し、当該
ユーザの回収品における再生品率が計算されてデータベ
ース14に反映される。 【0122】回収された消耗品が回収対象物であり、し
かも再生品でもない場合には、ステップS3007にお
いて、回収物の種別とユーザ情報とが関連づけられてデ
ータベースに格納される。この処理は、図26のステッ
プS84からステップS93までの処理と同じ内容であ
ればよい。 【0123】最後に、ステップS3008において、す
べての回収物についてステップS3002以下の処理が
完了したか判定し、完了していなければステップS30
02に戻る。 【0124】以上の手順によって、回収依頼していない
消耗品を回収センタにおいて取扱い、ユーザごとの回収
率等の回収実績を管理するとともに、ユーザに対して各
種インセンティブを演算することが可能となる。 【0125】このように、図30のフローチャートの処
理を実行することにより、ユーザ及びリサイクル工場の
オペレータの手間を省き、回収実績をより容易に実現す
ることができる。 【0126】また、上記説明した形態とは異なる好適な
実施形態として、回収物に予め図31に示すような種別
を識別するための識別情報を添付、或は、記録してお
き、この識別情報をバーコード読取装置等の読み込み手
段で読込み、回収容器から読込まれたユーザ情報と関連
付けてデータベースに格納し管理するような形態も想定
される。尚、他社製品など、回収物を識別するための識
別情報が付されていないような回収物に関しては、図3
1のような識別情報を用意しておき、データベースに他
社製品等の回収対処該の回収物が回収されたことをユー
ザ情報と関連付けて管理することが可能となる。 【0127】また、更なる別の好適な実施形態として、
回収物に設けられた不揮発性記憶手段に記憶された製品
を示す情報を読込み、ユーザ情報と関連付けてデータベ
ースに管理するような形態も想定される。更に、前記不
揮発性記憶手段にユーザ情報等も記憶されているような
場合には、特定ユーザ情報を識別するための回収コード
を発行することなく、ユーザ毎の回収実績を一元管理す
ることできる [インセンティブの計算]本実施形態においては、イン
センティブは、回収率等に応じた割引率としてユーザに
与えられる。 【0128】図32は、回収率と消耗品種類とからイン
センティブとの関係を表すテーブル例、図33は販売数
量と消耗品種類とからインセンティブ(値引率)との関
係を表すテーブル例、図35は回収した消耗品に含まれ
る消耗品の種類ごとの再生品率とインセンティブとの関
係を表すテーブル例、図36は回収した消耗品に含まれ
る他社製品の比率とインセンティブとの関係を表すテー
ブル例を示す図である。 【0129】これらのテーブルはDBサーバ14に格納
されている。再生品や他社製品等の再生不能品を回収し
た場合には、当該ユーザのインセンティブを減少させる
ために、図35、図36のテーブルは、インセンティブ
を減らすような、あらかじめ定めた値が設定されてい
る。例えば図35では、再生品率が30〜50パーセン
トあると、いずれの消耗品についてもインセンティブを
1パーセント減少させるよう定義されている。 【0130】APサーバ15は、図32、図33、図3
5および図36に示すテーブルを参照して、消耗品の種
類ごとの回収率、販売数量、再生品率に対応するインセ
ンティブ、および回収物全体に占める他社製品率に対応
するインセンティブを得ることができる。それらのデー
タを集計して、ユーザに提供されるインセンティブが決
定される。そしてこの決定に基づいて図17や図18に
示す確認画面に表示すべきインセンティブ値のデータを
作成する。このように、本実施形態のシステムによれ
ば、回収された使用済み消耗品の種別が、予めデータベ
ースに記憶された再生対象の種別(後述の非再生対象品
を除く適正な種別)か非再生対象の種別(本実施形態で
は再生品及び他社製品など)かに応じて異なるインセン
ティブを決定することができる。 【0131】また、APサーバ15は、図32、図3
3、図35および図36に示すテーブルを参照して、消
耗品の種類ごとの回収率、販売数量、再生品率に対応す
る値引率、および回収物全体に占める他社製品率に対応
する値引率を得ることができ、それらのデータを集計し
てユーザに対する値引率(インセンティブ)を計算す
る。そして、図10に示す購入画面に表示すべき値引率
の値のデータを作成する。以下に計算例を示すが、計算
方式はこれに限定されるものではない。 【0132】まず、図32等に示されるCRG−A、C
RG−Bおよび他社製品用の各回収数量を次の値とす
る。 (i)CRG−Aの有効回収物が50個、(ii)CR
G−Aの再生品が0個、(iii)CRG−Bの有効回
収物が20個、(iv)CRG−Bの再生品が20個、
(v)他社製品用が10個、また、それぞれの値を求め
る計算式を以下に示す。 各消耗品の種類別有効回収率(%)=種類別有効回収物
の数量÷(種類別有効回収物の数量+種類別再生品の数
量) 各消耗品の種類別再生品率(%)=種類別再生品の数量
÷(種類別有効回収物の数量+種類別再生品の数量) 他社製品率(%)=他社製品の数量÷全回収物の数量の
合計 なお、上式において、種類別の有効回収物の数量は、回
収テーブル6020の有効数フィールド6022により
与えられる。また、種類別の再生品の数量は、再生品数
フィールド6023により与えられる。他社製品の数量
は、図42(D)の他社製品テーブル6030の数量フ
ィールド6032により与えられる。また、全回収物の
数量の合計は、回収テーブル6020の有効数フィール
ド6022と再生数フィールド6023と、他社製品テ
ーブル6030の数量フィールド6032を、テーブル
全体について合計した値として与えられる。 【0133】上記計算式に従って計算すると、(i−
1)CRG−Aの有効回収率は100%、(ii−1)
CRG−Aの再生品率は0%、(iii−1) CR
G−Bの有効回収率は50%、(iv−1) CRG−
Aの再生品率は50%、(v−1)他社製品率は10%
となる。 【0134】こうして求められた種類ごとの有効回収率
に対応する割引率を図33から獲得する。また、種類ご
との再生品回収率に対応する割引率を図35から獲得す
る。また、種類ごとの他社製品率に対応する割引率を図
36から獲得する。そしてこれらの値の加重平均値がイン
センティブになる。加重平均は、回収した消耗品の種類
ごとに、「有効回収率に対する割引率」×「有効回収数
量」と、「再生品回収率に対する割引率」×「再生品数
量」とを計算する。この計算を、消耗品のすべての種類
について行う。また、他社製品についても、種類ごとに
「他社製品に対する割引率」×「他社製品の数量」を計
算する。こうして得られた値をすべて合計し、回収され
た消耗品の数量の合計で除算する。この結果が、ユーザ
にインセンティブとして与えられる割引率である。この
インセンティブの値は、ユーザレコードのインセンティ
ブフィールド600Bに記録される。 【0135】なお、負の割引率が割り引きを示す。この
ため、割引率が正の値として得られると割り増しとな
る。そこで、正の割引率が得られた場合には、割引率を
0に設定してもよい。 【0136】上述した例についてCRG−A及びCRG
−Bそれぞれの有効回収率、再生品率および他社製品率
それぞれに対するインセンティブを図32、図35およ
び図36に示すテーブルを参照し、CRG−Aについて
の有効回収率、再生品率および他社製品率それぞれに対
するインセンティブを求めると、(i−2)−3%、
(ii−2)0%、(iii−2)−1%、(iv−
2)+1%、(v−2)0%となる。 【0137】さらに、これらのインセンティブ値を次に
示す計算式に従い集計する事により、本計算例において
ユーザへ提供するインセンティブである−2.5%を得
ることが出来、この値は平均値引率2.5%と同義であ
る。 【0138】ユーザに次回の取引の際に提供する最新イ
ンセンティブ(%)=( (i−2)×(i)+(ii
−2)×(ii)+(iii−2)×(iii)+(i
v−2)×(iv)+(v−2)×(v) )÷全回収
物の数量の合計=−0.025となる。 【0139】なお、上記では、回収率および所定期間あ
たりの取引規模(金額、数量)に応じてインセンティブ
および値引率が決まる例を説明した。しかし、インセン
ティブおよび値引率の決定には、回収率、販売数量だけ
でなく、回収数量や累積回収数量、累積販売数量、消耗
品が対応する機種、限定された回収期間、回収地域など
を含めてもよい。要は、消耗品が効果的に回収され得る
システムが構築されるように、インセンティブや値引率
が決定されればよい。例えば、回収率の向上を図る上述
したプロモーション期間には、図32に示すテーブルに
代って、図34に示すような、大きなインセンティブが
設定されたテーブルが利用される。 【0140】また、ユーザへのインセンティブとして値
引き率を計算し提示する場合を例にとって説明したが、
ユーザへのインセンティブとして販売数量、受注金額、
回収率など上術した項目に応じてポイントを付与するな
どの方法もある。 【0141】その場合は図37、図38、図39は図3
2、図35、図36の変わりに用いられるテーブルであ
り、割引率の代わりにポイントが表の各欄に記入されて
いる。表の検索のしかたは図32、図35、図36と同
様である。検索の結果得られる値は、単位数量あたり付
与されるポイントである。したがって、えられたポイン
トに、そのポイントに対応する消耗品の種類の数量を乗
じれば、種類ごとのポイントが得られる。その種類ごと
のポイントをすべての種類の消耗品について合計すれ
ば、ユーザに与えられるポイントが得られる。このポイ
ントは、ユ−ザレコードのインセンティブフィールド6
00Bに記録される。 【0142】そして計算されたポイントは図面40に示
すテーブルを用いて相当する金額に換算され、商品購入
の際に充当される、あるいは現金にてキャッシュバック
を行うなどの方法で利用できる。また、例えば上述した
プロモーション期間には、図面40に示すテーブルに代
って、図面41に示すような、大きなインセンティブが
設定されたテーブルが利用される。さらには、ある一定
のポイントが蓄積すると、ユーザに消耗品を一つ無料で
提供するなど贈呈品の提供の形式をとってもよい。 【0143】[出荷および回収間隔の分析]以上説明し
た販売/回収システムのDBサーバ14には、ユーザご
と、消耗品の種類ごとに受注データや回収データが蓄積
される。これらのデータから、消耗品の種類ごとの出荷
および回収間隔を予測することが可能になる。 【0144】図43は回収および出荷の予測シーケンス
を説明する図である。 【0145】図26に示したステップS81からS83
の処理により、種類別の回収日30、回収数量31およ
び回収地域32が得られる。これらは、前述した回収デ
ータとは別に、回収日の記録34、回収数量の記録35
および回収地域の記録33としてDBサーバ14に格納
されている。 【0146】従って、回収日の記録34を分析すれば、
例えば「CRG−2は三日おき」といった種類別の回収
間隔42が得られる。さらに、種類別の回収間隔42に
回収数量の記録35を組み合わせれば、例えば「CRG
−2は一個当り1.2日間隔で回収される」といった種
類別の正規化回収間隔43が得られる。 【0147】また、回収日の記録34および回収数量の
記録35からは、種類別の回収数量の月次変化・分布4
4が得られる。このようにして得られた種類別の正規化
回収間隔43および回収数量の月次変化・分布44およ
び回収地域の記録33は、回収センタ4の運営計画48
に反映される。 【0148】出荷に関しても同様である。図26に示し
たステップS81からS83の処理により、種類別の出
荷日39、出荷数量40および出荷地域41が得られ
る。これらは、前述した出荷データとは別に、出荷日の
記録37、出荷数量の記録36および出荷地域の記録3
8としてDBサーバ14に格納されている。 【0149】従って、出荷日の記録37を分析すれば、
例えば「CRG−3は七日おき」といった種類別の出荷
間隔47が得られる。さらに、種類別の出荷間隔47に
出荷数量の記録36を組み合わせれば、例えば「CRG
−2は0.7日当り一個出荷」といった種類別の出荷間
隔の動向46が得られる。 【0150】また、出荷日の記録37および出荷数量の
記録36からは、種類別の出荷数量の月次変化・分布4
5が得られる。このようにして得られた種類別の出荷間
隔の動向46および出荷数量の月次変化・分布45およ
び出荷地域の記録38は、消耗品の製造者の生産計画5
0に反映される。 【0151】さらに、上記の分析によって得られたデー
タ、回収地域記録33および出荷地域の記録38は、消
耗品を顧客へ配送し、顧客から使用済みの消耗品を回収
する便の運行計画49にも利用され、効率のよい運行が
図られる。 【0152】このように、本実施形態の消耗品の回収シ
ステムによれば、回収される消耗品に添付される回収伝
票や、回収容器に添付される回収伝票に記録された回収
コードを読み取ることで、対応する回収データに容易に
アクセスすることができる。 【0153】従って、様々な種類がある消耗品を回収す
る回収センタシステムにおけるデータ集計、つまりユー
ザごと、種類ごとの回収率の計算や平均回収率の計算を
容易にするとともに、テーブルを参照することで、得ら
れた回収率から即座にインセンティブが得られるので、
回収センタ4における作業効率は格段に向上する。 【0154】勿論、回収センタシステム4における作業
効率が向上すれば、その分、インセンティブを増やすな
ど、ユーザへのサービスを向上することも可能になる。 【0155】一方、ユーザからみれば、上記のデータ集
計が短時間になり、最新の回収協力状況を即座に把握で
きるようになり、回収協力の結果が即座にインセンティ
ブに反映されるようになる。従って、ユーザのより大き
な協力が得られ、回収率の向上が期待される。 【0156】さらに、回収率の低下を即座に検出して対
処することができ、回収率の低下を予防することができ
る。とくに、ユーザ全体や、消耗品全体の回収率の低下
だけでなく、ユーザごとに、消耗品ごとに回収率の低下
を検出することができるから、上述したようなきめ細か
い処置を行うことが可能になる。 【0157】また、再生品や他社製品用の消耗品はイン
センティブに対しマイナス効果になる場合があること
で、再生不可能な回収物が回収されることを防止する効
果も期待できる。 【0158】[消耗品の例]図44はプリンタ100に
使用されるカートリッジ810を示す図である。 【0159】カートリッジ810には半導体メモリ81
0aが組み込まれている。カートリッジ810をプリン
タ100に装着すると、半導体メモリ810aはプリン
タ100のコントローラに電気的に接続され、その読み
書きが可能になる。 【0160】また、図44には示さないが、カートリッ
ジ810のタイプを示すタイプID、シリアル番号、総
印刷枚数およびトナー残量などを表示する表示パネルを
設けてもよい。勿論、タイプIDおよびシリアル番号
は、製造時に決定され変更されることはないので、カー
トリッジ810の筐体に印刷するなどにより記録しても
よい。一方、総印刷枚数およびトナー残量は、カートリ
ッジ810の使用に応じて変わるので、これらを表示す
るために表示パネルが必要になる。 【0161】表示パネルには、その制御回路やバックア
ップ電源を含む小型の液晶表示パネルなどを用いること
ができる。また、半導体メモリ810aとしてEEPR
OMやフラッシュメモリを利用し、かつ、強誘電性液晶
を利用した表示パネルなど電源が断たれても表示を維持
することが可能な表示デバイスを利用すれば、半導体メ
モリ810aのデータを書き換えるときだけ外部(例え
ばプリンタ100)から電源を供給すればよく、バック
アップ電源さえ不要である。 【0162】このように、タイプIDやシリアル番号と
いったカートリッジ810の識別情報をトナーカートリ
ッジ810自体に保持および表示させることで、その外
観から、または、半導体メモリ810aのデータを読み
出すことで、カートリッジ810の識別を容易かつ正確
に行うことができる。 【0163】さらに、トナー残量や印刷枚数といったカ
ートリッジ810の使用状態に関する情報をカートリッ
ジ810自体に保持および表示させることで、その外観
から、または、半導体メモリ810aのデータを読み出
すことで、未使用のカートリッジか否かを、その外観か
ら、あるいは、半導体メモリ810aのデータを読み出
すことで容易かつ正確に判定することができる。 【0164】図45はメモリ810aに格納されるデー
タ例を示す図である。 【0165】メモリ810aには、カートリッジ810
を使用して印刷された全枚数および全ジャム枚数を示す
データ901、紙のサイズごとの印刷枚数およびジャム
枚数を示すデータ902および903などが格納されて
いる。なお、図44中には、印刷枚数または枚数のこと
をカウントと称して記載されている。これらのデータ
は、カートリッジ810が装着されたプリンタ100に
よって、一頁の印刷を行うごとにカウントアップされ
る。 【0166】また、メモリ810aには、トナー残量を
示すデータ904も格納されている。データ904はト
ナー残量そのものを示す値でもよいが、所定量までトナ
ーが減少したことを検知するセンサの出力、所謂トナー
ロウ出力を示すフラグでもよい。 【0167】また、メモリ810aには、使用開始日お
よび終了日を示すデータ905、並びに、使用期間を示
すデータ906が格納されている。プリンタ100に
は、通常、カートリッジ装着部のカバーの開閉を検知す
るセンサが設けられている。例えば、プリンタ100の
コントローラは、カバーの開閉が検知された場合、不揮
発性のメモリに保存されたカートリッジ810のシリア
ル番号と、カバーの検知後にカートリッジ810から読
み取ったシリアル番号とを比較して、それらが一致しな
ければカートリッジ810が交換されたと判断する。そ
して、その際の日付を示すデータを使用開始日としてメ
モリ810aに書き込む。さらに、電源オン時や24時
間おきに、その際の日付を示すデータを使用終了日とし
てメモリ810aに書き込むとともに、使用期間を示す
データをメモリ810aに書き込む。 【0168】さらに、メモリ810aには、カートリッ
ジ810の製造時あるいは出荷時に書き込まれた、前述
した識別情報であるタイプIDおよびシリアル番号を示
すデータ907が格納されている。データ907には、
トナー切れなどの通報先であるサービスセンタを示すデ
ータが含まれていてもよい。 【0169】[消耗品が使用されるデバイスの具体例]
図46は本実施形態の消耗品を搭載するレーザビームプ
リンタ(LBP)の構成例を示す概観図である。 【0170】図46において、イメージスキャナ220
1は、原稿画像を読み取り、原稿画像に対してディジタ
ル画像処理を行う。また、プリンタ2202は、イメー
ジスキャナ2201で読み取られた原稿画像に対応した
画像を記録紙上に形成し出力する。 【0171】イメージスキャナ2201において、22
00は原稿圧板、2203は原稿台硝子(プラテン硝
子)で、原稿2204はその記録面を図の下方へ向けて
載置され、原稿圧板2200によって固定される。蛍光
灯ランプ2205から出力される光は、原稿2204に
反射され、ミラー2206、2207および2208に
導かれて、レンズ2209によりリニアCCDイメージ
センサ(以下「CCD」と呼ぶ)2210上に結像す
る。なお、レンズ2209には赤外カットフィルタが設
けられている。CCD2210は、原稿2204の反射
光を赤(R)、緑(G)および青(B)の各色に分解し
て読み取り、得られたアナログ画像信号を画像処理部2
211へ送る。ここで、蛍光灯2205およびミラー2
206を有するユニットは速度Vで、ミラー2207お
よび2208を有するユニットは速度V/2で、CCD
2210に直交する副走査方向に機械的に移動されるこ
とにより、原稿2204の全体が読み取られる。 【0172】CCD2210は、例えば、RGB各色約
7500画素の受光画素が3ライン(1210−1から
1210−3)に並べられたもので、A3サイズの原稿
の短手方向297mmを600dpiの解像度で読み取
ることが可能である。もし、A3サイズの原稿の短手方
向297mmを400dpiの解像度で読み取るには、
RGB各色約5000画素の一次元イメージセンサがあ
ればよい。 【0173】画像処理部2211は、CCD2210か
ら出力されるアナログ画像信号をディジタル画像信号に
変換し、印刷用のトナー色に対応するイエロー(Y)、
マゼンタ(M)、シアン(C)およびブラック(BK)
の各色成分画像を形成してプリンタ2202へ送る。ま
た、イメージスキャナ2201における一回の原稿スキ
ャン(一回の副走査)につきYMCBKのうち一つの色
成分画像がプリンタ2202に送られる。従って、四回
の原稿スキャンにより四色成分の画像信号を順次プリン
タ2202に送出されて一枚のプリントが完了する。な
お、画像処理部2211内に必要充分なメモリがあれ
ば、一回の原稿スキャンで得られる画像信号をそのメモ
リに格納して、残る三回の原稿スキャンを不要にするこ
ともできる。 【0174】このようにして画像処理部2211より順
次送出されるYMCBK色成分の画像信号は、プリンタ
2202内のレーザドライバ2212へ入力される。レ
ーザドライバ2212は、入力される画像信号に応じて
レーザダイオード2213を発光させる。レーザダイオ
ード2213から出力されるレーザ光は、ポリゴンミラ
ー2214、f−θレンズ2215およびミラー221
6を介して感光ドラム2217上を走査し、感光ドラム
2217上に静電潜像を形成する。 【0175】レーザ光により形成された感光ドラム上の
静電潜像は、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラッ
クのトナーを有する現像器2219から2222により
現像される。つまり、四個の現像器2219から222
2が順次感光ドラム2217に当接し、色トナーによる
現像が行われる。 【0176】記録紙カセット2224または2225よ
り供給される記録紙は、静電気の作用により、転写ドラ
ム2223へ巻き付けられ、感光ドラム2217上のト
ナー像が転写される。四色のトナーを使用する記録処理
においては、転写ドラム2223が四回転することで各
色のトナーが記録紙へ重畳転写される。その後、記録紙
は、転写ドラム2223から剥離され、定着ユニット2
26でトナー像が定着され、装置外部へ排出される。 【0177】このようなLBPにおいて、感光ドラム2
217、現像器2219から2222の中に収容される
トナーまたはカートリッジ、並びに、記録紙カセット2
224および2225に収容される記録紙は消耗品であ
る。 【0178】また、図には示さないが、図46に示すレ
ーザビームプリンタは、例えばパーソナルコンピュータ
などの外部装置とのインタフェイスを備え、外部装置か
ら送られてくる画像データに基づく画像を記録媒体に印
刷することができる。 【0179】図47は本実施形態の消耗品を搭載するイ
ンクジェットプリンタ(IJRA)の構成例を示す概観
図である。 【0180】図47において、駆動モータ5013の正
逆回転に連動し、駆動力伝達ギア5011および500
9を介して回転するリードスクリュー5004の螺旋溝
5005に係合するキャリッジHCは、ピン(不図示)
を有し、矢印aおよびb方向に往復移動される。このキ
ャリッジHCには、インクジェットカートリッジIJC
が搭載されている。 【0181】5002は紙押え板で、キャリッジHCの
移動方向に亙って、記録紙Pをプラテン5000に対し
て押圧する。5007および5008はフォトセンサ
で、モータ5013の回転方向を切換えるために、セン
サが配置された領域にキャリッジHCのレバー5006
が存在するか否かを確認するホームポジション検知部で
ある。5016は記録ヘッドIJHの前面をキャップす
るキャップ部材5022を支持する部材、5015はこ
のキャップ内を吸引する吸引部で、キャップ内開口50
23を介して、記録ヘッドIJHの吸引回復を行う。 【0182】5017はクリーニングブレード、501
9はこのブレードを前後方向に移動可能にする部材であ
り、本体支持板5018にこれらが支持されている。ク
リーニングブレードはこの形態に限らず、周知のクリー
ニングブレードが本実施形態に適用できることはいうま
でもない。また、5021は吸引回復の吸引を開始する
ためのレバーで、キャリッジHCと係合するカム502
0の移動に伴って移動し、駆動モータ5013からの駆
動力がクラッチ切換えなどの公知の伝達部で移動制御さ
れる。 【0183】これらのキャッピング、クリーニングおよ
び吸引回復は、キャリッジHCがホームポジション側の
領域にきたときに、リードスクリュー5004の作用に
より、それらの対応位置で所望の処理が行えるように構
成されているが、周知のタイミングで所望の作動を行う
ようにすればよい。 【0184】このようなIJRAにおいて、インクジェ
ットカートリッジIJCまたはその中に搭載されるイン
クが消耗品である。 【0185】[発明の形態]以上の説明をまとめれば本
実施形態における発明は以下のような構成とすることが
できる。 (1)事務機器に利用される消耗品で使用済みの消耗品
の回収実績をユーザ毎に管理するサーバにおいて、回収
された使用済み消耗品の種別が、予めデータベースに記
憶された再生対象の種別か非再生対象の種別かに応じて
異なるインセンティブを決定する。 (2)(1)において決定されたインセンティブを回収
依頼元であるユーザ情報に関連付け利用可能な形態で記
憶部に記憶させ、記憶されたインセンティブ情報を所定
の通信回線を介して通信可能とされた情報処理装置に通
知する。 (3)(1)あるいは(2)において、通知を行う際に
は、予めデータベースに記憶された再生対象の種別の使
用済み消耗品が回収された実績情報が入力されたことに
応じて記憶されたインセンティブ情報を所定の通信回線
を介して通信可能とされた情報処理装置に通知する。 (4)(1)において、消耗品に添付された消耗品の種
別を示す識別情報を更に入力し、入力された識別情報に
応じてインセンティブを決定し、識別情報に応じてイン
センティブを回収依頼元であるユーザ情報に関連付けて
記憶させる。 (5)(1)乃至(4)のいずれかにおいて、再生対象
の種別の消耗品を示す情報を、前記所定の通信回線を介
して通信可能な情報処理装置に通知する。 (6)(1)乃至(5)のいずれかにおいて、インセン
ティブはポイント、或は、値引率である。 (7)(1)乃至(6)のいずれかのサーバと、そのサ
ーバと所定の通信回線を介して通信可能とされた情報処
理装置からなる管理システム。 (8)あるいは、(1)から(7)のいずれかのサーバ
としてコンピュータを稼働させるためのプログラムおよ
びそのプログラムを格納したコンピュータ可読の記憶媒
体。 (9)あるいは、(1)乃至(7)のサーバにより遂行
される制御方法。 【0186】これら発明により、消耗品の回収における
データ集計を容易、かつ、正確にすることができる。 【0187】また、ユーザが回収状況を即座に把握で
き、回収協力の結果を即座に反映することができる。 【0188】また、回収される消耗品を予め把握するこ
とが可能になる。 【0189】また、インセンティブを柔軟に提供するこ
とができる。 【0190】また、ユーザの不適切な回収依頼を未然に
防ぐとともに、且つ、ユーザに回収協力に対するメリッ
トを効率良く提供することができる。 【0191】さらに、依頼元から回収センタへの、消耗
品の回収依頼に対して、より迅速な対応が可能になる。 【0192】 【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。 【0193】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現する、図22乃至図30の手順のソフトウ
ェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記
録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシス
テムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出
し実行することによっても、達成される。この場合、記
憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述し
た実施形態の機能を実現することになり、そのプログラ
ムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することに
なる。また、コンピュータが読み出したプログラムコー
ドを実行することにより、前述した実施形態の機能が実
現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基
づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティング
システム(OS)などが実際の処理の一部または全部を
行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現
される場合も含まれる。 【0194】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれる。 【0195】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したシーケンス図やフローチ
ャートに対応するプログラムコードが格納されることに
なる。 【0196】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
消耗品の回収におけるデータ集計を容易、かつ、正確に
することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】回収センタおよびユーザのネットワーク構成例
および接続例を示すブロック図、 【図2】汎用コンピュータのブロック図、 【図3】本実施形態の回収システムにおける消耗品の回
収の概要を示すシーケンス図、 【図4】販売/回収システムのログイン画面の一例を示
す図、 【図5】ユーザ登録画面の一例を示す図、 【図6】ユーザ登録確認画面の一例を示す図、 【図7】インセンティブ提供方法選択画面の一例を示す
図、 【図8】ユーザ登録の最終確認画面の一例を示す図、 【図9】処理の選択画面の一例を示す図、 【図10】消耗品の販売画面の一例を示す図、 【図11】回収方法の選択画面の一例を示す図、 【図12】回収容器の依頼画面の一例を示す図、 【図13】一括回収を希望した場合に表示される画面の
一例を示す図、 【図14】一括回収を希望した場合に表示される依頼確
認画面の一例を示す図、 【図15】個別回収を希望した場合に表示される画面の
一例を示す図、 【図16】回収伝票の一例を示す図、 【図17】確認画面の一例を示す図、 【図18】詳細画面の一例を示す図、 【図19】回収サーバから顧客端末に送信されるインセ
ンティブ通知の一例(他社製品あるいは再生品を含む)
を示す図、 【図20】回収サーバから顧客端末に送信されるインセ
ンティブ通知の一例を示す図、 【図21】特定の消耗品の回収を促進するためのプロモ
ーション期間における販売/回収システムのログイン画
面の一例を示す図、 【図22】販売/回収システムの処理を説明するフロー
チャート、 【図23】販売/回収システムの処理を説明するフロー
チャート、 【図24】販売/回収システムの処理を説明するフロー
チャート、 【図25】APサーバにおける回収容器依頼処理を説明
するフローチャート、 【図26】使用済みの消耗品が到着した後の回収システ
ムの処理を示すフローチャート、 【図27】使用済みの消耗品が到着した後の回収伝票読
み取り時の処理を示すフローチャート、 【図28】例外処理を示すフローチャート、 【図29】例外処理を示すフローチャート、 【図30】回収依頼無しに送付された消耗品を受け取っ
た場合の管理手順を示すフローチャート、 【図31】回収センタで使用する回収コードの一覧の例
を示す図、 【図32】回収率とインセンティブとの関係を表すテー
ブル例を示す図、 【図33】販売数量と値引率との関係を表すテーブル例
を示す図、 【図34】プロモーション期間における回収率とインセ
ンティブとの関係を表すテーブル例を示す図、 【図35】回収した消耗品に含まれる再生品率とインセ
ンティブとの関係を表すテーブル例を示す図、 【図36】回収した消耗品に含まれる他社製品率とイン
センティブとの関係を表すテーブル例を示す図、 【図37】回収率とインセンティブ(ポイント)との関
係を表すテーブル例を示す図、 【図38】回収した消耗品に含まれる再生品率とインセ
ンティブ(ポイント)との関係を表すテーブル例を示す
図、 【図39】回収した消耗品に含まれる他社製品率とイン
センティブ(ポイント)の関係を表すテーブル例を示す
図、 【図40】インセンティブ(ポイント)と金額との換算
率を表すテーブル例を示す図、 【図41】インセンティブ(ポイント)と金額との換算
率を表すテーブル例を示す図、 【図42】ユーザレコードの構成を示す図、 【図43】回収および出荷の予測シーケンスを説明する
図、 【図44】プリンタに使用されるカートリッジを示す
図、 【図45】カートリッジのメモリに格納されるデータ例
を示す図、 【図46】レーザビームプリンタの構成例を示す概観
図、 【図47】インクジェットプリンタの構成例を示す概観
図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 育彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 柴 力夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 高田 浩太郎 東京都港区三田3丁目11番28号 キヤノン 販売株式会社内 Fターム(参考) 2H027 EE08 EJ04 EJ08 EJ13 HB05 HB15 HB17

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 事務機器に利用される消耗品で使用済み
    の消耗品の回収実績をユーザ毎に管理するサーバにおい
    て、 回収された使用済み消耗品の種別が、予めデータベース
    に記憶された再生対象の種別か非再生対象の種別かに応
    じて異なるインセンティブを決定する決定手段を有する
    ことを特徴とするサーバ。
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US10/278,871 US7313602B2 (en) 2001-10-26 2002-10-24 Server, management system, and management control method
EP02257451A EP1310896A3 (en) 2001-10-26 2002-10-25 Server, management system and management control method for promoting recycling activities by incentives
CN02146067A CN1414507A (zh) 2001-10-26 2002-10-25 服务器和管理系统以及管理控制方法

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