JP2003203107A - 生産計画作成システム及びその方法 - Google Patents

生産計画作成システム及びその方法

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JP2003203107A
JP2003203107A JP2002000659A JP2002000659A JP2003203107A JP 2003203107 A JP2003203107 A JP 2003203107A JP 2002000659 A JP2002000659 A JP 2002000659A JP 2002000659 A JP2002000659 A JP 2002000659A JP 2003203107 A JP2003203107 A JP 2003203107A
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Kenji Oguri
賢二 小栗
Tomohiro Ota
知宏 太田
Kazuo Fujikawa
一男 藤川
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
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    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザニーズを反映させた生産計画を速やかに
立てる。 【解決手段】客観的需要予測計算部6は、過去の販売実
績17、販促実績並びに計画18、新規の出店実績並び
に計画19、業界の販売実績20、イレギュラーな販売
台数等をデータベース5から読み出して、客観的需要予
測21を立てる。主観的需要予測計算部7は、各販売取
引先11aの販売計画11、各地域別チャネル別販売会
社12aの販売計画12、及び生産販売会社営業部門1
3aの販売計画13等をデータベース5から読み出し
て、客観的需要予測21を補正し、主観的需要予測30
を立てる。生産計画作成部8は、新製品情報34、商品
在庫情報35、及び品揃え在庫基準36をデータベース
5から読み出して、主観的需要予測30を補正して、生
産計画31を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PSI(生産、販
売、在庫)調整から、資材調達、部品物流、製品生産、
製品物流、及び販売を経て、顧客へと至る一連の生産及
び販売活動において、工場経営の基本となる生産計画を
立案及び実行するための生産計画作成システム及びその
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、市場が成熟して、商品のライフサ
イクルが益々短縮化され、ユーザニーズも多様化してき
ており、ユーザの各々に対して、それぞれ異なる仕様や
納期を提供する必要が生じている。そして、商品の短サ
イクル化とユーザニーズの多様化に伴い、商品の需要予
測が非常に困難になっている。また、その一方で、生産
販売会社では、商品の販売実績を高めるための努力がな
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、生産販売会
社では、商品企画、生産、及び販売等の企業活動が整合
していないのが実状である。例えば、営業部門が業界の
販売実績や努力目標を踏まえて見込みの販売計画を立
て、生産部門が販売計画に応じた生産計画を立て、生産
性向上を追求して一定期間に一括生産を行っている。こ
の様な企業活動においては、ユーザニーズが必ずしも顕
在化していない。例えば、商品の特徴、デザイン、付加
機能は勿論のこと、販売地域、ブランド、宣伝、メーカ
格差、モデル格差等に応じて、売れ筋商品が決まるもの
である。また、ユーザは、欲しいときに欲しいものを購
入する。これに対して、業界の販売実績や販売部門の努
力目標を優先させて、生産計画を立てると、ユーザニー
ズが無視されてしまい、商品の販売時期を逸したり、商
品の在庫を抱えることがある。商品の販売時期を逸する
と、売り上げを伸ばすことができない。また、商品の在
庫を抱えると、保管費用が発生するので、商品がディス
カウントで販売されたり、最悪の場合は、商品が不動在
庫となって、保管費用が嵩むことから、廃棄処分になる
こともある。
【0004】また、例えば特開平7−21281号公報
には、過去の販売計画と販売実績の比に基づき、今後の
販売計画を補正して、生産販売計画を求め、この生産販
売計画基づき、在庫量が低減する様に生産日程を修正す
るという方法が開示されている。
【0005】しかしながら、この従来の方法でも、過去
の販売計画を採用しているので、ユーザニーズが無視さ
れてしまい、生産販売計画の精度も低いものとなり、近
未来の販売実績を正確に予測することができない。
【0006】要するに、サプライチェーンの下流のユー
ザニーズを正確かつ速やかに捕らえ、これを木目細かく
生産計画に反映せねば、正確な生産計画を立てることが
できず、また確実に売れる商品をタイムリーに市場に提
供して、販売実績の向上を望むことはできない。
【0007】そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑
みてなされたものであり、ユーザニーズを反映させた生
産計画を速やかに立てることが可能な生産計画作成シス
テム及びその方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために、本発明は、商品の需要予測に基づいて生産計
画を作成する生産計画作成システムにおいて、生産販売
会社と取引先が販売実績に基づく客観的需要予測を共同
で立てるための客観的需要予測作成手段と、生産販売会
社が販売計画に基づき客観的需要予測を補正して、主観
的需要予測を立てるための主観的需要予測作成手段とを
備え、少なくとも主観的需要予測及び商品の在庫情報に
基づいて、生産計画を作成している。
【0009】この様な本発明によれば、客観的需要予測
は、生産販売会社と取引先が共同して立てている。取引
先は、生産販売会社と比較すると、ユーザに近くて、ユ
ーザニーズを捉え易いので、このユーザニーズを客観的
需要予測に反映させることができる。この客観的需要予
測を販売計画に基づき補正して、主観的需要予測を立て
れば、生産販売会社の拡販策や商談情報を主観的需要予
測に反映させることができる。従って、この主観的需要
予測は、ユーザニーズ及び生産販売会社の拡販策や商談
情報を反映させたものとなる。この主観的需要予測及び
商品の在庫等に基づいて、生産計画を作成すれば、正確
な生産計画を得ることができる。
【0010】また、本発明においては、販売実績は、生
産販売会社の販売実績、業界の販売実績、取引先の販促
実績と販促計画、及び取引先の出店実績と出店計画を含
んでいる。
【0011】この様な販売実績は、生産販売会社の販売
実績や業界の販売実績だけではなく、ユーザに近い取引
先の販促実績と販促計画及び出店実績と出店計画を含ん
でいるため、ユーザニーズを反映しているといえる。
【0012】一方、本発明は、商品の需要予測に基づい
て生産計画を作成する生産計画作成方法において、生産
販売会社と取引先が販売実績に基づく客観的需要予測を
共同で立てるための客観的需要予測作成ステップと、生
産販売会社が販売計画に基づき客観的需要予測を補正し
て、主観的需要予測を立てるための主観的需要予測作成
ステップとを含み、少なくとも主観的需要予測及び商品
の在庫に基づいて、生産計画を作成している。
【0013】また、本発明においては、販売実績は、生
産販売会社の販売実績、業界の販売実績、取引先の販促
実績と販促計画、及び取引先の出店実績と出店計画を含
んでいる。
【0014】この様な本発明の方法によっても、本発明
の生産計画作成システムと同様の作用及び効果を達成す
ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の生産計画作成システムの
一実施形態を示すシステムブロック図である。また、図
2は、市場における商品の販売ルートを概略的に示す模
式図である。更に、図3は、図2の販売ルートにおける
データの流れを概略的に示す図である。
【0017】まず、販売ルートは、図2に示す様に多数
のユーザと、商品をユーザに直接販売する各販売取引先
(販売店)11aと、商品を販売取引先11aに卸す各
地域別チャネル別販売会社12aと、商品を地域別チャ
ネル別販売会社12aに供給する生産販売会社営業部門
13aと、商品を生産する生産販売会社生産計画部門2
4aとを含んでいる。
【0018】各販売取引先11aは、ユーザに最も近く
にあり、商品が販売される全地域において販売エリア別
もしくはチャネル別に選定される。各地域別チャネル別
販売会社12aは、各販売取引先11aを含むそれぞれ
の地域別に設定される。
【0019】次に、本実施形態の生産システムでは、図
3に示す様に商品の客観的需要予測21を立て、この客
観的需要予測21を補正して、主観的需要予測30を立
て、この主観的需要予測30に基づいて、生産計画31
を作成する。
【0020】客観的需要予測21は、各販売取引先11
a、各地域別チャネル別販売会社12a、及び生産販売
会社営業部門13aにより立てられるものであって、生
産販売会社営業部門13aの過去の販売実績17、各販
売取引先11aの展示即売会や季節毎の販売セール等の
イベントによる販促実績並びに計画18、新規の販売取
引先11aの出店実績並びに計画19、及び業界の販売
実績20等の客観的事実に基づいて立てられる。
【0021】主観的需要予測30は、生産販売会社営業
部門13aにより立てられるものであって、各販売取引
先11aの販売計画11、各地域別チャネル別販売会社
12aの販売計画12、生産販売会社営業部門13aの
販売計画13等に基づいて、客観的需要予測21を補正
することにより立てられる。
【0022】各販売取引先11aの販売計画12は、販
売実績等のPOS(Point of sale)情報16a、拡売
策14a、商談中の商品に関する商談情報15aに基づ
いて作成される。また、各地域別チャネル別販売会社1
2aの販売計画12は、POS情報16b、拡売策14
b、商談情報15bに基づいて作成される。更に、生産
販売会社営業部門13aの販売計画13は、POS情報
16c、拡売策14c、商談情報15cに基づいて作成
される。
【0023】生産計画31は、生産販売会社生産計画部
門24aにより立てられるものであって、新製品情報3
4、商品在庫情報35、及び品揃え在庫基準36等に基
づいて、主観的需要予測30を補正することにより作成
され、効率的な生産と良いタイミングの出荷を行うため
に最終的に事業責任者のPIS意志決定により立案され
る。そして、この立案された生産計画に基づいて、実際
の生産37が行われる。
【0024】この様な各販売計画11,12,13,過
去の販売実績17、展販促実績並びに計画18、出店実
績並びに計画19、業界の販売実績20、新製品情報3
4、商品在庫情報35、品揃え在庫基準36、客観的需
要予測21、主観的需要予測30、及び生産計画31等
は、各機種の商品毎に設定され、商品の台数あるいは単
価等を示す数値で表される。
【0025】さて、図1の生産計画システムは、各販売
取引先11aでの販売実績を取得するための販売実績取
得部1、各販売取引先11aの販売計画11、各地域別
チャネル別販売会社12aの販売計画12、及び生産販
売会社営業部門13aの販売計画13を入力するための
販売計画入力部2、各販売取引先11a、各地域別チャ
ネル別販売会社12a、及び生産販売会社の在庫情報3
5等を入力する在庫情報入力部3、各種の情報を記憶す
るデータベース5、予め設定された各種のプログラムを
実行する中央処理装置(CPU)4、ディスプレイ装置
9、及びプリンタ10等を備えている。
【0026】また、この生産計画システムは、各販売取
引先11a、各地域別チャネル別販売会社12a、生産
販売会社営業部門13a、生産販売会社生産計画部門2
4aに、それぞれのコンピュータ(図示せず)を設置
し、これらのコンピュータを図2に示すネットワーク2
2を通じて接続することにより形成されるものである。
【0027】この様なネットワーク上のシステムにおい
て、販売実績取得部1は、各販売取引先11aのコンピ
ュータに相当するものであって、各機種の商品別に、販
売実績を集計する。また、販売計画入力部2は、各販売
取引先11a、各地域別チャネル別販売会社12a、及
び生産販売会社営業部門13aのそれぞれのコンピュー
タに相当するものであり、各コンピュータにそれぞれぞ
れの販売計画11,12,13が入力される。更に、在
庫情報入力部3、CPU4、データベース5、ディスプ
レイ装置9、及びプリンタ10等は、生産販売会社営業
部門13aのコンピュータに相当するものである。
【0028】ここで、販売実績取得部1により集計され
た各販売取引先11aの販売実績、及び販売計画入力部
2により入力されたそれぞれぞれの販売計画11,1
2,13は、ネットワーク22を通じて収集され、デー
タベース5に記憶される。また、過去の販売実績17、
販促実績並びに計画18、新規の出店実績並びに計画1
9、業界の販売実績20、新製品情報34、商品在庫情
報35、及び品揃え在庫基準36等は、定期的に作成さ
れて、データベース5に記憶される。更に、イレギュラ
ーな大口受注に伴う販売台数、余剰在庫の消化のための
販売台数、不定期な販売イベントによる販売台数、異常
気象により増大した季節性の高い商品の販売台数があれ
ば、これらの販売台数がイレギュラーな販売台数として
データベース5に記憶される。尚、業界全体や競合する
他社の販売実績も、ネットワーク22を通じて収集され
てデータベース5に記憶される。
【0029】また、CPU4は、それぞれのプログラム
を実行することにより、客観的需要予測計算部6、主観
的需要予測計算部7、及び生産計画作成部8のそれぞれ
の役目を果たす。
【0030】客観的需要予測計算部6は、過去の販売実
績17、販促実績並びに計画18、新規の出店実績並び
に計画19、業界の販売実績20、イレギュラーな販売
台数等をデータベース5から読み出し、これらに基づい
て、客観的需要予測21を立てる。例えば、特定商品に
ついて、客観的需要予測21の台数をBとし、販売実績
の台数を過去の販売台数B’とし、イレギュラーな販売
台数をIとし、過去の販売実績17及び業界の販売実績
20の季節の変動を季節要因E’とし、更に予め設定さ
れた補正計数をp(0<p<1)とすると、B=B’−
I±E’×pという式により、客観的需要予測21の台
数Bを求める。
【0031】主観的需要予測計算部7は、各販売取引先
11aの販売計画11、各地域別チャネル別販売会社1
2aの販売計画12、及び生産販売会社営業部門13a
の販売計画13等をデータベース5から読み出して、こ
れらに基づき、客観的需要予測21を補正して、主観的
需要予測30を立てる。例えば、主観的需要予測30の
台数をAとし、各販売計画11,12,13に含まれる
拡売策及び商談情報によるそれぞれの台数をC及びDと
し、過去の販売実績17及び業界の販売実績20の季節
の変動を季節要因Eとすると、A=B+C+D+E×p
という式により、客観的需要予測21の台数Bを補正し
て、主観的需要予測30の台数Aを求める。
【0032】生産計画作成部8は、新製品情報34、商
品在庫情報35、及び品揃え在庫基準36をデータベー
ス5から読み出して、これらに基づき、主観的需要予測
30の台数Aを補正して、生産計画31を作成する。例
えば、新製品情報34によって特定の商品に取って代わ
る新たな商品が示されていたり、品揃え在庫基準36に
よって示される台数が商品在庫情報35によって示され
る台数を上回っていれば、主観的需要予測30の台数A
を減少させるという補正を行って、生産計画31を作成
する。
【0033】こうして作成される客観的需要予測21、
主観的需要予測30、及び生産計画31は、ディスプレ
イ装置9に表示されたり、プリンタ10によって記録用
紙に印刷される。
【0034】次に、本実施形態の生産計画作成システム
による処理を図4に示すフローチャートに従って述べ
る。
【0035】まず、生産販売会社営業部門13aにおい
て、過去の販売実績17、販促実績並びに計画18、新
規の出店実績並びに計画19、及び業界の販売実績20
等を作成して、データベース5に記憶し(ステップS1
10)、また販売実績取得部1により集計された各販売
取引先11aの販売実績を入力してデータベース5に記
憶する(ステップS120)。更に、イレギュラーな大
口受注に伴う販売台数、余剰在庫の消化のための販売台
数、不定期な販売イベントによる販売台数、異常気象に
より増大した季節性の高い商品の販売台数があれば(ス
テップS130で「Yes」)、イレギュラーな販売台
数の総計を求める(ステップS140)。また、イレギ
ュラーな販売台数が無ければ(ステップS130で「N
o」)、客観的需要予測計算部6は、過去の販売実績1
7、販促実績並びに計画18、新規の出店実績並びに計
画19、業界の販売実績20、イレギュラーな販売台数
等をデータベース5から読み出し、これらに基づいて、
客観的需要予測21を立てる(ステップS150)。
【0036】次に、販売計画入力部2により入力された
各販売取引先11aの販売計画11、及び各地域別チャ
ネル別販売会社12aの販売計画12等をデータベース
5に記憶する(ステップS160)。そして、主観的需
要予測計算部7は、各販売計画11,12,13に基づ
き、客観的需要予測21を補正して、主観的需要予測3
0を立てる(ステップS170)。このとき、生産販売
会社営業部門13aの販売計画13も収集してデータベ
ース5に記憶する(ステップS180)。
【0037】次に、在庫情報入力部3により入力された
各販売取引先11a、各地域別チャネル別販売会社12
a、及び生産販売会社の在庫情報35、新製品情報3
4、及び品揃え在庫基準36等をデータベース5に記憶
する(ステップS190)。そして、生産計画作成部8
は、新製品情報34、商品在庫情報35、及び品揃え在
庫基準36をデータベース5から読み出して、これらに
基づき、主観的需要予測30を補正して、生産計画31
を作成する(ステップS200)。
【0038】最後に、生産計画31に基づいて、事業責
任者のPIS意志決定により生産計画が立案される(各
ステップS210,S220)。
【0039】この様に本実施形態では、販売ルートの全
体から情報を収集しており、この収集された情報に基づ
いて、需要予測を立て、この需要予測に基づいて生産計
画を作成しているので、正確な需要予測及び生産計画を
作成することができる。従って、各販売取引先11aや
各地域別チャネル別販売会社12aが多くなる程、需要
予測及び生産計画の精度が向上する。また、ステップS
110〜S220の処理を一度だけ行うのではなく、こ
の処理をデータベース5内の情報等を補正しながら繰り
返せば、精度の高い需要予測及び生産計画を作成するこ
とができる。更に、情報をネットワークを通じて収集し
てコンピュータで処理しているの、需要予測及び生産計
画を速やかに作成することができる。このため、商品を
タイムリーに生産して市場に供給することができ、商品
の生産サイクルを短くすることができ、商品のロスを低
減して、コストの低減を図ることができ、各販売取引先
11a及び各地域別チャネル別販売会社12aのキャッ
シュフローを改善することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、客観
的需要予測は、生産販売会社と取引先が共同して立てて
いる。取引先は、生産販売会社と比較すると、ユーザに
近くて、ユーザニーズを捉え易いので、このユーザニー
ズを客観的需要予測に反映させることができる。この客
観的需要予測を販売計画に基づき補正して、主観的需要
予測を立てれば、生産販売会社の拡販策や商談情報を主
観的需要予測に反映させることができる。従って、この
主観的需要予測は、ユーザニーズ及び生産販売会社の拡
販策や商談情報を反映させたものとなる。この主観的需
要予測及び商品の在庫等に基づいて、生産計画を作成す
れば、正確な生産計画を得ることができる。このため、
商品をタイムリーに生産して市場に供給することがで
き、商品の生産サイクルを短くすることができ、商品の
ロスを低減して、コストの低減を図ることができ、各販
売取引先及び各地域別チャネル別販売会社のキャッシュ
フローを改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の生産計画作成システムの一実施形態を
示すシステムブロック図である。
【図2】市場における商品の販売ルートを概略的に示す
模式図である。
【図3】図2の販売ルートにおけるデータの流れを概略
的に示す図である。
【図4】本実施形態の生産計画作成システムによる処理
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 販売実績取得部 2 販売計画入力部 3 在庫情報入力部 4 中央処理装置(CPU) 5 データベース 6 客観的需要予測計算部 7 主観的需要予測計算部 8 生産計画作成部 9 ディスプレイ装置 10 プリンタ 11,12,13 販売計画 17 過去の販売実績 18 販促実績並びに計画 19 出店実績並びに計画19 20 業界の販売実績 21 客観的需要予測 22 ネットワーク 30 主観的需要予測 31 生産計画
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤川 一男 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 3C100 AA08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品の需要予測に基づいて生産計画を作
    成する生産計画作成システムにおいて、 生産販売会社と取引先が販売実績に基づく客観的需要予
    測を共同で立てるための客観的需要予測作成手段と、 生産販売会社が販売計画に基づき客観的需要予測を補正
    して、主観的需要予測を立てるための主観的需要予測作
    成手段とを備え、 少なくとも主観的需要予測及び商品の在庫に基づいて、
    生産計画を作成することを特徴とする生産計画作成シス
    テム。
  2. 【請求項2】 販売実績は、生産販売会社の販売実績、
    業界の販売実績、取引先の販促実績と販促計画、及び取
    引先の出店実績と出店計画を含むことを特徴とする請求
    項1に記載の生産計画作成システム。
  3. 【請求項3】 商品の需要予測に基づいて生産計画を作
    成する生産計画作成方法において、 生産販売会社と取引先が販売実績に基づく客観的需要予
    測を共同で立てるための客観的需要予測作成ステップ
    と、 生産販売会社が販売計画に基づき客観的需要予測を補正
    して、主観的需要予測を立てるための主観的需要予測作
    成ステップとを含み、 少なくとも主観的需要予測及び商品の在庫に基づいて、
    生産計画を作成することを特徴とする生産計画作成方
    法。
  4. 【請求項4】 販売実績は、生産販売会社の販売実績、
    業界の販売実績、取引先の販促実績と販促計画、及び取
    引先の出店実績と出店計画を含むことを特徴とする請求
    項3に記載の生産計画作成方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014170375A (ja) * 2013-03-04 2014-09-18 Mitsubishi Heavy Ind Ltd シミュレーション装置、シミュレーション方法およびシミュレーションプログラム
JP2019008842A (ja) * 2018-10-22 2019-01-17 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理装置、制御方法、及びプログラム

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