JP2003202382A - 撮像装置および撮像方法 - Google Patents

撮像装置および撮像方法

Info

Publication number
JP2003202382A
JP2003202382A JP2001401105A JP2001401105A JP2003202382A JP 2003202382 A JP2003202382 A JP 2003202382A JP 2001401105 A JP2001401105 A JP 2001401105A JP 2001401105 A JP2001401105 A JP 2001401105A JP 2003202382 A JP2003202382 A JP 2003202382A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reference value
image
conversion
image signal
sensitivity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001401105A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3595303B2 (ja
Inventor
Yasushi Odate
靖 大舘
Koichi Nitto
光一 日塔
Tetsuo Sakurai
哲夫 桜井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2001401105A priority Critical patent/JP3595303B2/ja
Publication of JP2003202382A publication Critical patent/JP2003202382A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3595303B2 publication Critical patent/JP3595303B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】低輝度から高輝度まで飽和することなく、広い
ダイナミックレンジの放射線画像を撮像すること。 【解決手段】複数の色で発光するシンチレータ18から
発生されたR、G、Bの光を撮像し、画像信号を出力す
るCCD32と、CCD32の出力信号を合成する撮像
装置22は、それぞれ2つづつ信号を合成する第1、第
2合成回路40、42を具備し、第1(第2)合成回路
40(42)は第1基準値以上のR(第1合成回路40
出力)信号を第1基準値とする圧縮回路50と、第2基
準値未満のG信号(B信号)を0とし、第2基準値以上
のG信号(B信号)から第2基準値を減算する圧縮/伸
長回路52と、圧縮回路50と圧縮/伸長回路52の出
力を加算する加算器54とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はX線やγ線等の放射
線撮影により得られた画像を処理する撮像装置および撮
像方法に関する。
【0002】
【従来の技術】非破壊検査手法の一例として、X線(γ
線)によるラジオグラフィがある。X線は、レントゲン
撮影として医療面や産業面等幅広い分野で利用されてい
る。レントゲン撮影においては、被検体を透過したX線
がシンチレータで可視光に変換され、この光により例え
ばX線用白黒フィルム上の銀粒子を黒化させることによ
って、被検体の透過画像が得られる。近年、撮像系とし
てCCD等の光検出素子を用い、X線フィルムを使わず
に放射線の透過量の違いをデジタルに検出することも行
われている。しかし、カメラはフィルムに比べると、ダ
イナミックレンジが狭く、暗い部分から明るい部分の輝
度差が大きい被写体を忠実に撮影することが困難である
という欠点がある。そこで、画像処理によりダイナミッ
クレンジを拡大することが要求されている。
【0003】X線撮影カメラにおける画像処理の従来例
としては、特開平9−289985号公報に記載のX線
画像表示方法及び装置がある。これは、異なる線質のX
線を照射し、線質が異なる画像毎に色を決めて、静止画
像として画像を再構成して表示するものであり、通常の
デジタルカラー画像のフォーマットを用い、色毎に輝度
や階調補正を行なって表示している。しかし、この従来
例は、異なる色の画像の単なる合成であり、色空間を有
効に使用できるが、ダイナミックレンジは拡大されな
い。
【0004】また、特開平7−282248号公報に記
載のX線画像表示方法および装置では、デジタル値から
なるX線画像データを諧調変換して画面または記録媒体
に表示する際に、階調レベル毎に色分けして表示するこ
とにより、微細な信号レベル変化を明確化するものであ
る。さらに、関心領域の色調と非関心領域の色調を変化
させており、関心領域の大きさ、位置の特定が容易であ
る。しかし、この従来例でもダイナミックレンジの拡大
はできない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のカメ
ラを用いた放射線撮影にはダイナミックレンジが狭いと
いう欠点がある。
【0006】本発明の目的はダイナミックレンジの広い
放射線撮影画像を得ることができる撮像装置および撮像
方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決し目
的を達成するために、本発明は以下に示す手段を用いて
いる。
【0008】本発明の撮像装置は、放射線が入射される
と放射線に対する感度が異なる複数の色で発光するシン
チレータと、前記シンチレータから発生された複数の色
の光を撮像し、複数の色の画像信号を出力するカメラ
と、前記カメラからの複数の画像信号をその感度に応じ
て合成して1つのモノクロ画像を得る合成手段と、 を
具備するものである。
【0009】本発明の撮像方法は、マルチカラーシンチ
レータからの複数色の光を撮像して得られた複数の色の
画像信号をその感度に応じて合成して1つのモノクロ画
像を得る。
【0010】本発明によれば、同じ被写体を感度の異な
る複数色の画像として撮像し、複数色の画像信号をその
感度に応じて合成することにより、低輝度から高輝度ま
で飽和することなく、広いダイナミックレンジの放射線
画像を撮像することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明によ
る撮像装置および撮像方法の実施形態を説明する。
【0012】第1実施形態 図1は本発明の第1実施形態に係るカラーレントゲンT
V装置の概略構成を示す図である。16は人体や各種物
品等の測定対象16であり、測定対象16に対してX線
管等のX線発生装置10からのX線14がコリメータ1
2を介して照射される。撮影に使用する放射線は、X線
(もしくはガンマ線)に限られるものではなく、β線や
熱中性子線等を用いることも可能である。
【0013】測定対象16により吸収もしくは散乱され
たX線14は、カラー発光手段としてのマルチカラーシ
ンチレータ18に照射される。マルチカラーシンチレー
タ18は、後で詳述するように、X線14等の放射線に
対して感度の異なる複数色に発光する蛍光体を有してい
る。マルチカラーシンチレータ18から発光された複数
色の発光は、測定対象16で吸収もしくは散乱されたX
線14の分布に応じた輝度分布を有するものである。
【0014】マルチカラーシンチレータ18の後方に
は、マルチカラーシンチレータ18からの複数色の発光
を一括して画像化する手段としての撮像装置22が配置
されており、測定対象16に基づく画像信号が出力され
る。マルチカラーシンチレータ18と撮像装置22とは
ダークボックス20内に配置されている。
【0015】マルチカラーシンチレータ18は、プラス
チックフィルムや不織布等からなる可撓性を有するシー
ト基材を有しており、このシート基材上に蛍光体層が設
けられている。蛍光体層の上部には、必要に応じて透明
な保護膜、例えば厚さ数μm程度のポリエチレンテレフ
タレートフィルム等からなる保護膜が配置される。
【0016】蛍光体層は複数色に発光する蛍光体、すな
わち複数の発光波長領域を有する蛍光体を含むものであ
る。蛍光体層には、例えば撮像装置22との組合せを考
慮して、可視光領域(例えば波長400〜700nmの
領域)内の広い波長範囲で発光する蛍光体を用いること
が好ましい。具体的には、可視光領域内の少なくとも2
つの発光色に対応する発光スペクトルを有する蛍光体を
用いることが好ましい。すなわち、発光色が互いに異な
る主発光成分と副発光成分とを含む発光スペクトルを有
する蛍光体を用いることが好ましい。
【0017】蛍光体の発光色としては、代表的には青色
発光、緑色発光、赤色発光のうち少なくとも2つの発光
色が挙げられる。ただし、本発明ではこれらの発光色に
限定されるものではなく、撮像装置22等で互いに区別
できる発光色であれば種々の発光色を適用することがで
き、例えば紫外線に近い紫色発光や黄色発光等であって
もよい。
【0018】本発明のカラーレントゲン装置は、複数の
発光色により複数色の画像を一括して得ることで露光量
範囲(ラティチュード)の拡大、ひいては画像のダイナ
ミックレンジの拡大を図ったものである。
【0019】上述したような発光スペクトルを有する蛍
光体としては、例えば各発光色に対応した複数の発光波
長領域にそれぞれ発光ピークを有する蛍光体や、複数の
発光波長領域にまたがる幅広い発光ピークを有する蛍光
体等が挙げられる。前者の蛍光体の具体例としては、ユ
ーロピウム付活酸硫化ガドリニウム(GdS:E
u)蛍光体、ユーロピウム付活酸硫化イットリウム(Y
S:Eu)蛍光体、テルビウム付活酸硫化ガドリ
ニウム(GdS:Tb)蛍光体等の希土類蛍光体
が挙げられる。また、後者の蛍光体の具体例としては、
タングステン酸カルシウム(CaWO)蛍光体等が挙
げられる。
【0020】X線撮像装置は、映したい部分とその周辺
部とのX線透過率の違いを利用して撮像するシステムで
あり、被写体の密度と厚さの差を白黒の明暗の度合いと
して表現する。X線の透過率が異なる複数の物体を、X
線のエネルギー、X線管の印加電圧は同じ条件として、
露光量(絞りが同じ場合は、シャッタ速度)のみを変え
て2回撮像すると、X線の透過し難い物体は露光量を多
くしなければ内部まで撮像することはできず、逆に透過
し易い物体は露光量が多いと黒くつぶれてしまい、少な
くしなければ撮像することができない。このような露光
量の異なる2枚の画像を合成すると、X線の透過し易い
ものからし難いものまで、鮮明に撮像することができ
る。しかし、これらの2枚の画像は露光時間が異なるの
で、同時には撮像できない。
【0021】しかし、露光量の差をカメラのX線に対す
る感度に置き換えると、感度の異なるカラー情報を用い
て露光量の違いを表現することにより、これらの画像を
同時に撮像することができる。例えば、X線の透過し難
い物体の画像は赤色の濃淡で表示し、透過し易い物体は
例えば緑色の濃淡で表示することにすれば、両者の画像
を同時に撮像することができる。露光量(ここでも、絞
りは一定とし、露光時間と見なす)は、X線に対するカ
メラの感度が高くなれば露光時間は短くなり、感度が低
くなれば露光時間は長くなる。このことから、X線に対
する感度を赤色と緑色で異なるようなマルチカラーシン
チレータを用いれば、同じ露光時間でも上記2枚の画像
を同時に撮像できることになる。
【0022】図2にモノクロシンチレータとマルチカラ
ーシンチレータを用いた場合の感度特性に関する概念図
を示す。モノクロシンチレータでは同図(a)に示すよ
うに白と黒の濃淡として1本の特性曲線しか持たない
が、カラーの場合には同図(b)に示すように赤色
(R)、緑色(G)、青色(B)それぞれの濃淡として
感度の異なる3本の特性曲線を持つことができる。図3
ではR、G、Bの感度をそれぞれ1桁ずらした状態を示
しているが、調整の仕方では、RとGを1桁以上ずら
し、透過率の異なる物質に最適化することもできる。こ
れにより、ダイナミックレンジを拡大することができ
る。同一の入射X線量に対してRの光が最も高く、Bの
光が最も低い。すなわち、Rが最も感度が高く、Bが最
も感度が低いと言える。そのため、R画像よりG画像が
より明るい光を、さらにG画像よりB画像がより明るい
光を飽和することなく撮像できる。
【0023】図3はマルチカラーシンチレータ18の発
光特性と撮像装置22のCCDの分光感度特性とを示
す。
【0024】図4(a)は、撮像装置22の詳細なブロ
ック図である。測定対象16で吸収もしくは散乱された
X線14の分布情報に基づく発光分布を有する複数色の
発光(複数色の画像情報)が一括してCCD32で受光
される。CCD32で受光、検出された複数の色信号
(R、G、B)を含む画像情報は、サンプル/ホールド
回路34で離散信号から連続信号に変換され、アナログ
/デジタル変換回路36でデジタルデータに変換され
る。デジタルデータは信号処理回路38でニー(kne
e)補正、ガンマ(γ)補正、ディテール補正、ホワイ
トバランス調整等を行なった後、それぞれの色に分離さ
れ、各色の単独画像信号VR、VG、VBとしてそれぞ
れ検出される。
【0025】最も高感度の赤色の画像信号VRと緑色の
画像信号VGとが第1合成回路40に供給され、その出
力画像信号V1と最も低感度の青色の画像信号VBとが
第2合成回路42に供給される。第2合成回路42の出
力画像信号V2がエンコーダ44で所定のフォーマット
のビデオ信号とされ、さらにデジタル/アナログ変換器
46を介してモニタへ出力される。
【0026】合成回路40、42の詳細なブロック図を
図4(b)に示す。合成回路40、42は2つの信号の
うち高感度側の画像信号が供給される圧縮回路50と、
低感度側の画像信号が供給される圧縮/伸長回路52
と、圧縮回路50と圧縮/伸長回路52の出力を加算す
る加算器54とからなる。
【0027】次に、合成回路40、42の作用を説明す
る。図5(a)は合成回路40、42に入力される2つ
の信号の特性(入射光/信号レベル)の違いを説明する
ための図である。合成回路40に入力される2つの信号
VR、VGは図2(b)に示すように赤色の画像信号V
Rの方が緑色の画像信号VGよりも高感度である。その
ため、両信号とも入射光の増加に伴い出力レベルが増加
するが、画像信号VRの方が急激に増加し、早く飽和レ
ベル(カメラ出力の最大値:ホワイトクリップレベル)
WCに達する。合成回路40の出力V1と青色の画像信
号VBとの間にも同様な関係が成り立つ。そのため、以
下、合成回路40について説明し、合成回路42につい
ての説明は省略する。
【0028】圧縮回路50に供給される赤色の画像信号
VRは第1基準値REF1未満の場合はそのまま出力さ
れ、第1基準値REF1以上の場合は第1基準値REF
1として出力される。すなわち、圧縮回路50は第1基
準値REF1以上の信号を圧縮して、図5(b)に示す
ような圧縮信号Vc1を出力する。圧縮/伸長回路52
に供給される緑色の画像信号VGは第2基準値REF2
(第1基準値未満)未満の場合は0とされ、第2基準値
REF2以上の場合は第2基準値REF2を減算した値
として出力される。すなわち、圧縮/伸長回路52は第
2基準値REF2未満の信号は圧縮して、第2基準値R
EF2以上の信号を伸長して、図5(b)に示すような
圧縮/伸長信号Vc2(斜線領域)を出力する。両信号
Vc1、Vc2は加算器54で加算されるので、加算器
54の出力は、図5(c)に示すような合成信号V1と
なる。
【0029】加算器54の出力は、通常は飽和してしま
う高感度の画像信号VRの高輝度部分の映像に、飽和し
ていない低感度の画像信号VGの高輝度部分を加算(合
成)することにより、被写体の輝度の階調を損なうこと
なく、被写体の暗い部分から明るい部分までを飽和する
ことなく広ダイナミックレンジで撮像することができ
る。
【0030】以上説明したように、第1実施形態によれ
ば、マルチカラーシンチレータを用いて異なる感度の複
数色の可視光を発生し、カラーカメラでこれらの複数色
の画像を同時に撮像し、感度の異なる複数の撮像信号を
感度に応じて圧縮、伸長してから合成する(具体的には
飽和してしまう高感度の画像の高輝度部分の映像を圧縮
して、そこに低感度の画像の映像を加算する)ことによ
り、被写体の輝度の階調を損なうことなく、ダイナミッ
クレンジを拡大することができる。なお、第2基準値は
必ずしも第1基準値未満でなく、第1基準値と同一でも
構わない。また、合成回路40、42の第1、第2基準
値は同一でもよいし、異なっていてもよい。
【0031】以下、本発明による撮像装置および撮像方
法の他の実施形態を説明する。他の実施形態の説明にお
いて第1実施形態と同一部分は同一参照数字を付してそ
の詳細な説明は省略する。
【0032】第2実施形態 図6に第2実施形態のブロック図を示す。同図(a)は
撮像装置22の詳細なブロック図であり、同図(b)は
合成回路40、42の詳細なブロック図である。第2実
施形態の撮像装置22は第1実施形態の撮像装置の構成
に対して、制御回路60、62が追加された点が異な
る。
【0033】第1実施形態では、高輝度部の階調は得ら
れるものの、暗い被写体を撮像した場合に、低感度の画
像に十分な明るさが得られず、加算する信号が殆ど無い
状態で、高感度の画像を圧縮してしまうため、合成画像
のコントラストが低下する場合がある。また、特に高感
度の画像の圧縮値(第1基準値)が一定であると、加算
部分のダイナミックレンジが固定であるため、明るい部
分のコントラストが十分に得られないということがあ
る。
【0034】第2実施形態はこれに対処すべく、制御回
路60、62により、圧縮回路50の第1基準値、およ
び圧縮/伸長回路52の第2基準値を可変制御するもの
である。制御回路60(62)には、合成回路40(4
2)に供給される2つの信号のうち低感度側の画像信号
VG(VB)(圧縮/伸長回路52に供給される信号)
が供給される。制御回路60(62)はこの信号から画
像の明るさを検出し、明るさに応じて第1、第2基準値
REF1、REF2を可変制御する。画像の明るさは画
面全体の明るさでも良いが、主被写体の領域のみの明る
さでもよい。明るさは画像信号の積分値でもよいし、ピ
ーク値でもよい。なお、画像の明るさは高感度側の画像
信号VR(V1)(圧縮回路50に供給される信号)に
基づいても検出できるが、この信号は高輝度の被写体に
ついては飽和することがあり、明るさを正しく検出でき
ないこともあるので、解像度は低いが低感度側の画像信
号に基づく方が確実に検出できる。
【0035】制御回路60、62は画像が暗い場合は、
第1基準値REF1、第2基準値REF2を高くして、
高感度で撮像した画像信号が合成信号に多く含まれるよ
うにする。これにより、ダイナミックレンジの小さい暗
い被写体に対して最適なコントラストを得られる。ま
た、制御回路60、62は画像が明るい場合には、第1
基準値REF1、第2基準値REF2を低くして、低感
度で撮像した画像信号が合成信号に多く含まれるように
する。これにより、ダイナミックレンジの大きい明るい
被写体に対しても最適なコントラストを得られる。
【0036】図7は基準値を可変制御することによって
得られる合成信号を模式的に示す図である。
【0037】高感度の画像信号VR(V1)が入力され
る圧縮回路50は、信号値が第1基準値REF1未満の
場合はそのまま出力され、第1基準値REF1以上の場
合は第1基準値REF1として出力される。第1基準値
REF1が高い(画像が暗い)場合の圧縮信号Vc1
と第1基準値REF1が低い(画像が明るい)場合の圧
縮信号Vc1を図7に示す。低感度の画像信号VG
(VB)が入力される圧縮/伸長回路52は、信号値が
第2基準値REF2未満の場合は0とされ、第2基準値
REF2以上の場合は第2基準値REF2を減算した値
として出力される。第2基準値REF2が高い(画像が
暗い)場合の圧縮/伸長信号Vc2と第2基準値RE
F1が低い(画像が明るい)場合の圧縮信号Vc2
図7に示す。
【0038】加算器54から出力される合成信号V1
(V2)は、圧縮回路50の出力と圧縮/伸長回路52
の出力とを加算したものであり、図7に基準値が高い
(画像が暗い)場合の合成信号V1(V2)と、基
準値が低い(画像が明るい)場合の合成信号V1(V
)を示す。
【0039】第2実施形態によれば、圧縮回路50の第
1基準値、および圧縮/伸長回路52の第2基準値を可
変制御することにより、暗い被写体を撮像した場合は、
高感度の画像を圧縮する量を減らすため、ダイナミック
レンジの狭い被写体からダイナミックレンジの広い被写
体まで最適なコントラストで撮像できる。
【0040】第3実施形態図8に第3の実施形態の撮像
装置22のブロック図を示す。第3実施形態の撮像装置
22は第2実施形態の撮像装置の構成に対して、制御回
路60、62が出力する第1基準値REF1を補正して
合成回路40、42に供給する補正回路64、66が追
加された点が異なる。
【0041】第2実施形態では高感度の画像の圧縮値
(第1基準値)は可変であるが、画面全体で同一である
ので、画面の特定部分に特に明るい部分がある被写体、
あるいは明るい部分と暗い部分の輝度差が極めて大きい
被写体には明るい部分で十分なコントラストを得られな
かった。
【0042】第3実施形態はこれに対処すべく、画面の
特定部分で特に明るい部分がある被写体、あるいは明る
い部分と暗い部分の輝度差が極めて大きい被写体におい
ても十分なコントラストを得ることができるように第1
基準値を補正するものである。
【0043】図9は補正回路64、66の詳細なブロッ
ク図である。補正回路64(66)は高感度の画像信号
VR(V1)と制御回路60(62)から出力された第
1基準値REF1とを入力し、次のような補正基準値R
EF1′を生成する。
【0044】REF1′=(REF1−(VR(または
V1)−REF1)×K(ただし、VR(またはV1)
≧REF1の場合) REF1′=REF1(ただし、VR(またはV1)<
REF1の場合) すなわち、高感度の画像信号VR(V1)と圧縮レベル
を制御する第1基準値REF1とを図9に示すような演
算を行い、セレクタ80でVR(V1)とREF1との
大小関係に基づいてREF1をそのまま出力するかある
いは演算した信号を出力するのかを選択する。
【0045】このため、補正回路64(66)は、VR
(またはV1)とREF1とを比較する比較器72と、
VR(またはV1)からREF1を減算する減算器74
と、REF1から減算器74の出力を減算する減算器7
6と、減算器74の出力に係数Kを乗算する乗算器78
と、比較器72の出力に基づいて乗算器78の出力とR
EF1とを選択するセレクタ80と、乗算器78の出力
が所定値以下になることを防止するリミッタ82と、セ
レクタ80の出力の高域をカットする高域カットフィル
タ84を具備する。係数K(REF1′の減衰部分の傾
きとなる)はカメラの撮像条件(用途)によって最適と
なる値に設定する。実験では0.5から1が良好であっ
た。リミッタ82は必要以上にREF1′が低下して映
像が不自然になることを防止するためのものである。フ
ィルタ84は明るさの変化でREF1′が急激に変化し
て合成部分の切り替り(画像信号VG(VB)が加算さ
れ始める部分)が不自然にならないようにするためのも
のである。
【0046】図10(a)は図5(a)と同じで、画像
信号VR(V1)、VG(VB)の波形を示す。ダイナ
ミックレンジの最大値に相当するホワイトクリップ値は
WCであり、信号VS及びVFがWC以上となることは
ない。
【0047】図10(b)は、圧縮回路50から出力さ
れる信号VR(V1)の波形を示している。圧縮回路5
0に供給される信号VR(V1)は第1基準値REF
1′未満の場合はそのまま出力され、第1基準値REF
1′以上の場合は第1基準値REF1′として出力され
る。基準値REF1′は図9に示す補正回路64(6
6)により生成される。基準値REF1′は信号VR
(V1)のレベルがREF1未満である場合は、REF
1と同じレベルであり、信号VR(V1)のレベルがR
EF1以上の場合には、REF1よりも低いレベルをも
つ基準値REF1′が適用される。この場合、信号VR
(V1)のレベルが高ければ高いほど基準値REF1′
は低下し、このREF1′と同一のレベルを有する信号
Vc1が生成される。なお、このときの波形の傾きは、
上記係数Kにより決定される。また、この傾きにより下
降する基準値REF1′は所定値未満とならないように
リミッタ回路82により制限され(信号VR(V1)の
レベルがいくら高くても、基準値REF1′は一定のレ
ベルに保たれ、このREF1′と同一のレベルを有する
信号Vc1が生成される。
【0048】低感度側の画像信号VG(VB)は圧縮/
伸張回路52で第2基準値REF2が減算され、図中の
斜線部分が抽出される。
【0049】図10(d)は合成信号V1(V2)を示
す。すなわち、図10(c)で得られた斜線部の信号
は、圧縮/伸長回路52においてさらに増幅処理され、
図10(d)の斜線部に相当する信号とされた後、信号
VS′に加算される。上述したように、信号VR(V
1)のレベルが高ければ高いほど基準値REF1′は低
下するので、画像のある特定部分に明るいところがある
と、基準値REF1′が小さくなり、低感度側の画像信
号VG(VB)の加算領域を大きくとることができ、そ
の部分のコントラストを改善することができる。
【0050】なお、圧縮/伸長回路9において、図3
(c)で得られた斜線部の信号を増幅する際に、VG
(VB)のレベルに応じて増幅率を変化させることによ
り、加算後の信号のレベルを適宜調整することが望まし
い。図10(d)の例では、VR(V1)がREF1′
と共に下降を開始する点からリミッタ82により下降を
制止される点までの範囲(横軸方向)では第1の増幅率
を適用し、リミッタ82により下降を制止された点以降
の範囲(横軸方向)では上記第1の増幅率よりも小さい
第2の増幅率を適用することにより、加算後の信号がな
るべくWCを超えないように調整している。なお、上記
第1の増幅率を適用する範囲、及び第2の増幅率を適用
する範囲は、制御回路60、62から知得できる。
【0051】第3実施形態によれば、低感度側の画像信
号に対しては圧縮/伸張回路52の伸張率をより大きく
設定することができ、結果として高輝度部分のコントラ
ストを改善することができ、画面の特定部分に特に明る
い部分がある被写体、あるいは明るい部分と暗い部分の
輝度差が極めて大きい被写体にも明るい部分で十分なコ
ントラストを得られる。これにより、従来では信号処理
(ニー補正、ガンマ補正等)で圧縮され、殆ど潰れてし
まっていた高輝度部分の階調を得ることができる。
【0052】第4実施形態 上述の実施形態は単板式の撮像装置の例であったが、本
発明は3板式の撮像装置にも適用できる。第1実施例を
3板式の撮像装置に適用した第4実施形態のブロック図
を図11に示す。マルチカラーシンチレータ18からの
複数色の発光は、プリズム90により波長毎に分離(分
光)される。分離された各色の光信号はそれぞれ第1、
第2、第3のモノクロCCD32a、32b、32cで
それぞれ検出される。すなわち、第1モノクロCCD3
2aは赤色成分のみを受光し、第2モノクロCCD32
bは緑色成分のみを受光し、第3のモノクロCCD32
cは青色成分のみを受光する。CCD32以下、サンプ
ル/ホールド回路34、アナログ/デジタル変換回路3
6、信号処理回路38は赤色、緑色、青色毎にそれぞれ
設けられている。他は、第1実施形態と同じである。
【0053】なお、図示しないが、第2実施形態、第3
実施形態も同様に、3板式の撮像装置にも適用できる。
【0054】なお、光の分離にはプリズム90以外に
も、ダイクロックミラー14、金属干渉フィルタ、色ガ
ラスフィルタ、バンドパスフィルタ等の光学フィルタ、
あるいはグレーティング(回折格子)等を用いてもよ
い。
【0055】変形例 本発明は上述した実施形態に限定されず、種々変形して
実施可能である。例えば、光信号の検出素子はCCDに
限らず、各種の光検出素子を使用することができる。マ
ルチカラーシンチレータの発光色は3色に限らず、2色
でもよいし、4色以上でもよい。また、具体的な色名は
上述した色に限らず、他の色でもよい。さらに、3色
(あるいは以上)の画像信号を2つづつ合成する際に、
上述した組み合わせで合成するものに限定されず、VB
とVGとを先ず合成して、その合成結果とVRとを次に
合成してもよい。
【0056】本願発明は上記各実施形態に限定されるも
のではなく、実施段階ではその趣旨を逸脱しない範囲で
種々に変形することが可能である。また、各実施形態は
可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合
組合わせた効果が得られる。さらに、上記実施形態には
種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構
成要件における適宜な組合わせにより種々の発明が抽出
され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から
幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようと
する課題の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決で
き、発明の効果の欄で述べられている効果の少なくとも
1つが得られる場合には、この構成要件が削除された構
成が発明として抽出され得る。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、低
輝度から高輝度まで飽和することなく、広いダイナミッ
クレンジの放射線画像を得ることができる撮像装置およ
び撮像方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による撮像装置の第1実施形態であるカ
ラーレントゲン装置の構成を示す図。
【図2】マルチカラーシンチレータの発光特性を示す
図。
【図3】マルチカラーシンチレータの発光特性と撮像装
置の感度特性を示す図。
【図4】第1実施形態の撮像装置のブロック図。
【図5】第1実施形態の撮像装置の合成回路の作用を示
す図。
【図6】第2実施形態の撮像装置のブロック図。
【図7】第2実施形態の撮像装置の合成回路の作用を示
す図。
【図8】第3実施形態の撮像装置のブロック図。
【図9】第3実施形態の撮像装置の補正回路のブロック
図。
【図10】第3実施形態の撮像装置の合成回路の作用を
示す図。
【図11】第4実施形態の撮像装置のブロック図。
【符号の説明】
10…X線発生装置 18…マルチカラーコリメータ 22…撮像装置 38…信号処理回路 40、42…合成回路 50…圧縮回路 52…圧縮/伸長回路 54…加算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桜井 哲夫 東京都青梅市新町3丁目3番地の1 東芝 デジタルメディアエンジニアリング株式会 社内 Fターム(参考) 2G001 AA01 AA02 BA11 CA01 CA02 DA01 DA09 EA00 EA08 FA25 GA01 HA09 HA13 JA05 JA06 2G088 EE01 FF02 FF04 GG10 4C093 AA01 CA04 EB01 EB02 EB10 EB11 5C024 AX12

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射線が入射されると放射線に対する感
    度が異なる複数の色で発光するシンチレータと、 前記シンチレータから発生された複数の色の光を撮像
    し、複数の色の画像信号を出力するカメラと、 前記カメラからの複数の画像信号をその感度に応じて合
    成して1つのモノクロ画像を得る合成手段と、 を具備する撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記合成手段は基準値以上の高感度の画
    像信号を基準値とする第1変換手段と、基準値未満の低
    感度の画像信号を0とし、基準値以上の低感度の画像信
    号から基準値を減算する第2変換手段と、第1変換手段
    と第2変換手段の出力を加算する手段とを具備する請求
    項1記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記第2変換手段の基準値は前記第1変
    換手段の基準値以下である請求項2記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記第1変換手段と第2変換手段の基準
    値を画像の明るさに応じて変化させる手段をさらに具備
    する請求項2または請求項3記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記第1変換手段と第2変換手段の基準
    値を低感度の画像信号に応じて変化させる手段をさらに
    具備する請求項4記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記第1変換手段の基準値に高感度の画
    像信号に応じた所定の演算を施す手段と、前記第1変換
    手段の基準値と高感度の画像信号との大小関係に応じて
    前記演算手段の出力と高感度の画像信号とのいずれかを
    選択し、選択信号を前記第1変換手段の基準値として合
    成手段に供給する手段とをさらに具備する請求項5記載
    の撮像装置。
  7. 【請求項7】 マルチカラーシンチレータからの複数色
    の光を撮像して得られた複数の色の画像信号をその感度
    に応じて合成して1つのモノクロ画像を得る撮像方法。
  8. 【請求項8】 2つの画像信号の合成に際して、基準値
    以上の低感度の画像信号を基準値とする第1変換と、基
    準値未満の高感度の画像信号を0とし、基準値以上の高
    感度の画像信号から基準値を減算する第2変換と、第1
    変換結果と第2変換結果を加算する請求項7記載の撮像
    方法。
  9. 【請求項9】 前記第2変換の基準値は前記第1変換の
    基準値以下である請求項8記載の撮像方法。
  10. 【請求項10】 前記第1変換と第2変換の基準値は画
    像の明るさに応じて変化される請求項8または請求項9
    記載の撮像方法。
  11. 【請求項11】 前記第1変換と第2変換の基準値は低
    感度の画像信号に応じて変化される請求項10記載の撮
    像方法。
  12. 【請求項12】 前記第1変換の基準値を高感度の画像
    信号に応じて演算し、前記第1変換の基準値と高感度の
    画像信号との大小関係に応じて前記演算結果と高感度の
    画像信号とのいずれかを選択し、選択結果を前記第1変
    換の基準値とする請求項11記載の撮像方法。
  13. 【請求項13】 入射放射線に対して異なる感度の第
    1、第2、第3の色成分光を発生するシンチレータと、 前記シンチレータから発生された3つの色成分光を撮像
    し、第1、第2、第3の色成分画像信号を出力するカメ
    ラと、 前記カメラからの3つの画像信号を1つのモノクロ画像
    信号に合成する演算手段と、 を具備し、前記演算手段は最も高感度の第1色成分画像
    信号と中感度の第2色成分画像信号とを合成する第1合
    成手段と、第1合成手段の出力と最も低感度の色成分画
    像信号とを合成する第2合成手段とを具備し、 前記第1合成手段は第1基準値以上の第1色成分画像信
    号を第1基準値とする圧縮手段と、第1基準値以下の第
    2基準値未満の第2色成分画像信号を0とし、第2基準
    値以上の第2色成分画像信号から第2基準値を減算する
    圧縮伸長手段と、圧縮手段と圧縮伸長手段の出力を加算
    する手段とを具備し、 前記第2合成手段は第1基準値以上の第1合成手段の出
    力を第1基準値とする圧縮手段と、第1基準値以下の第
    2基準値未満の第3の色成分画像信号を0とし、第2基
    準値以上の第3の色成分画像信号から第2基準値を減算
    する圧縮伸長手段と、圧縮手段と圧縮伸長手段の出力を
    加算する手段とを具備する撮像装置。
JP2001401105A 2001-12-28 2001-12-28 撮像装置および撮像方法 Expired - Fee Related JP3595303B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001401105A JP3595303B2 (ja) 2001-12-28 2001-12-28 撮像装置および撮像方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001401105A JP3595303B2 (ja) 2001-12-28 2001-12-28 撮像装置および撮像方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003202382A true JP2003202382A (ja) 2003-07-18
JP3595303B2 JP3595303B2 (ja) 2004-12-02

Family

ID=27640052

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001401105A Expired - Fee Related JP3595303B2 (ja) 2001-12-28 2001-12-28 撮像装置および撮像方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3595303B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008513802A (ja) * 2004-09-21 2008-05-01 ケアストリーム ヘルス インク 多モードイメージングのための装置及び方法
JP2008292205A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Toshiba Corp 非破壊検査方法及び非破壊検査装置
WO2010098214A1 (ja) 2009-02-26 2010-09-02 国立大学法人北海道大学 ターゲット追跡装置および放射線治療装置
WO2010098215A1 (ja) * 2009-02-26 2010-09-02 国立大学法人北海道大学 ターゲット検出装置および放射線治療装置
JP2010243470A (ja) * 2009-04-09 2010-10-28 Toshiba It & Control Systems Corp Ct装置
JP2013538532A (ja) * 2010-09-16 2013-10-10 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 露光差を測定するための方法および装置
WO2014136634A1 (ja) * 2013-03-06 2014-09-12 トーレック株式会社 線量計
WO2016174707A1 (ja) * 2015-04-27 2016-11-03 株式会社日立ハイテクノロジーズ 荷電粒子線装置及び当該装置を用いた試料の観察方法
JP2017038775A (ja) * 2015-08-19 2017-02-23 株式会社島津製作所 放射線透視装置
WO2019131370A1 (ja) * 2017-12-27 2019-07-04 東レ株式会社 シンチレータパネルおよびそれを用いたx線検出器

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008268076A (ja) 2007-04-23 2008-11-06 Toshiba Corp 非破壊識別方法及び非破壊識別装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008513802A (ja) * 2004-09-21 2008-05-01 ケアストリーム ヘルス インク 多モードイメージングのための装置及び方法
JP2008292205A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Toshiba Corp 非破壊検査方法及び非破壊検査装置
US8761863B2 (en) 2009-02-26 2014-06-24 National University Corporation Hokkaido University Target tracking device and radiation therapy apparatus
WO2010098215A1 (ja) * 2009-02-26 2010-09-02 国立大学法人北海道大学 ターゲット検出装置および放射線治療装置
WO2010098214A1 (ja) 2009-02-26 2010-09-02 国立大学法人北海道大学 ターゲット追跡装置および放射線治療装置
JP2010243470A (ja) * 2009-04-09 2010-10-28 Toshiba It & Control Systems Corp Ct装置
JP2013538532A (ja) * 2010-09-16 2013-10-10 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 露光差を測定するための方法および装置
WO2014136634A1 (ja) * 2013-03-06 2014-09-12 トーレック株式会社 線量計
JP2014173903A (ja) * 2013-03-06 2014-09-22 Toreck Co Ltd 線量計
WO2016174707A1 (ja) * 2015-04-27 2016-11-03 株式会社日立ハイテクノロジーズ 荷電粒子線装置及び当該装置を用いた試料の観察方法
JP2017038775A (ja) * 2015-08-19 2017-02-23 株式会社島津製作所 放射線透視装置
WO2019131370A1 (ja) * 2017-12-27 2019-07-04 東レ株式会社 シンチレータパネルおよびそれを用いたx線検出器
JPWO2019131370A1 (ja) * 2017-12-27 2020-11-19 東レ株式会社 シンチレータパネルおよびそれを用いたx線検出器

Also Published As

Publication number Publication date
JP3595303B2 (ja) 2004-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5983486A (ja) 放射線画像のエネルギ−・サブトラクシヨン方法およびその方法に用いられる蓄積性螢光体シ−ト、蓄積性螢光体シ−ト積層体並びに蓄積性螢光体シ−トフイルタ積層体
JP3595303B2 (ja) 撮像装置および撮像方法
JP3459745B2 (ja) 画像処理装置、放射線撮影装置及び画像処理方法
JP4116571B2 (ja) X線イメージ管、x線イメージ管装置およびx線装置
WO1998048600A2 (en) X-ray examination apparatus including an exposure control system
EP0914755B1 (en) Exposure control on the basis of a relevant part of an x-ray image
JPH0678216A (ja) 放射線画像撮影装置および方法
JP2960734B2 (ja) X線撮像装置
JP4509352B2 (ja) カラーレントゲン方法とカラーレントゲン装置、およびそれに用いられるカラー発光シート
JP3861405B2 (ja) 放射線画像処理方法及び放射線画像処理装置
JPH04187142A (ja) 放射線画像の階調変換装置
US6781603B2 (en) Image display method and apparatus
US5631459A (en) Device for generating images by luminescence effect
US20040262536A1 (en) Rare earth activated rare earth oxysulfide phosphor for direct X-ray detection
CA1197980A (en) Thermoluminescent coactivated rare earth oxyhalide phosphors and x-ray image converters utilizing said phosphors
JPS6331641A (ja) 放射線画像情報処理方法
JP2010261917A (ja) 透過像表示装置及び放射線透視検査装置
JPS584532A (ja) X線診断装置
JPH05153496A (ja) X線撮影装置,x線透視装置およびこれらに用いるx線テレビカメラ装置
JP3742173B2 (ja) X線診断装置
JP2003010160A (ja) 放射線撮影方法及び放射線撮影装置
Oernhed et al. Application of direct image plate scanning for recording and evaluation of flash x-ray images
Okkalides Evaluation of afterglow response in irradiated intensifying screens
JPH08163441A (ja) X線透視/撮影装置
JP2002142080A (ja) 放射線画像読取装置及び放射線画像読取方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040518

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040716

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040831

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040902

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070910

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080910

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080910

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090910

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090910

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100910

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees