JP2003202210A - 画像処理技術を用いた電柱計測方法および電柱計測プログラムとこのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

画像処理技術を用いた電柱計測方法および電柱計測プログラムとこのプログラムを記録した記録媒体

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JP2003202210A
JP2003202210A JP2002148505A JP2002148505A JP2003202210A JP 2003202210 A JP2003202210 A JP 2003202210A JP 2002148505 A JP2002148505 A JP 2002148505A JP 2002148505 A JP2002148505 A JP 2002148505A JP 2003202210 A JP2003202210 A JP 2003202210A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装柱物地上高や線条外径、電力機器等の水平
投影断面積等を目視計測によらず、電柱写真を撮影し画
像処理技術を用いて装柱物を測定する。 【解決手段】 カメラ等を用いて地上高測定棒または電
柱上の足場ボルトとともに電柱写真を撮影する。この電
柱写真をコンピュータ等による画像処理手段に取り込
み、電柱写真画像における地上高測定棒上の節部または
電柱上の足場ボルト位置を含む地上高既知点を画像処理
技術により自動抽出して、画像上の2次元位置情報を得
る。これともに電柱、ケーブルおよび電柱写真の撮影手
段で構成される3次元空間を一つの数学モデルとして記
述しておき、前記の2次元位置情報を前記の数学モデル
に当てはめて3次元空間上の位置情報を求める。この3
次元空間上の位置情報をもとに電柱写真画像から電柱装
柱物地上高、ケーブル外径、および電力機器の水平投影
断面積等の装柱情報を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、線条や電力機器等
の装柱物が設置される電柱の設計において用いられる装
柱物の地上高や線条の外径、電力機器等の水平投影断面
積の測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の測定方法としては、電柱
の装柱物の地上高を測定する場合では、目視による測定
あるいは各装柱物まで地上からの距離を測定できる棒を
伸ばして測定するものが知られている。また、線条の外
径や電力機器等の水平投影断面積を測定する場合では、
地上からの目視による計測結果と装柱物の仕様表とを照
らし合わせ最も値の近い物を選択して特定するというも
のが知られている。
【0003】このような電柱装柱物の測定方法によれ
ば、電柱の装柱物の地上高と大きさを判別することがで
き電柱の適切な強度設計をすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
測定方法では、目視による装柱物の地上高や線条の外
径、電力機器等の水平投影断面積の測定誤差が大きい場
合、以下のような不都合がある。
【0005】即ち、目視による測定が困難でありその誤
差が大きい場合、装柱物の使用表と照らし合わせた際
に、誤った装柱物を選択してしまう場合がある。
【0006】そこで、本発明の目的は、装柱物の地上高
や線条の外径、電力機器等の水平投影断面積を目視によ
る計測によらず、装柱物の写真を撮影し画像処理技術を
用いて装柱物を測定する方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達するた
め、本発明は、地上高測定棒または電柱上の足場ボルト
とともに撮影した電柱写真から電柱装柱物地上高、線条
外径、および電柱装柱物水平投影断面積の一つ以上を含
む装柱情報を算出する計測方法であって、電柱、線条お
よび該電柱写真の撮影手段で構成される3次元空間を一
つの数学モデルとして記述する手順とともに、該電柱写
真画像における該地上高測定棒上の節部または該電柱上
の足場ボルト位置を含む地上高既知点を画像処理技術に
より自動抽出して画像上の2次元位置情報を得る手順
と、該画像上の2次元位置情報を該数学モデルに当ては
めて該3次元空間上の位置情報を求める手順と、該3次
元空間上の位置情報をもとに該電柱写真画像から該装柱
情報を算出する手順とを、有することを特徴とする画像
処理技術を用いた電柱計測方法を手段とする。
【0008】あるいは、前記の画像処理技術を用いた電
柱計測方法において、3次元空間上の位置情報をもとに
電柱写真画像から装柱情報を算出する手順では、測定部
付近での線条形状を含む画像領域を微分し、形状輪郭線
を2本の直線として抽出するとともに、線条外径を両直
線間の距離として算出することを特徴とする画像処理技
術を用いた電柱計測方法を手段とする。
【0009】あるいは、前記の画像処理技術を用いた電
柱計測方法において、電柱写真は、電柱の全体または大
部分を含みかつ少なくとも2つの地上高既知点を持つ基
本写真、および電柱の一部分をズームアップしかつ基本
写真と重なり部分を持つ付帯写真の2つの写真からな
り、3次元空間上の位置情報をもとに電柱写真画像から
装柱情報を算出する手順では、該重なり部分において、
基本写真上の2点を付帯写真上の同一の2点に対応させ
ることにより、装柱情報が未知の付帯写真に関し、任意
の点の該装柱情報を算出することを特徴とする画像処理
技術を用いた電柱計測方法を手段とする。
【0010】あるいは、前記の画像処理技術を用いた電
柱計測方法において、3次元空間上の位置情報をもとに
電柱写真画像から装柱情報を算出する手順では、該電柱
写真が電柱の近くから急角度に見上げて当該電柱を撮影
したものである場合、電柱平面の鉛直面からの傾き及び
ケーブル外径の太さの一方または両方を考慮して、算出
する装性情報を補正することを特徴とする画像処理技術
を用いた電柱計測方法を手段とする。
【0011】あるいは、以上の画像処理技術を用いた電
柱計測方法における手順を、コンピュータに実行させる
ためのプログラムとしたことを特徴とする画像処理技術
を用いた電柱計測プログラムを手段とする。
【0012】あるいは、以上の画像処理技術を用いた電
柱計測方法における手順を、コンピュータに実行させる
ためのプログラムとし、該プログラムを、該コンピュー
タが読み取りできる記録媒体に記録したことを特徴とす
る画像処理技術を用いた電柱計測プログラムを記録した
記録媒体を手段とする。
【0013】本発明は、線条の外径や電力機器等の水平
投影断面積は地上からの目測と装柱物の仕様表と照らし
合わせて特定する従来の測定方法では、目測による装柱
物測定が困難であったり人為的な測定誤差が大きくなっ
たりするような場合である時などにおいて、装柱物を含
む電柱写真を撮影し、画像処理技術を用いて地上高既知
点を自動抽出することで装柱物を計測することにより、
現実の大きさと略合致した装柱物の測定を行うことがで
きるようにし、より正確な装柱物の測定方法、ひいては
電柱の設計方法を提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいて本発明を詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の実施の形態に係る電柱装柱
物の測定方法が適用される線条、電力機器に係る架空線
路の概略構成を示す側面図である。図1において、1は
電柱、2は線条(以下、ケーブルと呼ぶ)、3は電力機
器、4は地上高である。
【0016】この架空線路における電柱1の風圧荷重計
算の値は、式(a)により算定されることとなる。ただ
し、式(a)において、nはケーブルの架設条数、mは
電力機器等の架設台数、dnはn条目のケーブル外径、
nはn条目のケーブル地上高、Amはm台目の電力機器
等の水平当面断面積、hmはm台目の電力機器等の地上
高、Sは電柱間のスパン長、Kは単位面積あたりの風圧
荷重、Ppは電柱自体が受ける風圧荷重を表す。
【0017】 電柱に加わる風圧荷重=K×S×Σ(dn・hn)+K×Σ(Am・hm)+Pp …(a) いまケーブル外径の真値をds、仕様表の外径をda,d
b(da<db)、目測による外径計測値をde、本発明に
よる外径計測値をdtとする。de,dtはdaより大き
く、dbより小さい値である。
【0018】この架空線路において、ケーブル外径の目
測が困難であるときに従来の電柱装柱物の測定方法をそ
のまま適用した場合、deはケーブル外径の真値ds
り、仕様表の別の外径dbに接近した値となる。すなわ
ち、|da−de|>|db−de|となるため、実際のケ
ーブル外径の値はdbであると判断し、ケーブル外径の
真値より過大な外径を採用してしまう(図2(a)参
照)。
【0019】従って、目測にてケーブル外径を決定する
従来の電柱の装柱物測定方法では、式(a)におけるd
nが過大となり、結果として過大な風圧荷重を見込んで
しまうこととなる。また、電柱計測結果のいかんでは、
電柱1のサイズが1ランク大きくなったり、小さくなっ
たりすることから、経済上の見地からは電柱計測の結果
がより正確な値であることが望ましい。
【0020】本発明の実施の形態に係る電柱装柱物の測
定方法では、dtは従来の装柱物測定方法によるケーブ
ル外径の測定値dbより、仕様表の別の外径daに接近し
た値となる。すなわち、|da−dt|<|db−dt|と
なるため、実際のケーブル外径の値はdaであると判断
し、ケーブル外径の真値dsと合致した外径を採用でき
る(図2(b)参照)。
【0021】従って、本発明の実施の形態に係る電柱装
柱物の測定方法によれば、目測による装柱物測定が困難
である場合にあっても、装柱物の測定結果が過大な値と
ならず、装柱物の真値に略合致した値とすることができ
る。その結果、本発明の実施の形態による電柱装柱物の
測定結果を用いて行う電柱の設計では、経済的な設計が
担保されることとなる。
【0022】図3に本発明の実施の形態に係る電柱装柱
物の測定方法の基本となる処理手順の流れを示す。
【0023】まず、カメラ等の撮影手段を用いて、地上
高測定棒または電柱上の足場ボルトとともに電柱写真を
撮影する。この電柱写真をコンピュータ等による画像処
理手段に取り込む。
【0024】取り込んだ電柱写真画像における地上高測
定棒上の節部または電柱上の足場ボルト位置を含む地上
高既知点を画像処理技術により自動抽出し、画像上の2
次元位置情報を得る。
【0025】これともに(前記の手順と本手順のどちら
が先でも構わない)、電柱、ケーブルおよび電柱写真の
撮影手段で構成される3次元空間を一つの数学モデルと
して記述しておく。
【0026】前記の手順で得られた2次元位置情報を、
同じく前記の手順で記述された数学モデルに当てはめて
3次元空間上の位置情報を求める。
【0027】こうして算出された3次元空間上の位置情
報をもとに電柱写真画像から電柱装柱物地上高やケーブ
ル外径、あるいは電力機器等の電柱装柱物の水平投影断
面積等の装柱情報を算出する。
【0028】以下に本発明の実施の形態に係る電柱の装
柱物の測定方法を実現するための項目について詳細に説
明する。
【0029】(1)本発明の第1の実施の形態に関わる
計測方法の原理 (1.1)用語の定義 図4は本実施の形態に関わる計測ロジックを構成するた
めの計測原理図である。図4に基づいて画像上の点
(x,y)から3次元空間上の点(X,Y,Z)を算出
するための計測原理(数学モデル)を説明する。
【0030】先ず、計測原理を説明するための用語を以
下に示す。
【0031】[1]地面・地上高:地面は地球に対し水
平である特定の平面である。地上高は地面からの高さで
あり、単位はメートルで実数値をとる。
【0032】[2]3次元空間:カメラや電柱・ケーブ
ルが存在する実空間であり、座標系X−Y−Zで表記す
る。原点はカメラのレンズ中心である。X軸はレンズ中
心から電柱に向かい地面に平行な直線である。Y軸はX
軸に直角かつ地面に平行であり、かつ上から見てX軸に
対し90度反時計回りに存在する直線である。また、Z
軸は地面に垂直であり、上向きを正方向とする。座標系
の単位はメートルで実数値をとる。
【0033】[3]フィルム平面:電柱設備が実像とし
て写っている平面であり、座標系Lx−Lyで表記す
る。原点はカメラ光軸とフィルム平面との交点とし、座
標系の単位はメートルで実数値をとる。
【0034】[4]画像(2次元空間):フィルム平面
を画像(画素の集まり)として表現したものであり、画
像の中心(光軸位置)を原点するx−y座標系である。
原点はフィルム原点と一致する。x軸は画像の横方向で
あり、右向きを正方向とする。y軸は画像の縦方向であ
り、上向きを正方向とする。単位は画素(ピクセル)で
実数値をとる。
【0035】[5]基本画像:電柱の全体像(または大
部分)を含む画像である。
【0036】[6]付帯画像:基本画像の一部をズーム
アップして撮影した画像である。
【0037】[7]電柱−ケーブル平面:電柱とケーブ
ルとで指定される3次元空間平面であり、X−Y平面に
垂直である。
【0038】[8]注目平面:計測対象設備が存在する
平面であり、デフォルトの注目平面は電柱−ケーブル平
面である。電柱に取り付けられた突出物により、注目平
面は電柱−ケーブル平面に対し前後に平行移動する。
【0039】[9]内部パラメータ:特徴点の3次元座
標を算出するために用いる計算処理パラメータであり、
次の種類がある。 ・カメラ仰角θ:地面に対するカメラの設置傾斜角であ
り、上向きを正の角度とする。単位は度である。 ・カメラ距離D:カメラのレンズ中心から電柱の手前表
面までの距離である。単位はメートルで、実数値をと
る。 ・電柱−ケーブル平面角φ:電柱−ケーブル平面のX−
Z平面に対する時計周りの角度であり、0〜180度の
実数値をとる。 ・原点地上高Zb:3次元空間の原点(カメラレンズの
中心)の地上高(メートル)である。 ・レンズ比率m:カメラの焦点距離をd(メートル)、
画像(フィルム)上での1画素あたりの長さをα(メー
トル)とした場合の両者の比 m=d/α である。
【0040】(1.2)基本ベクトルの設定 次に、計測原理を導出するに当たり、計算式を展開する
ための出発点となる基本ベクトルを設定する。図4上の
各ベクトルは以下のように表現される。ただし、座標系
の原点は、同図に示すように、レンズ中心である。ま
た、一般的に、カメラ仰角θは±90°ではなく、電柱
−ケーブル平面角φも0°または180°ではないもの
とする。
【0041】[1]フィルム平面の法線ベクトルn
【0042】
【数1】
【0043】 [2]電柱−ケーブル平面の法線ベクトルN
【0044】
【数2】
【0045】[3]点Aのベクトル表現A
【0046】
【数3】
【0047】[4]フィルム原点d
【0048】
【数4】
【0049】[5]点Aのフイルム上での像a
【0050】
【数5】
【0051】[6]基準点Pb
【0052】
【数6】
【0053】 [7]フイルム平面軸の単位方向ベクトルlx,ly
【0054】
【数7】
【0055】(1.3)条件式の設定 さらに、上記ベクトル表現の間には以下のような条件式
が成立する。
【0056】[1]点Aは電柱−ケーブル平面上に存在
する。
【0057】(A−Pb)・N=0 …(8) (‘・’はベクトルの内積、以下同様) [2]点aはフィルム平面上に存在する。
【0058】(a−d)・n=0 …(9) (1.4)フイルム平面から3次元空間への変換式 以上の準備の元に、フイルム上の点(Lx,Ly)から
3次元空間上の点(X,Y,Z)を求める計算式を展開
すると、以下の結果が得られる。
【0059】
【数8】
【0060】ここで、電柱上での算出式(座標LyとZ
との関係)を求める。式(10)において、フィルム上
での点を電柱上での点、すなわちLx=0となる点のみ
に着目すると、同式は次のようになる。
【0061】
【数9】
【0062】 (1.5)画像平面から3次元空間への変換式 フィルム座標系Lx−Ly(単位はメートル)を画像座
標系x−y(単位は画素アドレスで実数値)で置き換え
るものとする。すなわち
【0063】
【数10】
【0064】とし、m:d/αとすると、電柱上での変
換式(11)は次のようになる。
【0065】
【数11】
【0066】この式で、値mを「レンズ比率」と呼ぶも
のとする。mは未知数である。
【0067】(1.6)原点地上高の導入 上記までの式の展開においては、3次元空間上での座標
値Zの値は全てX−Y−Z座標系の原点、すなわちカメ
ラレンズ中心に対する上下方向の高さ(メートル)で考
えてきた。
【0068】ここで、Zの値を地表(地上高0メート
ル)からの高さで与えることとする。このために原点地
上高(レンズ中心の地表からの高さ)Zb(単位はメー
トル)を導入する。これにより(12)式のZの計算式
は以下のようになる。
【0069】
【数12】
【0070】同様に(10)式は以下のようになる。
【0071】
【数13】
【0072】(1.7)未知数の自動計算 画像上の電柱上での座標yから実際の地上高Zを求める
計算式(13)において、分子と分母をcosθ(≠0)
で割ると、次式が得られる。
【0073】
【数14】
【0074】この式で計算パラメータは以下の4つであ
り、これらの値を決定しない限り、yからZを求めるこ
とはできない。
【0075】 D:カメラ距離 m:レンズ比率 θ:カメラ仰角(式(15)ではtanθ) Zb:原点地上高 このうち、レンズ比率mは事実上実測不可能で、他のパ
ラメータは実測可能である。先ず、カメラ距離Dについ
てはカメラ撮影現場での実測値を用いるものとする。残
り2つのパラメータの原点地上高Zbおよびカメラ仰角
θについては、片方を既知とすれば、もう一方は式(1
5)の連立方程式を立てることにより算出できる。
【0076】ここで原点地上高Zbを固定値(例えば
1.5または1.7メートルなど)とするか、あるいは
実測値を用いることとすれば、(15)式における未知
数はmとθとなる。そこで、この2つの未知数を求める
ため、地上高既知の2組の点対(y1,Z1)および(y
2,Z2)に対する2つの式
【0077】
【数15】
【0078】を連立方程式とみなして、これをmとtan
θについて解く。
【0079】tanθの算出式は以下のようになる。
【0080】 Ptan2θ+Qtanθ+R=0 …(17) ただし、 P=D(H1y1−H2y2) Q=(y1−y2)(D2−H1H2) R=D(H1y2−H2y1) ここで、 H1=Z1−Zb H2=Z2−Zb この2次方程式を解いてtanθ(すなわちθ)が算出さ
れる。ただし、θは解が2つ存在するので、標準角度
(例えば20°)に近い方を取るものとする(解のもう
一方の値はこの値からはかけ離れた値となる)。
【0081】また、レンズ比率mは、例えば式(16)
の第1式から次のように算出される。
【0082】
【数16】
【0083】逆に、カメラ仰角θを既知とした場合、原
点地上高Zbの算出式は以下のようになる。
【0084】 PZb2+QZb+R=0 …(19) ただし、 P=(y1−y2)tanθ Q=(y1−y2){D(tan2θ−1)−(Z1+Z2)tanθ} R=(y1−y2)tanθ(Z1Z2−D2)+D{y1Z2−y2Z1−tan2θ(y1 Z1−y2Z2)} この2次方程式を解いてZbが算出される。ただし、Zb
は解が2つ存在するので、標準−原点地上高(例えば
1.7メートル)に近い方を取るものとする(解のもう
一方の値はこの値からはかけ離れた値となる)。また、
レンズ比率mは同様に(19)式から同様に算出され
る。
【0085】なお、原点地上高Zbおよびカメラ仰角θ
のどちらを既知とし、どちらを未知としてもよい。両者
とも未知として、地上高既知の3点を用いて3元連立方
程式を立てることも考えられるが、この場合は連立方程
式の解法が極めて困難となり、実用的でない。 (1.8)電柱計測に特化した補正 電柱表面はテーパによって鉛直方向から一定の割合で傾
いている物がある。このような電柱を計測する場合、特
に電柱の近くから急角度に見上げて当該電柱を撮影する
と、電柱表面の地上高Zに誤差が生じる。いま電柱表面
の傾き角度をαとする時、これを考慮した地上高Zは図
5より、
【0086】
【数17】
【0087】で求められる。
【0088】ケーブルには太さがあり、特に電柱の近く
から急角度に見上げて当該電柱を撮影すると、図6に示
すように、ケーブルの両端からレンズ中心へ入射した光
は平行に入射しないため、(20)式から算出される地
上高差をケーブル外径とすると、実際の値より大きく算
出されることとなる。いまケーブル下端からの入射光の
水平線に対する入射角度をθ1、ケーブル上端からの入
射光の水平線に対する入射角度をθ2、(20)式から
算出されるケーブル下端の地上高をZ1、(20)式か
ら算出されるケーブル上端の地上高をZ2、ケーブルの
真の外径をrとすると、
【0089】
【数18】
【0090】で算出できる。ただし、
【0091】
【数19】
【0092】(1.9)注目平面の移動 電柱にケーブルが張られる場合、電柱に直接ではなく、
電柱−ケーブル平面に対して直角手前に(または後方
に)突出した支持器具(突出物)を介して張られる場合
がある。図7はこれを説明する図である。同図におい
て、点P(ベクトル表現、以下同様)は電柱−ケーブル
平面上の点P0が電柱−ケーブル平面に対して垂直に手
前に突出した図を表している。ここで、Pを通りかつ電
柱−ケーブル平面に平行な面を考え、これを注目平面と
呼ぶものとする。注目平面上での座標計算は以下のよう
になる。
【0093】いま、直線OPと電柱−ケーブル平面との
交点をP’とし、PおよびP’の地上高をそれぞれZp
およびZp’とした場合(図7)、Zp’は式(13)よ
り算出できる。
【0094】また、突出点Pの地上高Zpは既知である
とする(突出物の根もとである点P0の地上高として式
(13)より算出できる)。このとき
【0095】
【数20】
【0096】を突出率と呼ぶものとする(図8)。注目
平面が電柱−ケーブル平面の場合、α=1である。
【0097】これにより、注目平面上の任意の点Pの
(X,Y,Z)座標は、Pが電柱−ケーブル平面上に存
在するものとして算出した座標(X’,Y’,Z’)を
用いて以下のように計算される。
【0098】
【数21】
【0099】(1.10)電柱−ケーブル平面角φの算
出 角度φは実測値として与えることもできるが、精度の向
上を図るため、また実測作業の簡素化を図るため、以下
のようにして自動計算するものとする。
【0100】いま、同一ケーブル上の2点など、地上高
が同一の画像上の点をP(x1,y1)およびP(x2,
y2)とし、これを(15)式に代入して得られるそれ
ぞれの地上高が等しいことから、tanφ(したがって
φ)は以下のように計算される。
【0101】
【数22】
【0102】(1.11)電柱上の2点の画像処理によ
る抽出 前記(1.7)で述べたように、カメラ距離Dと、カメ
ラ仰角θ(または原点地上高Zb)の2つの値を実測
し、この2つの値を用いてレンズ比率mおよび原点地上
高Zb(またはカメラ仰角θ)を計算する場合、電柱上
の地上高既知の2点を指定する必要がある。
【0103】指定する2点としては、地上高が既知であ
る地上高測定棒の節部または間隔が既知である電柱足場
ボルトの間隔を用いる。地上高測定棒の節部および電柱
上の足場ボルトは画像処理技術を用いて算出する。
【0104】[1]地上高測定棒の節部の算出 地上高測定棒(ほぼ垂直に立っているものとする)は全
体が同一色(黄色など)で、その上に一定間隔で別の色
の節部が存在する。節部の算出に当たっては、マニュア
ル指定された測定棒上の一点(指定点と呼び、節部上に
はないとものとする)をもとに、上下方向に指定点と同
一色を持つ画素を順次探索し、節部など別の色の領域に
ぶつかった場合はさらにその上の領域を探索し、同一色
領域を算出する。同一色領域と同一色領域との関の別の
色の領域を測定棒節部として認識する。
【0105】ここで、ある点Pに対し、Pの上側(また
は下側)の画素行に存在する点を探索するには、Pに8
隣接し、しかも指定点の色に最も近いものを選択する。
【0106】[2]電柱上の足場ボルトの算出 予め、足場ボルトの写ったいくつかの画像から、足場ボ
ルトの付け根部分を中心とする小さな画像領域を切り出
して登録しておく。任意画像からの足場ボルトの自動抽
出に当たっては、画像上のそれぞれの点において登録画
像とのパタンマッチング処理を行ない、マッチング度が
高い点を足場ボルトが存在する位置として抽出する。
【0107】(2)本発明の第2の実施の形態に関わる
自動抽出ロジックの原理 ケーブル図形の両側輪郭線を直線として抽出し、それに
基づいてケーブル外径を算出する手法について述べる。
【0108】図9に示すように、写真画像において、外
径を求めるケーブル上で中心線に近い2点P1およびP2
を指定する。これによりケーブルを含みかつ上下に広が
った長方形領域(同図)を自動的に選択する。この領域
画像に対し、以下のような画像処理を施し、ケーブル外
径を算出する。
【0109】[1]色成分画像の算出 領域画像をR(赤)成分、G(緑)成分およびB(青)
成分の3つの色成分に分け、それぞれをもとの領域画像
と同サイズの白黒濃淡画像として算出する。
【0110】[2]画像の微分 それぞれの色成分画像を微分する。微分オペレータに
は、例えばSobelオペレータを用いる。
【0111】[3]微分画像の統一 3つの微分画像に関し、各画素ごとに最大値を求め、こ
れを最終的な微分画像とする。
【0112】[4]直線当てはめ 微分画像上において、線分L(P1,P2)を長方形領域
の範囲内で少しづつ上下に移動させ、かつそれぞれの場
所で線分を線分中点の周りに左右に少しづつ回転させ
る。このそれぞれの線分と微分画像とのマッチング(直
線当てはめ)を行なう。
【0113】いま、移動・回転されて線分Lが図10の
ような状態になっているとする。このときの直線当ては
めのマッチング度は、直線の横方向の各画素アドレスに
おける画素値の和として求められる。ここで同図におい
て、点Pの画素値は、Pの上下の画素PaおよびPbから
Pまでの距離をa,b(a+b=1)として、Paおよ
びPbの画素値の比例配分 (Pの画素値)=(Paの画素値)×b+(Pbの画素
値)×a で求められる。
【0114】[5]マッチング度最大値の位置検出 線分を上記のように移動・回転させながら当てはめのマ
ッチング度を求め、領域の上部および下部で、それぞれ
マッチング度が最大となる位置L1およびL2を求める。
【0115】[6]ケーブル外径の計算 上記で求まる2つの線分L1およびL2に対して図11の
ような台形を求め、台形中心線Lcの長さをL1とL2の
距離として算出し、これをケーブル外径とみなす。
【0116】(3)本発明の第3の実施の形態に関わる
計測方法の原理 電柱の全体像(または大部分)を写し、かつ写真上での
各点の地上高が、例えば前記の手法により、計測可能な
画像を基本画像とする。また、該電柱の一部分をズーム
アップし、かつ基本画像と重なり部分をもたせて撮影し
た画像を付帯画像とする。
【0117】このとき、基本画像上の重なり部分での2
つの点P1およびQ1(両者はなるべく離れていた方が精
度は高い)を、付帯画像上の同一の点P2およびQ2に対
応させる。ここで、点P2およびQ2の地上高は、それぞ
れ点P1およびQ1の地上高と同一であり、既知である。
【0118】すなわち、前記の手法を用いて、点P2お
よびQ2の位置座標と地上高から、付帯画像に関するレ
ンズ比率mおよびカメラ仰角θが計算できる。カメラ距
離Dおよび原点地上高Zbは、基本画像と同じ値を用い
る。これにより、付帯画像上での任意の位置の地上高
(したがってケーブル外径など)が計測できることとな
る。
【0119】なお、図3で示した写真撮影を除いた処理
の手順をコンピュータのプログラムで構成し、そのプロ
グラムをコンピュータに実行させることができることは
言うまでもなく、コンピュータにその処理の手順を実行
させるためのプログラムを、そのコンピュータが読み取
り可能な記録媒体、例えば、FD(フロッピーディスク
(登録商標))や、MO、ROM、メモリカード、C
D、DVD、リムーバブルディスクなどに記録して、保
存したり、配布したりすることが可能である。また、上
記のプログラムをインターネットや電子メールなど、ネ
ットワークを通して提供することも可能である。
【0120】
【発明の効果】本発明によれば、以上のように構成した
ため、目視による装柱物測定が困難である場合であって
も、装柱物の写真を撮影することで実際の大きさと略合
致した装柱物の測定を行うことができるので、人的誤差
を含まない、さらに正確な電柱の強度設計が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る装柱物の計測方法が
適用される、電柱と線条、電力機器に係る架空線路の概
略構成を示す側面図である。
【図2】(a)はケーブル外径の真値と、従来の電柱装
柱物の計測方法によるケーブル外径の値、ケーブル仕様
表の値を比較したグラフ、および(b)はケーブル外径
の真値と、本発明の実施の形態に係る装柱物の計測方法
によるケーブル外径の値、ケーブル仕様表の値を比較し
たグラフである。
【図3】本発明の実施の形態による電柱計測方法の処理
の手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施の形態に関わる電柱計測原
理を説明する図であって、カメラレンズ中心を原点と
し、電柱・ケーブルが張る3次元空間に対して数学モデ
ルを構成し、フィルム画像上の点(2次元)を3次元空
間上の点に写像する原理を説明するための図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に関わる計測方法を
説明する図であって、画像において、指定された点の地
上高を算出するための原理を示し、電柱表面の鉛直面か
らの傾きを考慮した、電柱表面上の地上高算出を説明す
る図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に関わる計測方法を
説明する図であって、画像において、2点が指定された
ケーブルの外径を自動算出するための原理を示し、ケー
ブルの太さと撮影角度を考慮したケーブル外径の算出を
説明する図である。
【図7】図4の補助となる図であって、電柱にケーブル
が、電柱−ケーブル平面に対して直角手前に(または後
方に)突出した支持器具を介して張られている場合の電
柱計測原理を説明する図である。
【図8】図7の補助となる図であって、注目平面の突出
度の計算式算出を説明する図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態に関わる計測方法を
説明する図であって、画像において、2点が指定された
ケーブルの外径を自動算出するための原理を示し、指定
された2点から画像処理の対象となる長方形領域を算出
する説明図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態に関わる計測方法
を説明する図であって、画像において、2点が指定され
たケーブルの外径を自動算出するための原理を示し、1
本の線分に対する微分画像とのマッチングを求める際の
画素値を算出する説明図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態に関わる計測方法
を説明する図であって、画像において、2点が指定され
たケーブルの外径を自動算出するための原理を示し、得
られた2本の輪郭線からケーブル外径を算出する説明図
である。
【符号の説明】
1…電柱 2…線条(ケーブル) 3…電力機器 4…地上高
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 7/60 180 G06T 7/60 180B (72)発明者 棚田 裕宣 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 若山 忠雄 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内 (72)発明者 沼田 名菜 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内 Fターム(参考) 2F065 AA01 AA20 AA24 AA26 AA31 AA58 BB06 CC14 EE08 FF04 JJ13 LL06 QQ24 QQ25 QQ28 QQ31 5L096 FA06 FA66 FA69 GA02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地上高測定棒または電柱上の足場ボルト
    とともに撮影した電柱写真から電柱装柱物地上高、線条
    外径、および電柱装柱物水平投影断面積の一つ以上を含
    む装柱情報を算出する計測方法であって、 電柱、線条および該電柱写真の撮影手段で構成される3
    次元空間を一つの数学モデルとして記述する手順ととも
    に、 該電柱写真画像における該地上高測定棒上の節部または
    該電柱上の足場ボルト位置を含む地上高既知点を画像処
    理技術により自動抽出して画像上の2次元位置情報を得
    る手順と、 該画像上の2次元位置情報を該数学モデルに当てはめて
    3次元空間上の位置情報を求める手順と、 該3次元空間上の位置情報をもとに該電柱写真画像から
    該装柱情報を算出する手順とを、有することを特徴とす
    る画像処理技術を用いた電柱計測方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像処理技術を用いた電
    柱計測方法において、 3次元空間上の位置情報をもとに電柱写真画像から装柱
    情報を算出する手順では、 測定部付近での線条形状を含む画像領域を微分し、形状
    輪郭線を2本の直線として抽出するとともに、線条外径
    を両直線間の距離として算出することを特徴とする画像
    処理技術を用いた電柱計測方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像処理技術を用いた電
    柱計測方法において、 電柱写真は、電柱の全体または大部分を含みかつ少なく
    とも2つの地上高既知点を持つ基本写真、および電柱の
    一部分をズームアップしかつ基本写真と重なり部分を持
    つ付帯写真の2つの写真からなり、 3次元空間上の位置情報をもとに電柱写真画像から装柱
    情報を算出する手順では、 該重なり部分において、基本写真上の2点を付帯写真上
    の同一の2点に対応させることにより、装柱情報が未知
    の付帯写真に関し、任意の点の該装柱情報を算出するこ
    とを特徴とする画像処理技術を用いた電柱計測方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の画像処理技術を用いた電
    柱計測方法において、 3次元空間上の位置情報をもとに電柱写真画像から装柱
    情報を算出する手順では、 該電柱写真が電柱の近くから急角度に見上げて当該電柱
    を撮影したものである場合、電柱平面の鉛直面からの傾
    き及びケーブル外径の太さの一方または両方を考慮し
    て、算出する装性情報を補正することを特徴とする画像
    処理技術を用いた電柱計測方法。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれか1項記載の画
    像処理技術を用いた電柱計測方法における手順を、コン
    ピュータに実行させるためのプログラムとしたことを特
    徴とする画像処理技術を用いた電柱計測プログラム。
  6. 【請求項6】 請求項1から4のいずれか1項記載の画
    像処理技術を用いた電柱計測方法における手順を、コン
    ピュータに実行させるためのプログラムとし、 該プログラムを、該コンピュータが読み取りできる記録
    媒体に記録したことを特徴とする画像処理技術を用いた
    電柱計測プログラムを記録した記録媒体。
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