JP2003200323A - サスペンションの組付治具 - Google Patents

サスペンションの組付治具

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JP2003200323A JP2001397753A JP2001397753A JP2003200323A JP 2003200323 A JP2003200323 A JP 2003200323A JP 2001397753 A JP2001397753 A JP 2001397753A JP 2001397753 A JP2001397753 A JP 2001397753A JP 2003200323 A JP2003200323 A JP 2003200323A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量で作業に優れ、作業者の負担を大きく軽
減できるサスペンションの組付治具を提供する。 【解決手段】 取付治具1は、リヤアーム60の第1結
合部62に穿設されたボルト挿通孔63に係合する係止
部7と、ショックアブソーバ70の下端部71に設けら
れた第2結合部72に当接する支持部8とが設けられた
ベース6を基端部2aが把持部3となる棒状の治具本体
2の先端部2bに結合して形成される。第1係合部62
のボルト挿通孔63に係止部7を係止し、かつ支持部8
を第2結合部72に下方から当接し、支持部8と第2結
合部72の接点Aを支点として把持部3に操作力を付与
し、係止部7によってリヤアーム60を押し下げて第1
結合部62と第2結合部72を合致させて、締結用ボル
ト76等で結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サスペンションの
リヤアームとショックアブソーバとを連結する際に用い
る組付治具に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のサスペンション形式の一つであ
るマルチリンク式サスペンションは、例えば、図6に要
部斜視図を示し、かつ図7に要部分解斜視図を示すよう
に内方端がサブフレーム51にラバーブッシュを介して
ボルト結合されて車幅方向に延在するリンクフロント5
5、リンクリヤ56、リンクアッパ57及び前端が車体
に支持されて前後方向に延在するリヤアーム60の各サ
スペンションアーム及び、ショックアブソーバ70を有
している。なお、矢印Fは車体前方方向を示している。
【0003】リヤアーム60は、前後方向に延在し、そ
の基端が車体に設けられたブラケット65にラバーブッ
シュ66を介在してボルト67及びナット68によって
結合され、先端に車輪52を支承するハブ69が取付支
持されている。また、リヤアーム60には、リンクフロ
ント55、リンクリヤ56、リンクアッパ57の外方端
がラバーブッシュを介してボルト結合される。
【0004】更に、リヤアーム60の先端近傍の下部に
車幅方向に延在するすると共に車体内方側に突出するエ
ンボス状の第1結合部62が一体に形成され、この第1
結合部62に車幅方向に延在するボルト挿通孔63が穿
設されている。一方、ショックアブソーバ70の下端部
71にブッシュ73が配設された略円筒状の第2結合部
72が形成されている。これらリヤアーム60の第1結
合部62に穿設されたボルト挿通孔63及び車幅方向に
延在するブッシュ73のボルト挿通孔74に、締結用ボ
ルト76を貫通してナット77により締め付けることに
よってリヤアーム60の第1結合部62とショックアブ
ソーバ70の第2結合部72が締結される。
【0005】ところで、リヤアーム60とショックアブ
ソーバ70の結合作業にあたって、リヤアーム60は、
サスペンションが組み立てられた空車時において基端に
設けられたラバーブッシュ66に応力が負荷されない状
態に位置決めされてブラケット65を介して車体に取り
付けられる一方、ショックアブソーバ70はサスペンシ
ョンスプリング75により最大限に伸長された状態で上
端が車体に取り付けられて下端部71に形成された第2
結合部72が、リヤアーム60の第1結合部62の下方
位置となるため、作業者がリヤアーム60を押し下げて
リヤアーム60のボルト挿通孔63とショックアブソー
バ70の下端部71に設けられたブッシュ73のボルト
挿通孔74に締結用ボルト76を挿入して締結する作業
がなされている。
【0006】しかし、リヤアーム60の押し下げは、比
較的大きな剛性を有するラバーブッシュ66のゴム弾性
体を捩じるもので、強い力が必要になり作業者に大きな
肉体的負担が要求される。
【0007】一方、特開2000−118459号公報
において、ロアアームとショックアブソーバを結合する
際、シリンダの伸長によってロアアームを押し下げてシ
ョックアブソーバとロアアームとを連結するサスペンシ
ョンの組付治具が提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記リヤアーム60の
第1結合部62とショックアブソーバ70の第2結合部
72との結合作業は、基端がラバーブッシュ66を介在
して支持されたリヤアーム60を作業者の人力によって
押し下げ、その押し下げられた状態で締結用ボルト76
等によって結合することから、作業者に多くの負担が要
求される。
【0009】一方、特開2000−118459号公報
に示されるように、シリンダの伸長によってロアアーム
に代えてリヤアームを押し下げることもできるが、シリ
ンダを備えることから組付治具自体が重く、かつシリン
ダを作動させるためのエア等を供給するためのホース等
によって取り回し性の悪化を招き、かつリヤアームとシ
ョックアブソーバの結合作業は、一般に車体がボディハ
ンガー等によって吊り下げ搬送される状態下で行うこと
から、その作業空間が制限されることと相俟って作業者
に大きな負担を与えることが懸念される。
【0010】従って、かかる点に鑑みなされた本発明の
目的は、軽量で作業性に優れ、作業者の負担を大きく軽
減できるリヤアームとショックアブソーバとを連結する
際に用いるサスペンションの組付治具を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する請求
項1に記載のサスペンションの組付治具の発明は、基端
がラバーブッシュを介して車体に組付支持されて前後方
向に延在するリヤアームの先端に形成された第1結合部
と、サスペンションスプリングが装着されて上端が車体
に支持されたショックアブソーバの下端に形成された第
2結合部を、上記リヤアームの先端を押し下げた状態で
結合する際に用いるサスペンションの組付治具であっ
て、上記組付治具は、基端部が把持部となる棒状の治具
本体と、該治具本体の先端部に設けられ、上記リヤアー
ムに形成された係合部に係合可能な係止部及び上記第2
結合部に当接可能な支持部を有するフック部とを備え、
上記係止部を上記リヤアームの係合部に係止し、かつ上
記支持部を上記第2結合部に下方から当接させると共
に、上記把持部への操作力付与によって上記第2結合部
と支持部の接点を支点とする回転を上記係止部に付与
し、該係止部によって上記係合部を押圧して上記リヤア
ームを押し下げることを特徴とする。
【0012】請求項1の発明によると、係止部及び支持
部を有するフック部を棒状の治具本体の先端部に設ける
簡単な構成によって取付治具が構成される。一方、取付
治具の係止部をリヤアームに形成された係合部に係止
し、支持部をショックアブソーバの第2結合部に下方か
ら当接させ、治具本体の把持部を作業者が引く等の操作
力によって、第2結合部と支持部の接点を支点とする回
転を係止部に付与し、係止部によって係合部を押圧して
リヤアームを押し下げることから、簡単な作業によって
ショックアブソーバの第2結合部と支持部の接点を支点
するてこの原理によって、比較的小さな操作力でリアア
ームが押し下げれると共にショックアブソーバを圧縮し
てリヤアームの第1結合部とショックアブソーバの第2
結合部の相対位置決めが容易にでき、作業者の負担が極
めて軽減される。また、組付治具にはシリンダ等の駆動
装置を要することなく軽量で、かつ駆動源を供給するた
めのホース等がなく取り回し性に優れることと相俟って
作業性に優れる。
【0013】請求項2に記載のサスペンションの組付治
具の発明は、基端がラバーブッシュを介して車体に組付
支持されて前後方向に延在するリヤアームに突出形成さ
れた車幅方向に延在するボルト挿通孔が穿設された円筒
状の第1結合部と、サスペンションスプリングが装着さ
れて上端が車体に支持されたショックアブソーバの下端
に形成された車幅方向に延在するボルト挿通孔が穿設さ
れた円筒状の第2結合部を上記リヤアームの先端を押し
下げた状態で合致する上記両ボルト挿通孔に貫通する締
結用ボルトによって結合する際に用いるサスペンション
の組付治具であって、上記組付治具は、基端部が把持部
となる棒状の治具本体と、該治具本体の先端部に設けら
れ、上記第1結合部のボルト挿通孔に係合可能な係止部
及び上記第2結合部に下方から当接可能な支持部を有す
るフック部とを備え、上記係止部を第1結合部のボルト
挿通孔に係止し、かつ上記支持部を上記第2結合部に下
方から当接させると共に、上記把持部への操作力付与に
よって上記第2結合部と支持部の接点を支点とする回転
を上記係止部に付与し、該係止部によって上記第1結合
部のボルト挿通孔を押圧して上記リヤアームを押し下げ
ることを特徴とする。
【0014】請求項2の発明によると、請求項1の発明
と同様に、係止部及び支持部を有するフック部を棒状の
治具本体の先端部に設ける簡単な構成によって取付治具
が構成される。一方、係止部をリヤアームの第1結合部
に穿設されたボルト挿通孔に係止し、支持部をショック
アブソーバの第2結合部に下方から当接させ、治具本体
の把持部を作業者が引く等の操作力によって、第2結合
部と支持部の接点を支点とする回転を係止部に付与し、
係止部によって第1結合部のボルト挿通孔を押圧してリ
ヤアームを押し下げることから、ショックアブソーバの
第2結合部と支持部の接点を支点するてこの原理によっ
て、比較的小さな操作力でリアアームが押し下げれると
共にショックアブソーバを圧縮し第1結合部のボルト挿
通孔と第2結合部のボルト挿通孔の相対位置決めが容易
にでき、リヤアームとショックアブソーバの結合が容易
にできる。また、組付治具がシリンダ等の駆動装置を要
することなく軽量で、かつ駆動源を供給するためのホー
ス等がなく取り回し性に優れることと相俟って作業者の
負担が極めて軽減される。また、係止部を第1結合部の
ボルト挿通孔に係止することから、別途係止部が係合す
る係合部をリヤアームに設ける必要がなく、リヤアーム
の形状の複雑化を招くことはない。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載のサスペンションの組付治具において、上記リ
ヤアームの押し下げに伴って、第2結合部が支持部上を
第1結合部に当接する方向に移動することを特徴とす
る。
【0016】請求項3の発明によると、リヤアームの押
し下げに伴って、第2結合部を支持部上に沿って摺動し
て第1結合部に当接させることから、第1結合部と第2
結合部の結合作業が容易になる。
【0017】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれかのサスペンションの組付治具において、上記フ
ック部は、上記係止部と支持部の間に配設されて、上記
リヤアームに形成された嵌合部に移動可能に挟持する上
方が開放されたガイド溝を有するガイド部を備えたこと
を特徴とする。
【0018】請求項4の発明によると、リヤアームに形
成された嵌合部に嵌合するガイド溝を有するガイド部を
備えることによって、係止部を係合部やボルト挿通孔に
係止した際の組付治具の振れが抑制されて、支持部を第
2結合部に当接させることが容易になり、その作業性が
向上する。
【0019】請求項5に記載の発明は、請求項2のサス
ペンションの組付治具において、上記フック部は、上記
係止部と支持部の間に配設されて、上記リヤアームに形
成された第1結合部を移動可能に挟持する上方が開放さ
れたガイド溝を有するガイド部を備えたことを特徴とす
る。
【0020】請求項5の発明によると、第1結合部を移
動可能に挟持するガイド溝が形成されたガイド部を備え
ることから、係止部を第1結合部のボルト挿通孔に係止
した際の組付治具の振れが抑制されて、支持部を第2結
合部に当接させることが容易になり作業性が向上する。
【0021】請求項6に記載の発明は、請求項4または
5のサスペンションの組付治具において、上記ガイド部
は、着脱自在に上記フック部に装着されたことを特徴と
する。
【0022】請求項6の発明によると、ガイド部を着脱
自在に装着することによって、ガイド溝の溝幅が異なる
ガイド部との交換が可能になり、異なる各車種おいての
使用が可能になり、組付治具の汎用性が拡大される。
【0023】請求項7に記載の発明は、請求項4または
5のサスペンションの組付治具において、上記ガイド部
は、上記ガイド溝の溝幅を調節する溝幅調節機構を備え
たことを特徴とする。
【0024】請求項7の発明によると、溝幅調節機構に
よりガイド溝幅を調整することによって異なる各車種お
いての使用が可能になり、組付治具の汎用性が拡大され
る。
【0025】請求項8に記載の発明は、請求項1〜7の
いずれかのサスペンションの組付治具において、上記支
持部は、上方が開放された断面略V字状に配置されて各
々上記第2結合部に下方から当接する一対の板状の支持
部材によって形成されたことを特徴とする。
【0026】請求項8の発明によると、V字状に配置し
た一対の支持部材によって支持部を形成することから、
第2結合部に支持部材を安定的に当接及び位置決めをす
ることができ、作業を安定した状態で行うことができ
る。
【0027】請求項9に記載の発明は、請求項1〜8の
いずれかのサスペンションの組付治具において、上記フ
ック部は、上記治具本体の先端部に角度調整可能に結合
されたことを特徴とする。
【0028】請求項9の発明によると、フック部を治具
本体に角度調整可能に結合することによって、車体に対
する治具本体の相対角度が設定されて、異なる各車種や
各作業者に最もあった良好な作業性を選択することがで
きる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるサスペンショ
ンの組付治具の実施の形態を図1乃至図5を参照して説
明する。なお、図4及び図5において上記図6及び図7
と対応する部分には同一符号を付することで該部の詳細
な説明を省略する。図1は組立治具1の側面図、図2は
正面図、図3は上面図であり、図4及び図5は組付治具
1の使用状態の概略説明図である。
【0030】組付治具1は、図1乃至図4に示すよう
に、棒状の治具本体2を有し、治具本体2の基端部2a
が把持部3となり、かつ先端部2bにフック部5が一体
的に設けられている。
【0031】フック部5は、治具本体2の先端部2bに
一体的に結合されたベース部6、このベース部6に一体
的に取り付けられた係止部7、支持部8、ガイド部9に
よって構成されている。
【0032】ベース部6は、基端6aが治具本体2の先
端部2bに接合され、一方の端部が他方の端部より治具
本体2の先端部2bより離れるように傾斜すると共に、
治具本体2の中心軸線2cの延長線と交差する方向に延
在する上縁部6bを備えた略T字状の板材によって形成
されている。ベース部6の上縁部6bの一方の端部に
は、基部6aと反対側に略L字状に折曲して突出する突
出部6cが形成されている。一方、上縁部6bの他方の
端部には治具本体2の中心軸線2cの延長線と略交差す
る方向に延在して略L字状に切り欠かれた支持部取付部
6dが形成されている。
【0033】係止部7は、少なくともその先端7aが係
合部となるリヤアーム60の第1結合部62に穿設され
たボルト挿通孔63に挿入可能な例えば円柱状であっ
て、その中心軸線7cの延長線が治具本体2の中心軸線
2cの延長線と交差し、かつ先端7aが突起部6cから
中心軸線2c側にフック状に突出して突起部6cの先端
に結合されている。
【0034】支持部8は、ベース部6の上縁部6bに切
り欠き形成された支持部取付部6dに基端が結合されて
治具本体2の中心軸線2cと略直交する延在方向に沿っ
て延在する上方が開放されたV字状に配置された2枚の
板状の支持部材8A、8Bによって形成されている。こ
の支持部8の各支持部材8A、8Bを各々ショックアブ
ソーバ70の下端部71に形成された第2結合部72に
下方から当接することによって、支持部8と第2結合部
72の相対位置が規制され、かつ安定的に保持されるよ
うに構成されている。
【0035】更に、図5(a)に示すように、係止部7
の先端7aがボルト挿通孔63に係止した際に、支持部
6の各支持部材8A、8Bは、第2結合部72に当接し
た状態において、ボルト挿通孔74の中心軸線74cの
延在方向に対して係止部7側に移行するに従って中心軸
線74cに接近するように若干傾斜している。従って、
この状態では支持部材8A、8Bは第2結合部72の車
体内方側の端縁72bに当接する。
【0036】ガイド部9は、係止部7と支持部8との間
でベース部6の上縁部6bの略中央部に、係止部7の中
心軸線7cの延長線と略直交して配設された板状材であ
って、その中央部にリヤアーム60のエンボス状に突出
形成されて嵌合部となる第2結合部62を対向する一対
の溝形成部9bによって移動可能に前後から挟持する溝
幅を有する上方が開放された略U字状のガイド溝9aが
切り欠き形成されている。
【0037】次に、図4及び図5を参照して組付治具1
を使用してのリヤアーム60とショックアブソーバ70
の結合作業について説明する。
【0038】リヤアーム60とショックアブソーバ70
を結合すべき車体は、予めリヤアーム60及びショック
アブソーバ70が取り付けられた状態でボディーハンガ
等によって吊り下げられて組付工程に搬送される。リヤ
アーム60とショックアブソーバ70を結合する前の状
態では、リヤアーム60はサスペンションが組み立てら
れた空車時においてラバーブッシュ66に応力負荷が作
用しない状態となるように位置決めされてブラケット6
5を介して車体に取り付けられる一方、ショックアブソ
ーバ70はサスペンションスプリング75によって最大
限に伸長された状態で上端が車体に取り付けられてい
る。この状態では、図4に示すように、ショックアブソ
ーバ70の下端部71に形成された第2結合部72が、
リヤアーム60の第1結合部62の下方に位置してい
る。
【0039】リヤアーム60とショックアブソーバ70
を締結用ボルト76等によって結合するにあたり、作業
者は治具本体2の基端部2a、即ち把持部3を握持して
車体の下方より組付治具1のフック部5に設けられた係
止部7の先端7aをリヤアーム60の第1結合部62に
穿設されたボルト挿通孔63に車体外方側から挿入して
係止すると共に、ガイド部9の溝形成部9bによってリ
ヤアーム60に突出形成された第2結合部62を前後か
ら挟むようにガイド溝9aに嵌合させて取付治具1の振
れを規制した状態で取付治具1をリヤアーム60にセッ
トする。
【0040】続いて、作業者は、握持した治具本体2の
把持部3を車幅方向の車体内方に引き操作をする。この
把持部3の引き等の操作力によって、組付治具1は、第
1結合部62のボルト挿通孔63に係止された係止部7
の先端7aを中心として互いに嵌合する第1結合部62
とガイド部9のガイド溝9aによって案内させつつ回転
し、図5(a)に要部断面図を示すように、支持部8を
下方からショックアブソーバ70の下端部71に配設さ
れた第2結合部72に当接させる。この際、略V字状に
配置された各支持部材8Aと8Bが共に下方から円筒状
の第2結合部72の車体内方側の端縁72bに当接する
ことによって、第2結合部72と支持部8の相対位置が
容易に規制されて治具本体2の中心軸線2cの延長線上
に第2結合部72に穿設されたボルト挿通孔74の中心
軸線74cが位置した状態となり、安定した状態で取付
治具1が位置決めされる。
【0041】更に、治具本体2の把持部3を引くと、そ
の操作力によってショックアブソーバ70の第2結合部
72と支持部8の接点Aを支点とする回動が係止部7に
付与され、その先端7aによって係合するボルト挿通孔
63を押圧してリアアーム60が押し下げると共に、そ
の反力によって支持部8の支持部材8Aと8Bによって
第2結合部72に押し上げ力が付与されてサスペンショ
ンスプリング75の付勢力に抗してショックアブソーバ
70が圧縮されて収縮しつつ、第2結合部72が支持部
8が支持部材8Aと8Bに案内されて支持部8A、8B
上を第1結合部62に当接する方向に移動する。そし
て、図5(b)に示すようにリヤアーム60の第1結合
部62に穿設されたボルト挿通孔63の中心軸線63c
と、ショックアブソーバ70の第2結合部72のボルト
挿通孔74の中心軸線74cが同軸上となって両ボルト
挿通孔63と74が合致し、かつ第1結合部62と端面
62aと第2結合部72の端面72aが互いに圧接して
第1結合部62と第2結合部72とが所期の位置に位置
決めされる。
【0042】ここで、把持部3は組付治具1に対する力
点となり、係止部7の先端7aとリヤアーム60のボル
ト挿通孔63の当接点が把持部3に付与された操作力が
作用する作用点となる。そして、てこの原理により把持
部3に付与された操作力が増幅されて係止部7の先端7
aとリヤアーム60のボルト挿通孔63の当接点へと作
用する。かかる力の増幅率は、支点となるショックアブ
ソーバ70の第2結合部72と支持部8の接点Aから係
止部7の先端7aまでの距離Xと、接点Aから把持部3
までの距離Yとの比によって定まるので、リヤアーム6
0の重量や、ラバーブッシュ66の弾性力及びサスペン
ションスプリング75の弾性力等を考慮し、取付治具1
に求められる力の増幅率に応じてXとYの比が決定され
る。
【0043】次に、合致したボルト挿通孔63、74に
第2結合部72側から締結用ボルト76をボルト挿通孔
74を貫通してボルト挿通孔63に達するまで挿入して
リヤアーム60とショックアブソーバ70の相対的な変
移を規制する。
【0044】次に、締結用ボルト76の挿入によってリ
ヤアーム60とショックアブソーバ70の変移を規制し
た状態で、作業者は把持部3への操作力を緩め、ボルト
挿通孔63から係止部7の先端7aを抜き出して組付治
具1をリアアーム60及びショックアブソーバ70から
取り外す。
【0045】続いて、締結用ボルト76の頭部76aを
ハンマ等で叩くか、或いはエアレンチ等の締結具によっ
て締め付け方向に回転させて締結用ボルト76をボルト
挿通孔63及び74内を完全に貫通させ、ボルト挿通孔
63から突出した締結用ボルト76の先端側にナット7
7を螺合させて、リヤアーム60の第1結合部62とと
ショックアブソーバ70の第2結合部72を締結してリ
ヤアーム60とショックアブソーバ70の組付を完了す
る。
【0046】従って、このように構成された組付治具1
によると、ベース部6に係止部7、支持部8、ガイド部
9を一体的に取り付けたフック部5を棒状の治具本体2
の先端部2bに取り付けた簡単な構成によって安価に形
成される。一方、係止部7の先端7aをリヤアーム60
のボルト挿通孔63に挿入し、ショックアブソーバ70
の第2結合部72に支持部8を下方から当接させて治具
本体2の把持部3を作業者が引く簡単な作業によって、
ショックアブソーバ70の第2結合部72と支持部8の
接点Aを支点するてこの原理によって、比較的小さな操
作力でリアアーム60が押し下げれると共にショックア
ブソーバ70を圧縮してリヤアーム60の第1結合部6
2と、ショックアブソーバ70の第2結合部72が合致
して互いの相対位置決めがなされ、作業者の負担が極め
て軽減される。また、組付治具1にはシリンダ等の駆動
装置を要することなく軽量で、かつ駆動源を供給するた
めのホース等がなく取り回し性に優れることと相俟って
作業性に優れる。また、第1結合部62に予め穿設され
たボルト挿通孔63を係止部7の先端7aを係止する係
合部とすることによって、リヤアーム60に専用の係止
部を形成する必要がなく、リヤアーム60の形状の複雑
化を招くことはない。
【0047】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れることなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更
可能である。例えば上記実施の形態では係止部7の先端
7aが係合する係合部としてリヤアーム60の第1結合
部62に穿設されたボルト挿通孔63を使用したが、こ
のボルト挿通孔63に代えてリヤアーム60に穿設され
た他のボルト挿通孔等の孔や、リヤアーム60に形成さ
れたフランジや突起部に係止することも可能である。こ
の際、これらの係合部の形状に応じて係止部7の先端7
aの形状を変えることが好ましい。また、この場合、リ
ヤアーム60に形成された第1結合部62と、ショック
アブソーバ70の第2結合部72が合致した状態で、取
付治具1をリヤアーム60及びショックアブソーバ70
から取り外すことなくボルト挿通孔63、74に締結用
ボルト76を完全に貫通するまで挿入することができ
る。
【0048】また、上記実施の形態では、予め個別に形
成された治具本体2、ベース部6、係止部7、支持部
8、ガイド部9の構成部材を互いに結合して組付治具1
を形成したが、ベース部6と係合部7を一体形成する
等、適宜の複数の構成部材を予め一体に形成することも
可能であり、またガイド部9を省略して組付治具1の構
成の簡素化及び軽量化を図ることもできる。
【0049】更に、上記実施の形態では、治具本体2と
ベース部6を一体に結合したが、治具本体6の先端部2
bにベース部6をボルト結合等によって角度調整可能に
結合し、治具本体6とフック部5との相対角度を調整す
ることによって車体に対する治具本体2の相対角度が設
定されて、異なる各車種や各作業者に最もあった良好な
作業性を選択することができる。また、異なるガイド溝
9aのガイド部9と取り替え可能に、或いはガイド溝9
aの溝幅を調整可能にすることによって、種々の車種に
対応することができる。このガイド溝9aの溝幅を調節
する溝幅調節機構は、例えば、ガイド溝9aを形成する
一対の溝形成部9bを互いに接離可能にベース部6に配
設し、ねじ機構によって互いの溝形成部材9b間の幅を
調節するように構成することができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明した本発明によるサスペンショ
ンの組付治具によると、係止部及び支持部を有するフッ
ク部を棒状の治具本体の先端部に設ける簡単な構成によ
って取付治具が構成される。一方、係止部をリヤアーム
に形成された係合部に係止し、支持部をショックアブソ
ーバの第2結合部に下方から当接させ、治具本体の把持
部を作業者が引く等の操作力によって、第2結合部と支
持部の接点を支点として係止部に回転付与し、係止部に
よって係合部を押圧してリヤアームを押し下げることか
ら、てこの原理によって、比較的小さな操作力でリアア
ームが押し下げれると共にショックアブソーバを圧縮し
てリヤアームの第1結合部とショックアブソーバの第2
結合部の相対位置決めが容易にでき、作業者の負担が極
めて軽減される。また、組付治具にはシリンダ等の駆動
装置を要することなく軽量で、かつ駆動源を供給するた
めのホース等がなく取り回し性に優れることと相俟って
作業性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の概要を示すサスペンショ
ンの組付治具の側面図である。
【図2】同じく、組付治具の正面図である。
【図3】同じく、組立治具の上面図である。
【図4】同じく、組付治具の使用状態の概略説明図であ
る。
【図5】同じく、組付治具の使用状態の説明する要部断
面説明図である。
【図6】自動車のマルチリンク式サスペンションの概要
を示す要部斜視図である。
【図7】同じく、自動車のマルチリンク式サスペンショ
ンの概要を示す要部分解斜視図である。
【符号の説明】
1 組付治具 2 治具本体 2a 基端部 2b 先端部 3 把持部 5 フック部 6 ベース部 6a 基端 6b 上縁部 6c 突出部 7 係止部 7a 先端 8 支持部 8A、8B 支持部材 9 ガイド部 9a ガイド溝 9b 溝形成部 60 リヤアーム 62 第1結合部 63 ボルト挿通孔 65 ブラケット 66 ラバーブッシュ 67 ボルト 68 ナット 70 ショックアブソーバ 71 下端部 72 第2結合部 73 ブッシュ 74 ボルト挿通孔 75 サスペンションスプリング 76 締結用ボルト 77 ナット

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端がラバーブッシュを介して車体に組
    付支持されて前後方向に延在するリヤアームの先端に形
    成された第1結合部と、サスペンションスプリングが装
    着されて上端が車体に支持されたショックアブソーバの
    下端に形成された第2結合部を、上記リヤアームの先端
    を押し下げた状態で結合する際に用いるサスペンション
    の組付治具であって、 上記組付治具は、 基端部が把持部となる棒状の治具本体と、 該治具本体の先端部に設けられ、上記リヤアームに形成
    された係合部に係合可能な係止部及び上記第2結合部に
    当接可能な支持部を有するフック部とを備え、 上記係止部を上記リヤアームの係合部に係止し、かつ上
    記支持部を上記第2結合部に下方から当接させると共
    に、上記把持部への操作力付与によって上記第2結合部
    と支持部の接点を支点とする回転を上記係止部に付与
    し、該係止部によって上記係合部を押圧して上記リヤア
    ームを押し下げることを特徴とするサスペンションの組
    付治具。
  2. 【請求項2】 基端がラバーブッシュを介して車体に組
    付支持されて前後方向に延在するリヤアームに突出形成
    された車幅方向に延在するボルト挿通孔が穿設された円
    筒状の第1結合部と、サスペンションスプリングが装着
    されて上端が車体に支持されたショックアブソーバの下
    端に形成された車幅方向に延在するボルト挿通孔が穿設
    された円筒状の第2結合部を上記リヤアームの先端を押
    し下げた状態で合致する上記両ボルト挿通孔に貫通する
    締結用ボルトによって結合する際に用いるサスペンショ
    ンの組付治具であって、 上記組付治具は、 基端部が把持部となる棒状の治具本体と、 該治具本体の先端部に設けられ、上記第1結合部のボル
    ト挿通孔に係合可能な係止部及び上記第2結合部に下方
    から当接可能な支持部を有するフック部とを備え、 上記係止部を第1結合部のボルト挿通孔に係止し、かつ
    上記支持部を上記第2結合部に下方から当接させると共
    に、上記把持部への操作力付与によって上記第2結合部
    と支持部の接点を支点とする回転を上記係止部に付与
    し、該係止部によって上記第1結合部のボルト挿通孔を
    押圧して上記リヤアームを押し下げることを特徴とする
    サスペンションの組付治具。
  3. 【請求項3】 上記リヤアームの押し下げに伴って、第
    2結合部が支持部上を第1結合部に当接する方向に移動
    することを特徴とする請求項1または2に記載のサスペ
    ンションの組付治具。
  4. 【請求項4】 上記フック部は、上記係止部と支持部の
    間に配設されて、上記リヤアームに形成された嵌合部に
    移動可能に挟持する上方が開放されたガイド溝を有する
    ガイド部を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいず
    れかに記載のサスペンションの組付治具。
  5. 【請求項5】 上記フック部は、上記係止部と支持部の
    間に配設されて、上記リヤアームに形成された第1結合
    部を移動可能に挟持する上方が開放されたガイド溝を有
    するガイド部を備えたことを特徴とする請求項2に記載
    のサスペンションの組付治具。
  6. 【請求項6】 上記ガイド部は、着脱自在に上記フック
    部に装着されたことを特徴とする請求項4または5に記
    載のサスペンションの組付治具。
  7. 【請求項7】 上記ガイド部は、上記ガイド溝の溝幅を
    調節する溝幅調節機構を備えたことを特徴とする請求項
    4または5に記載のサスペンションの組付治具。
  8. 【請求項8】 上記支持部は、上方が開放された断面略
    V字状に配置されて各々上記第2結合部に下方から当接
    する一対の板状の支持部材によって形成されたことを特
    徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のサスペンショ
    ンの組付治具。
  9. 【請求項9】 上記フック部は、上記治具本体の先端部
    に角度調整可能に結合されたことを特徴とする請求項1
    〜8のいずれかに記載のサスペンションの組付治具。
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