JP2003199379A - モータ制御装置 - Google Patents

モータ制御装置

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JP2003199379A
JP2003199379A JP2001400149A JP2001400149A JP2003199379A JP 2003199379 A JP2003199379 A JP 2003199379A JP 2001400149 A JP2001400149 A JP 2001400149A JP 2001400149 A JP2001400149 A JP 2001400149A JP 2003199379 A JP2003199379 A JP 2003199379A
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JP2001400149A
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English (en)
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Akishi Kameda
晃史 亀田
Hirozo Tagami
博三 田上
Koichi Yamazaki
浩一 山▲崎▼
Taro Kishibe
太郎 岸部
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のモータドライバーの電源供給回路は、
電源ケーブルを通して電源受け回路に制御電源を供給す
る。この際、電源ケーブルの長さに比例的に、電圧降下
が発生するので、電源ケーブルが長くなると、制御電源
を電源受け回路に安定的に供給することができない。電
源受け回路が安定的に許容値内の制御電源電圧(例えば
5ボルト±0.25ボルト)を受けるために対策が必要
である。 【解決手段】 本件発明は、モータ位置検出器、およ
び、一対の電線を有する電源ケーブル33によりモータ
位置検出器と接続されるモータドライバー32を有し、
モータドライバーからモータ位置検出器へ電源ケーブル
を経由して制御電源を供給し、かつ、モータ位置検出器
とモータドライバーの間で、モータ駆動のための情報を
電源ケーブルを経由して伝送するモータ制御装置におい
て、電線長対策を施し、供給電圧を、使用する電源ケー
ブルの電圧降下分だけ高く調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、産業用ロボットな
どに使用されるサーボモータの制御装置に関し、特にモ
ータ位置検出器とモータドライバーの間のモータ位置情
報の伝達に関する。
【0002】
【従来の技術】モータ制御装置は、大きく2つに分け構
成される。1つは、モータの回転位置(以後モータ位置
と言う)を検出するモータ位置検出器、もう1つは、モ
ータドライバーである。図7は、従来のモータ位置検出
器100の、構成およびモータドライバー120との接
続を示す。
【0003】モータドライバー120内の電源供給回路
121は、一対(2本)の電線を有する電源ケーブル1
18を通してモータ位置検出器100内の電源受け回路
101に電源電圧を供給する。電源受け回路101は、
供給された電源電圧をモータ位置検出器100内の各回
路に、図示しない給電線を通して給電する。モータ90
と結合する位置検出回路102はモータ位置を検出し、
モータ位置のパラレル情報を出力する。エンコード回路
103は、モータ位置のパラレル情報をシリアル情報に
変換する。モータ位置送信回路104は、モータ位置の
シリアル情報を差動形式で、一対(2本)の電線を有す
る信号ケーブル119に出力する。モータドライバー1
20内のモータ位置受信回路122は、このモータ位置
のシリアル情報を、信号ケーブル119を通して受信す
る。デコード回路123は、モータ位置のシリアル情報
をパラレル情報に変換する。モータ駆動回路140は、
かくして得たモータ位置のパラレル情報にもとづいて、
モータを駆動する。
【0004】図8は、従来のモータ制御装置の全体構
成、およびモータドライバー120内の、太線でかこん
だモータ駆動回路140の詳細を示す。モータ駆動回路
140は、位置指令形、速度指令形、およびトルク指令
形の3つに大きく分けられる。位置指令形の場合、位置
制御回路124は、モータ位置情報θと外部位置指令s
1によって位置制御を行い、内部速度指令s4を出力す
る。速度制御回路126は、微分回路125でモータ位
置情報θを微分して得た速度情報θ’と内部速度指令s
4によって速度制御を行い、内部トルク指令s5を出力
する。電流検出回路127は、モータ電流情報s6を検
出する。トルク制御回路128は、内部トルク指令s5
およびモータ位置情報θからゲートドライブ回路129
に指令を出し、パワー回路130を流れるモータ電流を
制御する。速度指令形の場合、位置制御回路124は不
要で、速度制御回路126は、速度情報θ’と外部速度
指令s2によって速度制御を行う。トルク指令形の場
合、位置制御回路124と速度制御回路126は不要
で、トルク制御回路128は、外部トルク指令s3およ
びモータ位置情報θにもとづいてモータ電流を制御す
る。
【0005】上記従来のモータ制御装置では、モータ位
置検出器とモータドライバーの間を、一対(2本)の電
線を有する電源ケーブルと、一対(2本)の電線を有す
る信号ケーブルの、合計2対(4本)の電線で接続して
いる。
【0006】このようなモータ制御装置に対して、接続
電線の本数に比例的な故障、コネクター不良などを低減
するため、モータ位置検出器とモータドライバーの間
を、一対(2本)の電線のみで接続するモータ制御装置
がある。
【0007】このモータ制御装置は、モータ位置検出
器、モータドライバー、およびモータドライバーからモ
ータ位置検出器へ電源を供給する、一対(2本)の電線
を有する電源ケーブルを備えている。モータ位置検出器
は、モータ位置のパラレル情報を変換して得たシリアル
情報を、変圧器巻線や結合コンデンサなどの交流結合の
信号結合回路を介して電源ケーブルに重畳する。重畳さ
れたシリアル情報は、電源ケーブルを経由してモータド
ライバーに伝わる。モータドライバーは、モータ位置の
シリアル情報を変圧器巻線や結合コンデンサなどの交流
結合の信号結合回路を介して受信し、パラレル情報に変
換し、このパラレル情報にもとづいてモータを駆動す
る。モータ位置情報を電源ケーブルに重畳することによ
り、モータ位置検出器とモータドライバーの間の接続電
線の本数は最少の2本である。
【0008】(従来例1)図9は、モータ制御装置の従
来例1である。一対(2本)の電線7−7を有する電源
ケーブル33は、モータドライバー32からモータ位置
検出器31へ電源を供給する。
【0009】モータ位置検出器31では、検出器側変圧
器1は信号巻線2と2つの電源巻線3a、3bを有す
る。2つの電源巻線3a、3bはそれぞれ、電源ケーブ
ル33と電源受け回路22の間を接続して電源受け通路
を構成する。モータドライバー32では、ドライバー側
変圧器4は信号巻線5と2つの電源巻線6a、6bを有
する。2つの電源巻線6a、6bはそれぞれ、電源ケー
ブル33と電源供給回路20の間を接続して電源供給通
路を構成する。また、電源供給回路20はドライバー側
の制御電源としてモータドライバー32内の各制御回路
に図示しない給電線を通して給電する。
【0010】検出器側変圧器1とドライバー側変圧器4
は、検出器側内回路基板、ドライバー側内回路基板に実
装するため、10mm角程度のE型分割フェライトコア
とボビンから構成されたSMD(surface mo
unted type)タイプを使用し、前記ボビンに
3本の電線を数回〜十数回巻き付けた構成である。3本
の電線のうち1本は信号巻線、2本は電源巻線である。
信号巻線は、伝送信号中の最長パルスが伝送できるよう
に充分に大きなインダクタンスが必要である。信号巻線
のインダクタンスを増加させるために信号巻線の電線だ
けを他の2本の電線より巻数を多くする場合もある。本
実施例では、電源巻線の2本の電線は8回巻きである
が、信号巻線の電線は16回巻きとして、例えば伝送レ
ート5Mbpsのマンチェスター符号を使用した場合、
実用上必要なレベルである40μH程度のインダクタン
スを確保している。
【0011】モータドライバー32の電源供給回路20
は、ドライバー側変圧器4の電源巻線6a、6b、電源
ケーブル33、検出器側変圧器1の電源巻線3a、3b
を通して電源受け回路22に制御電源として例えば直流
5V−0Vを供給する。電源受け回路22は、供給され
た直流電圧をモータ位置検出器31内の各制御回路に図
示しない給電線を通して給電する。
【0012】モータ位置検出器31では、位置検出回路
24は、モータ90の位置情報を構成するA相信号、B
相信号、Z相信号、および3つのCS(commuta
tion sensor)信号の6つの信号をパラレル
に出力する。エンコード回路25は、上記パラレルなモ
ータ位置情報をシリアルに変換する。すなわち、一定時
間ごとの前記6つの信号を1つのシリアル情報にまとめ
て、一対の電線で伝送できるようにする。モータ位置送
信回路13は、ラインドライバー8により、シリアルな
モータ位置情報を検出器側変圧器1の信号巻線2へ差動
形式で出力する。
【0013】従来例1では、ラインドライバー8には市
販のインターフェイス用ICを使用している。検出器側
変圧器1の信号巻線2に出力されたモータ位置情報は、
変圧器作用によって電源巻線3a、3bに伝わり、電源
電圧と重畳され、電源ケーブル33を通ってドライバー
側変圧器4の電源巻線6a、6bに伝送される。
【0014】モータドライバー32では、ラインレシー
バー9を有するモータ位置受信回路14は、ドライバー
側変圧器4の信号巻線5を通してモータ位置情報を受信
する。デコード回路26は、シリアルなモータ位置情報
をパラレルに変換する。モータ駆動回路27は、かくし
て得たパラレルなモータ位置情報にもとづいてモータを
駆動する。
【0015】従来例1では、差動形式の入力を処理する
ラインレシーバー9には市販のインターフェイス用IC
を使用している。電源受け回路22へのノイズ侵入を防
止するために、モータ位置検出器31の電源受け回路2
2と検出器側変圧器1の間で、10〜100μF程度の
コンデンサ29を線間に接続する。また、電源供給部2
0へのノイズ侵入を防止するために、モータドライバー
32の電源供給回路20とドライバー側変圧器4の間
で、10〜100μF程度のコンデンサ28を線間に接
続する。高速、高周波で信号を伝送する場合に支障とな
る伝送線間の信号の反射を防止するために、電源ケーブ
ル33とドライバー側変圧器4の間で、電源ケーブル3
3の特性インピーダンスと同じ抵抗値を有する終端抵抗
48を線間に接続する。従来例1では、終端抵抗48の
抵抗値は、電源ケーブル33の特性インピーダンスの値
と同じ100Ωである。但し、電源に直流電圧を用いて
いるため、終端抵抗48に直列にコンデンサを接続し、
信号の交流成分のみに効果がでるようにしている。抵抗
のみの場合は、抵抗の発熱があり、また、伝送波形が歪
む場合がある。
【0016】電源ケーブル33にツイストペア電線やシ
ールド付きツイストペア電線を使用することは、外来ノ
イズの除去、コモンモードノイズ耐量の向上に有効であ
る。
【0017】以上説明した図9の従来例1は、1つの信
号巻線2と2つの電源巻線3a−3bを有する検出器側
変圧器1と、1つの信号巻線5と2つの電源巻線6a−
6bを有するドライバー側変圧器4を備え、平衡伝送で
信号を伝達する。モータ制御装置が良い環境に設置され
る場合は、不平衡伝送による信号伝達が可能である。図
10は不平衡伝送の構成を示す。図10の構成は、1つ
の信号巻線72と1つの電源巻線73を有する検出器側
変圧器71と、1つの信号巻線75と1つの電源巻線7
6を有するドライバー側変圧器74を備え、不平衡伝送
によって信号を伝達する。図10の構成は、図9の構成
とくらべて小サイズかつ低コストである。
【0018】(従来例2)図11は、従来例2である。
従来例1と同じ部材には同番号を付して説明を省略す
る。本実施例のモータ制御装置は、モータドライバー3
2のデコード回路26とモータ位置検出器31のエンコ
ード回路25の間で双方向に情報の伝達を行う。
【0019】モータドライバー32は、送信と受信の両
方が可能なトランシーバ11を有する送受信回路18を
使用することにより、モータ位置受信回路と制御信号送
信回路の両方を備える。送受信回路18は常時は受信モ
ードであるが、デコード回路26からの送信モード信号
26aにより送信モードに切り替わる。デコード回路2
6は、信号送信時は送信モード信号26aを出して送受
信回路18を送信モードにするが、信号送信が終了する
と送信モード信号26aを消し、送受信回路18は受信
モードに戻る。
【0020】モータ位置検出器31は、送信と受信の両
方が可能なトランシーバ10を有する送受信回路17を
使用することにより、モータ位置送信回路と制御信号受
信回路の両方を備える。送受信回路17は常時は受信モ
ードであるが、エンコード回路25からの送信モード信
号25aにより送信モードに切り替わる。エンコード回
路25は、信号送信時は送信モード信号25aを出して
送受信回路17を送信モードにするが、信号送信が終了
すると送信モード信号25aを消し、送受信回路17は
受信モードに戻る。
【0021】トランシーバ10、11は、双方向に差動
入出力する回路であり、本実施例では市販のインターフ
ェイス用ICを使用している。さらに、信号が反射する
のを防止するため、電源ケーブル33と検出器側変圧器
1の間で、電源ケーブル33の特性インピーダンスと同
じ抵抗値を有する終端抵抗49を線間に接続する。本実
施例のモータ制御装置は、モータドライバー32とモー
タ位置検出器31の間で、モータ位置情報、検出器の動
作状態情報、モータ固有の情報、制御用のパラメータな
どさまざまな情報のやりとりが可能である。
【0022】以下に、モータ位置情報の伝達の1例を述
べる。1)デコード回路26は、図示しないタイマーが
発する制御タイミングにしたがって、送信モード信号2
6aを出して送受信回路18を送信モードに切り替え、
モータ位置情報を要求するための検出器制御信号15を
送受信回路18に出力する、2)送受信回路18は、検
出器制御信号15をドライバー側変圧器4の信号巻線5
に送信する、送信が終了するとデコード回路26は送信
モード信号26aを消し、送受信回路18は受信モード
にもどる、3)検出器制御信号15は、ドライバー側変
圧器4の信号巻線5、電源巻線6a、6b、電源ケーブ
ル33、検出器側変圧器1の電源巻線3a、3b、およ
び信号巻線2を通って送受信回路17に受信される、送
受信回路17は受信した検出器制御信号15をエンコー
ド回路25に送る、4)エンコード回路25は、送信モ
ード信号25aを出して送受信回路17を送信モードに
切り替え、その時点のシリアルなモータ位置情報を送受
信回路17に出力する、5)送受信回路17は、シリア
ルなモータ位置情報を検出器側変圧器1の信号巻線2に
送信する、送信が終了するとエンコード回路25は送信
モード信号25aを消し、送受信回路17は受信モード
にもどる、6)シリアルなモータ位置情報は、検出器側
変圧器1の信号巻線2、電源巻線3a、3b、電源ケー
ブル33、ドライバー側変圧器4の電源巻線6a、6
b、および信号巻線5を通って送受信回路18で受信さ
れる、送受信回路18は受信したシリアルなモータ位置
情報をデコード回路26に送る、7)デコード回路26
は、シリアルなモータ位置情報をパラレルデータに変換
し、モータ駆動回路27に出力する、8)モータ駆動回
路27は、かくして得たモータ位置情報にもとづいてモ
ータを制御する。
【0023】(従来例3)図12は、モータ制御装置の
従来例3である。他の従来例と同じ部材には同番号を付
している。一対(2本)の電線7−7を有する電源ケー
ブル33は、モータドライバー32からモータ位置検出
器31へ電源を供給する。
【0024】モータ位置検出器31では、検出器側チョ
ークコイル41の2つの巻線40aと40bはそれぞ
れ、電源ケーブル33と電源受け回路22の間を接続し
て電源受け通路を構成する。また、電源供給回路20は
ドライバー側の制御電源としてモータドライバー32内
の各制御回路に図示しない給電線を通して給電する。信
号伝送用の2つの検出器側結合コンデンサ44a、44
bはそれぞれ、一端を電源ケーブル33と検出器側チョ
ークコイル41の間に結合する。結合コンデンサ44
a、44bは、伝送信号中の最長パルスが伝送できるよ
うに充分に大きな容量を有する。検出器側チョークコイ
ル41は、伝送信号を電源受け回路22と交流的に絶縁
するように充分に大きなインダクタンスを有する。モー
タドライバー32では、ドライバー側チョークコイル4
3の2つの巻線42a、42bはそれぞれ、電源供給回
路20と電源ケーブル33の間を接続して電源供給通路
を構成する。信号伝送用の2つのドライバー側結合コン
デンサ45a、45bはそれぞれ、一端を電源ケーブル
33とドライバー側チョークコイル43の間に結合す
る。結合コンデンサ45a、45bは、伝送信号中の最
長パルスが伝送できるように充分に大きな容量を有す
る。ドライバー側チョークコイル43は、伝送信号を電
源供給回路20と交流的に絶縁するように充分に大きな
インダクタンスを有する。モータドライバー32の電源
供給回路20は、ドライバー側チョークコイル43、電
源ケーブル33、検出器側チョークコイル41を通して
電源受け回路22に制御電源として例えば直流5V−0
Vを供給する。電源受け回路22は、供給された直流電
圧をモータ位置検出器31内の各制御回路に、図示しな
い給電線を通して給電する。
【0025】モータ位置検出器31では、位置検出回路
24は、モータ90の位置情報を構成するA相信号、B
相信号、Z相信号、および3つのCS信号の6つの信号
をパラレルに出力する。エンコード回路25は、上記パ
ラレルなモータ位置情報をシリアルに変換する。すなわ
ち、一定時間ごとの前記6つの信号を1つのシリアル情
報にまとめて、一対の電線で伝送できるようにする。モ
ータ位置送信回路13は、ラインドライバー8により、
シリアルなモータ位置情報を検出器側結合コンデンサ4
4a、44bへ差動形式で出力する。本実施例では、ラ
インドライバー8には市販のインターフェイス用ICを
使用している。検出器側結合コンデンサ44a、44b
に出力されたモータ位置情報は、検出器側チョークコイ
ル41によって電源受け回路22へ流れるのを妨げら
れ、静電誘導作用によって電源ケーブルに重畳される。
電源ケーブルを介してモータドライバー32に達したモ
ータ位置情報は、ドライバー側チョークコイル43によ
って電源供給回路20へ流れるのを妨げられる。ライン
レシーバー9を有するモータ位置受信回路14は、ドラ
イバー側結合コンデンサ45a、45bを通してモータ
位置情報を受信する。デコード回路26は、シリアルな
モータ位置情報をパラレルに変換する。モータ駆動回路
27は、かくして得たパラレルなモータ位置情報にもと
づいてモータを駆動する。本実施例では、差動形式の入
力を処理するラインレシーバー9には市販のインターフ
ェイス用ICを使用している。電源受け回路22へのノ
イズ侵入を防止するために、検出器側チョークコイル4
1と電源受け回路22の間で、10〜100μF程度の
コンデンサ29を線間に接続する。電源供給回路20へ
のノイズ侵入を防止するために、ドライバー側チョーク
コイル43と電源供給回路20の間で、10〜100μ
F程度のコンデンサ28を線間に接続する。また、高
速、高周波で信号を伝送する場合に支障となる伝送線間
の信号の反射を防止するために、ドライバー側チョーク
コイル43と電源ケーブル33の間で、電源ケーブル3
3の特性インピーダンスと同じ抵抗値を有する終端抵抗
48を線間に接続する。本実施例では、終端抵抗48の
抵抗値は、電源ケーブル33の特性インピーダンスの値
と同じ100Ωである。但し、電源に直流電圧を用いて
いるため、終端抵抗48に直列にコンデンサを接続し、
信号の交流成分のみに効果がでるようにしている。抵抗
のみの場合は、抵抗の発熱があり、また、伝送波形が歪
む場合がある。電源ケーブル33にツイストペア電線や
シールド付きツイストペア電線を使用することは、外来
ノイズの除去、コモンモードノイズ耐量の向上に有効で
ある。なお、チョークコイルの鉄心として、リング状の
フェライトコアや角型の分割型フェライトコアが使用可
能である。
【0026】以上説明した図12の従来例は、2つの巻
線40a−40bを有する検出器側チョークコイル4
1、2つの巻線42a−42bを有するドライバー側チ
ョークコイル43、2つの検出器側結合コンデンサ44
a−44b、および2つのドライバー側結合コンデンサ
45a−45bを有し、平衡伝送で信号を伝達する。モ
ータ制御装置が良い環境に設置される場合は、不平衡伝
送による信号伝達が可能である。図13は不平衡電送の
構成を示す。図13において、他の従来例と同じ部材に
は同番号を付して説明を省略する。図13の構成は、1
つの巻線81を有する検出器側チョークコイル80、1
つの巻線83を有するドライバー側チョークコイル8
2、1つの検出器側結合コンデンサ84、および1つの
ドライバー側結合コンデンサ85、信号出力素子8を有
するモータ位置送信回路13、信号受信素子9を有する
モータ位置受信回路14を有し、不平衡伝送によって信
号を伝達する。図13の構成は、図12の構成とくらべ
て小サイズかつ低コストである。
【0027】(従来例4)図14は、従来例4である。
他の従来例と同じ部材には同番号を付して説明を省略す
る。従来例4のモータ制御装置は、従来例2と同様にモ
ータドライバー32とモータ位置検出器31の間で双方
向に情報の伝達ができる。
【0028】モータドライバー32は、モータ位置情報
を要求するための検出器制御信号をモータ位置検出器3
1へ送信する制御信号送信回路をさらに備えている。具
体的には、モータドライバー32は、送信と受信の両方
が可能なトランシーバ11を有する送受信回路18を使
用することにより、モータ位置受信回路と制御信号送信
回路の両方を備える。
【0029】モータ位置検出器31は、制御信号送信回
路をさらに備えている。具体的には、モータ位置検出器
31は、受信の両方が可能なトランシーバ10を有する
送受信回路17を使用することにより、モータ位置送信
回路と制御信号受信回路の両方を備える。
【0030】トランシーバ10、11は、双方向に差動
入出力する回路であり、本実施例では市販のインターフ
ェイス用ICを使用している。さらに、信号が反射する
のを防止するため、電源ケーブル33と検出器側チョー
クコイル41の間で、電源ケーブル33の特性インピー
ダンスと同じ抵抗値を有する終端抵抗49を線間に接続
する。送受信回路18内の制御信号送信回路は、モータ
位置情報を要求するための検出器制御信号15を、ドラ
イバー側結合コンデンサ45a、45bに出力する。検
出器制御信号15は、電源ケーブル33と検出器側結合
コンデンサ44a、44bを経由して、送受信回路17
内の制御信号受信回路で受信される。
【0031】(従来例5)図15は、本発明のモータ制
御装置の従来例5である。他の従来例と同じ部材には同
番号を付している。一対(2本)の電線7−7を有する
電源ケーブル33は、モータドライバー32からモータ
位置検出器31へ電源を供給する。
【0032】モータ位置検出器31では、検出器側チョ
ークコイル41の2つの巻線40aと40bはそれぞ
れ、電源ケーブル33と電源受け回路部22の間を接続
して電源受け通路を構成する。信号伝送用の2つの検出
器側結合コンデンサ44a、44bはそれぞれ、一端を
電源ケーブル33と検出器側チョークコイル41の間に
結合する。結合コンデンサ44a、44bは、伝送信号
中の最長パルスが伝送できるように充分に大きな容量を
有する。検出器側チョークコイル41は、伝送信号を電
源受け回路22と交流的に絶縁するように充分に大きな
インダクタンスを有する。
【0033】モータドライバー32では、ドライバー側
変圧器4は信号巻線5と2つの電源巻線6a、6bを有
する。2つの電源巻線6a、6bはそれぞれ、電源ケー
ブル33と電源供給回路20の間を接続して電源供給通
路を構成する。また、電源供給回路20はドライバー側
の制御電源としてモータドライバー32内の各制御回路
に図示しない給電線を通して給電する。
【0034】ドライバー側変圧器4は、ドライバー側内
回路基板に実装するため、10mm角程度のE型分割フ
ェライトコアとボビンから構成されたSMD(surf
ace mounted type)タイプを使用し、
前記ボビンに3本の電線を数回巻き付けた構成である。
3本の電線のうち1本は信号巻線5、2本は電源巻線6
a、6bである。信号巻線5は、伝送信号中の最長パル
スが伝送できるように充分に大きなインダクタンスが必
要である。信号巻線5のインダクタンスを増加させるた
めに信号巻線の電線だけを他の2本の電線より巻数を多
くする場合もある。本実施例では、電源巻線6a、6b
の2本の電線は8回巻きであるが、信号巻線5の電線は
16回巻きとして、例えば伝送レート5Mbpsのマン
チェスター符号を使用した場合、実用上必要なレベルで
ある40μH程度のインダクタンスを確保している。
【0035】モータドライバー32の電源供給回路20
は、ドライバー側変圧器4の電源巻線6a、6b、電源
ケーブル33、検出器側チョークコイル41を通して電
源受け回路22に制御電源として例えば直流5V−0V
を供給する。電源受け回路22は、供給された直流電圧
をモータ位置検出器31内の各制御回路に、図示しない
給電線を通して給電する。モータ位置検出器31では、
位置検出回路24は、モータ90の位置情報を構成する
A相信号、B相信号、Z相信号、および3つのCS信号
の6つの信号をパラレルに出力する。エンコード回路2
5は、上記パラレルなモータ位置情報をシリアルに変換
する。すなわち、一定時間ごとの前記6つの信号を1つ
のシリアル情報にまとめて、一対の電線で伝送できるよ
うにする。モータ位置送信回路13は、ラインドライバ
ー8により、シリアルなモータ位置情報を検出器側結合
コンデンサ44a、44bへ差動形式で出力する。本実
施例では、ラインドライバー8には市販のインターフェ
イス用ICを使用している。検出器側結合コンデンサ4
4a、44bに出力されたモータ位置情報は、検出器側
チョークコイル41によって電源受け回路22へ流れる
のを妨げられ、静電誘導作用によって電源ケーブルに重
畳され、ドライバー側変圧器4の電源巻線6a、6bに
伝達される。ラインレシーバー9を有するモータ位置受
信回路14は、ドライバー側変圧器4の信号巻線5を通
してモータ位置情報を受信する。デコード回路26は、
シリアルなモータ位置情報をパラレルに変換する。モー
タ駆動回路27は、かくして得たパラレルなモータ位置
情報にもとづいてモータを駆動する。
【0036】従来例5では、差動形式の入力を処理する
ラインレシーバー9には市販のインターフェイス用IC
を使用している。
【0037】電源受け回路22へのノイズ侵入を防止す
るために、検出器側チョークコイル41と電源受け回路
22の間で、10〜100μF程度のコンデンサ29を
線間に接続する。電源供給回路20へのノイズ侵入を防
止するために、ドライバー側変圧器4と電源供給回路2
0の間で、10〜100μF程度のコンデンサ28を線
間に接続する。また、高速、高周波で信号を伝送する場
合に支障となる伝送線間の信号の反射を防止するため
に、ドライバー側変圧器4と電源ケーブル33の間で、
電源ケーブル33の特性インピーダンスと同じ抵抗値を
有する終端抵抗48を線間に接続する。本実施例では、
終端抵抗48の抵抗値は、電源ケーブル33の特性イン
ピーダンスの値と同じ100Ωである。但し、電源に直
流電圧を用いているため、終端抵抗48に直列にコンデ
ンサを接続し、信号の交流成分のみに効果がでるように
している。抵抗のみの場合は、抵抗の発熱があり、ま
た、伝送波形が歪む場合がある。電源ケーブル33にツ
イストペア電線やシールド付きツイストペア電線を使用
することは、外来ノイズの除去、コモンモードノイズ耐
量の向上に有効である。
【0038】なお、チョークコイルの鉄心として、リン
グ状のフェライトコアや角型の分割型フェライトコアが
使用可能である。
【0039】以上説明した図15の従来例は、2つの巻
線40a−40bを有する検出器側チョークコイル4
1、2つの検出器側結合コンデンサ44a−44b、お
よび1つの信号巻線5と2つの電源巻線6a−6bを有
するドライバー側変圧器4を備え、平衡伝送で信号を伝
達する。モータ制御装置が良い環境に設置される場合
は、不平衡伝送による信号伝達が可能である。図16は
不平衡電送の構成を示す。図16において、他の従来例
と同じ部材には同番号を付して説明を省略する。図16
の構成は、1つの巻線81を有する検出器側チョークコ
イル80、1つの検出器側結合コンデンサ84、信号出
力素子8を有するモータ位置送信回路13、および1つ
の信号巻線75と1つの電源巻線76を有するドライバ
ー側変圧器74を備え、不平衡伝送によって信号を伝達
する。図16の構成は、図15の構成とくらべて小サイ
ズかつ低コストである。
【0040】(従来例6)図17は、本発明の従来例6
である。他の従来例6と同じ部材には同番号を付して説
明を省略する。本実施例のモータ制御装置は、第2実施
例と同様にモータドライバー32とモータ位置検出器3
1の間で双方向に情報の伝達ができる。
【0041】モータドライバー32は、モータ位置情報
を要求するための検出器制御信号をモータ位置検出器3
1へ送信する制御信号送信回路をさらに備えている。具
体的には、モータドライバー32は、送信と受信の両方
が可能なトランシーバ11を有する送受信回路18を使
用することにより、モータ位置受信回路と制御信号送信
回路の両方を備える。モータ位置検出器31は、制御信
号受信回路をさらに備えている。具体的には、モータ位
置検出器31は、送信と受信の両方が可能なトランシー
バ10を有する送受信回路17を使用することにより、
モータ位置送信回路と制御信号受信回路の両方を備え
る。
【0042】トランシーバ10、11は、双方向に差動
入出力する回路であり、本実施例では市販のインターフ
ェイス用ICを使用している。さらに、信号が反射する
のを防止するため、電源ケーブル33と検出器側チョー
クコイル41の間で、電源ケーブル33の特性インピー
ダンスと同じ抵抗値を有する終端抵抗49を線間に接続
する。送受信回路18内の制御信号送信回路は、モータ
位置情報を要求するための検出器制御信号15を、ドラ
イバー側変圧器4の信号巻線5に出力する。検出器制御
信号15は、電源ケーブル33と検出器側結合コンデン
サ44a、44bを経由して、送受信回路17内の制御
信号受信回路で受信される。
【0043】(従来例7)図18は、モータ制御装置の
従来例7である。他の従来例と同じ部材には同番号を付
している。一対(2本)の電線7−7を有する電源ケー
ブル33は、モータドライバー32からモータ位置検出
器31へ電源電圧を供給する。
【0044】モータ位置検出器31では、検出器側変圧
器1は信号巻線2と2つの電源巻線3a、3bを有す
る。2つの電源巻線3a、3bはそれぞれ、電源ケーブ
ル33と電源受け回路22の間を接続して電源受け通路
を構成する。
【0045】検出器側変圧器1は、検出器側内回路基板
に実装するため、10mm角程度のE型分割フェライト
コアとボビンから構成されたSMD(surface
mounted type)タイプを使用し、前記ボビ
ンに3本の電線を数回巻き付けた構成である。3本の電
線のうち1本は信号巻線2、2本は電源巻線3a、3b
である。信号巻線2は、伝送信号中の最長パルスが伝送
できるように充分に大きなインダクタンスが必要であ
る。信号巻線2のインダクタンスを増加させるために信
号巻線の電線だけを他の2本の電線より巻数を多くする
場合もある。本実施例では、電源巻線3a、3bの2本
の電線は8回巻きであるが、信号巻線2の電線は16回
巻きとして、例えば伝送レート5Mbpsのマンチェス
ター符号を使用した場合、実用上必要なレベルである4
0μH程度のインダクタンスを確保している。
【0046】モータドライバー32では、ドライバー側
チョークコイル43の2つの巻線42a、42bはそれ
ぞれ、電源供給回路20と電源ケーブル33の間を接続
して電源供給通路を構成する。また、電源供給回路20
はドライバー側の制御電源としてモータドライバー32
内の各制御回路に図示しない給電線を通して給電する。
信号伝送用の2つのドライバー側結合コンデンサ45
a、45bはそれぞれ、一端を電源ケーブル33とドラ
イバー側チョークコイル43の間に結合する。結合コン
デンサ45a、45bは、伝送信号中の最長パルスが伝
送できるように充分に大きな容量を有する。ドライバー
側チョークコイル43は、伝送信号を電源供給回路20
と交流的に絶縁するように充分に大きなインダクタンス
を有する。
【0047】モータドライバー32の電源供給回路20
は、ドライバー側チョークコイル43、電源ケーブル3
3、検出器側変圧器1の電源巻線3a、3bを通して電
源受け回路22に制御電源として例えば直流5V−0V
を供給する。電源受け回路22は、供給された直流電圧
をモータ位置検出器31内の各制御回路に、図示しない
給電線を通して給電する。
【0048】モータ位置検出器31では、位置検出回路
24は、モータ90の位置情報を構成するA相信号、B
相信号、Z相信号、および3つのCS信号の6つの信号
をパラレルに出力する。エンコード回路25は、上記パ
ラレルなモータ位置情報をシリアルに変換する。すなわ
ち、一定時間ごとの前記6つの信号を1つのシリアル情
報にまとめて、一対の電線で伝送できるようにする。モ
ータ位置送信回路13は、ラインドライバー8により、
シリアルなモータ位置情報を検出器側変圧器1の信号巻
線2へ差動形式で出力する。従来例7は、ラインドライ
バー8には市販のインターフェイス用ICを使用してい
る。検出器側変圧器1の信号巻線2に出力されたモータ
位置情報は、変圧器作用によって電源巻線3a、3bに
伝わり、電源電圧と重畳され、電源ケーブル33を通っ
てモータドライバー32に伝送される。
【0049】モータドライバー32では、ラインレシー
バー9を有するモータ位置受信回路14は、ドライバー
側結合コンデンサ45a、45bを通してモータ位置情
報を受信する。デコード回路26は、シリアルなモータ
位置情報をパラレルに変換する。モータ駆動回路27
は、かくして得たパラレルなモータ位置情報にもとづい
てモータを駆動する。本実施例では、差動形式の入力を
処理するラインレシーバー9には市販のインターフェイ
ス用ICを使用している。電源受け回路22へのノイズ
侵入を防止するために、モータ位置検出器31の電源受
け回路22と検出器側変圧器1の間で、10〜100μ
F程度のコンデンサ29を線間に接続する。また、電源
供給回路20へのノイズ侵入を防止するために、モータ
ドライバー32の電源供給回路20とドライバー側チョ
ークコイル43の間で、10〜100μF程度のコンデ
ンサ28を線間に接続する。
【0050】高速、高周波で信号を伝送する場合に支障
となる伝送線間の信号の反射を防止するために、電源ケ
ーブル33とドライバー側チョークコイル43の間で、
電源ケーブル33の特性インピーダンスと同じ抵抗値を
有する終端抵抗48を線間に接続する。本実施例では、
終端抵抗48の抵抗値は、電源ケーブル33の特性イン
ピーダンスの値と同じ100Ωである。但し、電源に直
流電圧を用いているため、終端抵抗48に直列にコンデ
ンサを接続し、信号の交流成分のみに効果がでるように
している。抵抗のみの場合は、抵抗の発熱があり、ま
た、伝送波形が歪む場合がある。
【0051】電源ケーブル33にツイストペア電線やシ
ールド付きツイストペア電線を使用することは、外来ノ
イズの除去、コモンモードノイズ耐量の向上に有効であ
る。
【0052】なお、チョークコイルの鉄心として、リン
グ状のフェライトコアや角型の分割型フェライトコアが
使用可能である。
【0053】以上説明した図18の従来例は、1つの信
号巻線2と2つの電源巻線3a−3bを有する検出器側
変圧器1、2つの巻線42a−42bを有するドライバ
ー側チョークコイル43、および2つのドライバー側結
合コンデンサ45a−45bを備え、平衡伝送で信号を
伝達する。モータ制御装置が良い環境に設置される場合
は、不平衡伝送による信号伝達が可能である。図19は
不平衡電送の構成を示す。図19において、他の従来例
と同じ部材には同番号を付して説明を省略する。図19
の構成は、1つの信号巻線72と1つの電源巻線73を
有する検出器側変圧器71、1つの巻線83を有する検
出器側チョークコイル82、および1つのドライバー側
結合コンデンサ85、信号受信回路9を有するモータ位
置受信素子14を備え、不平衡伝送によって信号を伝達
する。図19の構成は、図18の構成とくらべて小サイ
ズかつ低コストである。
【0054】(従来例8)図20は、従来例8である。
他の従来例と同じ部材には同番号を付して説明を省略す
る。本実施例のモータ制御装置は、第2実施例と同様に
モータドライバー32とモータ位置検出器31の間で双
方向に情報の伝達ができる。
【0055】モータドライバー32は、モータ位置情報
を要求するための検出器制御信号をモータ位置検出器3
1へ送信する制御信号送信回路をさらに備えている。具
体的には、モータドライバー32は、送信と受信の両方
が可能なトランシーバ11を有する送受信回路18を使
用することにより、モータ位置受信回路と制御信号送信
回路の両方を備える。モータ位置検出器31は、制御信
号受信回路をさらに備えている。具体的には、モータ位
置検出器31は、送信と受信の両方が可能なトランシー
バ10を有する送受信回路17を使用することにより、
モータ位置送信回路と制御信号受信回路の両方を備え
る。
【0056】トランシーバ10、11は、双方向に差動
入出力する回路であり、従来例8では市販のインターフ
ェイス用ICを使用している。さらに、信号が反射する
のを防止するため、電源ケーブル33と検出器側変圧器
1の間で、電源ケーブル33の特性インピーダンスと同
じ抵抗値を有する終端抵抗49を線間に接続する。送受
信回路18内の制御信号送信回路は、モータ位置情報を
要求するための検出器制御信号15を、ドライバー側結
合コンデンサ45a、45bに出力する。検出器制御信
号15は、電源ケーブル33と検出器側変圧器1の信号
巻線2を経由して、送受信回路17内の制御信号受信回
路で受信される。
【0057】
【発明が解決しようとする課題】従来のモータドライバ
ーの電源供給回路は、電源ケーブルを通して電源受け回
路に制御電源を供給する。この際、電源ケーブルの長さ
に比例的に、電圧降下が発生するので、電源ケーブルが
長くなると、制御電源を電源受け回路に安定的に供給す
ることができない。電源受け回路が安定的に許容値内の
制御電源電圧(例えば5ボルト±0.25ボルト)を受
けるために対策が必要である。
【0058】電源ケーブルと信号伝送用ケーブルを別個
の伝送線としていた従来の方法では、電源ケーブルが2
本、信号伝送用ケーブルが2本の合計4本の電線を使用
してのエンコーダ信号の伝送が最も電線の少ない方法で
あった。この方法では電源ケーブルと信号伝送用ケーブ
ルが別個のため、モータとモータドライバ間が遠い場合
にはモータの近くに直流電源を配置し、検出器の電源受
け回路に電源を供給することができた。
【0059】本発明はモータドライバとモータ位置検出
器の間を2本一対の電源ケーブルで接続し検出器に電源
を供給すると共に、電源ケーブルに信号を重畳し、伝送
する。このため、電源ケーブルの接続端子が信号の端子
でもあり、前述のようにモータの近くに直流電源を配置
し供給するために、同端子を使用することはできない。
【0060】本件発明は、このような課題に鑑み電源ケ
ーブルが長くなっても安定的した制御電源を供給できる
モータ制御装置を提供することを目的とする。
【0061】
【課題を解決するための手段】本件発明は、モータ位置
検出器、および、一対の電線を有する電源ケーブルによ
りモータ位置検出器と接続されるモータドライバーを有
し、モータドライバーからモータ位置検出器へ電源ケー
ブルを経由して制御電源を供給し、かつ、モータ位置検
出器とモータドライバーの間で、モータ駆動のための情
報を電源ケーブルを経由して伝送するモータ制御装置で
あって、上記モータ位置検出器は、電源受け部、電源ケ
ーブルと電源受け部の間を接続する電源受け通路、電源
受け通路と交流結合する検出器側信号結合回路、モータ
位置のパラレル情報を出力するモータ位置検出回路、モ
ータ位置のパラレル情報をシリアル情報に変換するエン
コード回路、および、モータ位置のシリアル情報を検出
器側信号結合回路に出力するモータ位置送信回路を備
え、上記モータドライバーは、電源供給部、電源供給部
と電源ケーブルの間を接続する電源供給通路、電源供給
通路と交流結合するドライバー側信号結合回路、モータ
位置のシリアル情報をドライバー側信号結合回路から受
けるモータ位置受信回路、モータ位置のシリアル情報を
パラレル情報に変換するデコード回路、供給電源の電圧
を調整する回路、および、かくして得られたモータ位置
のパラレル情報にもとづいてモータを駆動するモータ駆
動回路を備えた構成であり、電源供給部に供給電源の電
圧を調整回路を備え、供給電圧を、使用する電源ケーブ
ルの電圧降下分だけ高く調整する。
【0062】
【発明の実施の形態】本件発明は、モータ位置検出器、
および、一対の電線を有する電源ケーブルによりモータ
位置検出器と接続されるモータドライバーを有し、モー
タドライバーからモータ位置検出器へ電源ケーブルを経
由して制御電源を供給し、かつ、モータ位置検出器とモ
ータドライバーの間で、モータ駆動のための情報を電源
ケーブルを経由して伝送するモータ制御装置であって、
上記モータ位置検出器は、電源受け部、電源ケーブルと
電源受け部の間を接続する電源受け通路、電源受け通路
と交流結合する検出器側信号結合回路、モータ位置のパ
ラレル情報を出力するモータ位置検出回路、モータ位置
のパラレル情報をシリアル情報に変換するエンコード回
路、および、モータ位置のシリアル情報を検出器側信号
結合回路に出力するモータ位置送信回路を備え、上記モ
ータドライバーは、電源供給部、電源供給部と電源ケー
ブルの間を接続する電源供給通路、電源供給通路と交流
結合するドライバー側信号結合回路、モータ位置のシリ
アル情報をドライバー側信号結合回路から受けるモータ
位置受信回路、モータ位置のシリアル情報をパラレル情
報に変換するデコード回路、供給電源の電圧を調整する
回路、および、かくして得られたモータ位置のパラレル
情報にもとづいてモータを駆動するモータ駆動回路を備
えた構成である。
【0063】また、本件発明は、モータ位置検出器、お
よび、一対の電線を有する電源ケーブルによりモータ位
置検出器と接続されるモータドライバーを有し、モータ
ドライバーからモータ位置検出器へ電源ケーブルを経由
して制御電源を供給し、かつ、モータ位置検出器とモー
タドライバーの間で、モータ駆動のための情報を電源ケ
ーブルを経由して伝送するモータ制御装置であって、上
記モータ位置検出器は、電源受け部、受けた電圧を降圧
・定電圧化する電圧レギュレータ回路、電源ケーブルと
電源受け部の間を接続する電源受け通路、電源受け通路
と交流結合する検出器側信号結合回路、モータ位置のパ
ラレル情報を出力するモータ位置検出回路、モータ位置
のパラレル情報をシリアル情報に変換するエンコード回
路、および、モータ位置のシリアル情報を検出器側信号
結合回路に出力するモータ位置送信回路を備え、上記モ
ータドライバーは、電源供給部、電源供給部と電源ケー
ブルの間を接続する電源供給通路、電源供給通路と交流
結合するドライバー側信号結合回路、モータ位置のシリ
アル情報をドライバー側信号結合回路から受けるモータ
位置受信回路、モータ位置のシリアル情報をパラレル情
報に変換するデコード回路、および、かくして得られた
モータ位置のパラレル情報にもとづいてモータを駆動す
るモータ駆動回路を備えた構成である。
【0064】また、本件発明は、モータ位置検出器、お
よび、一対の電線を有する電源ケーブルによりモータ位
置検出器と接続されるモータドライバーを有し、モータ
ドライバーからモータ位置検出器へ電源ケーブルを経由
して制御電源を供給し、かつ、モータ位置検出器とモー
タドライバーの間で、モータ駆動のための情報を電源ケ
ーブルを経由して伝送するモータ制御装置であって、上
記モータ位置検出器は、電源受け部、受けた電圧を昇圧
・定電圧化する電圧レギュレータ回路、電源ケーブルと
電源受け部の間を接続する電源受け通路、電源受け通路
と交流結合する検出器側信号結合回路、モータ位置のパ
ラレル情報を出力するモータ位置検出回路、モータ位置
のパラレル情報をシリアル情報に変換するエンコード回
路、および、モータ位置のシリアル情報を検出器側信号
結合回路に出力するモータ位置送信回路を備え、上記モ
ータドライバーは、電源供給部、電源供給部と電源ケー
ブルの間を接続する電源供給通路、電源供給通路と交流
結合するドライバー側信号結合回路、モータ位置のシリ
アル情報をドライバー側信号結合回路から受けるモータ
位置受信回路、モータ位置のシリアル情報をパラレル情
報に変換するデコード回路、および、かくして得られた
モータ位置のパラレル情報にもとづいてモータを駆動す
るモータ駆動回路を備えた構成である。また、本件発明
は、モータ位置検出器、および、一対の電線を有する電
源ケーブルによりモータ位置検出器と接続されるモータ
ドライバーを有し、モータドライバーからモータ位置検
出器へ電源ケーブルを経由して制御電源を供給し、か
つ、モータ位置検出器とモータドライバーの間で、モー
タ駆動のための情報を電源ケーブルを経由して伝送する
モータ制御装置であって、上記モータ位置検出器は、電
源受け部、電源ケーブルと電源受け部の間を接続する電
源受け通路、電源受け通路と交流結合する検出器側信号
結合回路、モータ位置のパラレル情報を出力するモータ
位置検出回路、モータ位置のパラレル情報をシリアル情
報に変換するエンコード回路、モータ位置のシリアル情
報を検出器側信号結合回路に出力するモータ位置送信回
路、および電源ケーブルを複数接続可能とする端子を備
え、上記モータドライバーは、電源供給部、電源供給部
と電源ケーブルの間を接続する電源供給通路、電源供給
通路と交流結合するドライバー側信号結合回路、モータ
位置のシリアル情報をドライバー側信号結合回路から受
けるモータ位置受信回路、モータ位置のシリアル情報を
パラレル情報に変換するデコード回路、かくして得られ
たモータ位置のパラレル情報にもとづいてモータを駆動
するモータ駆動回路および電源ケーブルを複数接続可能
とする端子を備えた構成である。
【0065】また、本件発明は、モータ位置検出器、お
よび、一対の電線を有する電源ケーブルによりモータ位
置検出器と接続されるモータドライバーを有し、モータ
ドライバーからモータ位置検出器へ電源ケーブルを経由
して制御電源を供給し、かつ、モータ位置検出器とモー
タドライバーの間で、モータ駆動のための情報を電源ケ
ーブルを経由して伝送するモータ制御装置であって、上
記モータ位置検出器は、電源受け部、電源ケーブルと電
源受け部の間を接続する電源受け通路、電源受け通路と
交流結合する検出器側信号結合回路、モータ位置のパラ
レル情報を出力するモータ位置検出回路、モータ位置の
パラレル情報をシリアル情報に変換するエンコード回
路、モータ位置のシリアル情報を検出器側信号結合回路
に出力するモータ位置送信回路、および外部電源を接続
する端子を備え、上記モータドライバーは、電源供給
部、電源供給部と電源ケーブルの間を接続する電源供給
通路、電源供給通路と交流結合するドライバー側信号結
合回路、モータ位置のシリアル情報をドライバー側信号
結合回路から受けるモータ位置受信回路、モータ位置の
シリアル情報をパラレル情報に変換するデコード回路、
および、かくして得られたモータ位置のパラレル情報に
もとづいてモータを駆動するモータ駆動回路を備え構成
である。
【0066】また、本件発明は、モータ位置検出器、お
よび、一対の電線を有する電源ケーブルによりモータ位
置検出器と接続されるモータドライバーを有し、モータ
ドライバーからモータ位置検出器へ電源ケーブルを経由
して制御電源を供給し、かつ、モータ位置検出器とモー
タドライバーの間で、モータ駆動のための情報を電源ケ
ーブルを経由して伝送するモータ制御装置であって、上
記モータ位置検出器は、電源受け部、電源ケーブルと電
源受け部の間を接続する電源受け通路、電源受け通路と
交流結合する検出器側信号結合回路、モータ位置のパラ
レル情報を出力するモータ位置検出回路、モータ位置の
パラレル情報をシリアル情報に変換するエンコード回
路、モータ位置のシリアル情報を検出器側信号結合回路
に出力するモータ位置送信回路、および、外部電源を接
続する端子を備え、上記モータドライバーは、電源供給
部、電源供給部と電源ケーブルの間を接続する電源供給
通路、電源供給通路と交流結合するドライバー側信号結
合回路、モータ位置のシリアル情報をドライバー側信号
結合回路から受けるモータ位置受信回路、モータ位置の
シリアル情報をパラレル情報に変換するデコード回路、
かくして得られたモータ位置のパラレル情報にもとづい
てモータを駆動するモータ駆動回路、および、電源供給
部からの出力線の切断部とその出力線切断部に取り付け
られて出力線をつなぐ短絡部材を備えた構成である。
【0067】
【実施例】図1〜図5には、本発明のモータ制御装置の
実施例を示す。従来例と同じ部材には同番号を付してい
る。本実施例は、従来例の電源供給回路20と電源受け
回路22の構成の改良に関する。
【0068】図1〜図5において、検出器側信号結合回
路61およびドライバー側信号結合回路62は、従来例
に記載されている変圧器、またはチョークコイルと結合
コンデンサを表している。モータ位置検出器31および
モータドライバー32内のその他の部材は、図面から省
略しているが、従来例と同じである。
【0069】モータドライバー32の電源供給回路20
は、電源ケーブル33を通して電源受け回路22に制御
電源として例えば直流5ボルトを供給する。この際、電
源ケーブル33の長さに比例的に、電圧降下が発生する
ので、電源受け回路22が安定的に5ボルトを受けるた
めに対策が必要である。下記の対策の1つまたはいくつ
かを採用する。
【0070】(1)図1に示すように、電源供給回路2
0に供給電圧調整回路63を備え、供給電圧を、使用す
る電源ケーブル33の電圧降下分だけ高く調整する。例
えばモータ位置検出器31内部で使用する電源電圧が5
ボルトであり、使用する電源ケーブル33による電圧効
果が2ボルトならば、電源供給回路20の出力電圧を7
ボルトに調整することで、電源受け回路22は5ボルト
の電圧を受電する。
【0071】(2)図2に示すように、電源受け回路2
2に電圧レギュレータ64を備える。電源供給回路20
は、許可する最長の電源ケーブル33に対応する高い供
給電圧を出力し、電圧レギュレータ64は、受けた供給
電圧を5ボルトに定電圧化する。電圧レギュレータ64
は降圧レギュレータで、例えば3端子シリーズレギュレ
ータのような安価なICを中心に構成される。
【0072】(3)図2に示すように、電源受け回路2
2に電圧レギュレータ64を備える。電源供給回路20
は、モータ位置検出器31内の各制御回路に必要な電圧
を出力し、電源ケーブル33が短い場合にはそのままの
電圧で使用し、電源ケーブルが長い場合には電圧レギュ
レータ64は、受けた供給電圧を昇圧・制御し、各制御
回路に必要な電圧に定電圧化する。電圧レギュレータ6
4は昇圧レギュレータで、例えば昇圧チョッパ方式が用
いられる。
【0073】(4)図3に示すように、複数本の電源ケ
ーブル33を並列に使用して、電圧降下を小さくする。
モータドライバー32及びモータ位置検出器31は複数
本の電源ケーブル33を接続できる端子を有する。ケー
ブル長が短い場合には1本の電源ケーブルを使用する
が、ケーブル長が長い場合には複数本の電源ケーブルを
使用する。
【0074】(5)図4に示すように、電源受け回路2
2は、電源供給回路20と外部電源65の両方から給電
を受ける。モータ位置検出器31は外部電源65を接続
するための端子を有する。ケーブル長が短い場合は外部
電源65は接続しないが、ケーブル長が長い場合にはそ
の端子に外部電源65を接続する。
【0075】(6)図5に示すように、電源受け回路2
2は外部電源65からの給電を受ける。モータドライバ
ー32は、電源供給回路20の出力線の切断部67と、
切断部67に取り付けられて出力線をつなぐ短絡部材6
6を有する。短絡部材66を切断部67からはずすと出
力線は切断される。モータ位置検出器31は、外部電源
65を接続するための端子を有するが、電源ケーブル3
3が短い場合は外部電源65を接続せず、電源供給回路
20から電源の供給を受ける。電源ケーブル33が長く
電源ケーブル33での電圧降下が大きい場合は、外部電
源65を接続して電源の供給を受け、短絡部材66を切
断部67からはずして電源供給回路20からの電源の供
給を止める。
【0076】図6は、磁気飽和の防止対策を施した本発
明のモータ制御装置であり、従来例と同じ部材には同番
号を付している。本実施例は、本発明で使用する検出器
側変圧器1とドライバー側変圧器4の磁気飽和の防止に
関する。
【0077】図6に示すように、検出器側変圧器1は相
殺巻線97を備える。検出器側変圧器1の磁気飽和を防
止するため、相殺巻線97の巻線極性を、DC電流源9
6からの電流による相殺巻線97のアンペアターンが、
電源巻線3a、3bのアンペアターンを相殺する方向に
設定する。ドライバー側変圧器4は相殺巻線99を備え
る。ドライバー側変圧器4の磁気飽和を防止するため、
相殺巻線99の巻線極性を、DC電流源98からの電流
による相殺巻線99のアンペアターンが、電源巻線6
a、6bのアンペアターンを相殺する方向に設定する。
【0078】
【発明の効果】本件発明は、電源ケーブルが長くなって
も安定的した制御電源を供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電源ケーブルの電圧降下を補償する第
1の対策を示す図
【図2】本発明の電源ケーブルの電圧降下を補償する第
2の対策を示す図
【図3】本発明の電源ケーブルの電圧降下を補償する第
3、4の対策を示す図
【図4】本発明の電源ケーブルの電圧降下を補償する第
5の対策を示す図
【図5】本発明の電源ケーブルの電圧降下を補償する第
6の対策を示す図
【図6】本発明の変圧器の磁気飽和の防止を示す図
【図7】従来のモータ制御装置を示す図
【図8】従来のモータ制御装置のモータ駆動回路の詳細
を示す図
【図9】従来例1中の平衡伝送タイプのモータ制御装置
を示す図
【図10】従来例1中の不平衡伝送タイプのモータ制御
装置を示す図
【図11】従来例2中のモータ制御装置を示す図
【図12】従来例3中の平衡伝送タイプのモータ制御装
置を示す図
【図13】従来例3中の不平衡伝送タイプのモータ制御
装置を示す図
【図14】従来例4のモータ制御装置を示す図
【図15】従来例5中の平衡伝送タイプのモータ制御装
置を示す図
【図16】従来例6中の不平衡伝送タイプのモータ制御
装置を示す図
【図17】従来例6のモータ制御装置を示す図
【図18】従来例7中の平衡伝送タイプのモータ制御装
置を示す図
【図19】従来例7中の不平衡伝送タイプのモータ制御
装置を示す図
【図20】従来例8のモータ制御装置を示す図
【符号の説明】
32 モータドライバー 33 電源ケーブル 61 検出器信号結合回路 62 ドライバー側信号結合回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山▲崎▼ 浩一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 岸部 太郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5H550 AA18 CC06 DD01 GG01 GG03 GG05 JJ02 JJ30 LL07 LL22 LL35 MM15

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ位置検出器、および、一対の電線
    を有する電源ケーブルによりモータ位置検出器と接続さ
    れるモータドライバーを有し、モータドライバーからモ
    ータ位置検出器へ電源ケーブルを経由して制御電源を供
    給し、かつ、モータ位置検出器とモータドライバーの間
    で、モータ駆動のための情報を電源ケーブルを経由して
    伝送するモータ制御装置であって、 上記モータ位置検出器は、電源受け部、電源ケーブルと
    電源受け部の間を接続する電源受け通路、電源受け通路
    と交流結合する検出器側信号結合回路、モータ位置のパ
    ラレル情報を出力するモータ位置検出回路、モータ位置
    のパラレル情報をシリアル情報に変換するエンコード回
    路、および、モータ位置のシリアル情報を検出器側信号
    結合回路に出力するモータ位置送信回路を備え、 上記モータドライバーは、電源供給部、電源供給部と電
    源ケーブルの間を接続する電源供給通路、電源供給通路
    と交流結合するドライバー側信号結合回路、モータ位置
    のシリアル情報をドライバー側信号結合回路から受ける
    モータ位置受信回路、モータ位置のシリアル情報をパラ
    レル情報に変換するデコード回路、供給電源の電圧を調
    整する回路、および、かくして得られたモータ位置のパ
    ラレル情報にもとづいてモータを駆動するモータ駆動回
    路を備えたモータ制御装置。
  2. 【請求項2】 モータ位置検出器、および、一対の電線
    を有する電源ケーブルによりモータ位置検出器と接続さ
    れるモータドライバーを有し、モータドライバーからモ
    ータ位置検出器へ電源ケーブルを経由して制御電源を供
    給し、かつ、モータ位置検出器とモータドライバーの間
    で、モータ駆動のための情報を電源ケーブルを経由して
    伝送するモータ制御装置であって、 上記モータ位置検出器は、電源受け部、受けた電圧を降
    圧・定電圧化する電圧レギュレータ回路、電源ケーブル
    と電源受け部の間を接続する電源受け通路、電源受け通
    路と交流結合する検出器側信号結合回路、モータ位置の
    パラレル情報を出力するモータ位置検出回路、モータ位
    置のパラレル情報をシリアル情報に変換するエンコード
    回路、および、モータ位置のシリアル情報を検出器側信
    号結合回路に出力するモータ位置送信回路を備え、 上記モータドライバーは、電源供給部、電源供給部と電
    源ケーブルの間を接続する電源供給通路、電源供給通路
    と交流結合するドライバー側信号結合回路、モータ位置
    のシリアル情報をドライバー側信号結合回路から受ける
    モータ位置受信回路、モータ位置のシリアル情報をパラ
    レル情報に変換するデコード回路、および、かくして得
    られたモータ位置のパラレル情報にもとづいてモータを
    駆動するモータ駆動回路を備えたモータ制御装置。
  3. 【請求項3】 モータ位置検出器、および、一対の電線
    を有する電源ケーブルによりモータ位置検出器と接続さ
    れるモータドライバーを有し、モータドライバーからモ
    ータ位置検出器へ電源ケーブルを経由して制御電源を供
    給し、かつ、モータ位置検出器とモータドライバーの間
    で、モータ駆動のための情報を電源ケーブルを経由して
    伝送するモータ制御装置であって、 上記モータ位置検出器は、電源受け部、受けた電圧を昇
    圧・定電圧化する電圧レギュレータ回路、電源ケーブル
    と電源受け部の間を接続する電源受け通路、電源受け通
    路と交流結合する検出器側信号結合回路、モータ位置の
    パラレル情報を出力するモータ位置検出回路、モータ位
    置のパラレル情報をシリアル情報に変換するエンコード
    回路、および、モータ位置のシリアル情報を検出器側信
    号結合回路に出力するモータ位置送信回路を備え、 上記モータドライバーは、電源供給部、電源供給部と電
    源ケーブルの間を接続する電源供給通路、電源供給通路
    と交流結合するドライバー側信号結合回路、モータ位置
    のシリアル情報をドライバー側信号結合回路から受ける
    モータ位置受信回路、モータ位置のシリアル情報をパラ
    レル情報に変換するデコード回路、および、かくして得
    られたモータ位置のパラレル情報にもとづいてモータを
    駆動するモータ駆動回路を備えたモータ制御装置。
  4. 【請求項4】 モータ位置検出器、および、一対の電線
    を有する電源ケーブルによりモータ位置検出器と接続さ
    れるモータドライバーを有し、モータドライバーからモ
    ータ位置検出器へ電源ケーブルを経由して制御電源を供
    給し、かつ、モータ位置検出器とモータドライバーの間
    で、モータ駆動のための情報を電源ケーブルを経由して
    伝送するモータ制御装置であって、 上記モータ位置検出器は、電源受け部、電源ケーブルと
    電源受け部の間を接続する電源受け通路、電源受け通路
    と交流結合する検出器側信号結合回路、モータ位置のパ
    ラレル情報を出力するモータ位置検出回路、モータ位置
    のパラレル情報をシリアル情報に変換するエンコード回
    路、モータ位置のシリアル情報を検出器側信号結合回路
    に出力するモータ位置送信回路、および電源ケーブルを
    複数接続可能とする端子を備え、 上記モータドライバーは、電源供給部、電源供給部と電
    源ケーブルの間を接続する電源供給通路、電源供給通路
    と交流結合するドライバー側信号結合回路、モータ位置
    のシリアル情報をドライバー側信号結合回路から受ける
    モータ位置受信回路、モータ位置のシリアル情報をパラ
    レル情報に変換するデコード回路、かくして得られたモ
    ータ位置のパラレル情報にもとづいてモータを駆動する
    モータ駆動回路および電源ケーブルを複数接続可能とす
    る端子を備えたモータ制御装置。
  5. 【請求項5】 モータ位置検出器、および、一対の電線
    を有する電源ケーブルによりモータ位置検出器と接続さ
    れるモータドライバーを有し、モータドライバーからモ
    ータ位置検出器へ電源ケーブルを経由して制御電源を供
    給し、かつ、モータ位置検出器とモータドライバーの間
    で、モータ駆動のための情報を電源ケーブルを経由して
    伝送するモータ制御装置であって、 上記モータ位置検出器は、電源受け部、電源ケーブルと
    電源受け部の間を接続する電源受け通路、電源受け通路
    と交流結合する検出器側信号結合回路、モータ位置のパ
    ラレル情報を出力するモータ位置検出回路、モータ位置
    のパラレル情報をシリアル情報に変換するエンコード回
    路、モータ位置のシリアル情報を検出器側信号結合回路
    に出力するモータ位置送信回路、および外部電源を接続
    する端子を備え、 上記モータドライバーは、電源供給部、電源供給部と電
    源ケーブルの間を接続する電源供給通路、電源供給通路
    と交流結合するドライバー側信号結合回路、モータ位置
    のシリアル情報をドライバー側信号結合回路から受ける
    モータ位置受信回路、モータ位置のシリアル情報をパラ
    レル情報に変換するデコード回路、および、かくして得
    られたモータ位置のパラレル情報にもとづいてモータを
    駆動するモータ駆動回路を備えたモータ制御装置。
  6. 【請求項6】 モータ位置検出器、および、一対の電線
    を有する電源ケーブルによりモータ位置検出器と接続さ
    れるモータドライバーを有し、モータドライバーからモ
    ータ位置検出器へ電源ケーブルを経由して制御電源を供
    給し、かつ、モータ位置検出器とモータドライバーの間
    で、モータ駆動のための情報を電源ケーブルを経由して
    伝送するモータ制御装置であって、 上記モータ位置検出器は、電源受け部、電源ケーブルと
    電源受け部の間を接続する電源受け通路、電源受け通路
    と交流結合する検出器側信号結合回路、モータ位置のパ
    ラレル情報を出力するモータ位置検出回路、モータ位置
    のパラレル情報をシリアル情報に変換するエンコード回
    路、モータ位置のシリアル情報を検出器側信号結合回路
    に出力するモータ位置送信回路、および、外部電源を接
    続する端子を備え、 上記モータドライバーは、電源供給部、電源供給部と電
    源ケーブルの間を接続する電源供給通路、電源供給通路
    と交流結合するドライバー側信号結合回路、モータ位置
    のシリアル情報をドライバー側信号結合回路から受ける
    モータ位置受信回路、モータ位置のシリアル情報をパラ
    レル情報に変換するデコード回路、かくして得られたモ
    ータ位置のパラレル情報にもとづいてモータを駆動する
    モータ駆動回路、および、電源供給部からの出力線の切
    断部とその出力線切断部にとりつけられて出力線をつな
    ぐ短絡部材を備えたモータ制御装置。
  7. 【請求項7】 モータドライバーは、検出器制御信号を
    ドライバー側信号結合回路に出力する制御信号送信回路
    を備え、 モータ位置検出器は、検出器制御信号を検出器側信号結
    合回路から受ける制御信号受信回路を備えている請求項
    1〜6のいずれか1項に記載のモータ制御装置。
  8. 【請求項8】 検出器側信号結合回路は、電源巻線と信
    号巻線を有する検出器側変圧器で構成され、検出器側変
    圧器の電源巻線は、電源受け通路に挿入され、モータ位
    置送信回路は、モータ位置のシリアル情報を検出器側変
    圧器の信号巻線に出力し、 ドライバー側信号結合回路は、電源巻線と信号巻線を有
    するドライバー側変圧器で構成され、 ドライバー側変圧器の電源巻線は、電源供給通路に挿入
    され、 モータ位置受信回路は、モータ位置のシリアル情報をド
    ライバー側変圧器の信号巻線から入力する請求項1〜6
    のいずれか1項に記載のモータ制御装置。
  9. 【請求項9】 検出器側信号結合回路は、検出器側チョ
    ークコイルと検出器側結合コンデンサで構成され、検出
    器側チョークコイルは、電源受け通路に挿入され、 検出器側結合コンデンサは、電源ケーブルと検出器側チ
    ョークコイルの間で、一端を電源受け通路に結合し、 モータ位置送信回路は、モータ位置のシリアル情報を検
    出器側結合コンデンサの他端に出力し、 ドライバー側信号結合回路は、ドライバー側チョークコ
    イルとドライバー側結合コンデンサで構成され、 ドライバー側チョークコイルは、電源供給通路に挿入さ
    れ、 ドライバー側結合コンデンサは、電源ケーブルとドライ
    バー側チョークコイルの間で、一端を電源供給通路に結
    合し、 モータ位置受信回路は、モータ位置のシリアル情報をド
    ライバー側結合コンデンサの他端から入力する請求項1
    〜6のいずれか1項に記載のモータ制御装置。
  10. 【請求項10】 検出器側信号結合回路は、検出器側チ
    ョークコイルと検出器側結合コンデンサで構成され、 検出器側チョークコイルは、電源受け通路に挿入され、 検出器側結合コンデンサは、電源ケーブルと検出器側チ
    ョークコイルの間で、一端を電源受け通路に結合し、 モータ位置送信回路は、モータ位置のシリアル情報を検
    出器側結合コンデンサの他端に出力し、 ドライバー側信号結合回路は、電源巻線と信号巻線を有
    するドライバー側変圧器で構成され、ドライバー側変圧
    器の電源巻線は、電源供給通路に挿入され、モータ位置
    受信回路は、モータ位置のシリアル情報をドライバー側
    変圧器の信号巻線から入力する請求項1〜6のいずれか
    1項に記載のモータ制御装置。
  11. 【請求項11】 検出器側信号結合回路は、電源巻線と
    信号巻線を有する検出器側変圧器で構成され、 検出器側変圧器の電源巻線は、電源受け通路に挿入さ
    れ、 モータ位置送信回路は、モータ位置のシリアル情報を検
    出器側変圧器の信号巻線に出力し、 ドライバー側信号結合回路は、ドライバー側チョークコ
    イルとドライバー側結合コンデンサで構成され、 ドライバー側チョークコイルは、電源供給通路に挿入さ
    れ、 ドライバー側結合コンデンサは、電源ケーブルとドライ
    バー側チョークコイルの間で、一端を電源供給通路に結
    合し、 モータ位置受信回路は、モータ位置のシリアル情報をド
    ライバー側結合コンデンサの他端から入力する請求項1
    〜6のいずれか1項に記載のモータ制御装置。
  12. 【請求項12】 モータドライバーは、検出器制御信号
    をドライバー側変圧器の信号巻線に出力する制御信号送
    信回路を備え、 モータ位置検出器は、検出器制御信号を検出器側変圧器
    の信号巻線から入力する制御信号受信回路をさらに備え
    ている請求項8記載のモータ制御装置。
  13. 【請求項13】 モータドライバーは、検出器制御信号
    をドライバー側結合コンデンサの他端に出力する制御信
    号送信回路をさらに備え、 モータ位置検出器は、検出器制御信号を検出器側結合コ
    ンデンサの他端から入力する制御信号受信回路をさらに
    備えている請求項9記載のモータ制御装置。
  14. 【請求項14】 モータドライバーは、検出器制御信号
    をドライバー側変圧器の信号巻線に出力する制御信号送
    信回路をさらに備え、 モータ位置検出器は、検出器制御信号を検出器側結合コ
    ンデンサの他端から入力する制御信号受信回路をさらに
    備えている請求項10記載のモータ制御装置。
  15. 【請求項15】 モータドライバーは、検出器制御信号
    をドライバー側結合コンデンサの他端に出力する制御信
    号送信回路をさらに備えている。モータ位置検出器は、
    検出器制御信号を検出器側変圧器の信号巻線から入力す
    る制御信号受信回路をさらに備えている請求項11記載
    のモータ制御装置。
  16. 【請求項16】 モータドライバーは、ドライバー側信
    号結合回路と電源供給部の間で、電源供給通路の線間に
    接続されたコンデンサを備えている請求項1〜15のい
    ずれか1項に記載のモータ制御装置。
  17. 【請求項17】 モータ位置検出器は、検出器側信号結
    合回路と電源受け部の間で、電源受け通路の線間に接続
    されたコンデンサをさらに備えている請求項1〜15の
    いずれか1項に記載のモータ制御装置。
  18. 【請求項18】 モータドライバーは、ドライバー側信
    号結合回路と電源ケーブルの間で、電源供給通路の線間
    に接続された抵抗または抵抗とコンデンサの直列接続を
    さらに備えている。ここに、前記抵抗は電源ケーブルの
    特性インピーダンスと同じ抵抗値を有する請求項1〜1
    5のいずれか1項に記載のモータ制御装置。
  19. 【請求項19】 モータ位置検出器は、検出器側信号結
    合回路と電源ケーブルの間で、電源受け通路の線間に接
    続された抵抗または抵抗とコンデンサの直列接続をさら
    に備えている。ここに、前記抵抗は電源ケーブルの特性
    インピーダンスと同じ抵抗値を有する請求項2、16〜
    18のいずれか1項に記載のモータ制御装置。
  20. 【請求項20】 電源ケーブルとして、ツイストペア電
    線が使用される請求項1〜19のいずれか1項に記載の
    モータ制御装置。
  21. 【請求項21】 電源ケーブルとして、シールド付ツイ
    ストペア電線が使用される請求項1〜19のいずれか1
    項に記載のモータ制御装置。
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