JP2003199176A - 遠隔制御送信装置 - Google Patents
遠隔制御送信装置Info
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- JP2003199176A JP2003199176A JP2001390929A JP2001390929A JP2003199176A JP 2003199176 A JP2003199176 A JP 2003199176A JP 2001390929 A JP2001390929 A JP 2001390929A JP 2001390929 A JP2001390929 A JP 2001390929A JP 2003199176 A JP2003199176 A JP 2003199176A
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- Japan
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- signal
- shutter
- time
- remote control
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- Prior art date
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- Pending
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- Selective Calling Equipment (AREA)
- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 通信のセキュリティ性を確保しつつも、タイ
マー予約時に送信される暗号化された信号を受信側で確
実に解読できるようにする。 【解決手段】 予約時刻若しくは予約時間になると、設
定した命令に対応して暗号化された信号が、送信手段44
から繰り返し複数回送信される。これにより、受信側で
仮に最初の信号内容を解読できなくても、送信手段44か
らは同じ命令でありながら異なるコードに変換された信
号が次々と送られてくるので、タイマー予約時に送信さ
れる暗号化信号を受信側で確実に解読できる。
マー予約時に送信される暗号化された信号を受信側で確
実に解読できるようにする。 【解決手段】 予約時刻若しくは予約時間になると、設
定した命令に対応して暗号化された信号が、送信手段44
から繰り返し複数回送信される。これにより、受信側で
仮に最初の信号内容を解読できなくても、送信手段44か
らは同じ命令でありながら異なるコードに変換された信
号が次々と送られてくるので、タイマー予約時に送信さ
れる暗号化信号を受信側で確実に解読できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイマー予約機能
を内蔵するリモコンなどの遠隔制御送信装置に関し、特
に予約時刻若しくは予約時間になると、設定した命令を
信号変換して送信する遠隔制御送信装置に関する。
を内蔵するリモコンなどの遠隔制御送信装置に関し、特
に予約時刻若しくは予約時間になると、設定した命令を
信号変換して送信する遠隔制御送信装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】予約時刻若しくは予約
時間になったら、予め設定した命令を従属する機器に対
して送信するリモコンなどの遠隔制御送信装置が知られ
ている。こうしたタイマー予約機能を利用した命令の送
信時には、人がそこにいないので、機器に対し確実に命
令を届けることが一層必要である。
時間になったら、予め設定した命令を従属する機器に対
して送信するリモコンなどの遠隔制御送信装置が知られ
ている。こうしたタイマー予約機能を利用した命令の送
信時には、人がそこにいないので、機器に対し確実に命
令を届けることが一層必要である。
【0003】図4は、従来の遠隔制御送信装置の一例を
示すブロック構成図である。同図において、1は装置本
体であり、この装置本体1内には、機器制御プログラム
を内蔵および実行するマイクロコンピュータが設けられ
る。マイクロコンピュータ2は、遠隔制御送信装置の各
部の動作を制御する制御手段3と、ユーザーUによるス
イッチ操作手段4からの操作信号を受け付けて、前記制
御手段3に送出するスイッチ入力手段5と、制御手段3
からの出力信号により、例えばLEDやLCDなどの表
示手段6の表示を制御する表示制御手段7と、制御手段
3からの命令を受けて、暗号生成手段8に暗号信号の発
生を促す暗号要求手段9とにより構成される。
示すブロック構成図である。同図において、1は装置本
体であり、この装置本体1内には、機器制御プログラム
を内蔵および実行するマイクロコンピュータが設けられ
る。マイクロコンピュータ2は、遠隔制御送信装置の各
部の動作を制御する制御手段3と、ユーザーUによるス
イッチ操作手段4からの操作信号を受け付けて、前記制
御手段3に送出するスイッチ入力手段5と、制御手段3
からの出力信号により、例えばLEDやLCDなどの表
示手段6の表示を制御する表示制御手段7と、制御手段
3からの命令を受けて、暗号生成手段8に暗号信号の発
生を促す暗号要求手段9とにより構成される。
【0004】そして、遠隔制御送信装置に従属する負荷
(図示せず)を制御するための操作をユーザーUがスイ
ッチ入力手段5から行なうと、制御手段3はその操作に
対応した命令を暗号要求手段9に送り出す。また、予約
した時刻若しくは時間になった場合にも、制御手段3は
予め設定した命令を暗号要求手段9に送り出す。暗号生
成手段8は、特にセキュリティー問題などを考慮して、
第三者による無線信号の傍受を防ぐ目的で設けられてお
り、前記暗号要求手段9からの命令を受けて暗号信号を
生成する。そしてこの生成された暗号信号が信号増幅手
段11により増幅され、アンテナ12から空中伝搬されるよ
うになっている。
(図示せず)を制御するための操作をユーザーUがスイ
ッチ入力手段5から行なうと、制御手段3はその操作に
対応した命令を暗号要求手段9に送り出す。また、予約
した時刻若しくは時間になった場合にも、制御手段3は
予め設定した命令を暗号要求手段9に送り出す。暗号生
成手段8は、特にセキュリティー問題などを考慮して、
第三者による無線信号の傍受を防ぐ目的で設けられてお
り、前記暗号要求手段9からの命令を受けて暗号信号を
生成する。そしてこの生成された暗号信号が信号増幅手
段11により増幅され、アンテナ12から空中伝搬されるよ
うになっている。
【0005】上記構成のような、設定された命令を信号
変換により暗号化して送信する遠隔制御送信装置におい
ては、一つの命令に対し複数の信号変換が暗号生成手段
9で可能で有り、同じ命令であっても送信を行なう度に
異なるコードの暗号信号が生成されるので、受信側で暗
号の解読に失敗してその信号を受け付けない可能性が、
暗号化を行なわない場合に比べて高い。
変換により暗号化して送信する遠隔制御送信装置におい
ては、一つの命令に対し複数の信号変換が暗号生成手段
9で可能で有り、同じ命令であっても送信を行なう度に
異なるコードの暗号信号が生成されるので、受信側で暗
号の解読に失敗してその信号を受け付けない可能性が、
暗号化を行なわない場合に比べて高い。
【0006】一方、従属する負荷としてとりわけ住宅用
の窓シャッターを適用した場合は、上記タイマー予約機
能により留守のときにシャッターを開け閉めして、あた
かも人が操作しているように見せかける防犯に有効な使
い方がある。ところがシャッターを閉める際に、アンテ
ナ12から空中伝搬された暗号信号を受信側で解読できず
に受け付けられなかったら、シャッターが開いたままの
状態となり、防犯上非常に都合が悪い。
の窓シャッターを適用した場合は、上記タイマー予約機
能により留守のときにシャッターを開け閉めして、あた
かも人が操作しているように見せかける防犯に有効な使
い方がある。ところがシャッターを閉める際に、アンテ
ナ12から空中伝搬された暗号信号を受信側で解読できず
に受け付けられなかったら、シャッターが開いたままの
状態となり、防犯上非常に都合が悪い。
【0007】本発明は上記問題点を解決しようとするも
のであり、通信のセキュリティ性を確保しつつも、タイ
マー予約時に送信される暗号化された信号を受信側で確
実に解読できる遠隔制御送信装置を提供することをその
目的とする。
のであり、通信のセキュリティ性を確保しつつも、タイ
マー予約時に送信される暗号化された信号を受信側で確
実に解読できる遠隔制御送信装置を提供することをその
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の遠隔
制御送信装置は、前記目的を達成するために、予約時刻
若しくは予約時間になると、設定した命令を信号変換し
て従属する負荷に送信すると共に、一つの命令に対して
複数の信号変換が可能な遠隔制御送信装置において、前
記設定した命令を変換した信号を複数回連続して送信す
る送信手段を備えて構成される。
制御送信装置は、前記目的を達成するために、予約時刻
若しくは予約時間になると、設定した命令を信号変換し
て従属する負荷に送信すると共に、一つの命令に対して
複数の信号変換が可能な遠隔制御送信装置において、前
記設定した命令を変換した信号を複数回連続して送信す
る送信手段を備えて構成される。
【0009】この場合、予約時刻若しくは予約時間にな
ると、設定した命令に対応して暗号化された信号が、送
信手段から繰り返し複数回送信される。これにより、受
信側で仮に最初の信号内容を解読できなくても、送信手
段からは同じ命令でありながら異なるコードに変換され
た信号が次々と送られてくるので、通信のセキュリティ
性を確保しつつも、タイマー予約時に送信される暗号化
された信号を受信側で確実に解読できる。
ると、設定した命令に対応して暗号化された信号が、送
信手段から繰り返し複数回送信される。これにより、受
信側で仮に最初の信号内容を解読できなくても、送信手
段からは同じ命令でありながら異なるコードに変換され
た信号が次々と送られてくるので、通信のセキュリティ
性を確保しつつも、タイマー予約時に送信される暗号化
された信号を受信側で確実に解読できる。
【0010】本発明の請求項2の遠隔制御送信装置は、
前記負荷が住宅用窓シャッターであることを特徴とす
る。
前記負荷が住宅用窓シャッターであることを特徴とす
る。
【0011】この場合、送信手段44からの信号を解読し
た内容に従って、住宅用窓シャッターが確実に動作する
ため、例えば受信側の解読エラーで住宅用窓シャッター
が開いたままの状態になることはなく、セキュリティー
性を向上することができる。
た内容に従って、住宅用窓シャッターが確実に動作する
ため、例えば受信側の解読エラーで住宅用窓シャッター
が開いたままの状態になることはなく、セキュリティー
性を向上することができる。
【0012】
【発明の実施形態】以下、本発明における遠隔制御送信
装置の各実施例について、添付図面を参照しながら説明
する。図1〜図3は本発明の第1実施例をあらわしたも
のであり、遠隔制御送信装置としての無線リモコン送信
装置の外観を示す図1において、21は装置の外郭をなす
略箱型のケーシングで、このケーシング21の正面には、
図示したように表示手段に相当するLCD22と、各種の
命令や時刻設定を行なうスイッチ操作手段に相当する開
スイッチ23,停止スイッチ24,閉スイッチ25,予約スイ
ッチ26,時刻スイッチ27および設定スイッチ28がそれぞ
れ設けられる。これらの各スイッチ23〜28の中で、負荷
であるシャッターS(図2参照)の動作に関連する開ス
イッチ23,停止スイッチ24および閉スイッチ25は、常時
露出した状態でケーシング21の正面に配設されるが、シ
ャッターSの動作に直接関連しない予約スイッチ26,時
刻スイッチ27および設定スイッチ28は、ケーシング21の
正面下側に形成した凹部29に配設され、この凹部29の上
面を覆う摺動可能なスライドカバー30により通常は隠さ
れている。したがって、通常行なうシャッターSの開け
閉めに関しては、上にある3個のスイッチ23〜25を操作
すれば十分になっており、予約時刻の変更などの特殊な
操作を行なう場合に限り、スライドカバ−30を開けて下
の3個のスイッチ26〜28も使用できるようになってい
る。
装置の各実施例について、添付図面を参照しながら説明
する。図1〜図3は本発明の第1実施例をあらわしたも
のであり、遠隔制御送信装置としての無線リモコン送信
装置の外観を示す図1において、21は装置の外郭をなす
略箱型のケーシングで、このケーシング21の正面には、
図示したように表示手段に相当するLCD22と、各種の
命令や時刻設定を行なうスイッチ操作手段に相当する開
スイッチ23,停止スイッチ24,閉スイッチ25,予約スイ
ッチ26,時刻スイッチ27および設定スイッチ28がそれぞ
れ設けられる。これらの各スイッチ23〜28の中で、負荷
であるシャッターS(図2参照)の動作に関連する開ス
イッチ23,停止スイッチ24および閉スイッチ25は、常時
露出した状態でケーシング21の正面に配設されるが、シ
ャッターSの動作に直接関連しない予約スイッチ26,時
刻スイッチ27および設定スイッチ28は、ケーシング21の
正面下側に形成した凹部29に配設され、この凹部29の上
面を覆う摺動可能なスライドカバー30により通常は隠さ
れている。したがって、通常行なうシャッターSの開け
閉めに関しては、上にある3個のスイッチ23〜25を操作
すれば十分になっており、予約時刻の変更などの特殊な
操作を行なう場合に限り、スライドカバ−30を開けて下
の3個のスイッチ26〜28も使用できるようになってい
る。
【0013】また前記LCD22は、タイマー予約時に点
灯する予約表示部32と、無線信号の送出時に点灯する送
信状態表示部33と、シャッターSの開閉に関わる開閉表
示部34と、図示しないバッテリーの残容量を表示するバ
ッテリー表示部35と、時刻設定時に点灯する時刻設定表
示部36と、現在時刻やタイマー予約時刻若しくはタイマ
ー予約時間を時分で表示する時分表示部37とをそれぞれ
備えている。
灯する予約表示部32と、無線信号の送出時に点灯する送
信状態表示部33と、シャッターSの開閉に関わる開閉表
示部34と、図示しないバッテリーの残容量を表示するバ
ッテリー表示部35と、時刻設定時に点灯する時刻設定表
示部36と、現在時刻やタイマー予約時刻若しくはタイマ
ー予約時間を時分で表示する時分表示部37とをそれぞれ
備えている。
【0014】次に、送信器である無線リモコン送信装置
のみならず受信器を含むシステム全体の概念的な構成
を、図2のブロック図に基づき説明する。前述した無線
リモコン送信装置のケーシング21内には、各種の動作を
統括的に制御する制御手段を含んだマイコン(マイクロ
コンピュータ)41があって、このマイコン41には前記L
CD22や各スイッチ23〜28が接続される。その他にケー
シング21内には、マイコン41からの命令を暗号化したコ
ードに変換して送信するエンコーダ42と、エンコーダ42
で変換したデータを電波若しくは赤外線の無線信号とし
て送信する送信部43とを備えている。エンコーダ42は、
マイコン41からシャッターSの開閉に関する命令(開,
閉,停止)を受け取ると、その命令に対応して各々異な
る暗号化したコードに変換すると共に、この変換した信
号を受けた送信部43は、各々が異なる無線信号を複数回
連続して送信する。すなわち、ここでいうマイコン41と
エンコーダ42と送信部43が、タイマー予約送信時におい
て設定した命令を変換した信号を複数回送信する送信手
段44に相当する。
のみならず受信器を含むシステム全体の概念的な構成
を、図2のブロック図に基づき説明する。前述した無線
リモコン送信装置のケーシング21内には、各種の動作を
統括的に制御する制御手段を含んだマイコン(マイクロ
コンピュータ)41があって、このマイコン41には前記L
CD22や各スイッチ23〜28が接続される。その他にケー
シング21内には、マイコン41からの命令を暗号化したコ
ードに変換して送信するエンコーダ42と、エンコーダ42
で変換したデータを電波若しくは赤外線の無線信号とし
て送信する送信部43とを備えている。エンコーダ42は、
マイコン41からシャッターSの開閉に関する命令(開,
閉,停止)を受け取ると、その命令に対応して各々異な
る暗号化したコードに変換すると共に、この変換した信
号を受けた送信部43は、各々が異なる無線信号を複数回
連続して送信する。すなわち、ここでいうマイコン41と
エンコーダ42と送信部43が、タイマー予約送信時におい
て設定した命令を変換した信号を複数回送信する送信手
段44に相当する。
【0015】一方、51は前記無線リモコン送信装置の送
信部43からの無線信号を受信する受信器に相当するシャ
ッターコントローラの本体である。このシャッターコン
トローラの本体51には、受信した無線信号に含まれる暗
号化コードを解読して、負荷であるシャッターSに動作
信号(開,閉,停止)を供給する受信部52を備えてい
る。この受信部52は、無線信号を受信しても暗号化コー
ドが解読できなければシャッターSに何も動作信号を供
給しない。即ち、暗号化コードの解読に成功した場合に
のみ、その解読した内容に基づきシャッターSに所望の
動作信号を与えるように構成している。
信部43からの無線信号を受信する受信器に相当するシャ
ッターコントローラの本体である。このシャッターコン
トローラの本体51には、受信した無線信号に含まれる暗
号化コードを解読して、負荷であるシャッターSに動作
信号(開,閉,停止)を供給する受信部52を備えてい
る。この受信部52は、無線信号を受信しても暗号化コー
ドが解読できなければシャッターSに何も動作信号を供
給しない。即ち、暗号化コードの解読に成功した場合に
のみ、その解読した内容に基づきシャッターSに所望の
動作信号を与えるように構成している。
【0016】次に、図3に示す無線信号のタイミングチ
ャートを参照しながら、上記構成における動作を説明す
る。先ずタイマー予約機能に依らず、無線リモコン送信
装置に設けたスイッチ23〜25の操作で、離れた位置にあ
るシャッターSを動かす場合は、シャッターSの動作に
対応する開スイッチ23,停止スイッチ24,閉スイッチ25
のいずれか一つを押せばよい。例えば、シャッターSを
開けたい場合には、それに対応する開スイッチ23を押す
と、マイコン41がそれを認識し、シャッターSを開くた
めの命令、即ち開命令に対応する信号をエンコーダ42に
一定時間t(例えば1〜5秒間)に送り続ける。エンコ
ーダ42は、マイコン41から開信号が来ている間、その開
命令に対応するコードに暗号化したデータを送信部43に
何度も渡し続け、このエンコーダ42から受け取ったデー
タを、送信部43はそのまま電波若しくは赤外線の無線信
号として発信する。一方、シャッターコントローラの受
信部52は、暗号化コードを含む無線信号を受信するとそ
の内容を解読し、シャッターSに開く動作信号を与え
る。これにより、シャッターSは開動作する。
ャートを参照しながら、上記構成における動作を説明す
る。先ずタイマー予約機能に依らず、無線リモコン送信
装置に設けたスイッチ23〜25の操作で、離れた位置にあ
るシャッターSを動かす場合は、シャッターSの動作に
対応する開スイッチ23,停止スイッチ24,閉スイッチ25
のいずれか一つを押せばよい。例えば、シャッターSを
開けたい場合には、それに対応する開スイッチ23を押す
と、マイコン41がそれを認識し、シャッターSを開くた
めの命令、即ち開命令に対応する信号をエンコーダ42に
一定時間t(例えば1〜5秒間)に送り続ける。エンコ
ーダ42は、マイコン41から開信号が来ている間、その開
命令に対応するコードに暗号化したデータを送信部43に
何度も渡し続け、このエンコーダ42から受け取ったデー
タを、送信部43はそのまま電波若しくは赤外線の無線信
号として発信する。一方、シャッターコントローラの受
信部52は、暗号化コードを含む無線信号を受信するとそ
の内容を解読し、シャッターSに開く動作信号を与え
る。これにより、シャッターSは開動作する。
【0017】その後、再度開スイッチ23を押した場合
は、先ほどと同様にマイコン41からエンコーダ42に開命
令に対応する信号が一定時間t送り出される。その際エ
ンコーダ42は、無線信号の内容が第三者に盗まれるのを
防ぐために、前回とは違うコードに暗号化し、その内容
を受信したシャッターコントローラの受信部52が、シャ
ッターSに開く動作信号を与える。これにより、シャッ
ターSは開動作する。
は、先ほどと同様にマイコン41からエンコーダ42に開命
令に対応する信号が一定時間t送り出される。その際エ
ンコーダ42は、無線信号の内容が第三者に盗まれるのを
防ぐために、前回とは違うコードに暗号化し、その内容
を受信したシャッターコントローラの受信部52が、シャ
ッターSに開く動作信号を与える。これにより、シャッ
ターSは開動作する。
【0018】図3(a)は、上記一連の動作における無
線信号のタイミングを示したものである。上述したよう
に、開スイッチ23を押した時の無線信号(開信号A)
は、一定時間tに同じ暗号化コードを含むものが複数回
送り出される。このようにすると、受信部52が最初の開
信号Aに含まれる暗号化コードを解読できなくても、そ
れ以降の任意の開信号Aに含まれる暗号化コードをどれ
か一つでも解読できれば、確実に負荷であるシャッター
Sを制御することができる。また、1回目に開スイッチ
23を押した時の開信号Aに含まれる暗号化コードは、2
回目に開スイッチ23を押した時の開信号A’に含まれる
暗号化コードと異なっている。即ち、エンコーダ42は一
つの命令に対してその都度信号(コード)を変換するこ
とが可能である。これにより、送信手段44における無線
信号の秘匿性を高めている。
線信号のタイミングを示したものである。上述したよう
に、開スイッチ23を押した時の無線信号(開信号A)
は、一定時間tに同じ暗号化コードを含むものが複数回
送り出される。このようにすると、受信部52が最初の開
信号Aに含まれる暗号化コードを解読できなくても、そ
れ以降の任意の開信号Aに含まれる暗号化コードをどれ
か一つでも解読できれば、確実に負荷であるシャッター
Sを制御することができる。また、1回目に開スイッチ
23を押した時の開信号Aに含まれる暗号化コードは、2
回目に開スイッチ23を押した時の開信号A’に含まれる
暗号化コードと異なっている。即ち、エンコーダ42は一
つの命令に対してその都度信号(コード)を変換するこ
とが可能である。これにより、送信手段44における無線
信号の秘匿性を高めている。
【0019】次に、タイマー予約機能を利用した場合の
動作について説明する。予めLCD22の予約表示部32や
時刻設定表示部36などを参照しながら、各スイッチ23〜
28を操作して、予約時刻(または予約時間)を設定する
と共に、シャッターSに対しその予約時刻にどのような
動作を行なわせるのかを設定し、タイマー予約機能を働
かせる。例えば予約時刻にシャッターSを開く命令を予
め設定した場合、その予約時刻になるとマイコン41から
エンコーダ42に開命令に対応する信号が一定時間t送り
出される。これを受けてエンコーダ42が、違うコードに
暗号化したデータを送信部43に何度を渡し続けること
で、送信部43からは一定時間tに同じ暗号化コードを含
む複数回の開信号Aが無線信号として送り出されると共
に、この開信号Aを受信したシャッターコントローラの
受信部52が暗号化コードを解読して、シャッターSを開
動作させる。
動作について説明する。予めLCD22の予約表示部32や
時刻設定表示部36などを参照しながら、各スイッチ23〜
28を操作して、予約時刻(または予約時間)を設定する
と共に、シャッターSに対しその予約時刻にどのような
動作を行なわせるのかを設定し、タイマー予約機能を働
かせる。例えば予約時刻にシャッターSを開く命令を予
め設定した場合、その予約時刻になるとマイコン41から
エンコーダ42に開命令に対応する信号が一定時間t送り
出される。これを受けてエンコーダ42が、違うコードに
暗号化したデータを送信部43に何度を渡し続けること
で、送信部43からは一定時間tに同じ暗号化コードを含
む複数回の開信号Aが無線信号として送り出されると共
に、この開信号Aを受信したシャッターコントローラの
受信部52が暗号化コードを解読して、シャッターSを開
動作させる。
【0020】その際、一定時間t内に送り出される開信
号Aの一群が1回しか送り出されないと、シャッターコ
ントローラの受信部52が暗号化コードの解読に失敗する
可能性がある。前述のスイッチ操作で暗号化コードの解
読に失敗した場合は、ユーザーUが再度スイッチ23〜25
のいずれかを押し直せば、別の暗号化コードを含む無線
信号が再送信され、いずれはシャッターSを開けられる
ようになるが、タイマー予約機能を働かせた場合には、
シャッターSがそのまま停止した状態に陥る。
号Aの一群が1回しか送り出されないと、シャッターコ
ントローラの受信部52が暗号化コードの解読に失敗する
可能性がある。前述のスイッチ操作で暗号化コードの解
読に失敗した場合は、ユーザーUが再度スイッチ23〜25
のいずれかを押し直せば、別の暗号化コードを含む無線
信号が再送信され、いずれはシャッターSを開けられる
ようになるが、タイマー予約機能を働かせた場合には、
シャッターSがそのまま停止した状態に陥る。
【0021】そこで本実施例では、前述したスイッチ操
作で動かすのと同様に、予約時刻若しくは予約時間にな
ると、予め設定した命令に対応した一定時間tの信号
が、マイコン41からエンコーダ42に複数回(少なくとも
2回以上)送り出され、これを受けてエンコーダ42は、
設定した命令に対応して毎回異なる暗号化コードに変換
して、送信部43からその暗号化コードを含む無線信号を
送信するようになっている。
作で動かすのと同様に、予約時刻若しくは予約時間にな
ると、予め設定した命令に対応した一定時間tの信号
が、マイコン41からエンコーダ42に複数回(少なくとも
2回以上)送り出され、これを受けてエンコーダ42は、
設定した命令に対応して毎回異なる暗号化コードに変換
して、送信部43からその暗号化コードを含む無線信号を
送信するようになっている。
【0022】図3(b)は、本実施例でのタイマー予約
動作時における無線信号のタイミングチャートである。
なお、ここでは予め設定した命令がシャッターSの開命
令である場合を想定している。
動作時における無線信号のタイミングチャートである。
なお、ここでは予め設定した命令がシャッターSの開命
令である場合を想定している。
【0023】予約時刻または予約時間になると、開命令
に対応した一定時間tの信号がマイコン41から繰り返し
3回エンコーダ42に送り出される。これを受けてエンコ
ーダ42は、各回毎に異なる暗号化コードに変換したデー
タを送信部43に何度も渡し続ける。したがって、1回目
の各開信号Aに含まれる暗号化コードと、2回目の各開
信号A’に含まれる暗号化コードと、3回目の各開信号
A’’に含まれる暗号化コードは各々相違する。これに
より、受信部52が1回目に送信された最初の各開信号A
に含まれる暗号化コードを全て解読できなくても、2回
目以降の開信号A’または開信号A’’に含まれる暗号
化コードをどれか一つでも解読できれば、タイマー予約
動作であっても確実に負荷であるシャッターSを制御す
ることができる。とりわけ住宅用の窓シャッターSが負
荷である場合には、シャッターSが確実に動作してセキ
ュリティー性が向上する。
に対応した一定時間tの信号がマイコン41から繰り返し
3回エンコーダ42に送り出される。これを受けてエンコ
ーダ42は、各回毎に異なる暗号化コードに変換したデー
タを送信部43に何度も渡し続ける。したがって、1回目
の各開信号Aに含まれる暗号化コードと、2回目の各開
信号A’に含まれる暗号化コードと、3回目の各開信号
A’’に含まれる暗号化コードは各々相違する。これに
より、受信部52が1回目に送信された最初の各開信号A
に含まれる暗号化コードを全て解読できなくても、2回
目以降の開信号A’または開信号A’’に含まれる暗号
化コードをどれか一つでも解読できれば、タイマー予約
動作であっても確実に負荷であるシャッターSを制御す
ることができる。とりわけ住宅用の窓シャッターSが負
荷である場合には、シャッターSが確実に動作してセキ
ュリティー性が向上する。
【0024】以上のように本実施例によれば、予約時刻
若しくは予約時間になると、設定した命令を信号変換し
て従属する負荷(シャッターS)に送信すると共に、一
つの命令に対して複数の信号変換が可能な遠隔制御送信
装置において、予約時刻若しくは予約時間になると、前
記設定した命令を暗号化して変換した信号(暗号化コー
ドを含む無線信号)を複数回送信する送信手段44を備え
ている。
若しくは予約時間になると、設定した命令を信号変換し
て従属する負荷(シャッターS)に送信すると共に、一
つの命令に対して複数の信号変換が可能な遠隔制御送信
装置において、予約時刻若しくは予約時間になると、前
記設定した命令を暗号化して変換した信号(暗号化コー
ドを含む無線信号)を複数回送信する送信手段44を備え
ている。
【0025】この場合、予約時刻若しくは予約時間にな
ると、設定した命令に対応して暗号化された信号が、送
信手段44から繰り返し複数回送信される。これにより、
受信側で仮に最初の信号内容を解読できなくても、送信
手段44からは同じ命令でありながら異なるコードに変換
された信号が次々と送られてくるので、通信のセキュリ
ティ性を確保しつつも、タイマー予約時に送信される暗
号化された信号を受信側で確実に解読できる。
ると、設定した命令に対応して暗号化された信号が、送
信手段44から繰り返し複数回送信される。これにより、
受信側で仮に最初の信号内容を解読できなくても、送信
手段44からは同じ命令でありながら異なるコードに変換
された信号が次々と送られてくるので、通信のセキュリ
ティ性を確保しつつも、タイマー予約時に送信される暗
号化された信号を受信側で確実に解読できる。
【0026】またこの場合、前記従属する負荷が、本実
施例のようなシャッターSすなわち住宅用窓シャッター
であれば、送信手段44からの信号を解読した内容に従っ
て、シャッターSが確実に動作するため、例えば受信側
の解読エラーでシャッターSが開いたままの状態になる
ことはなく、セキュリティー性を向上することができ
る。
施例のようなシャッターSすなわち住宅用窓シャッター
であれば、送信手段44からの信号を解読した内容に従っ
て、シャッターSが確実に動作するため、例えば受信側
の解読エラーでシャッターSが開いたままの状態になる
ことはなく、セキュリティー性を向上することができ
る。
【0027】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形
実施が可能である。
のではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形
実施が可能である。
【0028】
【発明の効果】本発明の請求項1の遠隔制御送信装置に
よれば、通信のセキュリティ性を確保しつつも、タイマ
ー予約時に送信される暗号化された信号を受信側で確実
に解読することが可能になる。
よれば、通信のセキュリティ性を確保しつつも、タイマ
ー予約時に送信される暗号化された信号を受信側で確実
に解読することが可能になる。
【0029】本発明の請求項2の遠隔制御送信装置によ
れば、住宅用窓シャッターが確実に動作するため、セキ
ュリティー性を向上できる。
れば、住宅用窓シャッターが確実に動作するため、セキ
ュリティー性を向上できる。
【図1】本発明の第1実施例を示す無線リモコン送信装
置の正面図である。
置の正面図である。
【図2】同上無線リモコン送信装置を含むシステム全体
のブロック図である。
のブロック図である。
【図3】同上送信部から空中伝搬される無線信号のタイ
ミングチャートである。
ミングチャートである。
【図4】従来例を示す無線リモコン送信装置のブロック
構成図である。
構成図である。
44 送信手段
S シャッター(負荷,住宅用窓シャッター)
Claims (2)
- 【請求項1】 予約時刻若しくは予約時間になると、設
定した命令を信号変換して従属する負荷に送信すると共
に、一つの命令に対して複数の信号変換が可能な遠隔制
御送信装置において、前記設定した命令を変換した信号
を複数回送信する送信手段を備えたことを特徴とする遠
隔制御送信装置。 - 【請求項2】 前記負荷が住宅用窓シャッターであるこ
とを特徴とする請求項1記載の遠隔制御送信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001390929A JP2003199176A (ja) | 2001-12-25 | 2001-12-25 | 遠隔制御送信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001390929A JP2003199176A (ja) | 2001-12-25 | 2001-12-25 | 遠隔制御送信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003199176A true JP2003199176A (ja) | 2003-07-11 |
Family
ID=27598666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001390929A Pending JP2003199176A (ja) | 2001-12-25 | 2001-12-25 | 遠隔制御送信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003199176A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006296967A (ja) * | 2005-04-25 | 2006-11-02 | Matsushita Electric Works Ltd | 配膳車 |
-
2001
- 2001-12-25 JP JP2001390929A patent/JP2003199176A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006296967A (ja) * | 2005-04-25 | 2006-11-02 | Matsushita Electric Works Ltd | 配膳車 |
JP4635698B2 (ja) * | 2005-04-25 | 2011-02-23 | パナソニック電工株式会社 | 配膳車 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050628 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050711 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060116 |