JP2003198460A - 無線アクセスシステム - Google Patents

無線アクセスシステム

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JP2003198460A
JP2003198460A JP2001391522A JP2001391522A JP2003198460A JP 2003198460 A JP2003198460 A JP 2003198460A JP 2001391522 A JP2001391522 A JP 2001391522A JP 2001391522 A JP2001391522 A JP 2001391522A JP 2003198460 A JP2003198460 A JP 2003198460A
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JP2001391522A
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English (en)
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Tomoyuki Miura
友行 三浦
Mitsuru Muramoto
充 村本
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の基地局装置における負担が大きいとい
う問題点を解決し、基地局装置が受信レベルRSSIと
エラーの発生状況の測定結果を加入者局に送信し、加入
者局側で両測定結果に従って最適な送信電力を設定する
ことによって、基地局装置側の負荷を軽減し、且つ受信
レベルが適当でありながらエラーが発生する状況にも対
処するように送信電力を制御して、伝送品質を向上でき
る無線アクセスシステムを提供する。 【解決手段】 基地局装置1で、任意の加入者局2から
の受信レベルとエラーレートを測定して加入者局2に送
信し、加入者局2で、最適な受信レベルを予め記憶して
おき、基地局装置1から送信されるエラーの有無情報と
受信レベルと最適な受信レベルとの差分に応じて送信電
力を調整する無線アクセスシステムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加入者回線による
無線アクセスシステムに係り、特に加入者局側で最適な
送信電力を計算して基地局装置側の負担を軽減できる送
信電力制御方法及び無線アクセスシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の無線アクセスシステムには、WL
L(Wireless Local Loop)あるいはFWA(Fixed Wir
eless Access)と呼ばれる無線を使った加入者回線があ
る。このうち電気通信事業者が設置する基地局と複数の
利用者宅地側に設置される加入者(基地)局とを結ぶ無
線伝送路により構成される1対多方式の無線設備は、P
−MP(Point-Multi Point)方式と呼ばれている。
【0003】P−MP方式は準ミリ波帯、ミリ波帯とい
った高い周波数を使用し、高利得なアンテナを用いて見
通し内の通信を行うもので、この標準規格は社団法人電
波産業会で定めたARIB(Association of Radio Ind
ustries and Business)−STD59で規格化されてい
るものである。この標準規格によれば、周波数は22G
Hz帯/26GHz帯/38GHz帯であるため、降雨
・降雪などの天候状況に影響を受けやすく、無線回線の
C/N値劣化を及ぼすため、基地局装置及び加入者局に
おける回線の安定化は重要な問題となっている。
【0004】また、特に基地局装置においては、多数の
加入者局からの上り回線の無線信号を受信するので、セ
ル内の他の加入者局とのチャネルによる干渉や、自通信
のマルチパスからの干渉を受けやすく、伝送路条件の悪
化に対応できる送信電力を必要とする一方で、干渉を避
けるために必要最小限の送信電力に抑える制御も必要で
ある。
【0005】次に、従来の無線アクセスシステムの構成
及び上り回線の送信電力制御に関連する動作について図
7を使って説明する。図7は、従来の無線アクセスシス
テムのシステム構成図である。従来の無線アクセスシス
テムは、図7に示すように、基地局装置(BSE)1′
と、複数の加入者局(BSE)2′と、複数の加入者装
置3とから構成されている。
【0006】次に、従来の無線アクセスシステムを構成
する各部について具体的に説明する。基地局装置(BS
E)1′は、任意の加入者局2′と無線通信を行うもの
である。そして、上り回線の送信電力制御に関しては、
予め最適受信レベルを記憶しており、任意の加入者局
2′から送信されたデータを受信して受信レベルRSS
I(Received Signal Strength Indicator)を測定し、
受信レベルRSSIと記憶している最適受信レベルとを
もとに最適な送信電力を計算して、加入者局2′に対し
て送信レベルの増減を指令する送信レベルコントロール
指示を送信するようになっていた。ここで、送信レベル
コントロール指示は、単に送信電力を上げる指示又は下
げる指示の場合もあるし、具体的な数値をもって送信電
力の増加又は減少を指示する場合もある。
【0007】加入者局(CPE)2′は、基地局装置
1′と無線通信を行うもので、上り回線の送信電力制御
に関しては、基地局装置1′にデータを送信する際に
は、基地局装置1′から送信される送信レベルコントロ
ール指示に従って、送信レベルを増減して、最適な送信
レベルを保つようになっていた。
【0008】加入者装置3は、利用者が使用する端末装
置であり、利用者宅地側に設置され、加入者局2′を介
して基地局装置1′と接続されて、通信を行うものであ
る。
【0009】次に、従来の無線アクセスシステムにおけ
る上り回線の送信電力制御方法について説明する。従来
の無線アクセスシステムにおける上り回線の送信電力制
御方法は、加入者局2′からデータが送信されると、基
地局装置1′によってデータが受信され、その際に受信
レベルRSSIが測定され、基地局装置1′に記憶され
ている最適受信レベルと測定された受信レベルRSSI
とを比較して最適かどうか判断し、最適でない場合に、
最適受信レベルと測定された受信レベルRSSIの大小
関係又はその差分に伴い送信レベルの増減を指令する送
信レベルコントロール指示が加入者局2′に送信され
る。そして、加入者局2′によって送信レベルコントロ
ール指示が受信されると、当該指示に従って、送信レベ
ルを増減して基地局装置1′にデータが送信されるよう
になっている。
【0010】尚、無線の送信電力制御に関する従来技術
としては、平成9年(1997年)12月16日公開の
特開平9−326753号「送信電力制御方式」(出願
人:三菱電機株式会社、発明者:鈴木 邦之)がある。
この従来技術は、送受信機を有する複数の基地局と、前
記基地局と無線通信を行う移動局から構成されるセルラ
ー方式の移動通信システムにおける送信電力制御方法で
あって、基地局又は移動局の一方の無線局Aにおいて、
相手局(無線局B)から送信された信号強度を測定し、
この結果をメッセージにして無線局Bに送信し、無線局
Bではメッセージを検出して検出された値に応じて送信
電力値を決定する送信電力制御方式であり、これによ
り、無線局A(基地局)側の負荷を軽減できるものであ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
無線アクセスシステムでは、基地局装置が多数の加入者
局に対して、それぞれ受信レベルRSSIが最適かどう
か判断し、最適でない場合は最適な送信レベルにするた
めの送信レベルコントロール指示を加入者局に送信する
ので、特に加入者局が多い場合、基地局装置における負
担が大きいという問題点があった。特に、FWA装置で
は、データ通信速度がきわめて高速であるため、データ
通信の為の処理に要するCPUパワーは大きく、それ以
外の処理の軽減が望まれていた。
【0012】また、特開平9−326753号の技術で
は、無線機B(移動局)側から無線機A(基地局)側に
最適な送信電力で送信し、信号強度は十分であるにも関
わらず、フェージングやマルチパスなどの影響でエラー
が発生するような場合には、信号強度だけでの判断によ
る送信電力制御ではまかなえない場合がある。即ち、基
地局側からすると適当な受信レベルであっても、フェー
ジングやマルチパスなどの影響でエラーが起こる場合も
あり、それに対する対応ができず、伝送品質が低下する
という問題点があった。
【0013】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、基地局装置が受信レベルRSSIとエラーの発生状
況の測定結果を加入者局に送信し、加入者局側で両測定
結果に従って最適な送信電力を設定することによって、
基地局装置側の負荷を軽減し、且つ受信レベルが適当で
ありながらエラーが発生する状況にも対処するように送
信電力を制御して、伝送品質を向上できる無線アクセス
システムを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための本発明は、基地局装置と複数の加入者局装
置を有する無線アクセスシステムであって、基地局装置
が、任意の加入者局装置からの受信レベルとエラーレー
トとを測定する受信レベル測定手段と、受信レベルの測
定結果をデジタル値に変換し、エラーレートの測定結果
からエラー有無の情報を生成する変換手段と、受信レベ
ルのデジタル値とエラー有無の情報とをACK情報送信
フレームに含めて送信する送信手段とを有する基地局装
置であり、加入者局装置が、基地局装置から送信される
受信レベルのデジタル値とエラー有無の情報とを受信す
る受信手段と、エラー有無の情報と受信レベルのデジタ
ル値と予め記憶している基地局装置における最適な受信
レベルとから、送信レベルの設定データを取得する送信
レベル設定手段と、取得された設定データに従って送信
レベルを制御する送信レベル制御手段とを有する加入者
局装置であり、送信レベル設定手段が、エラーが無い場
合、若しくはエラーがあって受信レベルのデジタル値が
記憶している最適な受信レベルより小さい場合には、受
信レベルのデジタル値と最適な受信レベルとの差分に基
づく送信レベルの設定データを算出し、エラーがあって
受信レベルのデジタル値が記憶している最適な受信レベ
ル以上の場合には、現在の送信電力を規定の最大電力に
達するまで特定微量電力だけ上昇させるように送信レベ
ルの設定データを設定する送信レベル設定手段であると
するものなので、基地局装置側の負荷を軽減し、且つ受
信レベルが適当でありながらエラーが発生する状況にも
対処できるように送信電力を制御できる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。尚、以下で説明する機能実現
手段は、当該機能を実現できる手段であれば、どのよう
な回路又は装置であっても構わず、また機能の一部又は
全部をソフトウェアで実現することも可能である。更
に、機能実現手段を複数の回路によって実現してもよ
く、複数の機能実現手段を単一の回路で実現してもよ
い。
【0016】本発明に係る無線アクセスシステムは、複
数の加入者局装置の中の1つの加入者局装置から基地局
装置への送信電力制御であって、基地局装置が加入者局
装置からの受信レベルとエラーレートを測定し、測定結
果をACK情報送信フレームに含めて送信し、加入者局
装置が、基地局装置から送信される受信レベルの測定結
果とエラーの有無に従い、基地局装置で最適な受信レベ
ルとなるように送信電力を調整するので、基地局装置側
の負荷を軽減し、且つ受信レベルが適当でありながらエ
ラーが発生する状況にも対処できるように送信電力を制
御できるものである。
【0017】まず、本発明の無線アクセスシステムの構
成及び上り回線の送信電力制御方法の概要について図1
を使って説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る
無線アクセスシステムのシステム構成図である。尚、図
7と同様の構成をとる部分については同一の符号を付し
て説明する。本発明の実施の形態に係る無線アクセスシ
ステムは、図1に示すように、基地局装置(BSE)1
と、複数の加入者局(BSE)2と、複数の加入者装置
3とから構成されている。
【0018】次に、本発明の無線アクセスシステムを構
成する各部について具体的に説明するが、加入者装置3
は、従来と同様であるので説明を省略する。基地局装置
(BSE)1は、従来と同様に、任意の加入者局2と無
線通信を行うものであるが、上り回線の送信電力制御に
関しては、本発明の特徴として、任意の加入者局装置2
からの受信レベルRSSIとエラーレートを測定し、測
定結果を加入者局装置2に送信するようになっている。
具体的には、任意の加入者局2からの受信レベルRSS
Iを測定し、測定結果をデジタル値に変換してRSSI
レベルとし、また当該加入者局2からの受信データのエ
ラーレートを測定し、その結果からエラーの有無を示す
エラー有無情報を生成し、上記RSSIレベルとエラー
有無情報をACK情報などの通常のやりとりを行う下り
フレームに含めて加入者局2に送信するようになってい
る。
【0019】ここで、基地局装置1から加入者局2に送
信される下りフレームのフォーマットについて図2を使
って説明する。図2は、本発明の無線アクセスシステム
における基地局装置から送信される下りフレームのフォ
ーマット図である。基地局装置1から加入者局2に送信
される下りフレームは、図2に示すように、受信時のエ
ラーの有無を示すエラー有無情報と、送信するデータを
組み込むデータ部と、加入者局2からの受信レベルをデ
ジタル変換により16進の値としたRSSIレベルと、
受信したデータを正しく受信したか否かを示すACK情
報とから構成されている。尚、データ部は無い場合もあ
る。ここで、データ部とACK情報の送信フレームは、
従来から送信しているもので、本実施例では、データ部
とACK情報の送信フレームにエラー有無情報とRSS
Iレベルを組み入れて送信するものであり、エラー有無
情報及びRSSIレベル送信のための特別なフレームを
送信するわけではない。
【0020】加入者局(CPE)2は、従来と同様に、
基地局装置1と無線通信を行うものであるが、上り回線
の送信電力制御に関しては、本発明の特徴として、基地
局装置1から送信されるRSSIレベルとエラー有無情
報に従い、基地局装置1で最適な受信レベルとなるよう
に送信電力を調整するものである。
【0021】具体的には、基地局装置1における最適な
受信レベルを予め記憶しておく。そして、基地局装置1
から送信されるエラー有無情報に従い、エラーが無い場
合、又はエラーがあっても基地局装置1から送信される
RSSIレベルが最適な受信レベルよりも小さい場合に
は、最適な受信レベルとなるようにRSSIレベルに基
づく送信レベル制御を行う。ここで、RSSIレベルに
基づく送信レベル制御とは、受信したRSSIレベルと
最適な受信レベルとの差分を求め、差分に応じて送信電
力を調整して基地局装置1にデータを送信する制御であ
る。
【0022】また、エラーがあって、且つ基地局装置1
から送信されるRSSIレベルが最適な受信レベル以上
の場合には、基地局装置1において最適又は十分な受信
レベルになっているにもかかわらず、フェージングやマ
ルチパスなどの影響でエラーを起こしていると考えられ
るので、現在の送信電力を規定の最大電力に達するまで
特定微量電力だけ上昇させるように送信電力を制御する
ようになっている。
【0023】ここで、本発明の無線アクセスシステムに
おける加入者局(CPE)2の構成について、図3を使
って説明する。図3は、本発明の無線アクセスシステム
における加入者局の構成ブロック図である。本発明の無
線アクセスシステムにおける加入者局(CPE)2は、
図3に示すように、アンテナ21と、可変ATT(Atten
uator)23を有するRF(Radio Frequency)部22
と、IF(Intermediate Frequency)部24と、ベースバ
ンド(Base band)部25と、送信レベル設定手段27を
有する制御部26とから構成されている。ここで、アン
テナ21とRF部22とIF部24と、ベースバンド部
25は請求項の受信手段に相当し、送信レベル設定手段
27が請求項の送信レベル設定手段に相当し、可変AT
T(Attenuator)23が請求項の送信レベル制御手段に相
当している。
【0024】次に、本発明の無線アクセスシステムにお
ける加入者局2を構成する各部について具体的に説明す
る。アンテナ21は、基地局装置1と無線通信を行うも
ので、受信した無線信号を可変ATT23bに出力し、
可変ATT23aから入力した無線信号を送出するよう
になっている。
【0025】RF部22は、無線高周波信号の送受信を
行い、高周波信号と中間周波信号との周波数変換を行う
もので、本発明の特徴部分である送信電力制御のための
高周波信号の電力調整を行う可変ATT23aと、可変
ATT23bを有している。可変ATT23は、電気信
号を減衰させるアッテネータであって、入力される設定
位置に従って減衰率を変化させることができる一般的な
可変アッテネータであり、可変ATT23aは、IF部
24からの送信信号を高周波信号に変換した信号を減衰
してアンテナ21に出力するものであり、可変ATT2
3bは、アンテナ21からの受信高周波信号を減衰して
から中間周波への変換を行わせるものである。
【0026】IF部24は、中間周波信号を扱う一般的
なIF部であり、RF部22からの受信中間周波信号か
らベースバンド信号を取り出し、またベースバンド部2
5からの送信ベースバンド信号を中間周波に変換してR
F部22に出力するものである。
【0027】ベースバンド部25は、ベースバンド信号
の変調及び復調を行う一般的なベースバンド部であり、
制御部26から入力したデータをベースバンド信号に変
調してIF部24に出力し、IF部24から入力したベ
ースバンド信号からデータを復調して制御部26に出力
するようになっている。
【0028】制御部26は、従来からある加入者局2の
制御を行うものであるが、本発明の特徴部分として、基
地局装置1から送信されるエラーの有無及びRSSIレ
ベルの測定結果に従い、基地局装置1で最適な受信レベ
ルとなるように送信電力を設定する送信レベル設定手段
27を有するものである。
【0029】送信レベル設定手段27は、予め基地局装
置1における最適な受信レベルを記憶しておき、基地局
装置1から受信したエラーの有無及び受信レベル(RS
SI)に従い、RSSIレベルに基づく送信電力の制御
か、又は現在の送信電力に基づく制御かの何れかを行っ
て、送信電力を調整するコントロール情報を生成するも
のである。
【0030】ここで、本発明の無線アクセスシステムに
おける最適な受信レベルの領域について図4を使って説
明する。図4は、本発明の無線アクセスシステムにおけ
る最適な受信レベルの領域を示す説明図である。本発明
の無線アクセスシステムにおける最適な受信レベルの領
域は、図4に示すように、例えば、エラーフリーの領域
が−80〜−40dBmの場合、加入者局2から送信す
る送信電力は、エラーが生じない程度のできるだけ小さ
な送信出力で送信することがセル内及びセル間の干渉を
小さくするために重要であるため、最適な受信レベルは
−70dBm前後であると仮定して以降説明する。すべ
ての加入者局2から基地局装置1にデータ送信する際
に、基地局装置1における受信レベルが−70dBm前
後になるように、加入者局2における送信レベルを調整
するべく、各加入者局2の送信レベル設定手段27で最
適受信レベルとして−70dBmを予め記憶しておくこ
とになる。
【0031】次に、本発明の無線アクセスシステムの加
入者局2の送信レベル設定手段27における送信レベル
設定処理の流れについて、図5、図6を使って説明す
る。図5は、本発明の無線アクセスシステムの加入者局
の送信レベル設定手段における送信レベル設定処理の流
れを示すフローチャート図であり、図6は、図5のフロ
ーチャート図における「RSSIに基づく送信レベル設
定処理」の詳細を示すフローチャート図である。
【0032】本発明の無線アクセスシステムの加入者局
の送信レベル設定手段における送信レベル設定処理は、
基地局装置1から送信される下りフレームを受信する度
に起動され、ベースバンド部25からRSSIレベルと
エラーの有無の情報(エラー有無情報)を入力する(1
00)。
【0033】そして、エラーがあるかどうか判断し(1
02)、エラーがある場合(Yes)には、入力したR
SSIレベルが基地局装置1における最適受信レベル以
上であるか判断し(104)、最適受信レベル以上であ
る場合(Yes)には、基地局装置1において最適又は
十分な受信レベルになっているにもかかわらず、フェー
ジングやマルチパスなどの影響でエラーを起こしている
と考えられるので、現在の送信電力Pが規定の最大電力
より小さいか判断し(106)、規定の最大電力より小
さくないばあい(No)は、それ以上送信レベルをあが
ることができないので、送信レベル設定処理を終了す
る。
【0034】そして、処理106において、現在の送信
電力Pが規定の最大電力より小さい場合(Yes)に
は、現在の送信電力Pにエラーをなくすための送信電力
上昇分としてΔPだけ送信電力を上昇させるように、可
変ATT23aの減衰率を調整するレベル設定データを
生成し(108)、レベル設定データを可変ATT23
aに出力し(110)、送信レベル設定処理を終了する
ようになっている。
【0035】また、処理102において、エラーが発生
していない場合、又は処理104において、RSSIレ
ベルが最適受信レベル以上ではない、即ち最適受信レベ
ルに達していない場合(No)には、RSSIに基づく
送信レベル設定処理を行って(120)、送信レベル設
定処理を終了するようになっている。
【0036】処理120のRSSIに基づく送信レベル
設定処理の内容は、図6に示すように、例えば変数Rに
入力したRSSIレベルを格納し(202)、予め記憶
している基地局装置1における最適受信レベルから変数
Rを引いた値を変数Xに格納し(204)、変数Xの値
から可変ATT23aの減衰率を調整するレベル設定デ
ータを生成し(206)、レベル設定データを可変AT
T23aに出力し(208)、RSSIに基づく送信レ
ベル設定処理を終了するようになっている。
【0037】次に、本発明の無線アクセスシステムにお
ける送信電力制御動作について、具体例も交えて説明す
る。本発明の無線アクセスシステムにおける送信電力制
御動作は、各加入者局2において基地局装置1での最適
受信レベルとして例えば−70dBmが予め記憶されて
いるものとする。
【0038】そして、任意の加入者局2から上り回線で
データが送信されると、基地局装置1で受信レベル(R
SSI)とエラーレートが測定され、RSSIの測定結
果がデジタル値に変換されてRSSIレベルとし、また
エラーレートからエラー有無の情報が作成されて、RS
SIレベルとエラー有無の情報が下りフレームに含まれ
て当該加入者局2に送信される。
【0039】例えば、ある加入者局2が送信レベル0d
Bmで基地局装置1にデータを送信し、降雨・降雪等が
発生したため回線品質劣化が発生し、基地局装置1での
RSSI測定結果が−80dBmであったとすると、下
りフレームでRSSIレベル−80dBmが送信される
ことになる。
【0040】加入者局2では、基地局装置1から送信さ
れた下りフレームがアンテナ21で受信され、RF部2
2、IF部24、ベースバンド部25を介して復調され
て制御部26に出力される。制御部26の送信レベル設
定手段27では、下りフレームに含まれるRSSIレベ
ル及びエラー有無情報が入力され、エラーが無い場合、
又はエラーがあっても基地局装置1から送信されるRS
SIレベルが最適な受信レベルよりも小さい場合には、
最適な受信レベルとなるようにRSSIレベルに基づく
送信レベル制御を行う。
【0041】RSSIレベルに基づく送信レベル制御と
しては、予め記憶されている基地局装置1における最適
な受信レベルから入力されたRSSIレベルが引かれ、
その値から可変ATT23aを調整するレベル設定デー
タが生成され、レベル設定データが可変ATT23aに
へ出力され、可変ATT23aにおける減衰率が変化し
て、送信電力が調整されるようになっている。
【0042】具体例で説明すると、基地局装置1からR
SSIレベル−80dBmを受け取ると、送信レベル設
定手段27で最適受信レベル(−70dBm)−RSS
Iレベル(−80dBm)=10dBmの演算が行わ
れ、この計算結果に従って、送信電力を10dBm上げ
るように可変ATT23aの減衰率を調整するレベル設
定データが生成されて可変ATT23aに出力され、可
変ATT23aの減衰率変化して、送信電力が10dB
m上げられて、次のデータは送信されるようになってい
る。
【0043】また、送信電力を上げた状態で回線状況が
回復した時は、基地局装置1におけるRSSI測定結果
が−70dBmより大きくなるので、加入者局2におい
て受信したRSSIレベルを元に計算を行って、送信電
力を下げる制御が行われるようになっている。
【0044】一方、受信したRSSIレベルとエラー有
無情報により、エラーがあって、且つ基地局装置1から
送信されるRSSIレベルが最適な受信レベル以上であ
った場合には、基地局装置1において最適又は十分な受
信レベルになっているにもかかわらず、フェージングや
マルチパスなどの影響でエラーを起こしていると考えら
れるので、現在の送信電力Pに対してエラーをなくすた
めの送信電力の上昇分としてΔPだけ電力を上昇させる
ように、可変ATT23aの減衰率を調整するレベル設
定データが生成されて可変ATT23aに出力され、可
変ATT23aの減衰率が変化して、送信電力がΔPだ
け上げられて、次のデータは送信されるようになってい
る。但し、この時現在の送信電力Pが既に規定の最大電
力に達していたなら、これ以上送信電力を上げることは
できない。
【0045】上記のように現在の送信電力Pが規定の最
大電力に達っするまで、ΔPずつ送信電力Pを上昇させ
ながら、基地局装置1側でエラーが検出されなくなるま
で制御を続け、エラーが無くなるとRSSIに基づく送
信電力制御の処理を行うようになっている。
【0046】本発明の無線アクセスシステムにおける送
信電力制御方法によれば、基地局装置1では、任意の加
入者局2からの受信レベルRSSIとエラーレートを測
定して、測定結果を加入者局2に送信し、加入者局2で
は、基地局装置1における最適な受信レベルを予め記憶
しておき、エラーが無い場合、若しくはエラーがあって
受信レベルが記憶している最適な受信レベルより小さい
場合には、基地局装置1から送信された受信レベルの測
定結果と最適な受信レベルとの差分を求め、差分に応じ
て送信電力を調整して基地局装置1にデータを送信する
ので、基地局装置1側の負荷を軽減できる効果がある。
【0047】また、エラーがあって受信レベルのデジタ
ル値が記憶している最適な受信レベル以上の場合には、
現在の送信電力を規定の最大電力に達するまで特定微量
電力だけ上昇させるように送信レベルの設定データを設
定するので、受信レベルが適当でありながらエラーが発
生する状況にも対処できるように送信電力を制御でき且
つ受信レベルが適当でありながらエラーが発生する状況
にも対処するように送信電力を制御して、伝送品質を向
上できる効果がある。
【0048】また、基地局装置1は、加入者局装置2か
らの受信レベルの測定結果をデジタル値に変換し、また
エラーレートの測定結果からエラー有無の情報を生成し
て、受信レベルのデジタル値とエラー有無の情報とをA
CK情報送信フレームに含めて送信するので、わざわざ
RSSIレベル及びエラー有無の情報の送信用のフレー
ムを生成することなく、基地局装置1から加入者局2へ
の伝送負荷を増すこと無くRSSIレベル及びエラー有
無の情報を送信することができる効果がある。
【0049】また、加入者局2毎に基地局装置1におけ
る最適な受信レベルを予め設定して記憶しておき、基地
局装置1から送信される受信レベルの測定結果と最適な
受信レベルとの差分に応じて送信電力を調整して基地局
装置1にデータを送信するので、伝送路の回線品質が異
なる場合があっても、個々の加入者局2毎に最適受信レ
ベルを設定することができ、回線状況に特化した送信電
力制御を行うことができる効果がある。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、基地局装置と複数の加
入者局装置を有する無線アクセスシステムであって、基
地局装置が、受信レベル測定手段で任意の加入者局装置
からの受信レベルとエラーレートを測定し、変換手段で
受信レベルの測定結果をデジタル値に変換し、エラーレ
ートの測定結果からエラー有無の情報を生成して、送信
手段で受信レベルのデジタル値とエラー有無の情報とを
ACK情報送信フレームに含めて送信し、加入者局装置
が、基地局装置から送信される受信レベルのデジタル値
とエラー有無の情報とを受信手段で受信し、送信レベル
設定手段で、エラーが無い場合、若しくはエラーがあっ
て受信レベルのデジタル値が記憶している最適な受信レ
ベルより小さい場合には、受信レベルのデジタル値と最
適な受信レベルとの差分に基づく送信レベルの設定デー
タを算出し、エラーがあって受信レベルのデジタル値が
記憶している最適な受信レベル以上の場合には、現在の
送信電力を規定の最大電力に達するまで特定微量電力だ
け上昇させるように送信レベルの設定データを設定し、
送信レベル制御手段で取得された設定データに従って送
信レベルを制御する無線アクセスシステムとしているの
で、基地局装置側の負荷を軽減し、且つ受信レベルが適
当でありながらエラーが発生する状況にも対処するよう
に送信電力を制御して、伝送品質を向上できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る無線アクセスシステ
ムのシステム構成図である。
【図2】本発明の無線アクセスシステムにおける基地局
装置から送信される下りフレームのフォーマット図であ
る。
【図3】本発明の無線アクセスシステムにおける加入者
局の構成ブロック図である。
【図4】本発明の無線アクセスシステムにおける最適な
受信レベルの領域を示す説明図である。
【図5】本発明の無線アクセスシステムの加入者局の送
信レベル設定手段における送信レベル設定処理の流れを
示すフローチャート図である。
【図6】図5のフローチャート図における「RSSIに
基づく送信レベル設定処理」の詳細を示すフローチャー
ト図である。
【図7】従来の無線アクセスシステムのシステム構成図
である。
【符号の説明】
1、1′…基地局装置(BSE)、 2、2′…加入者
局(CPE)、 3…加入者局、 21…アンテナ、
22…RF部、 23a、23b…可変ATT、 24
…IF部、 25…ベースバンド部、 26…制御部、
27…送信レベル設定手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局装置と複数の加入者局装置を有す
    る無線アクセスシステムであって、 前記基地局装置が、任意の加入者局装置からの受信レベ
    ルとエラーレートとを測定し、前記測定結果を前記加入
    者局装置に送信する基地局装置であり、 前記加入者局装置が、前記基地局装置から送信される測
    定結果に従い、前記基地局装置で最適な受信レベルとな
    るように送信電力を調整する加入者局装置であることを
    特徴とする無線アクセスシステム。
  2. 【請求項2】 基地局装置と複数の加入者局装置を有す
    る無線アクセスシステムであって、 前記基地局装置が、任意の加入者局装置からの受信レベ
    ルとエラーレートとを測定する受信レベル測定手段と、
    前記受信レベルの測定結果をデジタル値に変換し、前記
    エラーレートの測定結果からエラー有無の情報を生成す
    る変換手段と、前記受信レベルのデジタル値と前記エラ
    ー有無の情報とをACK情報送信フレームに含めて送信
    する送信手段とを有する基地局装置であり、 前記加入者局装置が、前記基地局装置から送信される受
    信レベルのデジタル値とエラー有無の情報を受信する受
    信手段と、前記エラー有無の情報と前記受信レベルのデ
    ジタル値と予め記憶している前記基地局装置における最
    適な受信レベルとから、送信レベルの設定データを取得
    する送信レベル設定手段と、前記取得された設定データ
    に従って送信レベルを制御する送信レベル制御手段とを
    有する加入者局装置であり、 前記送信レベル設定手段が、エラーが無い場合、若しく
    はエラーがあって前記受信レベルのデジタル値が前記記
    憶している最適な受信レベルより小さい場合には、前記
    受信レベルのデジタル値と前記最適な受信レベルとの差
    分に基づく送信レベルの設定データを算出し、エラーが
    あって前記受信レベルのデジタル値が前記記憶している
    最適な受信レベル以上の場合には、現在の送信電力を規
    定の最大電力に達するまで特定微量電力だけ上昇させる
    ように送信レベルの設定データを設定する送信レベル設
    定手段であることを特徴とする無線アクセスシステム。
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