JP2003197754A - 高周波半導体装置 - Google Patents

高周波半導体装置

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JP2003197754A
JP2003197754A JP2001394360A JP2001394360A JP2003197754A JP 2003197754 A JP2003197754 A JP 2003197754A JP 2001394360 A JP2001394360 A JP 2001394360A JP 2001394360 A JP2001394360 A JP 2001394360A JP 2003197754 A JP2003197754 A JP 2003197754A
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JP
Japan
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frequency
semiconductor device
protection circuit
circuit
input
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JP2001394360A
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Takahiro Oonakamichi
崇浩 大中道
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
    • H01L27/0203Particular design considerations for integrated circuits
    • H01L27/0248Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection
    • H01L27/0251Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection for MOS devices

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高周波特性の著しい劣化を起こすことなく、
高ESD耐性を実現する高機能・高信頼性の高周波半導
体装置を提供する。 【解決手段】 高周波入出力パッド1に接続される高周
波信号入出力線に、分岐によりESD保護回路20を接
続し、その後段にPIP容量素子やMIM容量素子や櫛
形配線容量素子などの直流カット用容量素子C3を介し
て高周波内部回路2を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は高周波半導体装置
に関し、特に、高周波信号入出力線から高周波入出力パ
ッドを介して内部回路に高周波信号を与える高周波半導
体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機の普及や、無線LAN
の実用化に伴い、これらの電子機器の高性能化,小型
化,低コスト化を実現するのに不可欠な高周波半導体装
置が脚光を浴びている。これら高周波半導体装置を実現
する材料としては、これまで高い電子移動度を持つGa
AsなどのIII−V族化合物半導体が主に用いられて
きたが、近年SiのMOSトランジスタの微細化が急激
に進み、0.2μmを切る微細ゲート長を持つMOSト
ランジスタが形成可能となり、そのトランスコンダクタ
ンスGmが著しく向上し、高周波特性が向上したため、
ギガヘルツ帯・高周波デバイスに適用可能な特性を持つ
ようになってきている。
【0003】静電気を帯電した物体が他の物体と接触
し、それらの物体間に起こる放電現象はESD(Electr
o Static Discharge)と呼ばれるが、半導体素子へのE
SDはその素子を破壊することがある。代表的なESD
のモデルとしては、帯電した人体から半導体素子への放
電をモデル化したHBM(Human Body Model)、帯電し
た装置から半導体素子への放電をモデル化したMM(Ma
chine Model)、半導体自身に帯電した電荷が接地され
た物体に放電される様子をモデル化したCDM(Charge
Device Model)の3種類がある。このうち、HBMと
CDMの電流波形例を図19に示す。
【0004】図19において縦軸に電流値を示し、横軸
に時間を示している。図19からわかるように、HBM
では〜100μsecという比較的長時間にわたって、
〜1A程度の電流ストレスが生じることがわかる。ま
た、CDMについては、〜10A程度の高電流ストレス
が〜1μsecという非常に短い時間に印加されること
がわかる。
【0005】上述のごとく、ESD時は、高電流が短時
間の間に半導体素子に印加されるため、ジュール熱によ
る溶解という「熱的破壊」が起こるとともに、たとえば
近年LSI(Large scaled Integration)Siデバイス
の主流であるMOSトランジスタ構造を用いる場合は、
MOSトランジスタのゲート酸化膜にESDによる高電
界が印加されると絶縁破壊されやすいため、ESDによ
るデバイスの破壊が大きな問題となっている。そこで、
入出力ピン(ワイヤボンディングにより、この入出力ピ
ンと接続するSiウェハ上の対象物はパッドであるの
で、以下入出力パッドで説明を行なう)と、内部回路の
間に各種保護回路を形成し、ESD現象の際に流れる高
電圧のサージが内部回路に伝達しないようにし、素子の
破壊を防ぐのは一般的となっている。これはESD保護
回路と呼ばれている。
【0006】現在、このESD保護回路としては、M-D.
Ker et al.,IEDM,pp889-892,1996に記載されているオフ
状態にしたMOSトランジスタを入出力信号線に接続す
る回路がよく用いられている。
【0007】図20はその代表的なESD保護回路の回
路図である。図20に示すように、ゲートとソースおよ
びNウェルが外部供給電圧VDDに接続されたP型MO
SトランジスタTR1のドレインは入出力信号線に接続
される。また、ゲートとソースおよびPウェルが接地さ
れたN型MOSトランジスタTR2のドレインが入出力
パッド1と内部回路2とを接続する入出力信号線に接続
される。
【0008】接続された2つのMOSトランジスタTR
1,TR2はオフ状態であるため、通常動作時は何ら電
流を流さず、通常時のデバイス動作には影響を及ぼさな
い。
【0009】一方、ESDによるサージが入出力パッド
1から流入すると、以下に説明する寄生バイポーラトラ
ンジスタ動作が起こり、ドレインからソースへ高電流を
流す経路が形成される。
【0010】図21はMOSトランジスタの寄生バイポ
ーラトランジスタ動作を説明するための図である。ここ
では、正電圧のサージがN型MOSトランジスタTR2
のドレインに入ることを想定しているが、まずドレイン
のN+拡散層41において正電圧が印加され、サージに
よりその電圧が大きくなるにつれ、逆方向バイアスされ
たN+拡散層41のPN接合がブレークダウンを起こ
し、衝突電離(インパクトイオン化)現象により大量の
電子・正孔対の発生が起こる。発生した電子・正孔対の
うち、電子は正電圧の印加されたドレインに流れ、正孔
は接地されたPウェル40へと流れる。ここで、正孔が
Pウェル40に流れることにより生じる電流の大きさを
hole,Pウェル40の抵抗値をRsubとすると、I
hole・Rsubの電圧降下がPウェル40内深さ方向に起
こることになる。
【0011】この電圧降下により、N型MOSトランジ
スタTR2のゲート真下の浅いPウェル領域40の電位
が正電位に上昇することになる。このとき、ドレイン+
拡散層/ゲート直下の浅いPウェル領域/ソースN+拡
散層42のNPN寄生バイポーラトランジスタにおい
て、ドレインN+拡散層/ゲート直下の浅いPウェル領
域が逆バイアスされ、ゲート43直下の浅いPウェル領
域/ソースN+拡散層42が正バイアスされており、こ
の寄生NPNバイポーラトランジスタがオンする。この
ように、ゲート43が接地され、オフ状態であったN型
MOSトランジスタTR2はESDの正電圧サージが印
加されると、NPN寄生バイポーラがオンし、大電流を
流すことが可能となる。
【0012】また、負電圧のサージがP型MOSトラン
ジスタTR1に入った場合も同様の動作が起こる。さら
に、P型MOSトランジスタTR1のドレインに入った
正電圧のサージの場合は、ドレイン/Nウェルの接合ダ
イオードは順バイアスされてオンし、電流がNウェルへ
と流れる。負電圧のサージがN型MOSトランジスタT
R2のドレインに入った場合も同様である。
【0013】このように、オフ状態のMOSトランジス
タを用いたESD保護回路により、ESD時に大電流を
接地ラインや内部供給電圧VDDのラインに逃がすこと
が可能であり、内部回路2に高電流が流れることを防
ぎ、前述のごとく熱的破壊およびゲート酸化膜の絶縁破
壊を防ぐことが可能となる。
【0014】ここで、オフ状態のMOSトランジスタが
以上のような良好なESD保護機能を果たすためには、
そのMOSトランジスタのレイアウト上の注意が必要で
あることはよく知られている。すなわち、図22に示す
ように、MOSトランジスタのゲート電極とソース/ド
レイン拡散層に落とすゲート・コンタクトの距離dを十
分大きくとる必要がある。前述のM-D. Ker et al., IED
M, pp.889-892, 1996年によれば、ゲート電極とソース
/ドレイン拡散層コンタクトの距離dは5〜6μm確保
しなくてはならないとされている。コンタクトの直径を
cとするならば、ゲート電極で挟まれるソース/ドレイ
ン拡散層の幅は2d+cとなることから、ゲート電極と
ソース/ドレイン拡散層コンタクトの距離dを十分大き
くとる必要があるESD保護素子として使用するMOS
トランジスタにおいては、ソース/ドレイン拡散層の幅
も大きくなることがわかる。0.2μmのデザインルー
ルでは、cは0.2μm程度であることが一般的である
ので、ソース/ドレイン拡散層の幅は2d+cは10.
2〜12.2μmと大きくなる。したがって、たとえば
十分なESD保護機能を実現するには、MOSトランジ
スタのゲート幅は最低100μm必要であり、0.2μ
mデザインルールにおける一般的な単位面積当りのソー
ス/ドレイン拡散層の寄生容量(ソース/ドレイン拡散
層とウェルからなるPN接合の空之層容量)は1fF/
μm2であるので、ESD保護素子として使用するMO
Sトランジスタのソース/ドレイン拡散層の対Si基板
(ウェル)間の寄生容量は1.02〜1.22pFとな
り、非常に大きいことがわかる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このようなESD保護
素子の非常に大きい対Si基板間寄生容量は、半導体メ
モリやロジックデバイスにおいては問題になることはな
かった。しかしながら、Si−MOSを用いた高周波デ
バイスではこれが大きな問題となる。容量Cのインピー
ダンスzの大きさ|z|は、1/(2πfC)で表わさ
れるが、周波数fが大きくなると(すなわち高周波にな
ると)、容量Cのインピーダンスの大きさ|z|は小さ
くなることがわかる。ここで、さらにこの容量Cが大き
くなると、容量Cのインピーダンスzの大きさ|z|は
さらに小さくなる。すなわち、大きいドレイン拡散層容
量が高周波信号線に接続されていると、高周波において
はこの大きいドレイン拡散層容量のインピーダンスの大
きさは非常に小さくなる。
【0016】ここで、Si基板では、R.Groves et al.,
IEEE BCTM pp.149-152,1999に記載されているように、
化合物半導体GaAsの半導体デバイスで用いられてい
るような半絶縁性の高抵抗な基板は、高品質なものが入
手できないため、低抵抗な基板が用いられている。した
がって、高周波信号線にESD保護素子を接続すると、
そのドレイン拡散層の大きな容量のインピーダンスが高
周波において非常に小さく、その容量が接続される先で
あるSi基板の抵抗も小さいため、図23のオフ状態M
OSトランジスタを用いたESD保護回路の簡易等価回
路から明らかなように高周波信号線に流れる高周波信号
の多くがESD保護素子に流れてしまい、Si基板の抵
抗により損失してしまうことがわかる。
【0017】このように、ESD保護素子を形成するこ
とにより高ESD耐性を有した高信頼の高機能高周波S
i−MOS半導体装置を実現することは非常に困難であ
ることがわかる。
【0018】それゆえに、この発明の主たる目的は、高
周波半導体装置において、高周波特性の著しい劣化を起
こすことなく、高ESD耐性を実現する高機能・高信頼
性半導体装置を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明は、高周波入出
力パッドに高周波信号入出力線が接続された高周波半導
体装置において、高周波入出力パッドに、分岐によりそ
の先端が接地線に接続されている保護回路と、高周波信
号入出力線の保護回路分岐点と内部回路との間に直流カ
ット用容量素子を直列に接続したことを特徴とする。
【0020】他の発明は、高周波入出力パッドに高周波
信号入出力線が接続された高周波半導体装置において、
高周波入出力パッドに分岐により、その先端が接地線に
接続されている第1の保護回路と、その先端が電源線に
接続されている第2の保護回路と、高周波信号入出力線
の保護回路分岐点と内部回路との間に直列に接続される
直流カット用容量素子を備えたことを特徴とする。
【0021】また、直流カット用容量素子は、ポリシリ
コン間の絶縁膜の容量素子を用いて形成することを特徴
とする。
【0022】また、直流カット用容量素子は金属電極間
絶縁膜容量素子を用いて形成することを特徴とする。
【0023】また、直流カット用容量素子は、金属配線
を用いて形成した櫛型配線容量素子を用いて形成するこ
とを特徴とする。
【0024】さらに、他の発明は、高周波入出力パッド
に高周波信号入出力線が接続された高周波半導体装置に
おいて、高周波信号入出力線に対して分岐により接続さ
れる保護回路を備え、保護回路の後段に配置される保護
対象の内部回路の初段回路の絶縁膜膜厚が高周波半導体
装置において使用されるMOSトランジスタのゲート絶
縁膜の絶縁膜膜厚より大きいことを特徴とする。
【0025】さらに、他の発明は、高周波入出力パッド
に高周波信号入出力線が接続された高周波半導体装置に
おいて、高周波信号入出力線に対して分岐により接続さ
れる保護回路を備え、保護回路の後段に配置される保護
対象の内部回路の初段回路の負荷容量が高周波半導体装
置において使用されるMOSトランジスタのゲート絶縁
膜の絶縁膜容量より大きいことを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の第1の実施形態
における高周波デバイス対応のESD保護回路を示す図
である。図1において、高周波入出力パッド1に接続さ
れる高周波信号入出力線に、分岐によりまずESD保護
回路20が接続され、その後段に直流カット用容量素子
C3を介して高周波の内部回路2が接続される。高周波
回路においては、高周波信号入力部においては直流成分
を除去する必要のあることが多く、その際、直流成分を
除去する直流カット用容量素子C3を形成することにな
る。
【0027】直流カット用容量素子C3はその動作周波
数において、十分低インピーダンスとなり、高周波信号
を損失なく通過させる必要があるため、その容量値は大
きな値である必要がある(2GHz動作の場合、たとえ
ば5pFなどの容量素子が用いられる)。このような大
容量の容量を半導体チップ内で形成するとなると、大き
な面積が必要となるため、チップ外からの信号入力部に
おける直流カット用容量素子の場合は、半導体チップ内
での形成ではなく、チップ外における外付け部品として
接続されるのが一般的である。
【0028】しかしながら、この発明では、従来、外付
けによって形成していた直流カット用容量素子を半導体
チップ上において、ESD保護回路の後段に形成するこ
とが特徴となっている。また、さらに、その直流カット
用容量素子を、金属配線を用いて形成した櫛形配線容量
素子により形成することにより、さらなる特性の向上を
実現することができる。
【0029】従来技術においては、図2に示すように、
高周波入出力パッド1に接続される高周波信号入出力線
に、分岐によりまずESD耐性保護回路20を接続し、
高周波の内部回路2が形成され、ESD保護回路20に
より内部回路2の保護を実施していた。SiのMOSプ
ロセスにおいては、前述のごとく微細化により、高周波
動作が実現されており、MOSトランジスタのゲート酸
化膜は、現在20〜40Å以下といった極薄膜となって
いる。
【0030】高周波回路として、代表的なLNA(低雑
音増幅器)を考えると、ESDから保護すべき内部回路
は図3に示すように、極薄膜のゲート電極が初段にくる
ことが多い。このような場合、この極薄膜酸化膜は、E
SDのサージにより非常に容易に破壊されやすく、ES
D保護回路により、完全にESDサージ電流を分岐し、
内部回路2への電流漏洩をほとんどなくすことができな
ければ、ESD破壊の防止が実現できないことがわか
る。このように、MOSトランジスタの微細化に伴な
う、ゲート酸化膜の薄膜化により、ESD保護が非常に
厳しいものとなっていることがわかる。
【0031】このような状況の下、この発明のように、
ESDサージが直接流入する内部回路の手段が、直流カ
ット用容量素子とした場合、破壊の対象となる内部回路
の絶縁膜膜厚が、従来の20〜40Åから、容量を形成
する絶縁膜の膜厚、通常150〜200Åに増大するこ
とになり、絶縁破壊を発生する電圧値が、その膜厚増大
分大きく増大することがわかる。絶縁膜の絶縁破壊は、
基本的に印加電界によって決まるため、絶縁膜薄膜が増
大すれば、絶縁破壊電圧も、その分増大することは自明
である。ここで、ESDの破壊現象について考えてみ
る。
【0032】ESDサージ電流のうち、ESD保護回路
に完全に分岐せず、内部回路2に流れ込んだ電流値が内
部回路初段の負荷容量を充電し、内部回路初段の電圧値
が上昇し、内部回路初段の絶縁膜の絶縁破壊電圧値を超
えることにより、絶縁破壊が起こる。前述のごとく、こ
の発明の直流カット用容量素子を内部回路2の初段とす
ることにより、内部回路2の初段の絶縁破壊電圧値を増
大することが実現されるだけでなく、以下に述べるよう
な効果も実現される。
【0033】すなわち、内部回路初段の負荷容量につい
ても、従来のMOSトランジスタのゲートが内部回路2
の初段の場合、精々0.8pF以下の容量値であったの
が(LNAに用いられるMOSトランジスタのゲート幅
は一般に100μm〜400μmであり、そのMOSト
ランジスタのゲート容量は、ゲート長0.2μmの場
合、0.2〜0.8pF程度となる。)、直流カット用
容量素子C3は前述のごとく5pFといった高容量であ
るため、6倍以上、内部回路初段の負荷容量値が増大す
ることになる。したがって、 Q=I・t=C・V、すなわちI=C・V/t ここで、電荷Q,電流I,時間t,容量C,電圧Vとし
ている。
【0034】上記式でわかるように、負荷容量が6倍で
あるならば、同一の電圧値まで電圧上昇するのに、6倍
の電流値を許容可能となることがわかる。この効果と、
前述の絶縁破壊発生電圧値の増大効果と、2つの効果に
より、ESDサージ耐性は大きく向上することがわか
る。
【0035】したがって、ESD保護回路20により、
完全にESDサージ電流を分岐する必要性がなくなるた
め、ESD保護回路20の駆動電流能力を削減すること
は許されることとなり、ESD保護回路20をオフMO
Sトランジスタ型で構成した場合は、そのオフMOSト
ランジスタのゲート幅を大きく減少することが可能とな
る。これにより、ESD保護回路20の形成により付加
される寄生容量値を大きく低減することが可能となり、
高周波特性の劣化が防止可能となる。
【0036】このように、この発明の一実施形態では、
前述の面積問題、ならびにチップ上に形成する容量が外
付け部品に比べ特性が悪いことから、半導体チップ内に
形成するメリットがなく、従来外付けにより形成されて
いた外部高周波信号入力端子における直流カット用容量
素子を敢えてチップ上にESD保護回路20の後段に形
成することにより、高周波デバイスにおけるESDの耐
性を改善し、これまで問題となっていたESD保護回路
による寄生容量・寄生抵抗の付加による高周波特性の著
しい劣化問題を解決するという特有な効果を奏すること
ができる。
【0037】さらに、半導体チップ上の容量素子として
は、2層のポリシリコン電極間にシリコン酸化膜やシリ
コン窒化膜やその複合膜を挟んだ構造である、ポリシリ
コン間容量(PIP,Polysilicon Insulater Polysili
con:たとえばK.Yamamoto,etal.,IEEE J.Solid-State Ci
rcuits,vol.36,pp1186-1197, Aug.2001.)や、金属配線
の層間絶縁膜内において2層の金属電極間においてシリ
コン酸化膜やシリコン窒化膜やその複合膜を挟んだ構造
を形成するMIM容量(Metal Insulater Metal:M.Arma
cost,et al.,IEEE IEDM 2000)が一般的であるが、これ
らをこの発明の実施形態におけるESD保護回路20の
後段に形成する直流カット用容量素子C3として使用す
る他に、金属配線を櫛型に形成することにより、作製す
る櫛形配線容量を使用することにより、さらなるESD
耐性の改善が実現される。
【0038】図4は層間絶縁膜により容量を形成する例
を示す図である。図4に示すように、金属配線を櫛型に
形成することにより、金属配線間の層間絶縁膜を容量と
した容量素子を形成できる。最先端シリコンCMOSプ
ロセスにおいては、劇的なデザインルールの縮小によ
り、金属配線の幅・間隔のデザインルールについても、
数千Åといったレベルまで縮小されている。したがっ
て、現実的なレイアウト面積にて、高容量の櫛形配線容
量素子を形成可能となっており、この櫛形配線容量素子
をこの発明の直流カット用容量素子C3に用いることが
できる。
【0039】図5はこれらの効果を表にまとめたもので
ある。図5より、PIPやMIMを想定した前述の絶縁
膜膜厚値150〜200Åが数千Å(最先端プロセスに
おいては2000〜3000Å程度)といった値まで増
大することとなり、前述の絶縁破壊電圧値はさらに10
倍以上増大することがわかる。
【0040】このように、基本的に通常の金属配線と全
く同一の構成であり、金属配線自体の超高絶縁破壊電圧
値を有する櫛形配線容量素子を、ESD保護回路20の
後段にくる内部回路2の初段とすれば、ESD耐性は著
しく向上することは自明であり、ESD保護回路20の
電流駆動能力を大きく低減することが許されることとな
り、ESD保護回路の寄生容量を大きく低減することが
可能となる。
【0041】図6はこの発明の第1の実施形態における
変形例の回路図である。図6において、高周波入出力パ
ッド1に接続される高周波信号入出力線に、分岐により
P型MOSトランジスタTR1とN型MOSトランジス
タTR2からなるESD保護回路を形成し、その後段に
たとえばPIP容量素子からなる直流カット用容量素子
C4を介して高周波の内部回路2が接続される。
【0042】図7はPIP容量素子の断面図であり、こ
の図7に示すPIP容量素子が図6の直流カット用容量
素子C4として用いられる。図7に示すように、PIP
容量素子は、シリコン基板11の上に分離酸化膜12が
形成されており、その上に形成されている第1層,第2
層のポリシリコン13,14の間にシリコン酸化膜やシ
リコン窒化膜やその複合膜などの絶縁膜17を挟んだ構
造で構成されている。第1層目の金属配線16はコンタ
クト15を介して第2層目のポリシリコン14に接続さ
れ、金属配線18はコンタクト19を介して第1層目の
ポリシリコン13に接続されている。
【0043】PIP容量素子の絶縁膜膜厚値は、たとえ
ば酸化膜換算膜厚で150〜200Åである。ESD保
護素子としては、図6に示すようにたとえばオフMOS
トランジスタ型を用い、接地線に接続したN型MOSト
ランジスタTR2,VDD線に接続したP型MOSトラ
ンジスタTR1によって形成される。
【0044】図8は第1の実施形態における他の変形例
の回路図であり、図6に示した構成のうち、接地線に接
続したN型MOSトランジスタTR2だけを用いたもの
である。
【0045】また、図9は第1の実施形態におけるさら
に他の変形例の回路図であり、接地線ならびにVDD線
に接続した2つのダイオードD1,D2を用いてESD
保護回路を構成したものである。
【0046】図10は第1の実施形態におけるさらに他
の変形例であり、高周波信号線と接地ラインとの間に、
第1ESD保護回路21と第2ESD保護回路22とを
2段に接続し、その後段に直流カット用容量素子C4を
接続したものである。これらの第1および第2ESD保
護回路21,22は図8に示すようなN型MOSトラン
ジスタTR2で構成できる。
【0047】図11は第1の実施形態におけるさらに他
の変形例を示す回路図である。この例は、ESD保護回
路20と直流カット用容量素子C4との間にサージ吸収
用の抵抗素子R3を接続したものである。
【0048】上述のごとく、この発明の第1の実施形態
では、PIPキャパシタからなる直流カット用容量素子
C4が内部回路2の初段となるために、絶縁破壊電圧が
著しく増大し、さらに内部回路初段の負荷容量の増大効
果も加わり、ESDサージ許容電流が著しく増大する。
したがって、ESD耐性が改善され、ESD保護回路2
0の電流駆動能力を大きく削減することが可能となり、
問題となっていたESD保護回路20による付加される
寄生容量値を、大きく低減することが実現され、高周波
特性の劣化を防止できる。これにより、良好な高周波特
性を有する高信頼性の優れた高周波半導体装置を提供で
きる。
【0049】図12は、この発明の第2の実施形態を示
す回路図であり、図13は図12に示したMIM容量素
子の一例を示す断面図である。
【0050】図12において、高周波入出力パッド1に
接続される高周波信号入出力線に、分岐よりP型MOS
トランジスタTR1とN型MOSトランジスタTR2か
らなるESD保護回路を形成し、その後段に図13に示
すような構造を有するMIM容量素子からなる直流カッ
ト用容量素子C5が接続され、高周波内部回路が形成さ
れる。
【0051】図13に示すMIM容量素子は、シリコン
基板31の上に層間絶縁膜32が形成されており、その
上に下層の金属配線33が形成されている。金属配線3
3上には容量を形成する絶縁膜層34が形成されてい
る。絶縁膜層34はシリコン酸化膜,シリコン窒化膜ま
たはそれらの複合膜からなり、その膜厚値は、たとえば
酸化膜換算膜厚で150〜200Åである。絶縁膜層3
4上には上部電極層35が形成され、その上には層間絶
縁膜37が形成されており、ヴィアホール36を介して
上層の金属配線38に接続されている。
【0052】ESD保護素子としては、たとえばオフM
OSトランジスタ型を用い、接地線に接続したN型MO
SトランジスタTR2およびVDD線に接続したP型M
OSトランジスタTR1によって形成されている。
【0053】図14は図12に示した第2の実施形態の
変形例であり、接地線に接続したN型MOSトランジス
タTR2のみを接続し、図12に示したP型MOSトラ
ンジスタTR1を省略したものである。
【0054】図15は第2の実施形態の他の変形例であ
り、VDD線と接地線との間に2つのダイオードD1,
D2を接続してESD保護回路を構成したものである。
【0055】上述のごとく、この発明の第2の実施形態
では、MIM容量素子からなる直流カット用容量素子C
5が内部回路2の初段となるために、絶縁破壊電圧が著
しく増大し、さらに内部回路初段の負荷容量の増大効果
も加わり、ESDサージ許容電流が著しく増大する。し
たがって、ESD耐性が改善され、ESD保護回路20
の電流駆動能力を大きく削減することが可能となり、問
題となっていたESD保護回路20による付加される寄
生容量値を、大きく低減することが実現され、高周波特
性の劣化を防止できる。これにより、良好な高周波特性
を有する高信頼性の優れた高周波半導体装置を実現でき
る。
【0056】図16はこの発明の第3の実施形態を示す
回路図である。この実施形態は、高周波入出力パッド1
に接続される高周波信号入出力線に、分岐によりESD
保護回路を形成し、その後段に図4に示した構造の櫛形
配線容量素子を用いた直流カット用容量素子C6を介し
て高周波内部回路を形成する。櫛形配線容量素子は金属
配線を櫛型に形成することにより、金属配線間の層間絶
縁膜を絶縁膜容量として容量素子を形成する。
【0057】Si最先端CMOSプロセスにおいては、
劇的なデザインルールの縮小により、金属配線の幅・間
隔のデザインルールについても、数千Åといったレベル
まで(最先端プロセスにおいては2000〜3000Å
程度に)縮小されている。したがって、現実的なレイア
ウト面積にて、高容量の櫛形配線容量素子を形成可能と
なっている。ESD保護素子としては、たとえばオフM
OSトランジスタを用い、接地線に接続したN型MOS
トランジスタTR2と、VDD線に接続したP型MOS
トランジスタTR1によって構成される。
【0058】図17は図16に示した第3の実施形態の
変形例を示す回路図である。この図17に示した例は、
接地線に接続したN型MOSトランジスタTR2のみを
用い、図16に示したP型MOSトランジスタTR1を
省略したものである。
【0059】図18は他の変形例を示す図であり、接地
線とVDD線との間に2つのダイオードD1,D2を接
続してESD保護回路を構成したものである。
【0060】上述のごとく、この発明の第3の実施形態
では、櫛形配線容量素子からなる直流カット用容量素子
C6が内部回路2の初段となるために、絶縁破壊電圧が
著しく増大し、さらに内部回路初段の負荷容量の増大効
果も加わり、ESDサージ許容電流が著しく増大する。
したがって、ESD耐性が改善され、ESD保護回路2
0の電流駆動能力を大きく削減することが可能となり、
問題となっていたESD保護回路20による付加される
寄生容量値を、大きく低減することが実現され、高周波
特性の劣化を防止できる。これにより、良好な高周波特
性を有する高信頼性の優れた高周波半導体装置を提供で
きる。
【0061】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0062】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、従来
内部回路の手段が極薄膜ゲート酸化膜を有するMOSト
ランジスタのゲートであることが多く、絶縁破壊電圧が
低く、ESD耐性が悪く、ESD保護回路の電流駆動能
力を非常に高くする必要があったのに対して、この発明
によれば、直流素子容量が内部回路の手段となるため、
絶縁破壊電圧を著しく増大でき、さらに内部回路初段の
負荷容量の増大効果も加わって、ESDサージ許容電流
が著しく増大する。したがって、ESD耐性を改善で
き、ESD保護回路の電流駆動能力を大きく削減するこ
とが可能となり、問題となっていたESD保護回路によ
る負荷される寄生容量値を大きく低減すること実現さ
れ、高周波特性の劣化を防止できる。これにより、良好
な高周波特性を有する高信頼性の高周波半導体装置を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施形態における高周波デ
バイス対応のESD保護回路を示すブロック図である。
【図2】 従来のESD保護回路を示すブロック図であ
る。
【図3】 従来例における微細MOSトランジスタのE
SD保護動作を説明するための図である。
【図4】 層間絶縁膜により容量を形成する例を示す図
である。
【図5】 この発明と従来例の効果を表に示した図であ
る。
【図6】 この発明の第1の実施形態における変形例を
示す回路図である。
【図7】 PIP容量素子の断面構造を示す図である。
【図8】 この発明の第1の実施形態における他の変形
例を示す回路図である。
【図9】 この発明の第1の実施形態におけるさらに他
の変形例を示す回路図である。
【図10】 この発明の第1の実施形態におけるさらに
他の変形例を示す回路図である。
【図11】 第1の実施形態のさらに他の変形例を示す
回路図である。
【図12】 この発明の第2の実施形態を示す回路図で
ある。
【図13】 MIM容量素子の断面構造を示す図であ
る。
【図14】 この発明の第2の実施形態における変形例
を示す回路図である。
【図15】 この発明の第2の実施形態における他の変
形例を示す回路図である。
【図16】 この発明の第3の実施形態として櫛形配線
による直流カット用容量素子を用いた例を示す回路図で
ある。
【図17】 この発明の第3の実施形態における変形例
を示す回路図である。
【図18】 この発明の第3の実施形態における他の変
形例を示す回路図である。
【図19】 ESDの電流波形例を示す図である。
【図20】 オフ状態MOSトランジスタを用いた従来
のESD保護回路を示す回路図である。
【図21】 オフ状態MOSトランジスタのESDの寄
生バイポーラトランジスタの動作を説明するための図で
ある。
【図22】 MOSトランジスタのゲート・コンタクト
間距離を示す図である。
【図23】 オフ状態MOSトランジスタを用いたES
D保護回路の簡易等価回路を示す図である。
【符号の説明】
1 高周波信号入出力パッド、2 内部回路、20 E
SD保護回路、C3〜C6 直流カット用容量素子、D
1,D2 ダイオード、TR1 P型MOSトランジス
タ、TR2 N型MOSトランジスタ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波入出力パッドに高周波信号入出力
    線が接続された高周波半導体装置において、 前記高周波入出力パッドに、分岐によりその先端が接地
    線に接続されている保護回路と、 前記高周波信号入出力線の保護回路分岐点と内部回路と
    の間に直流カット用容量素子を直列に接続したことを特
    徴とする、高周波半導体装置。
  2. 【請求項2】 高周波入出力パッドに高周波信号入出力
    線が接続された高周波半導体装置において、 前記高周波入出力パッドに分岐により、その先端が接地
    線に接続されている第1の保護回路と、 その先端が電源線に接続されている第2の保護回路と、 前記高周波信号入出力線の保護回路分岐点と内部回路と
    の間に直列に接続される直流カット用容量素子を備えた
    ことを特徴とする、高周波半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記直流カット用容量素子は、ポリシリ
    コン間の絶縁膜の容量素子を用いて形成することを特徴
    とする、請求項1または2に記載の高周波半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記直流カット用容量素子は金属電極間
    絶縁膜容量素子を用いて形成することを特徴とする、請
    求項1または2に記載の高周波半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記直流カット用容量素子は、金属配線
    を用いて形成した櫛型配線容量素子を用いて形成するこ
    とを特徴とする、請求項1または2に記載の高周波半導
    体装置。
  6. 【請求項6】 高周波入出力パッドに高周波信号入出力
    線が接続された高周波半導体装置において、 前記高周波信号入出力線に対して分岐により接続される
    保護回路を備え、 前記保護回路の後段に配置される保護対象の内部回路の
    初段回路の絶縁膜膜厚が前記高周波半導体装置において
    使用されるMOSトランジスタのゲート絶縁膜の絶縁膜
    膜厚より大きいことを特徴とする、高周波半導体装置。
  7. 【請求項7】 高周波入出力パッドに高周波信号入出力
    線が接続された高周波半導体装置において、 前記高周波信号入出力線に対して分岐により接続される
    保護回路を備え、 前記保護回路の後段に配置される保護対象の内部回路の
    初段回路の負荷容量が前記高周波半導体装置において使
    用されるMOSトランジスタのゲート絶縁膜の絶縁膜容
    量より大きいことを特徴とする、高周波半導体装置。
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