JP2003197001A - 灯篭用防風カバー - Google Patents

灯篭用防風カバー

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JP2003197001A
JP2003197001A JP2002141233A JP2002141233A JP2003197001A JP 2003197001 A JP2003197001 A JP 2003197001A JP 2002141233 A JP2002141233 A JP 2002141233A JP 2002141233 A JP2002141233 A JP 2002141233A JP 2003197001 A JP2003197001 A JP 2003197001A
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Japan
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cover
lantern
opening
candle
transparent plate
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JP2002141233A
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Masanori Suzuki
正徳 鈴木
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SANREI KK
Original Assignee
SANREI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 灯篭開口部のばらつきが大きい場合でも容易
に着脱させることができ、風雨の侵入を確実に阻止し
て、しかも高齢者などでも蝋燭を確実かつ容易に灯篭内
に設置することができる灯篭用防風カバーの提供。 【解決手段】 カバー部14と、カバー部14の中央に
形成されたカバー開口部14cと略同一もしくは少し大
きく形成され一側部がカバー部14のカバー開口部の縁
部で回動部13を介して開閉自在に形成された開閉扉1
2と、カバー部14内側の上部又は下部の辺部にその一
端側が固定された弾性係止部15と、弾性係止部15に
対向したカバー部14の他辺部側にその一端側が固定さ
れたカバー固定部16と、カバー固定部16の下面に形
成された案内部20と、を備えた灯篭用防風カバー10
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、墓地や神社、仏閣
などの灯明用あるいは常夜灯とされる灯篭や葬儀社や神
社、寺院、教会の屋内の祭壇等の前に設置され屋内用の
灯篭に用いられ、その灯篭内に保持された火のついた蝋
燭等を雨風などから護るのに用いられる灯篭用防風カバ
ーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、墓地等においては、墓前に蝋燭等
の灯火物を供える灯篭が配置されている。灯篭は、精霊
を送り迎えするための重要な役割を果たすものとして配
置され、単に灯火物の火を雨風から保護するためだけに
止まらず、灯篭から漏れ出す光により雰囲気を演出する
効果も有する。そのためデザイン等に様々な趣向を凝ら
したものが多く、墓石に一体に設置したものや墓所内適
所に独立して設置する自立型としたもの等があり、その
雰囲気作りに工夫がこらされている。灯篭はその内部に
保持された蝋燭を着火状態に維持させるために蓋板を灯
篭の開口部に設けたものがある。この場合、蝋燭等の灯
火物の出し入れや点火時には、その都度、蓋板を開口部
から取り外さなければならないという不便さがあり、こ
の欠点を解決するものとして例えば以下のようなものが
知られている。特開平11−111013号公報(以下
イ号公報という)には、墓石の前方の何れかに立設され
る墓石用灯篭であって、灯篭本体中に灯火収容空洞部を
形成し、同灯火収容空洞部に連通され、灯篭本体前面に
前面開口部を形成すると共に、同開口部を透過型施蓋板
で施蓋し、該透過型施蓋板には複数の透過孔を穿設した
上、手指挿入口部および蝋燭挿入口部からなる灯火挿通
開口部を形成して、蓋板や屋根石等を取り外さなくとも
蝋燭を供えることができるようにした墓石用灯篭が提案
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では以下のような課題を有していた。 (a)灯篭は本来、墓石と合わせて石材製とすることが
多く、このために加工精度の悪さから開口部の大きさは
灯篭毎にばらつきがあって、このばらつきに対応させて
従来の定形の灯篭用防風カバーを適合させて取り付けら
れない場合が多いという課題があった。 (b)蝋燭を灯篭内に設置する場合、蝋燭下部の孔を灯
篭内低部の中央に配置された突起に差し込んで固定させ
るが、内部が暗いため、視力が弱く、手つきのおぼつか
ない高齢者では火が消える度にこのような操作を何回も
行なうのが困難であるという課題があった。 (c)イ号公報に記載の灯篭では、蝋燭挿入口部及び灯
火挿通開口部を有するので、ここから風雨が入り込んで
内部を濡らして汚したり、火を消したりしてその管理が
煩雑になるという課題があった。 (d)また、蝋燭の光が開口部に取り付けられた透過型
施蓋板の格子状等の部分で遮られるので、小さい蝋燭の
光で周囲を効果的に明るくすることができないという課
題があった。 (e)透過型施蓋板が複雑に形成された透過孔や蝋燭挿
入口を有するので、この製造のために多大のコストを要
し、経済性に欠けるという課題があった。
【0004】本発明は、以上の課題を解決するためにな
されたもので、開口部のばらつきが大きい場合でも容易
に着脱させることができ、風雨の侵入を確実に阻止し
て、しかも高齢者などでも蝋燭を確実かつ容易に灯篭内
に設置することのできると共に、内部が汚れることがな
くその管理を容易にして小さい蝋燭の光で周囲を効果的
に照明することできる灯篭用防風カバーを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は以下の構成を有している。請求項1に記載の
灯篭用防風カバーは、カバー部と、前記カバー部の中央
に形成されたカバー開口部と、前記カバー開口部と略同
一もしくは少し大きく形成され一側部が前記カバー部の
前記カバー開口部の縁部で回動部を介して開閉自在に形
成された開閉扉と、前記カバー部内側の上部又は下部の
辺部にその一端側が固定された弾性係止部と、前記弾性
係止部に対向した前記カバー部の他辺部側にその一端側
が固定されたカバー固定部と、前記カバー固定部から屈
曲して延設された案内部と、を備えて構成されている。
この構成によって以下の作用が得られる。 (a)灯篭に開口して形成された灯篭開口部に、カバー
部に配置された弾性係止部及びカバー固定部を挿着して
容易に着脱することができると共に、弾性係止部の弾性
とカバー固定部とにより灯篭開口部に緊着できるので、
カバー部が風で吹き飛ばされたり、カラス等についばま
れるのを防止できる。また、カバー部には回動部を介し
て開閉扉が設けられ、蝋燭の交換や取り付けを随時行う
ことができ、利便性に優れる。 (b)弾性係止部が弾性部材からなり、カバー固定部が
屈曲して形成された案内部を有するので、灯篭の開口部
のばらつきが大きい場合でもこのばらつきを補正して灯
篭用防風カバーを灯篭の開口部に容易に取り付けること
ができ、着脱の操作性に優れている. (c)開閉扉でカバー開口部が覆設されるので、風雨の
侵入を確実に阻止して、日常の管理を容易に行なうこと
ができ、清掃などの利便性に優れている。 (d)案内部をカバー固定部に有しているので、案内部
を灯篭開口部の下側又は上側から挿入して、カバー固定
部を灯篭開口部の下壁又は上壁に当接させ、そこを支点
としてカバー部を上方に回動するだけで弾性係止部が該
開口部の壁に弾接して係止される。 (e)その中央部に開口して設けた開閉扉開口部をプラ
スチック製等の透明板で覆設して開閉扉を構成でき、灯
篭内の小さい蝋燭の光で周囲を効果的に照明でき、また
透明板を任意の色彩に着色することもできるので、デザ
イン性を付加することもできる。
【0006】ここで、灯篭用防風カバーが適用される灯
篭は、蝋燭を収容して風雨から守ると共に、その装飾性
を高め、灯火を周囲に漏れ出させる機能を有するものの
全てに適用できる。その本体部分は石材やセラミック
ス、金属などで構成される。石材を用いる場合は、天然
自然石、例えば、アメリカン・グレー、スウェーデン・
ブルー、DCブラック、ファイングレンおよびインド赤
石等が含まれる。灯篭はその内部に空洞部が形成され、
その周壁部には、蝋燭等が出し入れされる略矩形状や楕
円形状、長円形状等の所定広さの開口部が形成されたも
のが用いられる。灯篭は必要に応じて研磨加工や穿孔加
工等により、円筒状や四角柱等の多角形柱状に一体成形
されるが、基台、基台上の周壁部、周壁部上の笠部が分
割した構造のものとすることもできる。また、笠部や周
壁部に通気用の孔部を形成するのが好ましい。開閉扉に
取り付ける透明板には、ポリアクリルニトリル、ポリプ
ロピレン、ポリカーボネイト、スチロールなどの合成樹
脂やガラス等からなり、平板状又は円筒状の一部となる
ように形成され、カバー部にヒンジなどの回動部を介し
て開閉自在に取り付けられる。なお、必要に応じて、灯
篭内で燃焼する蝋燭に空気を供給するための孔部や溝部
などを透明板に穿設してもよく、また、カバー部とカバ
ー部が挿着される灯篭の開口部との間に空気が通る空気
孔等の通気部を設けるか、カバー部の灯篭開口部と接す
る位置に空気流入用の溝部や孔部を設けてもよい。カバ
ー部は、ステンレススチールやスチールなどの金属等
や、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン等の
ポリオレフィン系合成樹脂のFRTP、又はウレタン
系、フェノール系、ポリエステル系、アイオノマー系合
成樹脂、フェノール系樹脂などのFRTPで構成するこ
とができる。これにより、耐候性や耐火性を向上でき
る。なお開閉扉や透明板には、必要に応じて、黄色や緑
色、青色、赤色などに着色したり、ハスの花等の模様を
つけることもでき、これによって、状況に応じたデザイ
ン性を付与させることができる。弾性係止部を構成する
弾性部材は、弾性を有する金属板や合成樹脂板、硬質合
成ゴム板等を屈曲させて灯篭の開口部の当接面に当接さ
せたものやゴム板などが該当し、この弾性部材がカバー
部に設けられて支持されている。
【0007】請求項2に記載の灯篭用防風カバーは、請
求項1に記載の発明において、前記カバー固定部が、前
記カバー固定部の後部に掛止孔部を備え、前記掛止孔部
に脱着自在に挿着される挿着部と前記挿着部に屈曲して
延設された蝋燭立て固定部と前記蝋燭立て固定部に固定
され又は脱着自在に固定された蝋燭立てとを有する蝋燭
立て保持部と、を有して構成されている。この構成によ
って、請求項1の作用の他、以下の作用が得られる。 (a)蝋燭立てが、カバー固定部の掛止孔部を介して脱
着自在に挿着できるので、蝋燭の着火中にロウが垂れた
りしても蝋燭立ての掃除や交換を極めて容易に行うこと
ができる。 (b)掛止孔部を介して着脱自在に掛止される蝋燭立て
を有するので、高齢者などでも蝋燭を蝋燭立てに配置し
た後、カバー部に開閉自在に配置された開閉扉を開い
て、この蝋燭立てを掛止孔部に掛止させることにより確
実かつ容易にを灯篭内に設置することができ、利便性に
優れている。 (c)蝋燭を蝋燭立てごと取り外すことができるので、
灯篭内の掃除が容易であり常時、内部を清浄に維持させ
ることができる。 (d)屈曲部から略水平に蝋燭立て保持部を有している
ので、長さの短い蝋燭を簡単に取り付けることができ
る。ここで掛止孔部は、カバー部に設けられたカバー固
定部の後部に設けられた孔状部や溝状部などであり、こ
の掛止孔部に蝋燭立てに設けられたL字状金具の先端の
舌片状等の挿着部が挿入されて掛止される。蝋燭立て
は、蝋燭の下部が載置される皿部と皿部の中央に設けら
れた針部やコイル部を備え、皿部を支持する支持台に延
設された挿着部となるL字状金具が設けられて、このL
字状の挿着部を前記掛止孔部の溝状部や孔状部に挿入し
て脱着自在に固定させることができる。蝋燭立て保持部
は屈曲部から幅広で若しくは幅狭で挿着部から延設し蝋
燭立てを保持するようにするか、又はレール状に形成
し、蝋燭立ての凹部に嵌着して蝋燭立てを保持してもよ
い。これにより蝋燭立てがズレたり傾いたりするのを防
止できる。
【0008】請求項3に記載の灯篭用防風カバーは、請
求項1又は2に記載の発明において、前記カバー固定部
がカバー部の両側部側に張り出して形成された弾性部材
からなるカバー部装着高さ調節部を有して構成されてい
る。この構成によって、請求項1又は2の作用の他、以
下の作用が得られる。 (a)弾性部材を所定角度で屈曲させその両端部が当接
される灯篭開口部壁の当接面との間隔を調整するカバー
部装着高さ調節部が設けられているので、カバー部が挿
着される灯篭開口部の大きさに多少のばらつきがあって
も、このカバー部装着高さ調節部で高さを調節でき、ズ
レたり、がたついたりすることなくカバー部を灯篭開口
部に嵌合させることができる。 (b)手で両側部側に張り出した弾性部材の開き角度を
調整するだけでカバー部を灯篭開口部に簡単に係合させ
て取り付けることができる。また灯篭開口部に挿着され
たカバー部を外す際は、弾性係止部の弾性部材を手で押
し込むだけで係止を解きカバー部を手前に引っ張ること
で容易に取り外すことができる。 (c)灯篭開口部の下部壁が傾斜して形成されている場
合でも、弾性部材の一方の傾斜角度を合わせるだけで、
カバー部を垂直に保つことができる。 (d)従来の灯篭用防風カバーは開閉扉の開閉を繰り返
すと灯篭用防風カバーが外れ易くなったりがたついたり
していたが、弾性係止部とカバー固定部に板バネ等によ
る弾性力を持たせているので、灯篭用防風カバーのがた
つきを防止し、かつ灯篭開口部から外れるのを防止でき
る。灯篭調節幅調節部は、(イ)カバー部内側に形成さ
れ、螺子部とこの螺子部が螺着される螺子保持部とで構
成された伸縮機構を有し、螺子部の先端と灯篭の開口部
当接面との距離を調節するようにしたものや、(ロ)可
撓性の金属板等を折り曲げて金属板の当接面と灯篭開口
部当接面との距離を所定距離に設定できるようにしたも
のなどを用いることもできる。
【0009】請求項4に記載の灯篭用防風カバーは、請
求項1乃至3の内いずれか1項の発明において、前記カ
バー固定部が、前記挿着部の後部に下側へ折曲げて形成
された蝋燭立て支持部と、前記蝋燭立て支持部の端部か
ら水平に形成された載置部と、前記載置部に形設された
支持手段と、を有して構成されている。この構成によっ
て、請求項1乃至3の内いずれか1項の作用の他、以下
の作用が得られる。 (a)カバー固定部が蝋燭立て支持部と、載置部及び支
持手段を有しているので、蝋燭立て保持部をカバー固定
部に脱着自在に挿着して蝋燭立ての掃除や交換を極めて
容易に行うことができる。 (b)高齢者などでも蝋燭を蝋燭立て保持部の蝋燭立て
に配置した後、カバー部に開閉自在に配置された開閉扉
を開いて、この蝋燭立て保持部をカバー固定部の掛止孔
部に掛止させることにより容易に灯篭内に設置すること
ができる。 (c)蝋燭を蝋燭立て保持部ごと取り外すことができる
ので、灯篭内の掃除が容易であり常時、内部を清浄に維
持させることができる。 (d)支持手段を有しているので、蝋燭立てがズレた
り、傾いたりするのを防止できる。ここで、支持手段と
しては、保持部の両側部に突設された支持片や、保持部
から延設されたレールで形成される。これにより蝋燭立
てをずれたり、傾いたりしないで保持できる。
【0010】請求項5に記載の灯篭用防風カバーは、請
求項3に記載の発明において、前記カバー部装着高さ調
節部が、前記カバー固定部に上下動自在に螺合された螺
子調節部を有して構成されている。この構成によって、
請求項3の作用の他、以下の作用が得られる。 (a)カバー部装着高さ調節部がカバー固定部に上下動
自在に螺合された螺子調節部を有しているので、灯篭開
口部のばらつきが大きい場合にこのばらつきを補正して
灯篭用防風カバーを灯篭開口部に安定して、しかも容易
に取り付けることができ、着脱の操作性に優れる.ここ
で、螺子調節部は、カバー部内側に形成され、螺子部と
この螺子部が螺着される螺子保持部とで構成された伸縮
機構を有し、螺子部の先端と灯篭開口部当接面との距離
を調節するようにしたもの等を用いることができる。ま
た、螺子部の先端に回動部を介して平板を取り付けても
よい。これにより灯篭開口部の壁部が傾いていても灯篭
用防風カバーを垂直に保持できる。
【0011】請求項6に記載の灯篭用防風カバーは、請
求項2乃至5の内いずれか1項に記載の発明において、
前記蝋燭立て保持部が前記挿着部と一体に折曲げて形成
された折り返し部と、前記折り返し部に連設された前記
蝋燭立て固定部と、前記折り返し部の少なくとも一側部
に立設された把持部とを有して構成されている。この構
成によって、請求項2乃至5の内いずれか1項の作用の
他、以下の作用が得られる。 (a)蝋燭立て保持部が折り返し部に並設して立設され
た把持部を備えているので、蝋燭立て保持部の出し入れ
の際、把持部を指で掴んで容易に出し入れができる。
【0012】請求項7に記載の灯篭用防風カバーは、請
求項1乃至6の内いずれか1項に記載の発明において、
前記弾性係止部が、その両端が八の字状に弾性拡縮する
可撓性板と前記可撓性板をその中央部で支持する支持固
定部とを有して構成されている。この構成によって、請
求項1乃至6の内いずれか1項の作用に加えて以下の作
用を有する。 (a)弾性拡縮する八の字状の両先端を灯篭開口部の内
側面に当接させることより灯篭用防風カバーを灯篭に確
実に装着できる。 (b)可撓性板の両端折り曲げるだけで位置調整がで
き、ドライバーなどの道具を用いることなく、いつでも
実施でき、利便性に優れている。 (c)金属製などの可撓性板をその中央部で支持する支
持固定部するだけでよいので、構造が簡単で安価に製造
でき、しかも螺子部を用いる場合のような錆付きによる
螺子の回転作不良などがなくメンテナンス性にも優れて
いる。
【0013】請求項8に記載の灯篭用防風カバーは、請
求項1乃至7の内いずれか1項に記載の発明において、
前記開閉扉の中央に形成された開閉扉開口部と、前記開
閉扉の内側に前記開閉扉開口部を覆設して配置された透
明板と、前記開閉扉の上周縁部に設けられ前記透明板の
上端部を弾圧して固定する透明板押圧部と、前記開閉扉
の下周縁部に設けられ前記透明板の下端部を係止する透
明板下部係止部とを備えて構成されている。この構成に
よって、請求項1乃至7の内いずれか1項に記載の作用
に加えて以下の作用を有する。 (a)開閉扉開口部をその内側から覆う透明板がその上
端部を弾圧して固定する透明板押圧部と、透明板の下端
部を係止して支持する透明板下部係止部によって固定さ
れるので、係止部材等で係止された透明板押圧部の一端
側を外して押圧状態を開放させるだけでドライバー等の
工具を用いることなく墓前等で透明板を老齢者や幼児で
も容易に着脱交換することができ、利便性に優れてい
る。 (b)透明板押圧部に開閉扉に固定された支持部と係止
部を設け、透明板押圧部の外端側を係止部に掛けたり、
外したりすることで、透明板押圧部により弾圧された透
明板を開放して容易に着脱させることができる。 (c)透明板押圧部に複数の凸部を設けてこれを透明板
に当接させて、透明板を弾性的に弾圧してその所定位置
に固定することができるので、変形しにくい金属板で押
圧する場合等に比べて、過剰な力が透明板に負荷される
ようなことが少なく、透明板を破損することなく、安全
に保持できる。ここで、透明板押圧部は、帯状や線状に
形成した合成樹脂等の弾性部材や、全体を波形などに形
成して弾性力を持たせた金属帯状体等からなり、これら
の凸状部等を透明板の上端部に当接させて弾圧して開閉
扉に固定するようにしたもの等が適用できる。この弾性
部材としては、帯状や線状の金属や合成樹脂等を交互に
折曲げたり、波形等に湾曲させたりして形成したような
凹部と凸部を有し、この凸部を透明板に当接させてこれ
を保持するようにしたものが適用できる。透明板押圧部
の支持部は、押圧部の基端部を回動自在又はこれに接合
して開閉扉の上部に固定配置される。この支持部に対向
して開閉扉の回動軸部とは反対側の外周縁部に配置する
係止部は、L字状等に突出して形成され、そのL字状の
先端に押圧部の先端が掛けられて弾性的に保持されるよ
うになっている。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態に係る灯篭
用防風カバー及びこれを備えた灯篭について説明する。 (実施の形態1)図1は実施の形態1の灯篭用防風カバ
ーを備えた灯篭の要部断面図であり、図2(a)は灯篭
用防風カバーの斜視図であり、図2(b)はそのカバー
固定部の動作説明図、図2(c)はそのカバー固定部の
分解斜視図である。図1及び図2において、1は実施の
形態1の灯篭用防風カバー10が装着される石材製の灯
篭、2は円筒状に形成された灯篭1の周壁部、3は周壁
部2に略矩形状に穿設された灯篭用防風カバー10が脱
着自在に装着される灯篭開口部、4は蝋燭立て18に立
てられる蝋燭、5は灯篭1の基台、6は周壁部2の上部
に脱着自在もしくは一体に設けられた笠部、10は実施
の形態1の灯篭用防風カバー、11は板状のアクリル樹
脂やガラスなどで湾曲状に形成された透明板、12は透
明板11を中央部で固定支持した開閉扉、12aは開閉
扉12の両側部に設けられ透明板11の左右側端部を係
止する透明板側部係止部、12cは開閉扉12の下部内
側に設けられ透明板11の下端部を係止する透明板下部
係止部、13は開閉扉12の側部に設けられたヒンジな
どの回動部、14は開閉扉12を回動部13を介して開
閉自在に支持するカバー部、14aは開閉扉12をカバ
ー部14に掛止する鈎部、14cはカバー部14に略矩
形状に形成され開閉扉12が覆設されるカバー開口部で
ある。鈎部14aの表側(カバー部の前面側)には把手
部(図示せず)が形成されている。15はカバー部14
の内側上部に固設され灯篭開口部3の上壁に係止された
弾性部材15aで形成された弾性係止部、16は弾性係
止部15に対向するカバー部14の内側下部に設けられ
灯篭開口部3の下部壁との間隙を調節するための可撓性
の金属板で形成されたカバー部装着高さ調節部16aを
下部係止板16'の中央のハト目等の固定部16bで中
央を固定して形成されたカバー固定部、16cはカバー
部14の内側下部の中央に一端側が折曲げられて固設さ
れたカバー固定部16の固着部、16dはカバー固定部
16の後部に設けられた掛止孔部、16eは掛止孔部1
6dの後部側でL字状に折り曲げて形成された蝋燭立て
を載置するための載置部、16fは掛止孔部16dの後
部側の近傍を下方に折曲げて形成された蝋燭立て支持
部、16gは載置部16eの端部の両側部に突設された
支持片、17はカバー固定部16に挿着され載置部16
eに載置される蝋燭立て保持部、17aは蝋燭立て保持
部17の一端側を下方に折曲げて舌片状に形成し、掛止
孔部16dに挿着される挿着部、17bは挿着部17a
から折り返して形成された折り返し部17cの下端から
延設された蝋燭立て固定部、17dは蝋燭立て固定部1
7bと折り返し部17cとの側部に立設固定された把持
部、18は蝋燭立て固定部17bに下部が固定された皿
状の蝋燭立て、18aは蝋燭の底部が差し込まれる釘
部、18bは蝋燭支持部、18cはロウ受部、20は上
部が固定部16bに固定され灯篭開口部3から挿入され
その灯篭開口部3の周壁の内壁に当接して灯篭用防風カ
バー10を安定支持させるための弾性を有する金属板等
の弾性板で舌片状に形成された案内部である。灯篭用防
風カバー10はアクリル樹脂製やガラス板製の透明板1
1を除く全部がスチールやステンレススチール、アルミ
又はアルミ合金等の金属製としているが、これらをポリ
カーボネート等の合成樹脂製とすることもできる。な
お、弾性部材15aには特に弾性の大きい金属を、また
カバー固定部16は特に可塑性に優れた金属を適用する
ようにしてもよい。弾性係止部15は弾性部材15aの
基端部をカバー部14の内壁側に固定し、その他端側を
中途で手前に折り返して形成され、先端側の上部が灯篭
開口部3の上部壁に弾接するように配置されている。こ
の弾力性を有する金属帯板で灯篭開口部3の上部壁を上
方向に押し上げる押圧力を発生させ、灯篭用防風カバー
10を灯篭1の灯篭開口部3に嵌合させて保持させるこ
とができる。
【0015】カバー固定部16はカバー部装着高さ調節
部16aの前部に下側へ折り曲げられカバー部14と固
定される固着部16cと固定部16bの後部に後述する
蝋燭立てを掛止する掛止孔部16d及び掛止孔部16d
の後部に載置部16eを備える。本実施の形態では、掛
止孔部16d後部に垂設された蝋燭立て支持部16fと
蝋燭立て支持部16fの下部で水平に形成された蝋燭立
てを保持する載置部16eと載置部16eの端部の両側
に蝋燭立て保持部17が左右に落ちたりズレたりしない
ように支持する支持手段の一つである支持片16gが形
成されている。蝋燭立て保持部17は、掛止孔部16d
に挿着される挿着部17aと蝋燭立て18が固定された
蝋燭立て固定部17bとを備えている。なお、本実施の
形態では挿着部17aに一体に折り返して折り返し部1
7cを介して蝋燭立て固定部17bが形成され折り返し
部17cの両側部に把持部17dが形成されている。こ
れにより、長くて太い蝋燭でも折り返し部17cで開閉
扉12から炎が見えるように調節できる。なお、折り返
し部17cを設けないで、挿着部17aの上端から直角
に折り曲げて、短い蝋燭を配置できるようにすることも
できる。
【0016】図3は灯篭に灯篭用防風カバーを組み込む
状態を示す説明図である。図3において、1は灯篭用防
風カバー10が装着される石材製の灯篭、2は円筒状に
形成された灯篭1の周壁部、3は周壁部2に略矩形状に
穿設された灯篭用防風カバー10が脱着自在に装着され
る開口部、4は蝋燭立て18に立てられる蝋燭、5は灯
篭1の基台、6は周壁部2の上部に脱着自在もしくは一
体に設けられた笠部、14はカバー部、14bは鈎部1
4aの把手部である。なお、灯篭1は必要に応じて周壁
部2の背後側や、透明板11などに図示しない空気孔等
を設けてもよい。
【0017】次に以上のように構成される灯篭用防風カ
バー10及びこれを備えた灯篭1の使用方法について図
3を参照しながら説明する。まず、カバー固定部16の
カバー部装着高さ調節部16aを折り曲げて、灯篭1の
周壁部2に矩形状に穿設された灯篭開口部3の下部に、
灯篭用防風カバー10下部のカバー固定部16に設けら
れた舌片状の案内部20を挿入して内壁に掛止させる。
灯篭開口部3の下部壁や上部壁が傾いたり、開口が大き
すぎ掛止状態が悪いときは更に弾性部材15aやカバー
部装着高さ調節部16aを折り曲げたり伸ばしたりして
調節する。次に、この下部を支点にして灯篭用防風カバ
ー10の上部を引き起こすことにより、灯篭用防風カバ
ー10の弾性係止部15を灯篭開口部3の上部に押し込
んで、嵌合させ、灯篭1に灯篭用防風カバー10を装着
することができる。この灯篭用防風カバー10を備えた
灯篭1内に蝋燭4を立てる場合は、開閉扉12を閉止状
態に維持している鈎部14aの把手部14bを回転させ
てロックを解除する。次に、回動部13を支点にして開
閉扉12をカバー部14の手前に開くように回動させ
る。次いで、蝋燭立て保持部17の把持部17dを指で
挟み蝋燭立て保持部17を持ち上げカバー固定部16の
掛止孔部16dから挿着部17aを抜き取った後、蝋燭
立て保持部17を取り出す。次いで、蝋燭立て18の針
部18aに新しい蝋燭4を立てる。次いで蝋燭立て保持
部17の把持部17dを指でつかみカバー部14内に入
れ、挿着部17aをカバー固定部16の掛止孔部16d
に挿着する。次いで蝋燭4に着火する。なお、風がない
ときは外で蝋燭4に着火してもよい。次いで開閉扉12
を閉めて把手部14bで鈎をかける。
【0018】実施の形態1の灯篭用防風カバー及びこれ
を備えた灯篭は以上のように構成されているので、以下
の作用を有する. (a)灯篭1の灯篭開口部3の上部壁に係止される弾性
係止部15と、その下壁の開口部当接面との間隙を調節
するカバー固定部16とを有するので、灯篭開口部3の
ばらつきが大きい場合でもこのばらつきを補正して灯篭
用防風カバー10を灯篭1の灯篭開口部3に容易に取り
付けることができ、その着脱の操作性に優れている。 (b)カバー固定部16でカバー部14の下部を固定
し、弾性部材15aでカバー部14をその弾性で灯篭1
に確実に灯篭開口部3に固定できる。これにより、灯篭
用防風カバー10が風で飛ばされたり、カラスがついば
んで持って行ったりするのを防止できる。また、灯篭開
口部3の上部壁や下部壁が傾斜していてもカバー部14
を垂直に立てることができる。 (c)透明板11で灯篭開口部3が覆設されるので、風
雨の侵入を確実に阻止して、内部の汚れを防ぎ、また蝋
燭の炎が消えるのを防止できる。 (d)開閉扉12が取り付けられているので、蝋燭4の
着脱操作を容易に行なうことができる。 (e)透明板11を有するので、蝋燭の光で周囲を効果
的に照明でき、また透明板を任意の色彩に着色すること
もできるので、デザイン性を付加することもできる。 (f)蝋燭立て保持部17が着脱自在なので、高齢者な
どでも蝋燭4を蝋燭立て18に配置した後、カバー部1
4に開閉自在に配置された開閉扉12を開いて、この蝋
燭立て保持部17を掛止孔部16dに掛止させることに
より確実かつ容易に設置することができる。 (g)灯篭用防風カバー10が灯篭開口部3から脱着自
在なので、灯篭1内の掃除が容易であり常時、内部を清
浄に維持させることができる。 (h)カバー固定部16の固着部16cにその中間部が
固定された可撓性のカバー部装着高さ調節部16aを所
定角度で屈曲させその両端部が当接される灯篭開口部3
の内側の当接面との間隔を調整することができるので、
カバー部14が挿着される灯篭1の灯篭開口部3の大き
さに多少のばらつきや該開口部3に傾きがあっても、こ
のカバー部装着高さ調節部16aで折り曲げ角度を各々
調節でき、がたつくことなくカバー部14をその灯篭開
口部3に嵌合させることができる。 (i)把持部17dを有するので、これを指でつかみカ
バー部14内に入れ、挿着部17aをカバー固定部16
の掛止孔部16dに容易に挿着できる。 (j)掛止孔部16dの近傍を下方に折曲げて形成した
蝋燭立て支持部16fと、載置部16eのリブとしての
強度補強や左右への脱落を防止する支持片16gを有す
るので、これに蝋燭立て保持部17を着脱自在に安定し
て配置することができる。 (k)灯篭開口部3の形状が多少不具合があってもカバ
ー部14で覆設し見栄えをよくできる。
【0019】(実施の形態2)図4は実施の形態2の灯
篭用防風カバーの斜視図であり、図5は実施の形態2の
灯篭用防風カバーを備えた灯篭の要部断面図である。図
4において、30は実施の形態2の灯篭用防風カバー、
36は弾性係止部15に対向する下部側のカバー部14
に固設されたカバー固定部、36aはカバー固定部36
の下部係止板、36bは下部係止板36aに中央が固定
された平板状の金属板からなるカバー部装着高さ調節
部、36cは螺子で形成され螺孔部36dで螺着支持さ
れカバー部14の高さを所定位置に設定することのでき
る螺子調節部、36eは螺子調節部36cの下端に揺動
自在に設けられた揺動板、37は市販の蝋燭立てであ
る。なお、実施の形態1と同様の機能を有するものにつ
いては同一の符号を付してその説明を省略する。なお、
実施の形態2の灯篭用防風カバー30を備えた灯篭1
は、蝋燭立て37が灯篭用防風カバー30と独立して周
壁部2内に配置される点と、カバー固定部36が螺子調
節部36cを有している点とで実施の形態1のものと異
なっている。実施の形態2の灯篭用防風カバー30は図
5に示すようにその下部に配設されたカバー固定部36
と、上部に配設された弾性係止部15が灯篭開口部3に
嵌合してその弾性力で固定されるようになっている。
【0020】(実施の形態3〜6)図6は実施の形態3
の灯篭用防風カバーの斜視図であり、図7は実施の形態
4の灯篭用防風カバーの斜視図であり、図8は実施の形
態5の灯篭用防風カバーの斜視図であり、図9は実施の
形態6の灯篭用防風カバーの斜視図である。なお、以降
の説明において実施の形態2の灯篭用防風カバー30と
同様の機能を有するものについては、同一の符号を付し
てその説明を省略する。実施の形態3の灯篭用防風カバ
ー30は、実施の形態2における弾性係止部とカバー固
定部の上下の配置を入れ換えた構成を有している。図6
に示すように実施の形態3の灯篭用防風カバー30は弾
性係止部15がカバー部14の上部側に、カバー固定部
36がカバー部14の下部側に設けられており、上部側
のカバー固定部36及び案内部20を灯篭開口部3の上
部壁に挿入した後、下部側の弾性係止部15を回動させ
て嵌合させて装着することができる。実施の形態4の灯
篭用防風カバー30は、実施の形態2における弾性係止
部に両端がハの字状に弾性拡縮する可撓性板を備えた構
成を有している。図7において、40は灯篭用防風カバ
ー30の上部側に配置された弾性係止部、41はその両
端が八の字状に弾性拡縮する弾性係止部40の可撓性
板、42は可撓性板41をその中央部で螺着又は溶接し
て支持する支持固定部である。変形例2の灯篭用防風カ
バー30は上下に弾性係止部材36、40の対を有する
ので、灯篭開口部3の幅に合わせて弾性力を調節する操
作をさらに容易に行うことができる。実施の形態5の灯
篭用防風カバー30は、実施の形態2におけるカバー部
装着高さ調節部に代えてカバー固定部の両側に一対の弾
性係止部材を付設した構成を有している。図8におい
て、43、44はカバー固定部36の両脇の左右に対に
配置された弾性係止部であり、これによって、灯篭用防
風カバー30を灯篭開口部3に安定的に装着できる。実
施の形態6の灯篭用防風カバー30は、カバー固定部の
直下部に弾性係止部材を備えた構成を有している。図9
の実施の形態6では、略L字状の金属板を折り返してた
弾性係止部15を形成し、その基端側をカバー部14内
面の中央下部側に溶接固定した例を示しており、この場
合には少ない部品点数で灯篭用防風カバーを構成でき
る。このように本実施の形態2における弾性係止部及
び。カバー固定部は必要に応じて種々の配置形態や組み
合わせのものが適用できる。
【0021】実施の形態2乃至実施の形態6の灯篭用防
風カバー30は以上のように構成されているので、実施
の形態1の作用に加えて以下の作用を有する. (a)螺子調節部36cを有しているので、灯篭用防風
カバー30を灯篭1の灯篭開口部3に取り付ける際の位
置合わせを螺子調節部36cで確実に行なうことができ
る。 (b)使用条件に応じてカバー固定部及び弾性係止部の
形態を選択して適用でき、汎用性や利便性に優れてい
る。 (c)実施の形態3のようにカバー部14の上部に案内
部20を配置した場合には、下部側の構造が上部側より
単純になるので、ここに砂や埃などが溜まりにくくな
り、掃除等の手間がすくなくなりメンテナンス性に優れ
ている。 (d)実施の形態4のように位置調整可能な弾性係止部
36、40を灯篭用防風カバー30の上下に設けた場合
には、位置調整範囲を広く設定でき装着可能な灯篭を多
することができ汎用性に優れる。 (e)実施の形態5のように弾性係止部43、44を左
右対にして配置した場合にはこれによって弾性保持され
る灯篭用防風カバー30の安定性をさらに高めることが
できる。 (f)実施の形態6のように弾性係止部45をカバー開
口部14c下辺側の中央に設けた場合には、灯篭開口部
3への取り付けが容易にでき、装着の操作性に優れてい
る。 (g)市販の蝋燭立てを灯篭内に配置して使用できるの
で、汎用性に優れる。
【0022】(実施の形態7)図10は実施の形態3の
灯篭用防風カバーの斜視図である。図10において、5
0は実施の形態7の灯篭用防風カバー、51は開閉扉1
2の開閉扉開口部12bに覆設された透明板11の上部
側を弾圧して固定する湾曲した金属帯状板等からなる押
圧部51aを備えその基端側がカバー部14の内側部に
図示しない支持部を介して固定された透明板押圧部、5
2は透明板押圧部51の一端側を着脱自在に係止してフ
ック状に形成されカバー部14の内側部に配置されたL
字状係止部である。、実施の形態1と同様の機能を有す
るものについては同一の符号を付してその説明を省略す
る。なお、実施の形態7の灯篭用防風カバー50は、透
明板11がその上部側で弾力性を有した透明板押圧部5
1で着脱自在に保持されている点と、透明板側部係止部
12aが透明板11の下端部側に設けられている点とで
主に異なっている。透明板11を灯篭用防風カバー50
から取り外す際には、まず、開閉扉12を手前側に開い
て、必要に応じて透明板11の上部を押圧している透明
板押圧部51のL字状係止部52を外して透明板11を
上下方向にスライド可能な開放状態にする。続いて、略
L字状に形成された透明板下部係止部12cによりその
下端部側が支持された透明板11を上方にスライドさせ
カバー部14の下端部側に配置された透明板側部係止部
12aから外す。こうして、透明板11の下端部を手前
側に引き寄せ、斜め下方に引き下げて移動させることに
よりカバー部14の装着位置からから取り外すことがで
きる。また、透明板11を清掃したり、新品を装着した
りする場合は、前記と逆の操作により灯篭上部に傘状等
に形成された屋根等と透明板11とを干渉させることな
く、透明板11の着脱を容易に行うことができる。尚、
透明板押圧部51は、透明板側部係止部12aを鈎部1
4aと略同一の高さかそれよりも上部に配設したときは
設けなくてもよい。透明板11が、透明板側部係止部1
2aと透明板下部係止部12cで保持されるためであ
る。また、透明板側部係止部12aは透明板押圧部51
及びL字状係止部52を配設するときは、設けなくても
よい。透明板押圧部51と透明板下部係止部12cで透
明板11を保持できるためである。
【0023】実施の形態3の灯篭用防風カバー50は以
上のように構成されているので、実施の形態1及び2の
作用に加えて以下の作用を有する。 (a)開閉扉開口部12bを内側から覆う透明板11が
その上端部を弾圧して固定する透明板押圧部51と、透
明板11の下端部を係止して支持する透明板下部係止部
12cによって固定されるので、墓前等で老齢者や幼児
等でも容易に透明板11の着脱交換を行うことができ、
利便性に優れている。また、透明板押圧部51で押圧し
て透明板を保持するので、透明板の同等によるガタつき
がなく、安定して保持できる。 (b)開閉扉12にそれぞれ固定された支持部及び係止
部と押圧部とで透明板押圧部51を構成でき、透明板押
圧部51の外端側を係止部に掛け外しすることで、透明
板押圧部51により弾圧された透明板を開放して容易に
着脱できる。 (c)透明板押圧部51に複数の凸部を設けてこれを透
明板11に当接させて、透明板11を弾性的に弾圧して
その所定位置に固定することもできるので、変形しにく
い金属板で押圧する場合等に比べて、過剰な力が透明板
に負荷されるようなことが少なく、透明板を破損するこ
となく、安全に保持できる。
【0024】
【発明の効果】請求項1に記載の灯篭用防風カバーによ
れば、以下の効果が得られる。 (a)灯篭に開口して形成された灯篭開口部に、カバー
部に配置された弾性係止部及びカバー固定部を挿着して
容易に着脱することができると共に、弾性係止部の弾性
とカバー固定部とにより灯篭開口部に緊着できるので、
カバー部が風で吹き飛ばされたり、カラス等についばま
れるのを防止できる。また、カバー部には回動部を介し
て開閉扉が設けられ、蝋燭の交換や取り付けを随時行う
ことができ、利便性に優れる。 (b)弾性係止部が弾性部材からなり、カバー固定部が
屈曲して形成された案内部を有するので、灯篭の開口部
のばらつきが大きい場合でもこのばらつきを補正して灯
篭用防風カバーを灯篭の開口部に容易に取り付けること
ができ、着脱の操作性に優れている. (c)開閉扉でカバー開口部が覆設されるので、風雨の
侵入を確実に阻止して、日常の管理を容易に行なうこと
ができ、清掃等の利便性に優れる。 (d)案内部をカバー固定部に有しているので、案内部
を灯篭開口部の下側又は上側から挿入して、カバー固定
部を灯篭開口部の下壁又は上壁に当接させ、そこを支点
としてカバー部を上方に回動するだけで弾性係止部が該
開口部の壁に弾接して係止される。 (e)その中央部に開口して設けた開閉扉開口部をプラ
スチック製等の透明板で覆設して開閉扉を構成でき、灯
篭内の小さい蝋燭の光で周囲を効果的に照明でき、また
透明板を任意の色彩に着色することもできるので、デザ
イン性を付加することもできる。
【0025】請求項2に記載の灯篭用防風カバーによれ
ば、請求項1の効果の他、以下の効果が得られる。 (a)蝋燭立てが、カバー固定部の掛止孔部を介して脱
着自在に挿着できるので、蝋燭の着火中にロウが垂れた
りしても蝋燭立ての掃除や交換を極めて容易に行うこと
ができる。 (b)掛止孔部を介して着脱自在に掛止される蝋燭立て
を有するので、高齢者などでも蝋燭を蝋燭立てに配置し
た後、カバー部に開閉自在に配置された開閉扉を開い
て、この蝋燭立てを掛止孔部に掛止させることにより確
実かつ容易にを灯篭内に設置することができ、利便性に
優れている。 (c)蝋燭を蝋燭立てごと取り外すことができるので、
灯篭内の掃除が容易であり常時、内部を清浄に維持させ
ることができる。 (d)屈曲部から略水平に蝋燭立て保持部を有している
ので、長さの短い蝋燭を簡単に取り付けることができ
る。
【0026】請求項3に記載の灯篭用防風カバーによれ
ば、請求項1又は2の効果の他、以下の効果が得られ
る。 (a)弾性部材を所定角度で屈曲させその両端部が当接
される灯篭開口部壁の当接面との間隔を調整するカバー
部装着高さ調節部が設けられているので、カバー部が挿
着される灯篭開口部の大きさに多少のばらつきがあって
も、このカバー部装着高さ調節部で高さを調節でき、ズ
レたり、がたついたりすることなくカバー部を灯篭開口
部に嵌合させることができる。 (b)手で両側部側に張り出した弾性部材の開き角度を
調整するだけでカバー部を灯篭開口部に簡単に係合させ
て取り付けることができる。また灯篭開口部に挿着され
たカバー部を外す際は、弾性係止部の弾性部材を手で押
し込むだけで係止を解きカバー部を手前に引っ張ること
で容易に取り外すことができる。 (c)灯篭開口部の下部壁が傾斜して形成されている場
合でも、弾性部材の一方の傾斜角度を合わせるだけで、
カバー部を垂直に保つことができる。 (d)従来の灯篭用防風カバーは開閉扉の開閉を繰り返
すと灯篭用防風カバーが外れ易くなったりがたついたり
していたが、弾性係止部とカバー固定部に板バネ等によ
る弾性力を持たせているので、灯篭用防風カバーのがた
つきを防止し、かつ灯篭開口部から外れるのを防止でき
る。
【0027】請求項4に記載の灯篭用防風カバーによれ
ば、請求項1乃至3の内いずれか1項の効果の他、以下
の効果が得られる。 (a)カバー固定部が蝋燭立て支持部と、載置部及び支
持手段を有しているので、蝋燭立て保持部をカバー固定
部に脱着自在に挿着して蝋燭立ての掃除や交換を極めて
容易に行うことができる。 (b)高齢者などでも蝋燭を蝋燭立て保持部の蝋燭立て
に配置した後、カバー部に開閉自在に配置された開閉扉
を開いて、この蝋燭立て保持部をカバー固定部の掛止孔
部に掛止させることにより容易に灯篭内に設置すること
ができる。 (c)蝋燭を蝋燭立て保持部ごと取り外すことができる
ので、灯篭内の掃除が容易であり常時、内部を清浄に維
持させることができる。 (d)支持手段を有しているので、蝋燭立てがズレた
り、傾いたりするのを防止できる。
【0028】請求項5に記載の灯篭用防風カバーによれ
ば、請求項3の効果の他、以下の効果が得られる。 (a)カバー部装着高さ調節部がカバー固定部に上下動
自在に螺合された螺子調節部を有しているので、灯篭開
口部のばらつきが大きい場合にこのばらつきを補正して
灯篭用防風カバーを灯篭開口部に安定して、しかも容易
に取り付けることができ、着脱の操作性に優れる.
【0029】請求項6に記載の灯篭用防風カバーによれ
ば、請求項2乃至5の内いずれか1項の効果の他、以下
の効果が得られる。 (a)蝋燭立て保持部が折り返し部に並設して立設され
た把持部を備えているので、蝋燭立て保持部の出し入れ
の際、把持部を指で掴んで容易に出し入れができる。
【0030】請求項7に記載の灯篭用防風カバーによれ
ば、請求項1乃至6の内いずれか1項の効果に加えて以
下の効果を有する。 (a)弾性拡縮する八の字状の両先端を灯篭開口部の内
側面に当接させることより灯篭用防風カバーを灯篭に確
実に装着できる。 (b)可撓性板の両端折り曲げるだけで位置調整がで
き、ドライバーなどの道具を用いることなく、いつでも
実施でき、利便性に優れている。 (c)金属製などの可撓性板をその中央部で支持する支
持固定部するだけでよいので、構造が簡単で安価に製造
でき、しかも螺子部を用いる場合のような錆付きによる
螺子の回転作不良などがなくメンテナンス性にも優れて
いる。
【0031】請求項8に記載の灯篭用防風カバーによれ
ば、請求項1乃至7の内いずれか1項に記載の効果に加
えて以下の効果を有する。 (a)開閉扉開口部を内側から覆う透明板がその上端部
を弾圧して固定する透明板押圧部と、透明板の下端部を
係止して支持する透明板下部係止部によって固定される
ので、透明板押圧部の片方を外すだけで透明板の着脱に
ドライバー等の工具を用いることなく墓前等で透明板を
老齢者や幼児等でも容易に簡単に着脱交換することがで
き、利便性に優れている。 (b)透明板押圧部に開閉扉に固定された支持部と係止
部を設け、透明板押圧部の外端側を係止部に掛けたり、
外したりすることで、透明板押圧部により弾圧された透
明板を開放して容易に着脱させることができる。 (c)透明板押圧部に複数の凸部を設けてこれを透明板
に当接させて、透明板を弾性的に弾圧してその所定位置
に固定することができるので、変形しにくい金属板で押
圧する場合等に比べて、過剰な力が透明板に負荷される
ようなことが少なく、透明板を破損することなく、安全
に保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の灯篭用防風カバーを備えた灯篭
の要部断面図
【図2】(a)実施の形態1の灯篭用防風カバーの斜視
図 (b)そのカバー固定部の動作説明図 (c)そのカバー固定部の分解斜視図
【図3】灯篭に灯篭用防風カバーを組み込む状態を示す
説明図
【図4】実施の形態2の灯篭用防風カバーの斜視図
【図5】実施の形態2の灯篭用防風カバーを備えた灯篭
の要部断面図
【図6】実施の形態3の灯篭用防風カバーの斜視図
【図7】実施の形態4の灯篭用防風カバーの斜視図
【図8】実施の形態5の灯篭用防風カバーの斜視図
【図9】実施の形態6の灯篭用防風カバーの斜視図
【図10】実施の形態7の灯篭用防風カバーの斜視図
【符号の説明】
1 灯篭 2 周壁部 3 灯篭開口部 4 蝋燭 5 基台 6 笠部 10 灯篭用防風カバー 11 透明板 12 開閉扉 12a 透明板側部係止部 12b 開閉扉開口部 12c 透明板下部係止部 13 回動部 14 カバー部 14a 鈎部 14b 把手部 14c カバー開口部 15 弾性係止部 15a 弾性部材 16 カバー固定部 16' 下部係止板 16a カバー部装着高さ調節部 16b 固定部 16c 固着部 16d 掛止孔部 16e 載置部 16f 蝋燭立て支持部 16g 支持片 17 蝋燭立て保持部 17a 挿着部 17b 蝋燭立て固定部 17c 折り返し部 17d 把持部 18 蝋燭立て 18a 釘部 18b 蝋燭支持部 18c ロウ受部 20 案内部 30 実施の形態2の灯篭用防風カバー 36 カバー固定部 36a 下部係止板 36b カバー部装着高さ調節部 36c 螺子調節部 36d 螺孔部 36e 揺動板 37 蝋燭立て 40 弾性係止部 41 可撓性板 42 支持固定部 43 弾性係止部 44 弾性係止部 45 弾性係止部 50 実施の形態3の灯篭用防風カバー 51 透明板押圧部 51a 押圧部 52 L字状係止部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カバー部と、前記カバー部の中央に形成さ
    れたカバー開口部と、前記カバー開口部と略同一もしく
    は少し大きく形成され一側部が前記カバー部の前記カバ
    ー開口部の縁部で回動部を介して開閉自在に形成された
    開閉扉と、前記カバー部内側の上部又は下部の辺部に固
    定された弾性係止部と、前記弾性係止部に対向した前記
    カバー部の他辺部側に固定されたカバー固定部と、前記
    カバー固定部に中央が固定して配設され前記カバー固定
    部から屈曲して延設された案内部と、を備えたことを特
    徴とする灯篭用防風カバー。
  2. 【請求項2】前記カバー固定部がその後部に掛止孔部を
    備え、前記掛止孔部に脱着自在に挿着される挿着部と前
    記挿着部に屈曲して延設された蝋燭立て固定部と前記蝋
    燭立て固定部に固定され又は脱着自在に固定された蝋燭
    立てとを有する蝋燭立て保持部と、を有することを特徴
    とする請求項1に記載の灯篭用防風カバー。
  3. 【請求項3】前記カバー固定部がカバー部の両側部側に
    張り出して形成された弾性部材からなるカバー部装着高
    さ調節部を有していることを特徴とする請求項1又は2
    に記載の灯篭用防風カバー。
  4. 【請求項4】前記カバー固定部が、前記挿着部の後部に
    下側へ折曲げて形成された蝋燭立て支持部と、前記蝋燭
    立て支持部の端部から水平に形成された載置部と、前記
    載置部に形成された支持手段と、を有することを特徴と
    する請求項1乃至3の内いずれか1項に記載の灯篭用防
    風カバー。
  5. 【請求項5】前記カバー部装着高さ調節部が、前記カバ
    ー固定部に上下動自在に螺合された螺子調節部を有して
    いることを特徴とする請求項3に記載の灯篭用防風カバ
    ー。
  6. 【請求項6】前記蝋燭立て保持部が、前記挿着部と一体
    に折曲げて形成された折り返し部と、前記折り返し部に
    連設された前記蝋燭立て固定部と、前記折り返し部の少
    なくとも一側部に立設された把持部とを有していること
    を特徴とする請求項2乃至5の内いずれか1項に記載の
    灯篭用防風カバー。
  7. 【請求項7】前記弾性係止部が、その両端が八の字状に
    弾性拡縮する可撓性板と前記可撓性板をその中央部で支
    持する支持固定部と有することを特徴とする請求項1乃
    至6の内いずれか1項に記載の灯篭用防風カバー。
  8. 【請求項8】前記開閉扉の中央に形成された開閉扉開口
    部と、前記開閉扉の内側に前記開閉扉開口部を覆設して
    配置された透明板と、前記開閉扉の上周縁部に設けられ
    前記透明板の上端部を弾圧して固定する透明板押圧部
    と、前記開閉扉の下周縁部に設けられ前記透明板の下端
    部を係止する透明板下部係止部とを備えたことを特徴と
    する請求項1乃至7に記載の灯篭用防風カバー。
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