JP2003196777A - タイヤ空気圧監視装置及び該装置用コード学習方法 - Google Patents

タイヤ空気圧監視装置及び該装置用コード学習方法

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JP2003196777A
JP2003196777A JP2002268665A JP2002268665A JP2003196777A JP 2003196777 A JP2003196777 A JP 2003196777A JP 2002268665 A JP2002268665 A JP 2002268665A JP 2002268665 A JP2002268665 A JP 2002268665A JP 2003196777 A JP2003196777 A JP 2003196777A
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tire
monitoring device
module
tire monitoring
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JP2002268665A
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Sheng Hsiung Lin
勝雄 林
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Lite On Automotive Corp
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    • B60—VEHICLES IN GENERAL
    • B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C23/00—Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
    • B60C23/02—Signalling devices actuated by tyre pressure
    • B60C23/04—Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre
    • B60C23/0408—Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre transmitting the signals by non-mechanical means from the wheel or tyre to a vehicle body mounted receiver
    • B60C23/0415—Automatically identifying wheel mounted units, e.g. after replacement or exchange of wheels
    • B60C23/0416—Automatically identifying wheel mounted units, e.g. after replacement or exchange of wheels allocating a corresponding wheel position on vehicle, e.g. front/left or rear/right

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイヤ空気圧監視装置が取り付けれらたタイ
ヤの位置を容易に確認することができるタイヤ監視装置
を提供する。 【解決手段】 複数のタイヤを有する自動車１２に組み
込まれるタイヤ監視装置は、複数のセンサモジュール３
６ａ〜３６ｄと、複数のアンテナモジュール１４ａ〜１
４ｄと、受信装置１６，１９，２０とを備える。センサ
モジュールは、タイヤに取り付けられ、ラジオ周波数信
号を送るためのワイヤレス交信信号トンラスミッタを有
する。ラジオ周波数信号は、タイヤの状態の固有コード
とセンサモジュールの固有コードとを含む。アンテナモ
ジュールは、それぞれ、信号を受信するために個々のセ
ンサモジュールに対して個別に設置される。受信装置
は、アンテナモジュールに電気的に接続され、信号を処
理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤ空気圧監視
装置に関し、特に、タイヤ内の状態を監視するためのタ
イヤ空気圧監視装置であって、簡易化したコード学習プ
ロセスを有するタイヤ空気圧監視装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】タイヤ空気圧モニタとタイヤとの間の相
対位置を確認するための関連技術や装置は、従来、広く
用いられている。例えば、本願出願人が２０００年８月
２２日に出願した中華民国（Ｒ．Ｏ．Ｃ．）特許出願第
０８１１７０３６号、「空気が入ったタイヤを監視する
ための方法及び装置」には、センサモジュールとデコー
ダモジュールとを有するこの種の装置が開示されてい
る。センサモジュールは、空気の入った各タイヤに取り
付けられてタイヤの状態を検出し、タイヤの状態をコー
ド化してラジオ周波数信号で送る。デコーダモジュール
は、ラジオ周波数アンテナモジュールと、メモリと、プ
ロセッサと、ブザーとを備える。ラジオ周波数アンテナ
モジュールは、センサモジュールから送られたラジオ周
波数信号を受信する。メモリは、タイヤ状態の予め決め
られた範囲のデータと、タイヤ状態の検知データとを記
録する。プロセッサは、受信したラジオ周波数信号をデ
コーディングしてメモリ内のデータと比較し、空気の入
ったタイヤの適用状態を決定する。ブザーは、個々のタ
イヤの空気圧と温度の異常状態を監視し、異常状態が発
生しているタイヤを確認するために、個々のタイヤを特
定する。
【０００３】しかし、従来技術はデコーダモジュールと
空気の入った各タイヤ内のセンサモジュールとの範囲内
でコード確認を行うとき、ユーザーは、タイヤ内のセン
サモジュールから連続的に信号が送られる状態で、タイ
ヤの圧力を急に変化させるために、自動車の空気の入っ
た各タイヤから空気を抜かなければならない。デコーダ
モジュールで確認した後、センサモジュールが取り付け
られているタイヤの相対的な位置を確認する。そして、
タイヤに空気を再び入れなければ、自動車は再び運転で
きるようにはならない。明らかに、このようなプロセス
は、比較的時間を要し、厄介で煩雑である。
【０００４】本願出願人は、２００１年５月１７日に、
特許出願第０９１１２３０５号「タイヤ空気圧監視装置
用コード学習装置」を出願し、タイヤ空気圧監視装置の
コード学習装置及びハンドヘルドコード学習装置を開示
した。しかし、前述のコード学習装置は、コード学習プ
ロセスを完了するには、追加の装置や操作が必要であ
る。運転者にとって、コード学習プロセスは煩雑で余分
なことであり、タイヤ交換は、頻繁には起こらない。し
たがって、ユーザーは、必要となったときには、コード
学習プロセスをどのように行うのかを、おそらく忘れて
いる。
【０００５】さらに、２００１年７月１０日に公開され
たロビルラード（Ｒｏｂｉｌｌａｒｄ）らの米国特許第
６２５９３６１号「タイヤ監視システム」には、前のタ
イヤと後のタイヤとをそれぞれ特定し、タイヤの位置を
確認するために温度計と加速度計を用いるシステムが開
示されている。しかし、前のタイヤは、後のタイヤより
も、車を駆動するためのエンジンに近いので、後のタイ
ヤよりも温度が高い。このような温度差は、外気温によ
る影響を受けることが多く、正しい温度を得ることがで
きない。
【０００６】したがって、前述のコード学習方法は、自
動車内のタイヤ監視デコーダモジュールが空気の入った
各タイヤの固有コードを決めるための、迅速で効率的な
コード学習モジュールを提供することができない。タイ
ヤ空気圧監視装置用コード学習プロセスを、より簡単
化、より高速化する、タイヤ空気圧監視装置のコード学
習プロセスをより簡単かつより速くする、タイヤ空気圧
を監視するためのコード学習方法及び装置を提供するこ
とが必要である。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第１の課題
は、タイヤの状態を監視するためのタイヤ監視装置であ
って、タイヤ空気圧監視装置が取り付けられたタイヤの
位置を容易に特定することができるタイヤ監視装置を提
供することである。
【０００８】本発明の第２の課題は、タイヤ空気圧監視
装置を取り付けたタイヤの位置を、ユーザーが煩雑な操
作を行うことなく、確認するための、タイヤ監視装置用
コード学習方法を提供することである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、複数のタイヤを有する自動車に設置する
タイヤ監視装置であって；上記タイヤに取り付けられ、
ラジオ周波数信号を送るためのワイヤレス交信信号トン
ラスミッタを有する複数のセンサモジュールであって、
上記ラジオ周波数信号は、上記タイヤの状態と上記セン
サモジュールの固有コードとを含む、複数のセンサモジ
ュールと；それぞれ、上記ラジオ周波数信号を受信する
ために上記複数のセンサモジュールにそれぞれに対して
設定される、複数のアンテナモジュールと；上記アンテ
ナモジュールに電気的に接続され、上記ラジオ周波数信
号を処理する受信装置とを備えたことを特徴とする、タ
イヤ監視装置を、提供する。
【００１０】本発明のタイヤ監視装置は、別の観点にお
いて、受信装置は；上記複数のアンテナモジュールに選
択的に接続するための電子スイッチモジュールと；上記
電子スイッチモジュールに接続され、上記アンテナモジ
ュールからのラジオ周波数信号をデータ信号と振幅信号
とに分ける、ラジオ周波数レシーバと；ラジオ周波数レ
シーバに接続され、上記電子スイッチモジュールを制御
する、中央演算処理ユニットと；モニタとを備える。
【００１１】また、本発明は、タイヤ空気圧監視装置と
そのコード学習方法を提供する。コード学習方法は；自
動車の複数のタイヤに取り付けられ、信号を送るための
ワイヤレス信号トンラスミッタをそれぞれが有する複数
のセンサモジュールを用意するステップであって、上記
信号がタイヤの状態の固有コードとセンサモジュールの
固有コードとを含む、ステップと；それぞれのセンサモ
ジュールに対して個別に設置される複数のアンテナモジ
ュールを用意するステップとを備える。
【００１２】本発明のタイヤ監視装置は、各タイヤから
送られたラジオ周波数信号を特定するための煩雑なコー
ド学習プロセスが必要でないので、ユーザーは、タイヤ
交換後、容易にコード学習操作を完了することができ
る。
【００１３】以上に述べた、あるいはその他の本発明の
課題、特徴、利点の理解を容易にするため、添付図面を
用いながら好ましい実施例について、本発明を詳細に説
明する。
【００１４】
【発明の実施の形態】本発明の他の課題、特徴、利点
は、添付図面に基づいて説明する以下の好ましいが限定
するものではない実施例から明らかとなるであろう。
【００１５】図１は、本発明の実施例に係るタイヤ監視
装置１０のブロック図である。タイヤ監視装置１０は、
４つのセンサモジュール３６ａ，３６ｂ，３６ｃ，３６
ｄを備える。各センサモジュールは、自動車の前輪左側
（ＦＬ）のホイール、後輪左側（ＲＬ）のホイール、前
輪右側（ＦＲ）のホイール、後輪右側（ＲＲ）のホイー
ルに組み込まれる。各センサモジュールは、センサの特
定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）とラジオ周波数トラン
スミッタ（ＲＦトランスミッタ）とを有する。センサモ
ジュールは、個々の空気の入ったタイヤに取り付けら
れ、タイヤの状態を検知するために用いられる。検知さ
れたタイヤの状態は、コーディング後、そのコードをラ
ジオ周波数信号（ＲＦ信号）で送出する。このようなＡ
ＳＩＣセンサは、略毎分、トンランミッタにワイヤレス
信号を送出し、現在のタイヤ状態のデータ、例えばタイ
ヤの空気圧、温度、加速度のデータを、ＲＦ信号に置き
換えて送る。このようなセンサモジュールは、本願発明
者が２０００年８月２２日に出願したＲ．Ｏ．Ｃ．特許
出願第０８９１１７０３６号、「空気が入ったタイヤの
タイヤ空気圧を測定するための方法及び装置」に開示さ
れており、この特許出願は、本明細書において参照され
る。
【００１６】タイヤ監視装置１０は、４つのアンテナモ
ジュール１４ａ，１４ｂ，１４ｃ，１４ｄを備える。ア
ンテナモジュールは、それぞれ、自動車の前輪左側（Ｆ
Ｌ）、後輪左側（ＲＬ）、前輪右側（ＦＲ）、後輪右側
（ＲＲ）のホイールのすぐ隣の位置に配置される。４つ
のアンテナモジュール１４ａ，１４ｂ，１４ｃ，１４ｄ
で受信した信号は、電子スイッチモジュール１６に入力
される。電子スイッチモジュール１６は、４つの信号ス
イッチ１７ａ，１７ｂ，１７ｃ，１７ｄと、４つの接地
スイッチ１８ａ，１８ｂ，１８ｃ，１８ｄとを有する。
各信号スイッチ１７ａ，１７ｂ，１７ｃ，１７ｄは、ア
ンテナモジュール１４ａ，１４ｂ，１４ｃ，１４ｄから
ラジオ周波数インピーダンス整合（ＲＦインピーダンス
整合）１９への電気的接続を制御するために用いられ
る。各接地スイッチ１８ａ，１８ｂ，１８ｃ，１８ｄ
は、アンテナモジュール１４ａ，１４ｂ，１４ｃ，１４
ｄに対する接地を制御するために用いられる。ＲＦイン
ピーダンス整合１９は、ラジオ周波数レシーバ（ＲＦレ
シーバ）２０に接続される。ＲＦレシーバ２０は、Ａ／
Ｄコンバータ３２及びモデム回路３４を介して、中央演
算処理ユニット２６に接続される。中央演算処理ユニッ
ト２６は、モニタ２４と電子スイッチモジュール１６と
を制御する。
【００１７】ＡＳＩＣセンサから、ワイヤレス信号トラ
ンスミッタを介して伝達されたタイヤ状態データの信号
は、ＡＳＩＣセンサの固有コードも含む。したがって、
タイヤが監視状態にあるとき、中央演算処理ユニット２
６は、電子スイッチモジュール１６の４つの信号スイッ
チ１７ａ，１７ｂ，１７ｃ，１７ｄを接続し、４つの接
地スイッチ１８ａ，１８ｂ，１８ｃ，１８ｄを切断す
る。これにより、アンテナモジュール１４ａ，１４ｂ，
１４ｃ，１４ｄをＲＦインピーダンス整合１９に電気的
に接続することができる。タイヤ監視装置１０は、４つ
のセンサモジュール３６ａ，３６ｂ，３６ｃ，３６ｄか
ら送られるＲＦ信号を有するが、センサモジュールは、
大略、毎分およそ１回の割合で信号を伝達する。ＲＦイ
ンピーダンス整合１９は、受信した信号に基づいて、Ｒ
Ｆレシーバ２０への信号を交替させる。
【００１８】ＲＦレシーバ２０は、受信したＲＦ信号を
データ信号と振幅信号とに分ける。データ信号は、セン
サモジュールで検知された温度や空気圧などのタイヤ状
態と、タイヤのセンサモジュールの固有コードとを含
む。データ信号と振幅信号とは、それぞれ、Ａ／Ｄコン
バーター３２及びモデム回路３４を介して、中央演算処
理ユニット２６に送られる。その後、中央演算処理ユニ
ット２６は、タイヤのセンサモジュールの固有コードに
より、その信号を送ってきたタイヤを特定し、モニタに
自動車１２のタイヤ状態を表示するように制御する。
【００１９】上記したように、タイヤ監視装置１０は監
視動作に用いる前に、コード学習プロセスを実行しなけ
ればならない。コード学習プロセスにおいて、図示した
ように、中央演算処理ユニット２６は、最初に、信号ス
イッチ１７ａを接続し、他の信号スイッチ１７ｂ，１７
ｃ，１７ｄと接地スイッチ１８ａとを切断し、他の接地
スイッチ１８ｂ、１８ｃ、１８ｄを接地するように制御
し、アンテナモジュール１４ａから受信した信号だけが
ＲＦインピーダンス整合１９、ＲＦレシーバ２０及び中
央演算処理ユニット２６に入るようにする。中央演算処
理ユニット２６は、ＲＦレシーバ２０から入力された振
幅信号を比較する。振幅が予め決定された値より大きい
場合、その信号は、前輪左側のホイールのセンサモジュ
ール３６ａから伝達された信号と決定する。これに代
え、他の例としては、中央演算処理ユニット２６はＲＦ
レシーバ２０から入力された振幅信号を比較し、信号が
前輪左側ホイールのセンサモジュール３６ａから送られ
た信号であるか否かを決定するために、最も大きい値を
もつものを選択する。このようにして、中央演算処理ユ
ニット２６は、センサモジュール３６ａ，３６ｂ，３６
ｃ，３６ｄの固有コードと、取り付けられたタイヤの位
置とを個別に記憶し、タイヤを監視するときに、どのタ
イヤが信号を送っているのかを、固有コードにより決定
することができる。
【００２０】当業者であれば、ＲＦ信号の振幅が距離の
３乗に反比例することを理解できる。したがって、アン
テナモジュール１４ａは、センサモジュール３６ａ，３
６ｂ，３６ｃ，３６ｄから送られた信号を受信するが、
センサモジュール３６ａから送られた振幅信号は、それ
以外のセンサモジュール３６ｂ，３６ｃ，３６ｄから送
られた他の３つのワイヤレス信号からの振幅信号より
も、十分に大きい。したがって、振幅信号が予め決めた
値及び／又は最大値よりも大きい場合、受信した信号は
アンテナ１４ａに対応するセンサモジュール３６ａから
来たものであることを確認することができ、対応する位
置やセンサモジュール３６ａの固有コードを確認するこ
とができる。同様に、それ以外のセンサモジュール３６
ｂ，３６ｃ，３６ｄからの信号を受信し、アンテナモジ
ュール１４ｂ，１４ｃ，１４ｄからの固有コードをそれ
ぞれ確認することができる。
【００２１】さらに、自動車の４つのホイールに組み込
まれ、コード学習プロセスを経た後、中央演算処理ユニ
ット２６は、センサモジュール３６ａ，３６ｂ，３６
ｃ，３６ｄの固有コードと組み込まれたタイヤの位置と
を個別に記憶することができる。ユーザーがタイヤの位
置を変えたとき（例えば、タイヤローテーションで前後
を入れ替えたとき）、４つのタイヤのセンサモジュール
３６ａ，３６ｂ，３６ｃ，３６ｄの固有コードは記憶さ
れているので、中央演算処理ユニット２６は、記憶され
た固有コードと受信した信号の固有コードとを比較して
他の自動車との混信を避け、このようなセンサモジュー
ルが組み込まれたタイヤの位置を特定し、自動位置確認
手順を完了する。
【００２２】さらに、当業者であれば分かるように、電
子スイッチモジュール１６は、ＲＦインピーダンス整合
１９にアンテナモジュール１４ａ，１４ｂ，１４ｃ，１
４ｄを個別に接続することができる４つ信号スイッチ１
７ａ，１７ｂ，１７ｃ，１７ｄを有する。同時に、４つ
の接地スイッチ１８ａ，１８ｂ，１８ｃ，１８ｄを備
え、４つの信号スイッチ１７ａ，１７ｂ，１７ｃ，１７
ｄと協働し、信号間の混信を避けることができる。
【００２３】図２は、本発明の他の好ましい実施例に係
るタイヤ監視装置５０のブロック図である。タイヤ監視
装置５０は、上記実施例に係るタイヤ監視装置１０と非
常に似ており、図には同様に符号を付している。タイヤ
監視装置５０は、タイヤ監視装置１０と実質的に同じで
ある。相違点は、タイヤ監視装置５０では、自動車５２
の前部と後部とに配置される２つのアンテナモジュール
５４ａ，５４ｂを備えることに依存する。タイヤ監視装
置５０のセンサモジュール７６ａ，７６ｂ，７６ｃ，７
６ｄのＡＳＩＣセンサは、タイヤ状態を検知するために
用いられる。タイヤ状態は、少なくとも空気圧、温度、
加速度のデータを含む。
【００２４】検出プロセス中には、同様に、タイヤ監視
装置５０は、センサモジュールから送信されたＲＦ信号
を、２つのアンテナモジュール５４ａ，５４ｂを介して
受信する。ＲＦ信号は、個々のタイヤのタイヤ状態を含
む。コード学習プロセスにおいて、図２に図示したよう
に、中央演算処理ユニット６６は、信号スイッチ６７ａ
を接続し、信号スイッチ５７ｂと接地スイッチ５８ｂを
切断し、アンテナモジュール５４ａから受信した信号の
みがＲＦインピーダンス整合５９、ＲＦレシーバ６０及
び中央演算処理ユニット６６に入るように制御する。中
央演算処理ユニット６６は、ＲＦレシーバ６０から入力
された振幅信号を比較する。振幅の値が予め決めた値よ
り大きい場合、その信号は、前輪左側ホイール又は前輪
右側ホイールのセンサモジュール７６ａ，７６ｃから来
ているものであると決定する。さらに、センサモジュー
ル７６ａ，７６ｂ，７６ｃ，７６ｄのＡＳＩＣは、タイ
ヤの加速度を検知することができる。加速度は方向性が
あることが知られている。自動車が前進するとき、左の
タイヤが加速（正の加速度）ならば、右のタイヤは減速
（負の加速度）である。したがって、タイヤの加速と減
速（加速度の正負）によって、前輪左側のタイヤから来
ている信号か、前輪右側のタイヤから来ている信号かを
決定することができる。同様の方法を用いて、自動車の
他のタイヤから送られた信号を決定することできる。さ
らに、自動車は、スペアタイヤと、別のセンサモジュー
ルとを有する。その加速度はゼロであるので、スペアタ
イヤから来ている信号も決定することができる。
【００２５】上述したように、本発明のタイヤ監視装置
は、送信されたＲＦ信号がどのタイヤから来ているかを
特定するための煩雑なコード学習プロセスが不要であ
り、したがって、ユーザーがタイヤを交換した後に、機
器の追加や煩雑な処置は不要であり、コード学習動作を
簡単に完了することができる。
【００２６】本発明は、好ましい実施例を例に説明した
が、本発明はこれに限定されるものではないと理解すべ
きである。本発明は、種々の変形例、類似の構成や手順
をカバーするものであり、すべての変形例、類似した装
置や方法が本発明の技術的範囲に含まれるように、特許
請求の範囲に記載した請求項に係る発明は最も広く解釈
することが許容されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の好ましい実施例のタイヤ監視装置の
ブロック図である。
【図２】 本発明の他の好ましい実施例のタイヤ監視装
置のブロック図である。
【符号の説明】
１０ タイヤ監視装置 １２ 自動車 １４ａ〜１４ｄ アンテナモジュール １６ 電子スイッチモジュール １７ａ〜１７ｄ 信号スイッチ １８ａ〜１８ｄ 接地スイッチ １９ ＲＦインピーダンス整合 ２０ ＲＦレシーバ ２４ モニタ ２６ 中央演算処理ユニット ３２ Ａ／Ｄコンバータ ３４ モデム回路 ３６ａ〜３６ｄ センサモジュール ５０ タイヤ監視装置 ５２ 自動車 ５４ａ〜５４ｄ アンテナモジュール ５６ 電子スイッチモジュール ５７ａ〜５７ｄ 信号スイッチ ５８ａ〜５８ｄ 接地スイッチ ５９ ＲＦインピーダンス整合 ６０ ＲＦレシーバ ６４ モニタ ６６ 中央演算処理ユニット ７２ Ａ／Ｄコンバータ ７４ モデム回路 ７６ａ〜７６ｄ センサモジュール

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 複数のタイヤを有する自動車に設置され
    る、タイヤ監視装置であって、 上記タイヤに取り付けられ、信号を送るためのワイヤレ
    ス信号トンラスミッタを有し、上記信号がタイヤ状態の
    固有コードと上記センサモジュールの固有コードとを含
    む、複数のセンサモジュールと、 それぞれ、個々のセンサモジュールに対して設置され、
    上記信号を受信する、複数のアンテナモジュールと、 上記アンテナモジュールに電気的に接続され、上記信号
    を処理する受信装置とを備えたことを特徴とする、タイ
    ヤ監視装置。
  2. 【請求項２】 上記信号がラジオ周波数信号であること
    を特徴とする、請求項１記載のタイヤ監視装置。
  3. 【請求項３】 上記タイヤ状態は、空気圧、温度、加速
    度の少なくとも一つを含むことを特徴とする、請求項１
    記載のタイヤ監視装置。
  4. 【請求項４】 上記受信装置が、 上記複数のアンテナモジュールに選択的に接続される電
    子スイッチモジュールと、 上記電子スイッチモジュールに接続され、上記アンテナ
    モジュールからのラジオ周波数信号をデータ信号と振幅
    信号とに分ける、ラジオ周波数レシーバと、 上記ラジオ周波数レシーバに接続され、上記電子スイッ
    チモジュールとモニタとを制御する、中央演算処理ユニ
    ットとを備えたことを特徴とする、請求項２記載のタイ
    ヤ監視装置。
  5. 【請求項５】 複数のタイヤを有する自動車に設置され
    る、タイヤ監視装置であって、 上記タイヤに取り付けられ、信号を送るためのワイヤレ
    ス信号トンラスミッタを有し、上記信号が上記タイヤ状
    態の固有コードと上記センサモジュールの固有コードと
    を含む、複数のセンサモジュールと、 上記自動車の前部と後部とに分けて設置され、上記信号
    を受信する、２つのアンテナモジュールと、 上記アンテナモジュールに電気的に接続され、上記信号
    を処理する、受信装置とを備えたことを特徴とする、タ
    イヤ監視装置。
  6. 【請求項６】 上記信号がラジオ周波数信号であること
    を特徴とする、請求項５記載のタイヤ監視装置。
  7. 【請求項７】 上記タイヤ状態は、空気圧、温度、加速
    度の少なくとも一つを含むことを特徴とする、請求項５
    記載のタイヤ監視装置。
  8. 【請求項８】 上記受信装置が、 上記２つのアンテナモジュールに選択的に接続される電
    子スイッチモジュールと、 上記電子スイッチモジュールに接続され、上記アンテナ
    モジュールからのラジオ周波数信号をデータ信号と振幅
    信号とに分ける、ラジオ周波数レシーバと、 上記ラジオ周波数レシーバに接続され、上記電子スイッ
    チモジュールとモニタとを制御する、中央演算処理ユニ
    ットとを備えたことを特徴とする、請求項７記載のタイ
    ヤ監視装置。
  9. 【請求項９】 タイヤ監視装置用コード学習方法であっ
    て、 自動車の複数のタイヤに取り付けられた複数のセンサモ
    ジュールを用意するステップであって、各センサモジュ
    ールが信号を送るためのワイヤレス信号トンラスミッタ
    を有し、該信号がタイヤ状態の固有コードと上記センサ
    モジュールの固有コードとを含む、ステップと、 個々のセンサモジュールにそれぞれ組み込まれて信号を
    受信する複数のアンテナモジュールを用意するステップ
    と、 上記複数のアンテナモジュールを選択的に接続するステ
    ップと、 上記信号をデータ信号と振幅信号とに分離するステップ
    と、 取り付け位置を選定するために上記振幅信号の強度を確
    認し、上記信号を送る上記センサモジュールの上記固有
    コードを確認するステップとを備えたことを特徴とす
    る、タイヤ監視装置用コード学習方法。
  10. 【請求項１０】 上記複数のセンサモジュールの固有コ
    ードを記憶するためのメモリを用意するステップと、 上記メモリ内の上記固有コードと、上記センサモジュー
    ルから送られた上記固有コードとを比較するステップと
    をさらに備えたことを特徴とする、請求項９記載のタイ
    ヤ監視装置用コード学習方法。
  11. 【請求項１１】 上記センサモジュールが取り付けられ
    た位置を確認する上記ステップが、 上記強度が予め決められた値よりも大きければ、上記信
    号を送る上記センサモジュールの上記取り付け位置及び
    上記固有コードを確認するステップを備えたことを特徴
    とする、請求項９記載のタイヤ監視装置用コード学習方
    法。
  12. 【請求項１２】 上記信号がラジオ周波数信号であるこ
    とを特徴とする、請求項９記載のタイヤ監視装置。
  13. 【請求項１３】 上記タイヤ状態は、空気圧、温度、加
    速度の少なくとも一つを含むことを特徴とする、請求項
    ９記載のタイヤ監視装置。
  14. 【請求項１４】 タイヤ監視装置用コード学習方法であ
    って、 自動車の複数のタイヤに取り付けられる複数のセンサモ
    ジュールを用意するステップであって、各センサモジュ
    ールが信号を送るためのワイヤレス信号トンラスミッタ
    を有し、該信号がタイヤ状態の固有コードと上記センサ
    モジュールの固有コードとを含む、ステップと、 上記自動車の前部と後部にそれぞれ設置される２つのア
    ンテナモジュールを用意して、上記信号を受信するステ
    ップと、 上記２つのアンテナモジュールを選択的に結合するステ
    ップと、 上記信号をデータ信号と振幅信号とに分離するステップ
    と、 上記振幅信号の強度によって、上記自動車の前部と後部
    から来ている上記信号を送る上記センサモジュールの位
    置を特定するステップと、 上記加速度値の信号によって、右又は左から来ている上
    記信号を送るセンサモジュールの位置を特定し、それに
    よって、上記信号を送るセンサモジュールの取り付け位
    置及び上記固有コードを特定するステップとを備えたこ
    とを特徴とする、タイヤ監視装置用コード学習方法。
  15. 【請求項１５】 上記複数のセンサモジュールの上記固
    有コードを記憶するためのメモリを用意するステップ
    と、 上記メモリ内の上記固有コードと、上記センサモジュー
    ルから送られた上記固有コードとを比較するステップと
    をさらに備えたことを特徴とする、請求項１４記載のタ
    イヤ監視装置用コード学習方法。
  16. 【請求項１６】 上記タイヤ状態は、空気圧、温度、加
    速度の少なくとも一つを含むことを特徴とする、請求項
    １４記載のタイヤ監視装置用コード学習方法。
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