JP2003196489A - メタデータ作成装置及びメタデータ作成プログラム - Google Patents

メタデータ作成装置及びメタデータ作成プログラム

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JP2003196489A
JP2003196489A JP2001391434A JP2001391434A JP2003196489A JP 2003196489 A JP2003196489 A JP 2003196489A JP 2001391434 A JP2001391434 A JP 2001391434A JP 2001391434 A JP2001391434 A JP 2001391434A JP 2003196489 A JP2003196489 A JP 2003196489A
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Application number
JP2001391434A
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English (en)
Inventor
Takashi Shimojima
崇 下島
健 ▲鶴▼林
Takeshi Tsurubayashi
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテンツプロバイダ側におけるメタデータ
作成のコストをなるべく小さく抑え、かつコンテンツの
検索、フィルタリング等に有用なメタデータの作成と付
与を目的とする。 【解決手段】 コンテンツ管理サーバに、複数のユーザ
端末から送信されてきたアンケート結果を解析してメタ
データとして格納する値を導き出すアンケート結果解析
手段と、前記アンケート結果解析手段が導き出した値を
用いてコンテンツに対するメタデータ記述を作成するメ
タデータ作成手段を備える。また、決済サーバに対し
て、ユーザ端末へコンテンツを配信する前に課金処理依
頼を行ない、前記ユーザ端末からアンケート結果を受信
した後で当該ユーザに関する返金処理依頼を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチメディアコ
ンテンツを管理するコンピュータシステムにおいて、コ
ンテンツを閲覧するユーザから得られた情報を利用し
て、当該コンテンツに対応するメタデータを作成する手
法に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットの普及に伴い、我々はさ
まざまなコンテンツに容易にアクセス可能となった。更
に近年では、ADSL(Asymmetric Dig
ital Subscriber Line)、FTT
H(Fiber To TheHome)といった技術
を利用した通信網のブロードバンド(広帯域)化によっ
て、従来のような比較的データサイズの小さいテキスト
や画像中心のコンテンツのみならず、映像、音声といっ
たマルチメディア情報を快適に利用可能な環境が整いつ
つあり、今後更に様々なコンテンツが提供されるように
なることが予想される。
【0003】このように、利用可能なコンテンツが膨大
になるのに比例して、欲しいコンテンツを見つける検索
技術や、不要なコンテンツを削除するフィルタリング技
術がより重要になる。特に映像、音声といったマルチメ
ディアコンテンツはテキスト系のコンテンツとは異な
り、そのままの形では検索、およびフィルタリング対象
となり得ない。
【0004】そこで、このような検索やフィルタリング
を行なうためには、コンテンツに対してその特徴を記述
したメタデータが必要であり、そのための技術が求めら
れる。マルチメディアコンテンツに対するメタデータの
枠組みの一例として、MPEG−7(正式名称"Mul
timedia Content Descripti
on Interface"、
【ISO/IEC 15938】)があげられる。MP
EG−7は、マルチメディア情報の内容を記述するため
の記述子を規定する国際標準規格であり、この記述によ
ってマルチメディアコンテンツの内容に基づく検索やフ
ィルタリングなどを実現することを目的とする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、MPEG−
7がメタデータ付与の対象とするマルチメディアコンテ
ンツの場合には、例えばある映画コンテンツが、どのよ
うなストーリーであるか、また、その内容がコメディー
映画で面白いものか、ホラー映画で恐ろしいものか、と
いった意味内容に関するメタデータを、電子化されたコ
ンテンツのデータそのものから自動的に抽出する技術は
存在せず、人間の手によってメタデータが付与されてい
るのが現実である。
【0006】しかしながら、この人間の手作業によるメ
タデータ付与は膨大な時間と労力を伴い、コンテンツプ
ロバイダとしてはコストの面から考えて、それほど豊富
なメタデータをコンテンツに対して付与することが出来
ず、実際にコンテンツ配信サービス等を行なう際の課題
となっている。
【0007】また、ある映画コンテンツに対する感想
は、鑑賞する人それぞれで異なるものなので、例えばコ
ンテンツプロバイダ内の少数の編集者によって個人的に
判断して付加されたメタデータでは、実際に検索やフィ
ルタリングに利用される際にメタデータとしての信頼性
が高いとは言えない。
【0008】本発明はこうした問題点を解決するもので
あり、コンテンツプロバイダ側におけるメタデータ作成
のコストをなるべく小さく抑え、かつコンテンツの検
索、フィルタリング等に有用なメタデータの作成と付与
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、コンテンツ管理サーバ、複数のユーザ端
末、決済サーバからなるメタデータ作成システムにおい
て、前記ユーザ端末に、コンテンツの再生を行なうコン
テンツ再生手段と、コンテンツを利用したユーザが当該
コンテンツに対応するアンケートへのアンケート結果の
入力を行なうアンケート結果入力手段を備え、また前記
コンテンツ管理サーバに、前記複数のユーザ端末から送
信されてきたアンケート結果を解析してメタデータとし
て格納する値を導き出すアンケート結果解析手段と、前
記アンケート結果解析手段が導き出した値を用いてコン
テンツに対するメタデータ記述を作成するメタデータ作
成手段を備える。これにより、当該コンテンツに対する
メタデータを作成することが可能となり、コンテンツプ
ロバイダ側の製作者が人手でメタデータを作成・付与す
る労力を削減することが可能となる。
【0010】また本発明によれば、コンテンツが予め意
味あるシーンに区切られている場合、前記ユーザ端末に
て1シーンごとに再生を停止し、各シーンごとにアンケ
ートを実施し、前記各シーンごとのアンケート結果を、
前記アンケート結果解析手段にて集計・解析する。これ
により、各シーンごとのメタデータを導き出すことが可
能となり、ダイジェスト映像作成などに利用可能にな
る。
【0011】なお、1シーン毎に再生を停止するだけで
なく、予め定めた所定数のシーンを再生した後、アンケ
ートを実施しても良い。
【0012】また本発明によれば、ユーザの性別や趣
味、嗜好などのユーザに関する情報を格納したユーザ情
報格納手段を前記ユーザ端末に備え、前記コンテンツ管
理サーバにアンケート結果と共に前記ユーザ情報を送信
する。これにより、前記アンケート結果解析手段にてユ
ーザ情報の分類ごとにメタデータの値を導き出すことが
可能となり、お勧めコンテンツの提示などに利用可能と
なる。
【0013】また本発明によれば、前記コンテンツ管理
サーバにコンテンツ配信先ユーザに対する課金処理およ
び返金処理を前記決済サーバに依頼する決済依頼手段を
備え、前記ユーザ端末へコンテンツを配信する前に課金
処理依頼を行ない、前記ユーザ端末からアンケート結果
を受信した後で、当該ユーザに関する返金処理依頼を行
なう。これにより、アンケートの回答率を高める効果が
期待できる。
【0014】また、本発明によれば、前記コンテンツ管
理サーバが仮決済手段および仮決済情報格納手段を備
え、コンテンツ配信前に前記コンテンツ管理サーバ内
で、各ユーザに関する仮決済情報を作成し、アンケート
結果を送信してきたユーザに対して指定された返金金額
分を仮課金金額から減算するように仮決済情報を更新
し、その後一定期間ごとに前記仮決済情報を元に決済依
頼情報を作成して決済サーバへ送信し課金処理を行な
う。これにより、決済サーバに対する決済依頼回数を削
減することが出来、その結果、決済依頼の際に発生する
手数料を少なく抑えることが出来る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて、種々なる態様で実施し得る。
【0016】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態におけるメタデータ作成システムの構成図で
ある。図1に示すメタデータ作成システムは、コンテン
ツ管理サーバ110、複数のユーザ端末120、および
決済サーバ130からなり、それぞれがネットワークに
接続されている。
【0017】コンテンツ管理サーバ110は、コンテン
ツとそのメタデータを作成・管理するもので、コンテン
ツ配信手段111、決済依頼手段112、アンケート結
果受信手段113、アンケート結果解析手段114、メ
タデータ作成手段115、コンテンツ格納手段116、
アンケート格納手段117、メタデータ格納手段118
からなる。
【0018】コンテンツ配信手段111は、複数のユー
ザ端末120に対してコンテンツおよびアンケートデー
タを配信する。
【0019】決済依頼手段112は、コンテンツ配信先
ユーザに対する課金処理および返金処理を決済サーバ1
30に依頼する。
【0020】アンケート結果受信手段113は、複数の
ユーザ端末120からのアンケート結果を受信する。
【0021】アンケート結果解析手段114は、アンケ
ート結果受信手段113が受信したアンケート結果を解
析し、メタデータとして格納する値を導き出す。
【0022】メタデータ作成手段115は、アンケート
結果解析手段114が導き出した値を用いて、コンテン
ツに対するメタデータ記述を作成し、メタデータ格納手
段118に格納する。
【0023】コンテンツ格納手段116は、コンテンツ
データを格納する。
【0024】アンケート格納手段117は、コンテンツ
格納手段116に格納されているコンテンツに対するメ
タデータを作成するために利用するアンケートデータを
格納する。
【0025】メタデータ格納手段118は、コンテンツ
格納手段116に格納されているコンテンツに対するメ
タデータを格納する。
【0026】ユーザ端末120は、コンテンツの再生
と、当該コンテンツに関するアンケートを実施する処理
を行なうもので、コンテンツ受信手段121、コンテン
ツ再生手段122、アンケート表示手段123、アンケ
ート結果入力手段124、アンケート結果送信手段12
5からなる。
【0027】コンテンツ受信手段121は、コンテンツ
管理サーバから配信されるコンテンツおよびアンケート
データを受信する。
【0028】コンテンツ再生手段122は、コンテンツ
受信手段121が受信したコンテンツの再生を行なう。
【0029】アンケート表示手段123は、コンテンツ
受信手段121が受信したアンケートデータをディスプ
レイなどに表示する。
【0030】アンケート結果入力手段124は、アンケ
ート表示手段123によって表示されたアンケートデー
タに従って、ユーザがアンケート結果を入力する。
【0031】アンケート結果送信手段125は、アンケ
ート結果入力手段124を通してユーザにより入力され
たアンケート結果をコンテンツ管理サーバ110へ送信
する。
【0032】決済サーバ130はコンテンツ管理サーバ
110からの決済依頼を受け取り、各ユーザに対する決
済処理を行なう。
【0033】次に、本実施の形態におけるメタデータ作
成処理について、具体的な例を用いて説明する。
【0034】図2は、コンテンツ格納手段116に格納
された映画コンテンツと、この映画コンテンツに対する
メタデータを作成するために利用する、アンケート格納
手段117に格納されたアンケートデータの一例を示す
図である。ここで映画コンテンツ210には、この映画
コンテンツを一意に表すID(以下、コンテンツIDと
呼ぶ)として、”CID_210”が割り当てられてい
るものとする。アンケート格納手段に格納されている各
アンケートデータは、前記コンテンツIDによって、コ
ンテンツとの対応が図られている。アンケートデータ2
20は、映画コンテンツを見たユーザに、「面白かった
か」、「興奮したか」、「恐ろしかったか」の3項目に
ついて、5段階で回答を促すアンケートデータの例であ
る。
【0035】図3は、第1の実施形態におけるメタデー
タ作成処理フローを示す図である。以下、図2に示す映
画コンテンツ210に対するメタデータを作成する処理
について、図3に沿って説明する。
【0036】ステップ301:コンテンツ管理サーバ1
10の決済依頼手段112にて、コンテンツおよびアン
ケートデータ送信先の各ユーザに関する課金処理を依頼
するために、決済依頼情報を決済サーバ130へ送信す
る。図4は、ここでの例において決済サーバ130へ送
信される決済依頼情報の一例を示す図である。図4に示
すように決済依頼情報は、ユーザを一意に特定するユー
ザIDと、当該ユーザに対する課金または返金の金額と
の対応が記述される。前記金額は、配信するコンテンツ
毎に予め決まっているものとする。また決済依頼情報
は、当該決済依頼が課金処理依頼であるか返金処理依頼
であるかを判別する情報を持つ。なおここでの例では、
送信するユーザ端末数を100と仮定する。
【0037】ステップ302:決済サーバ130にて、
決済依頼情報401を受け取り、前記決済依頼情報40
1に記述された各ユーザに関する課金処理を実行する。
【0038】ステップ303:コンテンツ管理サーバ1
10のコンテンツ配信手段111にて、コンテンツ格納
手段116からコンテンツを、アンケート格納手段11
7から前記コンテンツに対応するアンケートデータを取
得し、これら2つをまとめて、複数のユーザ端末へ配信
する。ここでの例の場合、コンテンツとして映画コンテ
ンツ210を、アンケートデータとしてアンケートデー
タ220を取得し、配信する。
【0039】ステップ304:ユーザ端末120のコン
テンツ受信手段121にて、コンテンツ管理サーバ11
0から送信されたコンテンツおよびアンケートデータを
受信する。
【0040】ステップ305:コンテンツ再生手段12
2にて、前記ステップ304で受信したコンテンツの再
生を行なう。
【0041】ステップ306:コンテンツの再生が終了
したら、アンケート表示手段123にて、アンケートデ
ータをディスプレイに表示する。ここでの例の場合、ア
ンケートデータ220の内容が表示される。
【0042】ステップ307:アンケート結果入力手段
124にて、ステップ306で表示されたアンケートに
対してユーザが回答を入力する。図5は、映画コンテン
ツ210を見たあるユーザが、アンケートデータ220
に対して回答を入力した例を示す図である。図5の例で
は、アンケートデータ220は予めHTML形式で記述
されており、ユーザはラジオボタンによって各項目に回
答を入力している。
【0043】ステップ308:アンケート結果送信手段
125にて、ユーザが回答したアンケート結果をコンテ
ンツ管理サーバ110へ送信する。ここで送信されるデ
ータは最低限、各アンケート項目名と回答した値の組み
合わせの情報を含むものとする。図6は、図5の例のよ
うに回答された場合、コンテンツ管理サーバ110へ最
低限送信されるアンケート結果情報を示す図である。ア
ンケート結果情報としては、コンテンツIDの値と、各
アンケート項目とその項目に対する回答値の対応が送信
される。なおここでの例においては、アンケートデータ
220の各アンケート項目はそれぞれ以下のような項目
名で特定されているものとする。
【0044】 ・面白かった → interested ・興奮した → excited ・恐ろしかった → scared ステップ309:コンテンツ管理サーバ110のアンケ
ート結果受信手段113にて、ユーザ端末120から送
信されたアンケート結果を受信する。なお、本ステップ
では、ステップ303においてコンテンツ配信手段11
1がコンテンツおよびアンケートデータを送信した各ユ
ーザ端末からアンケート結果が送信されてくるものと考
える。ここでの例の場合、最大で100ユーザ端末から
アンケート結果が送信されてくる。
【0045】ステップ310:決済依頼手段112に
て、アンケート結果を送信してきた各ユーザに関する返
金処理を依頼するために、決済依頼情報を決済サーバ1
30へ送信する。図7はここでの例において決済サーバ
130へ送信される決済依頼情報の一例を示す図であ
る。図7に示すように決済依頼情報701は返金処理依
頼であり、アンケート結果を送信してきたユーザに対し
てステップ302で課金した全額(500円)を返金す
るよう依頼している。また図7は、ステップ309にて
ユーザIDが”UID_002”のユーザからだけはア
ンケート結果が送信されてこなかった場合の例であり、
以下この前提で説明を続ける。
【0046】ステップ311:決済サーバ130にて、
決済依頼情報701を受け取り、前記決済依頼情報71
0に記述された各ユーザに関する返金処理を行なう。な
お、ここでの例ではステップ302で課金した全額(5
00円)を返金するようにしているが、例えば半額(2
50円)だけ返金するような実施形態であっても構わな
い。これは実際に本システムを用いてサービスを行なう
事業者が任意に決められるものとする。
【0047】ステップ312:アンケート結果解析手段
114にて、前記ステップ309で受信した複数ユーザ
のアンケート結果を解析し、当該コンテンツに対するメ
タデータとして格納する値を求める。ここでの例の場
合、各アンケート項目ごとにアンケート結果の送信があ
った99ユーザの平均値を求める。あるアンケート項目
に対するユーザnの回答値をXnと記述する場合、ここ
での例における平均値Mを求める式は、 M=(X1+X2+・・・+X99)/99 で表される。更にここでは、1から5の間の数値で表さ
れた平均値Mを0から1の間の数値に変換する。平均値
Mを0から1の間の数値に変換する式は、 (M−1)/4 で表される。ここでは各アンケート項目について99ユ
ーザの平均値Mを求め、更に0から1の間の数値に変換
した結果(以下、これを”スコア”と呼ぶ)が、仮に以
下のようであったものとして説明を続ける。
【0048】 ・interested = 0.715 ・excited = 0.580 ・scared = 0.835 ステップ313:メタデータ作成手段115にて、ステ
ップ312で求めた値を利用して、コンテンツに対する
メタデータ記述を作成し、メタデータ格納手段115に
格納する。図8は、映画コンテンツ210に対して作成
されたメタデータ記述の一例を示す図である。本実施の
形態では、メタデータをXML(Extensible
Markup Language)フォーマットを用
いて記述しており、メタデータの項目(interested, ex
cited, scared)毎に、コンテンツのIDとスコアを対
応付けて記述している。<Affective>要素はコンテンツ
に対するユーザの感情を表すメタデータで、項目ごとに
idが属性として付加される。<Affective>の子要素は<Ty
pe>または<Score>である。<Type>は感情情報の項目を示
す。<Score>は前記<Type>に示した感情情報に対する相
対的な度合いを示し、各<Score>が付与されるコンテン
ツもしくはコンテンツの一部を示すidrefが属性として
付加される。
【0049】以上が、本実施の形態における1つのコン
テンツに対するメタデータ作成方法であるが、同様の方
法を用いてコンテンツ格納手段116に格納されている
他のコンテンツに対してもメタデータを作成することに
よって得られるメタデータを、図8の記述に追加した場
合を考える。図9は、この場合のメタデータ記述の一例
を示す図である。図9で点線で囲まれている部分が、新
たに追加された部分である。この結果、コンテンツ格納
手段116に格納されているコンテンツごとに、intere
sted, excited, scared のスコアが記述出来た。
【0050】なお上記の例では、平均値Mを用いてメタ
データを作成したが、回答値Xのばらつきを示す分散値
を用いてメタデータを作成しても良い。
【0051】図9に示すようなメタデータの利用例とし
ては、コンテンツ管理サーバ110に対してホラー映画
一覧を取得する要求があった場合に、図9に記述したメ
タデータの"scared"のスコアを元にして怖い順にランキ
ングして表示する、といったものが考えられる。前記"s
cared"のスコアは、実際に複数のユーザがコンテンツを
見た上で評価した値の平均を計算したものなので、例え
ばコンテンツ管理サーバの管理者(少数)の個人的な評
価によるランキングと比較して、より一般ユーザにとっ
て信頼性のあるランキングとなることが期待できる。
【0052】以上のように、本実施の形態ではコンテン
ツを見た複数のユーザに対してアンケートを実施し、ア
ンケートの回答を利用することによって、当該コンテン
ツに対するメタデータを作成することが可能となり、コ
ンテンツプロバイダ側の製作者が人手でメタデータを作
成・付与する労力を削減することが可能となる。
【0053】更に前記アンケートの回答を集計・解析す
ることによってメタデータ項目ごとにスコアを導き出す
ことが可能となり、実際に検索やフィルタリングにメタ
データを利用する際にランキング表示することなどが可
能になる。
【0054】更にコンテンツをユーザに配信する前に予
め課金処理を済ませておき、アンケート結果を送信して
きたユーザのみ返金処理を行なうことによって、アンケ
ートの回答率を高める効果が期待できる。
【0055】上述の効果からわかるように、本実施の形
態によれば、例えば映画コンテンツを一般公開する前
に、限られたユーザに対して試写会のように無料でコン
テンツを視聴させ、その見返りとしてアンケート結果を
得て、当該コンテンツに対するメタデータを付与し、一
般公開後に検索やフィルタリング等に利用するといった
サービスモデルが実現できる。
【0056】なお、本実施の形態では図3のステップ3
03にて複数のユーザ端末へコンテンツおよびアンケー
トデータを同時に送信していたが、各ユーザが自分の好
きな時間に前記2種類のデータを取得し、コンテンツ再
生、アンケートの回答を経て、アンケート結果をコンテ
ンツ管理サーバ110へ送信する実現形態をとっても構
わない。
【0057】また、本実施の形態では図3のステップ3
03にてコンテンツとアンケートデータをいっしょにユ
ーザ端末へ送信していたが、まず最初はコンテンツのみ
を送信し、ユーザ端末側でのコンテンツ再生が終了した
段階で、コンテンツ再生手段122がコンテンツ管理サ
ーバ110へ対応するアンケートデータの取得依頼を行
ない、アンケートデータを取得するような実現形態をと
っても構わない。
【0058】(第2の実施形態)以下、本発明の第2の
実施形態について説明する。第2の実施形態におけるメ
タデータ作成システムの構成は第1の実施形態と変わり
がない。ただしコンテンツ格納手段116に格納されて
いる各コンテンツが予め意味あるシーンごとに区切られ
ている点、またそれに伴ってメタデータ作成処理フロー
が第1の実施形態とは異なる。
【0059】図10は、第2の実施形態においてコンテ
ンツ格納手段116に格納された映画コンテンツと、こ
の映画コンテンツに対するメタデータを作成するために
利用する、アンケート格納手段117に格納されたアン
ケートデータの一例を示す図である。ここで映画コンテ
ンツ1010には、コンテンツIDとして”CID_1
010”が割り当てられているものとする。更に映画コ
ンテンツ1010は、予めコンテンツ製作者もしくはコ
ンテンツ管理サーバの管理者によって意味あるシーンご
とに区切られており、それぞれシーンを一意に表すID
(以下、シーンIDと呼ぶ)が割り当てられているもの
とする。ここでは仮に映画コンテンツ1010は150
個のシーンに区切られているものとする。
【0060】次に、第2の実施形態におけるメタデータ
作成処理について説明する。
【0061】図11は、第2の実施形態におけるメタデ
ータ作成処理フローを示す図である。以下、図10に示
す映画コンテンツ1010に対するメタデータを作成す
る処理について、図11に沿って説明する。
【0062】ステップ301〜ステップ302:第1の
実施形態におけるステップ301〜ステップ302と同
様であるため説明を省略する。
【0063】ステップ303:コンテンツとして映画コ
ンテンツ1010を、アンケートデータとしてアンケー
トデータ1020を取得し、複数のユーザ端末へ配信す
る。
【0064】ステップ304:第1の実施形態のステッ
プ304と同様であるため説明を省略する。
【0065】ステップ1101:コンテンツ再生手段1
22にて、前記ステップ304で受信したコンテンツの
再生を予め区切られたシーン単位で行なう。ここでの例
の場合、まず”scene_1”の再生を行なう。
【0066】ステップ1102:1シーンの再生が終了
したら、アンケート表示手段123にて、アンケートデ
ータをディスプレイに表示する。ここでの例の場合、ア
ンケートデータ1020の内容が表示される。
【0067】ステップ1103:アンケート結果入力手
段124にて、ステップ1102で表示されたアンケー
トに対してユーザが回答を入力する。ここでの例では、
第1の実施形態における例とは異なり、シーンごとにア
ンケートに回答してもらうので、ユーザには当該シーン
を見て興奮したかなどの値を他のシーンとの相対的な値
で回答してもらう。また、ユーザは各シーン毎のアンケ
ートに回答しない限り、以降のシーンの再生を行なうこ
とが出来ない。
【0068】ステップ1104:全てのシーンの再生が
終了した場合はステップ308へ進む。まだ途中のシー
ンまでしか再生していない場合は、全てのシーンの再生
が終了するまでステップ1101、ステップ1102、
ステップ1103を繰り返す。
【0069】ステップ308:アンケート結果送信手段
125にて、ユーザが回答したアンケート結果をコンテ
ンツ管理サーバ110へ送信する。ここでの例の場合、
各シーンごとのアンケート結果がまとめて送信される。
図12は、ここでの例においてコンテンツ管理サーバ1
10へ最低限送信されるアンケート結果情報の一例を示
す図である。アンケート結果情報として、コンテンツI
Dの値と、各シーンIDの値ごとに、各アンケート項目
とその項目に対する回答値の対応が送信される。
【0070】ステップ309:第1の実施形態のステッ
プ309と同様であるため説明を省略する。
【0071】ステップ310〜ステップ311:第1の
実施形態におけるステップ310〜ステップ311と同
様であるため説明を省略する。
【0072】ステップ312:アンケート結果解析手段
114にて、前記ステップ309で受信した複数ユーザ
のアンケート結果を解析し、当該コンテンツに対するメ
タデータとして格納する値を求める。ここでの例の場
合、第1の実施形態と同様の方法を用いて、各シーンの
各アンケート項目ごとに、複数ユーザから得たアンケー
ト結果の平均値を求め、更に0から1の数値に変換す
る。
【0073】ステップ313:メタデータ作成手段11
5にて、ステップ312で求めた値を利用して、コンテ
ンツに対するメタデータ記述を作成し、メタデータ格納
手段115に格納する。図13は、映画コンテンツ10
10に対して作成されたメタデータ記述の一例を示す図
である。図13では、メタデータの項目(interested,
excited, scared)毎に、各シーンIDとスコアを対応
付けて記述している。
【0074】以上が本実施の形態におけるメタデータ作
成方法であるが、この方法で作成した図13に示すよう
なメタデータの利用例としては、excitedのスコアが高
いシーンをいくつか抜き出して当該映画コンテンツのダ
イジェスト映像を作成するといったものが考えられる。
【0075】以上のように、本実施の形態ではコンテン
ツが予め意味あるシーンごとに区切られており、コンテ
ンツを見た複数のユーザに対して各シーンの再生が終わ
った段階で再生を一時停止し、シーンごとにアンケート
を実施し、アンケートの回答を集計・解析することによ
って、各シーンごとのメタデータを導き出すことが可能
となり、ダイジェスト映像作成などに利用可能になる。
【0076】なお、本実施の形態のようにコンテンツが
予め意味あるシーンごとに区切られている場合には、ユ
ーザに対して発汗センサを取り付け、コンテンツを再生
するタイムラインに沿って発汗量を測定し、発汗が多い
場面はユーザが興奮しているものとしてシーンごとの相
対的な興奮度を自動的に抽出し、アンケート結果として
コンテンツ管理サーバに送信することによって、ユーザ
がアンケート結果を人手で入力する労力を省くという実
施形態も考えられる。
【0077】なお使用するセンサは、ユーザの興奮度合
を反映した体調の変化を測定できるものであれば良く、
上記発汗センサの他に心拍センサ、体温センサ、血圧セ
ンサも使用できる。 また、センサからの計測値はアン
ケート結果に代えてコンテンツ管理サーバへ送信する場
合の他、アンケート結果の補助的情報としてアンケート
結果とともにコンテンツ管理サーバへ送信することもで
きる。
【0078】(第3の実施形態)以下、本発明の第3の
実施形態について説明する。第3の実施形態におけるメ
タデータ作成システムの構成図は、図14に示すように
第1の実施形態の構成(図1)の他に、ユーザ端末12
0に、ユーザの性別や趣味、嗜好などのユーザに関する
情報を格納したユーザ情報格納手段126を新たに備え
ている。
【0079】次に、第3の実施形態におけるメタデータ
作成処理について説明する。
【0080】図15は、第3の実施形態におけるメタデ
ータ作成処理フローを示す図である。以下、第1の実施
形態と同様に図2に示す映画コンテンツおよびアンケー
トデータを具体例として、図15に沿って説明する。
【0081】ステップ301〜ステップ307:第1の
実施形態におけるステップ301〜ステップ307と同
様であるため説明を省略する。
【0082】ステップ1501:アンケート結果送信手
段125にて、ユーザ情報格納手段126からアンケー
トに回答したユーザに関するユーザ情報を取得し、アン
ケート結果と共にコンテンツ管理サーバ110へ送信す
る。図16は、ユーザ情報格納手段126に格納された
ユーザ情報の一例を示す図である。図16の例では、ユ
ーザの性別と趣味が格納されている。なお、ここでの例
においては、ユーザ情報はユーザ自身が入力するなどの
方法によって予め格納されているものとする。
【0083】ステップ1502:コンテンツ管理サーバ
110のアンケート結果受信手段113にて、ユーザ端
末120から送信されたアンケート結果およびユーザ情
報を受信する。
【0084】ステップ310〜ステップ311:第1の
実施形態におけるステップ310〜ステップ311と同
様であるため説明を省略する。
【0085】ステップ1503:アンケート結果解析手
段114にて、前記ステップ1502で受信した複数ユ
ーザのアンケート結果およびユーザ情報を解析し、当該
コンテンツに対するメタデータとして利用する値を求め
る。ここでは、一例としてユーザ情報の”性別”を用い
た利用例について説明する。99ユーザ端末から送信さ
れてきたアンケート結果を性別が男性か女性かで分類
し、第1の実施形態と同様の方法を用いて、各性別ごと
にアンケート項目の平均値を求め、更に0から1の数値
に変換する。
【0086】ステップ313:メタデータ作成手段11
5にて、ステップ1503で求めた値を利用して、コン
テンツに対するメタデータ記述を作成し、メタデータ格
納手段115に格納する。図17は、本実施の形態にお
いて映画コンテンツ210に対して作成されたメタデー
タ記述の一例を示す図である。図17のメタデータ記述
は、コンテンツIDが”CID_210”であるコンテ
ンツに対するアンケート項目"interested"のスコアが、
男性の場合0.715であり、女性の場合0.312で
あることを示している。
【0087】以上が本実施の形態におけるメタデータ作
成方法であるが、この方法で作成した図17に示すよう
なメタデータの利用例としては、女性より男性の方が映
画コンテンツ210に対して興味をもって鑑賞したとい
うことが分かるので、映画コンテンツ210を男性への
お勧めコンテンツとして提示する、といったものが考え
られる。また、ユーザ側から、自分のユーザ情報に該当
する分類のスコアが高いコンテンツの検索やフィルタリ
ングに利用することも考えられる。
【0088】以上のように、本実施の形態ではユーザ端
末120がユーザ情報を格納したユーザ情報格納手段1
26を新たに備え、コンテンツ管理サーバ110へアン
ケート結果と共にユーザ情報を送信することによって、
ユーザ情報の分類ごとにメタデータの値を導き出すこと
が可能となり、お勧めコンテンツの提示などに利用可能
となる。
【0089】なお、本実施の形態では性別ごとにアンケ
ート結果を分類してメタデータを求める例を説明した
が、ユーザ情報としては性別だけでなく、趣味、嗜好な
ど、様々なものが考えられ、それらどのようなユーザ情
報を用いてアンケート結果を分類しても構わない。
【0090】また、アンケート結果とそのアンケート結
果を入力したユーザの情報との対応関係は、両者が同時
にコンテンツ管理サーバに到達するようにした場合は、
対応関係が付くが、仮に別々の送信を許す場合は、ユー
ザを特定するユーザIDを設け、このIDをアンケート
結果及びユーザ情報に付与してユーザ端末から送信する
ことにより、対応関係を付けることができる。
【0091】(第4の実施形態)以下、本発明の第4の
実施形態について説明する。第4の実施形態におけるメ
タデータ作成システムの構成図は、図18に示すように
第1の実施形態の構成(図1)の他に、コンテンツ管理
サーバ110に仮決済手段1801および仮決済情報格
納手段1802を新たに備えている。
【0092】仮決済手段1801は、各ユーザに関する
決済依頼情報を決済サーバ130へ送る前の、一時的な
決済処理を担う。
【0093】仮決済情報格納手段1802は、仮決済情
報を格納する。なお、仮決済情報の詳細については後述
する。
【0094】次に、第4の実施形態におけるメタデータ
作成処理について、決済処理部分を中心に説明する。
【0095】図19は、第4の実施形態におけるメタデ
ータ作成処理フローを示す図である。以下、第1の実施
形態と同様に図2に示す映画コンテンツおよびアンケー
トデータを具体例として、図19に沿って説明する。
【0096】ステップ1901:コンテンツ管理サーバ
110の仮決済手段1801にて、コンテンツおよびア
ンケートデータ配信先の各ユーザに対する仮課金処理を
実行する。ここで仮課金処理とは、実施の形態1から3
までのようにコンテンツ配信のたびに決済系サーバ13
0へ課金処理依頼を行なうのではなく、コンテンツ管理
サーバ110内で、各ユーザに対して一時的に課金情報
を作成することを意味する。具体的には仮決済情報を作
成し、仮決済情報格納手段1802へ格納する。図20
は、ここでの例において仮決済情報格納手段1802へ
格納される仮決済情報の一例を示す図である。図20に
示すように仮決済情報は、ユーザを一意に特定するユー
ザIDと、当該ユーザに対する仮課金金額との対応が記
述される。なお、ここではステップ1901の時点で仮
決済情報格納手段1802に何も情報が格納されていな
いものとして説明したが、既に当該ユーザに対する仮決
済情報が格納されている場合には、指定された課金金額
を仮課金金額に加算するように仮決済情報を更新するも
のとする。
【0097】ステップ303〜ステップ309:第1の
実施形態におけるステップ303〜ステップ309と同
様であるため説明を省略する。
【0098】ステップ1902:コンテンツ管理サーバ
110の仮決済手段1801にて、アンケート結果を送
信してきた各ユーザに対して仮返金処理を実行する。こ
こで仮返金処理とは、具体的には仮決済情報格納手段1
802に格納された仮決済情報において、アンケート結
果を送信してきた各ユーザに対して、指定された返金金
額分を仮課金金額から減算するように更新することを意
味する。図21はここでの例において、仮返金処理を実
行し終わった時点で仮決済情報格納手段1802に格納
されている仮決済情報の一例を示す図である。ここでの
例では、アンケート結果を送信してきたユーザに対して
ステップ1901で仮課金した全額(500円)を仮返
金している。また図21は、ステップ309にてユーザ
IDが”UID_002”のユーザからだけはアンケー
ト結果が送信されてこなかった場合の例である。
【0099】ステップ312〜ステップ313:第1の
実施形態におけるステップ312〜313と同様である
ため説明を省略する。
【0100】以上が、本実施の形態における1つのコン
テンツに対するメタデータ作成方法であるが、上述した
ように図19に示すメタデータ作成処理フローでは、決
済サーバ130に対する決済依頼情報の送信は行なわれ
ない。本実施の形態では、例えばひと月に1回など、予
め決められた期間または期日で決済依頼情報が送信さ
れ、決済サーバ130にて課金処理が行なわれる。この
場合に送信される決済依頼情報は、その時点で仮決済情
報格納手段1802に格納されている仮決済情報をもと
に決済依頼手段112が作成する。決済依頼情報の作成
と送信が行なわれたら、仮決済情報格納手段1802に
格納されている仮決済情報をリセットする。
【0101】以上のように、本実施の形態ではコンテン
ツ管理サーバ110が仮決済手段1801および仮決済
情報格納手段1802を新たに備え、コンテンツ配信前
にコンテンツ管理サーバ110内で、各ユーザに関する
仮決済情報を作成し、アンケート結果を送信してきたユ
ーザに対して、指定された返金金額分を仮課金金額から
減算するように仮決済情報を更新し、その後予め定めら
れた期間ごとまたは期日に、前記仮決済情報を元に決済
依頼情報を作成して決済サーバ130へ送信し課金処理
を行なうことにより、決済サーバ130に対する決済依
頼回数を削減することが出来、その結果、決済依頼の際
に発生する手数料を少なく抑えることが出来るという効
果が得られる。
【0102】なお、本実施の形態ではアンケート結果を
送信してきた時に、仮課金した全額分、仮返金処理を実
行するものとして説明したが、ユーザからのアンケート
結果の妥当性、およびアンケート結果を送信してきた順
序や早さによって、仮返金金額を変動するような方式も
考えられる。図22は、アンケート結果の妥当性、およ
びアンケート結果が送信されてくるまでの時間による仮
返金金額を計算するための係数の一例を示す図である。
図22の2201に示す係数“1.50”は、アンケー
トの妥当性が最も高く、アンケート結果が送信されてく
るまでの時間が最も早いユーザの場合、仮課金した金額
の1.50倍の金額が仮返金されることを意味する。各
ユーザが、図22の横軸のどの位置に該当するかは、ア
ンケート結果が送信されてきた順位によって決定しても
構わないし、具体的な送信されてくるまでの時間の分布
によって決定しても構わない。また、各ユーザが図22
の縦軸のどの位置に該当するかは、アンケート結果解析
手段114が求めた、メタデータとして利用する値に近
い値を回答した順序によって決定しても構わないし、偏
差値によって分布させても構わない。このように、より
妥当性の高い回答を、より早く行なったユーザに対し
て、より大きい額の仮返金処理を行なうことによって、
ユーザがアンケートに対して適当な値を回答する恐れを
軽減することができると共に、アンケート結果収集をよ
り短い時間で行ない、メタデータ付与に要する時間を短
縮する効果が期待できる。
【0103】なお、本実施の形態では第1の実施形態に
おける決済処理方法を変更した例について説明したが、
第2の実施形態および第3の実施形態においても、コン
テンツ管理サーバ110に仮決済手段1801および仮
決済情報格納手段1802を新たに追加する構成をとる
ことによって、本実施の形態で述べた決済方法を実現す
ることが可能である。
【0104】なお、上記各実施の形態では、メタデータ
はXML形式で記述しているが、これはメタデータの記
述形式の一例であり、その他どのような記述形式であっ
ても構わない。また、XML形式で記述される場合であ
っても、各実施の形態におけるメタデータ記述例はその
要素名や属性名など全て一例に過ぎず、何らこの形式に
限定されるものではない。
【0105】
【発明の効果】以上説明から明らかなように、コンテン
ツ管理サーバ、決済サーバ、および複数のユーザ端末か
らなる本発明のメタデータ作成システムでは、コンテン
ツを見た複数のユーザに対してアンケートを実施し、ア
ンケートの回答を集計・解析してスコアを導き出すこと
によって、当該コンテンツに対するメタデータをコンテ
ンツプロバイダ側に労力をかけることなく作成すること
が可能となり、また実際に検索やフィルタリングにメタ
データを利用する際にランキング表示することなどが可
能になる。
【0106】また、コンテンツをユーザに送信する前に
予め課金処理を済ませておき、アンケート結果を送信し
てきたユーザのみ返金処理を行なうことによって、アン
ケートの回答率を高める効果が期待できる。
【0107】また、コンテンツが予め意味あるシーンご
とに区切られており、コンテンツを見た複数のユーザに
対して各シーンの再生が終わった段階で再生を一時停止
し、シーンごとにアンケートを実施し、アンケートの回
答を集計・解析することによって、各シーンごとのメタ
データを導き出すことが可能となり、ダイジェスト映像
作成などに利用可能になる。
【0108】また、ユーザ端末がユーザ情報を格納した
ユーザ情報格納手段を新たに備え、コンテンツ管理サー
バへアンケート結果と共にユーザ情報を送信することに
よって、ユーザ情報の分類ごとにメタデータの値を導き
出すことが可能となり、お勧めコンテンツの提示などに
利用可能となる。
【0109】また、コンテンツ管理サーバが仮決済手段
および仮決済情報格納手段を新たに備え、コンテンツ配
信前にコンテンツ管理サーバ内で、各ユーザに関する仮
決済情報を作成し、アンケート結果を送信してきたユー
ザに対して、指定された返金金額分を仮課金金額から減
算するように仮決済情報を更新し、その後予め定めれら
れた期間ごとまたは期日に、前記仮決済情報を元に決済
依頼情報を作成して決済サーバへ送信し課金処理を行な
うことにより、決済サーバに対する決済依頼回数を削減
することが出来、その結果、決済依頼の際に発生する手
数料を少なく抑えることが出来るという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるメタデータ作
成システムの構成図
【図2】本発明の第1の実施形態における映画コンテン
ツとアンケートデータの一例を示す図
【図3】本発明の第1の実施形態におけるメタデータ作
成処理フローを示す図
【図4】本発明の第1の実施形態における決済サーバ1
30へ送信される決済依頼情報の一例を示す図
【図5】本発明の第1の実施形態におけるアンケートデ
ータ220に対して回答を入力した例を示す図
【図6】本発明の第1の実施形態におけるコンテンツ管
理サーバ110へ最低限送信されるアンケート結果情報
の一例を示す図
【図7】本発明の第1の実施形態における決済サーバ1
30へ送信される決済依頼情報の一例を示す図
【図8】本発明の第1の実施形態における映画コンテン
ツ210に対して作成されたメタデータ記述の一例を示
す図
【図9】本発明の第1の実施形態におけるメタデータ記
述の一例を示す図
【図10】本発明の第2の実施形態における映画コンテ
ンツとアンケートデータの一例を示す図
【図11】本発明の第2の実施形態におけるメタデータ
作成処理フローを示す図
【図12】本発明の第2の実施形態におけるコンテンツ
管理サーバ110へ最低限送信されるアンケート結果情
報の一例を示す図
【図13】本発明の第2の実施形態における映画コンテ
ンツ1010に対して作成されたメタデータ記述の一例
を示す図
【図14】本発明の第3の実施形態におけるメタデータ
作成システムの構成図
【図15】本発明の第3の実施形態におけるメタデータ
作成処理フローを示す図
【図16】本発明の第3の実施形態におけるユーザ情報
の一例を示す図
【図17】本発明の第3の実施形態における映画コンテ
ンツ210に対して作成されたメタデータ記述の一例を
示す図
【図18】本発明の第4の実施形態におけるメタデータ
作成システムの構成図
【図19】本発明の第4の実施形態におけるメタデータ
作成処理フローを示す図
【図20】本発明の第4の実施形態における仮決済情報
格納手段1802へ格納される仮決済情報の一例を示す
【図21】本発明の第4の実施形態における仮返金処理
を実行し終わった時点で仮決済情報格納手段1802に
格納されている仮決済情報の一例を示す図
【図22】本発明の第4の実施形態における仮返金金額
を計算するための係数の一例を示す図
【符号の説明】
110…コンテンツ管理サーバ 111…コンテンツ配信手段 112…決済依頼手段 113…アンケート結果受信手段 114…アンケート結果解析手段 115…メタデータ作成手段 116…コンテンツ格納手段 117…アンケート格納手段 118…メタデータ格納手段 120…ユーザ端末 121…コンテンツ受信手段 122…コンテンツ再生手段 123…アンケート表示手段 124…アンケート結果入力手段 125…アンケート結果送信手段 126…ユーザ情報格納手段 130…決済サーバ 1801…仮決済手段 1802…仮決済情報格納手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 220 G06F 17/30 220C

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツの視聴者であるユーザにアン
    ケートの入力を促すユーザ端末であって、コンテンツを
    再生するコンテンツ再生手段と、前記再生手段により再
    生されたコンテンツの視聴者であるユーザが、アンケー
    トに対する答えを入力するアンケート結果入力手段と、
    前記アンケート結果入力手段により入力されたアンケー
    ト結果を、情報伝送可能に接続されたコンテンツ管理サ
    ーバへ送信するアンケート結果送信手段と、を備えたユ
    ーザ端末。
  2. 【請求項2】 前記ユーザ端末は、前記コンテンツを前
    記コンテンツ管理サーバから取得することを特徴とする
    請求項1記載のユーザ端末。
  3. 【請求項3】 前記ユーザ端末は、前記アンケートを前
    記コンテンツ管理サーバから取得することを特徴とする
    請求項1または2記載のユーザ端末。
  4. 【請求項4】 前記コンテンツは1以上の区分から構成
    され、前記アンケート結果入力手段は、前記ユーザに対
    し、コンテンツの区分に従ってアンケートの入力を促す
    ことを特徴とする請求項1乃至3記載のユーザ端末。
  5. 【請求項5】 情報伝送可能に接続されたコンテンツ管
    理サーバから配信されるコンテンツおよびアンケートを
    受信するコンテンツ受信手段と、 前記コンテンツ受信手段が受信したコンテンツの再生を
    行なうコンテンツ再生手段と、 前記コンテンツ受信手段が受信したアンケートを表示す
    るアンケート表示手段と、 前記アンケート表示手段に表示されたアンケートに従っ
    て前記コンテンツの視聴者であるユーザがアンケート結
    果を入力するアンケート結果入力手段と、 前記アンケート結果を前記コンテンツ管理サーバへ送信
    するアンケート結果送信手段と、を備えるユーザ端末。
  6. 【請求項6】 前記コンテンツ受信手段は、前記コンテ
    ンツ再生手段においてコンテンツの再生が終了した段階
    で、前記コンテンツ管理サーバからアンケートを受信す
    ることを特徴とする請求項5記載のユーザ端末。
  7. 【請求項7】 配信されるコンテンツが、1以上のシー
    ンごとに区切られており、前記コンテンツ再生手段は所
    定数のシーン毎に再生を停止し、前記アンケート表示手
    段は所定数のシーンの再生終了毎にアンケートの表示を
    行なうことを特徴とする請求項5または6に記載のユー
    ザ端末。
  8. 【請求項8】 前記ユーザに関する情報を格納するユー
    ザ情報格納手段を備え、前記アンケート結果送信手段
    は、前記ユーザに関する情報を前記コンテンツ管理サー
    バへ送信することを特徴する請求項1乃至7記載のユー
    ザ端末。
  9. 【請求項9】 前記コンテンツにはコンテンツを特定す
    るコンテンツIDが付され、前記コンテンツIDにより
    前記コンテンツと前記アンケートとが対応付けられるこ
    とを特徴とする請求項1乃至8記載のユーザ端末。
  10. 【請求項10】 前記ユーザの興奮度合いを反映した体
    調変化を測定するセンサを備え、前記アンケート結果送
    信手段は、前記センサによる計測値を、前記アンケート
    結果とともに又はアンケート結果に代えて、前記コンテ
    ンツ管理サーバへ送信することを特徴する請求項1乃至
    9記載のユーザ端末。
  11. 【請求項11】 コンテンツの視聴者であるユーザが回
    答したアンケート結果に基づいてコンテンツにメタデー
    タを付与するコンテンツ管理サーバであって、前記アン
    ケート結果を解析するアンケート結果解析手段と、前記
    アンケート結果解析手段により解析された結果に基づい
    てメタデータを作成するメタデータ作成手段と、を備え
    るコンテンツ管理サーバ。
  12. 【請求項12】 前記アンケート結果を、情報伝送可能
    に接続されたユーザ端末を介して受信することを特徴と
    する請求項11記載のコンテンツ管理サーバ。
  13. 【請求項13】 前記ユーザの端末へコンテンツを配信
    するコンテンツ配信手段を備え、前記コンテンツは1以
    上の区分から構成され、前記コンテンツ配信手段は、前
    記ユーザからのアンケート結果を受信したことを条件
    に、次の区分のコンテンツをそのユーザの端末へ配信す
    ることを特徴とする請求項12記載のコンテンツ管理サ
    ーバ。
  14. 【請求項14】 コンテンツを格納したコンテンツ格納
    手段と、前記コンテンツ格納手段に格納されているコン
    テンツに対するメタデータを作成するために利用するア
    ンケートを格納したアンケート格納手段と、前記コンテ
    ンツ格納手段に格納されたコンテンツと前記アンケート
    格納手段に格納されたアンケートを、前記コンテンツの
    視聴者であるユーザの端末に対して配信するコンテンツ
    配信手段と、前記ユーザ端末からのアンケート結果を受
    信するアンケート結果受信手段と、前記アンケート結果
    受信手段が受信したアンケート結果を解析し、メタデー
    タとして格納する値を導き出すアンケート結果解析手段
    と、前記アンケート結果解析手段が導き出した値を用い
    て前記コンテンツ配信手段が配信したコンテンツに対す
    るメタデータ記述を作成するメタデータ作成手段と、前
    記メタデータ作成手段が作成したメタデータ記述を格納
    するメタデータ格納手段と、を備えることを特徴とする
    コンテンツ管理サーバ。
  15. 【請求項15】 前記アンケート結果解析手段は、前記
    アンケート結果の平均値を求めることを特徴とする請求
    項11乃至14記載のコンテンツ管理サーバ。
  16. 【請求項16】 前記アンケート結果解析手段は、前記
    アンケート結果のばらつきを求めることを特徴とする請
    求項11乃至14記載のコンテンツ管理サーバ。
  17. 【請求項17】 前記メタデータ作成手段の作成するメ
    タデータはXMLフォーマットに基づいて作成されるこ
    とを特徴とする請求項11乃至16記載のコンテンツ管
    理サーバ。
  18. 【請求項18】 コンテンツが1以上の区分から構成さ
    れている場合、前記メタデータ作成手段は、前記区分に
    従ってメタデータを作成することを特徴とする請求項1
    1乃至17記載のコンテンツ管理サーバ。
  19. 【請求項19】 前記アンケート結果は、アンケートに
    回答した前記ユーザの情報と対応可能とし、前記アンケ
    ート解析手段は、前記ユーザの情報を基に予め定めたグ
    ループ毎に分けて前記アンケート結果を解析することを
    特徴とする請求項11乃至18記載のコンテンツ管理サ
    ーバ。
  20. 【請求項20】 前記アンケート結果解析手段は、アン
    ケート結果と同時に受信したユーザ情報に従って分類
    し、前記分類ごとにメタデータとして格納する値を導き
    出すことを特徴とする請求項12乃至18記載のコンテ
    ンツ管理サーバ。
  21. 【請求項21】 コンテンツの視聴者であるユーザに対
    する課金処理および返金処理を情報伝送可能に接続され
    た決済サーバに依頼する決済依頼手段をさらに備えたこ
    とを特徴とする請求項11乃至20記載のコンテンツ管
    理サーバ。
  22. 【請求項22】 前記決済依頼手段は、前記ユーザから
    の前記アンケート結果を受けた後に返金処理依頼を行な
    うことを特徴とする請求項21記載のコンテンツ管理サ
    ーバ。
  23. 【請求項23】 前記返金処理依頼は、アンケートに回
    答したユーザについてのみ行うことを特徴とする請求項
    22記載のコンテンツ管理サーバ。
  24. 【請求項24】 前記ユーザと所定期間内の課金情報と
    を対応付けた仮決裁情報を作成する仮決裁手段を備え、
    前記仮決裁手段は、各ユーザ毎に、前記所定期間内に配
    信したコンテンツの数及びユーザから回答のあったアン
    ケート結果の数に応じて仮決裁情報を作成することを特
    徴とする請求項21乃至23記載のコンテンツ管理サー
    バ。
  25. 【請求項25】 コンテンツの視聴者である各ユーザに
    対する決済依頼情報を情報伝送可能に接続された決済サ
    ーバへ送る前の、一時的な決済処理を行なう仮決済手段
    と、前記仮決済手段が作成する一時的な課金情報である
    仮決済情報を格納する仮決済情報格納手段とを新たに備
    え、 前記仮決済手段は、前記コンテンツ配信手段が前記ユー
    ザ端末に対してコンテンツの配信を行なう前に仮課金処
    理を実行して前記仮決済情報格納手段に仮決済情報の格
    納または更新を行ない、前記アンケート結果受信手段が
    前記ユーザ端末からアンケート結果を受信した後で、当
    該ユーザに関する仮返金処理を実行して前記仮決済情報
    格納手段に格納された当該ユーザの仮決済情報を返金金
    額分だけ減算するように更新し、 前記決済依頼手段は、予め定められた期間ごとまたは期
    日に、前記仮決済情報格納手段に格納された仮決済情報
    をもとに決済依頼情報を作成し、前記決済サーバへ送信
    することを特徴とする請求項11乃至20記載のコンテ
    ンツ管理サーバ。
  26. 【請求項26】 前記仮決裁手段は、前記各ユーザが回
    答したアンケート結果に対する妥当性に応じて、そのユ
    ーザに対する仮決裁処理に用いるパラメータを変更する
    ことを特徴する請求項21乃至25記載のコンテンツ管
    理サーバ。
  27. 【請求項27】 前記妥当性は、最終的にコンテンツに
    付されたメタデータとの比較により決定されることを特
    徴とする請求項26記載のコンテンツ管理サーバ。
  28. 【請求項28】 前記仮決裁手段は、前記各ユーザから
    のアンケート結果を受けた順番に応じて、そのユーザに
    対する仮決裁処理に用いるパラメータを変更することを
    特徴とする請求項21乃至25記載のコンテンツ管理サ
    ーバ。
  29. 【請求項29】 コンテンツに対してメタデータを付与
    するためにコンピュータを、 コンテンツおよびメタデータの管理を行なうコンテンツ
    管理サーバとして機能させるメタデータ作成プログラム
    であって、 前記メタデータ作成プログラムは、 コンテンツおよび当該コンテンツに対してメタデータを
    追加するためのアンケートデータをユーザ端末へ送信す
    る処理を実行するステップと、 前記ユーザ端末から送信された前記アンケート結果を解
    析してメタデータとして格納する値を導き出し、メタデ
    ータ記述を作成する処理を実行するステップと、 を有
    することを特徴とするメタデータ作成プログラム。
  30. 【請求項30】 コンテンツに対してメタデータを付与
    するためにコンピュータを、コンテンツの再生とユーザ
    にコンテンツのアンケートの入力を促すユーザ端末とし
    て機能させるメタデータ作成プログラムであって、前記
    メタデータ作成プログラムは、情報伝送可能に接続され
    たコンテンツ配信サーバからコンテンツとアンケートを
    取得するステップと、前記コンテンツを再生し、前記ア
    ンケートデータを表示し、ユーザにアンケート結果の入
    力を促すステップと、前記アンケート結果を前記コンテ
    ンツ管理サーバへ送信する処理を実行するステップと、
    を有することを特徴とするメタデータ作成プログラム。
  31. 【請求項31】 1以上に区切られているコンテンツに
    対してメタデータを付与するためにコンピュータを、 コンテンツの再生とユーザにコンテンツのアンケートの
    入力を促すユーザ端末として機能させるメタデータ作成
    プログラムであって、 前記メタデータ作成プログラムは、 前記コンテンツを所定の区分を再生するごとにアンケー
    トデータを表示してユーザにアンケート結果の入力を促
    す処理を実行するステップと、前記アンケート結果を情
    報伝送可能に接続されたコンテンツ管理サーバへ送信す
    る処理を実行するステップと、を有することを特徴とす
    るメタデータ作成プログラム。
  32. 【請求項32】 前記アンケート結果の他にアンケート
    に回答したユーザに関するユーザ情報を送信する処理を
    実行するステップを有することを特徴とする請求項30
    または31に記載のメタデータ作成プログラム。
  33. 【請求項33】 コンテンツに対してメタデータを付与
    するためにコンピュータを、 コンテンツおよびメタデータの管理を行なうコンテンツ
    管理サーバとして機能させるメタデータ作成プログラム
    であって、 前記メタデータ作成プログラムは、 情報伝送可能に接続された決済サーバに課金処理依頼を
    行なう処理を実行するステップと、コンテンツおよび当
    該コンテンツに対してメタデータを追加するためのアン
    ケートデータをユーザ端末へ送信する処理を実行するス
    テップと、前記決済サーバに返金処理依頼を行なう処理
    を実行するステップと、前記アンケート結果を解析して
    メタデータとして格納する値を導き出し、メタデータ記
    述を作成する処理を実行するステップと、を有すること
    を特徴とするメタデータ作成プログラム。
  34. 【請求項34】 コンテンツに対してメタデータを付与
    するためにコンピュータを、 コンテンツおよびメタデータの管理を行なうコンテンツ
    管理サーバとして機能させるメタデータ作成プログラム
    であって、 前記メタデータ作成プログラムは、 前記コンテンツ管理サーバにて、仮課金処理として仮決
    済情報を作成する処理を実行するステップと、コンテン
    ツおよび当該コンテンツに対してメタデータを追加する
    ためのアンケートデータをユーザ端末へ送信する処理を
    実行するステップと、仮返金処理として前記仮決済情報
    を返金金額分だけ減算する処理を実行するステップと、
    前記アンケート結果を解析してメタデータとして格納す
    る値を導き出し、メタデータ記述を作成する処理を実行
    するステップと、を有することを特徴とするメタデータ
    作成プログラム。
  35. 【請求項35】 予め定められた期間ごとまたは期日
    に、前記仮決済情報をもとに前記決済サーバに対して課
    金処理依頼を行なう処理を実行するステップを有するこ
    とを特徴とする請求項34記載のメタデータ作成プログ
    ラム。
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Cited By (4)

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JP2010508575A (ja) * 2006-10-31 2010-03-18 ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. コンテンツ評価のシステム及び方法

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