JP2003196478A - カードセキュリティシステム及びカードセキュリティ方法、並びにカード管理装置 - Google Patents

カードセキュリティシステム及びカードセキュリティ方法、並びにカード管理装置

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JP2003196478A
JP2003196478A JP2001394978A JP2001394978A JP2003196478A JP 2003196478 A JP2003196478 A JP 2003196478A JP 2001394978 A JP2001394978 A JP 2001394978A JP 2001394978 A JP2001394978 A JP 2001394978A JP 2003196478 A JP2003196478 A JP 2003196478A
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card
security system
terminal
server device
card security
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陽 白橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カードの利用状況を管理して、カード犯罪の
防止に寄与する。 【解決手段】 カードセキュリティシステムは、カード
の正当な所有者たるユーザUS,US,US,・
・・のそれぞれの個人情報を格納したデータベース部D
Bにアクセス可能とされるカード管理サーバSVと、ユ
ーザUS,US ,US,・・・のそれぞれによっ
て所有される電話番号及びメールアドレスが登録された
携帯電話機TM,TM,TM,・・・とを備え
る。カードセキュリティシステムは、カード管理サーバ
SVによってカードの利用状況を管理し、カードを用い
た支払いが行われる毎に、対応する携帯電話機TMに対
して、少なくともカードが利用された事実を含む利用状
況を示す明細書を作成して配信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現金に代わる決済
機能を有する各種カードを用いた商取引に適用されるカ
ードセキュリティ及びカードセキュリティ方法、並びに
カード管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今、現金による商取引形態に代わり、
クレジットカードやデビットカードといった各種カード
を用いた商取引形態が広く普及している。
【0003】このようなカードを用いた商取引形態は、
近年のネットワーク技術の普及及びネットワークを介し
て授受される情報に対するセキュリティ技術の進歩にと
もない、増加の一途を辿る傾向にある。また、カードを
所有するユーザは、当該カードを発行しているカード会
社が提供する各種サービスを享受できるものが多く、サ
ービスの内容も高い付加価値を有するものとなっている
ことから、現金を持ち歩くことの煩雑さの回避という観
点も手伝って、今後益々のカード利用者が増加すること
が予想される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したカ
ードを用いた商取引においては、ネットワークのセキュ
リティ技術が向上しているものの、カード自体を紛失し
てしまった場合や、カード自体が悪意ある第三者によっ
て偽造された場合に、第三者による当該カードの悪用に
対する効果的なセキュリティ技術については、未だ存在
しないのが実情である。すなわち、カードを用いた商取
引においては、カードの紛失や偽造による第三者の悪用
が行われた時点から正当なユーザがその事実に気が付い
て当該カードの使用権限を停止するまでの時間が長時間
に至る場合が少なくなく、その時間に行われた第三者に
よる悪用を効果的に防止する対策がなかった。また、カ
ードを用いた商取引においては、通常、月毎の利用状況
を示す明細書がユーザに送付されるのみであることか
ら、悪用された事実をユーザが見落とす場合が多く、カ
ードを悪用する第三者の追跡を行う手段がなかった。し
たがって、カードを用いた商取引においては、不正利用
者の検挙も困難となることがあった。
【0005】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであり、カードの利用状況を管理して正当なユー
ザに対して迅速に報知することができるとともに、カー
ドの利用状況に基づいて不正利用者の追跡を容易に行う
ことができ、カード犯罪の防止に寄与するカードセキュ
リティシステム及びカードセキュリティ方法、並びにカ
ード管理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
本発明にかかるカードセキュリティシステムは、現金に
代わる決済機能を有する各種カードを用いた商取引に適
用されるカードセキュリティシステムであって、カード
の正当な所有者が所有する登録された端末と、カードの
利用状況を管理し、カードを用いた支払いが行われる毎
に、端末に対して、少なくともカードが利用された事実
を含む利用状況を示す明細書を作成して配信するサーバ
装置とを備えることを特徴としている。
【0007】このような本発明にかかるカードセキュリ
ティシステムは、カードを用いた支払いが行われる毎
に、サーバ装置から端末に対して、少なくともカードが
利用された事実を含む利用状況を示す明細書を作成して
配信する。
【0008】また、この本発明にかかるカードセキュリ
ティシステムにおいて、サーバ装置は、正当な所有者に
よって端末を介して送信された警告情報に基づいて、所
定の調査機関に通報することを特徴としている。
【0009】このような本発明にかかるカードセキュリ
ティシステムは、正当な所有者以外の第三者によるカー
ドの悪用が行われた場合に、サーバ装置から所定の調査
機関にその旨を通報する。
【0010】さらに、この本発明にかかるカードセキュ
リティシステムにおいて、サーバ装置は、端末を介した
正当な所有者の要求に応じて、カードの使用権限を任意
に停止させるよう、カードを発行しているカード会社へ
通知することを特徴としている。
【0011】このような本発明にかかるカードセキュリ
ティシステムは、正当な所有者の要求に応じて、任意に
カードの使用権限を任意に停止させることができる。こ
のとき、サーバ装置は、カードの使用権限が停止してい
るか否かを判定するものとし、正当な所有者以外の第三
者によるカードの悪用が行われた場合に、所定の対策を
施すことができる。
【0012】さらにまた、この本発明にかかるカードセ
キュリティシステムにおいて、サーバ装置は、明細書を
暗号化して端末に対して配信することを特徴としてい
る。
【0013】また、この本発明にかかるカードセキュリ
ティシステムにおいて、端末は、サーバ装置から配信さ
れた明細書を所定のパスワード情報に基づいて復号する
ことを特徴としている。
【0014】このような本発明にかかるカードセキュリ
ティシステムは、正当な所有者以外の第三者に不用意に
明細書を閲覧されるおそれをなくすことができる。
【0015】さらに、この本発明にかかるカードセキュ
リティシステムにおいて、サーバ装置は、正当な所有者
の個人情報を格納したデータベースにアクセス可能とさ
れることを特徴としている。
【0016】さらにまた、この本発明にかかるカードセ
キュリティシステムにおいて、データベースは、個人情
報が、文字及び/又は数字がランダムに羅列された情報
からなるコード情報と対応付けられ、且つ外部には秘匿
とされる所定の手続きを経て閲覧可能な状態に格納され
ていることを特徴としている。
【0017】このような本発明にかかるカードセキュリ
ティシステムは、二重構造とされたデータベースを格納
することによって正当な所有者以外の第三者によるデー
タベースに対するアクセスがあった場合でも、高い安全
性を保持することができる。
【0018】また、この本発明にかかるカードセキュリ
ティシステムにおいて、サーバ装置は、カードの出納帳
を作成し、端末を介した正当な所有者の要求に応じて、
端末に対して出納帳を配信することを特徴としている。
【0019】このような本発明にかかるカードセキュリ
ティシステムは、サーバ装置によってカード毎の出納帳
を作成し、この出納帳を端末に対して配信する。
【0020】さらに、この本発明にかかるカードセキュ
リティシステムにおいて、サーバ装置は、カードの総利
用額が正当な所有者によって利用限度額内で任意に設定
された所定額に到達した時点でその旨を示す情報を端末
に対して配信することを特徴としている。
【0021】このような本発明にかかるカードセキュリ
ティシステムは、カードの総利用額が所定額に到達した
旨を示す情報をサーバ装置から端末に対して配信する。
【0022】さらにまた、この本発明にかかるカードセ
キュリティシステムにおいて、サーバ装置は、所定期間
毎の明細書をまとめて端末に対して配信することを特徴
としている。
【0023】このような本発明にかかるカードセキュリ
ティシステムは、所定期間毎の明細書をまとめてサーバ
装置から端末に対して配信する。
【0024】また、この本発明にかかるカードセキュリ
ティシステムにおいて、サーバ装置は、所定期間毎の支
払い額を請求するための請求書をまとめて端末に対して
配信することを特徴としている。
【0025】このような本発明にかかるカードセキュリ
ティシステムは、所定期間毎の請求書をまとめてサーバ
装置から端末に対して配信する。
【0026】また、上述した目的を達成する本発明にか
かるカードセキュリティ方法は、現金に代わる決済機能
を有する各種カードを用いた商取引に適用されるカード
セキュリティ方法であって、カードを用いた支払いが行
われる毎に、カードの利用状況を管理するサーバ装置に
よって少なくともカードが利用された事実を含む利用状
況を示す明細書を作成し、カードの正当な所有者が所有
する登録された端末に対して、サーバ装置によって明細
書を配信することを特徴としている。
【0027】このような本発明にかかるカードセキュリ
ティ方法は、カードを用いた支払いが行われる毎に、サ
ーバ装置から端末に対して、少なくともカードが利用さ
れた事実を含む利用状況を示す明細書を作成して配信す
る。
【0028】また、この本発明にかかるカードセキュリ
ティ方法は、正当な所有者によって端末を介して送信さ
れた警告情報に基づいて、サーバ装置によって所定の調
査機関に通報することを特徴としている。
【0029】このような本発明にかかるカードセキュリ
ティ方法は、正当な所有者以外の第三者によるカードの
悪用が行われた場合に、サーバ装置から所定の調査機関
にその旨を通報する。
【0030】さらに、この本発明にかかるカードセキュ
リティ方法は、端末を介した正当な所有者の要求に応じ
て、カードの使用権限を任意に停止させるよう、サーバ
装置によってカードを発行しているカード会社へ通知す
ることを特徴としている。
【0031】このような本発明にかかるカードセキュリ
ティ方法は、正当な所有者の要求に応じて、任意にカー
ドの使用権限を任意に停止させることが可能となる。こ
のとき、サーバ装置は、カードの使用権限が停止してい
るか否かを判定するものとし、正当な所有者以外の第三
者によるカードの悪用が行われた場合に、所定の対策を
施すことが可能となる。
【0032】さらに、上述した目的を達成する本発明に
かかるカード管理装置は、現金に代わる決済機能を有す
る各種カードを用いた商取引に適用され、カードの利用
状況を管理するカード管理装置であって、カードの利用
状況を管理し、カードを用いた支払いが行われる毎に、
少なくともカードが利用された事実を含む利用状況を示
す明細書を作成手段と、カードの正当な所有者が所有す
る登録された端末に対して、作成手段によって作成した
明細書を配信する配信手段とを備えることを特徴として
いる。
【0033】このような本発明にかかるカード管理装置
は、カードを用いた支払いが行われる毎に、作成手段に
よって少なくともカードが利用された事実を含む利用状
況を示す明細書を作成し、配信手段によってこの明細書
を端末に対して配信する。
【0034】また、この本発明にかかるカード管理装置
は、正当な所有者によって端末を介して送信された警告
情報に基づいて、所定の調査機関に通報する通報処理手
段を備えることを特徴としている。
【0035】このような本発明にかかるカード管理装置
は、正当な所有者以外の第三者によるカードの悪用が行
われた場合に、通報処理手段によって所定の調査機関に
その旨を通報する。
【0036】さらに、この本発明にかかるカード管理装
置は、端末を介した正当な所有者の要求に応じて、カー
ドの使用権限を任意に停止させるよう、カードを発行し
ているカード会社へ通知する通知手段を備えることを特
徴としている。
【0037】このような本発明にかかるカード管理装置
は、正当な所有者の要求に応じて、通知手段によってカ
ードの使用権限を任意に停止させるように通知し、任意
にカードの使用権限を任意に停止させることが可能とな
る。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した具体的な
実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明す
る。
【0039】この実施の形態は、現金に代わる決済機能
を有するクレジットカードやデビットカードといった各
種カードを用いた商取引に適用されるカードセキュリテ
ィシステムである。このカードセキュリティシステム
は、カードの利用毎にユーザが所有する携帯電話機等の
端末に対してカードの利用状況を示す明細書を配信する
ことにより、正当なユーザに対して迅速にカードの利用
状況を報知することができるとともに、カードの利用状
況に基づいて不正利用者の追跡を容易に行うことができ
るものである。
【0040】まず、カードセキュリティシステムの具体
的な構成の説明に先だって、当該カードセキュリティシ
ステムの基本的な概念について説明する。
【0041】カードセキュリティシステムは、図1に示
すように、少なくとも、カードの正当な所有者たるユー
ザUSと、このユーザUSがカードを用いて買い物等を
行う店舗SPと、ユーザUSが所有するカードを発行し
ているカード会社CCと、カードの利用状況を管理する
カード管理サーバSVとから構成される。
【0042】このようなカードセキュリティシステムに
おいては、図2に示すように、ステップS1において、
ユーザUSが任意の店舗SPに対して自己のカードを用
いた支払いを行おうとすると、店舗SPとカード会社C
Cとの間でカードの認証が行われ、正当なユーザである
ものと判定された場合に、決済が可能とされる。カード
セキュリティシステムにおいては、決済が可能とされる
と、ステップS2において、店舗SPからカード会社C
Cに対して支払いの明細を示す明細データが送信され
る。これに応じて、カードセキュリティシステムにおい
ては、ステップS3において、カード会社CCからカー
ド管理サーバSVに対して明細データが送信され、ステ
ップS4において、カード管理サーバSVからユーザU
Sに対して少なくともカードが利用された事実を含む利
用状況を示す明細書が配信される。このとき、カードセ
キュリティシステムにおいては、ユーザUSによって予
め登録されている携帯電話機等の端末に対して明細書が
配信される。
【0043】このようにすることにより、カードセキュ
リティシステムにおいては、カードの利用状況をユーザ
USに対して略リアルタイムで報知することができる。
【0044】また、カードセキュリティシステムにおい
ては、カードの紛失や偽造による第三者の悪用が行われ
た場合の対策として、図3に示すように、カード管理サ
ーバSVを介した所定の調査機関INに対する通報動作
を行うこともできる。すなわち、カードセキュリティシ
ステムにおいては、正当なユーザUSによって予め登録
されている携帯電話機等の端末に対して明細書を配信す
ることから、紛失したカードを拾得した者やカードを不
正に偽造した者であってカードを悪用しようとする不正
利用者たる犯罪者CRがカードを利用した場合であって
も、その利用した事実が明細書としてユーザUSに配信
されることになる。これにより、カードセキュリティシ
ステムにおいては、犯罪者CRによる悪用が行われた事
実を正当なユーザUSに対して略リアルタイムで報知
し、これに応じた対策を促すことができる。
【0045】具体的には、カードセキュリティシステム
においては、図4に示すような処理を経ることにより、
カードの紛失や偽造による第三者の悪用が行われた場合
の対策として、カード管理サーバSVを介した所定の調
査機関INに対する通報動作を行う。
【0046】まず、カードセキュリティシステムにおい
ては、同図に示すように、ステップS11において、犯
罪者CRが任意の店舗SPに対して自己のカードを用い
た支払いを行おうとすると、店舗SPとカード会社CC
との間でカードの認証が行われる。ただし、犯罪者CR
は、恰も正当なユーザUSになりすましていることか
ら、カード会社CCは、この時点で犯罪を認知するのは
困難であり、犯罪者CRを正当なユーザであるものと過
誤判定してしまうのが通常である。カードセキュリティ
システムにおいては、正当なユーザであるものと過誤判
定された場合に、決済が可能とされ、ステップS12に
おいて、店舗SPからカード会社CCに対して支払いの
明細を示す明細データが送信される。これに応じて、カ
ードセキュリティシステムにおいては、ステップS13
において、カード会社CCからカード管理サーバSVに
対して明細データが送信され、ステップS14におい
て、カード管理サーバSVから正当なユーザUSに対し
て少なくともカードが利用された旨からなる利用状況を
示す明細書が配信される。ここまでは、先に図2に示し
た処理と同様である。
【0047】そして、カードセキュリティシステムにお
いては、ステップS15において、見知らぬ明細書が配
信されたことによってカードの不正利用を知ったユーザ
USがカード管理サーバSVに対して警告を行うと、ス
テップS16において、カード管理サーバSVからカー
ド会社CCに対してカードの使用権限の停止が要求され
るとともに、ステップS17において、カード管理サー
バSVから警察機関や警備会社といった所定の調査機関
INに対して調査依頼が出される。
【0048】このように、カードセキュリティシステム
においては、犯罪者CRによるカードの悪用が行われた
場合には、当該犯罪者CRに知られないように正当なユ
ーザUSに対してのみ悪用の事実が報知されることか
ら、ユーザUSが悪用の事実を略リアルタイムに把握す
ることができる。また、カードセキュリティシステムに
おいては、悪用の事実が発覚した場合には、カード管理
サーバSVを介して所定の調査機関INに対して通報
し、これに応じて、調査機関INによって犯罪者CRが
利用した店舗SPにおける防犯カメラや明細書等を調査
することができる。そのため、カードセキュリティシス
テムにおいては、犯罪者CRが複数の店舗SPで支払い
を行ったとしても、その動向を略リアルタイムに追跡す
ることができ、当該犯罪者CRの早期検挙に寄与するこ
とができる。
【0049】さらに、カードセキュリティシステムにお
いては、犯罪者CRによる犯罪を未然に防止するための
対策として、ユーザUSがカード管理サーバSVに対し
てカードの使用権限を任意に停止させるロック機構を設
けることもできる。すなわち、カードセキュリティシス
テムにおいては、ユーザUSがカード管理サーバSVに
対してカードの使用権限を停止する旨の要求を行い、こ
の情報がカード管理サーバSVに格納されたロック状態
に遷移することができる。
【0050】具体的には、カードセキュリティシステム
においては、図5に示すような処理を経ることにより、
ロック機構を用いた犯罪の未然防止対策を施す。
【0051】まず、カードセキュリティシステムにおい
ては、同図に示すように、ステップS21において、犯
罪者CRが任意の店舗SPに対して自己のカードを用い
た支払いを行おうとすると、店舗SPとカード会社CC
との間でカードの認証が行われる。このとき、カードセ
キュリティシステムにおいては、ステップS22におい
て、店舗SPからカードの利用が行われようとしている
旨を示す利用情報がカード会社CCを介してカード管理
サーバSVに送信される。
【0052】これに応じて、カードセキュリティシステ
ムにおいては、カード管理サーバSVによってロック状
態であるか否かが判定され、ロック状態であるものと判
定された場合には、ステップS23において、カード管
理サーバSVからカード会社CCに対してロック状態で
ある旨を示すロック情報が送信され、ステップS24に
おいて、カード会社CCから店舗SPに対して認証結果
としてカードが利用不能である旨を示す利用不能情報が
送信され、店舗SPでは決済不能として処理が行われ
る。これとともに、カードセキュリティシステムにおい
ては、ステップS25において、カード管理サーバSV
から正当なユーザUSに対してカードの悪用のおそれが
ある旨を示す事実情報が送信される。
【0053】そして、カードセキュリティシステムにお
いては、ステップS26において、カードの不正利用を
知ったユーザUSが必要に応じてカード管理サーバSV
に対して警告を行うと、ステップS27において、カー
ド管理サーバSVから警察機関や警備会社といった所定
の調査機関INに対して調査依頼が出される。
【0054】このように、カードセキュリティシステム
においては、ロック機構を設けることにより、犯罪者C
Rによる犯罪を未然に防止することができる。
【0055】さて、以下では、このような概念からなる
カードセキュリティシステムについてより具体的に説明
する。なお、以下では、ユーザUSが所有する端末とし
て、略リアルタイムなメール受信を行うことができる携
帯電話機を適用するものとし、調査機関INとして、警
察機関及び警備会社を適用するものとして説明する。
【0056】まず、カードセキュリティシステムを利用
するためには、ユーザUSが既に所有するカードの登録
又はカード発行をともなう新規入会を行う必要がある。
【0057】ユーザUSは、既に所有しているカードを
もってカードセキュリティシステムの会員になる場合に
は、当該カードセキュリティシステムを運営するサイト
による所定の審査を通過することにより、会員として登
録される。この審査においては、ユーザUSの個人情報
として、例えば、氏名若しくは名称、住所若しくは居
所、生年月日、カード番号、電話番号、メールアドレ
ス、取引金融機関等の情報が必要とされる。ここで、電
話番号及びメールアドレスは、カード管理サーバSVか
らのメールを受信する端末として登録する携帯電話機に
ついてのものであり、その他の情報は、カード会社CC
によってカードを発行した際に用いた金融機関の口座に
ついてのものである。カードセキュリティシステムにお
いては、カードの名義が自然人たるユーザUS本人であ
る場合には、カード番号に基づいて、カード会社CCか
ら登録されている電話番号に着信した本人確認を目的と
する内容の電話を当該ユーザUSが受けることにより、
審査が行われる。また、カードセキュリティシステムに
おいては、カードの名義が法人である場合には、カード
番号に基づいて、カード会社CCから登録されている電
話番号に着信したカードの所有者たるユーザUS本人及
び名義人確認を目的とする内容の電話を当該ユーザUS
が受けることにより、審査が行われる。
【0058】一方、ユーザUSは、新規入会として、新
たにカードを発行するとともに、このカードをもってカ
ードセキュリティシステムの会員になることもできる。
この場合にも、上述した登録と同様に、当該カードセキ
ュリティシステムを運営するサイトによる所定の審査を
通過することにより、カードが発行されるとともに、会
員として登録される。
【0059】なお、カードセキュリティシステムにおい
ては、既に会員となっているユーザUSが新たに任意の
カード会社のカードを発行した場合には、このカードに
ついて新たな登録を行う必要はなく、カード会社CCか
らカード管理サーバSVに対してカードが発行された旨
が自動的に通知されることにより、自動的に登録され
る。すなわち、カードセキュリティシステムにおいて
は、ユーザの便宜のため、複数のカードを一度の登録で
行うことができる。また、カードセキュリティシステム
においては、カードの紛失や盗難に備え、カード番号の
異なるスペアカードを併せて発行するようにしてもよ
い。
【0060】カードセキュリティシステムは、このよう
な会員としてのユーザUSによって利用される。
【0061】具体的には、カードセキュリティシステム
は、図6に示すように、ユーザUS ,US,U
,・・・のそれぞれの個人情報を格納したデータベ
ース部DBにアクセス可能とされる上述したカード管理
サーバSVと、カードの正当な所有者たるユーザU
,US,US,・・・のそれぞれによって所有
される電話番号及びメールアドレスが登録された携帯電
話機TM,TM,TM,・・・と、上述した店舗
SP,SP,SP,・・・と、これらの店舗SP
,SP,SP,・・・及びカード管理サーバSV
と所定の回線網を介して接続された上述したカード会社
CC,CC,CC,・・・と、カード管理サーバ
SVと所定の回線網を介して接続された上述した調査機
関INとしての警察機関PL及び警備会社SCとから構
成される。
【0062】以下、このように実装されるカードセキュ
リティシステムにおけるカード管理サーバSV及び携帯
電話機TM,TM,TM,・・・について詳細に
説明する。
【0063】カード管理サーバSVは、例えば図7に示
すように、各部を統括的に制御するとともに各種情報を
生成する制御部10と、上述した新規入会を含むユーザ
,US,US,・・・のそれぞれの登録に関する
処理を行う登録処理部20と、外部から各種情報を受信
する受信部30と、ユーザUS,US,US,・
・・のそれぞれに対して配信する各種情報をメールとし
て作成するメール作成部40と、各種情報を外部に対し
て送信する送信部50と、警察機関PL及び警備会社S
Cに対して通報処理を行う通報処理部60と、当該カー
ドセキュリティシステムのサービスを提供するにあたっ
ての課金処理を行う課金処理部70とを有する。
【0064】制御部10は、登録処理部20による登録
処理、受信部30による受信処理、メール作成部40に
よるメール作成処理、送信部50による送信処理、通報
処理部60による通報処理、及び課金処理部70による
課金処理を統括的に制御する。また、制御部10は、受
信部30から後述する警告情報が供給されると、この警
告情報に基づいて、カードの使用権限の停止を要求する
ための停止要求情報を生成するとともに、警察機関PL
や警備会社SCに対する調査依頼を要求するための調査
依頼要求情報を生成する。制御部10は、生成した停止
要求情報を送信部50に供給するとともに、調査依頼要
求情報を通報処理部60に供給する。さらに、制御部1
0は、データベース部DBを参照することによってロッ
ク状態であることを判定した場合に受信部30から上述
した利用情報が供給されると、上述したロック情報及び
事実情報を生成する。制御部10は、生成したロック情
報を送信部50に供給するとともに、事実情報をメール
作成部40に供給する。さらにまた、制御部10は、後
述するように、携帯電話機TM,TM,TM,・
・・のそれぞれから送信されてきた暗証番号及びカード
番号からなる情報を受信部30を介して入力すると、デ
ータベース部DBを参照することにより、これらの暗証
番号及びカード番号が正確なものであるか否かを判定す
る。制御部10は、正確であるものと判定した場合に
は、配信したメールに施されている暗号化を復号するた
めに必要な情報を送信部50を介して携帯電話機T
,TM,TM,・・・のそれぞれに対して送信
させる。
【0065】登録処理部20は、当該カードセキュリテ
ィシステムの会員になろうとするユーザによってアクセ
スされ、ユーザによって入力された上述した個人情報と
しての各種情報をデータベース部DBに登録することに
より、ユーザUS,US,US,・・・のそれぞ
れの登録に関する処理を行う。
【0066】ここで、データベース部DBには、ユーザ
によって入力された各種情報に基づいて、例えば図8に
示すような各種情報からなるデータベースが構築され
る。すなわち、データベース部DBには、同図(A)に
示すように、例えば文字及び/又は数字がランダムに羅
列された主コード情報とユーザの国籍を表す拡張コード
情報とからなるコード情報が格納される。また、データ
ベース部DBには、カード管理サーバSVを運営するサ
イトにのみ認知され外部には秘匿とされるパスワード入
力といった所定の手続きを経て閲覧することができる情
報として、同図(B)に示すように、登録されたユーザ
の国籍、氏名又は名称、住所又は居所、電話番号、メー
ルを配信するための配信先メールアドレス、生年月日、
取引金融機関、カード会社、及びカード番号といった上
述した個人情報として入力された各種情報が、コード情
報と対応付けられて格納される。
【0067】このように、データベース部DBには、個
人情報が直接データベースとして格納されるのではな
く、コード情報を介して、外部には秘匿とされる所定の
手続きを経ることによってのみ閲覧することができるよ
うに、二重構造とされたデータベースが格納される。こ
れにより、カードセキュリティシステムにおいては、不
正な第三者がデータベース部DBにアクセスを試みた場
合であっても、ランダムに羅列された文字及び/又は数
字からなるコード情報にしかアクセスすることができ
ず、高い安全性を保持することが可能となる。
【0068】登録処理部20は、制御部10の制御のも
とに、個人情報としての各種情報を、このような二重構
造からなるデータベースとして、データベース部DBに
格納する。また、登録処理部20は、登録されたユーザ
US,US,US,・・・のそれぞれに対するメ
ール配信の際に必要となる後述する暗証番号及びカード
番号からなるパスワード情報をユーザUS,US
US,・・・のそれぞれと対応付けてデータベースと
してデータベース部DBに格納するとともに、上述した
ロック情報もユーザUS,US,US,・・・の
それぞれと対応付けてデータベース部DBに格納する。
【0069】受信部30は、カード会社CC,C
,CC,・・・のそれぞれから所定の回線網を介
して送信されてくる上述した明細データを受信する。受
信部30は、制御部10の制御のもとに、受信した明細
データをメール作成部40に供給する。また、受信部3
0は、ユーザUS,US,US,・・・のそれぞ
れが所有する携帯電話機TM,TM,TM,・・
・のそれぞれから送信されてきた上述した警告を示す警
告情報を受信する。受信部30は、受信した警告情報を
制御部10に供給する。さらに、受信部30は、カード
会社CC,CC,CC,・・・のそれぞれから所
定の回線網を介して送信されてくる上述した利用情報を
受信する。受信部30は、受信した利用情報を制御部1
0に供給する。
【0070】メール作成部40は、制御部10の制御の
もとに、受信部30から供給された明細データに基づい
て、携帯電話機TM,TM,TM,・・・のそれ
ぞれに対してメール配信する上述した明細書を作成し、
この明細書を携帯電話機TM ,TM,TM,・・
・のそれぞれに対して配信可能なように、データベース
部DBに格納されている配信先メールアドレスを参照し
てメールを作成する。このとき、メール作成部40は、
明細書として、上述したように、少なくともカードが利
用された事実を含む利用状況を示すものを作成すればよ
いが、例えば、利用日時、支払い額、利用店舗、及びカ
ード会社名といった情報を明細書として作成するのが現
実的である。なお、メール作成部40は、明細書を所定
の暗号化方式に基づいて暗号化し、これをメールとして
作成する。また、メール作成部40は、制御部10の制
御のもとに、制御部10から供給された事実情報を携帯
電話機TM,TM,TM,・・・のそれぞれに対
して配信可能なように、事実情報を含むメールを作成す
る。メール作成部40は、作成したメールを送信部50
に供給する。
【0071】送信部50は、制御部10の制御のもと
に、メール作成部40から供給されたメールを配信先メ
ールアドレスに対応する携帯電話機TMに対して送信す
る。ない、送信部50は、送信先の携帯電話機TMの電
源が切断されていたり圏外であったりすることによって
メールを送信することができない場合には、送信される
まで再送信処理を継続する。また、送信部50は、制御
部10の制御のもとに、制御部10から供給された停止
要求情報を所定の回線網を介して対応するカード会社C
Cに対して送信する。さらに、送信部50は、制御部1
0の制御のもとに、制御部10から供給されたロック情
報を所定の回線網を介して対応するカード会社CCに対
して送信する。
【0072】通報処理部60は、制御部10の制御のも
とに、制御部10から供給された調査依頼要求情報を所
定の回線網を介して警察機関PLや警備会社SCに対し
て送信する通報処理を行う。
【0073】課金処理部70は、制御部10の制御のも
とに、定められた所定の方式に基づいた課金処理を行
う。例えば、課金処理部70は、制御部10の制御のも
とに、メール配信が行われる毎に、対応するカード会社
CC又はユーザUSに対して所定金額を課金する。ま
た、カードセキュリティシステムにおいては、例えば月
毎にカード会社CC又はユーザUSに対して定額料金を
請求するようにしてもよいが、この場合には、特段課金
処理部70を設ける必要はない。
【0074】このようなカード管理サーバSVは、登録
されているカード毎の利用状況を管理し、あるユーザU
Sによってカードを用いた支払いが行われる毎に、デー
タベース部DBに登録されている当該ユーザUSに対応
する配信先メールアドレスを宛先として、暗号化された
明細書をメール配信する。また、カード管理サーバSV
は、犯罪者CRによる悪用が行われた場合にも、データ
ベース部DBに登録されている利用されたカードの正当
な所有者たるユーザUSに対応する配信先メールアドレ
スを宛先として、暗号化された明細書をメール配信し、
これに応じて、警察機関PLや警備会社SCに対して通
報動作を行う。さらに、カード管理サーバSVは、ロッ
ク状態時に犯罪者CRによる悪用が行われようとしてい
る場合には、カードの使用権限を停止させ、正当なユー
ザUSに対する報知動作の他、必要に応じて、警察機関
PLや警備会社SCに対して通報動作を行う。
【0075】一方、カードセキュリティシステムにおけ
る携帯電話機TM,TM,TM ,・・・は、それ
ぞれ、メール受信機能を有するものであり、図示しない
が、少なくとも受信したメールを表示する表示画面と、
文字及び/又は数字を入力する入力操作部とを有する。
【0076】携帯電話機TM,TM,TM,・・
・は、それぞれ、カード管理サーバSVから配信された
メールを受信すると、所定の着信音を再生出力し、ユー
ザUSによってメールを閲覧するための所定の入力操作
が行われると、例えば図9(A)に示すように、暗証番
号及びカード番号の入力を促す表示内容を表示画面に対
して表示する。なお、ここでの暗証番号とは、上述した
ように、データベース部DBにユーザUS毎に対応付け
られて格納されているものである。携帯電話機TM
TM,TM,・・・は、それぞれ、ユーザUSによ
って暗証番号及びカード番号が入力されると、これらの
情報をカード管理サーバSVに対して送信する。携帯電
話機TM,TM,TM,・・・は、それぞれ、ユ
ーザUSによって入力された暗証番号及びカード番号が
正確なものであるものとカード管理サーバSVが判定す
ることによって当該カード管理サーバSVから送信され
てきた暗号化を復号するために必要な情報を受信する
と、この情報を用いて復号処理を行い、同図(B)に示
すように、例えば、利用日時、支払い額、利用店舗、及
びカード会社名といった情報からなる明細書を表示画面
に表示する。
【0077】このようなカード管理サーバSV及び携帯
電話機TM,TM,TM,・・・を備えるカード
セキュリティシステムは、先に図1及び図2に示したよ
うに、カード管理サーバSVを中心として、店舗S
,SP,SP,・・・、カード会社CC,C
,CC,・・・及び携帯電話機TM,TM
TM,・・・を所有するユーザUS,US,US
,・・・が連携し、あるユーザUSによってカードを
用いた支払いが行われる毎に、対応するユーザUSに対
して暗号化された明細書をメール配信する。このとき、
カードセキュリティシステムにおいては、暗号化された
メールを配信することから、先に図9に示したように、
携帯電話機TM,TM,TM,・・・上で所定の
暗証番号及びカード番号が入力されない限り、携帯電話
機TM,TM,TM,・・・上で明細書を閲覧す
ることができないことから、ユーザUS,US,U
,・・・のプライバシーを不用意に侵害されるおそ
れをなくすことができる。
【0078】また、カードセキュリティシステムは、先
に図3乃至図5に示したように、さらに調査機関INと
連携し、犯罪者CRによる悪用が行われた場合又は悪用
が行われようとしている場合には、正当なユーザUSに
よる警告に応じて、調査機関INとしての警察機関PL
や警備会社SCに対して通報動作を行うことができ、犯
罪者CRの早期検挙に寄与することができる。
【0079】このように、カードセキュリティシステム
は、カードの利用状況を管理して正当なユーザUSに対
して迅速に報知することができるとともに、カードの利
用状況に基づいて不正利用者の追跡を容易に行うことが
できる。
【0080】さらに、カードセキュリティシステムは、
上述した基本的な各種機能を応用し、以下に示すような
利便をユーザに対して提供することもできる。
【0081】すなわち、カードセキュリティシステムに
おいては、カード毎の出納帳を作成し、ユーザUSが携
帯電話機TMを介してカード管理サーバSVに任意にア
クセスすることによって自己のカード毎の出納帳を取得
することができる。
【0082】例えば、出納帳としては、図10に示すよ
うな各種情報が携帯電話機TM,TM,TM,・
・・のそれぞれにおける表示画面に表示される。すなわ
ち、出納帳としては、カード会社名、利用期間、利用期
間内での総利用額、利用限度額と総利用額との差分であ
る利用可能額、及び利用した個々の明細を確認するため
の利用明細確認が記述される。また、出納帳としては、
この利用明細確認で選択された一の明細における支払い
方法、支払い期限、支払い額、金融機関口座、及び利用
区分等の情報が記述される。なお、出納帳において
は、"詳細"が選択されると、例えば利用店舗やその他の
詳細情報が記述されたページを閲覧することができる。
【0083】このように、カードセキュリティシステム
においては、カード毎の出納帳を作成し、ユーザUSに
対して配信することができる。この出納帳は、上述した
データベース部DBに格納されるデータベースの情報を
出納帳に記述される情報を満たすように拡充することに
より、カード管理サーバSVによって容易に作成するこ
とができる。
【0084】なお、カードセキュリティシステムにおい
ては、出納帳のような充実した情報を、上述した明細書
として、カードを用いた支払いが行われる毎に配信する
ようにしてもよい。
【0085】また、カードセキュリティシステムにおい
ては、カード毎に、支払い額がユーザUSによって設定
された所定額に到達した時点でその旨を通知するサービ
スを提供することもできる。
【0086】すなわち、カードセキュリティシステムに
おいては、カード管理サーバSVによってカード毎の総
利用額を監視し、この総利用額がユーザUSによって利
用限度額内で任意に設定された所定額に到達した時点
で、例えば図11に携帯電話機TMにおける表示画面上
の表示内容を示すように、総利用額が所定額に到達した
旨を示すメールを当該ユーザUSが所有する携帯電話機
TMに対して配信する。
【0087】これにより、カードセキュリティシステム
においては、ユーザUSに計画的なカードの利用を促す
ことができる。
【0088】さらに、カードセキュリティシステムにお
いては、ユーザUSの希望に応じて、月毎の利用状況を
示す明細書及び/又は月毎の支払い額を請求するための
請求書を、従来の紙面での郵送による送付に代えて、携
帯電話機TMに対して配信することもできる。すなわ
ち、カードセキュリティシステムにおいては、カードを
用いた支払いが行われる毎に明細書のみを携帯電話機T
Mに対して配信するのみならず、カード管理サーバSV
によって月毎の明細書及び/又は請求書を作成して配信
することもできる。
【0089】これにより、カードセキュリティシステム
においては、従来のように、カード会社CCから、明細
書及び/又は請求書を月毎にまとめて送付する必要がな
く、必要に応じて、例えば年に一度といったように、所
定期間毎に紙面での明細書及び/又は請求書の送付を行
えば足りることから、カード会社CCの負担が大幅に軽
減され、ペーパレス化による環境保護にも寄与すること
ができることになる。
【0090】なお、この場合、カードセキュリティシス
テムにおいては、月毎ではなく、所定期間毎の明細書及
び/又は請求書をまとめて送付するようにしてもよい。
また、カードセキュリティシステムにおいては、請求書
のみ月毎に紙面での送付を行い、明細書については、所
定期間毎にまとめて送付するような形態でもよいことは
勿論である。
【0091】以上説明したように、カードセキュリティ
システムにおいては、カードの利用毎にユーザUSが所
有する携帯電話機TM等の端末に対してカードの利用状
況を示す明細書を配信することにより、正当なユーザU
Sに対して迅速にカードの利用状況を報知することがで
きるとともに、カードの利用状況に基づいて不正利用者
の追跡を容易に行うことができる。したがって、カード
セキュリティシステムは、利用者の利便を向上させるこ
とができるとともに、カード犯罪の防止にも大いに寄与
することができる。
【0092】なお、本発明は、上述した実施の形態に限
定されるものではない。例えば、上述した実施の形態で
は、ユーザUSが所有する端末を携帯電話機TMとして
説明したが、本発明は、メールを受信して閲覧できる機
能を有するものであれば、いかなる端末を適用すること
もでき、いわゆる携帯情報端末(Personal Digital Ass
istants;PDA)や、いわゆる簡易型携帯電話システ
ム(Personal Handyphone System;PHS)を適用して
もよい。また、本発明は、端末として、これらの携帯型
の端末である必要はない。すなわち、上述した実施の形
態では、ユーザUSに対する報知の略リアルタイム性を
要求するために、携帯電話機TM等の端末を用いるもの
として説明したが、本発明は、例えばパーソナルコンピ
ュータといった所定の情報処理装置としての端末であっ
てもよい。
【0093】また、上述した実施の形態では、明細書を
メールとして携帯電話機TMに対して配信するものとし
て説明したが、本発明は、ユーザに対して報知できる形
態であれば、いかなるものであっても適用することがで
きる。
【0094】さらに、本発明は、上述したように、少な
くともカードが利用された事実を含む利用状況をユーザ
に対して報知できるものであればよく、明細書の実質的
な内容をメール配信しなくてもよい。すなわち、本発明
は、少なくともカードが利用された事実を含む利用状況
を示すメールを端末に対して配信し、このメールを受信
したユーザが、端末の機能として実装されているブラウ
ザ等を介して、所定のサイトにアクセスし、明細書の実
質的な内容を閲覧するようにしてもよい。なお、本発明
は、上述した出納帳や総利用額の所定額到達、並びに所
定期間毎の明細書及び/又は請求書の通知についても、
ブラウザを介して閲覧するようにしてもよい。
【0095】さらにまた、上述した実施の形態では、複
数のカード会社CC,CC,CC,・・・と1つ
のカード管理サーバSVとを備えるカードセキュリティ
システムとして説明したが、本発明は、カード管理サー
バSVを個々のカード会社CCが備えるようにしてもよ
い。すなわち、上述した実施の形態では、カード会社C
Cの別を問わず、1つのカード管理サーバSVによって
カード毎の利用状況を管理するものとして説明したが、
本発明は、カード会社CC毎に、カード毎の利用状況を
管理するようにしてもよい。
【0096】このように、本発明は、その趣旨を逸脱し
ない範囲で適宜変更が可能であることはいうまでもな
い。
【0097】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かるカードセキュリティシステムは、現金に代わる決済
機能を有する各種カードを用いた商取引に適用されるカ
ードセキュリティシステムであって、カードの正当な所
有者が所有する登録された端末と、カードの利用状況を
管理し、カードを用いた支払いが行われる毎に、端末に
対して、少なくともカードが利用された事実を含む利用
状況を示す明細書を作成して配信するサーバ装置とを備
える。
【0098】したがって、本発明にかかるカードセキュ
リティシステムは、カードを用いた支払いが行われる毎
に、サーバ装置から端末に対して、少なくともカードが
利用された事実を含む利用状況を示す明細書を作成して
配信することにより、正当な所有者に対して迅速にカー
ドの利用状況を報知することができるとともに、カード
の利用状況に基づいて正当な所有者以外の不正利用者の
追跡を容易に行うことができ、利用者の利便を向上させ
ることができるとともに、カード犯罪の防止にも大いに
寄与することができる。
【0099】また、本発明にかかるカードセキュリティ
方法は、現金に代わる決済機能を有する各種カードを用
いた商取引に適用されるカードセキュリティ方法であっ
て、カードを用いた支払いが行われる毎に、カードの利
用状況を管理するサーバ装置によって少なくともカード
が利用された事実を含む利用状況を示す明細書を作成
し、カードの正当な所有者が所有する登録された端末に
対して、サーバ装置によって明細書を配信する。
【0100】したがって、本発明にかかるカードセキュ
リティ方法は、カードを用いた支払いが行われる毎に、
サーバ装置から端末に対して、少なくともカードが利用
された事実を含む利用状況を示す明細書を作成して配信
することにより、正当な所有者に対して迅速にカードの
利用状況を報知することが可能となるとともに、カード
の利用状況に基づいて正当な所有者以外の不正利用者の
追跡を容易に行うことが可能となり、利用者の利便を向
上させることが可能となるとともに、カード犯罪の防止
にも大いに寄与することが可能となる。
【0101】さらに、本発明にかかるカード管理装置
は、現金に代わる決済機能を有する各種カードを用いた
商取引に適用され、カードの利用状況を管理するカード
管理装置であって、カードの利用状況を管理し、カード
を用いた支払いが行われる毎に、少なくともカードが利
用された事実を含む利用状況を示す明細書を作成手段
と、カードの正当な所有者が所有する登録された端末に
対して、作成手段によって作成した明細書を配信する配
信手段とを備える。
【0102】したがって、本発明にかかるカード管理装
置は、カードを用いた支払いが行われる毎に、作成手段
によって少なくともカードが利用された事実を含む利用
状況を示す明細書を作成し、配信手段によってこの明細
書を端末に対して配信することにより、正当な所有者に
対して迅速にカードの利用状況を報知することができる
とともに、カードの利用状況に基づいて正当な所有者以
外の不正利用者の追跡を容易に行うことができ、利用者
の利便を向上させることができるとともに、カード犯罪
の防止にも大いに寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態として示すカードセキュリ
ティシステムの基本的な概念を説明するための図であ
る。
【図2】同カードセキュリティシステムにおいてカード
の利用が行われた際の一連の処理を説明するフローチャ
ートである。
【図3】同カードセキュリティシステムの概念を説明す
るための図であって、調査機関との連携を説明するため
の図である。
【図4】同カードセキュリティシステムにおいてカード
管理サーバを介して所定の調査機関に対する通報動作を
行う際の一連の処理を説明するフローチャートである。
【図5】同カードセキュリティシステムにおいてロック
機構を用いた場合における一連の処理を説明するフロー
チャートである。
【図6】同カードセキュリティシステムの具体的な構成
を説明する図である。
【図7】同カードセキュリティシステムにおけるカード
管理サーバの構成を説明するブロック図である。
【図8】同カード管理サーバのアクセス対象とされるデ
ータベース部に格納されるデータベースの構造を説明す
る図であって、(A)は、コード情報を示し、(B)
は、コード情報に対応付けられた個人情報を示す図であ
る。
【図9】同カードセキュリティシステムにおける携帯電
話機の表示画面に表示される表示内容を説明する図であ
って、(A)は、明細書を閲覧するための暗証番号及び
カード番号の入力を促す表示内容が表示画面に表示され
ている様子を示し、(B)は、明細書が表示内容として
表示画面に表示されている様子を示す図である。
【図10】同カードセキュリティシステムにおける携帯
電話機の表示画面に表示される表示内容を説明する図で
あって、出納帳が表示内容として表示画面に表示されて
いる様子を示す図である。
【図11】同カードセキュリティシステムにおける携帯
電話機の表示画面に表示される表示内容を説明する図で
あって、総利用額が所定額に到達した旨を示すメールが
表示内容として表示画面に表示されている様子を示す図
である。
【符号の説明】
10 制御部、 20 登録処理部、 30 受信部、
40 メール作成部、 50 送信部、 60 通報
処理部、 70 課金処理部、 CC,CC,C
,CC カード会社、 CR 犯罪者、 DB
データベース部、IN 調査機関、 PL 警察機関、
SC 警備会社、 SP,SP,SP ,SP
店舗、 SV カード管理サーバ、 TM,TM,T
,TM 携帯電話機、 US,US,US
US ユーザ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/00 G06K 19/00 Q H04L 9/32 H04L 9/00 673E

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現金に代わる決済機能を有する各種カー
    ドを用いた商取引に適用されるカードセキュリティシス
    テムであって、 上記カードの正当な所有者が所有する登録された端末
    と、 上記カードの利用状況を管理し、上記カードを用いた支
    払いが行われる毎に、上記端末に対して、少なくとも上
    記カードが利用された事実を含む利用状況を示す明細書
    を作成して配信するサーバ装置とを備えることを特徴と
    するカードセキュリティシステム。
  2. 【請求項2】 上記サーバ装置は、上記正当な所有者に
    よって上記端末を介して送信された警告情報に基づい
    て、所定の調査機関に通報することを特徴とする請求項
    1記載のカードセキュリティシステム。
  3. 【請求項3】 上記サーバ装置は、上記端末を介した上
    記正当な所有者の要求に応じて、上記カードの使用権限
    を任意に停止させるよう、上記カードを発行しているカ
    ード会社へ通知することを特徴とする請求項1又は請求
    項2記載のカードセキュリティシステム。
  4. 【請求項4】 上記サーバ装置は、上記カードの使用権
    限が停止しているか否かを判定することを特徴とする請
    求項3記載のカードセキュリティシステム。
  5. 【請求項5】 上記サーバ装置は、上記明細書を暗号化
    して上記端末に対して配信することを特徴とする請求項
    1記載のカードセキュリティシステム。
  6. 【請求項6】 上記端末は、上記サーバ装置から配信さ
    れた上記明細書を所定のパスワード情報に基づいて復号
    することを特徴とする請求項5記載のカードセキュリテ
    ィシステム。
  7. 【請求項7】 上記サーバ装置は、上記正当な所有者の
    個人情報を格納したデータベースにアクセス可能とされ
    ることを特徴とする請求項1記載のカードセキュリティ
    システム。
  8. 【請求項8】 上記データベースは、上記個人情報が、
    文字及び/又は数字がランダムに羅列された情報からな
    るコード情報と対応付けられ、且つ外部には秘匿とされ
    る所定の手続きを経て閲覧可能な状態に格納されている
    ことを特徴とする請求項7記載のカードセキュリティシ
    ステム。
  9. 【請求項9】 上記サーバ装置は、上記カードの出納帳
    を作成し、上記端末を介した上記正当な所有者の要求に
    応じて、上記端末に対して上記出納帳を配信することを
    特徴とする請求項1記載のカードセキュリティシステ
    ム。
  10. 【請求項10】 上記サーバ装置は、上記カードの総利
    用額が上記正当な所有者によって利用限度額内で任意に
    設定された所定額に到達した時点でその旨を示す情報を
    上記端末に対して配信することを特徴とする請求項1記
    載のカードセキュリティシステム。
  11. 【請求項11】 上記サーバ装置は、所定期間毎の上記
    明細書をまとめて上記端末に対して配信することを特徴
    とする請求項1記載のカードセキュリティシステム。
  12. 【請求項12】 上記サーバ装置は、所定期間毎の支払
    い額を請求するための請求書をまとめて上記端末に対し
    て配信することを特徴とする請求項1記載のカードセキ
    ュリティシステム。
  13. 【請求項13】 現金に代わる決済機能を有する各種カ
    ードを用いた商取引に適用されるカードセキュリティ方
    法であって、 上記カードを用いた支払いが行われる毎に、上記カード
    の利用状況を管理するサーバ装置によって少なくとも上
    記カードが利用された事実を含む利用状況を示す明細書
    を作成し、 上記カードの正当な所有者が所有する登録された端末に
    対して、上記サーバ装置によって上記明細書を配信する
    ことを特徴とするカードセキュリティ方法。
  14. 【請求項14】 上記正当な所有者によって上記端末を
    介して送信された警告情報に基づいて、上記サーバ装置
    によって所定の調査機関に通報することを特徴とする請
    求項13記載のカードセキュリティ方法。
  15. 【請求項15】 上記端末を介した上記正当な所有者の
    要求に応じて、上記カードの使用権限を任意に停止させ
    るよう、上記サーバ装置によって上記カードを発行して
    いるカード会社へ通知することを特徴とする請求項13
    又は請求項14記載のカードセキュリティ方法。
  16. 【請求項16】 現金に代わる決済機能を有する各種カ
    ードを用いた商取引に適用され、上記カードの利用状況
    を管理するカード管理装置であって、 上記カードの利用状況を管理し、上記カードを用いた支
    払いが行われる毎に、少なくとも上記カードが利用され
    た事実を含む利用状況を示す明細書を作成手段と、 上記カードの正当な所有者が所有する登録された端末に
    対して、上記作成手段によって作成した上記明細書を配
    信する配信手段とを備えることを特徴とするカード管理
    装置。
  17. 【請求項17】 上記正当な所有者によって上記端末を
    介して送信された警告情報に基づいて、所定の調査機関
    に通報する通報処理手段を備えることを特徴とする請求
    項16記載のカード管理装置。
  18. 【請求項18】 上記端末を介した上記正当な所有者の
    要求に応じて、上記カードの使用権限を任意に停止させ
    るよう、上記カードを発行しているカード会社へ通知す
    る通知手段を備えることを特徴とする請求項16又は請
    求項17記載のカード管理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007188312A (ja) * 2006-01-13 2007-07-26 Fuji Xerox System Service Co Ltd アンケートプログラム、アンケートシステム、アンケート方法、カード会社連絡プログラム、カード会社連絡システムおよびカード会社連絡方法

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