JP2003196401A - 乳幼児メニューアドバイス装置 - Google Patents

乳幼児メニューアドバイス装置

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JP2003196401A
JP2003196401A JP2001400146A JP2001400146A JP2003196401A JP 2003196401 A JP2003196401 A JP 2003196401A JP 2001400146 A JP2001400146 A JP 2001400146A JP 2001400146 A JP2001400146 A JP 2001400146A JP 2003196401 A JP2003196401 A JP 2003196401A
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Japan
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recipe
food
infant
menu
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JP2001400146A
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Masayo Yamamoto
雅代 山本
Teruo Yamamoto
照夫 山本
Takako Shiraishi
孝子 白石
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、乳幼児におけるメニューアドバイ
スにおいて、ユーザーが食材・レシピ情報を入手する
際、書籍やインターネット等のレシピ情報から対象の乳
幼児の月齢に応じたレシピを都度選択する点、さらに選
択したレシピについて、通常の分量が、特定の乳幼児に
対して最適であるかどうかが判断できないことを課題と
するものである。 【解決手段】 乳幼児の個人情報を入力する入力部1
と、入力した情報を記憶する個人情報記憶部2と、出力
対象の情報を記憶する複数の食材・レシピデータベース
3と、現在の日付および時刻を出力する時刻情報出力部
4と、個人情報記憶部2に記憶した情報および時刻情報
をもとに、食材・レシピデータベースから選択的に情報
を出力・制御する制御部5と、制御部の出力をする出力
部6を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乳幼児に関する個
人情報をもとに、データベースの情報を選択・出力する
乳幼児メニューアドバイス装置に関するものであり、情
報ツール(電子手帳、携帯電話等)や、家電商品(電子
レンジ等)等に応用することができる。
【0002】
【従来の技術】従来、乳幼児に関する食事の提供には、
離乳食レシピの書籍或いはインターネット等で配信され
ている離乳食レシピを利用することが一般的であるが、
双方ともレシピ分類については、月齢単位のみであるこ
と多い。食事提供者は、乳幼児の月齢のみを基準に、該
当のレシピの中から適切であろうものを選択し、分量も
一般的と考えられ、記載されている通りで調理を実行す
る事になる。また、この種の情報出力装置を考えると特
開平07−182374号公報に記載されているような
ものが一般的でる。この情報出力装置は図5に示すよう
に、個人情報記憶部に記憶されている個人情報をもと
に、制御部がデータベースに記憶されているデータを選
択的に出力・制御し、その個人にあった情報を入手する
ことが可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、書籍や
インターネットに記載されているレシピを参考にするだ
けでは特定の乳幼児に対して、最適なメニューとその食
事量を判断する事は困難であり、食事提供者は、乳幼児
に適切な食事を適量提供しているかどうかわからない。
また乳幼児が、提供された食事を全て摂取しなかったと
しても、それが、本人の体調によるものか、それとも食
事量自体に問題があったのかという判断もできない。
【0004】また、上記従来の情報出力装置においても
同様で、乳幼児等に与える離乳食のレシピをデータベー
スより導く場合において、ユーザーは乳幼児の月齢、ア
レルギー体質、体調等の検索データを都度入力して適切
なレシピ情報を得ることができても、その食事量につい
ては、特定の乳幼児向けのものではなく、一般的なもの
となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、乳幼児の毎日の食事におけるメニュー情報、
特に離乳食レシピを、例えば乳幼児の身体的特長および
運動強度を基準とした成長度合いから判断して、最適な
食事量を決定するものである。
【0006】通常、適切な食事量は、消費エネルギーを
考慮して算出するが、乳幼児の場合は月齢と体重に加え
て、はいはいやつかまり立ち等の成長度合いで、消費エ
ネルー量に変化があると考えられる。この変化を食事量
に反映させるための分量換算係数を、アレルギー体質情
報や体調別食事内容情報等とともにもたせる事により、
ユーザーが、特定の乳幼児に対して最適な食事提供を行
うことができるものである。
【0007】上記発明によれば、ユーザーは、乳幼児の
生年月日および、成長度合いに関わる情報、アレルギー
体質情報等を1度入力するだけで、毎日のメニュー情報
の提供を自動的に受けることも可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1にかかる乳幼児
メニューアドバイス装置は、乳幼児の個人情報を記憶す
る個人情報記憶部と、出力対象の情報を記憶する複数の
食材・レシピデータベースと、現在の日付および時刻を
出力する時刻情報出力部と、個人情報記憶部に記憶した
情報および時刻情報をもとに、食材・レシピデータベー
スから選択的に情報を出力・制御する制御部を有する。
【0009】そして、個人情報記憶部に記憶されている
情報および時刻情報出力部からの時刻情報をもとに、制
御部が食材・レシピデータベースの情報を選択的に出力
・制御し、出力部において、その情報が出力されるの
で、個人にあった情報の入手をおこなうことができる。
【0010】本発明の請求項2にかかる乳幼児メニュー
アドバイス装置は、乳幼児の食事に関して、食材の固さ
および摂取可能な食材の種類に関する情報を、乳幼児の
月齢単位で分類した上、それに対応した調理法に基づき
作成した離乳食レシピ情報を有する。
【0011】そして、個人情報記憶部に記憶されている
乳幼児の月齢および成長度合いに応じて、当該乳幼児に
合ったレシピを制御部で検索・分量換算し、出力部に出
力することができる。
【0012】本発明の請求項3にかかる乳幼児メニュー
アドバイス装置は、乳幼児のアレルギー体質により摂取
不可の食材情報を有する。
【0013】そして、個人情報記憶部に記憶されている
乳幼児のアレルギー体質情報に応じて、当該乳幼児に合
ったレシピを制御部で検索し、最適な食事量に分類換算
した上で、出力部に出力することができる。
【0014】本発明の請求項4にかかる乳幼児メニュー
アドバイス装置は、乳幼児の体調により摂取不可や摂取
が好ましい食材情報、或いは適切な調理法といった情報
を有する。
【0015】そして、個人情報記憶部に記憶されている
乳幼児の体質情報に応じて、当該乳幼児に合ったレシピ
を制御部で検索し、最適な食事量に分類換算した上で、
出力部に出力することができる。
【0016】本発明の請求項5にかかるプログラムは、
請求項1〜4のいずれかに記載の乳幼児メニューアドバ
イス装置の少なくとも一つの手段をコンピュータに実行
させるためのプログラムである。
【0017】そして、プログラムであるので家庭にある
コンピュータやネットワークで接続されたサーバ装置な
どを用いて本発明の乳幼児メニューアドバイス装置の一
部あるいは全てを容易に実現することができる。また記
録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信
したりすることでプログラムの配布が簡単にできる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0019】(実施例1)本発明の実施例1について、
図1、図2および図6を用いて説明する。
【0020】図1は本発明の実施例1のメニューアドバ
イス装置の構成を示すブロック図である。図1におい
て、1は入力部である。2は個人情報記憶部である。3
は食材・レシピデータベースである。4は時刻情報出力
部である。5は制御部である。6は出力部である。入力
部1、個人情報記憶部2、食材・レシピデータベース
3、時刻情報出力部4、出力部6はいずれも制御部5に
接続し、これらはすべて制御部5の制御を受けている。
【0021】一方、図2は図1の制御部5の内部構成を
示すブロック図である。7は入力内容認識手段、8は個
人情報検索手段、9はデータ検索手段、10は分量換算
手段、11はデータ出力手段である。
【0022】まず、ユーザーがメニューアドバイス装置
を利用する場合の事前設定について説明する。本実施例
のシステムを利用するユーザーは、まず対象となる乳幼
児の生年月日および成長度合い情報を入力部1より入力
する。制御部5は入力部1より入力された乳幼児の生年
月日と時刻情報出力部4からの時刻情報をもとに乳幼児
の月齢を計算し、結果を個人情報記憶部2へ記憶させ
る。これにより、個人情報記憶部2は生年月日の日付と
現在の日付の差違から、乳幼児の月齢情報を有している
ことになる。同時に、その時点での成長度合い情報も記
憶する。なお、成長度合い情報の入力は、いつでも変更
可能であり、ユーザーが入力部1より乳幼児の成長度合
い情報を入力するたび毎に、個人情報記憶部2には最新
の月齢情報および成長度合い情報が記憶されていること
となる。また、ここでいう成長度合いとは、乳幼児の体
重および、はいはいやつかまり立ちといった、運動量に
関わる身体の発育状況を基準に考えるものとする。
【0023】ここで、例として月齢7ヶ月の乳幼児の成
長度合い分類を図6に示す。例えば対象の乳幼児の体重
が7kg、身体の発育状況が、「よちよち歩き」とする
と、分類としてはBに該当している事がわかる。この情
報は個人情報記憶部2に記憶されており、ユーザーが再
登録を行うまで、有していることになる。
【0024】次に、ユーザーがメニューアドバイスを受
ける場合の動きについて説明する。ユーザーは実行キー
(図示せず)等を入力して本装置を稼働させる。なお、
この実行キーは入力部1が保有している、例えばスター
トキーのようなものである。実行キーが入力されると、
その旨が制御部5の入力内容認識手段7で検出される。
入力内容認識手段7は実行キーの入力を検出すると、そ
の旨を個人情報検索手段8へ出力する。個人情報検索手
段8は入力内容認識手段7からの出力を受けて、個人情
報記憶部2に記憶されている乳幼児の月齢及び成長度合
いを呼び出す。例えば、個人情報記憶部2に記憶されて
いる乳幼児の月齢が7ヶ月で成長度合いがBとすると、
その旨をデータ検索手段9へ出力する。データ検索手段
9は個人情報検索手段8から出力された乳幼児の月齢を
もとに、食材・レシピデータベース3から該当メニュー
を呼び出す。ここで、食材・レシピデータベース3に記
憶されているデータベースの一例を(表1)に示す。
【0025】
【表1】
【0026】(表1)によると、乳幼児の月齢単位でメ
ニューが分類されており、月齢が5〜6ヶ月の乳幼児の
離乳食は、歯で食材を噛む必要がなく、口に入れた後、
ゴックンと飲み込めるドロドロ、ベタベタ状に調理され
たもので、メニューとしては「おかゆ」「さつまいもの
ピューレー」「麩とにんじんのすり流し」等であること
がわかる。よって、個人情報記憶手段8から出力された
乳幼児の月齢が7ヶ月であった場合、食材・レシピデー
タベース3からは、により「青梗菜の納豆あえ」、「か
ぶとツナの煮物」、「にんじんの白和え」等のレシピが
呼び出されることになる。
【0027】そして呼び出されたメニューについて、分
量換算手段10により、当該乳幼児の成長度合いに応じ
た分量に換算する。ここで、食材・レシピデータベース
からのレシピ情報、特に、食材の分量を、一定の規則で
換算する分量換算係数の一例を(表2)に示す。
【0028】
【表2】
【0029】これは、月齢が7ヶ月から9ヶ月の乳幼児
の場合を示しており、図6で分類した成長度合いに対応
して、各々に換算係数を付与している。また、換算係数
表に実際のレシピをあてはめ、材料の分量の変化も示し
ている。例えば、成長度合いがB乳幼児の場合、「にん
じんの白和え」のレシピは、各材料の基本の分量に、該
当の係数である0.9をかける事により、しゅんぎくは
24g、にんじんは16g、とうふは24gとなる事が
わかる。なお、ここでいう基本の分量とは、成長度合い
分類が標準と考えられるCを基準としている。このよう
にして、分量換算手段10により、食材・レシピデータ
ベース3から呼び出されたたのち分量換算されたレシピ
データは、データ出力手段11より出力部6へ出力さ
れ、ユーザーが認識することができる。
【0030】以上のように、制御部5において、個人情
報記憶部2に記憶されている乳幼児の月齢に応じたレシ
ピを食材・レシピデータベース3から選択したのち、乳
幼児の成長度合いに応じて分量換算して、出力部6に出
力する。これにより、ユーザーは、常に乳幼児の月齢お
よび成長度合いにあった最適な離乳食レシピの提供を受
けることができるという効果がある。
【0031】なお、乳幼児の成長度合いを示すものとし
ては、歯の本数等も考えられ、これを成長度合いの指標
に加える事も可能である。
【0032】一方、ユーザーが、入力部1より、乳幼児
の生年月日の入力だけでなく成長度合いに関する情報の
入力を、例えば保健所や病院で定期的に実施される乳幼
児検診において、その結果を通信回線を利用してデータ
登録する事により、成長度合いの情報を更新する事も可
能である。そして、出力部6からの離乳食レシピの配信
を毎日繰り返し出力するような指定を行うことも可能で
ある。これにより、ユーザーは乳幼児の月齢および成長
度合いに合わせた最適なレシピを毎日自動的に得ること
ができるようになる。また、複数の乳幼児に対して、各
々に対応した複数のレシピを出力させる事も可能で、1
度に複数人全ての食材の分量を合計することもできるの
で、ユーザーが必要な材料の分量を無駄なく入手する事
に役立つという効果もある。これは複数人の乳幼児の保
育を行う保育園での給食の提供時、また家庭内において
も、複数の乳幼児に食事提供を行う場合に有効である。
【0033】(実施例2)本発明の実施例2について、
図1及び図3を用いて説明する。
【0034】図3は、本発明の実施例3のメニューアド
バイス装置の、制御部の内部構成を示すブロック図であ
る。
【0035】本実施例3において、実施例1と異なる点
は、制御部5の内部に、アレルギーチェック手段12を
有している点である。なお、実施例1と同一符号のもの
は同一構造を有し、説明は省略する。
【0036】次に、ユーザーがメニューアドバイス装置
を利用する場合の事前設定について説明する。本実施例
のシステムを利用するユーザーは、まず対象となる乳幼
児の生年月日と成長度合いおよびアレルギー情報を入力
部1より入力する。制御部5は入力部1より入力された
乳幼児の生年月日と時刻情報出力部4からの時刻情報を
もとに乳幼児の月齢を計算し登録した乳幼児の成長度合
いとともに、結果を個人情報記憶部2へ記憶させる。同
時に、その時点でのアレルギー情報も記憶する。これに
より、個人情報記憶部2は生年月日の日付と現在の日付
の差違から、乳幼児の月齢情報を有し、同時に最新のア
レルギー情報も有していることになる。なお、アレルギ
ー情報の入力は、乳幼児の体質の変化に応じて、削除あ
るいは変更することも可能である。よって、ユーザーが
入力部1より乳幼児のアレルギー情報を入力するたび毎
に、個人情報記憶部2には最新の月齢情報と成長度合い
およびアレルギー情報が記憶されていることとなる。
【0037】次に、ユーザーがメニューアドバイスを受
ける場合の動きについて説明する。
【0038】ユーザーは実行キー(図示せず)等を入力
して本装置を稼働させる。実行キーが入力されると、そ
の旨が制御部5の入力内容認識手段7で検出される。入
力内容認識手段7は実行キーの入力を検出すると、その
旨を個人情報検索手段8へ出力する。個人情報検索手段
8は入力内容認識手段7からの出力を受けて、個人情報
記憶部2に記憶されている乳幼児の月齢情報およびアレ
ルギー情報を呼び出す。例えば、個人情報記憶部2に記
憶されている乳幼児の月齢が9ヶ月で牛乳アレルギー体
質の乳幼児の場合、その旨をデータ検索手段9へ出力す
る。データ検索手段9は個人情報検索手段8から出力さ
れた乳幼児の月齢をもとに、食材・レシピデータベース
3から該当メニューを呼び出す。そして呼び出されたメ
ニューについて、アレルギーチェック手段12により、
摂取不可となる食材を材料として使用するレシピを排除
して、アレルギー体質の乳幼児に対応したレシピのみに
絞り込む。この時、アレルギーチェック手段12におい
て、データを絞り込む際に用いる、アレルギーチェック
表の一例で、食材・レシピデータベース3に含まれてい
る情報を(表3)に示す。
【0039】
【表3】
【0040】これは、アレルギー食材の代表とされる、
「卵」「牛乳」「大豆」「小麦」を使用しているかどう
かを、レシピ毎に示しているものである。例えば、月齢
が9ヶ月で、牛乳アレルギー体質の乳幼児の場合、デー
タ検索手段により「肉入りワンタン」「オレンジプディ
ング」「野菜入り蒸しパン」「オムライス」が選択され
たとする。この情報を検出したアレルギーチェック手段
12は、牛乳を使用していないレシピである「肉入りワ
ンタン」と「オムライス」のみに、絞り込むこととな
る。このようにして、アレルギーチェック手段12によ
り、食材・レシピデータベース3から呼び出されたの
ち、アレルギー食材を使用しないレシピに絞り込まれた
レシピデータは、分量換算手段10で成長度合いに応じ
て分量換算されたのち、データ出力手段10より出力部
6へ出力され、ユーザーが認識することができる。
【0041】以上のように、制御部5において、個人情
報記憶部2に記憶されている乳幼児の月齢に応じた最適
なレシピを食材・レシピデータベース3から選択、選択
したレシピ情報からアレルギー食材を使用しないレシピ
に絞り込み、成長度合いに応じて分量換算したのち、出
力部6に出力する。これにより、ユーザーは、常に乳幼
児の月齢と成長度合いおよびアレルギー体質にあった最
適な離乳食レシピの提供を受けることができるという効
果がある。なお、ここで例にあげたアレルギー食材の他
にも考えられる食材は、魚介類として鯖、秋刀魚、鯵、
野菜類としてはこんにゃく、たけのこ、山芋等多種多様
であり、アレルギーチェック手段12はアレルギー食材
全般を包括しているものである。
【0042】一方、ユーザーが、入力部1より、乳幼児
の生年月日およびアレルギー等の、体質情報の入力だけ
でなく、出力部6からの離乳食レシピの配信を毎日繰り
返し出力するような指定を行うことも可能である。これ
により、ユーザーは乳幼児の月齢と成長度合いおよびア
レルギー体質に合わせた最適なレシピを毎日自動的に得
ることができるようになる。
【0043】(実施例3)本発明の実施例3について、
図1及び図4を用いて説明する。
【0044】図4は、本発明の実施例3のメニューアド
バイス装置の、制御部の内部構成を示すブロック図であ
る。
【0045】本実施例3において、実施例1と異なる点
は、制御部5の内部に、体調チェック手段13を有して
いる点である。なお、実施例1と同一符号のものは同一
構造を有し、説明は省略する。
【0046】次に、ユーザーがメニューアドバイス装置
を利用する場合の事前設定について説明する。本実施例
のシステムを利用するユーザーは、まず対象となる乳幼
児の生年月日と成長度合いおよび体調情報を入力部1よ
り入力する。制御部5は入力部1より入力された乳幼児
の生年月日と時刻情報出力部4から時刻情報をもとに乳
幼児の月齢を計算し登録した乳幼児の成長度合いととも
に、結果を個人情報記憶部2へ記憶させる。同時に、そ
の時点での体調情報も記憶する。これにより、個人情報
記憶部2は生年月日の日付と現在の日付の差違から、乳
幼児の月齢情報を有し、同時に体調情報も有しているこ
とになる。
【0047】次に、ユーザーがメニューアドバイスを受
ける場合の動きについて説明する。
【0048】ユーザーは実行キー(図示せず)等を入力
して本装置を稼働させる。実行キーが入力されると、そ
の旨が制御部5の入力内容認識手段7で検出される。入
力内容認識手段7は実行キーの入力を検出すると、その
旨を個人情報検索手段8へ出力する。個人情報検索手段
8は入力内容認識手段7からの出力を受けて、個人情報
記憶部2に記憶されている乳幼児の月齢情報および体調
情報を呼び出す。例えば、個人情報記憶部2に記憶され
ている乳幼児の月齢が5ヶ月で便秘気味の乳幼児の場
合、その旨をデータ検索手段9へ出力する。データ検索
手段9は個人情報検索手段8から出力された乳幼児の月
齢をもとに、食材・レシピデータベース3から該当メニ
ューを呼び出す。そして呼び出されたメニューについ
て、体調チェック手段13により、体調に応じて、摂取
をすすめるレシピのみに絞り込む。この時、体調手段1
3において、データを絞り込む際に用いる、体質チェッ
ク表の一例で、食材・レシピデータベース3に含まれて
いる情報を(表4)に示す。
【0049】
【表4】
【0050】これは、異変があった場合の乳幼児の体調
の種類と、その時に、摂取がすすめられている食材を使
用したレシピや、体調にあわせた調理法のレシピを知る
ことができるよう分類したものである。例えば、月齢が
5ヶ月で、便秘の乳幼児の場合、データ検索手段9によ
り「おかゆ」「さつまいものピューレー」「麩とにんじ
んのすり流し」が選択されたとする。この情報を検出し
た体調チェック手段13は、便秘の時に摂取をすすめる
とされる「おかゆ」「さつまいものピューレー」に絞り
込むことになる。このようにして、体調チェック手段1
3により絞り込まれたレシピデータは、、分量換算手段
10で乳幼児の成長度合いに応じて分量換算されたの
ち、データ出力手段10より出力部6へ出力され、ユー
ザーが認識することができる。なお、体調情報チェック
手段13が保有する体調情報としては、体におこる多種
多様の症状を指しており、例えば、肌の乾燥や、むくみ
等の情報も包括しているものであり、食材・レシピデー
タベース3にはその時に摂取がすすめられているメニュ
ー情報を有しているものとする。
【0051】以上のように、制御部5において、個人情
報記憶部2に記憶されている乳幼児の月齢に応じた最適
なレシピを食材・レシピデータベース3から選択、選択
したレシピ情報から乳幼児の体調に適したレシピに絞り
込み、成長度合いに応じて分量換算したのち、出力部6
に出力する。これにより、ユーザーは、乳幼児の月齢と
成長度合いおよび体調にあった、最適な離乳食レシピの
提供を受けることができるという効果がある。
【0052】なお本実施例で説明した図1や図2に書か
れた手段は、インターネットなどの通信回線によって接
続された複数の装置で構成するシステムであってもよ
い。また、成長度合いやアレルギー体質情報、体調別食
事内容情報は家庭内の機器と接続して通信することで入
力するようにしてもよい。例えば、体重計などの健康計
測機器、電子レンジなどの調理機器、各人の健康状態や
その履歴を管理する健康情報の管理機器(パソコンな
ど)である。またこれらは家庭外にあって、公衆回線や
インターネットで接続して通信することで成長度合いや
アレルギー体質情報、体調別食事内容情報を入手しても
よい。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、乳幼児の
個人情報を入力する入力部と、入力した情報を記憶する
個人情報記憶部と、出力対象の情報を記憶する複数の食
材・レシピデータベースと、現在の日付および時刻を出
力する時刻情報出力部と、個人情報記憶部に記憶した情
報および時刻情報をもとに、食材・レシピデータベース
から選択的に情報を出力・制御する制御部と、制御部の
出力をする出力部を有する。
【0054】そして、個人情報記憶部に記憶されている
情報および時刻情報出力部からの時刻情報をもとに、制
御部が食材・レシピデータベースの情報を選択的に出力
・制御し、出力部において、その情報が出力されるの
で、個人にあった情報の入手をおこなうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるメニューアドバイス
装置の構成を示すブロック図
【図2】同メニューアドバイス装置の制御部の内部構成
を示すブロック図
【図3】本発明の実施例2におけるメニューアドバイス
装置の制御部の内部構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施例3におけるメニューアドバイス
装置の制御部の内部構成を示すブロック図
【図5】従来の情報出力装置の構成図
【図6】本発明の実施例1における乳幼児の成長度合い
分類図
【符号の説明】
1 入力部 2 個人情報記憶部 3 食材・レシピデータベース 4 時刻情報出力部 5 制御部 6 出力部 7 入力内容認識手段 8 個人情報検索手段 9 データ検索手段 10 分量換算手段 11 データ出力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白石 孝子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B019 HG28 HG30 JA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乳幼児の個人情報を記憶する個人情報記
    憶部と、出力対象の情報を記憶する複数の食材・レシピ
    データベースと、現在の日付および時刻を出力する時刻
    情報出力部と、個人情報記憶部に記憶した情報および時
    刻情報をもとに、食材・レシピデータベースから特定の
    乳幼児に対して最適なメニュー情報を選択的に出力・制
    御する制御部を備えることを特徴とする乳幼児メニュー
    アドバイス装置。
  2. 【請求項2】 前記食材・レシピデータベースに記憶さ
    れる情報は、食材の固さおよび食材の種類を、乳幼児の
    月齢単位で分類し、それに対応した調理法に基づき作成
    したのもので、前記個人情報記憶部に記憶されている乳
    幼児の月齢より、該当のレシピを前記食材・レシピデー
    タベースから選択し、さらに前記個人情報記憶部に記憶
    された乳幼児の応じて、最適な食事量を制御部で計算し
    た上、出力・配信する請求項1記載の乳幼児メニューア
    ドバイス装置。
  3. 【請求項3】 前記食材・レシピデータベースは、乳幼
    児のアレルギー体質により摂取不可の食材情報を有し、
    前記個人情報記憶部に記憶されている乳幼児の成長度合
    いとアレルギー体質情報をもとに、摂取不可の食材を排
    除して該当のレシピを、前記食材・レシピデータベース
    から選択的に出力・配信する請求項1記載の乳幼児メニ
    ューアドバイス装置。
  4. 【請求項4】 前記食材・レシピデータベースは、体調
    により摂取を禁止したり、或いは逆に摂取をすすめる食
    材情報や、調理法に関する体調別食事内容情報を有し、
    前記個人情報記憶部に記憶されている乳幼児の成長度合
    いと前記体調別食事内容情報をもとに、最適な食材や調
    理法で作成されたレシピを、前記食材・レシピデータベ
    ースから選択的に出力・配信する請求項1記載の乳幼児
    メニューアドバイス装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の乳幼児
    メニューアドバイス装置の、少なくとも一つの手段をコ
    ンピュータに実行させるためのプログラム。
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