JP2003194539A - 回転角度検出装置 - Google Patents

回転角度検出装置

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JP2003194539A
JP2003194539A JP2001371716A JP2001371716A JP2003194539A JP 2003194539 A JP2003194539 A JP 2003194539A JP 2001371716 A JP2001371716 A JP 2001371716A JP 2001371716 A JP2001371716 A JP 2001371716A JP 2003194539 A JP2003194539 A JP 2003194539A
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gear
rotation
rotation angle
reduction
sensor
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JP2001371716A
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Takashi Sato
孝 佐藤
Emi Takuma
絵未 詫摩
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトでありながら大きな減速比が得ら
れると共に、両方向の回転角度をタイムラグがなく検出
する。 【解決手段】 ボディに回転コネクタ4のステータハウ
ジング6を固定し、ステアリング2に回転コネクタ4の
ロータハウジング5を固定し、このロータハウジング5
に固定され、ロータハウジング5と共に回転する入力歯
車11と、この入力歯車11の回転を減速させる複数の
減速歯車12,13,14と、この減速歯車12,1
3,14の回転により入力歯車11と同一方向で、且
つ、入力歯車11と同一回転中心で回転する相対回転歯
車15とを有する歯車減速機構9を設け、ロータハウジ
ング5側に回転角センサ10の光センシング素子16を
設け、相対回転歯車15に回転角センサ10のコードホ
イール17を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1回転以上回転す
る回転体の回転角度を検出する回転角度検出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般的に自動車のステアリングは、中立
位置から左右両方向に2回転弱回転し、このような回転
体の回転角度を検出する従来の回転角度検出装置として
は、特開2000−18970号公報に開示されたもの
がある。この回転角度検出装置50は、図9に示すよう
に、ステアリング(図示せず)と一体に回転する第1歯
車51と、この第1歯車51に噛み合う第2歯車52
と、この第2歯車52に同軸で固定された第3歯車53
と、この第3歯車53に噛み合う第4歯車54と、この
第4歯車54に固定された回転角センサ55のコードホ
イール56と、このコードホイール56の回転位置を検
出する回転角センサ55のセンシング素子57とを備え
ている。そして、ステアリング(図示せず)の回転を上
述の歯車群で減速し、この減速によってコードホイール
56の一方向の最大回転角度を360度以下とすること
によって回転角センサ55のセンシング素子57がステ
アリング(図示せず)の回転角度を検出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の回転角度検出装置50では、減速比を大きく取るに
は第2歯車52の径を大きくしなければならず、大きな
減速比で装置を小型化することができない。例えばトラ
ックのようにステアリング(図示せず)が左右3回転す
るものは、1/6減速以上が必要になるため、装置を小
型化できない。
【0004】又、ステアリング(図示せず)の回転方向
が逆転した際、歯車列の最終列に位置する第4歯車54
は歯車のバックラッシュのために直ぐには回転せず、回
転角度の検出が遅れるという問題がある。例えば第4歯
車に0.5度のバックラッシュが存在する場合、1/4
減速のときにはステアリング(図示せず)が2度以上回
転しなければ回転を検出することができず、ステアリン
グ(図示せず)の回転検出に2度のタイムラグが発生す
る。
【0005】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、コンパクトでありながら大き
な減速比が得られると共に、両方向の回転角度をタイム
ラグがなく検出できる回転角度検出装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、固定
体に対して360度以上の回転角度で両方向に回転する
回転体の回転角度を検出する回転角度検出装置におい
て、前記固定体に回転コネクタのステータハウジングを
固定し、前記回転体に前記回転コネクタのロータハウジ
ングを固定し、このロータハウジングの回転を減速し、
前記ロータハウジングと同一回転方向で、且つ、前記ロ
ータハウジングと同一回転中心で回転する相対回転歯車
を有する歯車減速機構を設け、前記ロータハウジング側
に回転角センサのセンシング素子を設け、前記相対回転
歯車に前記回転角センサの被検出部を設けたことを特徴
とする。
【0007】この回転角度検出装置では、ロータハウジ
ング側とこのロータハウジング側の回転に対し減速回転
する相対回転歯車との相対的回転を回転角センサが検出
することから小さい減速比で大きな相対的な減速比が得
られる。又、ロータハウジング側に回転角センサのセン
シング素子が設けられていることから回転体がどの方向
に回転してもタイムラグがなくセンシング素子が回転す
る。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載の回転角
度検出装置であって、前記回転コネクタ内に歯車・セン
サ収容室が設けられ、この歯車・センサ収容室内に前記
歯車減速機構及び前記回転角センサが収容されたことを
特徴とする。
【0009】この回転角度検出装置では、請求項1の発
明の作用に加え、歯車減速機構及び回転角センサが回転
コネクタ内に内蔵される。
【0010】請求項3の発明は、請求項1記載の回転角
度検出装置であって、前記ロータハウジングに装着し、
前記ロータハウジングと共に同一回転中心で回転するセ
ンサ側回転体と、前記固定体に固定されたセンサ側固定
ケースとを有するセンサユニットが設けられ、このセン
サユニット内に歯車・センサ収容室が設けられ、この歯
車・センサ収容室内に前記歯車減速機構及び前記回転角
センサが収容されたことを特徴とする。
【0011】この回転角度検出装置では、請求項1の発
明の作用に加え、歯車減速機構及び回転角センサを回転
コネクタと別体に構成できる。
【0012】請求項4の発明は、請求項1〜請求項3記
載の回転角度検出装置であって、前記歯車減速機構は、
前記ロータハウジングに固定され、前記ロータハウジン
グと共に同一回転中心で回転する入力歯車とこの入力歯
車の回転を減速して前記相対回転歯車に伝達する減速歯
車とを有し、前記減速歯車は、前記入力歯車に噛み合う
第1減速歯車と、この第1減速歯車に噛み合う第2減速
歯車と、この第2減速歯車に同軸で一体に設けられ、且
つ、前記相対回転歯車に噛み合う第3減速歯車とから構
成されたことを特徴とする。
【0013】この回転角度検出装置では、請求項1〜請
求項3の発明の作用に加え、第2減速歯車と第3減速歯
車とのいずれか一方又は双方を異なるピッチ円直径のも
のに交換することにより相対的な減速比を可変できる。
【0014】請求項5の発明は、請求項1〜請求項3記
載の回転角度検出装置であって、前記歯車減速機構は、
前記センサ回転体に固定され、前記回転コネクタの前記
ロータハウジングと共に同一回転中心で回転する入力歯
車とこの入力歯車の回転を減速して前記相対回転歯車に
伝達する減速歯車とを有し、前記減速歯車は、前記入力
歯車に噛み合う第1減速歯車と、この第1減速歯車に同
軸で一体に設けられ、且つ、前記相対回転歯車に噛み合
う第2減速歯車とから構成されたことを特徴とする。
【0015】この回転角度検出装置では、請求項1〜請
求項3の発明の作用に加え、第1減速歯車と第2減速歯
車とのいずれか一方又は双方を異なるピッチ円直径のも
のに交換することにより相対的な減速比を可変できる。
【0016】請求項6の発明は、請求項1〜請求項5記
載の回転角度検出装置であって、前記回転角センサの前
記被検出部は、前記センシング素子の回転に対して対向
配置される円周上に設けられ、角度情報のコードパター
ンを有するコードホイールであることを特徴とする。
【0017】この回転角度検出装置では、請求項1〜請
求項5の発明の作用に加え、基準位置を検出する手段を
付加することなく所望の基準位置を基準とした回転角度
(絶対回転角度)を検出できる。
【0018】請求項7の発明は、請求項1〜請求項6記
載の回転角度検出装置であって、前記固定体は自動車の
ボディであり、前記回転体は自動車のステアリングであ
ることを特徴とする。
【0019】この回転角度検出装置では、自動車のステ
アリングの回転角度を検出できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0021】図1〜図3は本発明の第1実施形態を示
し、図1はステアリング操舵角検出装置1の概略側面
図、図2(a)はステアリング操舵角検出装置1の断面
図、図2(b)はステアリング操舵角検出装置1の歯車
減速機構9の歯車列を示す図、図3は相対回転歯車15
とコードホイール17の分解斜視図である。
【0022】図1及び図2に示すように、回転角度検出
装置であるステアリング操舵角検出装置1は、自動車の
ステアリング2の回転角度を検出するものであり、ステ
アリング2のステアリングシャフト3に装着された回転
コネクタ4を有する。この回転コネクタ4は、ロータハ
ウジング5とこのロータハウジング5が回転自在に支持
されるステータハウジング6とを有する。ロータハウジ
ング5のシャフト嵌合穴5aにはステアリングシャフト
3が嵌合され、ロータハウジング5はステアリングシャ
フト3に固定されることにより回転体であるステアリン
グ2と一体に回転される。ステータハウジング6は、固
定体である自動車のボディ(図示せず)に固定されてい
る。
【0023】回転コネクタ4の内部には、歯車・センサ
収容室7とケーブル収容室8とが形成されており、歯車
・センサ収容室7には歯車減速機構9Aと回転角センサ
10とが収容されている。歯車減速機構9Aは、ロータ
ハウジング5に固定され、ロータハウジング5と共に回
転する入力歯車11と、この入力歯車11に噛み合う第
1減速歯車(減速歯車)12と、この第1減速歯車に噛
み合う第2減速歯車(減速歯車)13と、この第2減速
歯車13に同軸で一体に設けられた第3減速歯車(減速
歯車)14と、この第3減速歯車14に噛み合う相対回
転歯車15とから構成されている。入力歯車11は、ス
テアリングシャフト3と同一回転中心で回転するよう配
置されている。第1歯車12と第2及び第3歯車13,
14との各軸12a,13aは、ステータハウジング6
に支持されており、入力歯車11の回転により自転す
る。相対回転歯車15は、ステータハウジング6に回転
自在に支持され、且つ、入力歯車11と同様にステアリ
ングシャフト3と同一回転中心で回転するよう配置され
ている。つまり、相対回転歯車15は、第1、第2、第
3減速歯車12,13,14の回転により、入力歯車1
1と同一方向で、且つ、入力歯車11と同一回転中心で
回転する。
【0024】回転角センサ10は、センシング素子であ
る光センシング素子16と被検出部であるコードホイー
ル17とから構成されている。光センシング素子16
は、ロータハウジング5に固定された回路基板18の適
所にマウントされ、ロータハウジング5と共に回転す
る。コードホイール17は、略円筒状を有し、光センシ
ング素子16に対向配置される位置で相対回転歯車15
に固定され、相対回転歯車15と共に回転する。コード
ホイール17の相対回転歯車15への固定は、図3に示
すように、コードホイール17には係止突起17aが、
相対回転歯車15には係止孔15aが設けられ、係止突
起17aが係止孔15aに係合されることによってコー
ドホイール17が相対回転歯車15に固定されている。
【0025】そして、光センシング素子16とコードホ
イール17とは、入力歯車11と相対回転歯車15との
相対的な回転を検出することによってステアリング2の
回転角度を検出する。この相対的な回転(相対的な減速
比)の詳細については、下記する。コードホイール17
には角度情報のコードパターンが形成され、このコード
パターンを光センシング素子16が光情報として読み取
る。
【0026】回路基板18は、光センシング素子16の
検出信号を増幅等する処理回路を有し、回路基板18に
はフレキシブルフラットケーブル19の一端が接続され
ている。このフレキシブルフラットケーブル19は、そ
の一部がケーブル収容室8に巻装状態で収容されている
と共に、その他端側が回転コネクタ4の外部に導出され
ている。そして、ロータハウジング5の複数回の回転を
許容すると共に回転位置に拘わらず回路基板18側から
の回転角情報を外部に供給できるように構成されてい
る。
【0027】次に、ステアリング操舵角検出装置1の動
作を説明する。ステアリング2が回転操作されると、ス
テアリング2と共にロータハウジング5及び入力歯車1
1が一体的に回転する。この入力歯車11の回転が第1
減速歯車12、第2減速歯車13及び第3減速歯車14
の順に伝達されて相対回転歯車15が回転する。相対回
転歯車15は、ロータハウジング5や入力歯車11と同
一方向で、且つ、入力歯車11と同一回転中心で減速さ
れた相対的な回転をし、この相対的な回転角を回転角セ
ンサ10が検出する。つまり、ロータハウジング5や入
力歯車11の一方向の最大回転角度(例えば2回転弱)
を360度以下の相対的な回転角とすることによって回
転角センサ10の光センシング素子16がステアリング
2の回転角度を検出する。
【0028】次に、減速歯車機構9Aの相対的な回転
(相対的な減速比)について説明する。入力歯車11か
ら相対回転歯車15までの減速比は、下記の式(1)で
求まる。
【0029】即ち、減速比=(入力歯車11のピッチ円
直径÷第2減速歯車13のピッチ円直径)×(第3減速
歯車14のピッチ円直径÷相対回転歯車15のピッチ円
直径)…(1)である。
【0030】これは、入力歯車11が1回転するとき、
相対回転歯車15が上記減速比の分だけ回転することを
意味し、入力歯車11上の任意の1点から相対回転歯車
15がどれだけ回転するか、つまり、相対的な減速比
は、下記の式(2)で求まる。
【0031】即ち、相対的な減速比=1−減速比…
(2)である。
【0032】ここで、減速歯車機構9Aの歯車の組み合
わせによっては、同じポイントを2回以上検出する可能
性があるため、0.5<減速比<1.5(但し、減速比
≠1)、つまり、相対的な減速比の絶対値を0(ゼロ)
より大きく、0.5より小さいものになるようにする。
入力歯車11と相対回転歯車15との相対的な最大回転
角度を左右両方向のトータル角度で360度以内に押さ
えれば、同じポイントを2回検出することはない。
【0033】一例としてモジュールを1とした場合、入
力歯車11のピッチ円直径が45mm、第1及び第2減
速歯車12,13のピッチ円直径が7mm、第3減速歯
車14のピッチ円直径が9mm、相対回転歯車15のピ
ッチ円直径が75mmとすると、減速比=(45/7)
×(9/75)=0.771となり、相対的な減速比=
1−0.771=0.229となるため、1/4以上の
減速が可能となる。
【0034】又、式(1)より第2減速歯車13と第3
減速歯車14の一方、又は、双方のピッチ円直径をわず
かに変えるだけで、より大きな減速が可能になる。例え
ば、第3減速歯車14のピッチ円直径を9mmから10
mmにした場合、減速比=(45/7)×(10/7
5)=0.857となり、相対的な減速比=1−0.8
57=0.143となるため、1/6以上の減速が可能
となる。従って、トラックのように左右3回転するもの
にも第3減速歯車14をわずかに大きなものに可変する
だけで対応できる。
【0035】又、ステアリング2の回転方向が逆転した
場合には、ステアリング2と一体(同じタイミング)に
ロータハウジング5や入力歯車11が逆転することから
光センシング素子16もタイムラグがなく逆転するの
で、タイムラグがなく回転角度を検出できる。但し、1
/4減速比の場合にあって相対回転歯車15のバックラ
ッシュが0.5度あった場合において精度的には2度進
むことになる。
【0036】以上、このステアリング操舵角検出装置1
では、ロータハウジング5側とこのロータハウジング5
側の回転に対し減速回転する相対回転歯車15との相対
的回転を回転角センサ10が検出することから小さい減
速比で大きな相対的な減速比が得られるため、コンパク
トでありながら大きな減速比が得られる。又、ロータハ
ウジング5側に回転角センサ10の光センシング素子1
6が設けられていることからステアリング2がどの方向
に回転してもタイムラグがなく光センシング素子16が
回転するため、両方向の回転角度をタイムラグがなく検
出できる。
【0037】つまり、回転角センサ10の光センシング
素子16側は処理回路等があると共に配線する必要があ
るため、回転体(ステアリング2)側に設けることがで
きない。しかし、回転コネクタ4のロータハウジング5
側に光センシング素子16を設けることにより、その配
線の心配がない。その上、2つの歯車に同一方向の相対
的な回転を行わせ、その相対的な回転を利用して回転体
(ステアリング2)の回転角を検出することによって小
さい減速比で大きな相対的な減速比を得たものである。
【0038】又、前記第1実施形態では、回転コネクタ
4内に歯車・センサ収容室7が設けられ、この歯車・セ
ンサ収容室7内に歯車減速機構9A及び回転角センサ1
0が収容されているので、歯車減速機構9A及び回転角
センサ10が回転コネクタ4内に内蔵されるため、装置
をコンパクト化できる。
【0039】又、前記第1実施形態では、歯車減速機構
9Aは、ロータハウジング5に固定され、ロータハウジ
ング5と共に同一回転中心で回転する入力歯車11とこ
の入力歯車11の回転を減速して相対回転歯車15に伝
達する減速歯車12,13,14とを有し、減速歯車1
2,13,14は、入力歯車11に噛み合う第1減速歯
車12と、この第1減速歯車12に噛み合う第2減速歯
車13と、この第2減速歯車13に同軸で一体に設けら
れ、且つ、相対回転歯車15に噛み合う第3減速歯車1
4とから構成されているので、第2減速歯車13と第3
減速歯車14とのいずれか一方又は双方を異なるピッチ
円直径のものに交換することにより相対的な減速比を可
変できる。
【0040】又、前記第1実施形態では、回転角センサ
10の被検出部は、センシング素子である光センシング
素子16の回転に対して対向配置される円周上に設けら
れ、角度情報のコードパターンを有するコードホイール
17であるので、基準位置を検出する手段を付加するこ
となく所望の基準位置を基準とした回転角度(絶対回転
角度)を検出できる。
【0041】尚、前記第1実施形態では、回転角センサ
10の光センシング素子16は、ロータハウジング5に
回路基板18を介して固定されているが、ロータハウジ
ング5と一体に回転される部材(例えば入力歯車11)
であればどの部材に固定しても良い。つまり、ロータハ
ウジング5側に固定されれば良い。
【0042】図4は本発明の第2実施形態を示し、ステ
アリング操舵角検出装置1の断面図である。図4に示す
ように、この第2実施形態の回転角センサ20は、セン
シング素子が磁気強度の大きさを電圧値に変換するホー
ル素子21にて構成され、被検出部がヨーク22と円周
方向に交互に着磁されたマグネット23にて構成されて
いる。他の構成は前記第1実施形態と同一であるため、
図面の同一構成箇所に同一符号を付してその説明を省略
する。
【0043】この第2実施形態でも前記第1実施形態と
同様に、コンパクトでありながら大きな減速比が得られ
ると共に、両方向の回転角度をタイムラグがなく検出で
きる。
【0044】図5〜図7は本発明の第3実施形態を示
し、図5はステアリング操舵角検出装置1の概略側面
図、図6はステアリング操舵角検出装置1の断面図、図
7はステアリング操舵角検出装置1の歯車減速機構9B
及び回転角センサ10の構成を示す上面図である。
【0045】図5〜図7に示すように、回転角度検出装
置であるステアリング操舵角検出装置1は、前記第1実
施形態のものと同様に、自動車のステアリング2の回転
角度を検出するものであり、ステアリング2のステアリ
ングシャフト3に装着された回転コネクタ30を有す
る。この回転コネクタ30は、ロータハウジング31と
このロータハウジング31が回転自在に支持されるステ
ータハウジング32とを有する。ロータハウジング31
のシャフト嵌合穴31aにはステアリングシャフト3が
嵌合され、ロータハウジング31はステアリングシャフ
ト3に固定されることにより回転体であるステアリング
2と一体に回転される。ステータハウジング32は、固
定体である自動車のボディ(図示せず)に固定されてい
る。
【0046】回転コネクタ30の内部には、ケーブル収
容室33が形成されており、このケーブル収容室33に
はフレキシブルフラットケーブル19が巻装状態で収容
されている。フレキシブルフラットケーブル19の一端
側は、下記するセンサユニット36内に導かれ、他端側
は回転コネクタ30の外部に導出されている。そして、
ロータハウジング31の複数回の回転を許容すると共に
回転位置に拘わらずセンサユニット36側からの回転角
情報を外部に供給できるように構成されている。
【0047】ロータハウジング31にはセンサ装着部3
5が設けられ、このセンサ装着部35にはセンサユニッ
ト36のセンサ側回転体37が装着されている。
【0048】センサユニット36は、ステアリングシャ
フト3が挿通される略リング状を有する上記センサ側回
転体37とこのセンサ側回転体37が回転自在に支持さ
れるセンサ側固定ケース38とを有する。センサ側回転
体37は、リング状の外周部に駆動ピン34a,34b
(図7に示す)を有し、回転コネクタ30のロータハウ
ジング31と共に同一回転中心で一体に回転される。セ
ンサユニット36の内部には歯車・センサ収容室39が
形成されており、この歯車・センサ収容室39には歯車
減速機構9Bと回転角センサ10とが収容されている。
【0049】歯車減速機構9Bは、センサ側回転体37
の駆動ピン34aに係合された入力歯車40と、この入
力歯車40に噛み合う第1減速歯車41と、この第1減
速歯車41に同軸41aで一体に設けられた第2減速歯
車42と、この第2減速歯車42に噛み合う相対回転歯
車43とから構成されている。入力歯車40はセンサ側
回転体37の駆動ピン34aに係合されることによりロ
ータハウジング31と一体に回転される。回転角センサ
10は、前記第1実施形態のものと同一構成であり、光
センシング素子16はセンサ側回転体37の駆動ピン3
4bに係合された回路基板44に固定され、ロータハウ
ジング31と一体に回転する。コードホイール17は相
対回転歯車43に前記第1実施形態と同様な取り付け方
によって固定されている。
【0050】次に、ステアリング操舵角検出装置1の動
作を説明する。ステアリング2が回転操作されると、ス
テアリング2と共にロータハウジング31、センサ側回
転体37及び入力歯車40が一体的に回転する。この入
力歯車40の回転が第1減速歯車41及び第2減速歯車
42に伝達されて相対回転歯車43が回転する。相対回
転歯車43は、ロータハウジング31、センサ側回転体
37及び入力歯車40と同一方向で、且つ、入力歯車4
0と同一回転中心で減速された相対的な回転をし、この
相対的な回転角を回転角センサ10が検出する。つま
り、ロータハウジング31や入力歯車40の一方向の最
大回転角度(例えば2回転弱)を360度以下の相対的
な回転角とすることによって回転角センサ10の光セン
シング素子16がステアリング2の回転角度を検出す
る。
【0051】次に、減速歯車機構9Bの相対的な回転
(相対的な減速比)について説明する。この第3実施形
態では、入力歯車40から相対回転歯車43までの減速
比は、減速比=(入力歯車40のピッチ円直径×第2減
速歯車42のピッチ円直径)/(第1減速歯車41のピ
ッチ円直径×相対回転歯車43のピッチ円直径)とな
り、相対的な減速比=1−減速比となる。ここで、減速
歯車機構9Bの歯車の組み合わせによっては、同じポイ
ントを2回以上検出する可能性があるため、0.5<減
速比<1.5(但し、減速比≠1)、つまり、相対的な
減速比の絶対値を0(ゼロ)より大きく、0.5より小
さいものになるようにする。
【0052】以上より、この第3実施形態のステアリン
グ操舵角検出装置1でも、前記第1実施形態のものと同
様に、ロータハウジング31側とこのロータハウジング
31側の回転に対し減速回転する相対回転歯車43との
相対的回転を回転角センサ10が検出することから小さ
い減速比で大きな相対的な減速比が得られるため、コン
パクトでありながら大きな減速比が得られる。又、ロー
タハウジング31側に回転角センサ10の光センシング
素子16が設けられていることからステアリング2がど
の方向に回転してもタイムラグがなく光センシング素子
16が回転するため、両方向の回転角度をタイムラグが
なく検出できる。
【0053】又、前記第3実施形態では、ロータハウジ
ング31に係合し、ロータハウジング31と共に同一回
転中心で回転するセンサ側回転体37と、自動車のボデ
ィ(図示せず)側に固定されたセンサ側固定ケース38
とを有するセンサユニット36が設けられ、このセンサ
ユニット36内に歯車・センサ収容室39が設けられ、
この歯車・センサ収容室39内に歯車減速機構9B及び
回転角センサ10が収容されているので、歯車減速機構
9B及び回転角センサ10を回転コネクタ30と別体に
構成できるため、必要とする車種のみに対してステアリ
ング操舵角検出装置1を容易に取り付けできる。
【0054】又、前記第3実施形態では、歯車減速機構
9Bは、センサ側回転体37に固定され、回転コネクタ
30のロータハウジング31と共に同一回転中心で回転
する入力歯車40とこの入力歯車40の回転を減速して
相対回転歯車43に伝達する減速歯車41,42とを有
し、減速歯車41,42は、入力歯車40に噛み合う第
1減速歯車41と、この第1減速歯車41に同軸で一体
に設けられ、且つ、相対回転歯車43に噛み合う第2減
速歯車42とから構成されているので、第1減速歯車4
1と第2減速歯車42とのいずれか一方又は双方を異な
るピッチ円直径のものに交換することにより相対的な減
速比を可変できる。
【0055】尚、前記第3実施形態では、回転角センサ
10の光センシング素子16は、センサ側回転体37に
回路基板44を介して固定されているが、ロータハウジ
ング31と一体に回転される部材(例えば入力歯車4
0)であればどの部材に固定しても良い。つまり、ロー
タハウジング31側に固定されれば良い。
【0056】図8は本発明の第4実施形態を示し、ステ
アリング操舵角検出装置1の断面図である。図8に示す
ように、この第4実施形態の回転角センサ20は、セン
シング素子が磁気強度の大きさを電圧値に変換するホー
ル素子21にて構成され、被検出部がヨーク22と円周
方向に交互に着磁されたマグネット23にて構成されて
いる。他の構成は前記第3実施形態と同一であるため、
図面の同一構成箇所に同一符号を付してその説明を省略
する。
【0057】この第4実施形態でも前記第3実施形態と
同様に、コンパクトでありながら大きな減速比が得られ
ると共に、両方向の回転角度をタイムラグがなく検出で
きる。
【0058】又、前記第1及び第2実施形態に用いられ
た歯車減速機構9Aの構成と、第3及び第4実施形態に
用いられた歯車減速機構9Bの構成とは異なるが、前記
第1及び第2実施形態に歯車減速機構9Bを適用し、第
3及び第4実施形態に歯車減速機構9Aを適用しても良
いことはもちろんであり、歯車減速機構は入力歯車1
1,40の回転を減速し、入力歯車11,40と同一方
向で、且つ、同一回転中心で相対回転歯車15,43を
減速回転させることができれば良く、それ以外に種々の
歯車減速機構の構成が考えられる。
【0059】尚、前記第1〜第4実施形態によれば、回
転角度検出装置がステアリング操舵角検出装置1である
場合を示したが、本発明は1回転以上回転する回転体の
回転角度を検出するものであれば適用可能である。
【0060】尚、前記第1〜第4実施形態によれば、セ
ンシング素子は光センシング素子(光学式)16やホー
ル素子(磁気式)21をそれぞれ用いたが、被検出部の
位置情報を検出できればその方式を問わない。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、固定体に対して360度以上の回転角度で両方
向に回転する回転体の回転角度を検出する回転角度検出
装置において、固定体に回転コネクタのステータハウジ
ングを固定し、回転体に回転コネクタのロータハウジン
グを固定し、このロータハウジングの回転を減速し、ロ
ータハウジングと同一回転方向で、且つ、ロータハウジ
ングと同一回転中心で回転する相対回転歯車を有する歯
車減速機構を設け、ロータハウジング側に回転角センサ
のセンシング素子を設け、相対回転歯車に回転角センサ
の被検出部を設けたので、ロータハウジング側とこのロ
ータハウジング側の回転に対し減速回転する相対回転歯
車との相対的回転を回転角センサが検出することから小
さい減速比で大きな相対的な減速比が得られるため、コ
ンパクトでありながら大きな減速比が得られる。又、ロ
ータハウジング側に回転角センサのセンシング素子が設
けられていることから回転体がどの方向に回転してもタ
イムラグがなくセンシング素子が回転するため、両方向
の回転角度をタイムラグがなく検出できる。
【0062】請求項2の発明によれば、請求項1記載の
回転角度検出装置であって、回転コネクタ内に歯車・セ
ンサ収容室が設けられ、この歯車・センサ収容室内に歯
車減速機構及び回転角センサが収容されたので、請求項
1の発明の効果に加え、歯車減速機構及び回転角センサ
が回転コネクタ内に内蔵されるため、装置をコンパクト
化できる。
【0063】請求項3の発明によれば、請求項1記載の
回転角度検出装置であって、ロータハウジングに装着
し、ロータハウジングと共に同一回転中心で回転するセ
ンサ側回転体と、固定体に固定されたセンサ側固定ケー
スとを有するセンサユニットが設けられ、このセンサユ
ニット内に歯車・センサ収容室が設けられ、この歯車・
センサ収容室内に歯車減速機構及び回転角センサが収容
されたので、請求項1の発明の効果に加え、歯車減速機
構及び回転角センサを回転コネクタと別体に構成できる
ため、必要とする車種のみに対して回転角度検出装置を
容易に取り付けできる。
【0064】請求項4の発明によれば、請求項1〜請求
項3記載の回転角度検出装置であって、歯車減速機構
は、ロータハウジングに固定され、ロータハウジングと
共に同一回転中心で回転する入力歯車とこの入力歯車の
回転を減速して相対回転歯車に伝達する減速歯車とを有
し、減速歯車は、入力歯車に噛み合う第1減速歯車と、
この第1減速歯車に噛み合う第2減速歯車と、この第2
減速歯車に同軸で一体に設けられ、且つ、相対回転歯車
に噛み合う第3減速歯車とから構成されたので、第2減
速歯車と第3減速歯車とのいずれか一方又は双方を異な
るピッチ円直径のものに交換することにより相対的な減
速比を可変できる。
【0065】請求項5の発明によれば、請求項1〜請求
項3記載の回転角度検出装置であって、歯車減速機構
は、センサ側回転体に固定され、ロータハウジングと共
に同一回転中心で回転する入力歯車とこの入力歯車の回
転を減速して相対回転歯車に伝達する減速歯車とを有
し、減速歯車は、入力歯車に噛み合う第1減速歯車と、
この第1減速歯車に同軸で一体に設けられ、且つ、相対
回転歯車に噛み合う第2減速歯車とから構成されたの
で、請求項1〜請求項3の発明の効果に加え、第1減速
歯車と第2減速歯車とのいずれか一方又は双方を異なる
ピッチ円直径のものに交換することにより相対的な減速
比を可変できる。
【0066】請求項6の発明によれば、請求項1〜請求
項5記載の回転角度検出装置であって、回転角センサの
被検出部は、センシング素子の回転に対して対向配置さ
れる円周上に設けられ、角度情報のコードパターンを有
するコードホイールであるので、請求項1〜請求項5の
発明の効果に加え、基準位置を検出する手段を付加する
ことなく所望の基準位置を基準とした回転角度(絶対回
転角度)を検出できる。
【0067】請求項7の発明によれば、請求項1〜請求
項6記載の回転角度検出装置であって、固定体は自動車
のボディであり、回転体は自動車のステアリングである
ので、自動車のステアリングの回転角度を検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示し、ステアリング操
舵角検出装置の概略側面図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示し、(a)はステア
リング操舵角検出装置の断面図、(b)はステアリング
操舵角検出装置の歯車減速機構の歯車列を示す図であ
る。
【図3】本発明の第1実施形態を示し、相対回転歯車と
コードホイールの分解斜視図である。
【図4】本発明の第2実施形態を示し、ステアリング操
舵角検出装置の断面図である。
【図5】本発明の第3実施形態を示し、ステアリング操
舵角検出装置の概略側面図である。
【図6】本発明の第3実施形態を示し、ステアリング操
舵角検出装置の断面図である。
【図7】本発明の第3実施形態を示し、ステアリング操
舵角検出装置の歯車減速機構及び回転角センサの構成を
示す上面図である。
【図8】本発明の第4実施形態を示し、ステアリング操
舵角検出装置の断面図である。
【図9】従来例のステアリング操舵角検出装置の要部構
成図である。
【符号の説明】
1 ステアリング操舵角検出装置(回転角度検出装置) 2 ステアリング(回転体) 4,30 回転コネクタ 5,31 ロータハウジング 6,32 ステータハウジング 7,39 歯車・センサ収容室 9A,9B 歯車減速機構 10 回転角センサ 11,40 入力歯車 12,41 第1減速歯車(減速歯車) 13,42 第2減速歯車(減速歯車) 14 第3減速歯車(減速歯車) 15,43 相対回転歯車 16 光センシング素子(センシング素子) 17 コードホイール(被検出部) 20 回転角センサ 21 ホール素子(センシング素子) 22 ヨーク(被検出部) 23 マグネット(被検出部) 36 センサユニット 37 センサ側回転体 38 センサ側固定ケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F069 AA86 BB40 DD27 GG04 GG07 HH15 2F077 AA11 AA27 DD05 JJ02 VV01 3D030 DB19 DB27

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定体に対して360度以上の回転角度
    で両方向に回転する回転体の回転角度を検出する回転角
    度検出装置において、 前記固定体に回転コネクタのステータハウジングを固定
    し、前記回転体に前記回転コネクタのロータハウジング
    を固定し、このロータハウジングの回転を減速し、前記
    ロータハウジングと同一回転方向で、且つ、前記ロータ
    ハウジングと同一回転中心で回転する相対回転歯車を有
    する歯車減速機構を設け、前記ロータハウジング側に回
    転角センサのセンシング素子を設け、前記相対回転歯車
    に前記回転角センサの被検出部を設けたことを特徴とす
    る回転角度検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の回転角度検出装置であっ
    て、 前記回転コネクタ内に歯車・センサ収容室が設けられ、
    この歯車・センサ収容室87内に前記歯車減速機構及び
    前記回転角センサが収容されたことを特徴とする回転角
    度検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の回転角度検出装置であっ
    て、 前記ロータハウジングに装着し、前記ロータハウジング
    と共に同一回転中心で回転するセンサ側回転体と、前記
    固定体に固定されたセンサ側固定ケースとを有するセン
    サユニットが設けられ、このセンサユニット内に歯車・
    センサ収容室が設けられ、この歯車・センサ収容室内に
    前記歯車減速機構及び前記回転角センサが収容されたこ
    とを特徴とする回転角度検出装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3記載の回転角度検出
    装置であって、 前記歯車減速機構は、前記ロータハウジングに固定さ
    れ、前記ロータハウジングと共に同一回転中心で回転す
    る入力歯車とこの入力歯車の回転を減速して前記相対回
    転歯車に伝達する減速歯車とを有し、前記減速歯車は、
    前記入力歯車に噛み合う第1減速歯車と、この第1減速
    歯車に噛み合う第2減速歯車と、この第2減速歯車に同
    軸で一体に設けられ、且つ、前記相対回転歯車に噛み合
    う第3減速歯車とから構成されたことを特徴とする回転
    角度検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項3記載の回転角度検出
    装置であって、 前記歯車減速機構は、前記センサ側回転体に固定され、
    前記回転コネクタのロータハウジングと共に同一回転中
    心で回転する入力歯車とこの入力歯車の回転を減速して
    前記相対回転歯車に伝達する減速歯車とを有し、前記減
    速歯車は、前記入力歯車に噛み合う第1減速歯車と、こ
    の第1減速歯車に同軸で一体に設けられ、且つ、前記相
    対回転歯車に噛み合う第2減速歯車とから構成されたこ
    とを特徴とする回転角度検出装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5記載の回転角度検出
    装置であって、 前記回転角センサの前記被検出部は、前記センシング素
    子の回転に対して対向配置される円周上に設けられ、角
    度情報のコードパターンを有するコードホイールである
    ことを特徴とする回転角度検出装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項6記載の回転角度検出
    装置であって、 前記固定体は自動車のボディであり、前記回転体は自動
    車のステアリングであることを特徴とする回転角度検出
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010052512A (ja) * 2008-08-27 2010-03-11 Tokai Rika Co Ltd ウエビング巻取装置
CN114964750A (zh) * 2022-05-16 2022-08-30 中山市基信锁芯有限公司 一种能检测锁体锁舌状态的驱动装置的标定方法

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