JP2003194107A - ドラムブレーキ装置 - Google Patents

ドラムブレーキ装置

Info

Publication number
JP2003194107A
JP2003194107A JP2001391660A JP2001391660A JP2003194107A JP 2003194107 A JP2003194107 A JP 2003194107A JP 2001391660 A JP2001391660 A JP 2001391660A JP 2001391660 A JP2001391660 A JP 2001391660A JP 2003194107 A JP2003194107 A JP 2003194107A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shoe
cam
brake
parking
operating force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001391660A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshifumi Maehara
利史 前原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Akebono Brake Industry Co Ltd
Original Assignee
Akebono Brake Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Akebono Brake Industry Co Ltd filed Critical Akebono Brake Industry Co Ltd
Priority to JP2001391660A priority Critical patent/JP2003194107A/ja
Publication of JP2003194107A publication Critical patent/JP2003194107A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 制動力を安定化するシュー駆動機構の構成部
品点数を削減し、更に、パーキングブレーキ機構の組み
込みを容易にすると同時に、ブレーキシューの交換が容
易なドラムブレーキ装置を得る。 【解決手段】 シュー駆動カム7は、操作力発生手段6
の発生するシュー操作力を受ける入力受け部73aを備
えて回転し、一対のブレーキシュー3,4を拡開すると
共に、ブレーキシュー3,4からのブレーキ力の作用に
応じてシュー操作力の作用を減じる方向に回転して制動
力を安定化する。また、シュー駆動カム7は、パーキン
グレバー53からのシュー操作力を受けるパーキング用
入力受け部73bを備えて回転し、一対のブレーキシュ
ー3,4を拡開する。なお、パーキングレバー53は、
バッキングプレート9に回動可能に取り付けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブレーキシューの
ドラムへの押圧力をブレーキ力に応じて制御して、ブレ
ーキの高い効きと安定性を確保することができるドラム
ブレーキ装置に関するもので、詳しくは、一対のブレー
キシューを拡開する機構の構成部品点数を削減すると同
時に、パーキングブレーキ機構の組み込みやブレーキシ
ューの交換を容易にするための改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の走行を制動するために種々
の形式のドラムブレーキ装置が用いられているが、これ
らのドラムブレーキ装置は、略円筒状のドラムの内周面
に押圧されるブレーキシューの配置によって、リーディ
ングトレーリング式やツーリーディング式、若しくはデ
ュオサーボ式等に分類される。
【0003】デュオサーボ式のドラムブレーキ装置は、
一般に、円筒状のドラム内に、互いに対向して配置され
たプライマリ・シューとセカンダリ・シューの一対のブ
レーキシューを備える。プライマリ・シューは、ドラム
の前進回転方向入口側が入力部とされると共に、ドラム
の前進回転方向出口側は例えばアジャスタを介してセカ
ンダリ・シューの入口側に連結される。一方、セカンダ
リ・シューの出口側はバッキングプレート上に装備され
たアンカ部に当接させられ、プライマリ・シュー及びセ
カンダリ・シューに作用するブレーキ力(制動トルク)
をアンカ部で受け止めるようになっている。
【0004】これにより、プライマリ・シュー及びセカ
ンダリ・シューを拡開させてドラムの内周面に押し付け
ると、プライマリ・シューに作用するブレーキ力がセカ
ンダリ・シューの入口側に入力してセカンダリ・シュー
をドラム内周面に押し付けるように作用するため、プラ
イマリ・シューとセカンダリ・シューの双方に自己サー
ボ作用が働き、非常にゲインの高い制動力を得ることが
できる。
【0005】前述したデュオサーボ式ドラムブレーキ装
置は、リーディングトレーリング式やツーリーディング
式のドラムブレーキ装置と比較して、極めて高い制動力
を得ることができるばかりでなく、小型化し易く、かつ
パーキングブレーキの組み込みも容易である等の多くの
長所を有している。ところが、このようなデュオサーボ
式ドラムブレーキ装置は、ブレーキシューのライニング
の摩擦係数の変化に敏感であるため、制動力を安定させ
にくい傾向にあり、制動力を安定化させる工夫が要求さ
れている。
【0006】また、最近の車両用のブレーキ装置は、ア
ンチロックブレーキシステムを始めとするブレーキ機能
のインテリジェント化や、環境汚染の軽減等に適した電
気自動車(EV車)等への対応のため、ブレーキ装置の
電動化も重要課題とされている。
【0007】このような背景から、本願出願人は、一対
のブレーキシューを拡開するシュー駆動機構として、操
作力発生手段から伝達されるシュー操作力に応じてブレ
ーキシューを拡開してドラムに押圧する一方、制動時に
アンカ部に作用するブレーキ力がシュー操作力に対して
所定倍率に達するとシュー操作力の作用を減ずる方向の
制動制限力をシュー駆動機構に作用させるリンク機構
を、既に提案している。このリンク機構を使用すること
で、デュオサーボ式ドラムブレーキ装置における制動力
の安定化が図れ、更に、上記の操作力発生手段として、
従来の液圧式のホイールシリンダの代わりに、電動モー
タ等を利用した電動式の操作力発生手段を採用するだけ
で、ブレーキ装置の電動化も容易に実現することができ
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のデュ
オサーボ式ドラムブレーキ装置の場合、駐車時のパーキ
ングブレーキ機構は、一方のブレーキシューのウェブに
回動可能に支持したパーキングレバーと、このパーキン
グレバーの回動に従動して他方のブレーキシューをブレ
ーキシュー相互の離間距離が拡大する方向に押圧・変位
させるストラットとを備えた構成で、パーキングレバー
に連結されたパーキングケーブルを介して一対のブレー
キシューに制動に必要な拡開を生じさせるようになって
いる。
【0009】しかし、このような構成のパーキングブレ
ーキ機構では、ブレーキ機構の組み込みが、ブレーキシ
ューの組み付けを完了した後でなければできないため、
組み込み工程の順序に制限が生じて、組み込み作業性に
問題があった。また、ブレーキシュー上にパーキングレ
バーを組み付けるため、摩耗したブレーキシューの交換
時は、摩耗したブレーキシューの取り外しを行う前に、
一旦、パーキングレバーとパーキングケーブルとの連結
を解除するケーブル外し作業や、ブレーキシュー上から
パーキングレバーを外すレバー外し作業が必要で、更
に、新しいブレーキシューの組み付け後に、パーキング
レバーやパーキングケーブルを元の組み込み状態に戻さ
なければならず、これらのパーキングブレーキ機構の着
脱作業が不可欠となるために、ブレーキシューの交換が
容易でなかった。
【0010】また、制動時に一対のブレーキシューを拡
開するシュー駆動機構としての従来のリンク機構は、一
般に、構成部品点数が多く、バッキングプレートへの組
み付けが容易でないという問題もあった。
【0011】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、ブレーキの高い効きと安定性を確保することができ
るだけでなく、ブレーキシューを拡開する機構の構成部
品点数の削減により、バッキングプレートへの組み付け
を容易に完了させることができ、更には、パーキングブ
レーキ機構の組み込みが容易であると同時に、ブレーキ
シューの交換が容易なドラムブレーキ装置を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るドラムブレーキ装置は、請求項1に記載
のように、ドラム内に配置される一対のブレーキシュー
と、これら一対のブレーキシューの一方の対向端側にお
いてバッキングプレートに立設されたアンカピンと、制
動操作に応じたシュー操作力を発生する操作力発生手段
と、前記アンカピンに回転自在に嵌合するシュー駆動カ
ムとを備え、前記シュー駆動カムは、前記操作力発生手
段によるシュー操作力を受ける入力受け部と、前記一対
のブレーキシューに係合するシュー係合カム部とを備
え、前記シュー操作力の作用により前記アンカピン周り
に回転し、前記シュー係合カム部を介して前記ブレーキ
シューを拡開すると共に、前記ブレーキシューから前記
シュー係合カム部に作用するブレーキ力に応じて前記シ
ュー操作力の作用を減ずる方向に回転するように構成し
たことを特徴とする。
【0013】そして、上記構成によれば、前進制動時や
後進制動時には、操作力発生手段からシュー駆動カムの
入力受け部にシュー操作力が入力すると、シュー駆動カ
ムがアンカピン周りに回転し、その時に各ブレーキシュ
ーに係合しているシュー係合カム部の作用によって、一
対のブレーキシューが拡開されて、各ブレーキシューが
ドラムの内周面に押圧され、制動力が発生する。そし
て、制動力が発生している状態では、ブレーキシューか
らシュー係合カム部に作用するブレーキ力に応じてシュ
ー操作力の作用を減ずる方向の回転力が働くが、このシ
ュー係合カム部に作用するブレーキ力に応じて働く回転
力は、シュー操作力の作用を減ずる方向の制動制限力と
して作用してブレーキの効き制御機能を発揮し、それ以
上の制動力の増加を規制するため、ブレーキ装置の発生
する制動力を予め設定した所定倍率以下にコントロール
することができ、ブレーキの高い効きと安定性を確保す
ることができる。また、操作力発生手段として、従来の
液圧式のホイールシリンダの代わりに電動モータ等を利
用した電動式の操作力発生手段を採用するだけで、簡単
にブレーキ装置の電動化を実現できる。更に、シュー駆
動カムは、例えば、アンカピンに回転自在に嵌合する筒
部の外周に入力受け部やシュー係合カム部を一体装備す
ることで、単一の部品で提供することも可能で、一対の
ブレーキシューを拡開する機構の構成部品点数の削減に
より、バッキングプレートへの組み付けを容易に完了さ
せることができる。
【0014】また、上記目的を達成するための本発明に
係るドラムブレーキ装置は、請求項2に記載のように、
請求項1に記載のドラムブレーキ装置において、前記バ
ッキングプレートにパーキングブレーキ機構のパーキン
グレバーが回動可能に取り付けられると共に、前記シュ
ー駆動カムには、前記パーキングレバーの回動時に該パ
ーキングレバーからシュー操作力を受けてアンカピン周
りの回転を生じさせるパーキング用入力受け部を設けた
ことを特徴とする。
【0015】上記構成によれば、パーキングブレーキ機
構は、パーキングレバーをバッキングプレートに回動可
能に取り付けると同時に、パーキングレバーの回動をパ
ーキング用入力受け部を介してシュー駆動カムに伝達す
ることで、シュー駆動カムを回転させて一対のブレーキ
シューを拡開する構成で、ブレーキシューの組み付け工
程とは関係なく、組み込み作業を行うことができ、ブレ
ーキ装置の各部の組み込み工程順の自由度が向上するた
め、パーキングブレーキ機構の組み込みが容易になる。
【0016】更に、パーキングレバーがブレーキシュー
ではなくバッキングプレートに取り付けられる構成のた
め、ブレーキシューが摩耗した場合に、パーキングレバ
ーやパーキングケーブルなどのパーキングブレーキ機構
の構成部品は取り外さなくとも、ブレーキシューの交換
が可能になり、且つ、ブレーキシューの交換が容易にな
って、メンテナンス性が向上する。
【0017】また、上記目的を達成するための本発明に
係るドラムブレーキ装置は、請求項3に記載のように、
請求項1又は2に記載のドラムブレーキ装置において、
前記シュー駆動カムを、内周部が前記アンカピンに回転
自在に嵌合する柱状カムと、該柱状カムと一体回転可能
に前記柱状カムに嵌合結合されるカムプレートとから構
成し、前記柱状カムの外周部に前記一対のシュー係合カ
ム部を設けると共に、前記カムプレートに前記入力受け
部と前記パーキング用入力受け部とを設けたことを特徴
とする。
【0018】上記構成によれば、例えば、柱状カムは、
アンカピンに嵌合する内周部や外周部に設けられるシュ
ー係合カム部を異形押し出しによって形成することで、
高精度なものを安価に量産することができ、また、カム
プレートも金属板のプレス成形によって形成すること
で、高精度なものを安価に量産することができ、生産性
の向上及び製造コストの低減を図ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るドラムブレー
キ装置の好適な実施の形態を図面に基づいて詳細に説明
する。図1乃至図7は本発明の第1の実施の形態を示し
たもので、図1は本発明に係るドラムブレーキ装置の正
面図、図2は図1に示したドラムブレーキ装置における
シュー駆動カムと各ブレーキシューとの係合状態を示す
部分拡大図、図3は図2に示したシュー駆動カムの斜視
図、図4は図3に示したシュー駆動カムの正面図、図5
は図4のV矢視図、図6は図1に示したドラムブレーキ
装置におけるシュー駆動カムの前進制動時における動作
説明図、図7は図1に示したドラムブレーキ装置におけ
るシュー駆動カムの後進制動時における動作説明図であ
る。
【0020】この実施の形態のドラムブレーキ装置1
は、所謂、デュオサーボ式ドラムブレーキ装置で、略円
筒形の図示せぬドラム内の空間に対向配備されるプライ
マリ・シュー3とセカンダリ・シュー4との一対のブレ
ーキシュー3,4と、対向するこれら一対のブレーキシ
ュー3,4の一方の対向端側に配設されて各ブレーキシ
ュー3,4をドラムに押圧するためのシュー操作力を発
生する操作力発生手段6と、操作力発生手段6の発生す
る操作力を各ブレーキシュー3,4に伝達するシュー駆
動カム7と、各ブレーキシュー3,4の他方の対向端間
に配設されてプライマリ・シュー3の出力をセカンダリ
・シュー4に入力するリンク機能を兼ねたアジャスタユ
ニット8と、これらの構成部材を支持するバッキングプ
レート9と、バッキングプレート9上に立設された本ア
ンカピン10と、駐車時に作動させるパーキングブレー
キ機構51とを備えている。なお、図示せぬドラムは、
バッキングプレート9と同心で、車両の前進時には図1
の矢印R方向に回転する。
【0021】ブレーキシュー3,4は、ドラムの内周面
に向かって移動可能に、シューホールドダウン装置91
によりバッキングプレート9に取り付けられている。そ
して、各ブレーキシュー3,4の操作力発生手段6側の
端部は、シューリターンスプリング92,93を介し
て、本アンカピン10に連結され、それぞれのシューの
端部が互いに接近する方向(即ち、ドラムから離間する
方向)に付勢されている。また、各ブレーキシュー3,
4のアジャスタユニット8側の端部相互は、シュートゥ
シュースプリング95の付勢力によって、アジャスタユ
ニット8の端部に当接した状態が維持されるように付勢
されている。
【0022】本実施の形態の場合、操作力発生手段6
は、ブレーキ操作に応じて出力ロッド6aが矢印(イ)
方向に進出して、シュー操作力W(図6参照)となる押
圧力を出力するホイールシリンダである。
【0023】アジャスタユニット8は、本来は、各ブレ
ーキシュー3,4のライニングの摩耗の進行に応じて、
これらのブレーキシュー3,4の端部間の間隔を調整す
るもので、アジャスタスプリング81の付勢力によって
先端がアジャスタユニット8上の調整用歯車8aに当接
されたアジャスタレバー82の回動動作で、ブレーキシ
ュー3,4の端部間の間隔を自動調整するように構成さ
れている。
【0024】アジャスタレバー82には、アジャスタ駆
動機構84が連結されている。本実施の形態の場合、ア
ジャスタ駆動機構84は、セカンダリ・シュー4のウェ
ブに回転自在に支持された中継手段85と、一端が本ア
ンカピン10に連結されると共に他端が中継手段85に
連結された第1のアジャスタ駆動用リンク86と、一端
が中継手段85に連結されると共に他端がアジャスタス
プリング81を介してアジャスタレバー82に連結され
た第2のアジャスタ駆動用リンク87とを有した構成
で、制動時のセカンダリ・シュー4の移動量に応じてア
ジャスタレバー82に回動力を作用させて、アジャスタ
ユニット8の伸長をコントロールする。
【0025】本実施の形態のシュー駆動カム7は、図1
乃至図3に示すように、内周部が本アンカピン10に回
転自在に嵌合装着される柱状カム71と、この柱状カム
71と一体回転可能に柱状カム71の外周に嵌合結合さ
れるカムプレート73とから構成されている。そして、
柱状カム71は、外周部に、各ブレーキシュー3,4に
係合する一対のシュー係合カム部71a,71bを突設
した構成である。これらのシュー係合カム部71a,7
1bは、柱状カム71の本アンカピン10周りの回転時
に、一対のブレーキシュー3,4を拡開する一方で、ブ
レーキシューから作用するブレーキ力に応じて各ブレー
キシューの拡開を減ずる方向(即ち、後述するシュー操
作力の作用を減ずる方向)の回転を生じさせる。
【0026】柱状カム71は、本実施の形態の場合、異
形押し出しによって、本アンカピン10に嵌合する内周
部、及びシュー係合カム部71a,71bを形成したも
のである。
【0027】カムプレート73は、金属板のプレス成形
によって形成したもので、柱状カム71と一体回転可能
に柱状カム71の外周に嵌合結合される上下二枚のカム
板76,77に、操作力発生手段6の発生するシュー操
作力Wを受けて本アンカピン10周りの回転を生じさせ
る入力受け部73aと、パーキングブレーキ機構51の
パーキングレバー53の発生するシュー操作力を受けて
本アンカピン10周りの回転を生じさせるパーキング用
入力受け部73bとを設けてある。
【0028】カムプレート73の上下のカム板76,7
7は、ブレーキシュー3,4のウェブ3a,4aを挿通
する離間間隔を有して対向するように折り曲げられてい
て、カム板76,77間に挿入されたウェブ3a,4a
の端部が、図2に示すように、柱状カム71のシュー係
合カム部71a,71bに当接・係合される。
【0029】パーキングブレーキ機構51は、パーキン
グレバー53をピン54を介してバッキングプレート9
に回動可能に取り付けたもので、一端部53aがシュー
駆動カム7のパーキング用入力受け部73bに当接する
と共に、他端部がワイヤ等の適宜伝達手段を介してパー
キングブレーキ操作部に連結されていて、ピン54周り
に矢印(ロ)方向に回動操作されることで、パーキング
用入力受け部73bにシュー操作力W1 を作用させる。
【0030】図6に示すように、カムプレート73の入
力受け部73aと本アンカピン10との離間距離をL1
とし、操作力発生手段6の発生するシュー操作力をWと
すると、前進制動時には、シュー操作力Wの作用によっ
て、カムプレート73は、回転モーメントM1 =W×L
1 で、反時計方向に回転する。そして、このカムプレー
ト73と一体の柱状カム71の回転によって、柱状カム
71の各シュー係合カム部71a,71bに係合したブ
レーキシュー3,4が拡開してドラムに押圧され、制動
力を発生する。
【0031】また、図6に示すように、柱状カム71の
セカンダリ・シュー4に係合するシュー係合カム部71
bと本アンカピン10との離間距離をS1 とすると、前
進制動時には、セカンダリ・シュー4から作用するブレ
ーキ力Faによって、操作力発生手段6のシュー操作力
Wの作用を減ずる方向の回転モーメントM2 =Fa×S
1 が、柱状カム71を介してカムプレート73に作用す
る。そのため、シュー操作力Wに対してブレーキ力が所
定倍率に達すると、シュー操作力Wによってカムプレー
ト73に作用している回転モーメントM1 と、ブレーキ
力によってカムプレート73に作用している回転モーメ
ントM2 とが釣り合い状態になる。
【0032】そして、シュー操作力Wに対してブレーキ
力が所定倍率を越えると、ブレーキ力による回転モーメ
ントM2 がシュー操作力Wによってカムプレート73に
作用している回転モーメントM1 に打ち勝ち、その差分
の回転モーメントM3 が、本アンカピン10を回転中心
としてカムプレート73を回転モーメントM1 に抗する
方向に逆転させる。 但し、M3 =M2 −M1 である。
【0033】この回転モーメントM3 によるカムプレー
ト73の回動は、入力受け部73aをシュー操作力Wに
抗する方向に押し戻して、シュー操作力の作用を減ずる
制動制限力となり、プライマリ・シュー3のドラムへの
押圧力が一定範囲に制限される。
【0034】一方、後進制動時には、図7に示すよう
に、操作力発生手段6からシュー駆動カム7の入力受け
部73aにシュー操作力Wが入力すると、前進制動時と
同様に、回転モーメントM1 =W×L1 がカムプレート
73に作用し、この回転モーメントM1 による柱状カム
71の回動によって、一対のブレーキシュー3,4が拡
開されてドラムに押圧され、制動力が発生する。そし
て、後進制動時において、プライマリ・シュー3が当接
しているシュー係合カム部71aと本アンカピン10と
の間の離間距離をS2 ,プライマリ・シュー3からシュ
ー係合カム部71aに作用するブレーキ力をFbとする
と、前進制動時と同様に、制動制限力としても回転モー
メントM4 =Fb×S2 が働き、この回転モーメントM
4 によって、セカンダリ・シュー4のドラムへの押圧力
が一定範囲に制限される。
【0035】パーキングブレーキ機構51は、パーキン
グレバー53の回転操作によって、図4に示すように、
シュー操作力W1 をカムプレート73のパーキング用入
力受け部73bに入力し、このシュー操作力W1 による
シュー駆動カム7の回転動作によって、ブレーキシュー
3,4をドラムに押圧して、制動力を発生させる。即
ち、本実施の形態のパーキングブレーキ機構51は、シ
ュー駆動カム7を介してブレーキシュー3,4を拡開す
る構成で、制動時には、操作力発生手段6によってシュ
ー駆動カム7を回動させた場合と同様に、ブレーキ力に
応じた制動制限力がシュー駆動カム7を介してパーキン
グレバー53に作用することになり、パーキングブレー
キ時にも、安定した制動性能を得ることができる。
【0036】以上のように、上記の構成であれば、前進
制動時や後進制動時の何れにおいても、操作力発生手段
6からシュー駆動カム7の入力受け部73aにシュー操
作力が入力すると、シュー駆動カム7が本アンカピン1
0周りに回転し、その時に各ブレーキシュー3,4に係
合している一対のシュー係合カム部71a,71bの作
用によって、一対のブレーキシュー3,4が拡開され
て、各ブレーキシュー3,4がドラムの内周面に押圧さ
れて、制動力が発生する。そして、制動力が発生してい
る状態では、何れかのブレーキシューからシュー係合カ
ム部71a,71bに作用するブレーキ力に応じてシュ
ー操作力の作用を減ずる方向の回転力M2 ,M4 が働く
が、このブレーキ力に応じた回転力M2 ,M4 は、シュ
ー操作力の作用を減ずる方向の制動制限力として作用し
てブレーキの効き制御機能を発揮し、それ以上の制動力
の増加を規制するため、ブレーキ装置の発生する制動力
を予め設定した所定倍率以下にコントロールすることが
できて、ブレーキの高い効きと安定性との双方を確保す
ることができる。
【0037】しかも、シュー駆動カム7は、操作力発生
手段6と各ブレーキシュー3,4との間に配置されて制
動力の制御をメカ的に行うため、操作力発生手段6とし
ては、従来の油圧式ホイールシリンダ等の液圧式のアク
チュエータだけでなく、電動モータ等の電動式のアクチ
ュエータや、駐車ブレーキ等に利用される手動式の操作
力発生手段にも適合するため汎用性が高く、ブレーキ機
能のインテリジェント化や車両のハイブリッド化等のた
めの電動化にも好適である。
【0038】また、本実施の形態のドラムブレーキ装置
1は、パーキングレバー53をバッキングプレート9に
回動可能に取り付けると同時に、パーキングレバー53
の回動をパーキング用入力受け部73bを介してシュー
駆動カム7に伝達して一対のブレーキシュー3,4を拡
開する構成で、ブレーキシュー3,4の組み付け工程と
は関係なく、組み込み作業を行うことができ、ブレーキ
装置の各部の組み込み工程順の自由度が向上するため、
パーキングブレーキ機構51の組み込みが容易になる。
【0039】更に、パーキングレバー53がブレーキシ
ューではなくバッキングプレート9に取り付けられる構
成のため、ブレーキシュー3,4が摩耗した場合に、パ
ーキングレバー53やパーキングケーブルなどのパーキ
ングブレーキ機構51の構成部品は取り外さなくとも、
ブレーキシュー3,4の交換が可能になり、且つ、ブレ
ーキシューの交換が容易となって、メンテナンス性が向
上する。
【0040】また、本実施の形態のドラムブレーキ装置
1は、柱状カム71は異形押し出しによって形成するこ
とで、高精度なものを安価に量産することができ、カム
プレート73も金属板のプレス成形によって形成するこ
とで、高精度なものを安価に量産することができ、生産
性の向上及び製造コストの低減を図ることができる。
【0041】図8及び図9は、本発明に係るドラムブレ
ーキ装置の第2の実施の形態を示したものである。この
第2の実施の形態のドラムブレーキ装置2は、第1の実
施の形態のシュー駆動カム7を、シュー駆動カム70に
交換したもので、それ以外の構成は第1の実施の形態と
共通である。第1の実施の形態と共通の構成部品につい
ては、同番号を付して、説明を省略する。
【0042】この第2の実施の形態のシュー駆動カム7
0は、本アンカピン10に嵌合する上下一対の同一形状
のカム板76,77相互を、プライマリ・シュー3に当
接するシュー係合カム部としてのプライマリアンカピン
21と、セカンダリ・シュー4に当接するシュー係合カ
ム部としてのセカンダリアンカピン23と、操作力発生
手段6からシュー操作力Wを受ける入力受け部としての
入力ピン25とで結合し、更に、一対のカム板76,7
7の端部に、バッキングプレート9に回転可能にピン結
合されたパーキングレバー53からシュー操作力W1
受けるパーキング用入力受け部としてのレバー係合部7
8を装備した構成である。また、非制動時におけるカム
板76,77は、以上の各ピンの端部に巻き掛けたスプ
リング27によって、入力ピン25が操作力発生手段6
の出力ロッド6aに当接した中立位置に弾性支持されて
いる。
【0043】以上のシュー駆動カム70において、操作
力発生手段6又はパーキングレバー53から入力するシ
ュー操作力によって本アンカピン10周りに回動して、
ブレーキシュー3,4をドラムに押圧させる点、及び、
制動時にはブレーキシューからブレーキ力を受けて、シ
ュー操作力の作用を減ずる制動制限力で、制動力を安定
させる点は、第1実施の形態の場合と共通である。
【0044】以上の第2の実施の形態のようにシュー駆
動カムの構成を変更しても、機能的には、第1の実施の
形態と同様であるので、第1の実施の形態と同様の作用
効果を奏することができる。
【0045】なお、本発明のドラムブレーキ装置1,2
において、操作力発生手段6やシュー駆動カム7,70
やアジャスタ駆動機構84の具体的な構成は、上記の実
施の形態のものに限るものではなく、本発明の趣旨を逸
脱しない範囲で、適宜に設計変更可能である。例えば、
シュー駆動カムは、柱状カムとカムプレートとを必ずし
も別体に形成する必要はない。即ち、シュー駆動カム
は、アンカピンに回転自在に嵌合する筒部の外周に、入
力受け部や一対のシュー係合カム部を一体形成した単一
の部品として、適宜機械加工法によって形成することも
可能で、シュー駆動カムを一体品として形成すること
で、一対のブレーキシュー3,4を拡開する機構の構成
部品点数の削減を更に徹底することができる。
【0046】
【発明の効果】請求項1に記載した本発明のドラムブレ
ーキ装置によれば、前進制動時や後進制動時には、操作
力発生手段からシュー駆動カムの入力受け部にシュー操
作力が入力すると、シュー駆動カムがアンカピン周りに
回転し、その時に各ブレーキシューに係合している一対
のシュー係合カム部の作用によって、一対のブレーキシ
ューが拡開されて、各ブレーキシューがドラムの内周面
に押圧され、制動力が発生する。そして、制動力が発生
している状態では、ブレーキシューからシュー係合カム
部に作用するブレーキ力に応じてシュー操作力の作用を
減ずる方向の回転力が働くが、このシュー係合カム部に
作用するブレーキ力に応じて働く回転力は、シュー操作
力の作用を減ずる方向の制動制限力として作用してブレ
ーキの効き制御機能を発揮し、それ以上の制動力の増加
を規制するため、ブレーキ装置の発生する制動力を予め
設定した所定倍率以下にコントロールすることができ、
ブレーキの高い効きと安定性を確保することができる。
また、操作力発生手段として、従来の液圧式のホイール
シリンダの代わりに電動モータ等を利用した電動式の操
作力発生手段を採用するだけで、簡単にブレーキ装置の
電動化を実現できる。更に、シュー駆動カムは、アンカ
ピンに回転自在に嵌合する筒部に入力受け部や一対のシ
ュー係合カム部を一体装備することで、単一の部品で提
供することも可能で、一対のブレーキシューを拡開する
機構の構成部品点数の削減により、バッキングプレート
への組み付けを容易に完了させることができる。
【0047】また、請求項2に記載した本発明のドラム
ブレーキ装置では、パーキングブレーキ機構は、パーキ
ングレバーをバッキングプレートに回動可能に取り付け
ると同時に、パーキングレバーの回動をパーキング用入
力受け部を介してシュー駆動カムに伝達して一対のブレ
ーキシューを拡開する構成で、ブレーキシューの組み付
け工程とは関係なく組み込み作業を行うことができて、
ブレーキ装置の各部の組み込み工程順の自由度が向上す
るため、パーキングブレーキ機構の組み込みが容易にな
る。
【0048】更に、パーキングレバーがブレーキシュー
ではなくバッキングプレートに取り付けられる構成のた
め、ブレーキシューが摩耗した場合に、パーキングレバ
ーやパーキングケーブルなどのパーキングブレーキ機構
の構成部品は取り外さなくても、ブレーキシューの交換
が可能になり、且つ、ブレーキシューの交換が容易とな
り、メンテナンス性が向上する。
【0049】また、請求項3に記載した本発明のドラム
ブレーキ装置では、例えば、柱状カムは、アンカピンに
嵌合する内周部や外周部に設けられる一対のシュー係合
カム部を異形押し出しによって形成することで、高精度
なものを安価に量産することができる。また、カムプレ
ートも金属板のプレス成形によって形成することで、高
精度なものを安価に量産することができ、生産性の向上
及び製造コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドラムブレーキ装置の第1の実施
の形態の正面図である。
【図2】図1のドラムブレーキ装置のシュー駆動カムと
各ブレーキシューとの係合状態を示す部分拡大図であ
る。
【図3】図2に示したシュー駆動カムの斜視図である。
【図4】図3に示したシュー駆動カムの正面図である。
【図5】図4のV矢視図である。
【図6】図1に示したドラムブレーキ装置の前進制動時
における動作説明図である。
【図7】図1に示したドラムブレーキ装置の後進制動時
における動作説明図である。
【図8】本発明に係るドラムブレーキ装置の第2の実施
の形態の正面図である。
【図9】図8に示したドラムブレーキ装置のシュー駆動
カムとパーキングレバーとの係合状態を示す拡大図であ
る。
【符号の説明】
1 ドラムブレーキ装置 3 プライマリ・シュー(ブレーキシュー) 4 セカンダリ・シュー(ブレーキシュー) 6 操作力発生手段 7 シュー駆動カム 8 アジャスタユニット 9 バッキングプレート 10 本アンカピン 21 プライマリアンカピン(シュー係合カム部) 22 入力ピン(入力受け部) 23 セカンダリアンカピン(シュー係合カム部) 51 パーキングブレーキ機構 53 パーキングレバー 53a 一端部 54 ピン 71 柱状カム 71a,71b シュー係合カム部 73 カムプレート 73a 入力受け部 73b パーキング用入力受け部 76,77 カム板 78 レバー係合部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドラム内に配置される一対のブレーキシ
    ューと、これら一対のブレーキシューの一方の対向端側
    においてバッキングプレートに立設されたアンカピン
    と、制動操作に応じたシュー操作力を発生する操作力発
    生手段と、前記アンカピンに回転自在に嵌合するシュー
    駆動カムとを備え、 前記シュー駆動カムは、前記操作力発生手段によるシュ
    ー操作力を受ける入力受け部と、前記一対のブレーキシ
    ューに係合するシュー係合カム部とを備え、前記シュー
    操作力の作用により前記アンカピン周りに回転し、前記
    シュー係合カム部を介して前記ブレーキシューを拡開す
    ると共に、前記ブレーキシューから前記シュー係合カム
    部に作用するブレーキ力に応じて前記シュー操作力の作
    用を減ずる方向に回転するように構成したことを特徴と
    するドラムブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 前記バッキングプレートにパーキングブ
    レーキ機構のパーキングレバーが回動可能に取り付けら
    れると共に、前記シュー駆動カムには、前記パーキング
    レバーの回動時に該パーキングレバーからシュー操作力
    を受けてアンカピン周りの回転を生じさせるパーキング
    用入力受け部を設けたことを特徴とする請求項1に記載
    のドラムブレーキ装置。
  3. 【請求項3】 前記シュー駆動カムを、内周部が前記ア
    ンカピンに回転自在に嵌合する柱状カムと、該柱状カム
    と一体回転可能に前記柱状カムに嵌合結合されるカムプ
    レートとから構成し、 前記柱状カムの外周部に前記一対のシュー係合カム部を
    設けると共に、前記カムプレートに前記入力受け部と前
    記パーキング用入力受け部とを設けたことを特徴とする
    請求項1又は2に記載のドラムブレーキ装置。
JP2001391660A 2001-12-25 2001-12-25 ドラムブレーキ装置 Pending JP2003194107A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001391660A JP2003194107A (ja) 2001-12-25 2001-12-25 ドラムブレーキ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001391660A JP2003194107A (ja) 2001-12-25 2001-12-25 ドラムブレーキ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003194107A true JP2003194107A (ja) 2003-07-09

Family

ID=27599181

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001391660A Pending JP2003194107A (ja) 2001-12-25 2001-12-25 ドラムブレーキ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003194107A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009019668A (ja) * 2007-07-11 2009-01-29 Akebono Brake Ind Co Ltd サーボディスクブレーキ装置
KR101427078B1 (ko) 2013-10-21 2014-08-08 상신브레이크주식회사 자동차용 기계식 드럼브레이크

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009019668A (ja) * 2007-07-11 2009-01-29 Akebono Brake Ind Co Ltd サーボディスクブレーキ装置
KR101427078B1 (ko) 2013-10-21 2014-08-08 상신브레이크주식회사 자동차용 기계식 드럼브레이크

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2878850B1 (en) Drum brake device
JP4146288B2 (ja) ドラムブレーキ装置
US7044275B2 (en) Drum brake device
JPH11117965A (ja) ドラムブレーキ装置
JP2003194107A (ja) ドラムブレーキ装置
JP3336218B2 (ja) デュオサーボ型ドラムブレーキ装置
JP3936731B2 (ja) 電動式ドラムブレーキ
JP2001343037A (ja) デュアルモードドラムブレーキ装置
EP0889256B1 (en) Drum Brake
US6321889B1 (en) Shoe driving mechanism for drum brake
US6119833A (en) Drum brake device having leading/trailing mode and duo servo mode
JP3977074B2 (ja) ドラムブレーキ装置
JP3860048B2 (ja) ドラムブレーキ装置
JP3936690B2 (ja) ドラムブレーキ装置
JP2002147506A (ja) シュー間隙自動調節機構付きドラムブレーキ
JP3909254B2 (ja) ドラムブレーキ装置
JP3871564B2 (ja) ドラムブレーキ装置
JP2002181087A (ja) ドラムブレーキ装置のシュー駆動機構
JP2002054665A (ja) ドラムブレーキ装置
JP2002106612A (ja) ドラムブレーキ装置
JP2001254766A (ja) ドラムブレーキ装置のシュー駆動機構
JP2003184916A (ja) デュオサーボ型ドラムブレーキ装置
JP2003139168A (ja) ドラムブレーキ装置
JP2000097268A (ja) ドラムブレーキ装置
JP3914911B2 (ja) ドラムブレーキ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040909

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060324

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060728

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20060823

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20061013

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070613

A521 Written amendment

Effective date: 20070803

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071127

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080312