JP2003193728A - ラック - Google Patents

ラック

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JP2003193728A
JP2003193728A JP2001394846A JP2001394846A JP2003193728A JP 2003193728 A JP2003193728 A JP 2003193728A JP 2001394846 A JP2001394846 A JP 2001394846A JP 2001394846 A JP2001394846 A JP 2001394846A JP 2003193728 A JP2003193728 A JP 2003193728A
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JP
Japan
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rack
locking
door
rod body
side plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001394846A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Yoshikawa
和良 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawamura Electric Inc
Original Assignee
Kawamura Electric Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawamura Electric Inc filed Critical Kawamura Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 3点止めの係止構造を有しても扉背部の機
器収納空間に突出部位が無く、また丸鋼を使用する必要
のないラックを提供する。 【解決手段】 ラック本体2縁部に対面する扉1の背部
に竿体8を配置し、竿体8の上端下端に係止爪を設け、
対向するラック本体2の縁部前面にその係止爪を挿入係
止する係止孔15を設けた。竿体8は、扉1背面に平行
な前方板と扉内側面1aに面する側方板とを有する断面
L字状に形成され、側方板の適宜部位に一直線状に配置
した長孔9を設けて上下方向に摺動移動可能に側方板1
aにネジ止めした。また、側方板の略中央にはハンドル
背部に有する止め金具6の係合溝14を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば通信機器を
収納するキャビネットやボックス等のラックに関し、特
にラックの前面に設ける扉の係止機構の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のラックのうち、ハンドル背部以外
に扉の上部,下部の計3箇所で扉をラック本体に係止し
て固定する形態のものは図5に示す構造のものが知られ
ている。図5の扉20は、前面にハンドルを有するハン
ドル機構部21の背部に上方及び下方に伸びた竿22
a,22bが連結され、ハンドルの回転係止操作に合わ
せて竿22a,22bが背反動作して扉の上方及び下方
に突出動作し、双方の先端がラック本体の開口枠(図示
せず)の裏面に入り込み、ハンドルに連結されている止
め金具23と共にラック本体に係止して3箇所で扉を閉
塞固定するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のラ
ック扉20の場合、竿22a,22bはハンドル機構部
21に設けられたラック本体に係止させる止め金具23
に連結され、途中扉20の背部に設けた保持部材24に
保持されながら上下に伸びているため、扉裏面から後方
へ突出した部位が上下に渡り存在している。そのため、
扉背部のラック有効スペースが減少してしまい、ラック
の間口付近の機器突出部の邪魔になる場合があったし、
ラック内前面付近にケーブル結線がある場合、竿22
a,22bにケーブルが巻き付いたりすることがあっ
た。また、竿22a,22bには丸鋼が使用されるた
め、加工に別途専用の設備が必要であった。そこで、本
発明は上記問題点に鑑み、3点止めの係止構造を有して
も扉背部の機器収納空間に突出部位が無く、また丸鋼を
使用する必要のないラックを提供することを課題とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、扉前面に設けたハンドルの操作
によりラック本体に係止動作するハンドル機構部と、前
記ハンドル操作に連動して扉上部及び下部に設けた2つ
の係止手段がラック本体に係止動作して、全3箇所で扉
がラック本体に係止するラックであって、前記係止手段
をラック本体の縁部に対面する扉背部に設け、対応する
縁部前面には前記係止手段を係止する係止受け部を備え
たことを特徴とする。
【0005】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、双方の係止手段は、直線状に形成した1本の竿体で
連結され、該竿体はハンドル機構部のラック本体に係止
動作する止め金具との係合部を有し、止め金具の係止動
作に連動して竿体が移動し、前記係止手段を係止受け部
に係止動作させることを特徴とする。
【0006】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、竿体は、扉の内側面に沿って配置した側方板
を有し、該側方板に止め金具との係合部を設け、適宜箇
所を内側面に摺動移動可能に連結して竿体を扉に装着し
て成ることを特徴とする。
【0007】請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れ
かの発明において、係止手段が鈎状の係止爪であり、係
止受け部が前記突起体を挿入係止する係止孔から成るこ
とを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の
形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1,図2は
本発明に係るラックの一例を示し、図1は発明の要部で
ある扉を後方から見た斜視図、図2は扉を外した状態の
ラック斜視図を示している。図において、1は扉、2は
ラック本体であり、扉1は前面左側の略中央にハンドル
4を有し、ハンドル4の背部には、ハンドル操作により
ハンドル背部に設けた止め金具6をラック本体2に係止
させるハンドル機構部5が設けられている。
【0009】扉1背部のハンドル側端部には内側面1a
に沿って上下動可能な竿体8が配置されている。竿体8
は、帯状の平鋼をL字状に折曲げて略直交する2辺から
成り、一方の面(前方板)8aを前面に平行に配置し
て、他方の面(側方板)8bを前方板8aから後方に向
けて扉内側面に接するよう配置している。側方板8bの
適宜部位(例えば4箇所)に縦方向の長孔9が一直線状
に形成され、その長孔9を介して内側面1aにネジ10
により連結され上下方向に摺動移動可能に保持されてい
る。
【0010】また、前方板8aを介して側方板8bと対
峙する位置の竿体8上下端部には、図3(a)のA部拡
大図及び図3(b)のB部拡大図に示すように係止手段
である係止爪11,11が形成されている。係止爪11
は後方に突出するように形成され、上部からスリット状
の係止凹部12が形成され、竿体3が上方に移動した際
に係止動作するよう形成されている。
【0011】竿体8は側方板8bの略中央に、止め金具
6を挿入して係合動作する係合部である係合溝14が形
成されている。この係合溝14は、下方から止め金具6
が図1の矢印Cに示すように回転挿入され、挿入途中で
係合溝14の上端に係止して止め金具6の回転動作に従
って竿体8が上方に摺動移動するように形成されてい
る。そして、ラック本体2の開口縁部の前面対応位置に
は、図2に示すように扉1に設けた係止爪11を挿入す
る係止孔15が上下2箇所に形成され、上部及び下部で
扉1はラック本体2に係止し固定されるよう形成されて
いる。
【0012】図4は扉1を閉じてハンドル4を係止操作
した状態のハンドル付近のラック平面説明図を示してい
る。図において、16は止め金具6を挿入係止する係止
金具であり、ラック本体2の開口縁部前面の閉塞した扉
1の側面板8bに隣接する位置に設けられ、止め金具6
が竿体8に係合すると同時に係止金具16に挿入して係
止し、扉1の略中央部がラック本体2に固定されるよう
になっている。
【0013】次に、上記構成のラックの扉閉操作及び開
操作を説明する。閉操作は上述するように、扉1前面に
設けられたハンドル4を回転操作して閉操作することで
止め金具6が係止金具16に係止して扉1中央部がラッ
ク本体2に係止固定される。同時に、止め金具6の回動
により竿体8が上方に摺動移動して、扉1を閉じた際に
係止孔15に挿入されている2つの係止爪11の係止凹
部12がラック本体2の縁部に形成された係止孔15の
上端を挟持して係止する。こうして、3箇で扉はラック
本体に係止固定される。開操作は、ハンドル4を逆方向
に回転操作すれば良く、止め金具6と竿体8との連結は
解かれて竿体8は重力及び係合溝14の下側を押し下げ
て摺動移動し、係止爪11による係止は解除されると共
に止め金具6の係止も解除され、ハンドル4を前方手前
に引けば扉1は開放される。
【0014】このように、係止手段である係止爪はラッ
ク本体縁部前面に係止するので、竿体等の係止手段形成
部材をラック本体縁部前面に配置することができ、そう
することでラック内収納空間に突出する部材を無くすこ
とができる。そのため、3箇所で係止する構造であって
もラック内収納空間が狭くなるようなことがない。ま
た、竿体等が扉背部に露出しないことで、接続ケーブル
等が巻き付いたりすることもない。また、ハンドル機構
部の止め金具により直接竿体を操作するので竿体をハン
ドル操作に連動させるのに別途部材が必要なく、簡易な
構成とすることができる。更に、竿体は扉内側面に沿っ
て配置されるし、適宜箇所が扉内側面に連結されるの
で、板状部材により形成するのが都合良く、そうするこ
とで丸鋼等を使用する必要が無くなり汎用設備での作成
が可能となるし、ラック作成の際の端材を利用でき、安
価に作成することが可能となる。また、係止手段及び係
止受け部は係止爪と係止孔であり、簡易に作成できる。
【0015】尚、上記実施の形態では、側方板と前方板
を設けて竿体を断面L字状に形成しているが、側方板に
強度を持たせれば前方板はなくても良く、その場合係止
爪は側方板から延設形成すれば良い。
【0016】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、係止手段はラック本体縁部前面に係止するの
で、竿体等の係止手段形成部材をラック本体縁部前面に
配置することができ、そうすることでラック内収納空間
に突出する部材を無くすことができ、3箇所で係止する
構造であってもラック内収納空間が狭くなるようなこと
がない。また、竿体等が扉背部に露出させないことで、
接続ケーブル等が巻き付いたりすることもない。
【0017】請求項2の発明のよれば、請求項1の効果
に加えて、ハンドル機構部の止め金具により直接竿体を
操作するので竿体をハンドル操作に連動させるのに別途
部材が必要なく、簡易な構成とすることができる。
【0018】請求項3の発明によれば、請求項1又は2
の効果に加えて、竿体は扉内側面に沿って配置される
し、適宜箇所が扉内側面に連結されるので、板状部材に
より形成するのが都合良く、そうすることで丸鋼等を使
用する必要が無くなり汎用設備での作成が可能となる
し、ラック作成の際の端材を利用でき、安価に作成する
ことが可能となる。また、請求項4の発明によれば、請
求項1乃至3の何れかの効果に加えて、係止手段及び係
止受け部を簡易に作成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るラックの実施形態の一例を示し、
ラック扉を後方から見た斜視図である。
【図2】図1のラック扉とラック本体の関係を示す斜視
図である。
【図3】(a)は図1のA部拡大図である。(b)は図
1のB部拡大図である
【図4】竿体の動作を説明するためのラックの部分平面
図である。
【図5】従来のラックの扉を後方から見た分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
1・・扉、2・・ラック本体、4・・ハンドル、5・・
ハンドル機構部、6・・止め金具、8・・竿体、8b・
・側方板、11・・係止手段としての係止爪、14・・
係合溝、15・・係止受け部としての係止孔、16・・
係止金具。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉前面に設けたハンドルの操作によりラ
    ック本体に係止動作するハンドル機構部と、前記ハンド
    ル操作に連動して扉上部及び下部に設けた2つの係止手
    段がラック本体に係止動作して、全3箇所で扉がラック
    本体に係止するラックであって、前記係止手段をラック
    本体の縁部に対面する扉背部に設け、対応する縁部前面
    には前記係止手段を係止する係止受け部を備えたことを
    特徴とするラック。
  2. 【請求項2】 双方の係止手段は、直線状に形成した1
    本の竿体で連結され、該竿体はハンドル機構部のラック
    本体に係止動作する止め金具との係合部を有し、止め金
    具の係止動作に連動して竿体が移動し、前記係止手段を
    係止受け部に係止動作させる請求項1記載のラック。
  3. 【請求項3】 竿体は、扉の内側面に沿って配置した側
    方板を有し、該側方板に止め金具との係合部を設け、適
    宜箇所を内側面に摺動移動可能に連結して竿体を扉に装
    着して成る請求項1又は2記載のラック。
  4. 【請求項4】 係止手段が鈎状の係止爪であり、係止受
    け部が前記係止爪を挿入係止する係止孔から成る請求項
    1乃至3の何れかに記載のラック。
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