JP2003193638A - 採光窓の調光ユニットの取り付け構造 - Google Patents

採光窓の調光ユニットの取り付け構造

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JP2003193638A JP2001392233A JP2001392233A JP2003193638A JP 2003193638 A JP2003193638 A JP 2003193638A JP 2001392233 A JP2001392233 A JP 2001392233A JP 2001392233 A JP2001392233 A JP 2001392233A JP 2003193638 A JP2003193638 A JP 2003193638A
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良泰 伊藤
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真治 足立
Toshihiro Tanaka
敏裕 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 調光ユニットの取り付けや取り外しが容易に
できてメンテナンス性を向上できるようにする。 【解決手段】 建物の屋根面に設けた採光用開口部の周
縁に立ち上がり枠1を立設し、立ち上がり枠1の上にガ
ラス窓2を装着した採光窓である。これにおいて、立ち
上がり枠1の一端から取り付け金具11を垂下してこの
取り付け金具11に係止溝12を形成する。調光ユニッ
ト5の一端に設けた係止ピン13を係止溝12に回転自
在になるように引っ掛け係止する。調光ユニット5の他
端に先端が出入り自在な可動ピン14を摺動自在に装着
すると共に可動ピン14の先端の嵌合部15が突出する
ように付勢するばね16を可動ピン14に設ける。係止
ピン13と係止溝12が係止した部分を中心に調光ユニ
ット5を回動してガラス窓2と調光ユニット5を略平行
にした状態で可動ピン14の嵌合部15を立ち上がり枠
1の他端側の被嵌合部17に嵌合して固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋根に設ける採光
窓において、遮光したり、減光したり、遮熱したりする
ための調光ユニットを取り付ける構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】採光窓は、建物の屋根面に設けた採光用
開口部の周縁に立ち上がり枠1を図13に示すように立
設し、複層ガラスを主体とするガラス窓2を立ち上がり
枠1の上面開口を閉塞するように装着してある。図13
の例ではガラス窓2を上下に回動して開閉できるように
してある。立ち上がり枠1の内面側にはガラス窓2の開
閉駆動する駆動ユニット3や駆動の制御を行う制御ユニ
ット4を装着してある。遮光や遮熱を行う調光ユニット
5は外枠6内にブラインド等の調光ユニット本体7を組
み込んで形成されている。かかる従来例では外枠6内に
網戸8も組み込んである。この調光ユニット5は立ち上
がり枠1の下方に配置され、外枠6の上端が立ち上がり
枠1の下面に当接され、外枠6から立ち上がり枠1に固
定ビス9が打入されて取り付けられている。調光ユニッ
ト5を取り付けた後、内装材からなる化粧枠10が調光
ユニット5の回りを囲むうように取り付けられる。な
お、図13でA側が水上側で、B側は水下側である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来例に
あっては、調光ユニット5の外枠6を上記のように固定
ビス9にて立ち上がり枠1に取り付けてあるため、化粧
枠10との納まり上、調光ユニット5の外枠6を取り外
すことができなく、調光ユニット5の部品の交換等のメ
ンテナンスを行うときメンテナンスが非常に困難且つ面
倒であった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、調光ユニットの取り付けや取り外しが容易にでき
てメンテナンス性を向上できる採光窓の調光ユニット取
り付け構造を提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の採光窓の調光ユニットの取り付け構造は、建
物の屋根面に設けた採光用開口部の周縁に立ち上がり枠
1を立設し、立ち上がり枠1の上にガラス窓2を装着し
た採光窓において、立ち上がり枠1の一端から取り付け
金具11を垂下してこの取り付け金具11に上方を開口
せる係止溝12を形成し、遮光や遮熱等をする調光ユニ
ット5の一端に設けた係止ピン13を上記係止溝12に
回転自在になるように引っ掛け係止し、調光ユニット5
の他端に先端が出入り自在な可動ピン14を摺動自在に
装着すると共に可動ピン14の先端の嵌合部15が突出
するように付勢するばね16を可動ピン14に設け、係
止ピン13と係止溝12が係止した部分を中心に調光ユ
ニット5を回動してガラス窓2と調光ユニット5を略平
行にした状態で可動ピン14の嵌合部15を立ち上がり
枠1の他端側の被嵌合部17に嵌合して固定したことを
特徴とする。調光ユニット5を取り付けるときは係止ピ
ン13を係止溝12に引っ掛け係止し、係止ピン13を
係止した部分を中心に回動して可動ピン14側を持ち上
げ、可動ピン14の嵌合部15を被嵌合部17に嵌合す
ることで取り付けることができる。逆に調光ユニット5
を取り外す場合は、可動ピン14の嵌合部15と被嵌合
部17との嵌合を外し、係止ピン13を中心に回転して
可動ピン14側を降ろし、係止溝12から係止ピン13
を抜き取って調光ユニット5を取り外す。このように調
光ユニット5を取り付けたり取り外したりできるために
調光ユニット5の周囲を囲む化粧枠10を立ち上がり枠
1に取り付けたままでも調光ユニット5の取り付け取り
外しが容易にできて調光ユニット5のメンテナンスが容
易にできる。
【0006】また調光ユニット5の外周の外枠6の一端
側の枠材6aをアルミニウムの押し出し成形品にて形成
すると共にこの枠材6aの下端に長手方向に亙る筒部1
8を形成し、この筒部18に係止ピン13を圧入して固
定し、室内の下から見たときに枠材6aに打入したビス
19の頭部が見えないように隠す機能を上記筒部18に
持たせたことを特徴とすることも好ましい。枠材6aに
設けた筒部18に係止ピン13を圧入するだけで係止ピ
ン13を取り付けることができて係止ピン13の取り付
けが容易にできる。この係止ピン13を取り付けるため
の筒部18を利用してビス19の頭部を隠して外観良く
できる。
【0007】また係止ピン13を係止溝12に引っ掛け
るときは係止ピン13を挿入できるが、係止ピン13を
係止溝12に挿入して引っ掛けた状態では係止ピン13
の抜け止めをする回転式のストッパー20を取り付け金
具11に装着したことを特徴とすることも好ましい。係
止ピン13を係止溝12に係止したとき、ストッパー2
0にて係止ピン13の抜け止めができ、不用意な外力で
係止ピン13と係止溝12の係止が外れて調光ユニット
5が落下したりする危険性がなくなる。
【0008】また取り付け金具11とストッパー20を
かしめで連結してストッパー20を回転自在に装着し、
ストッパー20のかしめ部に凸形状部21を設けて凸形
状部21が取り付け金具11に接触するようにしたこと
を特徴とすることも好ましい。ストットパー20をかし
めにて回転自在に取り付けてもストッパー20が円滑に
回転するように取り付けることができる。
【0009】また調光ユニット5の外枠6に可動ピン1
4を摺動自在に装着し、可動ピン14の摺動の操作部2
2を外枠6に設けた長孔23から下に突出させ、長孔2
3を覆って光漏れを防止する光漏れ防止板24を外枠6
に摺動自在に装着して成ることを特徴とすることも好ま
しい。操作部22を長孔23に挿通した部分から光漏れ
するのを簡単に防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1でA側は屋根の水上側であ
り、B側が水下側である。屋根面に採光用開口部を形成
してあり、この採光用開口部の周囲には矩形枠状の立ち
上がり枠1を上方に立ち上がるように形成してある。図
1では立ち上がり枠1を水平に図示してあるが、実際は
水上側が上に位置し、水下側が下に位置するように傾斜
している。複層ガラスを主体とするガラス窓2は立ち上
が枠1の上端の開口を閉塞するように被着してある。本
例のガラス窓2は開閉自在なものであり、上下に回動し
て開閉するようになっている。ガラス窓2と立ち上がり
枠1との間にはガラス窓2が開くときに付勢するガスス
プリング25を装着してある。また立ち上がり枠1の内
面側にはガラス窓2の開閉駆動する駆動ユニット3や駆
動の制御を行う制御ユニット4を装着してある。かかる
駆動ユニット3や制御ユニット4はケーシング26内に
収納してある。立ち上がり枠1の下方には内装材を矩形
状に枠組みした化粧枠10を配置してあり、化粧枠10
の上端を立ち上がり枠1の下端に装着してある。かかる
化粧枠10は後述する調光ユニット5の周囲を囲んで化
粧するものである。
【0011】調光ユニット5は外枠6内にブラインド等
の調光ユニット本体7を組み込んで形成されている。外
枠6はアルミニウムを押し出し成形して形成せる枠材を
矩形状に枠組みして形成されている。この外枠6の水上
側に位置する枠材6aの下端には図4に示すように断面
C字状の筒部18を長手方向全長に亙って設けてある。
係止ピン13はピン本体13aの一端に鍔部13bを一
体に設け、ピン本体13aの他端から圧入部13cを一
体に連出して形成されている。係止ピン13は枠材6a
の長手方向の両端に配置され、圧入部13cを筒部18
に圧入することで取り付けられている。外枠6の水下側
である他端の下部には可動ピンユニット28が取り付け
られる。この可動ピンユニット28は固定台部29に可
動ピン14を摺動自在に装着し、固定台部29に先端の
嵌合部15が突出する方向に付勢するばね16を装着し
て構成され、固定台部29を外枠6の下板30に取り付
けることにより装着してある。可動ピン14の嵌合部1
5と反対の端部に可動ピン14に対してL字状に曲げた
操作部22を設けてあり、外枠6の下板30に設けた長
孔23に挿通してある。そして操作部22を手で持って
可動ピン14の摺動操作をすることで嵌合部15を出し
入れすることができるようになっている。
【0012】立ち上がり枠1の水上側の枠材1aの長手
方向の両端には取り付け金具11が垂下するように取り
付けられている。この取り付け金具11は上下に長い板
状であり、枠材1aの下端に固定ビス31にて固定され
ている。この取り付け金具11の下部には係止溝12が
形成されているが、この係止溝12は略U字状の凹部1
2aと傾斜した導入部12bとで構成されている。立ち
上がり枠1の水下側ではケーシング26に被嵌合部17
を設けてあり、可動ピン14の嵌合部15が被嵌合部1
7に嵌合するようになっている。
【0013】調光ユニット5を取り付ける場合、係止溝
12と係止ピン13とが対応させられ、係止ピン13の
ピン本体13aを係止溝12の導入部12bから導入し
てピン本体13aを凹部12aに挿入することで係止ピ
ン13が係止溝12に回転自在に係止され、この状態で
係止ピン13を係止溝12に係止した部分を中心に調光
ユニット5の他端が上に行くように回動し、可動ピン1
4の嵌合部15を被嵌合部17に嵌合する。逆に調光ユ
ニット5を取り外す場合、操作部22を操作して可動ピ
ン14を摺動させて嵌合部15を被嵌合部17から外
し、調光ユニット5の可動ピン14側を下降させ、係止
溝12から係止ピン13を抜き取って調光ユニット5を
取り外す。このように調光ユニット5を取り付けたり、
取り外したりできることにより調光ユニット5の周囲を
囲む化粧枠10を立ち上がり枠1に取り付けたままでも
調光ユニット5の取り付け取り外しが容易にできて調光
ユニット5のメンテナンスが容易にできる。また外枠6
の水上側の枠材6aの下端に筒部18を設けてあること
により、図4(c)のように室内側から矢印Cのように
見たとき調光ユニット本体7を外枠6に固定するビス1
9の頭部が見えない。
【0014】また図5、図6は他の例を示すものであ
る。これは係止溝12に係止ピン13を引っ掛け係止し
たとき外れるのを防止する構造である。係止溝12の上
で取り付け金具11に板状のストッパー20を回転自在
に装着してあり、ストッパー20に外力がかからない状
態ではストッパー20の自重でストッパー20の下端が
係止溝12の凹部12aの上に位置するようになってい
る。ストッパー20の上部には第1規制突起31aと第
2規制突起31bとを間隔を隔てて配置してあり、取り
付け金具11には第1規制突起31aや第2規制突起3
1bが当る規制ピン32が設けてある。係止ピン13を
係止溝12に係止する場合は、図6(a)に示すように
係止溝12の導入部12bから凹部12aに挿入して係
止するが、このとき、ストッパー20を係止ピン13が
押してストッパー20が退避するように回動して係止ピ
ン13をスムーズに挿入して係止できる。このとき第1
規制突起31aが規制ピン32に当って必要以上にスト
ッパー20が回転するのが阻止される。係止ピン13を
係止溝12に係止すると、ストッパー20は自重で回転
して図6(b)に示すように第2規制突起31bが規制
ピン32に当って止まり、この状態でストッパー20の
下端が凹部12aの上方に位置して導入部12bが閉塞
されて係止ピン13が抜け止めされる。これにより突発
的外力(地震等)に対して万一の場合でも係止ピン13
が外れて調光ユニット5が落下するおそれがない。調光
ユニット5を取り外す場合は、ストッパー20を図6
(a)のように回動して係止ピン13を係止溝12から
抜く。
【0015】次に図7、図8は他の例を示すものであ
る。これは取り付け金具11にストッパー20を回転自
在に取り付けるとき、ストッパー20が自重でもスムー
ズに回転するように取り付ける構造である。取り付け金
具11にストッパー20を回転自在に取り付けるとき例
えば、リベット33をこれらの間に挿通してかしめ固定
されている。かかるストッパー20をかしめ固定で取り
付けるのはリベット33に限定されず、他の手段でもよ
い。ストッパー20にはプレス加工することで片面に凸
形状部21が形成され、他面に凹形状部34が形成され
るように加工してあり、凸形状部21が取り付け金具1
1に当接するようにストッパー20を取り付け金具11
に取り付けてある。この凸形状部21が取り付け金具1
1に接触することでこれらの間にクリアランスDが形成
され、ストッパー20ががたつきなく且つスムーズに回
転するように取り付けられる。
【0016】また図9は他の例を示すものである。可動
ピン14の操作部22は外枠6の下板30の長孔23か
ら下方に突出させてあるが、下板30の長孔23から光
が漏れるおそれがあるが、これを防止するために長孔2
3を覆って光漏れを防止する光漏れ防止板24を外枠6
の下板30に摺動自在に載置してあり、光漏れ防止板2
4に操作部22を挿通してある。これにより、操作部2
2を移動させるための長孔23が光漏れ防止板24で覆
われて長孔23から光が漏れることがない。また操作部
22は可動ピン14の端部をL字状の曲げて形成されて
いるので、光漏れ防止板24が下板30と曲げ部35と
の間に挟まれて図9(c)の想像線のように光漏れ防止
板24が浮き上がることがない。
【0017】また図10乃至図11は他の例を示す。制
御ユニット4はケーシング26内に収納されるが、この
ケーシング26はアルミニムの押し出し成形で形成され
ており、ケーシング26の長手方向の両端は開口してい
る。このケーシング26の長手方向の両端が開口してい
ると、この開口から虫等が浸入するおそれがあり、これ
を防止するために側カバーが必要がある。そこで制御ユ
ニット4に接続する電源コード37を挿入する必要がな
い開口には図11に示すような側カバー38を被着して
いる。この側カバー38は位置決めリブ39で位置決め
し、固定用穴40からビスを螺入して取り付けてある。
電源コード37を挿入する側では図12に示すような側
カバー41を被着している。この側カバー41は位置決
めリブ39で位置決めし、固定用穴40からビスを螺入
して取り付けられ、側カバー41に貫通するように設け
た電線挿通穴42に電源コード37が挿通されている。
さらにこの側カバー41には電線挿通穴42に連続する
カバー筒43を突設してあり、このカバー筒43に電源
コード37を挿通してあり、側カバー41と化粧枠10
との間で電源コード37が露出しないように電源コード
37をカバー筒43で覆ってある。これにより外観上、
電源コード37が見える弊害を防止できる。
【0018】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明は、立ち上がり
枠の一端から取り付け金具を垂下してこの取り付け金具
に上方を開口せる係止溝を形成し、遮光や遮熱等をする
調光ユニットの一端に設けた係止ピンを上記係止溝に回
転自在になるように引っ掛け係止し、調光ユニットの他
端に先端が出入り自在な可動ピンを摺動自在に装着する
と共に可動ピンの先端の嵌合部が突出するように付勢す
るばねを可動ピンに設け、係止ピンと係止溝が係止した
部分を中心に調光ユニットを回動してガラス窓と調光ユ
ニットを略平行にした状態で可動ピンの嵌合部を立ち上
がり枠の他端側の被嵌合部に嵌合して固定したので、調
光ユニットを取り付けるときは係止ピンを係止溝に引っ
掛け係止し、係止ピンを係止した部分を中心に回動して
可動ピン側を持ち上げ、可動ピンの嵌合部を被嵌合部に
嵌合することで取り付けることができ、また逆に調光ユ
ニットを取り外す場合は、可動ピンの嵌合部と被嵌合部
との嵌合を外し、係止ピンを中心に回転して可動ピン側
を降ろし、係止溝から係止ピンを抜き取って調光ユニッ
トを取り外すことができるものであって、このように調
光ユニットを取り付けたり取り外したりできるために調
光ユニットの周囲を囲む化粧枠を立ち上がり枠に取り付
けたままでも調光ユニットの取り付け取り外しが容易に
できて調光ユニットのメンテナンスが容易にできるもの
である。
【0019】また本発明の請求項2の発明は、請求項1
において、調光ユニットの外周の外枠の一端側の枠材を
アルミニウムの押し出し成形品にて形成すると共にこの
枠材の下端に長手方向に亙る筒部を形成し、この筒部に
係止ピンを圧入して固定し、室内の下から見たときに枠
材に打入したビスの頭部が見えないように隠す機能を上
記筒部に持たせたので、枠材に設けた筒部に係止ピンを
圧入するだけで係止ピンを取り付けることができて係止
ピンの取り付けが容易にできるものであり、しかも係止
ピンを取り付けるための筒部を利用してビスの頭部を隠
して外観良くできるものである。
【0020】また本発明の請求項3の発明は、請求項1
において、係止ピンを係止溝に引っ掛けるときは係止ピ
ンを挿入できるが、係止ピンを係止溝に挿入して引っ掛
けた状態では係止ピンの抜け止めをする回転式のストッ
パーを取り付け金具に装着したので、係止ピンを係止溝
に係止したとき、ストッパーにて係止ピンの抜け止めが
でき、不用意な外力で係止ピンと係止溝の係止が外れて
調光ユニットが落下したりする危険性がなくなるもので
ある。
【0021】また本発明の請求項4の発明は、請求項3
において、取り付け金具とストッパーをかしめで連結し
てストッパーを回転自在に装着し、ストッパーのかしめ
部に凸形状部を設けて凸形状部が取り付け金具に接触す
るようにしたので、ストッパーをかしめにて回転自在に
取り付けてもストッパーが円滑に回転するように取り付
けることができるものである。
【0022】また本発明の請求項5の発明は、請求項1
において、調光ユニットの外枠に可動ピンを摺動自在に
装着し、可動ピンの摺動の操作部を外枠に設けた長孔か
ら下に突出させ、長孔を覆って光漏れを防止する光漏れ
防止板を外枠に摺動自在に装着しているので、操作部を
長孔に挿通した部分から光漏れするのを簡単に防止でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の正面から見た断面
図である。
【図2】同上の側面から見た断面図である。
【図3】同上の係止ピンを係止する状態を示し、(a)
は正面図、(b)は側面図である。
【図4】(a)は外枠の水上側の枠材の断面図、(b)
は枠材に係止ピンを取り付ける状態を示す説明図、
(c)は枠材の筒部の働きを説明する説明図である。
【図5】同上の他の例の取り付け金具とストッパーを示
し、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図6】(a)(b)は同上の係止溝に係止ピンを係止
する状態を説明する正面図である。
【図7】(a)は同上の他の例の取り付け金具にストッ
パーを取り付けた状態の正面型見た断面図、(b)はス
トッパーの側面図である。
【図8】同上のストッパーの要部の断面図である。
【図9】同上の他の例の外枠に可動ピンユニットを取り
付けた状態を示し、(a)は正面図、(b)は底面図、
(c)は動作を説明する正面図である。
【図10】同上の他の例を示し、(a)は側面から見た
断面図、(b)は要部の正面から見た断面図である。
【図11】同上の一方の側カバーを示し(a)は平面
図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図12】同上の他方の側カバーを示し(a)は平面
図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図13】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 立ち上がり枠 2 ガラス窓 5 調光ユニット 6 外枠 11 取り付け金具 12 係止溝 13 係止ピン 14 可動ピン 15 嵌合部 16 ばね 17 被嵌合部 18 筒部 19 ビス 20 ストッパー 21 凸形状部 22 操作部 23 長孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 敏裕 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 大野 達司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の屋根面に設けた採光用開口部の周
    縁に立ち上がり枠を立設し、立ち上がり枠の上にガラス
    窓を装着した採光窓において、立ち上がり枠の一端から
    取り付け金具を垂下してこの取り付け金具に上方を開口
    せる係止溝を形成し、遮光や遮熱等をする調光ユニット
    の一端に設けた係止ピンを上記係止溝に回転自在になる
    ように引っ掛け係止し、調光ユニットの他端に先端が出
    入り自在な可動ピンを摺動自在に装着すると共に可動ピ
    ンの先端の嵌合部が突出するように付勢するばねを可動
    ピンに設け、係止ピンと係止溝が係止した部分を中心に
    調光ユニットを回動してガラス窓と調光ユニットを略平
    行にした状態で可動ピンの嵌合部を立ち上がり枠の他端
    側の被嵌合部に嵌合して固定したことを特徴とする採光
    窓の調光ユニットの取り付け構造。
  2. 【請求項2】 調光ユニットの外周の外枠の一端側の枠
    材をアルミニウムの押し出し成形品にて形成すると共に
    この枠材の下端に長手方向に亙る筒部を形成し、この筒
    部に係止ピンを圧入して固定し、室内の下から見たとき
    に枠材に打入したビスの頭部が見えないように隠す機能
    を上記筒部に持たせたことを特徴とする請求項1記載の
    採光窓の調光ユニットの取り付け構造。
  3. 【請求項3】 係止ピンを係止溝に引っ掛けるときは係
    止ピンを挿入できるが、係止ピンを係止溝に挿入して引
    っ掛けた状態では係止ピンの抜け止めをする回転式のス
    トッパーを取り付け金具に装着したことを特徴とする請
    求項1記載の採光窓の調光ユニットの取り付け構造。
  4. 【請求項4】 取り付け金具とストッパーをかしめで連
    結してストッパーを回転自在に装着し、ストッパーのか
    しめ部に凸形状部を設けて凸形状部が取り付け金具に接
    触するようにしたことを特徴とする請求項3記載の採光
    窓の調光ユニットの取り付け構造。
  5. 【請求項5】 調光ユニットの外枠に可動ピンを摺動自
    在に装着し、可動ピンの摺動の操作部を外枠に設けた長
    孔から下に突出させ、長孔を覆って光漏れを防止する光
    漏れ防止板を外枠に摺動自在に装着して成ることを特徴
    とする請求項1記載の採光窓の調光ユニットの取り付け
    構造。
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WO2013042820A1 (ko) * 2011-09-19 2013-03-28 Lee Seung-Geun 광량조절 및 시공이 용이한 채광창

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