JP2003192476A - クリンカーアッシュ並びにフライアッシュを混合し発酵させた土壌改良効果を有する有機肥料及びその製造方法 - Google Patents
クリンカーアッシュ並びにフライアッシュを混合し発酵させた土壌改良効果を有する有機肥料及びその製造方法Info
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/20—Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/40—Bio-organic fraction processing; Production of fertilisers from the organic fraction of waste or refuse
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Fertilizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 発酵し得る有機物を省エネルギーで、悪臭を
少なく、短期間に発酵させる方法と土壌改良効果を持
ち、扱いやすい有機肥料を提供する。 【解決手段】 本発明は、発酵し得る有機物に微粉炭燃
焼ボイラーから副製品として産出するクリンカーアッシ
ュ及びフライアッシュを混合し発酵菌により発酵させ
る。クリンカーアッシュおよびフライアッシュはその多
孔性による保水効果と悪臭物質補足効果を発揮する。ま
た、セラミック効果による保温性と発酵菌担架性を活用
して発酵させることを最も主要な特徴とする。この製品
は、土壌を構成し、保水性、保肥性を備える土壌改良剤
効果を有する有機肥料となる。
少なく、短期間に発酵させる方法と土壌改良効果を持
ち、扱いやすい有機肥料を提供する。 【解決手段】 本発明は、発酵し得る有機物に微粉炭燃
焼ボイラーから副製品として産出するクリンカーアッシ
ュ及びフライアッシュを混合し発酵菌により発酵させ
る。クリンカーアッシュおよびフライアッシュはその多
孔性による保水効果と悪臭物質補足効果を発揮する。ま
た、セラミック効果による保温性と発酵菌担架性を活用
して発酵させることを最も主要な特徴とする。この製品
は、土壌を構成し、保水性、保肥性を備える土壌改良剤
効果を有する有機肥料となる。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、発酵が早く扱いや
すい土壌改良効果を有する有機肥料とその製造方法に関
するものである。
すい土壌改良効果を有する有機肥料とその製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】堆積発酵しうる有機物を発酵させ肥料及
び土壌改良剤に使う技術は、従来から良く使われてきた
技術である。堆積発酵しうる有機物を好気性発酵させる
ためには、温度と湿度並びに酸素と好気性発酵菌が適度
に作用することが必要である。このため、従来は有機物
を長期間かけて堆積し空気と触れさせるために切り返し
を行う方法や、反応を早めるために装置を使って機械的
に攪拌を行い、また、加温することでこの条件を満たし
発酵させていた。
び土壌改良剤に使う技術は、従来から良く使われてきた
技術である。堆積発酵しうる有機物を好気性発酵させる
ためには、温度と湿度並びに酸素と好気性発酵菌が適度
に作用することが必要である。このため、従来は有機物
を長期間かけて堆積し空気と触れさせるために切り返し
を行う方法や、反応を早めるために装置を使って機械的
に攪拌を行い、また、加温することでこの条件を満たし
発酵させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、堆積発酵しうる有機物が十分発酵するためには長
期間堆積し適度の切り返しを行うか、または、エネルギ
ーを使って攪拌機で攪拌し必要に応じて加温しなければ
ならないなどハンドリングが厄介な点である。
点は、堆積発酵しうる有機物が十分発酵するためには長
期間堆積し適度の切り返しを行うか、または、エネルギ
ーを使って攪拌機で攪拌し必要に応じて加温しなければ
ならないなどハンドリングが厄介な点である。
【0004】また、堆積発酵しうる有機物発酵中に発生
する硫化水素やメタンなどによる悪臭の発生をともなう
点である。
する硫化水素やメタンなどによる悪臭の発生をともなう
点である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、堆積発酵しう
る有機物に微粉炭燃焼ボイラーから副製品として産出す
るクリンカーアッシュ及びフライアッシュを混合し、そ
の多孔性による保水効果と悪臭物質補足効果を発揮させ
るとともに保温性と発酵菌担架性を利用して発酵させる
ことを最も主要な特徴とする。
る有機物に微粉炭燃焼ボイラーから副製品として産出す
るクリンカーアッシュ及びフライアッシュを混合し、そ
の多孔性による保水効果と悪臭物質補足効果を発揮させ
るとともに保温性と発酵菌担架性を利用して発酵させる
ことを最も主要な特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】堆積発酵しうる有機物が鶏糞、牛
糞、豚糞、貝、生ごみ、食品製造工程で発生する残渣、
チップ化した樹枝・樹木、草からなる群より選ばれたも
のに、微粉炭燃焼ボイラーから副製品として産出するク
リンカー及びフライアッシュを混合しさらにこの方法で
得られた製品と発酵菌を加え、堆積して発酵させること
により土壌改良効果のある有機肥料が製造される。
糞、豚糞、貝、生ごみ、食品製造工程で発生する残渣、
チップ化した樹枝・樹木、草からなる群より選ばれたも
のに、微粉炭燃焼ボイラーから副製品として産出するク
リンカー及びフライアッシュを混合しさらにこの方法で
得られた製品と発酵菌を加え、堆積して発酵させること
により土壌改良効果のある有機肥料が製造される。
【0007】この製品は、堆積発酵しうる有機物の発酵
に適合した発酵菌を数多く担架しているためこれを未発
酵の有機物に混合することにより一層の発酵効果をもた
らす。
に適合した発酵菌を数多く担架しているためこれを未発
酵の有機物に混合することにより一層の発酵効果をもた
らす。
【0008】
【実施例】この発明の一実施例を、図1に示す。この製
品の製造は、堆積発酵しうる有機物を調湿し、微粉炭燃
焼ボイラーから副製品として産出されるクリンカーアッ
シュとフライアッシュを混合し発酵菌および発酵された
製品を混合して一定期間堆積し発酵させる。この製品は
土壌改良効果を有する有機肥料として有効なものとな
る。
品の製造は、堆積発酵しうる有機物を調湿し、微粉炭燃
焼ボイラーから副製品として産出されるクリンカーアッ
シュとフライアッシュを混合し発酵菌および発酵された
製品を混合して一定期間堆積し発酵させる。この製品は
土壌改良効果を有する有機肥料として有効なものとな
る。
【0009】
【発明の効果】堆積発酵しうる有機物を発酵させるた
め、微粉炭燃焼ボイラーから副製品として産出されるク
リンカーアッシュとフライアッシュを混合し発酵菌及び
この方法で得られた製品を加えることにより、クリンカ
ーアッシュとフライアッシュの多孔性とセラミック効果
が有効に発揮される。そのため堆積物の保水性、保温
性、空気接触性、悪臭物質捕捉性が有効に働く。したが
って発酵過程はクリンカーアッシュとフライアッシュを
混合しない場合に比べて、より少ない手数で、より早い
期間で発酵し、また悪臭の発生も軽減される。
め、微粉炭燃焼ボイラーから副製品として産出されるク
リンカーアッシュとフライアッシュを混合し発酵菌及び
この方法で得られた製品を加えることにより、クリンカ
ーアッシュとフライアッシュの多孔性とセラミック効果
が有効に発揮される。そのため堆積物の保水性、保温
性、空気接触性、悪臭物質捕捉性が有効に働く。したが
って発酵過程はクリンカーアッシュとフライアッシュを
混合しない場合に比べて、より少ない手数で、より早い
期間で発酵し、また悪臭の発生も軽減される。
【図1】微粉炭燃焼ボイラーから副製品として産出され
るクリンカーアッシュとフライアッシュを加えて、堆積
発酵し得る有機物を土壌改良効果を有する有機肥料にす
るためのフロー図である。
るクリンカーアッシュとフライアッシュを加えて、堆積
発酵し得る有機物を土壌改良効果を有する有機肥料にす
るためのフロー図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 堆積発酵し得る有機物と石炭ボイラーか
ら副製品として産出するクリンカーアッシュ並びにフラ
イアッシュを30〜70:70〜0:0〜70の容積比
で混合し発酵させたことを特徴とする土壌改良効果を有
する有機肥料。 - 【請求項2】 土壌改良効果のある有機肥料を製造する
ための方法であって、水分含有率が50〜90%に調整
された堆積発酵し得る有機物と微粉炭燃焼ボイラーから
副製品として産出するクリンカーアッシュ並びにフライ
アッシュとを、30〜70:70〜0:0〜70の容積
比率で混合し、得られた混合物を堆積発酵させることを
特徴とする土壌改良効果を有する有機肥料の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001387530A JP2003192476A (ja) | 2001-12-20 | 2001-12-20 | クリンカーアッシュ並びにフライアッシュを混合し発酵させた土壌改良効果を有する有機肥料及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001387530A JP2003192476A (ja) | 2001-12-20 | 2001-12-20 | クリンカーアッシュ並びにフライアッシュを混合し発酵させた土壌改良効果を有する有機肥料及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003192476A true JP2003192476A (ja) | 2003-07-09 |
Family
ID=27596330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001387530A Pending JP2003192476A (ja) | 2001-12-20 | 2001-12-20 | クリンカーアッシュ並びにフライアッシュを混合し発酵させた土壌改良効果を有する有機肥料及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003192476A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012105240A1 (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-09 | 株式会社地球ワクチン | 炭化物の製造方法、炭化物、木酢液、放射性物質除去材および除塩材 |
CN104719111A (zh) * | 2015-03-09 | 2015-06-24 | 赵光 | 一种有机生态型栽培基质及其酿造方法和栽培方法 |
CN107353099A (zh) * | 2017-07-28 | 2017-11-17 | 中国科学院重庆绿色智能技术研究院 | 一种利用粉煤灰制作缓释型微菌肥用于矿山修复的方法 |
-
2001
- 2001-12-20 JP JP2001387530A patent/JP2003192476A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012105240A1 (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-09 | 株式会社地球ワクチン | 炭化物の製造方法、炭化物、木酢液、放射性物質除去材および除塩材 |
CN103459053A (zh) * | 2011-01-31 | 2013-12-18 | 健康界限株式会社 | 碳化物的制造方法、碳化物、木醋液、放射性物质去除材料及除盐材料 |
JPWO2012105240A1 (ja) * | 2011-01-31 | 2014-07-03 | ウエルネス・フロンティア株式会社 | 炭化物の製造方法、炭化物、木酢液、放射性物質除去材および除塩材 |
CN104719111A (zh) * | 2015-03-09 | 2015-06-24 | 赵光 | 一种有机生态型栽培基质及其酿造方法和栽培方法 |
CN107353099A (zh) * | 2017-07-28 | 2017-11-17 | 中国科学院重庆绿色智能技术研究院 | 一种利用粉煤灰制作缓释型微菌肥用于矿山修复的方法 |
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