JP2003191532A - カラーマップを自動変換する方法、装置及びプログラム - Google Patents
カラーマップを自動変換する方法、装置及びプログラムInfo
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Abstract
成する代わりに、1つのカラーマップから別のカラーマ
ップを作成する。 【構成・作用】高精細度のプリントモードについてのカ
ラーマップを、インク量の比率を変えないように定色相
クリッピングし、その後にインク体積と彩度を変化させ
ないようにチャネル独立クリッピングを行う。
Description
関し、より具体的には、カラー・プリント用の異なるプ
リントモードの間でカラーマップを変換することに関す
る。
の精細モード、または写真の通常モードなどの所与のプ
リントモードに関して、たとえば、一般にはRGBと省
略される赤、緑、青の組と、一般にはKCMYと省略さ
れる黒、シアン、マゼンタ、黄色の組などの、異なる色
の組の間の関係を定義する表である。RGBは原色であ
り、他の色は原色の組み合わせとして作成することがで
きる。KCMYは、従来のヒューレットパッカードのカ
ラープリンタで実装されたペンのインクの色である。典
型的なカラーマップは、入力されたRGBの色の値によ
ってインデックス付けされ(indexed)、3次元色空間で
表現される、出力されたKCMYの色の値の多次元の表
であり、Rは第1の軸、Gは第2の軸、Bは第3の軸と
なる。カラーマップは、コンピュータによってプリンタ
に送られたRGBの原色を、たとえば典型的なヒューレ
ット・パッカード社のカラープリンタのKCMYなどの
プリンタのインクの色に翻訳するために使用される。
ph)及び写真を含む種々のタイプのカラー画像をプリン
トするカラーインクジェットプリンタを含むカラープリ
ンタ用に、幅広い種類のカラーマップが開発されてき
た。従来は、インクの分離、測定、色域のマッピングを
含む複雑なプロセスを使用し、特定のモデルのカラープ
リンタによってサポートされる各種のタイプのプリント
モード用及び各種のタイプのプリント媒体用のカラーマ
ップを作成する枠組みが開発されてきた。これまで、カ
ラープリンタによってサポートされるすべてのプリント
モードとプリント媒体の組み合わせについて、許容でき
る色の再生を実現するためにそれぞれ個別のカラーマッ
プが作成されていた。各カラーマップの最終的な開発の
間中プロトタイピングを行うには、数週間の努力の積み
上げが必要になることもある。こういった従来の枠組み
を使用したカラーマップの作成は、通常、大量の時間、
労力及びハードウェア資源を必要とする。
ドで一貫しない場合がある。典型的なドラフトプリント
モードなど一部の粗プリントモードでは、大量のバンデ
ィング(banding)や粗粒子状ノイズが発生し、従来の色
域マッピングプロセスのための信頼できる出力の測定が
できない場合がある。カラーマップを作成する従来の枠
組みは、カラーマップを計算する時に異なる描画ペンの
特性を考慮すると発生する可能性のある、色のばらつき
の原因となる場合がある。
は、出発点のプリントモード(source print mode)から
の出発点のカラーマップ(source color map)を目的のプ
リントモード(destination print mode)へ変換する方法
が提供される。この方法は、(a)定色相クリッピング
プロセス(constant hue clipping process)を実行して
目的の色と出発点の色のインクの比率を維持するステッ
プ、及び(b)チャネル独立クリッピングプロセス(cha
nnel independent clipping process)を実行してインク
の量と彩度を維持するステップを含む。
高い出発点の精細プリントモードからの出発点のカラー
マップを、比較的解像度の低い目的の粗プリントモード
へ変換する方法を意図している。この方法は、(a)チ
ャネル独立クリッピングプロセスを実行してインクの量
と彩度を維持することと、(b)定色相クリッピングプ
ロセスを実行して目的の色と出発点の色のインクの比率
を維持することと、(c)定色相クリッピングプロセス
とチャネル独立クリッピングプロセスをパラメータで調
節して、パラメータ化されたスケーリング係数を生成す
ることを含む。
は、比較的解像度の高い出発点の精細プリントモードか
らの出発点のカラーマップを、比較的解像度の低い目的
の粗プリントモードへ変換することを意図している。こ
の方法は、(a) 出発点の精細プリントモードで、黒、シ
アン、マゼンタ、黄色(KCMY)のインデックス付け
された色の値をインクの量にマッピングする第1の変換
表を提供することと、(b) 目的の粗プリントモードでK
CMYのインクの量をインデックス付けされた色の値に
マッピングする第2の変換表を提供することと、(c) 出
発点の精細プリントモードでKCMYの入力された色の
値をインクの量に変換することと、(d) 出発点の精細プ
リントモードでKCMYのインクの量をスケーリングダ
ウンすることと、(e) 定色相クリッピングプロセスを実
行して目的の色と出発点の色のインクの比率を維持する
ことと、(f) チャネル独立クリッピングプロセスを実行
してインクの量と彩度を維持することと、(g) 目的の粗
プリントモードでKCMYのインクの量をインデックス
付けされた色の値に変換することを含む。
ントモードからの出発点のカラーマップを目的のプリン
トモードへ変換する装置が提供される。この装置は、定
色相クリッピングプロセスを実行して目的の色と出発点
の色のインクの比率を維持する構成要素と、チャネル独
立クリッピングプロセスを実行してインクの量と彩度を
維持する構成要素とを備える。
的高い出発点の精細プリントモードからの出発点のカラ
ーマップを、解像度が比較的低い目的の粗プリントモー
ドに変換する装置が提供される。この装置は、チャネル
独立クリッピングプロセスを実行してインクの量と彩度
を維持する構成要素と、定色相クリッピングプロセスを
実行して目的の色と出発点の色のインクの比率を維持す
る構成要素と、定色相クリッピングプロセスとチャネル
独立クリッピングプロセスをパラメータで調節してパラ
メータ化されたスケーリング係数を生成する構成要素を
備える。
ントモードからの出発点のカラーマップを目的のプリン
トモードへ変換するプログラム製品が提供される。この
プログラム製品は機械に次の方法ステップを実行させる
機械可読プログラムコードを含む:定色相クリッピング
プロセスを実行して目的の色と出発点の色のインクの比
率を維持する;チャネル独立クリッピングプロセスを実
行してインクの量と彩度を維持する。
ーマップを解像度が比較的高い出発点の精細プリントモ
ードから解像度が比較的低い目的の粗プリントモードに
変換するプログラム製品が提供される。このプログラム
製品は、機械に次の方法ステップを実行させる機械可読
プログラムコードを含む:チャネル独立クリッピングプ
ロセスを実行してインクの量と彩度を維持する;定色相
クリッピングプロセスを実行して目的の色と出発点の色
のインクの比率を維持する;定色相クリッピングプロセ
スとチャネル独立クリッピングプロセスをパラメータで
調節してパラメータ化されたスケーリング係数を生成す
る。
的高い出発点の精細プリントモードからの出発点のカラ
ーマップを解像度が比較的低い目的の粗プリントモード
に変換するプログラム製品が提供される。このプログラ
ム製品は、機械に次の方法ステップを実行させる機械可
読プログラムコードを含む:出発点の精細プリントモー
ドにおけるインデックス付けされた黒、シアン、マゼン
タ、黄色(KCMY)の色の値をインクの量にマッピン
グする第1の変換表を提供する;目的の粗プリントモー
ドにおけるKCMYのインクの量をインデックス付けさ
れた色の値にマッピングする第2の変換表を提供する;
出発点の精細プリントモードにおける入力されたKCM
Yの色の値をインクの量に変換する;出発点の精細プリ
ントモードにおけるKCMYのインクの量をスケーリン
グダウンする;定色相クリッピングプロセスを実行して
目的の色と出発点の色のインクの比率を維持する;チャ
ネル独立クリッピングプロセスを実行してインクの量と
彩度を維持する;目的の粗プリントモードでKCMYの
インクの量をインデックス付けされた色の値に変換す
る。
定の実施形態に関して説明する。本発明の実施形態は、
出発点のプリントモードとも呼ばれる既知のつまり既存
のプリントモードからの開発済みの出発点のカラーマッ
プ(source color map)を、、目的のプリントモードと呼
ばれる新規のつまりまだマッピングされていないプリン
トモードに変換する方法を提供する。一実施形態では、
2つの異なるクリッピングプロセス(以下で説明する)
を組み合わせて、解像度が比較的高い出発点の精細プリ
ントモードからのカラーマップを、解像度が比較的低い
目的の粗プリントモードに変換する。別の実施形態で
は、2つのクリッピングプロセスと組み合わせてスケー
リングプロセスをカラーマップに実行する。一般に、ク
リッピングプロセスは中間調と明部の色を維持するよう
に設計されているが、飽和領域では色レベルをフラット
にして、その結果、ある状況ではディテールを大幅に失
ってしまうことがある。低減つまりスケーリングするプ
ロセス(スケーリングプロセス)は一般に各種の色の値
を比例的に小さくするものであり、多くの中間調と明部
の色に関しては、彩度と明度を犠牲にしてすべての色の
区別を維持するように設計されている。
は、目的の色と出発点の色のインクの比率を維持しなが
ら、インク滴全体の量を少なくする定色相クリッピング
プロセスである。定色相クリッピングプロセスは、色の
入力に当業者には既知である従来の定色相クリッピング
アルゴリズムを適用することによって実行できる。定色
相クリッピングでは、目的のプリントモードで現れる目
的の色の各々の色相が、出発点のプリントモードにおい
て対応する元の色に非常に近くなるように、インクの比
率が維持される。
ら目的のプリントモードへ変換する上で言及したクリッ
ピングプロセスの別の例は、チャネル独立クリッピング
モードと呼ばれる。チャネル独立クリッピングモード
は、一般に、色の比を考慮せずに各々の色チャネルを独
立してクリッピングすることにより、全体のインクの量
と飽和領域の彩度を維持する。しかし、チャネル独立ク
リッピングプロセスは、特に飽和していない領域では大
きな色相のシフトの原因となる場合がある。チャネル独
立クリッピングプロセスは、当業者に既知の従来のチャ
ネル独立クリッピングアルゴリズムを使用することによ
って実行できる。
る、カラーマップを出発点のプリントモードから目的の
プリントモードに自動的に変換する方法を示すフローチ
ャートである。このフローチャート中の各ブロックの動
作は以下の通りである: 100:定色相クリッピングを実行する 110:チャネル独立クリッピングを実行する この実施形態では、ブロック100のチャネル独立クリ
ッピングプロセスとブロック110の定色相クリッピン
グプロセスはどちらも、出発点のプリントモードから目
的のプリントモードに変換している間に、出発点のカラ
ーマップに対して実行される。これらの2つのクリッピ
ングプロセスは、色の手動調整の経験によって定色相ク
リッピングとチャネル独立クリッピングに関して適切な
パラメータを決定することができる当業者がパラメータ
を調節する。
ードであり、目的のプリントモードが粗プリントモード
である実施形態では、出発点のプリントモードの出発点
のカラーマップのインクの量はまず当業者によってパラ
メータ化された量だけスケーリングダウン、つまり比例
縮小されてから、チャネル独立クリッピングプロセスが
実行される。出発点のカラーマップのインクの量の最初
のスケーリングに関するスケーリング係数は、当業者が
経験的に決定することができる。インクの量をスケーリ
ングダウンした後、カラーマップはチャネルから独立し
てパラメータ化されたレベルにクリッピングされるが、
この例は次に説明する。ついで定色相クリッピングプロ
セスが実行され、インクの量を目的のプリントモードの
望ましいレベルまで更に低減する。
のスケーリングを独立して採用すると、色相の小さな変
位とインクの量の制限によるばらつきは、サポートされ
ている写真プリント媒体の集合全体にわたって適切に補
償することができる。従って、本発明の実施形態による
方法は、出発点のプリントモードと目的のプリントモー
ドが、たとえば、普通紙と写真用媒体などの、同じ大き
な類に属する別々のタイプの媒体についてのものである
カラーマップ間の変換に有用である。たとえば、通常の
ヒューレット・パッカード社のカラーインクジェットプ
リンタ製品は、3種類か4種類の異なるタイプの写真プ
リント媒体をサポートし、プリント媒体の各々は少なく
とも2種類のプリントモードを有する。
の出発点のカラーマップは、中間の定インク量モードを
介して目的のプリントモードに変換される。出発点のカ
ラーマップはまず、チャネル独立クリッピングプロセス
を実行することによって、出発点のプリントモードから
定インク量モードに変換されてインクの量と彩度を維持
する。ついでインクの量にスケーリングを実行してか
ら、カラーマップは定インク量モードから、新しい、ま
だマッピングされていないプリントモードである目的の
プリントモードに変換される。プリンタインクカラー
(KCMY)のカラーマップ変換の例を、図4を参照し
て以下に詳細に説明する。
カラーチャネルについて、インデックス付けされた色の
値からピコリットル(pl)の単位で表されるインクの量に
変換してから、カラーマップにスケーリングプロセスと
クリッピングプロセスを実行する例を示す図である。3
00×300ピクセルの各セルの中のインク滴の量と、
通常のヒューレット・パッカード社のインクジェットプ
リンタを含む種々のカラープリンタで使用されるインク
の色である、黒、シアン、マゼンタ、黄色(KCMY)
の入力されたトーンの値の間の関係は図2の図のカーブ
によって示される。
の範囲のインデックス付けされたKCMYの色の値を、
ピコリットルの単位で表されるインクの量に変換する、
図2のグラフに対応する第1の変換表は、たとえばカラ
ーインクジェットプリンタの読み取り専用メモリ(RO
M)の中にファームウェアとして記憶することができ
る。第1の変換表は、当業者がKCMY色の値の各々に
ついてどれくらいのインクを入れるべきかを経験に基づ
いてあらかじめ計算することによって導出することがで
きる。第1の変換表の作成は、本発明による実施形態の
カラーマップ変換には重要ではない。
または黒などの所与のカラーチャネルに関して、カラー
マップにスケーリングプロセスとクリッピングプロセス
を実行した後に、ピコリットルの単位で表されたインク
の量からインデックス付けされた色の値へ変換する例を
示す図である。300×300ピクセルの各セルの出力
トーンと滴数の間の関係は図3のカーブによって示され
ている。
単位で表されたインクの量を0から255の範囲のイン
デックス付けされたKCMYの色の値に変換する、図3
のグラフに対応する第2の変換表は、カラーインクジェ
ットプリンタのROMの中にファームウェアとして記憶
することができる。第2の変換表は、目的のプリントモ
ードのプリントモードの定義の効果、あらかじめ定めら
れたハーフトーン区切り点表(half-tone breakpoint ta
ble)、目的のプリントモードについての線型化カーブを
考慮に入れることもできる。一実施形態では、中間の定
インク量モードから目的のプリントモードに変換する間
に、図3のグラフに基づく第2の変換表をチャネル独立
クリッピングプロセスで使用する。第2の変換表は、当
業者がKCMY色の各々についてインクの量とインデッ
クス付けされた色の値の間の関係を決定することによっ
て導出することができる。第2の変換表の作成は本発明
の実施形態によるカラーマップ変換には重要ではない。
ードであり、目的のプリントモードが通常のプリントモ
ードやドラフトプリントモードなどの粗プリントモード
である実施形態では、赤、緑、青(RGB)色を出発点
のプリントモードと目的のプリントモードの両方につい
て全く同じインクの量でマッピングするのであれば、変
換表を各々のカラーチャネルに連続して適用し、カラー
マップを非線型の出発点空間から非線型の目的空間に変
換することができる。しかし多くの実際の用途では、目
的のプリントモードの最大のインク滴量は出発点のプリ
ントモードの最大インク滴量よりも少ない。出発点のプ
リントモードが解像度が比較的高い精細プリントモード
であり、目的のプリントモードが解像度が比較的低い通
常のプリントモードやドラフトプリントモードである実
施形態においては、カラーインクジェットプリンタで
は、通常は目的のプリントモードの方が出発点のプリン
トモードに比べてプリント媒体の所与の領域上を通るプ
リントパスの回数が少ないので、使用されるインクの量
もこちらの方が少ない。従ってこのような実施形態で
は、定色相クリッピングプロセスとチャネル独立クリッ
ピングプロセスはパラメータで調節され、全体のインク
の量が少なくなる。最初のスケーリングに関するスケー
リング係数と、定色相クリッピングプロセスとチャネル
独立クリッピングプロセスに関するパラメータは、各色
について、当業者が経験的に決定することができる。
値のカラーマップを、たとえば普通紙の精細モードであ
る出発点のプリントモードから、たとえば通常の写真モ
ードである目的のプリントモードへカラーマップ変換す
る例を示すフローチャートである。このフローチャート
の各ブロックの動作は以下の通りである: 400:第1の変換表に基づいてインク体積(ピコリッ
トル単位)に変換する 410:以下のスケーリング係数を使ってスケーリング
する:スケール/旧最大 420:CMY値に対して定色相クリッピングを行う 430:チャネル独立クリッピングを行う(ハードクリ
ップ) 440:第2の変換表に基づいて0から255の範囲に
逆に変換する この例では、プリンタのインクのKCMYの色の各々
は、0がその色がないことを示し、225がその色が最
大量であることを表す0から255の範囲のインデック
ス付けされた色の値を有する。ブロック400で出発点
のKCMYの色の値(240、82、120、75)
は、KCMYの色についてインデックス付けされた色の
値とインクの量の間でマッピングする図2のグラフと等
価である第1の変換表など、あらかじめ定義された出発
点変換表に基づいて、ピコリットルの単位で表されるイ
ンクの量(7.5、3.9、4.4、3.7)に変換さ
れる。通常は、変換表は当業者に既知の方法で各KCM
Yの値に関してどれくらいの量のインクを付与すべきか
を計算することによって、あらかじめ計算されている。
変換表の作成は、本発明の実施形態によるカラーマップ
の変換には重要ではない。
トルの単位で表されたインクの量に変換されると、イン
クの量は図4のブロック410で、出発点のプリントモ
ードの特性と目的のプリントモードの特性を考慮するこ
とによって決定された、たとえば黒については15.0
/18.0、CMYの色の各々については5.0/8.
0などの、パラメータ化されたスケーリング係数によっ
て低減される。ピコリットルの単位で表されたKCMY
のインクの量(17.5、3.9、4.4、3.7)は
(14.5、2.4、2.7、2.3)に低減される。
ブロック420では、定色相クリッピングプロセスは更
に、CMYの色について2.5の定色相クリップパラメ
ータを使って、インクの量をピコリットルの単位で(1
4.5、2.2、2.5、2.1)にスケーリングダウ
ンする。
ングプロセスとも呼ばれるチャネル独立クリッピングプ
ロセスは、黒については12.0、CMYについては
3.0のハードクリップパラメータを使用して、KCM
Yのインクの量について実行され、(12.0、2.
2、2.5、2.3)を得る。この例では、黒色(K)
のインクの量が14.5ピコリットルから12.0ピコ
リットルに減らされているが、他の色(CMY)のイン
クの量はほとんど変わらないことが明らかである。ハー
ドクリッピングの後、KCMYのインクの量(3.0、
2.1、2.3、2.0)はブロック440で再び変換
され、ピコリットルの単位で表されたインクの量と、0
から255の範囲のインデックス付けされた色の値の間
の関係を定義するところの図3のグラフと等価である第
2の変換表など、あらかじめ計算された目的変換表を使
用して、0から255の範囲でインデックス付けされた
KCMY色の値(200、73、100、65)に戻さ
れる。図4に示された例では、スケーリングプロセスに
おいてはスケーリング係数はKCMYの色の各々につい
て同じでなくてもよく、また、パラメータは定色相クリ
ッピングまたはチャネル独立クリッピングにおけるKC
MY色の各々に関して同じでなくてもよい。
など所与のプリント媒体のもっとも精細なプリントモー
ドについて出発点のカラーマップを作成し、本発明の一
実施形態による自動カラーマップ変換方法を使用して、
通常プリントモードまたはドラフトプリントモードなど
の粗プリントモードでの同じプリント媒体についてのカ
ラーマップを、その媒体のもっとも精細プリントモード
の出発点マップから導出することができ、インクの分
離、測定、色域マッピングなどの従来の時間のかかるプ
ロセスを除去することができる。更に、いくつかのタイ
プのプリント媒体が、物理的な特性は同じであるがプリ
ントされた出力の外見はわずかに異なるというアプリケ
ーションにおいては、、出発点のカラーマップのスペク
トルデータをサンプリングすることを必要としないで、
他のプリント媒体用の各種のカラーマップも出発点のカ
ラーマップから導出することができる。
プロセスとスケーリングプロセスに関するアルゴリズム
をファームウェアに記憶させることができ、これによっ
て、このようにしない場合には必要になってくる特定の
プリント媒体の個別のプリントモードの各々についての
大量のカラーマップの記憶が不要になり、大量のROM
スペースを節約できる。自動カラーマップ変換では、少
数のカラーマップをカラーインクジェットプリンタのR
OMに記憶すればよく、種々の他のプリントモードまた
は他のタイプのプリント媒体に関するカラーマップは各
プリントジョブの前にリアルタイムで導出することがで
きる。たとえば、しばしば使用される目的のカラーマッ
プの一部はメモリ内に記憶し、他のカラーマップは各プ
リントジョブの後に廃棄することによって、種々のプリ
ントの応用の融通性を増大することができる。
の範囲の範囲内で多くの修正例を作成することができ
る。
発点のプリントモードから目的のプリントモードへ変換
する方法を示すフローチャートである。
ピングプロセスを実行する前に、所与のカラーチャネル
に関してインデックス付けされた色の値からピコリット
ルの単位で表されたインクの量に変換する例を示す図で
ある。
ピングプロセスを実行した後に、所与のカラーチャネル
に関してピコリットルの単位で表されたインクの量から
インデックス付けされた色の値に変換する例を示す図で
ある。
ら別のプリントモードへ変換する例を示すフローチャー
トである。
Claims (10)
- 【請求項1】以下のステップ(a)及び(b)を設け、出発点
のプリントモードからの出発点のカラーマップを目的の
プリントモードへ変換する方法: (a) 定色相クリッピングプロセスを実行して目的の色と
出発点の色のインクの比率を維持する; (b) チャネル独立クリッピングプロセスを実行してイン
クの量と彩度を維持する。 - 【請求項2】前記定色相クリッピングプロセスを実行す
るステップの前に、黒、シアン、マゼンタ、黄色(KC
MY)の入力された色の値をインクの量に変換するステ
ップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】前記チャネル独立クリッピングプロセスを
実行するステップに続いて、KCMYのインクの量をイ
ンデックス付けされた色の値に変換するステップを含む
ことを特徴とする請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】前記チャネル独立クリッピングプロセスを
実行するステップの前に、まず前記出発点のプリントモ
ードにおける前記出発点のカラーマップのインクの量を
スケーリングダウンするステップを含むことを特徴とす
る請求項1に記載の方法。 - 【請求項5】以下の(a)から(c)のステップを設け、解像
度が比較的高い出発点の精細プリントモードからの出発
点のカラーマップを、解像度が比較的低い目的の粗プリ
ントモードに変換する方法: (a) チャネル独立クリッピングプロセスを実行してイン
クの量と彩度を維持する; (b) 定色相クリッピングプロセスを実行して目的の色と
出発点の色のインクの比率を維持する; (c) 前記定色相クリッピングプロセスと前記チャネル独
立クリッピングプロセスをパラメータで調節してパラメ
ータ化されたスケーリング係数を生成する。 - 【請求項6】以下の(a)から(g)のステップを設け、出発
点のカラーマップを、解像度が比較的高い出発点の精細
プリントモードから解像度が比較的低い目的の粗プリン
トモードに変換する方法: (a) 出発点の精細プリントモードで、黒、シアン、マゼ
ンタ、黄色(KCMY)のインデックス付けされた色の
値をインクの量にマッピングする第1の変換表を提供す
る; (b) 目的の粗プリントモードでKCMYのインクの量を
インデックス付けされた色の値にマッピングする第2の
変換表を提供する; (c) 入力されたKCMYの色の値を前記出発点の精細プ
リントモードにおけるインクの量に変換する; (d) 出発点の精細プリントモードにおけるKCMYのイ
ンクの量をスケーリングダウンする; (e) 定色相クリッピングプロセスを実行して目的の色と
出発点の色のインクの比率を維持する; (f) チャネル独立クリッピングプロセスを実行してイン
クの量と彩度を維持する; (g) 前記目的の粗プリントモードにおけるKCMYのイ
ンクの量をインデックス付けされた色の値に変換する。 - 【請求項7】以下の(a)及び(b)を設け、出発点のカラー
マップを出発点のプリントモードから目的のプリントモ
ードへ変換する装置: (a) 定色相クリッピングプロセスを実行して目的の色と
出発点の色のインクの比率を維持する構成要素(10
0); (b) チャネル独立クリッピングプロセスを実行してイン
クの量と彩度を維持する構成要素(110)。 - 【請求項8】前記定色相クリッピングプロセスを実行す
る構成要素が動作する前に、入力された黒、シアン、マ
ゼンタ、黄色(KCMY)の色の値をインクの量に変換
する構成要素(400)を更に備えたことを特徴とする
請求項7に記載の装置。 - 【請求項9】以下の(a)から(c)を設け、出発点のカラー
マップを、解像度が比較的高い出発点の精細プリントモ
ードから解像度が比較的低い目的の粗プリントモードに
変換する装置: (a) チャネル独立クリッピングプロセスを実行してイン
クの量と彩度を維持する構成要素(100); (b) 定色相クリッピングプロセスを実行して目的の色と
出発点の色のインクの比率を維持する構成要素(42
0); (c) 前記定色相クリッピングプロセスと前記チャネル独
立クリッピングプロセスをパラメータで調節してパラメ
ータ化されたスケーリング係数を生成する構成要素。 - 【請求項10】機械に以下の(a)及び(b)の方法ステップ
を実行させる機械可読プログラムコードを含み、出発点
のカラーマップを出発点のプリントモードから目的のプ
リントモードへ変換するプログラム: (a) 定色相クリッピングプロセスを実行して目的の色と
出発点の色のインクの比率を維持する; (b) チャネル独立クリッピングプロセスを実行してイン
クの量と彩度を維持する。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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