JP2003190631A - ゲーム装置及びプログラム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 現在の気温状況に合う衣服をプレイヤが指定
したか否かによってゲーム進行を変化させることができ
るゲーム装置を提供すること。 【解決手段】 ゲーム装置１０は、衣服と該衣服の保温
度とを対応づけて記憶する衣服データ記憶部４０と、衣
服データ記憶部４０に記憶される１以上の衣服を指定す
る衣服指定部４２と、衣服指定部４２により指定される
衣服の保温度に基づいて衣服指定部４２により指定され
る衣服の全てをゲームキャラクタが身につけたときの総
保温度を決定する総保温度決定部４４と、現在の気温状
況を取得する現在気温状況取得部４６と、現在気温状況
取得部４６により取得される気温状況と総保温度決定部
４４により決定される総保温度とに基づいてゲームを制
御するゲーム制御部４８と、を含んで構成される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明はゲーム装置及びプロ
グラムに関し、特にプレイヤキャラクタ等が身につける
衣服を指定することができるゲームに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、シュミレーションゲームやロール
プレイングゲーム等において、ゲームキャラクタが身に
つける衣服を指定できるようになったものがある。こう
したゲームでは、プレイヤはゲームキャラクタの着せ替
えを楽しむことができる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】ゲームキャラクタが身
につける衣服を自由に指定できるようにした場合、ゲー
ムの世界又は現実世界における気温状況にそぐわない衣
服をプレイヤが指定することがある。例えば、ゲームの
世界又は現実世界が夏であるのに、プレイヤがゲームキ
ャラクタに冬服を着せることがある。こうした場合、気
温状況に合う衣服を指定したか否かに応じてゲーム内容
が変化する構成とすれば、着せ替え遊びをさらに面白い
ものとすることができる。

【０００４】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あって、その目的は、現在の気温状況に合う衣服をプレ
イヤが指定したか否かによってゲーム進行を変化させる
ことができるゲーム装置及びプログラムを提供すること
にある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係るゲーム装置は、衣服と該衣服の保温度
とを対応づけて記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記
憶される１以上の衣服を指定する衣服指定手段と、前記
衣服指定手段により指定される衣服の保温度に基づいて
前記衣服指定手段により指定される衣服の全てを身につ
けたときの総保温度を決定する総保温度決定手段と、現
在の気温状況を取得する現在気温状況取得手段と、前記
現在気温状況取得手段により取得される気温状況と前記
総保温度決定手段により決定される総保温度とに基づい
てゲームを制御するゲーム制御手段と、を含むことを特
徴とする。

【０００６】また、本発明に係るプログラムは、衣服と
該衣服の保温度とを対応づけて記憶する記憶手段、前記
記憶手段に記憶される１以上の衣服を指定する衣服指定
手段、前記衣服指定手段により指定される衣服に対応す
る保温度に基づいて前記衣服指定手段により指定される
衣服の全てを身につけたときの総保温度を決定する総保
温度決定手段、現在の気温状況を取得する現在気温状況
取得手段、及び、前記現在気温状況取得手段により取得
される気温状況と前記総保温度決定手段により決定され
る総保温度とに基づいてゲームを制御するゲーム制御手
段、として例えば家庭用ゲーム機やパーソナルコンピュ
ータ等のコンピュータを機能させるためのプログラムで
ある。

【０００７】本発明では、衣服と保温度とが対応づけて
記憶される。衣服はコート、シャツ、ズボン、靴下、帽
子、マフラー、手袋等である。また、保温度は、各衣服
を身につけたときの暖かさを表す数値である。例えば半
袖シャツにはコートよりも小さな値の保温度が対応づけ
られる。そして、プレイヤが衣服指定手段により１以上
の衣服を指定すると、その指定された衣服に対応づけて
記憶されている保温度に基づいて、それら指定された衣
服の全てを身につけたときの総保温度が決定される。こ
の総保温度には、例えば指定された衣服に対応づけて記
憶されている保温度の総和、指定された衣服に対応づけ
て記憶されている保温度のうち最も大きな値又は最も小
さな値を有するもの等を採用することができる。

【０００８】本発明では、さらに現在の気温状況が取得
される。気温状況は、例えばゲームの世界又は現実世界
等における現在の日付、季節、時刻、場所等に基づいて
決定することができる。そして、現在の気温状況と指定
された衣服に関する総保温度とに基づいてゲームが制御
される。こうして、本発明によれば、現在の気温状況に
合う衣服をプレイヤが指定したか否かによってゲーム進
行が変化するようにできる。

【０００９】なお、前記ゲーム制御手段は、前記現在気
温状況取得手段により取得される気温状況と前記総保温
度決定手段により決定される総保温度との関係に応じた
メッセージをゲーム中に、例えば表示や音声等によって
出力してもよい。こうすれば、プレイヤはメッセージに
よって現在の気温状況と総保温度との関係を知ることが
できる。

【００１０】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて詳細に説明する。

【００１１】図１は、本発明の一実施形態に係るゲーム
装置のハードウェア構成を示す図である。同図に示すゲ
ーム装置１０は、家庭用ゲーム機１１にモニタ１８及び
スピーカ２２を接続し、さらに情報記憶媒体たるＤＶＤ
（商標）２５を装着することによって構成される。ここ
では、ゲームプログラムやゲームデータを家庭用ゲーム
機１１に供給するためにＤＶＤ２５を用いるが、ＣＤ−
ＲＯＭやＲＯＭカード等、他のあらゆる情報記憶媒体を
用いることができる。また、インターネット等の通信ネ
ットワークを介して遠隔地からゲームプログラムやゲー
ムデータを家庭用ゲーム機１１に供給するようにしても
よい。

【００１２】家庭用ゲーム機１１は、公知のコンピュー
タゲームシステムであって、マイクロプロセッサ１４、
画像処理部１６、主記憶２６及び入出力処理部３０がバ
ス１２により相互データ通信可能に接続され、さらに入
出力処理部３０には、コントローラ３２、音声処理部２
０及びＤＶＤ再生部２４が接続されている。コントロー
ラ３２以外の家庭用ゲーム機１１の各構成要素は筐体内
に収容されている。モニタ１８には例えば家庭用のテレ
ビ受像機が用いられ、スピーカ２２には例えばその内蔵
スピーカが用いられる。

【００１３】マイクロプロセッサ１４は、図示しないＲ
ＯＭに格納されるオペレーティングシステムやＤＶＤ２
５から読み出されるゲームプログラムに基づいて、家庭
用ゲーム機１１の各部を制御する。バス１２はアドレス
及びデータを家庭用ゲーム機１１の各部でやり取りする
ためのものである。また、主記憶２６は、ＲＡＭ等によ
って構成されるものであり、マイクロプロセッサ１４の
作業用として用いられる。画像処理部１６はＶＲＡＭを
含んで構成されており、マイクロプロセッサ１４から供
給される画像データを受け取って、それに基づいてＶＲ
ＡＭ上にゲーム画面を描画するとともに、その内容をビ
デオ信号に変換して所定タイミングでモニタ１８に出力
する。

【００１４】入出力処理部３０はコントローラ３２、音
声処理部２０及びＤＶＤ再生部２４とマイクロプロセッ
サ１４との間のデータ通信を中継するためのインターフ
ェースである。コントローラ３２はプレイヤがゲーム操
作をするための入力手段である。入出力処理部３０は一
定周期（例えば１／６０秒毎）にコントローラ３２の各
種ボタンの操作状態をスキャンし、そのスキャン結果を
表す操作信号を、バス１２を介してマイクロプロセッサ
１４に渡す。マイクロプロセッサ１４は、その操作信号
に基づいてプレイヤのゲーム操作を判定する。音声処理
部２０はサウンドバッファを含んで構成されており、Ｄ
ＶＤ２５から読み出されてサウンドバッファに記憶され
た音楽やゲーム効果音等のデータを再生してスピーカ２
２から出力する。ＤＶＤ再生部２４は、マイクロプロセ
ッサ１４からの指示に従ってＤＶＤ２５に記録されたゲ
ームプログラム及びゲームデータを読み取る。

【００１５】ここでゲーム装置１０の動作について説明
する。このゲーム装置１０では、プレイヤがゲームキャ
ラクタ（プレイヤキャラクタ）を操作することによっ
て、該ゲームキャラクタが他のゲームキャラクタと会話
する等、ゲームの世界でゲームキャラクタが仮想的に生
活する様子をモニタ１８に表示するシュミレーションゲ
ームを実現するようになっている。そして、このゲーム
では、特にプレイヤキャラクタに着せる１又は複数の衣
服を指定すると、その衣服が気温状況に合ったものか否
かによってゲーム内容が変化するようになっている。

【００１６】図２は、このためのゲーム装置１０の機能
を示すブロック図である。同図に示すように、ゲーム装
置１０の機能には、衣服データ記憶部４０と、衣服指定
部４２と、総保温度決定部４４と、現在気温状況取得部
４６と、ゲーム制御部４８と、が含まれる。これらの機
能は、ＤＶＤ２５に格納されたプログラムを家庭用ゲー
ム機１１が実行することによって実現される。まず、衣
服データ記憶部４０は、例えばＤＶＤ２５や主記憶２６
を含んで構成され、衣服と該衣服の保温度とを対応づけ
て記憶している。具体的には、図３に示すように、衣服
を特定するための衣服ＩＤと、該衣服ＩＤにより特定さ
れる衣服の画像をモニタ１８に表示するための衣服画像
データと、該衣服ＩＤにより特定される衣服の保温度
と、を対応づけて記憶している。また、衣服指定部４２
は、衣服データ記憶部４０に記憶される１以上の衣服を
プレイヤが指定するための機能である。具体的には、モ
ニタ１８に衣服指定画面（図６）を表示するとともに、
該画面に表示された衣服のうち１又は複数をプレイヤが
コントローラ３２を操作して指定したとき、それら指定
された衣服の衣服ＩＤを取得するようになっている。そ
して、それら衣服ＩＤを、図４に示されるように、プレ
イヤキャラクタの現在状況を表すデータ（現在状況デー
タ）の一部として主記憶２６に記憶させるようにしてい
る。

【００１７】図６に示すように、衣服指定部４２によっ
てモニタ１８に表示される衣服指定画面では、右側エリ
アに指定可能な１以上の衣服（例えば帽子、アクセサリ
ー、ズボン、コート、シャツ、スカート等）及びカーソ
ル（矢印）の画像が表示されている。そして、プレイヤ
がコントローラ３２に備えられた方向キーを用いてカー
ソルを移動させ、いずれかの衣服を指示した状態でコン
トローラ３２に備えられた所定ボタンを用いて決定指示
をすることにより、その指示された衣服の画像を左側エ
リアに表示させることができるようになっている。同図
に示す衣服指定画像において、左側エリアには指定済み
である１以上の衣服の画像が表示されており、プレイヤ
によって指定された衣服の組合せが良好である場合に
は、その下にその旨を表す画像がさらに表示される。ま
た、反対に、プレイヤによって指定された衣服の組合せ
が良好でない場合には、その下にその旨を表す画像がさ
らに表示される。

【００１８】また、総保温度決定部４４は、衣服指定部
４２により指定される衣服の保温度に基づいて、プレイ
ヤにより指定された衣服の全てをゲームキャラクタが身
につけたときの総保温度を決定する。具体的には、衣服
指定部４２によって取得される各衣服ＩＤに対応する保
温度を衣服データ記憶部４０から読み出し、それを加算
することによって総保温度を算出している。さらに、現
在気温状況取得部４６は、現在の気温状況を取得する。
具体的には、ゲームの世界における現在の日付から季節
を決定し、それを気温状況として取得している。なお、
気温状況としては、ゲームの世界や現実の世界における
現在の気温に関係する情報であれば、どのような情報で
あってもよく、例えば現実の世界の日付に基づいて気温
状況を取得してもよい。また気温状況は、気温そのもの
であってもよいし、時刻（日中か否か）や場所（寒い場
所か暑い場所か）等であってもよい。

【００１９】そして、ゲーム制御部４８は、現在気温状
況取得部４６により取得される気温状況と総保温度決定
部４４により決定される総保温度とに基づいてゲームを
制御する。具体的には、例えば図７に示すようにして、
現在気温状況取得部４６により取得される気温状況と総
保温度決定部４４により決定される総保温度との関係に
応じたメッセージをゲーム中に出力する。このため、ゲ
ーム制御部４８では、現在の気温状況と総保温度との関
係に応じたメッセージを出力する場面になると、ＤＶＤ
２５に予め格納されているメッセージテーブルを読み出
し、そこに記憶されているメッセージのうち現在の気温
状況と総保温度との関係に応じて決定される１つをモニ
タ１８に表示するようになっている。

【００２０】図５は、このメッセージテーブルの一例を
示す図である。同図に示すように、メッセージテーブル
はシーンＩＤと、メッセージ１と、メッセージ２と、メ
ッセージ３と、を対応づけて記憶するものである。ここ
で、シーンＩＤは、現在の気温状況と総保温度との関係
に応じたメッセージを出力する場面を特定する情報であ
る。また、メッセージ１は、シーンＩＤによって特定さ
れる場面において、総保温度から判断される季節が、現
在の気温状況、すなわち現在の季節よりも寒い季節であ
るときに表示されるメッセージ文字列である。また、メ
ッセージ２は、シーンＩＤによって特定される場面にお
いて、総保温度から判断される季節が、現在の気温状
況、すなわち現在の季節に等しいときに表示されるメッ
セージ文字列である。さらに、メッセージ３は、シーン
ＩＤによって特定される場面において、総保温度から判
断される季節が、現在の気温状況、すなわち現在の季節
よりも暑い季節であるときに表示されるメッセージ文字
列である。

【００２１】ゲーム制御部４８では、総保温度の範囲に
対応づけて最適気温状況（例えば季節）を記憶してい
る。そして、総保温度決定部４４によって決定される総
保温度を取得すると、その総保温度に対応する最適気温
状況を読み出し、それと現在気温状況取得部４６によっ
て取得される現在気温状況との関係に応じてメッセージ
テーブル（図５）に記憶されるメッセージ文字列のうち
１つを選択的に読み出すようにしている。そして、その
読み出したメッセージ文字列をモニタ１８に表示するよ
うにしている。

【００２２】なお、ここでは現在気温状況取得部により
取得される気温状況と総保温度決定部４４により決定さ
れる総保温度とに応じたメッセージを出力するようにし
たが、その他、ゲーム制御部４８は、現在気温状況取得
部４６により取得される気温状況と総保温度決定部４４
により決定される総保温度との関係に応じて、異なるス
トーリ展開となる等、ゲームの進行を変化させるように
してもよい。

【００２３】図８は、ゲーム装置１０によるメッセージ
出力処理を示すフロー図である。同図に示す処理は、ゲ
ームが現在の気温状況とプレイヤキャラクタが現在着て
いる衣服の総保温度とに応じたメッセージを出力する場
面となったとき、ＤＶＤ２５に格納されているプログラ
ムを家庭用ゲーム機１１が実行することにより実現され
るものである。

【００２４】同図に示すように、この処理では、まず、
衣服指定部４２によって現在状況データ（図４参照）に
予め設定されている、現在プレイヤキャラクタが着てい
る衣服を識別する１以上の衣服ＩＤを、総保温度決定部
４４が読み出す（Ｓ１０１）。そして、総保温度決定部
４４がＳ１０１で読み出した各衣服ＩＤに対応する保温
度を衣服データ記憶部４０（図３参照）から読み出し、
それらを足し合わせ、それを総保温度としてゲーム制御
部４８に出力する（Ｓ１０２）。そして、ゲーム制御部
４８は、総保温度決定部４４により決定された総保温度
に対応する気温状況（例えばゲームの世界での季節（プ
レイヤゲームキャラクタが現在着ている衣服に相応しい
季節））を決定する（Ｓ１０３）。さらに、現在気温状
況取得部４６は現在気温状況（例えばゲームの世界での
現在の季節）を取得する（Ｓ１０４）。そして、ゲーム
制御部４８は、Ｓ１０３で決定した気温状況とＳ１０４
で現在気温状況取得部４６により取得された現在気温状
況とを比較するとともに（Ｓ１０５）、現在のシーンに
対応するシーンＩＤ、及びＳ１０５での比較結果の両方
に対応するメッセージ文字列をメッセージテーブル（図
５参照）から読み出し、それをモニタ１８に表示させる
（Ｓ１０６）。

【００２５】以上のようにして、本ゲーム装置１０で
は、衣服指定画面（図６）においてプレイヤが現在の気
温状況に合う衣服をプレイヤが指定したか否かを判断
し、例えば図７に示す対話画面等において、その判断結
果に応じたメッセージを出力するようにしている。この
ため、シミュレーションゲーム等における着せ替え遊び
を、さらに面白いものにすることができる。

【００２６】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。

【００２７】例えば、本発明はシミュレーションゲーム
だけでなく、ロールプレイングゲーム等、各種ゲームに
適用することができる。

【００２８】また、総保温度決定部４４は、プレイヤに
より指定された衣服に対応づけて衣服データ記憶部４０
に記憶されている保温度の総和を総保温度とする代わり
に、指定された衣服に対応づけて記憶されている保温度
のうち最も大きな値を有するものや最も小さな値を有す
るものを総保温度としてもよい。

【００２９】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
現在の気温状況に合う衣服をプレイヤが指定したか否か
によってゲーム進行が変化するようにできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の実施の形態に係るゲーム装置のハー
ドウェア構成を示す図である。

【図２】 本発明の実施の形態に係るゲーム装置の機能
ブロック図である。

【図３】 衣服データ記憶部の記憶内容を示す図であ
る。

【図４】 プレイヤキャラクタの現在状況データを示す
図である。

【図５】 ゲーム制御部で管理されるメッセージテーブ
ルの一例を示す図である。

【図６】 衣服指定画面の一例を示す図である。

【図７】 対話画面の一例を示す図である。

【図８】 メッセージ出力処理を示すフロー図である。

【符号の説明】

１０ ゲーム装置、１１ 家庭用ゲーム機、１２ バ
ス、１４ マイクロプロセッサ、１６ 画像処理部、１
８ モニタ、２０ 音声処理部、２２ スピーカ、２４
ＤＶＤ再生部、２５ ＤＶＤ、２６ 主記憶、３０
入出力制御部、３２ コントローラ、４０ 衣服データ
記憶部、４２ 衣服指定部、４４ 総保温度決定部、４
６ 現在気温状況取得部、４８ ゲーム制御部。

─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成１５年３月２８日（２００３．３．２
８）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】特許請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【特許請求の範囲】

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 衣服と該衣服の保温度とを対応づけて記
   憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶される１以上の衣服を指定する衣服
   指定手段と、 前記衣服指定手段により指定される衣服の保温度に基づ
   いて前記衣服指定手段により指定される衣服の全てを身
   につけたときの総保温度を決定する総保温度決定手段
   と、 現在の気温状況を取得する現在気温状況取得手段と、 前記現在気温状況取得手段により取得される気温状況と
   前記総保温度決定手段により決定される総保温度とに基
   づいてゲームを制御するゲーム制御手段と、 を含むことを特徴とするゲーム装置。
2. 【請求項２】 請求項１に記載のゲーム装置において、 前記現在総保温度決定手段は、ゲームの世界又は現実世
   界における現在の日付又は季節に基づいて現在の気温状
   況を取得する、 ことを特徴とするゲーム装置。
3. 【請求項３】 請求項１又は２に記載のゲーム装置にお
   いて、 前記ゲーム制御手段は、前記現在気温状況取得手段によ
   り取得される気温状況と前記総保温度決定手段により決
   定される総保温度との関係に応じたメッセージをゲーム
   中に出力する、 ことを特徴とするゲーム装置。
4. 【請求項４】 衣服と該衣服の保温度とを対応づけて記
   憶する記憶手段、 前記記憶手段に記憶される１以上の衣服を指定する衣服
   指定手段、 前記衣服指定手段により指定される衣服に対応する保温
   度に基づいて前記衣服指定手段により指定される衣服の
   全てを身につけたときの総保温度を決定する総保温度決
   定手段、 現在の気温状況を取得する現在気温状況取得手段、及
   び、 前記現在気温状況取得手段により取得される気温状況と
   前記総保温度決定手段により決定される総保温度とに基
   づいてゲームを制御するゲーム制御手段、 としてコンピュータを機能させるためのプログラム。