JP2003189928A - 化粧用塗布具 - Google Patents

化粧用塗布具

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JP2003189928A
JP2003189928A JP2001397574A JP2001397574A JP2003189928A JP 2003189928 A JP2003189928 A JP 2003189928A JP 2001397574 A JP2001397574 A JP 2001397574A JP 2001397574 A JP2001397574 A JP 2001397574A JP 2003189928 A JP2003189928 A JP 2003189928A
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JP
Japan
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support plate
application part
applicator
application
coating
Prior art date
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JP2001397574A
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English (en)
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Keiko Shibuya
恵子 渋谷
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LUCKY CORP KK
Original Assignee
LUCKY CORP KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リキッドタイプやクリームタイプのアイシャ
ドウのような化粧料であっても、塗布部に染み込むこと
なく、また塗布部が固くなって使用できなくなることも
なく、さらに肌に傷を付けたりすることもなく衛生的で
あり、化粧料を塗布部から落とすときにも度々洗う必要
のない化粧用塗布具を提供する。 【解決手段】 偏平略楕円体形状とし、中空部1aを有
すると共に下端に開口部1bを形成したシリコーン成形
体からなる塗布部1に空間部4を残存させて、この塗布
部1の開口部1bから、把持棒3の先端に連設した支持
板2を差し込み、この支持板2で前記塗布部1を支持し
たものとしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アイシャドウチ
ップなどとして使用するのに好適な化粧用塗布具に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の化粧用塗布具としては、
例えば図4、5に示したようなものが存在する。図4、
5に示した化粧用塗布具は、アイシャドウチップとして
使用するのに好適なものとしており、中実の偏平略楕円
体形状としたポリウレタン成形体からなる塗布部11
に、把持棒12の先端に連設した支持板13を差し込
み、接着剤などで両者を離れないように接着させ、この
支持板13で前記塗布部11を支持したものとしてい
る。
【0003】前記化粧用塗布具の塗布部11としては、
ポリウレタンフォームやウレタンゴムからなるポリウレ
タン成形体としており、差し込んだ支持板13との間に
は空間部がないようにしている。
【0004】そして、このように構成した前記化粧用塗
布具は、主にプレストパウダータイプのアイシャドウを
塗布するために使用されてきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
アイシャドウは、プレストパウダータイプよりも、リキ
ッドタイプやクリームタイプが多く販売されており、こ
れらのアイシャドウを肌に塗布するときには、上記従来
の化粧用塗布具ではなく、自らの指で塗布し、延ばすこ
とが多い。
【0006】これは、従来の化粧用塗布具を使用する
と、塗布部11にアイシャドウが染み込んで、肌に塗布
したアイシャドウが上手く延ばせなかったり、塗布部1
1が直ぐに固くなって、使用できなくなるという課題を
有するからである。
【0007】また、アイシャドウを指で塗布する場合に
は、爪を伸ばしていると、肌に傷を付けたりするので危
険であり、指が汚れている場合には衛生上良くなく、さ
らに塗布後に指を洗わなけれならないなど、非常に面倒
であるという課題を有している。
【0008】そこで、この発明は、上記従来の課題を解
決するためになされたものであり、リキッドタイプやク
リームタイプのアイシャドウのような化粧料であって
も、塗布部に染み込むことなく、また塗布部が固くなっ
て使用できなくなることもなく、さらに肌に傷を付けた
りすることもなく衛生的であり、化粧料を塗布部から落
とすときにも度々洗う必要のない化粧用塗布具を提供す
ることを目的としてなされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明の化
粧用塗布具は、偏平略楕円体形状とし、中空部1aを有
すると共に下端に開口部1bを形成したシリコーン成形
体からなる塗布部1に空間部4を残存させて、この塗布
部1の開口部1bから、把持棒3の先端に連設した支持
板2を差し込み、この支持板2で前記塗布部1を支持し
たものとしている。
【0010】そして、この発明の化粧用塗布具は、塗布
部1の中空部1aを偏平略楕円体形状とすると共に、支
持板2を前記中空部1aの内面に略沿うようにした略楕
円形状とすることができる。
【0011】さらに、この発明の化粧用塗布具は、塗布
部1の中空部1aに、支持板2の頂部2aが挿入するよ
うにした挿入部5を形成したものとすることができる。
【0012】また、この発明の化粧用塗布具は、支持板
2の基部2bに、前記塗布部1の開口部1bが嵌まり込
むようにした嵌合部6を設けたものとすることができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の化粧用塗布具の
実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0014】この発明の化粧用塗布具は、図1〜3に示
したように、偏平略楕円体形状とし、中空部1aを有す
ると共に下端に開口部1bを形成したシリコーン成形体
からなる塗布部1と、硬質の合成樹脂などから成り、先
端に支持板2を連設した把持棒3とからなる。そして、
前記塗布部1に空間部4を残存させて、この塗布部1の
開口部1bから、前記支持板2を差し込み、この支持板
2で前記塗布部1を支持したものとしている。なお、偏
平略楕円体形状には、偏平略卵形状を含むものとする。
この偏平略卵形状とは、塗布部1の頂部1c側または底
部1d側の楕円面の湾曲度が相違するものをいい、頂部
1c側または底部1d側の何れの湾曲度を大きくしたも
のとしても小さくしたものとしてもよい。
【0015】前記塗布部1は、シリコーン樹脂またはシ
リコーンゴムなどから成るシリコーン成形体としてい
る。この塗布部1の中空部1aは、塗布部1の偏平略楕
円体形状の輪郭に沿って一回り程度小さくした偏平略楕
円体形状としている。さらに、前記中空部1aには、塗
布部1の頂部1c側に支持板2の頂部2aが挿入するよ
うにした挿入部5を形成したものとしている。この挿入
部5は、塗布部1の頂部1c側を肉厚にし、支持板2の
頂部2aが挿入可能として形成した凹溝としている。
【0016】前記支持板2は、塗布部1の中空部1aの
内面に略沿うようにした略楕円形状としており、基部2
bに前記塗布部1の開口部1bが嵌まり込むようにした
嵌合部6を設けたものとしている。この嵌合部5は、支
持板2と把持棒3の連設部の表裏に、幅方向に二本のリ
ブ6aを少し間隔をおいて突設したものとし、これらリ
ブ6aの間に前記塗布部1の開口部1bが嵌まり込むよ
うにしている。
【0017】そして、前記塗布部1を支持板2で支持し
たものとするには、支持板2の頂部2aを塗布部1の挿
入部5に挿入し、この塗布部1の開口部1bを支持板2
の嵌合部6に嵌合させたものとするだけでもよいが、前
記挿入したり嵌合した後、または挿入したり嵌合するの
と同時に接着剤を塗布して両者を離れないように接着さ
せておいてもよい。
【0018】この発明の化粧用塗布具は、このような構
成としているので、前記塗布部1に空間部4を残存させ
た状態として、塗布部1を支持板2で簡単に支持したも
のとすることができる。
【0019】以上のような構成としたこの発明の化粧用
塗布具は、従来品と同様にして使用すればよく、塗布部
1にリキッドタイプやクリームタイプのアイシャドウな
どの化粧料を付着させた場合、この塗布部1は、撥水性
に富むのでアイシャドウなどの化粧料が染み込むことな
く、しかも耐薬品性や耐老化性に優れているので、アイ
シャドウなどの化粧料を繰り返し付着させて使用しても
固くなるようなことはない。
【0020】さらに、この発明の化粧用塗布具は、従来
品には存在しない空間部4を有したものとしているの
で、塗布部1に付着させた化粧料を使用者の肌に塗布す
る場合、この空間部4がクッションの役目を果たし、程
好い使用感となり、肌に塗布した化粧料も上手く延ばす
ことができるようになる。
【0021】また、この発明の化粧用塗布具は、使用後
に塗布部1を水洗いすれば、この塗布部1には水が染み
込むこともなく、付着した化粧料を簡単い洗い流すこと
ができる。なお、前記塗布部1は、撥水性に富むので、
付着した化粧料を水洗いしないでも、ガーゼやテッシュ
ペーパーなどで拭き取っておくだけでも、化粧料を簡単
に落とすことができ、化粧用塗布具を再使用するときに
塗布部1が固くなるようなことはない。
【0022】
【発明の効果】この発明の化粧用塗布具は、以上に述べ
たように構成されており、リキッドタイプやクリームタ
イプのアイシャドウのような化粧料であっても、塗布部
に染み込むことなく、また塗布部が固くなって使用でき
なくなることもなく、さらに肌に傷を付けたりすること
もなく衛生的であり、化粧料を塗布部から落とすときに
も度々洗う必要のないものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の化粧用塗布具の一実施形態をを示す
斜視図である。
【図2】図1に示すこの発明の化粧用塗布具の断面図で
ある。
【図3】図1に示すこの発明の化粧用塗布具の分解斜視
図である。
【図4】従来の化粧用塗布具の一例を示す斜視図であ
る。
【図5】図4に示す従来の化粧用塗布具の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 塗布部 1a 中空部 1b 開口部 2 支持板 2a 頂部 2b 基部 3 把持棒 4 空間部 5 挿入部 6 嵌合部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏平略楕円体形状とし、中空部(1a)
    を有すると共に下端に開口部(1b)を形成したシリコ
    ーン成形体からなる塗布部(1)に空間部(4)を残存
    させて、この塗布部(1)の開口部(1b)から、把持
    棒(3)の先端に連設した支持板(2)を差し込み、こ
    の支持板(2)で前記塗布部(1)を支持したことを特
    徴とする化粧用塗布具。
  2. 【請求項2】 塗布部(1)の中空部(1a)を偏平略
    楕円体形状とすると共に、支持板(2)を前記中空部
    (1a)の内面に略沿うようにした略楕円形状としたこ
    とを特徴とする請求項1記載の化粧用塗布具。
  3. 【請求項3】 塗布部(1)の中空部(1a)に、支持
    板(2)の頂部(2a)が挿入するようにした挿入部
    (5)を形成したことを特徴とする請求項1記載の化粧
    用塗布具。
  4. 【請求項4】 支持板(2)の基部(2b)に、前記塗
    布部(1)の開口部(1b)が嵌まり込むようにした嵌
    合部(6)を設けたことを特徴とする請求項1記載の化
    粧用塗布具。
JP2001397574A 2001-12-27 2001-12-27 化粧用塗布具 Pending JP2003189928A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1380739A1 (en) 2002-07-11 2004-01-14 Nissan Motor Co., Ltd. Compression ratio controlling apparatus and method for spark-ignited internal combustion engine
JP2016043113A (ja) * 2014-08-25 2016-04-04 花王株式会社 塗布具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1380739A1 (en) 2002-07-11 2004-01-14 Nissan Motor Co., Ltd. Compression ratio controlling apparatus and method for spark-ignited internal combustion engine
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

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